二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~【完結&お知らせ】
- 日時: 2019/12/29 21:40
- 名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)
逃走中 ~ブロークン・ゲーム~
ウィオ版逃走中20弾!
今回の逃走中の舞台は近未来的な大都会「アイギス」!
そこは科学が発展しており、街の治安も良い。
中央にある「セントラル・ステーション」には
地球から10万光年先にある「アルティ」に一瞬で行けるマシンがあるという。
「アルティ」は逃走中を開催している世界。
そこに住む者は銃を持つ者が多いという、アイギスとは対照的に物騒な世界なのである。
今回はなんと今までに参加してきた逃走者全員+新参逃走者が参加!
合計465人の逃走者がアイギスで逃げ惑う。
そして今回、ゲームマスターとの最終決戦が行われる。
果たして、逃げ切れる者は現れるのか? そしてこの逃走中の行方は?
▽ウィオ版逃走中第20回を記念する壮大な逃走中!
▽オールスター!
▽ゲームマスター「槐」と「白崎」の昔!
▽最終決戦!
▽ウィオ版逃走中第2部最後の逃走中!
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.198 )
- 日時: 2019/12/14 13:25
- 名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)
>sorutymataさん
分かりました。
@sorutymata ×ウィオのレスも閲覧しました。
>生ブスカジさん
果たして生ブスカジさんはこのまま逃げ切れるのか?
二次創作禁止の件ですが、小説カキコが無くなるかどうかは分かりません;
本当に禁止になったらヤバいですね;
では!
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.199 )
- 日時: 2019/12/14 21:46
- 名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)
「マップ」
白レン「そーれっ」クルクルクル
シュババババババ
(白レンは踊るように動き、無数の氷の弾を周辺に巻き散らす)
グレーテル「アッハハハハハ!!」ババババババ
(グレーテルが白レンの後ろから乱射する)
ケニー「おーらよっ!!」バキュンバキュン!!
(そしてケニーがグレーテルの横で散弾銃を放った――)
翠星石、カンナ(男)、ミドリコ、エイジア、灯「!!」ビシビシビシッ!!
(合計100発の弾が2秒で放たれたのだ。当然、それを全て回避しきることはできず、5人は身体中の血を流しながら地面に倒れた――)
翠星石、カンナ(男)、ミドリコ、エイジア、灯「」ドサッ
【エイジア 撃破 〈残りゲーム時間〉】
残り 46人 ≪156:50≫
【ミドリコ 撃破 〈残りゲーム時間〉】
残り 45人 ≪156:50≫
(因みに撃破されていった逃走者は自動的に牢獄へ転送されていく――)
翠星石「げほっ……ぐほっ……。ミドリコ……エイジア……!」ビチャッ
カンナ(男)「ううっ……」ブシャアアッ
灯「あうう……」ドクドク
(生き残った3人は醜い姿になっており、身体中から血を流している――)
ケニー「ハッハッハ! 3人同時に銃弾放たれたら流石に対処できねえか!」
グレーテル「何よ、凄く呆気なくやられちゃってるじゃん」
白レン「よーし、後は斧の子やリカードに止めを刺させましょう」
グレーテル「あ、ちょっと待って。私も倒したい。3人で一人ずつ、血まみれの子たちを消しましょう?」
ヘンゼル「いいね」
リカード「ああ」
(そしてグレーテルとヘンゼルとリカードはゆっくりとカンナたちのところに近づいていく――)
リカード「悪く思うなよ、お前」
(リカードはナイフを翠星石に、グレーテルは銃口を灯の背中に、そして白レンはカンナ(男)の背中に手を突きつけている――)
(その時――)
ゆうき「何やってんだ、お前ら!!」
(ゆうきとことりとフォレオの3人組がやってきた――)
ヘンゼル「おっ、新手かな?」
ゆうき「翠星石!? カンナ(男)!? 灯!? ……マジかよ!」
ことり「翠星石ちゃんがこんな状態になってるだなんて……」
ケニー「また標的が来やがったか。ま、いいんだけどな」ジャキン
(ケニーは散弾銃をことりに向ける)
ケニー「面倒くさそうな奴は片付けるのみだ」
ことり「ひっ!」
ケニー「会ったことを後悔するんだな!」
(ケニーが銃のトリガーを引こうとした瞬間――)
ゆうき「」ガシッ
パキイイイイインッ!!
ケニー「なっ!?」ビクッ
(なんとゆうきにその銃を握りつぶされてしまった)
グレーテル「ええっ?」
ゆうき「俺のことりちゃんに何しようとしてる、この野郎!!」ドゴオオオオンッ!!
ケニー「げふあっ!!!」ドサッ
(ゆうきは渾身の力でケニーを殴り飛ばした。ゆうきは本気を出すと、隊長と翠星石並に強い――)
グレーテル「何よ、この眼鏡!!」ジャキンッ
ヘンゼル「消さなきゃ!」ブンッ
白レン、リカード「!」
(凶悪な双子と白レンとリカードがゆうきを倒そうと武器を構えた瞬間――)
ことり「それっ!」シュルルルルン
フォレオ「ボルガノン!!」ボオオオオッ!!
(ことりが手から赤い蜘蛛の糸を放ち、巣状を作り出しグレーテルとヘンゼルをとらえ、そのまま何度も地面にたたきつけてダメージを与えていく。その横でフォレオは超強力な炎魔法を使い、リカードと白レンを燃やして吹っ飛ばしている)
白レン、リカード「……」ドサッ プスプス
(吹っ飛ばされた二人は気絶――)
ヘンゼル、グレーテル「うぐぐ……」ヨロヨロ
グレーテル「……何、あの女……」ヨロヨロ
(ヘンゼルとグレーテルは辛うじて立てているが、武器を使える気力までは残っていない――)
ゆうき(あいつらが弱ってるうちに!)
タッタッタッタッタ
(そしてゆうきはカンナを、ことりは灯を、フォレオは翠星石を背負って逃げて行った――)
ヘンゼル「ま、待って――」ドサッ
(ヘンゼルは気絶した――)
グレーテル「……兄様……」
(その頃、弥依と霊歌とルートヴィッヒは――)
キンブリー「ぐっ……」ヨロヨロ
霊歌「キンブリー、もういい加減降参しなさい!」
ルートヴィッヒ「ふう……」
(3人がかりでキンブリーを倒していた。彼の腹からは多くの血が出ている――)
ベアトリーチェ「キンブリー……」
キンブリー「別に平気ですよ。このようなダメージは過去に何度も負ってきましたから……」ヨロヨロ
キンブリー「それより貴方は次の戦いに備えておいてください……」
弥依「……キンブリーさぁ。私に挑んだら負けるの分かってるだろ。何でまた戦おうとすんの?」
キンブリー「仕事だからです……」クックック
弥依「はあ?」
キンブリー「戦場は常に死と隣り合わせ。この地で感じることのできる喜び。これほど充実した仕事は他にありませんよ……」クックック
(戦いに生き甲斐を覚えている、サイコパスのキンブリー)
キンブリー「たとえこの身が砕けようと、自分の責務を全うしたい……。これが私のポリシーです」クックック……
霊歌「何、コイツ……。異常だ……」
キンブリー「ええ。自分が誰よりも異端であることはとっくに理解しております」
キンブリー「だからこそ、そんな自分に素直になり人の命を奪う仕事につく。自分に嘘ばかりついて正直にならない生き方より、ありのままの自分を披露する生き方の方が、よほど素晴らしいと思いませんか?」
ルートヴィッヒ「ふざけるな。お前は人としておかしい! 命を奪っていいわけないだろ! 良心は痛まないのか……?」
キンブリー「私はこの仕事につく前からとっくにその覚悟を決めています。今更良心なんか痛めませんよ」
弥依「すげえ奴……」
キンブリー「」ヨロッ
キンブリー「おっと、少し話しすぎました……」ドサッ
(会話に残っている全ての体力を使ってしまい、気絶したキンブリー)
ベアトリーチェ「キンブリー……」
弥依「さて、次はお前だぜ。ベアトリーチェ」
ベアトリーチェ「分かっている。あの時のようにタイマンでやろうではないか」
弥依「当然だ!」
ベアトリーチェ「行くぞ、花岡弥依!」
(その頃、カンナ(男)と翠星石と灯とことりとゆうきとフォレオは――)
フォレオ「リライブ……」パアアッ
(フォレオは杖を使って、カンナと翠星石と灯の傷を回復させた)
カンナ(男)「体が軽く……。ありがとう、フォレオ」
フォレオ「いえ……」
翠星石「それより、お前らって強かったんですね……。5人を一瞬でボコボコにするなんて」
フォレオ「助けたかったので……」
ゆうき「俺のことりちゃんがやられそうになったんだ。本領発揮して当然だろ」
ことり「もう、さっきから俺の、俺のって……恥ずかしいよ///」
ゆうき「おっと、ごめんごめん///」
カンナ(男)(相変わらずだなぁ、この二人は)
ゆうき「でもことりちゃんも凄いよ。ビビっておいて、攻撃する勇気を出したんだから」
ことり「だって、ゆうき君をあのまま放っておいたら……やられるかもしれないと思って……」グスン
灯「余程心配だったんだね……」
ゆうき「ことりちゃん……」
(その時――)
ピキイイッ!!
ことり「うぐっ……!!」
(突然、頭痛を感じたことりは頭を抱えながらその場に蹲る――)
ゆうき「ことりちゃん!?」
カンナ(男)「ど、どうしたの?」
ことり「ううっ……。エヴァちゃんが出てくる……」
翠星石「エヴァ……? あの茶髪で紫色のドレス着た奴ですか!? 一体どういうことですか?」
ことり「……私の中に、エヴァちゃんがいるの……。その子が、私の身体を乗っ取ろうと――うあっ!!」ズキッ
フォレオ「ことり!」
ことり「うう……。もうダメ……。ゆうき君たち、気を付けて……――」
ことり「」
ゆうき、カンナ(男)、翠星石、灯、フォレオ「……」ゴクリ
エヴァ『……』
エヴァ『……ああ……』ムクリ
(ことりの身体を乗っ取ったエヴァ。彼女は顔をあげる――)
エヴァ『ったく……私の能力を断りも無く使って……』
翠星石「その声は……やっぱりエヴァですね……! お前、どうしてことりの中に……?」
エヴァ『……』
(エヴァ、説明する――)
灯「……ことりちゃんの中で魔力を回復させて身体を乗っ取った?」
エヴァ『自分で自分の身体を傷つけて復讐してやろうかと……。でもまだそれに成功してないのよね』
ゆうき「もう一度ことりちゃんを傷つけるような真似したらただじゃおかねえぞ」ギロッ!!
エヴァ『……』
エヴァ『あら、よく見たら生贄になるはずだったガキ二人がいるじゃないのぉ。丁度いいわ、憔悴してるみたいだしここで仕留めてあげようかしら』
翠星石「オメーふざけんなですぅ。何でお前はそんなつまらないことをしようとするんですか」
エヴァ『私は非情なる魔女よ? 残酷なものを好むのは当然に決まってるじゃないのぉ』
翠星石「そんなもんより面白いことを紹介してやるですぅ」
エヴァ『?』
翠星石「ホワイトタワーってところで女の子と怪物が多くの人間どもを甚振っています」
翠星石「翠星石たちと一緒に、その女の子と怪物を無慈悲に、残酷に痛めつけに行くってのはどうですか?」
エヴァ『その「多くの人間ども」も痛めつけられるっていうなら協力してあげてもいいわよぅ?』
翠星石「残念ながらそいつらを痛めつけるのは不可能ですぅ。何故なら女の子は9歳。それ故単純でよく癇癪を起こす。翠星石たちがちょっとでもちょっかいをかけようとしたら、そいつと怪物と戦う事になります」
(翠星石は第14回で真里亞と何度も関わっているため、真里亞の性格を把握している)
翠星石「そしてその女の子と怪物はとても強い。その二人と長い間戦い、そして翠星石たちが勝利した頃には、お前は欲を満たしてしまっているでしょう」
エヴァ『……勝つこと前提に話しちゃって。もし負けたらどうするの?』
翠星石「女の子と怪物は強いと言いましたが、この超人である翠星石がいる限り、絶対勝てます」
(翠星石は真っ直ぐな目でエヴァを見つめる――)
エヴァ『……』
エヴァ『いいでしょ。アンタ、嘘をついてる目してないものね。信じてあげるわ』
エヴァ『アンタたちと一緒にそのホワイトタワーとやらに向かって、怪物たちと戦ってあげようじゃないのぉ』ククク
翠星石「裏切んじゃねーですよ」
エヴァ『何を今さら』
翠星石(篭絡成功♪)
(エヴァが翠星石たちと一緒に行動することになった――)
カンナ(男)「ちょっと大丈夫かよ。こんな奴味方につけちゃって」
翠星石「もしコイツが少しでも裏切る素振りを見せたら、翠星石が……」パキパキ ←指鳴らす
ゆうき「ああ。俺だって容赦しない」
エヴァ『……』
灯(不安だなぁ~……)
(因みにことりは、エヴァに「抗え」ば元の身体を取り戻すことができる――)
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.200 )
- 日時: 2019/12/14 21:39
- 名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)
(その頃、花岡弥依とベアトリーチェは――)
弥依「オラッ!!」バキッ
ベアトリーチェ「ぐっ! はああっ!!」シュウンッ
(今も1対1の勝負を繰り広げていた――)
ルートヴィッヒ「どっちが勝つんだろうな……?」
霊歌「弥依に勝利してほしい……」
(弥依が自らタイマンしようと言ったため、他の人は乱入できない――)
弥依「やっぱり強いな……」
(傷だらけの隊長――)
ベアトリーチェ「そなたも相変わらずやるではないか……」
(同じく、傷だらけのベアトリーチェ)
弥依「お前さ、もうそろそろ降参したほうがいいんじゃないの? 大分体力消費したでしょ?」
ベアトリーチェ「そなたこそ、疲れてるはずでは……?」
弥依「私はまだ子供だからちょっとぐらい無理したって平気よ。寧ろ心配なのはアンタのほう」
弥依「そんな痛々しい恰好したババアが無理したらいけないわよ? 下手したら老人センターで介護を受ける羽目になるから」
ベアトリーチェ「……テメェ。この偉大なる魔女を愚弄するかあああああ!!」ブウウン
(ベアトリーチェは自分の嫌いな相手に罵られ、巨大な光の槍を出現させる)
弥依「ヒステリック――」
(その瞬間――」
ドスッ!!
霊歌「!!?」
ルートヴィッヒ「ぐはっ……」
(いつの間にか、霊歌とルートヴィッヒがその光の槍に貫かれていた。そう、ベアトリーチェが高速で二人に投げつけたのだ――。二人は油断していたため、回避できなかった――)
霊歌、ルートヴィッヒ「……」ドサッ
【桜木 霊歌 撃破 〈残りゲーム時間〉】
残り 44人 ≪150:20≫
【ルートヴィッヒ・グリム 撃破 〈残りゲーム時間〉】
残り 43人 ≪150:20≫
(二人は自動的に牢獄へ転送された――)
弥依「!!」
ベアトリーチェ「ほう……」
弥依「な、何で……何で私じゃないのよ!?」
ベアトリーチェ「手元が狂っただけだ。ちゃんとお前を狙うつもりだったんだがな……。もっと落ち着いて狙うべきだった」
弥依「……」
弥依(ごめんなさい、霊歌、ルートヴィッヒ……。私が煽ったせいで、二人は……!)
弥依(罪滅ぼしの為に!!)タッ
ベアトリーチェ「!?」
(なんと隊長は光の速度でベアトリーチェのそばに近寄り――)
弥依「あああああっ!!」
ドゴシャアアアアアアアア!!
ベアトリーチェ「げううっつふふあああ!!」ドシャアアアン!!
(全身全霊を込めた拳で、ベアトリーチェの顔面を殴り、彼女を吹っ飛ばしたのであった――)
ベアトリーチェ「」ピクピク
(地面に倒れている彼女は光に包まれていき――そして消滅した)
弥依「ごめんなさい、霊歌、ルートヴィッヒ……。ベアトリーチェ、今回は私の勝ちね」
(そして弥依はホワイトタワーを探しに向かった――)
(その頃――)
天羽「ホワイトタワーってどこにあるんだ……?」
(今回初参戦である、姉御肌の少女・天羽奏はホワイトタワーを探していた――)
タチコマ「あれ、君は確か……」ガシャンガシャン
(そこに、同じく今回初参戦であるロボット・タチコマがやってきた)
天羽「天羽奏。お前は確か、タチコマだったな。何してんだ?」
タチコマ「ホワイトタワーを探していたところ」
天羽「同じだな。一緒に探そうじゃないか」
タチコマ「うん」コクリ
(その時――)
ハンター「!」タッ
(ハンターがやってきた。敵は魔女だけではない――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
天羽「!? ハンターが来たぞ!」
タチコマ「!」
(2人は同時に逃げる――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」タッタッタ
(ハンターの標的は――)
天羽「嘘だろー!?」タッタッタ
(天羽奏であった――)
ハンター「……」タッタッタ
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
天羽「待て待て待て!」ポンッ
【天羽 奏 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 42人 ≪148:50≫
天羽「くそーっ! タチコマ、逃げ切れよ!」
(その頃、タチコマは――)
タチコマ「よし、ここまで来れば大丈夫でしょ……」
(建物の裏に隠れていた。しかし――)
ハンター「!」タッ
(別のハンターが、タチコマの背後を狙う)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」タッタッタ
タチコマ「奏、大丈夫かな……えっ!?」ポンッ
【タチコマ 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 41人 ≪148:30≫
タチコマ「おう……;」
(奏の願いは虚しく散った――)
ピリリリリ♪
ユウキ「『街中にて天羽奏とタチコマ確保、残り41人』」
ドロン「減るスピードが尋常じゃあれへんがな……」
(その頃、カンナ(男)とフォレオと翠星石と灯とゆうきとエヴァ(ことり)は――)
灯「そろそろホワイトタワーに着くよ!」タッタッタ
翠星石「ナイスですぅ、灯!」タッタッタ
(その時――)
???「ようやく見つけマシタ、ミスター・カンナたち」
(聞き覚えのある声が聞こえた――)
シュウウンッ
(カンナたちの目の前に、あの3人組が光と共に現れた――)
ドラノール、コーネリア、ガートルード「」
翠星石「ポラギノール! 惑星コーネリア! ガードレール!」
ドラノール「仲間の名前間違えるなんて薄情デスネ」
翠星石「ごめん、素で間違えた」
カンナ(男)「仕事あるって言ってたけど、もう終わったの?」
ドラノール「ハイ。大がかりな仕事デシタ」
翠星石「どんな仕事だったんですか」
ドラノール「天界の皆さんでこの街……アイギスの街の地図を作っていまシタ」
翠星石「地図?」
ドラノール「この街の広さは尋常ではアリマセン。全ての店の位置などを正確に割り出すのに時間がかかりマシタ」
ドラノール「それで、肝心な情報なんですが……。10万光年の先にアルティという街があるのは知ってイマスネ?」
カンナ(男)「うん……」
ドラノール「私タチ、そこへ一瞬で行ける場所を割り出しマシタ」
カンナ(男)、翠星石「!」
翠星石「本当ですか!?」
ドラノール「ハイ。この街のど真ん中にある、20階建ての巨大な施設「セントラル・ステーション」という場所デス」
ドラノール「最上階に、一瞬でアルティへ行けるマシンがアリマス。今から向かい、元凶を倒しに行きマショウ」
カンナ(男)「ダメだ、まだ多くの人がホワイトタワーに捕まってる! そっちを優先しないと!」
ドラノール「そうなのデスカ? では私たちもお供シマショウ」
コーネリア「頑張ります!」
ガートルード「足手まといにはならないので安心してちょうだい」
翠星石「ありがとうですぅ……」
(その時――)
男の声「俺たちにも手伝わせてくれないか」
(どこかで聞いたことがある声が遠くからした――)
カンナ(男)「この声、何処かで……」
ウィラード・H・ライト(出典:うみねこのなく頃に)「ウィラードだ。久しぶりだな」
翠星石「イトミミズ野郎!」
エヴァ『アンタ、あの時の――ムグッ!?;』ムグムグ
カンナ(男)「ちょっと黙ってて、混乱しちゃうから!;」←エヴァの口おさえてる
ウィラード「?」
(そして――)
フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ(出典:うみねこのなく頃に)「久しいな、少年たちよ」
(傍観の魔女・フェザリーヌもやってきた――)
翠星石「フェザリーヌ! お前ら、どうしたんですか?」
コーネリア「この人たちはですね、貴方たちの協力者です。地図を作ってる途中に私たちと話し合って決定しました」
ウィラード「よろしくな」
フェザリーヌ「もし敵が来ても、私たちが粉砕してくれよう」
(力は指を鳴らすだけで敵を地に伏せることが出来る力を持つフェザリーヌと、剣の達人であるウィラードが協力してくれるようだ――)
翠星石「フェザリーヌみたいなチートがいれば、何があっても大丈夫ですね」
フォレオ「あの……」
カンナ(男)「?」
フォレオ「貴方たち、誰ですか?」
ウィラード、フェザリーヌ、ガートルード、コーネリア、ドラノール「(;´・ω・)」
※フォレオは第14回の逃走中に出てないので彼らのことを知らなかった
灯「私も知らないんだけど……」※同じく
ゆうき「ウィラードは知ってるけど他知らない……」
エヴァ『ムグムグ!』※ウィラードに腹刺されたことある
フェザリーヌ「ま、まあ。詳しいことは後で話す。ともかくホワイトタワーとやらに行こうではないか」
カンナ(男)「うん!」
(その時――)
ハンター1体「!」タッ
(1体のハンターがカンナたちに襲い掛かってきた――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
フォレオ「ハンター来ました!;」
翠星石「くっ、こんな時に!」
ハンター「……」タッタッタ
ウィラード「任せろ」ジャキン ←剣構える
カンナ(男)「えっ?」
(ウィラードは目を閉じた後――)
ウィラード「!!」ズバッ!!
ハンター「!!?」ビリッ、ボカアアアアアン!!
(高速でアンドロイドのハンターを剣で切り刻み、爆破させた――)
{ハンター9体 → 8体}
カンナ(男)「こ ん な の あ り か」
ウィラード「早くホワイトタワーに行くぞ!」
(ウィラード、フェザリーヌ、アイゼルネ・ユングフラウは逃走者ではないため、いくらでもハンターに危害を加えても良い)
(その頃、ユウキは――)
ユウキ「誘拐された人たちは今酷い目に遭ってるってメールに書いてあったけど……。実際、どんな目に遭わされてるのかな……?」
(慎重になりながらタワーを探していた。そんな彼女の背後に――)
ハンター「!」タッ
(ハンターがやってきた――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ユウキ「? 足音が……うわっ!」
(それに気づいた彼女は咄嗟に逃げる。果たして、逃げ切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ユウキ「はあはあ;」タッタッタ
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
ユウキ「うっ!」ポンッ
【ユウキ 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 40人 ≪146:12≫
ユウキ「こんなところで……;」
ピリリリリ♪
雛苺「『ユウキ確保、残り40人』なのー!」
悠「ユウキ、捕まったんだな……;」
(その頃、翠星石一行は――)
灯「あっ、あれがホワイトタワーだよ!」タッタッタ
翠星石「おっしゃ!!」
(翠星石は入り口の扉に向かって――)
翠星石「おりゃあああ!」ヒュンッ
ドゴシャアアアアアン!!
(高速で飛び蹴りを放ち、入り口を破壊した――)
カンナ(男)「これで入れるようになったね!」
(一行はそこから、タワーの中に入る――)
{1F}
カンナ(男)「何もないね、ここ……」
翠星石「無駄に広い癖に……」
(その時――)
???「私がいるわよ」パアアアッ
(光と共に、煉獄の七姉妹の一人である「ルシファー」がカンナたちの前に現れた――)
残り逃走者……カンナ(男)、ディーア、フォレオ、翠星石、雛苺、ドロン、エビルマ、マウス、
ヌーバ、灯、レオン、エルレイド、サーナイト、弥依、カエ、辻、ことり、花陽、千歌、はなこ、
ボッスン、霊夢、猫娘、モー・ショボー、悠、ジェネラルシャドウ、ララ、夏海、一夏、ゆうき、
aren、生ブスカジ、モンブラン博士、sorutymata、せいや、DJ灰龍、ヤードの40人。
------------------------------------------------------
【とある剣士と人形の雑談】
翠星石「はーい、始まり始まり~♪」
カンナ(男)「さー、今回紹介するキャラはこのかたです」←もう慣れた
~8人目・おばドル~
翠星石「出たよ、クソキャラ」
カンナ(男)「本音を漏らすな」
翠星石「おばドルはゲーム「ドラゴンクエスト5」に登場するロウソクのモンスターですぅ」
カンナ(男)「彼も先日紹介したドロンと同じく、序盤で登場するザコ敵だよ」
翠星石「ドロンと違って魔法使ってくるので少々手ごわいですが、まあ一気に畳みかければ楽勝ですぅ」
カンナ(男)「そしてPS2以降では仲間にすることもできるよ。使えないけど」
翠星石「こいつもストーリーが7割ぐらい終わったころにようやく仲間にできるようになるんですよね……。出てくるタイミング間違えてるでしょう」
翠星石「レベル上限が30までしかないから、ステータス全然上がらないし……」
カンナ(男)「まあでも、おばドルが好きな人なら育ててみてもいいと思う。装備は結構豊富だから、キッチリ装備を整えてあげればそれなりに役に立つよ」
翠星石「さて、ウィオ版での彼ですが、初登場は第3回「逃走中 ~日の昇らない街~」ですぅ」
カンナ(男)「こんなのが古参なのか……」
翠星石「ナンパ好きっていう設定がありましたが今では完全に滅びました。第5回で南ことりを愛でる「南ことりファンクラブ」というグループの服リーダーとなりました」
カンナ(男)「体温がめちゃくちゃ高いっていう設定もあるね。後彼も逃走中に出るたび毎回酷い目に遭うよ」
翠星石「前が見えねえされたり、女湯に入ってマヤに制裁されたり、巨大化してパワーアップしたのにバターカップに負けたり、尻文字書いてる最中にハンターに確保されたり、挙句の果てにはトイレに流されたり――」
カンナ(男)「最後はお前がやったんだろ……;」
翠星石「まあでも、そんな彼でもいざという時はカッコよくなります ※第6回「逃走中 ~幽霊屋敷と魂胆~」参照」
カンナ(男)「今回の紹介はこれで終わりです!」
翠星石「ありがとうございました~」
続く
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.201 )
- 日時: 2019/12/14 22:46
- 名前: モンブラン博士 (ID: 97g6Isa9)
シャドウと合流しましたね。まさに両手に花状態で幸せの絶頂ですね。
至るところで戦闘が起き、ヘンゼルとグレーテルも倒され、キンブリーも気絶しましたね。
ことりちゃんがエヴァに身体を乗っ取られましたが、翠星石はそれを逆に利用した感じですね。
ホワイトタワーにいる9歳の少女と怪物ですか……
シャドウ「俺に戦わせろ。少女は知らんが怪物なら思う存分闘っても構わぬだろうからな」
私「それはそうですが、まさか1人で――」
シャドウ「いや。最初は翠星石達に任せてみる。奴らがこれまでの逃走中でどれほど成長したのか、それを確かめたい」
私「さすがはジェネラルシャドウ」
シャドウ「もし、奴らがどうしても勝てないとなった場合になったら俺が怪物を1人で倒す」
私「真打は最後に登場といいますものね、さすがはジェネラルシャドウ」
シャドウ「だが、できるならば奴らには俺の力に頼ることなく自分達の力で怪物を撃破してほしいものだが」
以上です!
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.202 )
- 日時: 2019/12/14 23:43
- 名前: sorutymata (ID: Vj1Bc8me)
『@sorutymata ×ウィオ』更新しました。まだ中心部には駆込めてないとして書いてます。『気炎万丈の剣』、この世界での『時間と幻想を繋ぎ駆ける程度の能力』の最初の使いどころになるかな…?
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