二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ポケットモンスターBW 混濁の使者 ——完結——
- 日時: 2013/04/14 15:29
- 名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: H6B.1Ttr)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=21394
今作品は前作である『ポケットモンスターBW 真実と理想の英雄』の続きです。時間としては前作の一年後となっておりまして、舞台はイッシュの東側がメインとなります。なお、前作は原作通りの進行でしたが、今作は原作でいうクリア後なので、オリジナリティを重視しようと思います。
今作品ではイッシュ以外のポケモンも登場し、また非公式のポケモンも登場します。
参照をクリックすれば前作に飛びます。
では、英雄達の新しい冒険が始まります……
皆様にお知らせです。
以前企画した本小説の人気投票の集計が終わったので、早速発表したいと思います。
投票結果は、
総合部門>>819
味方サイド部門>>820
プラズマ団部門>>821
ポケモン部門>>822
となっています。
皆様、投票ありがとうございました。残り僅かですが、これからも本小説をよろしくお願いします。
登場人物紹介等
味方side>>28
敵対side>>29
PDOside>>51
他軍勢side>>52
オリ技>>30
用語集>>624
目次
プロローグ
>>1
第一幕 旅路
>>8 >>11 >>15 >>17
第二幕 帰還
>>18 >>22 >>23 >>24 >>25 >>26 >>27
第三幕 組織
>>32 >>36 >>39 >>40 >>42 >>43 >>46 >>49 >>50 >>55 >>56 >>59 >>60
第四幕 勝負
>>61 >>62 >>66 >>67 >>68 >>69 >>70 >>72 >>76 >>77 >>78 >>79 >>80
第五幕 迷宮
>>81 >>82 >>83 >>86 >>87 >>88 >>89 >>90 >>92 >>93 >>95 >>97 >>100 >>101
第六幕 師弟
>>102 >>103 >>106 >>107 >>110 >>111 >>114 >>116 >>121 >>123 >>124 >>125 >>126 >>129
第七幕 攻防
>>131 >>135 >>136 >>139 >>143 >>144 >>149 >>151 >>152 >>153 >>154 >>155 >>157 >>158 >>159 >>161 >>164 >>165 >>168 >>169 >>170 >>171
第八幕 本気
>>174 >>177 >>178 >>180 >>184 >>185 >>188 >>189 >>190 >>191 >>194 >>195 >>196 >>197 >>204 >>205 >>206 >>207 >>211 >>213 >>219 >>223 >>225 >>228
第九幕 感情
>>229 >>233 >>234 >>239 >>244 >>247 >>252 >>256 >>259 >>262 >>263 >>264 >>265 >>266 >>269 >>270 >>281 >>284 >>289 >>290 >>291 >>292 >>293 >>296 >>298
第十幕 強襲
>>302 >>304 >>306 >>307 >>311 >>316 >>319 >>320 >>321 >>324 >>325 >>326 >>328 >>329 >>332 >>334 >>336 >>338 >>340 >>341 >>342 >>343 >>344 >>345 >>346
弟十一幕 奪還
>>348 >>353 >>354 >>357 >>358 >>359 >>360 >>361 >>362 >>363 >>364 >>367 >>368 >>369 >>370 >>371 >>372 >>376 >>377 >>378 >>379 >>380 >>381 >>382 >>383 >>391 >>393 >>394 >>397 >>398 >>399 >>400
第十二幕 救世
>>401 >>402 >>403 >>404 >>405 >>406 >>407 >>408 >>409 >>410 >>412 >>413 >>414 >>417 >>418 >>419 >>420 >>421 >>422 >>433 >>436 >>439 >>440 >>441 >>442 >>443 >>444 >>445 >>446 >>447 >>450 >>451 >>452 >>453 >>454
第十三幕 救出
>>458 >>461 >>462 >>465 >>466 >>467 >>468 >>469 >>472 >>473 >>474 >>480 >>481 >>484 >>490 >>491 >>494 >>498 >>499 >>500 >>501 >>502
第十四幕 挑戦
>>506 >>511 >>513 >>514 >>517 >>520 >>523 >>524 >>525 >>526 >>527 >>528 >>529 >>534 >>535 >>536 >>540 >>541 >>542 >>545 >>548 >>549 >>550 >>551 >>552 >>553 >>556 >>560 >>561 >>562 >>563 >>564 >>565 >>568
第十五幕 依存
>>569 >>572 >>575 >>576 >>577 >>578 >>585 >>587 >>590 >>593 >>597 >>598 >>599 >>600 >>603 >>604 >>609 >>610 >>611 >>614 >>618 >>619 >>623 >>626 >>628 >>629 >>632 >>638 >>642 >>645 >>648 >>649 >>654
>>657 >>658 >>659 >>662 >>663 >>664 >>665 >>666 >>667 >>668 >>671 >>672 >>673 >>676 >>679 >>680 >>683 >>684 >>685 >>690 >>691 >>695
第十六幕 錯綜
一節 英雄
>>696 >>697 >>698 >>699 >>700 >>703 >>704 >>705 >>706 >>707 >>710 >>711
二節 苦難
>>716 >>719 >>720 >>723
三節 忠義
>>728 >>731 >>732 >>733
四節 思慕
>>734 >>735 >>736 >>739
五節 探究
>>742 >>743 >>744 >>747 >>748
六節 継承
>>749 >>750 >>753 >>754 >>755
七節 浮上
>>756
第十七幕 決戦
零節 都市
>>759 >>760 >>761 >>762
一節 毒邪
>>765 >>775 >>781 >>787
二節 焦炎
>>766 >>776 >>782 >>784 >>791 >>794 >>799 >>806
三節 森樹
>>767 >>777 >>783 >>785 >>793 >>807
四節 氷霧
>>768 >>778 >>786 >>790 >>792 >>800 >>808
五節 聖電
>>769 >>779 >>795 >>801 >>804 >>809
六節 神龍
>>772 >>798 >>811
七節 地縛
>>773 >>780 >>805 >>810 >>813 >>814 >>817
八節 黒幕
>>774 >>812 >>818
最終幕 混濁
>>826 >>827 >>828 >>832 >>833 >>834 >>835 >>836 >>837 >>838 >>839 >>840 >>841 >>842 >>845 >>846 >>847 >>849 >>850 >>851
エピローグ
>>851
2012年冬の小説大会金賞受賞人気投票記念番外
『夢のドリームマッチ ver混濁 イリスvsリオvsフレイ 三者同時バトル』>>825
あとがき
>>852
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171
- Re: 66章 戦 ( No.131 )
- 日時: 2011/08/13 15:44
- 名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: GSdZuDdd)
- 参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html
イリスとミキはイッシュの東側を一回りすべく、その途中にあるサザナミタウンを訪れた。イリスは二度目である。
そしてもう一つ、二度目の事が起こっていた。
「な……これは……」
サザナミタウンは、プラズマ団の強襲を受けていた。
「イリス君!」
「ハルマさん……!」
プラズマ団とサザナミタウンの警備員達が戦っているのを呆然とみていたイリスに、一人の少年が駆け寄ってくる。
以前7Pの一人、ガイアに襲われたときに助けられた人物、ハルマだ。
「随分と悪いタイミングでここに来たみたいだね……早くこっちへ。今、PDOっていう人達が応援に駆けつけてきたところだ」
「PDOの人達が……!」
イリスとミキはハルマに連れられ、町の人達が避難している家屋へと向かっていった。
人々はこの町の隅っこに立てられた、無駄に大きく立派な屋敷に避難していた。
この屋敷はブルジョワール家とかいう富豪の別荘らしい。
「とりあえず、状況を整理しよう」
その別荘内の腐るほどある部屋の一つに、腕の立つトレーナーが集まっていた。
というか、ほとんど顔見知りだった。
まず暫定的に皆を仕切っているPDOのキリハ。
そして同じくPDOのリオとザキ。
他には幼馴染のチェレンとベル。
旅先でであったハルマとシザンサスにユウナ、デイン、ムントと、知っている顔ばかりだ。
唯一知らないと言えば、ミカンという若い女性だけだ。
「今、ここサザナミタウンはプラズマ団の強襲を受けている。プラズマ団はサザナミタウンで最も大きな建築物——サザナミ観光局本部を占拠して、そこを根城としている。敵はざっと千人弱、幹部クラスがいるかどうかはまだ分からないが、恐らくいるだろうね」
つまり、状況は絶望的という事らしい。
「避難した人の中から腕の立つトレーナーを片っ端から集めたけど……」
キリハの言葉はそこで途切れる。今この部屋にいるのは、十二人。対す相手は千人近くいるのだ。数だけで言えば百倍近くの差がある。
「キリハさん、敵の目的は分かっているんですか?」
「いや、不明だ」
イリスは前にもサザナミタウンでプラズマ団と戦った事があるが、確かあれは7Pの一人、アシドの独断行動だと言っていた。
だが今回は規模からしてプラズマ団の総意で行われている。という事は、ちゃんとした狙いがあるはずだ。
と、イリスが思案していると、部屋の扉が勢いよく開かれる。
「キリハさん、大変です!」
入ってきた人物は、どうやらPDOの隊員のようだ。
「何があったんだい?」
「敵がこの屋敷に攻め込んで来ました!」
『!?』
その場にいたほぼ全員が戦慄する。
「なんだと……皆さん、とりあえず外へ!ここがやられれば、元も子もない!」
そうして、イリス達も外へと駆け出す。
屋敷の周りは大量のプラズマ団に囲まれていた。そしてその筆頭が
【抵抗セズ投降スルガヨイ。抵抗スル者ハ例外ナク消シ去ッテクレヨウ】
7Pで最も異彩を放つ人物(人かどうかすら謎)、ドランだった。
「……これはもう、向こうがせめて来たならばこっちも敵陣に斬り込むしかないね」
玄関のドアの隙間から外を覗いているキリハは、そう呟く。
「でも、私達が全員で乗り込んだら、ここに避難した人達が危険にさらされる」
それもリオの言う通りだ。
「なら、ここに何人か残ればいいんじゃないか。そうだな……東西南北の四方をそれぞれ一人ずつ守る感じで、四人ここに置いていこう」
ザキがそう提案してくる。今は時間がないのでその作戦で行く事にし、誰が残るかを決める。
結果残る事となったのはキリハ、ザキ、ベル、ミカンだ。
「それでは、私が正面玄関を担当します。私のポケモンがプラズマ団を引きつけますから、その隙に皆さんは裏口から出てください」
そう言ってミカンはボールを片手に、玄関へと出る。
「出て来て、ハガネール!」
ミカンが繰り出したのは、鋼の塊を繋いだゴツイ蛇のようなポケモン。
鉄蛇ポケモン、ハガネール。メタゲラスと同じ鋼・地面タイプのポケモンだ。
「ハガネール、龍の息吹!」
ハガネールは威嚇のためか、龍の力が込められた息吹を放つ。プラズマ団の注意は図体のでかいハガネールへと向く。
そしてイリス達はその隙に、サザナミ観光局本部——プラズマ団の根城へと殴りこみに行くのだった。
【貴様、我々ノ邪魔ヲスル気カ?】
ドランは相変わらずの奇怪な声でミカンに問う。
「いえ、私はただ、人やポケモンを守りたいだけです」
【……行ケ、『ワラガシラ』】
ドランが繰り出すのは、ゴースト・電気タイプのポケモン、ワラガシラ。ワラコゾウの進化系だ。
【『ワラガシラ』、『炎のパンチ』】
ワラガシラは拳を握り、炎を灯してハガネールを殴りつける。
「くっ、ハガネール、アイアンテール!」
ハガネールは身を捻り、鋼鉄の尻尾をワラガシラに叩きつける。しかし効果いまひとつなので、決定打にはならない。
「ハガネール、地震!」
【『ワラガシラ』、『電磁浮遊』】
ハガネールは尻尾を地面に叩きつけて大きな地震を起こすが、ワラガシラは電磁力で浮遊し、その攻撃を回避する。
「ならば……ストーンエッジ!」
ハガネールは鋭く尖った岩を無数に発射し、ワラガシラに突き刺す。
【『ワラガシラ』、『シャドーパンチ』】
ワラガシラはハガネールのストーンエッジを耐え切り、影の拳をロケットパンチの如く放つ。
【止メダ。『アームハンマー』】
ワラガシラはハガネールの脳天にハンマーのような拳を叩きつけ、戦闘不能とする。
「ハガネール!」
ハガネールは相当硬いポケモンだが、ワラガシラの攻撃力も半端ない。
かくして、サザナミタウンの歴史にも載る大規模な戦いが、勃発したのであった。
自分で作っておいてなんですが、僕ドランが嫌いになりました。途轍もなく書きにくいです。いちいち括弧を変えなきゃいけないので、とても面倒です。なのでちゃっちゃとドランのポケモンを出して、出番を減らそうと思います。では、次回は何気に集結した全オリキャラ達がプラズマ団とバトります。敵キャラを投降してくだされば、この戦いに投入したいと思います。では、次回もお楽しみに。
- Re: ポケットモンスターBW 混濁の使者 第二回? オリキャラ募集 ( No.132 )
- 日時: 2011/08/13 23:18
- 名前: 霧火 (ID: Lx/gxvCx)
敵キャラ投稿しますね!
オリキャラ用紙
名前:マオ
年齢:20歳
性別:女
容姿:腰まであるゆるいウェーブがかった金髪に
(頭の上でお団子にしていて、余った髪はそのまま垂らしている)赤い瞳。
耳や首、手首には高価そうなピアスやネックレス、ブレスレットを付けている。
服装は腕が出た丈の短いチャイナドレスに黒のズボン、カンフーシューズを履いている。
性格:我が儘でプライドが高い完璧主義者。
ポケモンが大好きで大切にしているリオとは対照的に、ポケモンは
「自分を完璧に見せる為のアクセサリーにすぎない」と思っていて、
バトルで自分の気に入らない結果を出したポケモンは躊躇いもなく捨てて
(長年連れて歩いているドレディアは特別)、良い結果を出したポケモンにも
特に何も感じず、あくまで当然だと思っている。
リオを困らせるためならどんな悪い事でもするという、かなり歪んだ性格をしている。
バトルも性格が出ているのか、相手を状態異常にしてから必要以上に痛めつけるなど
相手のポケモンに対して残酷。時にはトレーナーに対して攻撃する事もある。
備考:リオの実の姉。
頭が誰よりも良くバトルもそこそこ強いが、過去負け知らずだった自分を
初めて負かしたリオをとても憎んでいて、各地を放浪してる際にプラズマ団の存在を知り、
リオを苦しめるためだけに自ら進んでプラズマ団に入る。
プライドが高いせいでプラズマ団の中でも浮いているマオだが、リオを邪魔者だと
思っているゲーチスの事は結構気に入っている。
誰の部下か:エレクトロ(しかし本人はエレクトロの方が部下だと言い張っている)
サンボイ
「完璧なこの私と、あんな運だけの子を一緒にしないでくれない?」
「貴方の事、リオは1番に信頼してるそうじゃない?…貴方を叩きのめせばリオは苦しむかしら?」
「弱いポケモンなんて私に相応しくない。だから捨てるのよ」
手持ちポケモン
ドレディア♀(特性:マイペース)
技 :花びらの舞・アクアボルト・原始の息吹・幻惑粉
性格:真面目、物音に敏感
戦術:《幻惑粉》で相手を混乱させてから《アクアボルト》を相手が麻痺するまで放ち、
状態異常だらけになった相手を一気に攻め落とす。
ララミンゴ♂(特性:鋭い目)
技 :ブレイブバード・撹乱飛行・熱湯・ドリルライナー
性格:冷静、居眠りが多い
戦術:《熱湯》で火傷をさせてから鋭い嘴を使った攻撃をし始めるが、
自分はあくまでトドメを刺さず、火傷で相手が戦闘不能になるのを
飛びながら待つのが基本スタイル。興味がない相手や時間が惜しい時は
《ブレイブバード》を連発して倒す。
マニューラ♀(特性:プレッシャー)
技 :スターフリーズ・ぶち壊す・泥爆弾・嫌な音
性格:生意気、血の気が多い
戦術:素早さを活かした戦いを得意としていて、攻撃を躱しつつ相手が疲労したら
相手をガンガン攻撃する。嫌な音をずっと使い、トレーナーやポケモンを
精神的に追いつめる事も得意。
かなりの悪役になってしまいましたが、宜しくお願いします。
- Re: ポケットモンスターBW 混濁の使者 第二回? オリキャラ募集 ( No.133 )
- 日時: 2013/01/24 21:43
- 名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: E616B4Au)
オリキャラ用紙
名前(カタカタ5文字以内で):ハンゾウ
年齢:25歳
性別:男
容姿:黒髪を立たせ、眼帯をし、忍者のような服装をしている。背が高い。
性格:(自分の上司に対して)律儀で忠実。困難な命令であっても必死でこなしてくる。性格面はまあよい方。自分のポケモンを信頼している。
備考:忍びの一族の出身。フレイのボディーガード的存在。
半年前、とある過剰組織に自分が住む忍びの村が襲われ、村は壊滅、ハンゾウ自身も追われている時に任務中のフレイに出会った。そのフレイと焦炎隊が(プラズマ団に邪魔だとみなされたために)その組織を壊滅させ、それ以来ハンゾウはフレイを命の恩人として仕えるようになった。
もう一つの理由として、その忍びの村にいた、ハンゾウを慕ってくれていたとある町娘(消息不明)がフレイとよく似ていたから、という理由もある。
そのため、滅多に表面上にはその素振りを出さないが、『平和維持のための組織』を憎んでいたりもする。
誰の部下か:フレイの部下。半年前にフレイに命を助けられた事がきっかけ(フレイはハンゾウを助けようと思ってやったのではないのだが)
サンボイ(増やしても構いません、最低三個以上):
「拙者はハンゾウ。ここから先は何人たりとも通さんぞ」
「フレイ殿、ここは拙者に任せ、早くお逃げ下さい」
「忍びの力、思い知るがよい! テッカニン、出陣だ!」
手持ちポケモン(三体ぐらいで、技、特性、性別、戦術などはご自由に。書いてない場合はこちらで決めます):
カミギリー♂(特性:威嚇)
技:影分身 辻斬り シザークロス クロスポイズン
戦術:影分身で相手を惑わしつつ、四本の腕を使い、狙った敵を素早く確実に仕留める。
鋭い爪を使った、素早く接近して相手を切り裂くその姿はまさに暗殺者。
ただどうしても鋼タイプに弱くなる。
モアドガス♂(特性:威嚇)
技:毒煙幕 大文字 ヘドロウェーブ ダークリゾルブ
戦術:毒煙幕で相手の視界を塞ぎつつ、その隙をついて大技で一気に攻める。
しかも放つのが煙幕ではなく毒煙幕なので、徐々に相手の体力を減らすことも出来る。
カミギリーと違って鋼タイプにも強い。
テッカニン♂(特性:加速)
技:剣の舞 影分身 襲撃 燕返し
戦術:高い素早さや影分身で相手を撹乱させ、剣の舞で攻撃を上げ、一気に攻め込む。
ハンゾウのエースであり、素の状態でもとても素早い。
こちらの技が効果今一つでも、剣の舞からの攻撃で強引に押し切ってしまう。
こいつの手持ちは総じて相手を惑わせる戦いを得意としています。
あとこれは悪役…で大丈夫なのか?
…とりあえず宜しくお願いします。
- Re: ポケットモンスターBW 混濁の使者 第二回? オリキャラ募集 ( No.134 )
- 日時: 2011/08/13 19:58
- 名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: GSdZuDdd)
- 参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html
霧火さん
オリキャラ投稿ありがとうございます。
リオの姉ですか……リオを負かすためだけにプラズマ団に入るとは、物凄い執念ですね……
パーセンターさん
オリキャラ投稿ありがとうございます。
やっぱり忍者は虫と毒ポケモンですね……性格はアシドと比べちゃいけませんよ、あいつは性悪とかいうレベルじゃないんで。
- Re: 67章 手分け ( No.135 )
- 日時: 2011/08/13 21:14
- 名前: 白黒 ◆QpSaO9ekaY (ID: GSdZuDdd)
- 参照: http://www40.atwiki.jp/altair0/pages/308.html
プラズマ団の拠点に乗り込んだイリス達。
プラズマ団が拠点にしているサザナミ観光局本部には四つの入口があり、それぞれツーマンセル(一部スリーマンセル)で四方向から攻める事となった。
しかし、何名かは団体行動のできない者がいて、しかもプラズマ団の策略に嵌ったりなんだりで、結局全員バラバラとなってしまった。
だがしかし目的はこの建物を占拠しているプラズマ団の殲滅なので、むしろバラけている方が好都合かもしれない。
「さてはて、プラズマ団を殲滅するのが目的だとしても、肝心のプラズマ団がいないと何もできやしないよな」
イリスは一応周囲を警戒しながら、プラズマ団の拠点(途中襲ってきた下っ端から聞いたが、プラズマ団はここをPベースと呼んでいるらしい)の廊下を歩いていく。ちなみにここは二階。
「……ま、何もせずとも向こうから来るよね」
イリスが廊下の角を曲がると、そこには十数人ほどのプラズマ団が待ち構えていた。
「さてと、始めますか。下っ端なら幹部と戦う前のウォーミングアップにはなるっしょ」
言ってイリスはボールを構える。
リオと一緒に行動していたユウナは、プラズマ団が襲ってきてそれにリオが突っ込んでいったためにはぐれ、一人で行動していた。
「なんだか、嫌な予感がする……」
恐る恐る足を踏み出していくユウナ。臆病なためか、なかなか先へ進まない。
「何をそんなに怯えている?」
突然、ユウナは後から声を掛けられた。
「っ!?」
ユウナは慌てて振り向く。するとそこには、黒いフードの付いたローブを着ている人物がいた。フードに隠れて顔は見えないが、声からして男だろう。
「だ、誰ですか……?」
「俺の名はバルタ。ドラン様率いる天龍隊の兵士だ……まあ、今回は拠点の警備に充てられたがな」
言ってバルタはボールを取り出す。どうやら、やる気のようだ。
「行け、ギャラドス!」
バルタが繰り出したのは、水色の体の龍のようなポケモン。凶悪ポケモンのギャラドスだ。
「うぅ……ベクトル……」
ユウナはギャラドスの凶暴そうな相貌に萎縮してしまったのか、一歩後退する。体も震えていた。
「……ううん、逃げちゃダメ。戦わなきゃ、皆のために」
だがユウナは、勇気を振り絞ってボールを取り出し、バルタと戦う決意をする。
場所は変わってブルジョワール家の別荘。キリハはその北側を防衛していた。
「……遂に真打ち登場か」
雑魚下っ端を薙ぎ払っていったキリハの前に、如何にも強者といった風体の人物が現れる。
腰まであるゆるいウェーブがかった金髪を頭の上でお団子にしており、余った髪は垂らしている
服装は腕が出た丈の短いチャイナドレスに黒いズボン、足にはカンフーシューズ。
そしてピアス、ネックレス、ブレスレットといった装飾品。これに扇子でも持たせれば完璧な高飛車女の完成である。
「貴方、確かキリハとかいったかしら」
女は高圧的な声で、キリハに話しかけてくる。
「そうですよ。あなたは確か……マオさんでしたか」
キリハはマオを写真で一回、実際に一回、見た事がある。
マオはリオの実姉、過去にリオとバトルをして負かされて以来、リオを憎み全国を放浪。挙句の果てにはプラズマ団に入ってしまった人物である。
「先に言っておきますが、ここにリオはいませんよ。あなたはリオを倒そうとここに来たんでしょうけど、残念ながら入れ違いになってしまいましたね」
キリハの言葉を聞き、マオは露骨に舌打ちをする。キリハの予想はドンピシャだったらしい。
「……まあいいわ。ここで貴方を叩きのめせば、仲間思いのリオの事、苦しみもがくでしょうね。出て来なさい、ララミンゴ!」
マオが繰り出すのは、色も体型もフラミンゴのようなポケモン。水鳥ポケモンのララミンゴだ。
「……なんだか不本意な事態に巻き込まれた気がするけど、まあいいや。如何な敵であれ、如何な事態であれ、逃げずに戦わなきゃね」
キリハはやや投げやりだが、ボールを構える。
またまた場所は変わって、Pベース。
チェレンと行動をしていたシザンサスは、プラズマ団が襲ってきたのを良い事に、自らチェレンから離れた。
理由は、チェレンが嫌いだから。それだけである。
そして何気なく部屋の一つに入ると、そこには一人の女がいた。
7P、レイだ。
「まさか偶然入った部屋に幹部クラスがいるとは……アタシもツキがないね」
レイはそんなシザンサスの言葉を無視して、氷柱のような冷たく鋭い眼差しで睨み付ける。
「師匠はいったいどこへ行っちゃったんだろう……?」
イリス、ハルマ、ミキのスリーマンセルは、途中襲ってきたプラズマ団によって、離れ離れになってしまった。
「とりあえずは、敵を倒しながら師匠と合流しなきゃ」
そう意気込んでミキは階段を上り、九階建てのこの建物の中間辺り、五階へとやって来た。
そしてそこで、イリスを発見した。
「あ、師匠!見つけました!」
ミキはイリスに向かって一直線に走っていく。
「……ああ、ミキちゃんか。どうしたの?」
「どうしたのじゃないですよ。ずっと探してたんですよ」
まあ、すぐに見つかったが。
だが、ここで気づく人は気づくはず。
イリスは今現在、二階で下っ端を薙ぎ倒している真っ最中だ。
だからここにイリスがいるのはおかしいのだ。
だとすれば、もう一つ可能性がある。
「そうか……拙者も貴様を探しておったぞ」
イリスに見える何かがそう言った次の瞬間、その人物は何かの液体をミキの首筋に垂らし、ミキの意識を闇に沈めた。
ふう……とりあえずは何人分かのバトルフラグを立てれました。次回はバトルを織り交ぜつつこういうバトル直前、というのを書いていくことになるでしょう。では、次回もお楽しみに。
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