複雑・ファジー小説

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もしも俺が・・・・。『フィーダと那拓。』
日時: 2014/01/03 18:25
名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)

   作者の今叫びたい一言  『ツイッター、始めました。>>205』 (By 作者)


   序章、あとがき+読者様へ一言!! >>114

   土下座で頼む、簡単アンケート!! >>115
   ↑アンケート円滑化のために、登場人物のリストを作りました!! >>123

   オリキャラ大募集中!!!(こちらをお読みください。) >>140



 【第一回 アンケート回答者リスト!! スペシャルサンクス!!】

・月葵様 →>>117
・るるこ様 →>>125
・檜原武甲様 →>>133
・李々様 →>>134
・八重様 →>>138
・エストレア様 →>>145


 【オリキャラリスト!! スペシャルサンクス!!】

・李々様 →>>141 『明蓮寺 美夜』 >>151 『古屋 朱李衣』
・95様 →>>142 『葉隠 空冴』 >>146 『鳳凰院 龍雅』
・エストレア様 →>>145 『キル・フロート』
・檜原武甲様 →>>147 『知名崎 宇検』
・月葵様 →>>148 『結風 遥』 >>156 『矛燕』 『ゼヘト』
・グレイ様 →>>152 『周邊 蓮華』
・八重様 →>>155 『雛姫 容子』
・るるこ様 →>>166 『王 莉紅』 『鳳広炎』









   クリックどうもありがとうございます。


  おはようございます、こんにちは、そしてこんばんわ。

  どうも初めまして。ご存知の方はお久しぶりです。

  私の名前はヒトデナシと申します。



 “自己紹介が終わったところで、この小説の注意点です。”


  1、荒らしの方々は回れ右して去ってください。

  2、読んでいただけるとすごくありがたいです。

  3、コメントをもらうと、作者は歓喜に満ち溢れます。




 “では次に、この小説はどんなものなのかを紹介いたします。”
    

  1、この小説の中心の視点は基本、主人公である俺(作者ではありません。)が中心です。

  2、この小説は、主人公が『もしもの世界』を体験したとき、どのように思うのか、またはどのように動くのかを描いたものです。

  3、基本、自由である。



  ————と言った感じでございます。



  では早速書いていきたいと思います。

  楽しんでいただけると幸いです。



  ・登場人物・・・主要人物 >>119
          黒川陣営 >>120
          リバース陣営 >>121
          DDD教団陣営 >>122


  ・イラスト広場(心優しい絵師様、常時募集中)・・・>>62

  ・用語説明・・・>>63




   コメントを下さった優しい読者様


 ・月葵様 
 ・八重様
 ・秘密箱様
 ・エストレア様
 ・小枝様
 ・るるこ様
 ・春野花様
 ・陽様
 ・修道士。様
 ・檜原武甲様
 ・李々様
 ・ちぇりお様
 ・95様
 ・グレイ様
 ・H様
 ・007様



    ———— 『もしも俺が・・・・。』目次 ————


【序章、日常編】 

  表紙→>>12 (八重様)
  挿絵→ 第1幕 >>20 (るるこ様)
      第6幕 >>89 (るるこ様)
      第15幕 >>125 (るるこ様)


   第1幕 『もしも俺が自己紹介をしたのなら……。』 >>1 >>7 >>8
   第2幕 『もしも俺が自分の世界を紹介するなら……。』 >>14 >>16 >>19
   第3幕 『もしも俺が風紀委員会を紹介したなら……。』 >>23 >>24 >>25
   第4幕 『もしも俺がドラえもんの世界に行ったなら……。』 >>31 >>32 >>35
   第5幕 『もしも俺がドラえもんの世界に行ったなら……続編。』 >>36 >>37 >>43
   第6幕 『もしも俺(様)が華麗に参上したなら……。』 >>46 >>50 >>51
   第7幕 『もしも俺がアンドロイドの世界に行ったのなら……。』 >>56 >>60 >>61
   第8幕 『もしも俺がアンドロイドの世界に行ったのなら……続編。』 >>64 >>65 >>66
   第9幕 『もしも俺(様)が異次元を渡るなら……。』 >>69 >>70 >>71
   第10幕 『もしも俺(様)がゾンビの世界に飛び込んだなら……。』 >>76 >>77 >>82
   第11幕 『もしも俺(様)がゾンビの世界に飛び込んだなら……続編。』 >>83 >>84 >>85
   第12幕 『もしも俺が休日を過ごすのならば……。』 >>88 >>93 >>96
   第13幕 『もしも俺がジョジョの世界に行ったのならば……前編。』 >>101 >>102 >>103
   第14幕 『もしも俺がジョジョの世界に行ったのならば……後編。』 >>106 >>107 >>108
   第15幕 『もしも俺がジョジョの世界に行ったのならば……終編。』 >>111 >>112 >>113

   あとがき、そしてコメントを下さった方々に感謝の言葉を!! >>114


【第2章、闇人(やみびと)と天使編】

  プロローグ >>124


   第16幕 『もしも俺が日常を過ごしたのなら……。』 >>128 >>131 >>132

   第17幕 『もしも俺がこれまでの事をまとめたなら……。』 >>136 >>159 >>160

   第18幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら……。』 >>163 >>164 >>165

   第19幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら……2。』 >>170 >>171 >>176

   第20幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら……3。』 >>181 >>185 >>186

   第21幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら……4。』 >>189 >>190 >>194

   第22幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら……5。』 >>198 >>201 >>204

   第23幕 『もしも俺(様)がドラクエの世界に行ったのなら……。』 >>206 >>209 >>210

   第24幕 『もしも俺(様)がドラクエの世界に行ったのなら……2。』 >>211 >>215 >>216

   第25幕 『もしも俺(様)がドラクエの世界に行ったのなら……3。』 >>217




    ------------ サブストーリー -------------


  『交差する二人』・・・>>29 >>30 
  (300参照突破記念。黒川と水島の知られざる出会いの物語。)

  『彼ら彼女らのクリスマス』・・・>>54 >>55
  (600参照突破記念。元地山中学生の奇妙なクリスマスの物語。)

  『物語崩壊、カオスなお祭り騒ぎ。』・・・>>72 >>73
  (1000参照突破記念。あまりにもカオスすぎた。お祭り過ぎた。黒歴史とか言わないで。)

  『たった一つのバレンタインチョコ。』・・・>>86 >>87
  (1300参照突破記念。遅くなりましたがバレンタインネタ。元地山中学に甘い展開!?ww)

  『風紀委員会の日常日記。』・・・>>104 >>105
  (1500参照突破記念。風紀委員会で極秘に行われる秘密の日記が明らかに!?)

  『The Time Start Of ティアナ。』・・・>>109 >>110
  (1800参照突破記念。霧島とティアナ、そしてあのゼロの復活の物語……?)

  『物語崩壊、カオスなお祭り騒ぎ2。』・・・>>127
  (2000参照突破、日常編完結記念。もし俺メンバーのカオスな物語。
  注意、この物語は18歳未満には刺激の強いちょっとした深夜族成分が含まれています。
  お読みの際はにやけるお顔に気を付けて、一文一文丁寧にお読みください。By ヒトデナシ。)

  『黒水SS By 火矢 八重様』・・・>>158
  (トップレベルの作者様、火矢 八重様の執筆した黒水SS。
  よく読んでくださる彼女でこそ書くことが出来る、レベルの高いSSですw 
  黒水SSは全ての読者様のモノ。皆様適当に妄想しちゃってくださいw
  なお、もしも黒水SSを考えちゃった♪という神様がいるなら、
  ぜひともこちらに投稿してくださればなと思いますw 私も読みたいですしねwww)

  『花狩椿と銀色のいばら道』・・・>>168 >>169
  (2500参照突破記念。花狩先生の少年時代の過去。
  劣等感を胸に秘めた彼の前に現れた、ある人との出会いとは……?)




------------名誉、歴史--------------


・11月25日、『もしも俺が・・・・。』投稿。
・11月29日、100参照突破!! (ありがとうございます!!)
・12月02日、200参照突破!! (皆様の応援に感謝しております!!)
・12月06日、300参照突破!! (3は私の好きな数字です。とにかく感謝です!!)
・12月13日、400参照突破!! (嬉しい限りでございます。執筆ファイト!!)
・12月21日、500参照突破!! (500ですか!! 1000まで半分を切りました!!)
・12月24日、600参照突破!! (メリークリスマス!!)
・12月31日、700参照突破!! (2012年最後の日!!)
・01月05日、800参照突破!! (2013年、始まりました!!)
・02月12日、900参照突破!! (復活しました!! 皆様のためにも頑張ります!!)
・02月13日、1000参照突破!! (明日はバレンタインですか。皆様の応援に感謝!!)
・02月15日、1100参照突破!! (1000という大台を突破できてうれしいです!!)
・02月17日、1200参照突破!! (本編も10幕を突破。これからもバンバン書いていきますw)
・02月18日、1300参照突破!! (スリラーナーイト!! ……申し訳ない、深夜の悪乗りですw)
・02月21日、1400参照突破!! (もうすぐ1500!! 大感謝です!!)
・02月25日、1500参照突破!! (きたあああ!!! 1500参照ついに突破!!)
・02月27日、1600参照突破!! (おおぉぉ!! 応援に大変感謝です!!)
・03月01日、1700参照突破!! (ついに3月ですね!!)
・03月03日、1800参照突破!! (ありがとうございます!! ありがとうございます!!)
・03月06日、1900参照突破!! (もうすぐ2000ですね!! 頑張ります!!)
・03月09日、2000参照突破!! (2000参照突破しました!! 歓喜です!! 最高です!!)
・03月11日、2100参照突破!! (3000目指して頑張ります!!)
・03月11日、序章完結!! (始めの物語、無事に書き終えることが出来ました!! サンクス!!)

・03月18日、第2章、始まり!! (実はというと、サブタイトルに結構悩みましたwww)
・03月18日、2200参照突破!! (第2章も頑張ります!!)
・03月20日、2300参照突破!! (第2章、本格的にスタートです!!)
・03月26日、2400参照突破!! (もうすぐ2500ですね!! 頑張りますね!!)
・03月28日、2500参照突破!! (2500参照突破しました!! 3000目指して頑張ります!!)
・03月30日、2600参照突破!! (たくさんのオリキャラをありがとうございます!!)
・03月31日、2700参照突破!! (なんという快挙!! ありがとうございます!!)
・04月02日、2800参照突破!! (4月になりましたね!!)
・04月06日、2900参照突破!! (もうすぐ3000かぁ……。行けるといいなぁ。)
・04月14日、3000参照突破!! (うわぁぁああ!! 3000です!! 3000なんです!!!)
・05月01日、3100参照突破!! (長期休暇を頂きました!! 本日からまた執筆頑張ります!!)
・09月02日、4600参照突破!! (久々の執筆なので腕が鈍りまくりですねw)
・09月04日、4700参照突破!! (5000までもうすぐですね。頑張ります。)
・09月06日、4800参照突破!! (9月と言えば作者はもうすぐ誕生日とやらを迎えるわけですか。)
・09月09日、4900参照突破!! (もうすぐ5000ですね。頑張りますね。)
・09月12日、5000参照突破!! (5000です!! ありがとうございます。)
・09月14日、5100参照突破!! (私の誕生日です。ありがとうございます。)
・09月23日、5200参照突破!! (最近私の家族にPCを占拠される事が多くなりました。)
・11月18日、5300、5400参照突破!! (ここを建設して約一年になります。)

Re: もしも俺が・・・・。 ( No.43 )
日時: 2013/02/14 12:41
名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode

         「パート3。」




  ————光を抜け、出てきた場所は、俺達の世界の公園だった。


  黒川が『門』を開け、そして俺達はドラえもんの世界にいった。
  そこで得たものは、のび太君や他の奴らとの熱い友情。主にのび太君だが。


   「……だけどなぁ、別れのあいさつぐらいしたかったなぁー。」

   「仕方ないよ霧島君。いきなり光に包まれたと思って、気付いたらここに戻ってきてたんだから。」



  悔しがる霧島の隣で、嬉しそうな表情で水島は言う。
  そうだ、忘れていたんだ。30分というタイムリミットがあることを。
  気付いたら身体が少しづつ消え始めて、意識を取り戻した時にはここにいた。
  結局、のび太君に何も言えず……な。


   「ところで水島ちゃん、なんか嬉しそうだな?」


  霧島は水島の嬉しそうな表情に気づいて質問する。水島はクスッと笑って、


   「……のび太君、よかったなぁと思って。
    ヒットを打った時ののび太君、今までにないぐらい嬉しそうだったもん。

    最後の最後で、あんな笑顔を見れて嬉しかったの。行ってよかったなって。」



  確かにあの時ののび太君は輝いていた。きっと、初めてあんな綺麗なバッティングをしたのだろうな。
  それにしても……全く。なんでもっと時間がなかったんだ。
  せめて喜びを分かち合う時間ぐらいあっても良かっただろうに……。



   「……ああ、ちきしょー。もっと褒めてやりたかった!! 抱きしめてやりたかった!!」


   「————誰を抱きしめたかったのだ? 霧島。」



  ————頭を抱え、唸り声を上げる霧島の背後から、いつの間にか帰ってきていた黒川が声をかける。



   「うおぉッ!! いつの間にいたんだ!? 空気の黒川!!」

   「誰が空気だ。やれやれ。水島、無事か?」

   「うん!! あれ、黒川君? その分厚いノートは何?」


  水島が指さすその先には、黒川の手にがっつりと掴まれている分厚いノート×2。


   「ああ、研究結果を記したノートだ。もしもの世界に行く前からすでに持参していたものだ。」

   「おまっ、どこにそんなノート隠してたんだよ!? 手品師か!!」


  手品師というのはいささかどうかと思うが、まぁ若干謎を感じるのも分からんでもない。

  これ、実は折りたためるノートなのだ。
  持ち運びしやすいように、私が試行錯誤して開発した自家製ノートだ。
  折りたためば、最小でハンカチぐらいになるぞ。ポケットにいれて持ち運べるほどだ。


  さて、ドラえもんのところに行って、色んな情報を得てきたからな。
  これを元に私の開発も大分進むことになるだろう。ドラえもんに感謝しなければな。

  まぁ多分……ドラえもんは私の事を覚えていないと思うが。記憶に強く残る様な事をしていないからな。

  記憶に強く残れば、きっと彼らは私達の思い出を覚えてくれているはず。強く残れば……な。
  ……いや、秘密道具を分解した時点で、記憶に強く残ってるか。まぁそれならそれでよし。



   「よし、帰るぞ二人とも。————ん?」


  黒川が二人を見ると、二人は『門』があった場所を一心に見つめる。
  今はもうないが、その場所を見たまま、何やら嬉しそうな表情を浮かべていた。


  “二人にとっても……嬉しい収穫があったのか。”


  きっと、向こうで何かあったのだろう。それを聞くのは野暮というものだ。

  これからも、私にとって何か意味のある冒険になるのだろうか……。


  “楽しみだ。これからの冒険もな————”


  黒川も霧島と水島の近くに立ち、しばらく三人で『門』があった場所を見つめていた————。





















    ————場面は、建物の屋上に変わる。


  謎の白い鎧を着た三人の前に現れたのは、まがまがしい闇を纏った誰か……。



   「何の用だよッ、『DDD教団』ッ!!」


  鎧を着た一人が声を荒げて言う。現れた誰かの身体から少しずつ闇が消えていく。


  ————そして徐々に姿を現し、現れたのは、眼鏡を着けて白衣を着た、男性。

  身長は190程度。髪は青色の短めのボサボサヘアー。瞳の色は茶色。
  白衣を着ていて、黒色の眼鏡をかけている。見た目は普通の人間と変わらない容姿と姿をしている。
  だが、その身体から放つ威圧感、存在感は人の域から完全に抜け出ていた。



   「おいおい、そんな人をバケモンみてぇな目で見んなよ。怪しい者では決してございませんぜ?」


  白衣の男性の表情には何やら余裕を感じられる。不適な笑みが三人をピリピリとした空気にさせる。



   「お前は、『ガロン・ヨルダン』だな? 
    かつて、世界でも有名な科学者だったと聞く。あくまでも裏社会で、な。

    それはさておき、お前達の目的はなんだ? そして何しに来た?」


  あくまで気を抜かず、注意を払って一人が言う。いつこちらに対して攻撃的になるかは分からない。


  ちなみに、有名な割には彼についてはあまり明確な情報がない。

  ただ分かっていることは、彼が今所属している謎の団体、DDD教団の一員だということだけだ。
  未だ何を目的としているのか分からない団体。
  だが、それが世界にとっては悪影響な事だということだけは分かっている。



   「そんな質問攻めばかりすんなよ。おじさん分かんなくなるぜ。

    まぁそうだな、詳しくは語れねぇが、ここに来た理由だけは教えてやらぁ。」


  ガロンと呼ばれる白衣の男は相変わらず不適な笑みを浮かべる。そして一歩ずつ三人に近づいてくる————。





   「————暇なんだわ。ちょっと遊ぼうぜ。」



  瞬間、ガロンは殺気に似た視線を三人に向ける……!!


  ピリピリと空気がその場を締め付ける様な感覚。ピエロの様に不敵に笑い、ライオンのように殺意を向ける。




  “……こいつは『楽しもう』としている。今から始まる『戦闘』を……————”



       ————————第5幕 完————————



Re: もしも俺が・・・・。 ( No.44 )
日時: 2012/12/21 19:49
名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: qgJatE7N)

こんばんは、火矢八重ですw

おおおおお!!! ドラえもんも覚えている可能性があるのですね!

ちょっと残念だったので、良かったですw

そして何気に黒川君は色々なものを発明しているのですね……ビックリですw


そして、ガロン登場!!
ますますの展開で、目が離せません!!

更新、お疲れの出ませぬようw

Re: もしも俺が・・・・。 ( No.45 )
日時: 2012/12/22 00:47
名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode




  “八重様”へ


  こんばんはですww
  いつもコメントの方ありがとうございますw

  その様ですw ドラえもんも覚えていればいいのですがねぇww
  八重様もご存じの『空気破壊(エアクラッシャー)』もちゃっかり出てますww

  ガロンも出しましたw 彼の今後の動きにも注目です!!
  コメントありがとうございます!! 執筆の方頑張ります!!

Re: もしも俺が・・・・。 ( No.46 )
日時: 2013/02/13 00:22
名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode



     ————第6幕 『もしも俺(様)が華麗に参上したなら……。』————




          「パート1。」





   「————さぁてぇ、ショーの始まりだぁ!! キャッハァァーーッ!!!」



  ガロンは子供のような無邪気な声を上げ、鎧を着た三人へと近づく。
  ここはあるマンションの屋上。万が一落ちてしまえば、命の保証はない……。

  白い鎧を着た『一人目』の懐から、一丁の拳銃が取り出される。小回りのきく、シンプルなハンドガンだ。


  瞬時に構え、近づいてくるガロンに迷いなくトリガーを引く……!!

  放たれる弾丸はガロンの顔の横のスレスレを通っていった。紙一重で躱された。


  “……こいつ、『慣れている』。今まで何度も戦場を生き抜いてきたのか……!!”


  あの紙一重の回避は幾度となく体験していなければ出来る芸当ではない。
  おそらく奴は、科学者には似合わないほどの戦闘経験を積んできたのだろう。


  “下手すれば、私達より上か……。だったら————”



   「————レオン、サラ!! 気を付けろ!!」

   「分かってらァ!!」

   「了解!!」



  弾丸を躱したガロンにさらに追撃を加えるように、『二人目』がガロンの前を遮り、拳を握って殴りかかる。

  ガロンはそこで足を止め、その拳をひとまず躱す。
  『二人目』はさらに距離を詰め、体術を駆使して休むことなく攻撃をたたき込む。
  ストレート、フック、上段蹴りなど、素人には到底真似できぬ程の体術。
  ガロンはその一つ一つの攻撃を確実に防御していく。


   「ははッ、いい格闘センスだわ〜。お前さん、どっかの軍人さんかなんかかい?」


  ガロンは防戦一方ではあるが、相変わらず余裕の表情は崩さない。
  それほどまだ、苦ではないということだ。


  “こいつ……なんだかんだ言いつつも、一つ一つの攻撃を紙一重で流してやがるッ……!!”


  ガロンは全ての攻撃の軌道を若干ずらしたりして、最小限の動きで戦っている。
  無駄に躱さず、無駄に攻撃を受けない。これほど厄介で強い奴はいない。


   「レオン!! 援護するわッ!!」


  『三人目』は腰のところにぶら下げているハンドガンを手に取り、照準を瞬時に合わせ、狙い撃つ。
  発砲音に気づいたガロンは、『レオン』と呼ばれる『二人目』の攻撃を躱しつつ、
  飛んでくる銃撃も軽やかに躱すという柔軟な動きを見せる。



   「おいおい、どっかのサーカスのピエロかよ……ふざけた動きをッ!!」

   「こらこらー、若者よ。お喋りしてると舌を噛んじゃうぜぇッ!!」

   「!? ドゥワッッ!!!」



  一瞬の隙に放たれたガロンのパンチは、レオンの腹部を捕えた……!!

  閃光の如く速く、重いパンチ。躱す暇もなかった。
  レオンはそのまま後ろに吹き飛ぶが、一瞬で体勢を立て直し、着地する。



   「……つっ!! てぇーな……。」


  鎧越しとは言え、腹部にヅキヅキとくる鋭い痛み。よく見ると、放たれた鎧の部分が少し欠けていた。


   「かっはー、貫くつもりだったがダメだったわぁ。失敗失敗、ってな。」


  ガロンは手をプラプラさせ、ジンジンと手に来る痛みを和らげる。



   「レオン!! 今治すわ!!」


  『三人目』はハンドガンを一度仕舞い込み、懐から何かを取り出す。
  それは笛。見た感じはフルートだろうか。


  ————そして奏でる。音の旋律がその場に響き渡る。聞き惚れてしまうほどの綺麗な音色だ。




   「……おーい、俺ぁ音楽鑑賞会にきたわけじゃねぇぞー…………てあら?」




  ————ガロンに一瞬で接近してきた『誰か』。



  “こいつは、確かさっき俺が吹き飛ばしたはずの……『二人目』だな。”

  その腹部には、ガロンの予想どおり、傷がついている。さっきつけた傷だ。



   「……うおっと!! あぶねぇなぁ!!」


  ガロンは下から突き上げられるアッパーカットを間一髪で躱し、一旦距離を置く。



  “んー、レオン……だったかぁ? 結構な痛手は与えたはずだったが。もしや————”



   「逃がすかよぉッ!!」


  レオンは距離を置こうとするガロンに休む暇を与えない。
  『三人目』もフルートを懐に戻し、もう一度ハンドガンを手に取る。


  “あー、やっぱり。あの『二人』か……”



   「てことは、だ。当然、狙いはお前だよなぁ!!」

   「……!! しまッ————」



  ガロンはレオンの攻撃をヒョイとかわし、全く違う方向へと走り出す。

  その方向は……『三人目』のいる方向。



   「お前ら、『レオンハルト・ウィルリッヒ・ハイドフェルド』と『サラ・セリーヌ・クルーガー』だなぁ?

   ドイツで英雄とか呼ばれちゃってる有名人だろ? 俺ぁ詳しく知ってるぜ。『強い奴』の名はなぁ!!」



  ガロンは『三人目』に急接近する。『三人目』はハンドガンで応戦するも、ガロンはそれを掻い潜る。



  “そしてこの『三人目』……こいつがあの、『癒しの笛使い』として有名な『サラ』って奴にちげぇねぇ。

   どんな傷でも治すと言われる凄腕の持ち主。
   多分、『レオン』の打撃の傷もこいつがフルートで治しやがったんだ。


  ————だったら簡単な話でさぁ。こいつを始末すれば……『回復』はできねぇよなぁ!!”



  ガロンはサラに近づき、強烈な足蹴りでハンドガンを弾き飛ばす。これで丸腰だ……。



   「……くッ!!」

   「さぁて、いただきまーすってなぁ!!」



  ガロンが拳を振り上げ、サラに手を挙げようとした瞬間————






   「————ッはっとぉ!!」



  ガロンは殺気を感じ、咄嗟に飛び退くようにサラから離れる。
  瞬時にサラの隣に移動してきたのは……レオンだ。



  “……ひゃあー、あぶねぇあぶねぇ。あのままあそこにいたら『斬られて』無事ではすまなかったわ。”


  レオンの両手に握られた二本の日本刀。ギラリと威圧感を放つ刃は、斬られれば本当に無事では済まない。
  兜越しでも伝わってくるほど、それを持つレオンの威圧感は並大抵のものじゃない。


  “この殺気……さすがは軍人さんだねぇ。顔は見えずとも、全身からにじみ出てるわぁ。

   それに、あのサラって子に手を出そうとした瞬間、
   スピードが格段に上がった。どっかの少年漫画の主人公かっての……。”



   「……サラ、無事か?」

   「う……うん。あたしは平気。ありがとね、レオン。」



  サラはレオンが二本の日本刀を抜いたことに動揺しつつ答える。

  彼、レオンはめったに刀を抜かない。基本的には体術だけで場を収めようとする。
  そんなレオンが刀を抜いたという事は、それほどの相手という事なのだろう……。



   「さぁてとぉ、続きを始めようぜ。まだ遊び足りないぜぇ?」


   「————残念だが、そこまでだ。ガロン。」



  ガロンの背後から、ふと声がしたので振り向く。そこにいたのは、『一人目』。



   「……すっかり忘れてたぜ。最初の弾丸以来から、ずっとお前さんは戦闘に参加してなかったよなぁ?」


  ガロンは少し距離を置いて立っている『一人目』に向かって言う。
  ガロン自身、レオンとサラとの戦闘に夢中で、もう一人いることを忘れていたのも事実。



   「だが解せねぇね。そこまで? 何がそこまでなのよ? ええ?」

   「……お前の足元に、すでに強力な術式を仕込んでおいた。

    動くな。一歩でも動けば、僕の合図とともに、その術式は発動し、お前は灰になるぞ。」



  冷静に言う『一人目』。他の二人に比べ、氷のような冷静さを感じる。
  ……どうやらこいつがこの二人にとっての『司令塔』らしい。



  “それにしても、上手くやられたねぇ。この二人に注意を引かせ、
   自分はせっせと術式の準備か……。計算された計画だね。


  なんつうか、図太い根性してるわ。そしてこいつ……多分かなり頭いいだろうねぇ。”



  普通、たとえ俺が戦闘に夢中といえど、コソコソと何かしててもばれる。
  が、それでもばれなかったのは、きっと俺が何かに気を取られてる隙に瞬時に行ったからであろう。

  ……たとえば、サラがフルートを弾いている時、とかな。



   「————それはさておき、どうしたもんかねぇ、この状況は。」



  ガロンは「はっはっは。」と、陽気に笑う。


  彼はこの状況を持ってしても、余裕の表情を崩すことはなかった————。

Re: もしも俺が・・・・。 ( No.47 )
日時: 2012/12/23 13:59
名前: るるこ (ID: QAv7imQ6)

こんにちはです!スマホから失礼します!
参照500おめでとうございまっくす!
ドラえもん編にウルっとしたのはきっと私だけじゃないはず…!!
何故か旧ドラえもんで脳内再生してました(`・ω・´)キリッツグ
のび太あああ!映画ののび太みたいでかっこよかったですううう
映画版の主題歌少年期が脳内再生してました\(^-^)/

水島ちゃん…!!やだ、かっこいい!!もうあれだ!結婚してくれ!!黒川くんに内緒で(笑)
黒川くん色んな発明してるんですね!一個おくれ 。と言いたいくらい欲しいですwとくにノート…!!

そしてガロンさんでてきてふぉおおおおおとテンション上がってました!ガロンさんつええええw
戦闘シーンかっけえええ!こちらまでテンションが又上がるという…oh…
レオンつえーなー!って思ってたら、見覚えある名前二人ww
ファ…!?こいつら…まさか!?…いいんですか?
こんなかっこいい役もらっちゃってええの?ええのん?状態です。
すみません。嬉しくってつい(///´o`///)
そして一人目のお方がものすっごい気になると同時に続きもものすっごい気になります(^ω^≡^ω^)

大変でしょうが更新応援します〜!


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