二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ポケットモンスターBW 混濁の使者 ——完結——
日時: 2013/04/14 15:29
名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: H6B.1Ttr)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=21394

 今作品は前作である『ポケットモンスターBW 真実と理想の英雄』の続きです。時間としては前作の一年後となっておりまして、舞台はイッシュの東側がメインとなります。なお、前作は原作通りの進行でしたが、今作は原作でいうクリア後なので、オリジナリティを重視しようと思います。
 今作品ではイッシュ以外のポケモンも登場し、また非公式のポケモンも登場します。

 参照をクリックすれば前作に飛びます。

 では、英雄達の新しい冒険が始まります……

 皆様にお知らせです。
 以前企画した本小説の人気投票の集計が終わったので、早速発表したいと思います。
 投票結果は、
総合部門>>819
味方サイド部門>>820
プラズマ団部門>>821
ポケモン部門>>822
 となっています。
 皆様、投票ありがとうございました。残り僅かですが、これからも本小説をよろしくお願いします。

登場人物紹介等  
味方side>>28  
敵対side>>29
PDOside>>51
他軍勢side>>52
オリ技>>30
用語集>>624

目次

プロローグ
>>1
第一幕 旅路
>>8 >>11 >>15 >>17
第二幕 帰還
>>18 >>22 >>23 >>24 >>25 >>26 >>27
第三幕 組織
>>32 >>36 >>39 >>40 >>42 >>43 >>46 >>49 >>50 >>55 >>56 >>59 >>60
第四幕 勝負
>>61 >>62 >>66 >>67 >>68 >>69 >>70 >>72 >>76 >>77 >>78 >>79 >>80
第五幕 迷宮
>>81 >>82 >>83 >>86 >>87 >>88 >>89 >>90 >>92 >>93 >>95 >>97 >>100 >>101
第六幕 師弟
>>102 >>103 >>106 >>107 >>110 >>111 >>114 >>116 >>121 >>123 >>124 >>125 >>126 >>129
第七幕 攻防
>>131 >>135 >>136 >>139 >>143 >>144 >>149 >>151 >>152 >>153 >>154 >>155 >>157 >>158 >>159 >>161 >>164 >>165 >>168 >>169 >>170 >>171
第八幕 本気
>>174 >>177 >>178 >>180 >>184 >>185 >>188 >>189 >>190 >>191 >>194 >>195 >>196 >>197 >>204 >>205 >>206 >>207 >>211 >>213 >>219 >>223 >>225 >>228
第九幕 感情
>>229 >>233 >>234 >>239 >>244 >>247 >>252 >>256 >>259 >>262 >>263 >>264 >>265 >>266 >>269 >>270 >>281 >>284 >>289 >>290 >>291 >>292 >>293 >>296 >>298
第十幕 強襲
>>302 >>304 >>306 >>307 >>311 >>316 >>319 >>320 >>321 >>324 >>325 >>326 >>328 >>329 >>332 >>334 >>336 >>338 >>340 >>341 >>342 >>343 >>344 >>345 >>346
弟十一幕 奪還
>>348 >>353 >>354 >>357 >>358 >>359 >>360 >>361 >>362 >>363 >>364 >>367 >>368 >>369 >>370 >>371 >>372 >>376 >>377 >>378 >>379 >>380 >>381 >>382 >>383 >>391 >>393 >>394 >>397 >>398 >>399 >>400
第十二幕 救世
>>401 >>402 >>403 >>404 >>405 >>406 >>407 >>408 >>409 >>410 >>412 >>413 >>414 >>417 >>418 >>419 >>420 >>421 >>422 >>433 >>436 >>439 >>440 >>441 >>442 >>443 >>444 >>445 >>446 >>447 >>450 >>451 >>452 >>453 >>454
第十三幕 救出
>>458 >>461 >>462 >>465 >>466 >>467 >>468 >>469 >>472 >>473 >>474 >>480 >>481 >>484 >>490 >>491 >>494 >>498 >>499 >>500 >>501 >>502
第十四幕 挑戦
>>506 >>511 >>513 >>514 >>517 >>520 >>523 >>524 >>525 >>526 >>527 >>528 >>529 >>534 >>535 >>536 >>540 >>541 >>542 >>545 >>548 >>549 >>550 >>551 >>552 >>553 >>556 >>560 >>561 >>562 >>563 >>564 >>565 >>568
第十五幕 依存
>>569 >>572 >>575 >>576 >>577 >>578 >>585 >>587 >>590 >>593 >>597 >>598 >>599 >>600 >>603 >>604 >>609 >>610 >>611 >>614 >>618 >>619 >>623 >>626 >>628 >>629 >>632 >>638 >>642 >>645 >>648 >>649 >>654
>>657 >>658 >>659 >>662 >>663 >>664 >>665 >>666 >>667 >>668 >>671 >>672 >>673 >>676 >>679 >>680 >>683 >>684 >>685 >>690 >>691 >>695

第十六幕 錯綜

一節 英雄
>>696 >>697 >>698 >>699 >>700 >>703 >>704 >>705 >>706 >>707 >>710 >>711
二節 苦難
>>716 >>719 >>720 >>723
三節 忠義
>>728 >>731 >>732 >>733
四節 思慕
>>734 >>735 >>736 >>739
五節 探究
>>742 >>743 >>744 >>747 >>748
六節 継承
>>749 >>750 >>753 >>754 >>755
七節 浮上
>>756

第十七幕 決戦

零節 都市
>>759 >>760 >>761 >>762
一節 毒邪
>>765 >>775 >>781 >>787
二節 焦炎
>>766 >>776 >>782 >>784 >>791 >>794 >>799 >>806
三節 森樹
>>767 >>777 >>783 >>785 >>793 >>807
四節 氷霧
>>768 >>778 >>786 >>790 >>792 >>800 >>808
五節 聖電
>>769 >>779 >>795 >>801 >>804 >>809
六節 神龍
>>772 >>798 >>811
七節 地縛
>>773 >>780 >>805 >>810 >>813 >>814 >>817
八節 黒幕 
>>774 >>812 >>818

最終幕 混濁
>>826 >>827 >>828 >>832 >>833 >>834 >>835 >>836 >>837 >>838 >>839 >>840 >>841 >>842 >>845 >>846 >>847 >>849 >>850 >>851
エピローグ
>>851

2012年冬の小説大会金賞受賞人気投票記念番外
『夢のドリームマッチ ver混濁 イリスvsリオvsフレイ 三者同時バトル』>>825



あとがき
>>852

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171



Re: 347章 結界 ( No.419 )
日時: 2011/10/31 20:55
名前: 白黒 ◆KI8qrx8iDI (ID: GSdZuDdd)
参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html

「出て来てくれ、ハハコモリ!」
アーティの最後のポケモンは、子育てポケモンのハハコモリ。葉っぱのような体色に細身で女性的な体つき。しかし♂だ。
「頼んだぞ、ウォーグル!」
イリスの最後のポケモンはウォーグル。飛行タイプなので、虫・草タイプのハハコモリには非常に有利だ。
「速攻で決めるぞウォーグル、ブレイブバード!」
ウォーグルは全身に燃え盛る炎のようなエネルギーを纏い、ハハコモリに突撃するが
「ハハコモリ、守る」
ハハコモリは自分の周囲に半透明な緑色の結界を張り、ウォーグルのブレイブバードを完全に防御する。
「剣の舞だ」
さらにその場で剣のように鋭く舞い、攻撃力を一気に上昇させる。こちらも短期決戦狙いだろうか。
「シザークロス!」
そしてハハコモリは両手の鋭い葉っぱを交差させ、ウォーグルを十字に切り裂く。
「くっ、ウォーグル、ブレイククロー!」
ウォーグルは切り裂かれてもすぐに体勢を立て直し、力を込めた爪で襲い掛かるが、ハハコモリは流れるような動きでその一撃をかわす。
「リーフブレード!」
さらにすぐさまウォーグルに接近し、鋭い葉っぱでウォーグルを切り裂く。
「もう一度リーフブレード!」
「ビルドアップだ!」
ハハコモリは連続して葉っぱの刃を振るうが、ウォーグルも筋肉を増強してダメージを軽減する。
「鋼の翼!」
さらに翼を鋼鉄のように硬化させてハハコモリに打ちつけるが、ハハコモリは寸前で身を退いて決まりが浅く、大したダメージは与えられない。
「まだだ、ブレイククロー!」
「無駄だよ。ハハコモリ、守る」
ウォーグルはそのまま爪に力を込めてハハコモリに襲い掛かるが、ハハコモリは半透明で緑色の結界を張ってその攻撃を防ぐ。
「攻撃より、防御や回避の方が厄介だな……」
アーティの一番手、ワークロは基本攻撃型だったが、おだてるという補助技を使い、間接的だが自分の身を守っていた。
二番手であるアリンセスも、あまり自分では動かず、指令技で攻撃、防御、回復を行い、必要最低限の動きしかせず危険を避けていた。
さらにこのハハコモリは、守るという防御技と、ハハコモリ独自の独特の動きで攻撃を回避し、こちらの攻撃を受け付けない。
どうやらアーティは、どんな形であれ防御に趣を置いたバトルを行うようだ。
「ハハコモリ、シザークロスだ!」
ハハコモリは守るで攻撃を弾かれて隙ができたウォーグルを、鋭い葉っぱを交差させた十文字斬りで切り裂く。
「リーフブレード!」
そこからさらに葉っぱを振るい、ウォーグルを連続で斬りつける。
一撃一撃の威力は、剣の舞を使用していても効果いまひとつなので大した事ないが、それでも積み重なり、蓄積すれば致命傷だ。
早急に何とかしなくてはならない。
「とりあえず、防御力を上げるか……ウォーグル、ビルドアップ!」
ウォーグルは筋肉を増強し、攻撃力と防御力を高める。
「ブレイククロー!」
そして鋭い爪に力を込め、ハハコモリに襲い掛かるが
「ハハコモリ、かわしてリーフブレードだ!」
ハハコモリは独特の先読みできない動きでウォーグルの爪をかわし、鋭い刃のような葉っぱで斬り掛かる。
「鋼の翼だ!」
ウォーグルは咄嗟に翼を硬化させ、ハハコモリの斬撃を受け止めた。
「そこだ、ブレイククロー!」
一瞬動きの止まったハハコモリを、ウォーグルは力を込めた爪で引き裂く。
ハハコモリは後ろに吹っ飛んだが、空中で体勢を整え、綺麗に地面に着地する。どうやら喰らったは喰らったようだが、致命傷というわけではないようだ。
「ふぅ、今のはちょっと危なかったかな。ハハコモリ、剣の舞だ」
ハハコモリはウォーグルとの距離を確認すると、剣のように鋭く舞う。また攻撃力を上げるつもりらしい。
「だったらウォーグル、ビルドアップからブレイブバード!」
ウォーグルはビルドアップで筋肉を増強し、そこから燃え盛る炎のようなエネルギーを身に纏って突撃するブレイブバードへと繋げる。
「どんなに強力な攻撃でも、喰らわなければ効果はないよ。ハハコモリ、守る」
だがハハコモリは結界を張り、ブレイブバードを完全に防御。さらに
「シザークロスだ!」
結界を解くと葉っぱの刃をクロスさせ、ウォーグルを切り裂く。
「くっ、ウォーグル、鋼の翼!」
「リーフブレード!」
ウォーグルが鋼鉄のように硬化させた翼を振るうと、ハハコモリはそれに葉っぱの刃をぶつけて弾いた。
「もう一度リーフブレードだ!」
ハハコモリは弾いた葉っぱとは違うもう片方の葉っぱを振るい、ウォーグルを切り裂く。
「鋼の翼!」
「守る!」
ウォーグルのカウンター気味に繰り出した鋼の翼は、ハハコモリの守るで防御されてしまう。
「あー、もうウジウジやってられないな!ウォーグル、ブレイククロー連打!」
イリスは吹っ切れたかのようにそう指示を出す。
ウォーグルは鋭い爪に力を込め、ハハコモリに突っ込む。
「ハハコモリ、守る!」
しかし案の定、ハハコモリは守るでブレイククローを防御するが、それでは終わらなかった。
ウォーグルは攻撃を弾かれながらも必死で喰らいつき、ハハコモリの結界に何度も何度も爪を叩きつけるように振るう。
「くっ、ハハコモリ……!」
すると、次第に結界に亀裂が走り、何回目だろうか、ウォーグルの力強い爪が結界にぶち当たり、結界を引き裂いてハハコモリを吹っ飛ばした。
「今だウォーグル!ブレイブバード!」
守るは大抵の攻撃を防御する無敵の結界だが、弱点がないわけではない。
守るは連続で使用するとその効果が薄まり、やがては消える。継続しての使用もまた然りだ。
ウォーグルは全身に燃える炎のようなエネルギーを纏い、さながら流星のように一直線にハハコモリに向かって突っ込み、凄まじい勢いで突撃する。
「ハハコモリ!」
ビルドアップ三回掛けに、効果抜群が二つで威力四倍のブレイブバード。防御技を覚えていても、回避が上手くても、ハハコモリ自体の耐久力は低い。なのでハハコモリはその強烈な一撃を喰らい、戦闘不能となった。
「……よくやったよ、戻ってくれハハコモリ」
アーティはハハコモリをボールに戻し、ウォーグルとともに喜び合っているイリスを見据える。
「……そうだね、良いインスピレーションを得られたよ」
そして、そっと呟く。
「タイトルは、『英雄と大鷲』かな……」



今回はイリス対アーティ、決着でした。アーティの切り札は例によってハハコモリ。ウォーグルとは相性がかなり悪いですが、それでも結構ウォーグルを追い詰めていました。ゲームじゃこうはいきません。ウォーグルに先制されてブレイブバードを決められてジ・エンドです。次回もジム戦、次はカミツレです。いつまで続くんだよこれ、とか思うかもしれませんが、もうすぐちゃんとストーリーを進めますので、それまでご辛抱を。では次回はさっき言ったとおり、再戦シリーズその四、vsカミツレです。お楽しみに。

Re: 348章 イリスvsカミツレ ( No.420 )
日時: 2011/10/31 22:01
名前: 白黒 ◆KI8qrx8iDI (ID: GSdZuDdd)
参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html

ライモンシティ、ライモンジム。
ジムリーダーは電気タイプ使い、カミツレ。
「それじゃあ、そのコースターに乗り込んで」
イリスはカミツレに指示された通り、ジム内のフィールドを回るコースターに乗り込む。
ここライモンジムは他のジムと比べてもフィールドがかなり特異だ。
まずメインとなるフィールドは土ではなく、幾重にも重なった一本のレール。その下にはネットが張ってあり、そこに落ちるとポケモンは強制交代。
さらにトレーナーが立つ位置は固定ではなく、コースターに乗りながら旋回する。つまりは回りながらバトルをするのだ。
目まぐるしく動く視点と、不安定な足場。この劣悪な環境でのバトルを通すことによって、カミツレはトレーナーの精神力、適応力などを測っている。
「そろそろ……」
カミツレがそう言った途端、コースターが動き始める。
「じゃあ、まずは私から。輝け、ライチュウ!」
カミツレの一番手は、ネズミポケモンのライチュウ。オレンジ色の体毛に、先端が稲妻型となった尻尾がある。
ライチュウはボールから出ると、一本のレールの上に器用に立つ。
「ライチュウ、電気単タイプか……」
ライモンジムは足場が非常に不安定なため、選ぶポケモンも制限されてしまい、イリスは繰り出すポケモンを念入りに考える。
「……よし、決めた。最初はお前だ。頼んだぞ、リーテイル!」
イリスが繰り出すのは、草・飛行タイプのリーテイル。
リーテイルはレールの上に立たず、背中の葉っぱを翼のように羽ばたかせて飛行している。
「じゃ、両者のポケモンも出た所で」
「始めましょうか」
両者とも、同時に動き出す。
「ライチュウ、気合球!」
「リーテイル、エアスラッシュ!」
ライチュウは気合を凝縮した球を放ち、リーテイルは空気の刃でその球を切り裂く。
「ダイヤブラスト!」
「シグナルビームで相殺よ!」
リーテイルは宝石のように輝く白色の光線を発射するが、ライチュウもカラフルな光線を放ってダイヤブラストを相殺。
「気合球!」
さらに気合を凝縮した球体を放つ。
「リーテイル、エアスラッシュで切り裂いてリーフブレード!」
リーテイルはまず、背中の葉っぱを羽ばたかせて空気の刃を一発飛ばし、気合球を切り裂く。
そして次に尻尾の鋭い葉っぱを構えてライチュウに斬り掛かる。
「アイアンテールで受け止めて!」
ライチュウは長い尻尾を鋼のように硬化させ、リーテイルが振り下ろす鋭い葉っぱを受け止める。
「弾いてシグナルビーム!」
ライチュウは尻尾に力を入れてリーテイルのリーフブレードを弾き、すかさずそこにカラフルな光線を発射する。
「くっ、リーテイル、エアスラッシュ!」
リーテイルは背中の葉っぱを羽ばたかせ、空気の刃を無数に飛ばす。
「アイアンテールで弾きなさい!」
ライチュウは尻尾を硬化させると、回転させながら襲い来る空気の刃を弾いていく。
「ロイヤルバーン!」
その隙にリーテイルはライチュウに接近し、自然の力を爆発させる。
ライチュウは踏ん張って吹っ飛ばされなかった物の、体勢を崩し、レールから落ちる——ということはなかった。
「な……っ!」
ライチュウは長い尻尾をレールに巻きつけ、落下から逃れる。
「そのまま戻って」
ライチュウは振り子のように体を揺らし、その勢いを利用して一気にレールの上に戻り、降り立つ。
その場慣れ一連の流れに、イリスは目を奪われる。
「ここは私のホームよ。自分のフィールドの特徴なんて一番よく分かってるし、その対策もちゃんと練る。当たり前のことよ」
カミツレは堂々と言い張る。
「……まあ確かに、僕からすればアウェーなわけだから、とやかく言っても始まらないか……リーテイル、ダイヤブラスト!」
リーテイルは宝石のように輝く光線を発射する。
「ライチウ、かわしてアイアンテール!」
ライチュウは跳躍して光線をかわすと、リーテイルの脳天に鋼鉄の尻尾を叩きつける。
そのあまりの威力に、リーテイルはレールに落ちる。なんとかネットへの落下は免れたが。
「さて、一気に決めましょうか。ライチュウ、ボルテッカー!」
ライチュウは全身にバチバチと弾ける、激しい電撃を纏い、凄まじい勢いで突進する。
「! リーテイル、ロイヤルバーンだ!」
リーテイルはその大技に圧倒されながらも、自然の力を爆発させ、衝撃波を放つ。
しかし衝撃波はボルテッカーに貫かれ、リーテイルはその攻撃の直撃を喰らい、吹っ飛ばされる。
「リーテイル!」
リーテイルは吹っ飛ばされるが、宙を舞う間に体勢を立て直し、空を飛ぶ。
「へえ、耐えるんだ。意外と丈夫ね」
「一応これでも、僕の第二期エースですから」
リーテイルは電撃のせいか、焼け焦げたような傷があるが、それでも気丈に振舞う。
「リーテイル、エアスラッシュ!」
リーテイルは背中の葉っぱを羽ばたかせ、空気の刃を無数に飛ばす。
「ライチュウ、全部弾いて。アイアンテール!」
ライチュウは尻尾を硬化させ、回転させながら振り回して全て弾き飛ばす。
「シグナルビーム!」
さらにそこからカラフルな光線を発射し、リーテイルを攻撃。
「気合球よ!」
「ロイヤルバーンだ!」
ライチュウは気合を凝縮した球を放つが、リーテイルは自然の爆発でその球を破壊する。
「リーフブレード!」
リーテイルは素早い動きでライチュウに接近し、尻尾の葉っぱで切り裂く。
「くぅ、ライチュウ、アイアンテール!」
ライチュウは鋼鉄の尻尾を振り回すが、リーテイルはそれらの攻撃を全て、紙一重でかわしていく。
「ロイヤルバーン!」
そして自然の爆発を起こし、ライチュウを吹っ飛ばす。
「ライチュウ、ボルテッカー!」
ライチュウはレールの上に着地すると、全身に激しい雷撃を纏い、凄まじい勢いで突撃する。
「迎え撃つぞリーテイル、ロイヤルバーン!」
リーテイルもライチュウが突っ込んでくるのに合わせ、自然の力を爆発させ、自然の衝撃波を放つ。
雷電と衝撃、二つの力が激しくぶつかり合い、大爆発を引き起こす。
二匹のポケモンは爆煙で姿が隠れ、視認できない。
果たして、勝者は……



さて、今回は珍しい終わりですね。ボルテッカーとロイヤルバーンがぶつかり合って、どちらが勝ったのか……という、僕の小説あまり見ない終わり方です。まあそんなことはさて置き、今回はカミツレ戦です。カミツレの一番手は大人気、電気ネズミの進化系ライチュウです。最初はギャップを狙ってゴリチュウにしようかと思いましたが、足場が不安定なので止めました。悔いはないです。さて次回はイリス対カミツレ、その二です。リーテイルとライチュウ、どちらが勝利したのか、はたまた引き分けか。では、次回もお楽しみに。

Re: 349章 仮根 ( No.421 )
日時: 2011/10/31 23:10
名前: 白黒 ◆KI8qrx8iDI (ID: GSdZuDdd)
参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html

「…………」
イリスとカミツレに緊張が走る。今は爆煙で姿が見えないが、程無くして煙も晴れ、二匹の姿が見えるようになる。
立っていたのはライチュウ。
そしてリーテイル。
「ライチュウ!」
「リーテイル!」
——の、どちらでもなかった。
二匹のポケモンはともに、目を回しながら下のネットへと落下。
「……引き分け、か」
「ですね……」
イリスとカミツレは、それぞれのポケモンをボールに戻し、次のボールを手早く構える。
「それじゃあ、早速第二戦のスタートよ。煌け、ヒカリゴケ!」
カミツレの二番手は、苔ポケモン、ヒカリゴケ。コケのような緑色の体に、薄い黄色の尻尾と頭が出たようなポケモンだ。
「ヒカリゴケは、草と電気か。珍しいタイプだな……」
イリスは図鑑でヒカリゴケを調べつつ、そう呟く。
「でも、草が混じってるならちょうどいい。もとよりお前を出すつもりだったから、相手が草タイプなら戦いやすいだろう。出て来い、ウォーグル!」
イリスの二番手は、またも飛行タイプを持つウォーグル。これも足場対策だ。
「ヒカリゴケ、根を張る」
ヒカリゴケはバトルが始まるなり、レールに根っこを張り、体を固定した。
というか、レールに根を張った所で栄養は吸収できないと思う。
「ヒカリゴケはバランス感覚が悪くてね。だからこうやって、レールに根っこを張って体を固定させるの」
つまりヒカリゴケの根っこは仮根ということらしい。
「さて、それじゃあ行くわよ。ヒカリゴケ、マッハボルト!」
ヒカリゴケは素早く電撃を撃ち出し、ウォーグルを攻撃。
「くっ、ウォーグル、ブレイククロー!」
ウォーグルは素早く体勢を立て直し、爪に力を込めてヒカリゴケに突っ込む。
「煌くのよヒカリゴケ、フラッシュ!」
ヒカリゴケは突っ込んでくるウォーグルに眩い閃光を放ち、動きを止める。
「ソーラービーム!」
刹那、ウォーグルが吹っ飛んだ。
「!? ウォーグル!」
ウォーグルは壁に叩きつけられるが、なんとか羽ばたいて体勢を立て直す。
「何だ今のは……いくらなんでも、溜め時間が短すぎる……!」
確かに、ヒカリゴケのソーラービームの短さは異常だった。
「ふふ、そんなに難しいことじゃないわよ。ヒカリゴケは根を張るで栄養分を吸収することはできないけど、代わりに電気を吸収しているの」
「電気?」
「ええ、電気。ほら、このレールを伝ってね」
カミツレはコースターで回りながら、フィールドを指差す。
「このレールには微弱ながらも電気が通っていて、スポットライトなんかに電気を送ってるの。でも今は、ヒカリゴケがその電気を吸収。体内で光エネルギーに変換する事で、素早くソーラービームが発射できるというわけ」
成程。ヒカリゴケの張った根っこはただの仮根ではなかったようだ。とイリスは納得した。
「じゃあ、タネも割れたところで、バトル再開。ヒカリゴケ、マッハボルト連射!」
ヒカリゴケは電撃を素早く連射し、ウォーグルを攻撃。
「ウォーグル、ビルドアップ!」
ウォーグルは襲い来る電撃をかわしながら、筋肉を増強する。
「鋼の翼!」
そして翼を鋼のように硬化させ、ヒカリゴケに突っ込むが
「フラッシュ!」
ヒカリゴケは目が眩むような眩い閃光を放ち、ウォーグルの動きを止める。そして
「ソーラービーム!」
強力な太陽光線を発射し、ウォーグルを吹っ飛ばす。
「くっ、ウォーグル!」
効果はいまひとつだが、やはり特攻の高いヒカリゴケのソーラービーム。相当な威力だ。
「ウォーグル、連撃じゃあフラッシュで止められる。決めるなら一撃必殺だ。ビルドアップ!」
ウォーグルは筋肉を増強し、攻撃力を高める。一気に能力を上げて一撃で決める作戦に出るようだ。
「そういう作戦で来るなら、こっちも早めに決めるわよ。ヒカリゴケ、マッハボルト連射!」
ヒカリゴケは機関銃のように電撃を素早く連射する。
「ビルドアップだ!」
それでもウォーグルはその電撃をかわしつつ、筋肉を増強していく。
「そろそろ行くぞ、ブレイブバード!」
ウォーグルは全身に燃え盛る炎のようなエネルギーを纏い、凄まじい勢いでヒカリゴケに突っ込む。
「ヒカリゴケ、フラッシュ!」
例によってヒカリゴケは眩い閃光を放つが、ウォーグルは減速するだけで止まらなかった。
「止まらない……でも、それなら迎撃するだけ。ソーラービーム!」
ヒカリゴケは強力な太陽光線を発射し、突っ込んでくるウォーグルを攻撃。
しばし両方の攻撃も競り合ったが、やがてウォーグルが押し負け、吹っ飛ばされた。
「ウォーグル!」
幸いウォーグルはブレイブバードのエネルギーが盾になってソーラービームの威力を緩和したが、それでももう体力の限界だろう。
「そろそろ終わりかしらね……ヒカリゴケ、マッハボルト連射!」
ヒカリゴケはマシンガンのように電撃を素早く連射する。
「ウォーグル、とにかくビルドアップだ!最大まで力を溜めろ!」
ウォーグルは襲い来る電撃をかわしながら、筋肉をひたすら増強していく。そして限界まで物理能力が上がった所で
「ブレイブバード!」
ウォーグルは今までで一番激しい、轟々と燃える業火のようなエネルギーを全身に纏い、ヒカリゴケに突撃する。
「ヒカリゴケ、フラッシュ!」
ヒカリゴケは眩い閃光を放つ。しかしウォーグルは止まらなかった。
何故なら炎の濃度が濃すぎて、ウォーグル自身も前がよく見えていないからだ。
「突き進め、ウォーグル!」
ウォーグルはイリスの声に応えるように、速度を増す。
「くっ、だった迎撃よ。ソーラービーム!」
ヒカリゴケは全身の電気エネルギーを光エネルギーに変換し、今までで最も強力な太陽光線を発射する。
ブレイブバードとソーラービーム。両方の攻撃はともに激しく押し合ったが、徐々に徐々に、ウォーグルが押していく。
そして遂にウォーグルは太陽光線を突き破り、ヒカリゴケの張った根を引き千切り、ヒカリゴケを吹っ飛ばす。
「ヒカリゴケ!」
ヒカリゴケは吹っ飛ばされ、ネットに落下した。その目は完全に回っており、戦闘不能だ。
そして
「お疲れ、ウォーグル」
ウォーグルもブレイブバードの反動で、戦闘不能。
両者ポケモンをそれぞれボールに戻す。
二戦連続の引き分けが続いたイリスとカミツレ。
次のバトルが、勝負を決める。



今回はイリスとカミツレのバトル、その二です。カミツレの二番手、ヒカリゴケは特攻が凄いです。ちなみにヒカリゴケの戦術は、1根を張るで体を固定→2マッハボルト連射→3近づいてきたらフラッシュで動きを止める→4ソーラービームでぶっ飛ばす→2に戻る。となっております。それとヒカリゴケの根を張るですが、大元のコケ、コケ植物は根っこで水分を吸収せず、仮根と呼ばれる根っこで体だけを支えています。まあ、中学一、二年くらいの生物範囲を習った人なら分かるでしょう。さて次回はイリス対カミツレ、決着です。カミツレの切り札は例のあれです。なんだかアーティの時にも言いましたね、この台詞。では次回もお楽しみに。

Re: 350章 神速 ( No.422 )
日時: 2011/11/01 00:09
名前: 白黒 ◆KI8qrx8iDI (ID: GSdZuDdd)
参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html

「轟け、ゼブライガ!」
「頼んだぞ、ディザソル!」
カミツレの最後のポケモンは、シマウマのような姿に、雷型の鬣を持った雷電ポケモン、ゼブライガ。
対するイリスが繰り出すポケモンはディザソルだ。
「ここに来て、遂に空を飛べるポケモンが尽きちゃった?」
「まあ、そうなんですが……それ以外にもありますよ」
「へえ、じゃあその何かに期待しようかな……ゼブライガ、ニトロチャージ!」
ゼブライガは燃焼する炎を身に纏い、高速でディザソルに突進。
「ディザソル、かわして辻斬り!」
ディザソルは不安定な足場でもバランスを崩す事無くニトロチャージを回避し、すぐさま接近して漆黒の刃で切り裂く。
「ツヴァイテール!」
さらに二又の刃型の尻尾を硬化させ、ゼブライガに叩き込む。
「ゼブライガ、突き飛ばして。二度蹴り!」
ゼブライガはまず前足の蹴りでディザソルの体勢を崩し、次の後ろ蹴りで吹っ飛ばす。
「電撃波!」
そしてディザソルの体が流れた所に波状の電撃を放って追撃する。
「くっ、ディザソル、怒りの炎!」
ディザソルは怒り狂ったような炎を出現させ、ゼブライガへと放つ。
「ゼブライガ、ニトロチャージで突っ切って!」
ゼブライガは燃える炎を身に纏い、怒りの炎に突っ込んでいき、その炎を自分の炎に上乗せしてディザソルに激突する。
「追撃よ、電撃波!」
上空へと飛ばされたディザソルにゼブライガは、波状の電撃を放って追撃。
「ディザソル、メガホーンだ!」
レールに着地するとディザソルは、二本の刃を角のように構え、ゼブライガに突撃。
「ゼブライガ、ワイルドボルト!」
するとゼブライガは全身に激しい雷電を纏い、こちらもディザソルに突撃。
両者と攻撃が激突し、互いにせめぎ合う。
しかしどうやらゼブライガもディザソルも攻撃力は互角のようで、互いに大きく後退り、レールから落ちそうになったりなんだり。
「ゼブライガ、ニトロチャージよ!」
ゼブライガ燃える炎を身に纏って突進。そのスピードは、最初の頃より断然速い。
「ニトロチャージの効果で素早さが上がってるのか……ディザソル、ツヴァイテール!」
突っ込んでくるゼブライガに対し、ディザソルは硬化させた二又の尾で迎え撃つ。
「二度蹴り!」
だが互いの力が拮抗している所にゼブライガの二度蹴りが繰り出され、ディザソルは大きくバランスを崩す。
「そこよゼブライガ、ワンモア、二度蹴り!」
ゼブライガは再度二度蹴りをディザソルに決め、ディザソルは飛ばされる。
「ワイルドボルト!」
そしてゼブライガは激しい雷電を身に纏い、跳躍するようにディザソルに突撃する。
「ディザソル!」
ディザソルはなんとかレールの上に着地するが、もう既にかなりのダメージを受けていた。
「まだまだ行くわよ。ゼブライガ、ニトロチャージ!」
ゼブライガはそんなディザソルに構う事無く燃える炎を身に纏って爆走する。そのスピードは、もはや視認が難しいほどだ。
「くぅ、ディザソル、メガホーン!」
ディザソルは真正面から突っ込んでくるゼブライガに対し、二つの刃を突き出して突撃する——と、思いきや。

ディザソルの姿が消えた。

「!? ゼブライガ!」
そして気付けば、ゼブライガ吹っ飛ばされたいた。
ゼブライガはなんとか空中で体勢を整え、レールの上に着地するが、何が起こったのか理解できていない様子。
「い、今のは……?」
イリスも何が何だか分からず、とりあえず図鑑を開く。
するとディザソルのメガホーンが新しい技、神速に差し代わっていた。
「神速……」
神速とは、文字通り神の如き速度で相手に突撃する技。
そしてこの技があれば、ゼブライガのスピードに対抗できる事は、イリスにも分かった。
「よし、流石はディザソルだ。こうも相手に合わせた技を覚えてくれるなんてな。そんじゃあ、行ってみますか。ディザソル、神速!」
突如、ディザソルの姿が消え、ゼブライガは再度吹っ飛ばされる。
「くぅ、ゼブライガ、電撃波!」
ゼブライガは空中から、波状の電撃を放つが、ディザソルは華麗な動きでその電撃を回避する。
「辻斬りだ!」
そしてディザソルは素早くゼブライガに接近し、頭の二つの刃、尻尾の二つの刃、計四つの刃を使い、ゼブライガの急所を四度切り裂く。
「ツヴァイテール!」
さらに硬化させた二又の尾を叩きつけ、ゼブライガをレールに落とす。
「まだだ!怒りの炎!」
ディザソルの猛攻はまだ止まらず、燃え盛る憤怒の業火を放ってゼブライガ包み込む。
灼熱の業火の中で、ゼブライガは燃え上がる。
「ゼブライガ、脱出よ!ニトロチャージ!」
ゼブライガは火を消そうとせず、むしろ自分から炎を纏って周りの炎も上乗せし、ディザソルに突っ込むが
「神速!」
ディザソルは瞬間移動のようなスピードでゼブライガの横にあるレールに移動し、そこからカクッと直角に折れ曲がって突撃する。
だがゼブライガは辛うじてレールの上に乗り、大きく後ずさっていく。
「くぅ、こうなったら大技で決めるしかないようね」
カミツレは意を決し、強弱のあるゼブライガの技の中で、最も強力な技を指示する。
「ゼブライガ、ワイルドボルト!」
ゼブライガは激しく轟く雷電をその身に纏い、暴走する列車のような凄まじい勢いでディザソルに突っ込む。
「ディザソル、神速!」
ディザソルもその攻撃に対し、神の如き速度でゼブライガに突っ込み、互いに激突する。
ゼブライガからは激しくスパークする電撃が近くの壁やレールを削り、ディザソルからは溢れ出る神々しいエネルギーがなびいている。
一進一退もせず、互いに一歩も進まず退かずの攻防が展開されていく中、それは起こった。

ゼブライガから放出される電撃が、レールの一本をへし折ったのだ。

レールが折れれば勿論その上に乗っているディザソルやゼブライガも落ちるわけで、二匹のポケモンは下にネットへと落下する。
このまま同時に落ちれば引き分けになる。が、しかし
「ディザソル!」
イリスがそう叫ぶと、ディザソルは空中で体を一回転させ、ゼブライガに二枚の刃のような尻尾を押し付け、バネのように跳躍した。
跳躍したディザソルはそのままレールの一本にスタッと立ち、ゼブライガはそのままネットへと落下。
最後のポケモンがネットに落ちた場合は、そのポケモンの敗北。それがここ、ライモンジムのルールだ。
一年前、イリスはそのルールを使ってカミツレに勝利したのだ。
そして、今回も。
「……あーあ、また同じ轍を踏んじゃった」
その言葉とは逆に、しかしカミツレは楽しそうな表情だった。



今回は冗談抜きで本編が長くなってしまったので、あとがきは短くします。えーっと、では簡潔に。ディザソルが神速を覚えました。そしてイリスはカミツレに勝利しました。次回も再戦シリーズは続きます。ですが次回の再戦シリーズが終わったら、ちゃんとストーリーを進めます。……とまあ、こんな感じですか。では次回もお楽しみに。

Re: ポケットモンスターBW 混濁の使者 ( No.423 )
日時: 2011/11/01 00:45
名前: プッツンプリン (ID: 6saKl71G)

ついにジムリーダー再戦6連勝ですか、
さすがイリスですね。
カミツレさんはぼくの中で一番好きなジムリーダーだったりします。(どーでもいい

あっ、そうだ。
ツユサの服装変更って可能でしょうか?
だめならいいですが。


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