複雑・ファジー小説
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- もしも俺が・・・・。『フィーダと那拓。』
- 日時: 2014/01/03 18:25
- 名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
作者の今叫びたい一言 『ツイッター、始めました。>>205』 (By 作者)
序章、あとがき+読者様へ一言!! >>114
土下座で頼む、簡単アンケート!! >>115
↑アンケート円滑化のために、登場人物のリストを作りました!! >>123
オリキャラ大募集中!!!(こちらをお読みください。) >>140
【第一回 アンケート回答者リスト!! スペシャルサンクス!!】
・月葵様 →>>117
・るるこ様 →>>125
・檜原武甲様 →>>133
・李々様 →>>134
・八重様 →>>138
・エストレア様 →>>145
【オリキャラリスト!! スペシャルサンクス!!】
・李々様 →>>141 『明蓮寺 美夜』 >>151 『古屋 朱李衣』
・95様 →>>142 『葉隠 空冴』 >>146 『鳳凰院 龍雅』
・エストレア様 →>>145 『キル・フロート』
・檜原武甲様 →>>147 『知名崎 宇検』
・月葵様 →>>148 『結風 遥』 >>156 『矛燕』 『ゼヘト』
・グレイ様 →>>152 『周邊 蓮華』
・八重様 →>>155 『雛姫 容子』
・るるこ様 →>>166 『王 莉紅』 『鳳広炎』
クリックどうもありがとうございます。
おはようございます、こんにちは、そしてこんばんわ。
どうも初めまして。ご存知の方はお久しぶりです。
私の名前はヒトデナシと申します。
“自己紹介が終わったところで、この小説の注意点です。”
1、荒らしの方々は回れ右して去ってください。
2、読んでいただけるとすごくありがたいです。
3、コメントをもらうと、作者は歓喜に満ち溢れます。
“では次に、この小説はどんなものなのかを紹介いたします。”
1、この小説の中心の視点は基本、主人公である俺(作者ではありません。)が中心です。
2、この小説は、主人公が『もしもの世界』を体験したとき、どのように思うのか、またはどのように動くのかを描いたものです。
3、基本、自由である。
————と言った感じでございます。
では早速書いていきたいと思います。
楽しんでいただけると幸いです。
・登場人物・・・主要人物 >>119
黒川陣営 >>120
リバース陣営 >>121
DDD教団陣営 >>122
・イラスト広場(心優しい絵師様、常時募集中)・・・>>62
・用語説明・・・>>63
コメントを下さった優しい読者様
・月葵様
・八重様
・秘密箱様
・エストレア様
・小枝様
・るるこ様
・春野花様
・陽様
・修道士。様
・檜原武甲様
・李々様
・ちぇりお様
・95様
・グレイ様
・H様
・007様
———— 『もしも俺が・・・・。』目次 ————
【序章、日常編】
表紙→>>12 (八重様)
挿絵→ 第1幕 >>20 (るるこ様)
第6幕 >>89 (るるこ様)
第15幕 >>125 (るるこ様)
第1幕 『もしも俺が自己紹介をしたのなら……。』 >>1 >>7 >>8
第2幕 『もしも俺が自分の世界を紹介するなら……。』 >>14 >>16 >>19
第3幕 『もしも俺が風紀委員会を紹介したなら……。』 >>23 >>24 >>25
第4幕 『もしも俺がドラえもんの世界に行ったなら……。』 >>31 >>32 >>35
第5幕 『もしも俺がドラえもんの世界に行ったなら……続編。』 >>36 >>37 >>43
第6幕 『もしも俺(様)が華麗に参上したなら……。』 >>46 >>50 >>51
第7幕 『もしも俺がアンドロイドの世界に行ったのなら……。』 >>56 >>60 >>61
第8幕 『もしも俺がアンドロイドの世界に行ったのなら……続編。』 >>64 >>65 >>66
第9幕 『もしも俺(様)が異次元を渡るなら……。』 >>69 >>70 >>71
第10幕 『もしも俺(様)がゾンビの世界に飛び込んだなら……。』 >>76 >>77 >>82
第11幕 『もしも俺(様)がゾンビの世界に飛び込んだなら……続編。』 >>83 >>84 >>85
第12幕 『もしも俺が休日を過ごすのならば……。』 >>88 >>93 >>96
第13幕 『もしも俺がジョジョの世界に行ったのならば……前編。』 >>101 >>102 >>103
第14幕 『もしも俺がジョジョの世界に行ったのならば……後編。』 >>106 >>107 >>108
第15幕 『もしも俺がジョジョの世界に行ったのならば……終編。』 >>111 >>112 >>113
あとがき、そしてコメントを下さった方々に感謝の言葉を!! >>114
【第2章、闇人(やみびと)と天使編】
プロローグ >>124
第16幕 『もしも俺が日常を過ごしたのなら……。』 >>128 >>131 >>132
第17幕 『もしも俺がこれまでの事をまとめたなら……。』 >>136 >>159 >>160
第18幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら……。』 >>163 >>164 >>165
第19幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら……2。』 >>170 >>171 >>176
第20幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら……3。』 >>181 >>185 >>186
第21幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら……4。』 >>189 >>190 >>194
第22幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら……5。』 >>198 >>201 >>204
第23幕 『もしも俺(様)がドラクエの世界に行ったのなら……。』 >>206 >>209 >>210
第24幕 『もしも俺(様)がドラクエの世界に行ったのなら……2。』 >>211 >>215 >>216
第25幕 『もしも俺(様)がドラクエの世界に行ったのなら……3。』 >>217
------------ サブストーリー -------------
『交差する二人』・・・>>29 >>30
(300参照突破記念。黒川と水島の知られざる出会いの物語。)
『彼ら彼女らのクリスマス』・・・>>54 >>55
(600参照突破記念。元地山中学生の奇妙なクリスマスの物語。)
『物語崩壊、カオスなお祭り騒ぎ。』・・・>>72 >>73
(1000参照突破記念。あまりにもカオスすぎた。お祭り過ぎた。黒歴史とか言わないで。)
『たった一つのバレンタインチョコ。』・・・>>86 >>87
(1300参照突破記念。遅くなりましたがバレンタインネタ。元地山中学に甘い展開!?ww)
『風紀委員会の日常日記。』・・・>>104 >>105
(1500参照突破記念。風紀委員会で極秘に行われる秘密の日記が明らかに!?)
『The Time Start Of ティアナ。』・・・>>109 >>110
(1800参照突破記念。霧島とティアナ、そしてあのゼロの復活の物語……?)
『物語崩壊、カオスなお祭り騒ぎ2。』・・・>>127
(2000参照突破、日常編完結記念。もし俺メンバーのカオスな物語。
注意、この物語は18歳未満には刺激の強いちょっとした深夜族成分が含まれています。
お読みの際はにやけるお顔に気を付けて、一文一文丁寧にお読みください。By ヒトデナシ。)
『黒水SS By 火矢 八重様』・・・>>158
(トップレベルの作者様、火矢 八重様の執筆した黒水SS。
よく読んでくださる彼女でこそ書くことが出来る、レベルの高いSSですw
黒水SSは全ての読者様のモノ。皆様適当に妄想しちゃってくださいw
なお、もしも黒水SSを考えちゃった♪という神様がいるなら、
ぜひともこちらに投稿してくださればなと思いますw 私も読みたいですしねwww)
『花狩椿と銀色のいばら道』・・・>>168 >>169
(2500参照突破記念。花狩先生の少年時代の過去。
劣等感を胸に秘めた彼の前に現れた、ある人との出会いとは……?)
------------名誉、歴史--------------
・11月25日、『もしも俺が・・・・。』投稿。
・11月29日、100参照突破!! (ありがとうございます!!)
・12月02日、200参照突破!! (皆様の応援に感謝しております!!)
・12月06日、300参照突破!! (3は私の好きな数字です。とにかく感謝です!!)
・12月13日、400参照突破!! (嬉しい限りでございます。執筆ファイト!!)
・12月21日、500参照突破!! (500ですか!! 1000まで半分を切りました!!)
・12月24日、600参照突破!! (メリークリスマス!!)
・12月31日、700参照突破!! (2012年最後の日!!)
・01月05日、800参照突破!! (2013年、始まりました!!)
・02月12日、900参照突破!! (復活しました!! 皆様のためにも頑張ります!!)
・02月13日、1000参照突破!! (明日はバレンタインですか。皆様の応援に感謝!!)
・02月15日、1100参照突破!! (1000という大台を突破できてうれしいです!!)
・02月17日、1200参照突破!! (本編も10幕を突破。これからもバンバン書いていきますw)
・02月18日、1300参照突破!! (スリラーナーイト!! ……申し訳ない、深夜の悪乗りですw)
・02月21日、1400参照突破!! (もうすぐ1500!! 大感謝です!!)
・02月25日、1500参照突破!! (きたあああ!!! 1500参照ついに突破!!)
・02月27日、1600参照突破!! (おおぉぉ!! 応援に大変感謝です!!)
・03月01日、1700参照突破!! (ついに3月ですね!!)
・03月03日、1800参照突破!! (ありがとうございます!! ありがとうございます!!)
・03月06日、1900参照突破!! (もうすぐ2000ですね!! 頑張ります!!)
・03月09日、2000参照突破!! (2000参照突破しました!! 歓喜です!! 最高です!!)
・03月11日、2100参照突破!! (3000目指して頑張ります!!)
・03月11日、序章完結!! (始めの物語、無事に書き終えることが出来ました!! サンクス!!)
・03月18日、第2章、始まり!! (実はというと、サブタイトルに結構悩みましたwww)
・03月18日、2200参照突破!! (第2章も頑張ります!!)
・03月20日、2300参照突破!! (第2章、本格的にスタートです!!)
・03月26日、2400参照突破!! (もうすぐ2500ですね!! 頑張りますね!!)
・03月28日、2500参照突破!! (2500参照突破しました!! 3000目指して頑張ります!!)
・03月30日、2600参照突破!! (たくさんのオリキャラをありがとうございます!!)
・03月31日、2700参照突破!! (なんという快挙!! ありがとうございます!!)
・04月02日、2800参照突破!! (4月になりましたね!!)
・04月06日、2900参照突破!! (もうすぐ3000かぁ……。行けるといいなぁ。)
・04月14日、3000参照突破!! (うわぁぁああ!! 3000です!! 3000なんです!!!)
・05月01日、3100参照突破!! (長期休暇を頂きました!! 本日からまた執筆頑張ります!!)
・09月02日、4600参照突破!! (久々の執筆なので腕が鈍りまくりですねw)
・09月04日、4700参照突破!! (5000までもうすぐですね。頑張ります。)
・09月06日、4800参照突破!! (9月と言えば作者はもうすぐ誕生日とやらを迎えるわけですか。)
・09月09日、4900参照突破!! (もうすぐ5000ですね。頑張りますね。)
・09月12日、5000参照突破!! (5000です!! ありがとうございます。)
・09月14日、5100参照突破!! (私の誕生日です。ありがとうございます。)
・09月23日、5200参照突破!! (最近私の家族にPCを占拠される事が多くなりました。)
・11月18日、5300、5400参照突破!! (ここを建設して約一年になります。)
- Re: もしも俺が・・・・。『アンドロイド編 終局』 ( No.68 )
- 日時: 2013/01/15 01:59
- 名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode
“八重様”へ
ええ、やっとでございますw 上手くまとめられたのではないかと思いますw
ちなみに、この第8幕だけでも1万5千という半端ない文字量でございますww
シャイなんとかさんは人間であろうとバケモノであろうと真っ二つですからね。
逃げるのが賢明ですね。チーズになるのは御免ですww
今回のティアナ編は彼女とゼロの関係性や絆について深く書いていきました。
それが皆様に伝わればなぁ、とw 後は戦闘シーンですねwww
ラブホは番外編で書き・・・ゲフンゲフン。おやおや、八重様は何をおっしゃっているのやら?ww
コメントありがとうございます!! 執筆の方頑張ります!!
- Re: もしも俺が・・・・。『アンドロイド編 終局』 ( No.69 )
- 日時: 2013/02/16 16:05
- 名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode
————第9幕 『もしも俺(様)が異次元を渡るなら……。』————
「パート1。」
————ここ最近、この世界では奇妙な事件が起こっている。
裏社会では有名で、この表舞台にもある程度名が通っている『DDD教団』について、だ。
世界最悪の犯罪集団であり、人外の存在とも言われている組織。
最近、人々の中では噂が広まり、『DDD教団が久々に動き出した!!』という話題で持ちきりだ。
そう噂される理由に、一つは『特殊部隊』と呼ばれる組織の活発化にあった。
『特殊部隊』とは、いわば警察なのだが、違う点が一つある。
それは、政府から武力での強制鎮圧が許されている、という点だ————。
『特殊部隊』には、超能力を持つ者が100人ほどおり、実力は折り紙つき。
そんな特殊部隊が動き出した理由で考えられるモノがあるとすれば、
人外の存在である『DDD教団』との戦争、というのが第一に挙げられる。
以前にもこのような前科があった。以前と言っても、かなり昔の事だが。
ここ最近、DDD教団についての事件や動きがなかった。
動き出したのは、ほんの数日前と言ってもいいだろう。
そして、奴らが動き出したとなれば、特殊部隊も動かざるを得ない。
それが本来の『特殊部隊』の在り方でもあるからだ……。
「うーん、なんか凄い話になってるね。『袋井君』。」
とある部屋でソファに座りこみ、新聞の一つの記事を指さして花狩先生は言う。
新聞にはこのように書かれてある。『特殊部隊、始動!!』と。
「……。」
「おや、相変わらず無口だね。まぁいいけどさ。
だけど、『特殊部隊』である君も関係ない話ではないだろう?」
————その横で口を開こうとせず、壁にもたれかかる一人の少年。
身長は150㎝程で、体重は不明。歳は確か14歳。
頭には紙袋を被っており、顔はよく見えない。
服装は何かをイメージしているのか、上下とも緑色の服装。そして背中にはマントを羽織っている。
彼の名は、『袋井 飛以呂 (ふくろい ひいろ)』。
『特殊部隊』に所属しており、実力はかなりのモノ。彼にも無論、何かしらの超能力を秘めている。
彼はこの辺の治安の維持も任されており、相棒のバイクと町の平和のために走り回っている。
本来なら、法に引っかかる年齢なのだが、特殊部隊は色々と優遇されていて許可は得ているようだ。
花狩先生は特殊部隊には所属してはいないものの、事情はかなり深くまで知っていた。
元地山中学にも、特殊部隊に所属している超能力者が多数いる。
花狩先生はその多くの超能力者の保護者役、監視役と言ったところであろうか。
「ところで袋井君」
ふと、花狩先生は机に置いている紅茶を入れたカップを手に取りながら、口を開く。
「最近『リバース』という団体が本格的に動いているらしいけど————
実際はどうなんだい? 君もそこに所属しているのだろう?」
花狩先生は今回、袋井を呼び出した理由の一つである話題を切り出した。
『リバース』。それは最近結成された、謎の組織。
白い兜をかぶり、白いマントを羽織った騎士の様な姿。
マントの後ろには丸の中に星形が赤く書かれた紋章。
それらをトレードマークとした謎の組織とは言われているが、無論DDD教団とは違う。
あれは『悪の組織』だが、こちらは『正義の組織』。特殊部隊と同じだ。
が、だからといって味方というわけでもなく、リバースはこの二つの団体と敵対している。
DDD教団は、『世界を滅ぼす組織』。
特殊部隊は、『世界を救う組織』。
そしてリバースは、『特殊部隊を止める組織』。
リバースには特殊部隊を止めなければならない、ある理由があった。
それを聞いたのはつい最近で……そして創立されたのもごく最近だ。
「リバースは元特殊部隊の中から、『ある理念』を持った人達を集めた組織。
特殊部隊の組織論を否定し、別の方法で世界を救おうとする組織……だったか?」
花狩先生が紅茶を口に含んでそう言うと、袋井はコクンと一度頷いた。
特殊部隊の望む結果論とやらがどんなものかは分からないが、
少なくとも、話を聞いている限りでは袋井は良いようには思っていないらしい。
「……だがまぁ、なかなか辛い話だろうなぁ。確かリバースは少人数組織なんだろ?
聞いた話だと、10人にも満たないとか……。これじゃあ人手不足もいいとこだ。」
袋井に視線を向けると、彼は相変わらず無言のまま一点を見つめたままだ。
今、世界は三つ巴の戦争を迎えようとしている。
DDD教団、特殊部隊、そしてリバース。
これらの組織がなんのために戦争するのか、そもそも何が目的なのかは花狩先生は知らない。
袋井に以前聞いてみたのだが、黙秘権を酷使されてしまった。
だが少なくともそれがただの戦争ではない事ぐらい、事情を知らない一般人にだってわかる。
世界を揺るがし、世界を変える戦争。その先に何が待っているのかは分からないが……。
「…………そろそろ、会議の時間なので。」
と呟くと、袋井はもたれ掛かっていた壁から身を引き、部屋から早々と立ち去ろうとする。
「待ちたまえ」と、ふと花狩先生に呼び止められ、ピタリとその動きを止める。
カチャリと紅茶を入っていたカップを置く音が響いた。そして、
「仕事、頑張れよ。また俺の独り言を聞いてくれると嬉しいね。」
と言った。背中を向けていた袋井には見えなかったが、多分花狩先生は優しく微笑んでいた事だろう。
しかし振り返ることはせず、そのまま扉を開け、無言のまま彼は出ていった……。
文字通り花狩先生の独り言を聞き終えた袋井は学校を出て、自身の相棒であるバイクにまたがった。
毎度毎度、彼が話を聞いてほしいと連絡を入れてくるので仕方なく話を聞いているが、
それもまぁ、『仕事』の合間の息抜きの時間と思えば心地よいモノだった。
花狩先生は大体の事情を知っているため気を使う必要もないし、袋井にとっては別に悪い話ではない。
それに袋井と花狩先生はある『趣味』を共通する仲だ。人間的にも嫌いではない。
その趣味が今の袋井の格好に直結しているというのは言うまでもない。あえて何とは言わないが。
仕事を頑張れ————か。
そうだ、自分には今やるべきことがある。それは大きな、大きな仕事だ。
世界を守るための……大事な仕事が。
「————こちら袋井、今からそちらに向かう……。」
胸につけた無線機に独り言のように告げると、
唸るような音を鳴らし、袋井を乗せたバイクが町の中心部へと疾走していく————。
- Re: もしも俺が・・・・。『リバース』 ( No.70 )
- 日時: 2013/02/13 19:40
- 名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode
「パート2。」
町で一番栄えた中心部には、とある秘密基地のような場所があった————。
そこが何を隠そう、少人数組織、『リバース』の本拠地である事は誰も知らなかった。
10人にも満たない人間が、ここを拠点としているのであった……。
そこは中心部の地下に位置する、別次元の様な空間。
地下の割には薄暗いというイメージはなく、全体的に青白い光を放っている。
壁も照明も、まるで異次元空間の様に錯覚するほど、広く神秘的な場所である。
地下の中心部は村一つ作れるほどの広さに加え、枝分かれするようにそれぞれの部屋が用意されてある。
全部で10個。空き部屋もいくつかあるらしいが。それなりに広い部屋のようだ。
リバースに所属する人たちの数人は、ここで寝泊まりしている者もいるらしい。
広々とした中心部、所々にある部屋、
そして中心部よりもさらに下層に、司令室と呼ばれる会議用の場所がある。
そこは中心部よりは広くはないが、大人数でパーティが開けるほどの広さだ。
何千台ものパソコンやモニターが設置されており、大事な話はここでする。
そんな司令室に、すでに何人かの人達は集まっていた。
今日、大事な会議がある様なので呼ばれたリバースの戦士たちだ……。
「————袋井君、もうすぐで来るらしいわねぇ。」
パソコンの前に立つ、容姿が大人びた女性が髪をかき上げて言った。
身長170cmの長身で、見た目は日系外人。
髪はブロンドでストレートセミロング。瞳は青だが中心に進む程深い青になっている様だ。
鬱陶しくかき上げた髪がサラリと綺麗になびく。
————名前は『コーネリア エクルストン』。この組織、リバースを束ねる司令塔だ。
現役で元地山中学で先生をやっており、科目は英語。
ちなみに、彼女はここの世界の正式な人間ではなく、なんとゲームの世界の住人なのだ。
ゲームの世界で、「現実に行きたい!!」と駄々をこねて謎の呪文を唱えた結果、
気付けば現実世界に飛ばされていたという、なんともまぁ非現実的な人である。
その影響からか、黒川と同じく『次元を超える力』を備えており、他の世界にダイブすることも可能。
元の世界には帰る気はないと断言していると同時に、
その特殊ぷりが認められて特殊部隊の生徒達を鍛える指導係として一時期は加入していた。
が、特殊部隊のある『理念』に賛同できず、反対勢力を作った創始者でもある。
特殊部隊から自分と同じ、賛同できない人物をスカウトし、この組織を立ち上げたのだった……。
「せんせー、俺そろそろすっげぇ帰りたいです。向こうで喧嘩したいですー。」
そう言って後ろからピーンと手を伸ばして、まるで子供の様に駄々をこねる男性が一人。
青い軽いシャツに青いジーパン。手に包帯を巻いている。肩には日本刀を掛けている。
————彼の名は『榊 和 (さかき かず)』。
リバースのメンバーの中でもかなりの好戦的な人物。喧嘩大好きな生徒だ。
この男性、榊は実は数日前に別世界から来た放浪者であるのだ。
なぜかは分からないがこの世界に飛ばされてきて、訳分からない状況のところをコーネリアが拾ったのだ。
そして無理やりここに加入させた。榊は反対したが、それもほんの数十秒であった。
“自分の目的が達成されれば、元の世界に戻してやる。”
というコーネリアの条件に嫌々ながらも仕方なく承諾し、こうして一員となった。
榊にしてみれば、早く元の世界に帰りたいのになんでこうなった、そんな心境だ。
しかし、今元の世界に返してやれることが出来るのは、
次元を自由に移動できるコーネリアだけである。それは紛れもない事実。
だから仕方なーく従っているわけだが————
「榊君?」
ふと、優しくかけられた声に榊はビクッと肩を震わせた。声の主はコーネリアだ。
コーネリアはゆっくりとこちらを見て、笑顔で、
「帰りたいの? じゃあ帰らせてあげるわ。
どっちか選んでね? 私の指示に従い続けて元の世界に帰るか、
この銃に撃たれて身体をバラバラにされて天国に帰るの……どっちがいいー?」
「……前者でお願いします。」
ニコニコの笑顔でとんでもない事を口走る先生には、榊は苦笑して従うしかなかった。
“それにしても、以前はあんなにコロコロと表情を変える人じゃなかったというのに。
いつの間にかコーネリア先生、未知の進化を遂げてるじゃねぇか……。”
半分嬉しく、半分恐れの複雑な感情を榊は抱いた。
————そんな榊の後ろから、一人の小柄な女の子がチョコンと現れた。
身長142cmほど、茶髪で肩まであり、少し巻かれてふんわりとしている。
瞳は緑で色白。緑の帽子をかぶっている。
見た目通り、年齢は9歳。まだまだ子供であるにも関わらず、彼女も立派な戦士だ。
白の長袖ブラウスに緑の薄い上着、緑の長いスカート。
白のニーハイソックスに黒い靴、レースが付いた緑の傘をさしている。
————名前は『咲花 綾 (さくはな りょう)』。皆からは『リオ』と呼ばれている。
「おや、リオ君。どうでしたか、『三人』の様子は?」
コーネリアが彼女に視線を落としてそう尋ねると、リオと呼ばれる少女は静かに口を開く。
「先ほど、三人は『DDD教団』のガロンと接触。無事生還したようです。
現在は違う異世界に飛び、調査を続行、とのことです。」
「そうですか……。情報感謝します。」
「……リオ。お前どっからそんな情報仕入れてんだよ?」
隣にチョコンといるリオの頭を撫でて、榊は思った事を口にする。
「僕は情報屋ですから。」
「いや、理由になってねぇだろ……。本当に9歳か?」
苦笑して言う榊に、リオは小ばかにするような笑みを浮かべ、
「9歳ですよ。それに、僕は榊君みたいに頭は悪くありませんので。」
「何ぃおう!! やるか、喧嘩ぁ!?」
ギャアギャアと騒ぐ榊に、「嫌です。」ときっぱり言って榊に背を向ける。
このリオと呼ばれる少女は、この世界の人ではあるが、元特殊部隊ではない。
彼女は、この世界で裏の世界に属する、暗殺の家柄に生まれた。
それはいわば殺し屋のようなもので、彼女も家を継ぐためにその訓練を受けてきた。
が、彼女自身は全く持って家を継ぐつもりも、暗殺をするつもりもなかった。
そんな日々が嫌になった彼女はついに家を飛び出し、ひたすらに逃げた。
だが数日を過ぎた後、極度の空腹が彼女を襲った。
お金など持っておらず、ろくに食べ物も食べず、限界を迎えて倒れた所を、
たまたま通りかかったコーネリアに助けられたのだ。
そんな時、コーネリアが困っているという話を聞いたリオは、
コーネリアの力になる事に決めたのだった……。
「ところで、少なすぎませんか? 三人って……会議する必要あります?」
ふと、思い出に更けていたコーネリアにリオが話しかける。
コーネリアはリオの言葉に気づくと、モニターを見て「そうねぇ……。」と呟く。
「仕方ねぇんだろ。三人はDDD教団の調査、ほんで後の『二人』は治安維持活動。
袋井を合わせたこの9人が今のリバースなんだからよ。」
榊が手を広げてため息をつくと、「相当の人手不足ですね。」とリオも呆れ顔で言った。
コーネリアはそんな二人を見て、ふふっ、と笑う。そんな彼女を見て、二人は首を傾げる。
「いいのですよ、これで。なんてったって————この9人でないと、世界は救えないのですから。」
コーネリアはモニター越しに映る袋井を見て、穏やかな表情を浮かべた————。
- Re: もしも俺が・・・・。『リバース』 ( No.71 )
- 日時: 2013/02/14 16:03
- 名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode
「パート3。」
黒川達がアンドロイドの世界から帰還し、ティアナと感動の再開をしている時と同時刻、
瓦源次と名乗る男と、柿原と紫苑は横に並んで大きな商店街を歩いていた————。
「————で? 具体的に俺達は何をすればいいんだよ?」
柿原はふと質問を投げつける。隣にいた源次は甘いクリームがいっぱい入ったクレープを口に頬張っている。
先ほど、「あー、俺ちん甘いモノが食べたくなってきた。」と言って、買ってきた。
ちなみに紫苑も一緒に購入し、同じく隣で噛り付いている。どうやら満足している様だ。
ちなみに俺は買っていない。甘いモノは好きではない。
「少年、焦らない焦らない。いいかね、男というものは、
『常に余裕を持って行動する』のがカッコいいモノよ。」
「……お前は呑気にしすぎだと思うぞー。」
カッコつけた表情の源次に苦笑してそう言ってやると、源次はガクッと肩を落とす。
まぁとはいっても、いつもめんどくさいと言って行動しようとしない自分が言うのもなんだが。
それはそれで余裕を持って行動している、と言えるだろう。……無理やりだが。
「お、あそことか良いね。よっしゃ、俺様についてこい諸君!!」
クレープを食べ終えた源次が先行して、駆け足でどこかに向かう。
紫苑も「イエッサー!!」と掛け声とともに、走り出していた。柿原は面倒なので、歩いていたが。
そして源次が連れてきたのは、人目のつかない裏道。
滅多に人が通る事のないであろう場所で、源次は立ち止まった。
「……? おい、こんなところで何すんだよ?」
柿原が周りを見渡してそう聞くと、源次は柿原の方に振り返る。
「少年、さっき聞いたよね? 具体的に何をするのかってさ。」
源次が確かめる様に言ってきたので、柿原はああ、と返事を返した。
紫苑はというと、先ほどからタロットを触って何も言わない。どうやら占い中らしい。
“……待てよ、紫苑が占い中……?”
そこで柿原はなるほど、と納得した。つまりここは、
「異次元のゆがみって奴がある場所、なんだな?」
柿原がそう言うと、微笑した源次が「ピンポーン。大正解だわ。」と返す。
柿原には感じることは出来ないが、どうやらここで誰かが異次元の世界から来た、
もしくは出ていったということみたいだ。だが、
「それは分かったが、だからといってどうする?」
柿原がタロットを広げる紫苑を横目に、源次に聞いてみる。
「簡単さー。その異次元のゆがみをこじ開け、異次元の世界に行くのよ。
そして確かめるのさ。異次元のゆがみの正体を、さ。」
源次の言葉に、思わず「なッ……!?」と驚きの言葉を漏らす。
それは紫苑も一緒で、二人とも源次を見る。
「んでもって、今から向こうに繋がる『門』を開ける。だが————
向こうの世界は100%危険だと言っていい。死に至る可能性もある。
だから協力してもらってこんなこと言うのもなんだけど……無理に来なくてもいい。」
いつもふざけた調子の源次から、ほんの少し真剣な言葉が漏れる。
向こうでの死は、本当の自分の死。
ゲームではもう一回リセットが効いたりするが、そんな都合が良いものは無し。
だから、ここで命を懸ける必要も————
「おい、わざわざそんなこと言わなくてもいいぞ。」
柿原は横目でチラリと紫苑を見る。紫苑は何も言わずに頷いている。むしろワクワクしている。
それは俺も同じだ。そして、そんな予感がしていたのも確かだ。だから————
「俺達の覚悟はとうに出来てる。だから連れてけ。」
「……おたくらの人生、終わっちまう可能性もあんのよ?」
「それはお前も、だろ。」
柿原の言葉に、フッと源次が笑う。「そうだねぇ。」と言葉を漏らし、柿原に後ろを見せる。
紫苑もタロットをしまい、柿原の隣に立つ。
“俺達は、退屈だったんだ。だからこんな展開を待っていた。
命を懸けるような勝負? 冒険? 面白いじゃねぇか……!!”
「行こうよー源次クン。ボクもうワクワクが抑えらんないー。」
「全くだぜー。さっさと行くぞ。」
紫苑と柿原の言葉が、なぜか頼もしく感じた。
先ほどあったばかりのはずなのに、妙に温かさを感じる。
そして子供とはいえ、覚悟と好奇心に満ちた心。源次は思わず笑ってしまう。
“やれやれ……これが人の温かさ、ね。”
後ろにいる二人に感謝しつつ、源次はゆっくりと手を前に出した……。
「そんじゃ、行くか!! 俺様の姿を……ちゃんとみてろよぉ!!」
ふと、風が吹いた。源次の回りに風が躍るように舞う。
“この雰囲気……どこかで。”
柿原と紫苑はお互いに目を合わせた。お互いに何か近しい何かを感じた。
まるで見たことがある、という感覚。それも身近に————
“Information search————。Open、Possibility Gate ————”
(情報検索————。もしもの扉、今ここに開きたまえ————!!)
目を見開き、呪文を唱える。それが合言葉となり、光を集めて輝く。
一瞬目を伏せてしまう程の眩しさが襲う。その後、光は形を作り、光の扉へと姿を変える。
「これは……!!」
間違いない、と二人は断言する。そんな二人に振り返り、源次は「どうよ?」と聞いてくる。
源次の行った行為は……まさしく黒川と同じ行為。
正確に言うなら、『もしもの世界に行く能力』!!
「そんじゃあいっくぜーい。ついてこいよ、俺様にー。」
「ちょ……ちょっと待て!!」
門を潜ろうとする源次の腕を掴み、引きとめる。源次は「えっ? 何よ?」と首を傾げる。
柿原は動揺する頭を冷静にし、そして、
「お前……何者だ? 今のはどう見ても、俺の友達と同じ能力だ。」
「そうだよねー。黒川クンと同じ現象、同じ能力だよねぇ。」
「友達? 黒川……。……!! ちょっと待て」
源次は一瞬首を傾げたが、すぐに目を見開いた。
「少年、その友達は……俺ちんと同じ能力を持ってるって言ったよね?」
急に真剣な表情になった源次に、柿原は少し動揺して「あ……ああ。」と答える。
その返答を聞いて、「そうか……。」と言葉を漏らし、ふたたび柿原達に背を向ける。
「……? どうした源次。何かあったのか?」
「……いんや、何もねぇさ。さてさて、行こうぜぃ。」
「あー、質問の答えはぁ!? なんで使えるのさぁ?」
「内緒。俺様の女になるんだったら教えてやってもいいぜ、お嬢ちゃん?」
「それは却下、かな?」
あっさり拒否されて、肩を落とす源次の背中を押す様に、柿原達は扉の向こうへと入っていく。
今は、聞かないでおこう。奴自身も話したくない感じだったしな。
こうして、謎の多い源次と共に、俺達も異世界へと足を踏み入れた————。
————————第9幕 完————————
- Re: もしも俺が・・・・。『リバース』 ( No.72 )
- 日時: 2013/02/15 16:21
- 名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode
“サブストーリー 『物語崩壊、カオスなお祭り騒ぎ。』”
「前編」
黒川「はい、皆様おはようございます、こんにちは、こんばんは。」
霧島「え……えっとぉ!! こ……この度はぁ!! こ……このダメ小説にぃ!!」
水島「き……霧島君!! 声裏返ってるから!! 緊張しすぎだよ!!」
柿原「ダメだなー、あのバカ。カンペ見てるのにガチガチじゃねぇか。紫苑、代わりによろ。」
紫苑「オッケー!! えっとね、この度はこのダメ小説にクリックして頂き誠にありがとうございます。
誠に恐れ多いながらこの小説が1000参照を突破したということで————」
源次「今までのサブストーリーとは全く違う形で参照記念を実行するのよね。
だからこんな台本書きになってんのよ。ソーリーソーリー、だってよ。」
黒川「うむ、二人ともカンペ読み感謝する。なお、このサブストーリーは本編に全く関係ない。
CM見てる感じで見てくれればいいぞ。物語崩壊らしいから。」
作者「そそ。あれね、ちょっと久々にコメディ感じのを書きたくてね。
つう事で、作者のお遊び心に付き合ってくれると嬉しいなぁーなんて。」
霧島「本編もようやく再開し、熱い展開になりつつあるのにいいのかよ?」
水島「確かに。色々と物語が複雑化してきてるし……。」
柿原「まぁたまにはいいんじゃね? めんどくさいし。」
紫苑「お祭り、お祭り、わーいわーい♪」
源次「お嬢ちゃんはしゃぎすぎ…………………てかさ、」
全員「誰だよッ!! お前ッ!?」 →作者に視線を向ける。
作者「あ、毎度。ヒトデナシっす。このダメ小説の作者ですね。一応。」
黒川「……姿は私と瓜二つだな。眼鏡以外。」
霧島「マジだぜ……グレートだぜ……。」
柿原「ジョジョネタ自重しろ、勇気。」
水島「あ、でもなんか親しみやすそう。」
紫苑「確か自称『変態紳士』という通り名があるみたいだねー。源次にそっくりー。」
源次「お嬢ちゃん何気にひどいよッ!! 俺様をどんな目で見てるのよッ!!」
作者「さぁてさて、さっそくお祭りを始めたいと思うんだけど……何がいい?」
黒川「何がいいって……お前が決めるんだろう。」
霧島「あれだ、喧嘩とかよくね? 盛り上がるし。」
柿原「一人でやってろ。」 霧島「何おう!?」
水島「本を読み漁る……とかどうかな?」 全員「退屈で死ぬわ……。」
紫苑「みんなでダンスとかはぁ?」 作者「良い案だがネタがない。(きっぱり)」
源次「カラオケ……とかはどうだい? ネタも出来るし、俺様のイケメンボイスも————」
全員「源次のダメボイスはともかく、その案は賛成。」 源次「……俺様の扱い酷くね?」
作者「うん、カラオケいいね。『もしも俺がメンバーがカラオケに行ったら』とか面白そうじゃん?
よしじゃあ行くぞ!! 後編でカラオケ大会だッ!! ついて来い諸君!!」
黒川「ネタ的にもいいんじゃないか。読者はどうでもいいだろうが。」
霧島「いいねぇ、熱くなるぜぇ!!」
柿原「お前はあれだ、北極で歌って来い。そしたらちょうど良い温度になる。」
水島「カラオケかぁ……自信ないかも。」
紫苑「えっへっへー。水島ちゃん、ダイエットしよ、ダイエット。」 ←デュエットの事である。
源次「俺様の……扱いってぇ……。」
そして、彼らは知らない……。
この後、想像を絶するキャラ崩壊を迎えるという事が……!!
———— To be continued ————
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