二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~【完結&お知らせ】
- 日時: 2019/12/29 21:40
- 名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)
逃走中 ~ブロークン・ゲーム~
ウィオ版逃走中20弾!
今回の逃走中の舞台は近未来的な大都会「アイギス」!
そこは科学が発展しており、街の治安も良い。
中央にある「セントラル・ステーション」には
地球から10万光年先にある「アルティ」に一瞬で行けるマシンがあるという。
「アルティ」は逃走中を開催している世界。
そこに住む者は銃を持つ者が多いという、アイギスとは対照的に物騒な世界なのである。
今回はなんと今までに参加してきた逃走者全員+新参逃走者が参加!
合計465人の逃走者がアイギスで逃げ惑う。
そして今回、ゲームマスターとの最終決戦が行われる。
果たして、逃げ切れる者は現れるのか? そしてこの逃走中の行方は?
▽ウィオ版逃走中第20回を記念する壮大な逃走中!
▽オールスター!
▽ゲームマスター「槐」と「白崎」の昔!
▽最終決戦!
▽ウィオ版逃走中第2部最後の逃走中!
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.188 )
- 日時: 2019/12/12 15:54
- 名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)
(その頃、越谷夏海は――)
夏海「あっちにもこっちにもハンター……;」コソコソ
(ハンターに見つからないように、慎重に入口を目指していた)
夏海「あっ、あったー!」タッタッタ
(夏海、モールの入り口へと到達)
夏海「あ、でも鍵無いと出られないんだっけ……。探しに行かないと」
ハンター3体「……」テクテク
(遠くの方にハンター3体がうろついている―ー)
夏海「ああ、でもハンターが……。これじゃ迂闊に動けないよ;」ドキドキ
(現在、鍵は花小泉杏が所持している――)
(その頃、越島カエデは――)
カエ「お、これは……!」
カエ「この形! このツヤ! 私が探し求めていたものです」
長袖の青色ワンピース「」キラキラ
カエ「こういうのずっとほしかったんですよね~」
(鍵探す気ゼロの彼女)
カエ「ほい」チャリンチャリン
(レジに2000円(そのワンピースの値段)を置いて、店を去る彼女)
カエ「やっとこんな臭い白衣を卒業できる~♪」ルンルン
(マジで呑気な彼女の近くに――)
ハンター5体「……」テクテク
(5体のハンターが――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カエ「ん?」コソコソ
(それに咄嗟に気づき、柱の裏に隠れる)
ハンター5体「……」テクテク
(ハンターは気づかず、そのまま通り過ぎて行った)
カエ「案外簡単に通り過ぎて行ってくれましたね……。危なかった。お目当てのもんを着れないまま捕まるなんて、ごめんですから……w」
(その頃、夏海は――)
夏海「ああ、でもどうしよう……;」
(巨大な植木鉢の裏に隠れながら、鍵を探しに行こうか迷っていた)
夏海「でも、動いたらハンターに捕まる可能性が上がっちゃう……」
(その時――)
はなこ「」タッタッタ
(はなこがやってきた)
はなこ「あれっ、夏海ちゃん?」
夏海「あ、杏? あれっ、その鍵は……」
はなこ「うん、これで出られるよ!」
夏海「ありがとう!」
カチャカチャ カチン
(トライアングルキーを使って、入り口のカギを開けた――)
【入口 開放】
夏海「やったぁ!」タッタッタ
{越谷夏海 脱出成功}
夏海「どしたの、杏! 早く出ようよ!」
はなこ「……。でも……」
はなこ(私たちの他にも、皆が残ってるんだよね……?)
はなこ「……!」タッ
夏海「ちょっ、杏?;」
(なんとはなこは外に出ずに、まだ店の中にいるカンナたちを捜しに行ったのであった――)
夏海「……どういうつもり?;」
はなこ「皆何処にいるのかな……?」キョロキョロ
(慎重に捜す彼女――。その時――)
シャアアアアア
翠星石「ヒュウウウウウwwwww」
カンナ(男)「おっ!」タッタッタ
はなこ「」
(未だにカートの下の部分に乗ってる翠星石と、そのカートを押してるカンナ(男)がやってきた)
はなこ「何やってんの……」
翠星石「まあ気にせずに。それより、鍵開けたのはお前ですか。ありがとうですぅ」
はなこ「え? 何で知ってるの?」
カンナ(男)「さっきメール来たから……」
(実は入口を開けた時に、メールが届いていたのであった)
はなこ「ご、ごめん。先に店出といて。私、残ってる人捜しに行くから」
翠星石「オイオイ、一人でですか? 危ないですよ」
はなこ「でも……」
(その時――)
25体のハンター「!」ヌルヌル
(さきほどローションでヌルヌルにされた25体がはなこたちを発見し、こちらに走ってきた)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はなこ「ハンターだ!;」
翠星石「うわっ、あいつらヌルヌルですぅ! 気持ち悪っ!」
(お前がヌルヌルにしたんだろ)
25体のハンター「」ズシーン
(また25体全員、転んだ)
カンナ(男)「身体拭けよ……;」
(その時――)
弥依「おっ、出口ここか!」タッタッタ
カエ「やったぁ~」タッタッタ
雛苺「脱出、脱出するのー!」タッタッタ
(3人が翠星石たちの近くにやってきた――)
カンナ(男)「お前ら!」
はなこ「うん、これで全員だね! 早く出よう」
(その時――)
25体のハンター「」ムクリ
(25体が起き上がり、カンナ(男)、翠星石、カエ、弥依、雛苺、はなこを追いかける――)
タッタッタ
ピーーーーーーーーーーーーーーーーー
カンナ(男)「出口まで、あともうちょっと!」←まだ翠星石が乗ったカートを押してる
夏海「来た! 頑張れー!」←遠くから応援してる
ピーーーーーーーーーーーーーーーーー
25体のハンター「」タッタッタ
(カンナたちはそのハンターたちに、徐々に距離を詰められていく――)
はなこ「やばい、捕まっちゃう……!;」タッタッタ
(ハンターがはなこの肩に触れようとする――)
カンナ(男)「でやああっ!」
ガコオオオオン!
(捕まる前に、カンナ(男)、翠星石、カエ、弥依、雛苺、はなこはモールを脱出。その瞬間、入口のドアが封鎖された)
25体のハンター「……」ピタリ
{MISSION CLEAR}
夏海「やったぁ~! みんなおめでとー!」
はなこ「危機一髪だった……;」ゼエゼエ
カエ「危なかった~wwwww」ヘラヘラ
(7人が脱出に成功――)
カンナ(男)「あっ、店のカートまで脱出させちゃった……」
翠星石「ゲーム終わったら返しに行きましょう」
ピリリリリ♪
ボッスン「『カンナ(男)、翠星石、カエ、弥依、雛苺、はなこ、夏海の7人が脱出に成功した』」
ディーア「7人も脱出したのか……」
早苗「たしか杏さんって不運なんでしたっけ? 良く脱出できましたね~」
残り逃走者……カンナ(男)、ディーア、ミドリコ、フォレオ、翠星石、雛苺、ドロン、エビルマ、
マウス、灯、レオン、エルレイド、サーナイト、弥依、カエ、辻、ことり、花陽、絵里、千歌、
はなこ、ボッスン、霊夢、咲夜、早苗、猫娘、ヤーコプ、ルートヴィッヒ、モー・ショボー、
ユウキ、悠、タチコマ、天羽、ジェネラルシャドウ、ララ、夏海、マーマネ、一夏、灯織、
ゆうき、霊歌、aren、生ブスカジ、モンブラン博士、エイジア、sorutymata、せいや、影丸、
DJ灰龍、ヤードの54人。
--------------------------------------------------
【とある剣士と人形の雑談】
翠星石「イエー」←感情籠ってない
カンナ(男)「何故に棒読み?」
翠星石「いちいちこれやるのだるいんですよ。さあ、行きますよ」
~5人目・アプール~
翠星石「アプールはゲーム「ドラゴンクエスト5」に登場するリンゴのモンスターですぅ」
カンナ(男)「結構怖い見た目してるけど、仲間にしたら結構強いよ」
翠星石「敵の時はパッとしないくせに、味方につけるとクソ高い防御力とそれなりの攻撃力で猛威を振るってくれます」
カンナ(男)「相手を麻痺させたりもできるし、仲間にして全く損はないよ。ただし彼はPS2以降でしか仲間にならないから注意してね」
翠星石「さて、ウィオ版逃走中での彼ですが、なんと携帯依存症&Twitter大好きな設定がつけられております」
カンナ(男)「原作からかなりかけ離れてる設定だね……」
翠星石「初登場は第4回「逃走中 ~不思議の森と魔法~」ですぅ。そこではただメール好きのモブでしたが、第7回で翠星石たちと出会ってから日の目を浴びました」
カンナ(男)「作者もここまでのネタキャラになるとは思ってなかったみたいだよ」
翠星石「そりゃあ、🍎だからwwwww」
翠星石「ところでアプールって食ったら美味いんでしょうか?」
カンナ(男)「君、仲間にどういう感情抱いてんだ」
翠星石「あいつ逃走中で何回か食われてますけど、食べた奴に感想を聞きたいですぅ」
カンナ(男)「聞いてどうすんの……」
翠星石「美味かったら食う」
カンナ(男)「」ゲシッ
翠星石「いてえ、何するですか。ちょっとした冗談ですよ、冗談」
カンナ(男)「いや、お前ならやりかねない」
カンナ(男)「さて、紹介はこれで終わりですぅ」
翠星石「ありがとうございましたー」
続く
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.189 )
- 日時: 2019/12/12 22:14
- 名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)
「戦いの始まり」
{残りゲーム時間 179:50}
(その頃、ボッスンとヤードと千歌は――)
ボッスン「うへえ、虫が寄ってきた;」
ヤード「ちょっともう、早く離れたいんだけど;」
千歌「仕方がないよ、隠れられる場所がここしかないんだから;」
ハンター「……」テクテク
(ハンターをやり過ごすために、草むらに隠れていた――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ボッスン「……;」
ヤード「……;」
千歌「……;」
ハンター「……」テクテク
ハンター「……」テクテク
(ハンターは気づかず、そのまま通り過ぎて行った)
ボッスン「あー、ヒヤヒヤしたぜ;」
ヤード「とりあえず見つからなくてよかった;」
千歌「じゃ、ハンター行ったから出ようか;」
(その頃、今回初参戦であるペルソナ4の主人公・鳴上悠は――)
悠「ハンターがいる……」コソコソ
ハンター「……」テクテク
(建物の裏に隠れている――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」テクテク
悠「……」ドキドキ
(やり過ごせるか――)
ハンター「!」タッ
悠「しまった;」タッ
(見つかった――)
悠「くそっ!」タッタッタ
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」タッタッタ
(悠は建物の曲がり角を利用しながら逃げる――)
ハンター「?」キョロキョロ
(うまく、撒いたようである――)
悠「……早く終われ、このゲーム……;」
(その頃、今回初参戦であるエンジニアの男の子・マーマネは――)
マーマネ「よし、あっちにもハンターはいないな……」
(ハンターに警戒していた)
スタッフ「賞金は何に使いますか?」
マーマネ「開発費に使うよ。もっといろんな機械作りたいからね」
(機会に精通している小太りの男の子――)
マーマネ「小太りは余計だ;」
(その時――)
ハンター「!」タッ
(背後からハンターが接近――)
マーマネ「やばっ;」タッ
(それに感づき、咄嗟に逃げる彼。果たして、振り切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マーマネ「くっ!」タッタッタ
(彼は建物の曲がり角を利用しながら逃げ続ける――)
マーマネ「アハハ、建物の曲がり角を使えば大体振り切れることはリサーチ済みさ!」タッタッタ
(その時――)
ズボッ
マーマネ「ありっ?」 ←マンホールに落ちた
ヒュウウウウウン
マーマネ「ああああああああああ~!」ザッポオオオン
【マーマネ 落下 〈残りゲーム時間〉】
残り 53人 ≪177:30≫
(調子に乗った結果がこれである)
ピリリリリ♪
エルレイド「『マーマネがマンホールに落ちて失格。残り53人』」
サーナイト「しょうもなっ……」
(その頃、今回初参戦である、ソードアートオンラインに登場する長い黒髪の美少女・ユウキは――)
ユウキ「残り175分か……まだまだだね」
(タイマーを見ていた)
ユウキ「でもこのゲームを制覇すれば賞金が……。頑張らなくちゃ!」
(前向きな女の子。そんな彼女の近くに――)
ゆうき「ん」テクテク
(彼女と同じ名前を持つ、作者ゆうきと――)
フォレオ「あれ、あなたは……」
ことり「……」
(フォレオとことりがやってきた)
ユウキ「あ、初めまして。ボクはユウキ」
ゆうき「俺と同じ名前だ……w」
フォレオ「確か初めて逃走中に呼ばれたんですよね? お互い頑張りましょう」フフフ
ユウキ「うん」ニコッ
ゆうき(おおっ、結構可愛いw(*´▽`*))
ことり(ゆうき君?)ズイッ
ゆうき(この子、直接脳内に……!)
(そこに――)
悠「ん……?」テクテク
(鳴上悠もやってきた――)
ユウキ「おっ、また誰か来た」
悠「ここで集まって何してるんだ?」
ゆうき「んん、別に。ただ他愛ない会話してただけさ」
悠「そうなのか。まあハンターには気を付けるんだぞ」
ゆうき「お気遣いありがとうな」
フォレオ「……」
悠「そちらのお嬢さんは何で気難しい顔をしてるんだ?」
フォレオ「いや、僕は男です……。いえ、ちょっと」
悠「?」
フォレオ「「ゆう」ってついてる人が3人も集まってて、ちょっと面白いと思って……w」
ゆうき、ユウキ、悠「(;・∀・)」
ユウキ(だから何なの;)
(その頃、ヤーコプ・グリムは――)
ヤーコプ「あっちにハンターいるな……」
ハンター「……」テクテク
(ハンターに警戒中――)
ヤーコプ「……今回は何かを成し遂げたいな。ホエルオーの時は、ラジオ体操で終了したから……;」
(第17回のOPゲームで牢獄行きとなった彼。今回は活躍したいようである――)
ハンター「!」タッ
(ハンターは無慈悲にも、そんな彼を狙う――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヤーコプ「くそっ!;」タッ
(それに感づき、咄嗟に逃げる彼。果たして、逃げ切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヤーコプ「はあ、はあ;」タッタッタ
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
ヤーコプ「ぐっ」ポンッ
【ヤーコプ・グリム 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 52人 ≪175:25≫
ヤーコプ「……;」orz
(また何も成し遂げられずに終わった――)
ピリリリリ♪
ルートヴィッヒ「『ヤーコプ・グリム確保、残り52人』」
霊歌「ああっ、ヤーコプ捕まったんだ……。残念だなぁ;」
(その頃、レオン・エストマンは――)
レオン「誰もいねーな、ここ……」テクテク
(人気のない路地裏を歩いていた。その途中で――)
灯織「……」ポチポチ
(スマホゲーに夢中になっている灯織を発見した――)
レオン「おっ、アイツ弱そうwwwww」
(レオンは黒い笑みを浮かべながら彼女に近づく――)
灯織「?;」ビク
レオン「おー、ハローw」
灯織「誰ですか、あなたは……?」
レオン「今回の逃走者だぜ。それより……ちょっと頼みがあんだよ」
灯織「あ、あの、すみません……ちょっと今忙しいので……」
(シャイな彼女は彼から離れようとする――)
レオン「まあ待てよ、このアマ」ガシッ
灯織「ひっ! は、離して……;」グイグイ
レオン「逃がすかよ」グギギギッ!
バキッ
灯織「あうっ!;」
(なんと灯織の腕をおかしな方向に無理やり曲げたのだ――)
レオン「これ以上痛い思いしたくなかったら、ハンターの囮になれ。いいなぁ?」ヘラヘラ
灯織「や、やめて……」
(その時――)
咲夜「なんか騒がしいと思ったら……何やってんの!?」
(咲夜が低空飛行しながらやってきた――)
咲夜「チッ、見られたか! こうなったら!」ドカッ
灯織「あうっ!;」ドサッ ←蹴り倒される
ガシッ
咲夜「えっ?」
(咲夜はレオンに胸倉を掴まれた後、彼女の腹にボディーブローを放った)
咲夜「あぐっ……!!;」ドサッ
(痛みで蹲る彼女――)
レオン「これで囮が増えたぜ……w」
(その時――)
ハンター「……」タッタッタ
(本当にハンターは無慈悲である。3人のところに向かってきているのだ――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レオン「おっ、来たか。あばよっ!」タッタッタ
(そしてレオンは早急に逃げて行った――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」タッタッタ
灯織「いたいよぉ……」ポンッ
咲夜「うぐぐ……――」ポンッ
【風野 灯織 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 51人 ≪172:10≫
【十六夜 咲夜 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 50人 ≪172:09≫
灯織「うう……っ」
咲夜「あうっ……。何、アイツ……。あんな奴がいるって聞いてないわよ……」
ピリリリリ♪
花陽「『路地裏にて風野灯織と十六夜咲夜確保、残り50人』。灯織ちゃん捕まったんだ……」
悠「二人も同時に……」
(その頃、ヌーバは――)
ヌーバ「ううん……退屈だぁ~」ドロドロ
(のんきに街中を歩いていた。そこに――)
ミドリコ「あっ、泥がいるー!」
(薬商人・ミドリコがやってきた――)
ヌーバ「何だぁ、お前はぁ? 邪魔だぁ~」ドロドロ
ミドリコ「うわっ、くっさ……。腐った卵みたいな臭いするよぉ」
ヌーバ「ああ~!?」ドロドロ
ミドリコ「もしかしておびょうきかな? おくすりあげるね」ゴソゴソ
ヌーバ「」イラッ
ヌーバ「そんなもんいらん! てかオラは病気じゃないぞぉ~」ドロドロ
ミドリコ「そうなの?」
ヌーバ「オラはそういうモンスターなのだぁ~」ドロドロ
ミドリコ「なるほど(ていうかさっきからドロドロうるせえな)」
ヌーバ「ま、お前は腹立つやつだけどよぉ~。ハンターには捕まるんじゃねーぞぉ~」ドロドロ
ミドリコ「あ、うん……わかった」
(ヌーバはその場から離れて行った――)
ミドリコ「なんかよく分からない人だったな~」
『牢獄 DE トーク』
ブリザー「アイス美味ぇ」ガツガツ
ファイア「あーっ、俺のアイスが1秒で溶けちまったぜえええ!;」メラメラ
スラリン「そりゃそんな体質してたら一瞬で溶けちゃうよ;」
戦人「とりあえず、ことり頑張れー!」
カンナ(女)「それにしても、ゲーム時間本当に凄い短くなったよね」
マトイ「そうね……。第1回の時の、あの時計塔のミッションのやつより短縮してるんじゃないかしら?」
カンナ(女)「ああ、あの時は30分くらい短縮したね……。懐かしいなぁ」
カンナ(女)「カンナ君やマトイと一緒にクリアしたんだよね」
マトイ「ええ。あの時は本当にどうなるかと思ったわ。後もう少し遅かったら無限にゲームが続いてたところだった……」
カンナ(女)「うんうん。……ところでさ」
マトイ「何?」
カンナ(女)「今思えば第1回が一番まともに逃走中してない?」
マトイ「ああー、確かに」
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.190 )
- 日時: 2019/12/12 22:24
- 名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)
-----------------------------------------------------------
(その頃、指令室にて――)
カム子(今のところ、ゲームは順調に進んでいますね……)
カム子(そろそろ次のミッションでも――)
(その時――)
カム子「?」
(モニターに謎の人物たちが映った。それを凝視する彼女――)
カム子「この人たちは……一体?」
(その謎の人物たちは、ゆっくりと街中を歩いていたのであった)
カム子「……?」
--------------------------------------------------------------
{残りゲーム時間 170:00}
ベアトリーチェ(出典:うみねこのなく頃に)「ふー、やっと着いたな……」
(その謎の人物たちとは、ベアトリーチェ、マリア卿、アスモデウス、サタン、ルシファー、レヴィアタン、マモン、ベルゼブブであった――)
アスモデウス(出典:うみねこのなく頃に)「凄く近未来的な世界ですね~」
サタン(出典:うみねこのなく頃に)「古臭いところ(うみねこの世界)とは大違いだわ」
マリア卿(出典:うみねこのなく頃に)「アスモデウス、サタン。呑気なこと言ってる場合じゃないよ」
マリア卿「さくたろを奪ったウォッチメーカーを見つけるんだよ……」
サタン「申し訳ございません……」
ベアトリーチェ「ウォッチメーカーだけでなく、花岡弥依も見つけなければな……。早く復讐したいぜぇえええ!」
ルシファー(出典:うみねこのなく頃に)「落ち着いてください、ベアトリーチェ様」
ベアトリーチェ「これが落ち着いていられるか! この偉大なる魔女が人間風情にやられたのだぞ? 思い出しただけで腸が煮えたぎってくるぜええ!」
ベアトリーチェ「お前たち、今から徹底的に捜せ! 南ことり、宮子、ウォッチメーカー、花岡弥依、ガァプ、そしてラムダデルタを何としてでも見つけ出せ!」
煉獄の「はっ!」
(アスモデウス、サタン、ルシファー、レヴィアタン、マモン、ベルゼブブは一斉に散らばって、捜索に向かっていった――)
ベアトリーチェ「どうした、マリア卿? お前も行かぬか」
マリア卿「……」
ベアトリーチェ「マリア卿?」
マリア卿「あ、ごめんね、ベアトリーチェ。今面白いアイディア考えててさ……」
ベアトリーチェ「面白いアイディア?」
マリア卿「きひひ。まあ後でわかるよ。それじゃあ……」
(マリア卿は魔法を使って、どこかへ行った――)
ベアトリーチェ「……さて、花岡弥依は……」
『牢獄 DE トーク』
宮子「それでね、それでねネクスタ君……」
ネクスタ「あはは、そりゃ面白い!」
(牢獄の前に――)
パアアアッ
マリア卿「どうも~♪」
(マリア卿がやってきた)
宮子「!? だ、誰?」
ウォッチメーカー「!」
戦人「真里亞!? 何だその恰好!? てかなんでここにいるんだ?;」
マリア卿「きひひ。こんなあっさり宮子とウォッチメーカーを見つけられたなんて、真里亞はついてるー」
ウォッチメーカー「What?」
マリア卿「真里亞を蹴飛ばしてくれた十六夜リコもいる……」
--------------------------------------------------------------------
(第14回「逃走中 ~愛が無ければ視えない~」にて――)
ドラノール、カンナ(男)、ことり「!」
さくたろう「うりゅー、よくもやったな……」
(怒りに燃える彼。その時――)
さくたろう「!?」
(彼の顔面が誰かの渾身の蹴りによって滅茶苦茶になり――)
さくたろう「」ドガアアアアアン
(さくたろうは吹っ飛んでいき、壁に激突。その衝撃でさくたろうは消滅した――)
ウォッチメーカー「Are you okay!?」
(ウォッチメーカーが、体術でさくたろうを蹴っ飛ばしてカンナたちを助けてくれたのであった)
カンナ(男)「ウォッチメーカー!?」
(因みにウォッチメーカーはすでにさくたろうの「魔法バリア」の能力と性格を受け継いでいる――)
マリア卿「……あ、ああ!! さくたろおおおおお!! よくも……よくもさくたろを!! うあああああああ!!」
(怒り狂ったマリア卿は片翼の杖でウォッチメーカーを真っ二つに斬ろうとする――)
リコ「ふんっ!!」
(しかし咄嗟に駆けつけてきたリコが、マリアを殴り飛ばす――)
マリア卿「あうっ!」ドサッ
-------------------------------------------------------------------------------
(そして現在――)
マリア卿「真里亞はね、今も恨んでるんだよ。お前ら(リコ、ウォッチメーカー)を殺してやろって今も思ってる」
マリア卿「今日やっと、やっと……見つけた。待っててね、さくたろ。今すぐ報わせてあげる」
マリア卿「ウォッチメーカー、リコ!! 今すぐ殺してやる!!」クワッ
ウォッチメーカー、リコ「!」ビクッ
マリア卿「とは言ったけど、普通に殺すのも面白くないー。だから♪」シャララン
(マリアは片翼の杖を使った――)
牢獄の皆さん「!?」シュウウウン
(牢獄の中にいる確保者全員、どこかに連れていかれた――)
----------------------------------------------------------------------------
(1分後――)
リコ「……!?」
チノ「ここは……?」キョロキョロ
(確保者全員、牢獄に入れられたまま謎の白い部屋にワープさせられたのだ。奥には大きな鉄の扉がある――)
ペトラ「何よ、ここ……;」
(その時――)
パアアアッ
マリア卿「驚いた?」キヒヒ ←ワープしてきた
戦人「真里亞……。お前、一体どういうつもりなんだよ!?」
マリア卿「戦人、さっき言ったでしょ。ここで二人を始末するって」
戦人「こんなところに連れてきた意図は何なんだってんだ!」
マリア卿「これ」シャララン
(彼女はまた片翼の杖を使って魔法を放つ。その瞬間――)
グリーンジェル・モンスター「」パアアアッ
(凶暴な顔つきをした、巨大な緑色のスライムが現れた――)
ココア「きゃあっ! 何なの、あれ!」
マリア卿「最近、真里亞が作った怪物。可愛く作れた、自信作! うー!」
マリア卿「この子はね、毒の息を吐いたり、大きな爪で切り裂くことができたり、多彩な魔法を使えたり……。色々できる!」
マリア卿「これから真里亞とこの怪物が、皆を甚振ってあげるー!☆」
(その言葉を聞いた確保者全員は衝撃を受けた)
戦人「ふざけんな! 何で、何でそんなことをする!? 何で他のやつらも巻き込もうとする!?」
マリア卿「さくたろの仇をうつためだよ」
戦人「さくたろうって……お前が大事にしてたライオンのぬいぐるみか?」
マリア卿「ママに破かれちゃったけどね。でも真里亞は魔女になって、さくたろを蘇らせた!」
マリア卿「でも、だいぶ後で……ウォッチメーカーに殺された。跡形もなく消してくれた」
マリア卿「許せない……許せない……」
戦人「マジで何言ってんだ、お前……」
マリア卿「だからこの怪物と一緒に、ゆっくりと甚振ってあげようと――」
戦人「関係ない人間も巻き込もうとする理由は!?」
マリア卿「口封じ」
戦人「!」
マリア卿「ああ、でも安心してね。無関係の人間の命までは奪わないから。ああでも……喋られないようにはするかな☆」
マリア卿「さーて、楽しいショーの始まりだよ。みんな、思いっきり堪能していってね……きひひひひひひひひひ!!」
(不気味な笑い声をあげる、マリア卿――)
-------------------------------------------------------------------------------
(その頃、指令室にて――)
カム子「……これは、一体――」
(その光景を見ていた、カム子は――)
カム子「……こうしてはいられません、今すぐ助けに行かなくては!」
(カム子はワープを使って、アイギスの街へ――)
-----------------------------------------------------------------------------------
{残りゲーム時間 167:00}
ピリリリリ♪
灯「あ、『ゲームマスターからのメール』……え?」
ジェネラルシャドウ「『牢獄にいる確保者全員が、ホワイトタワーの頂上に誘拐されました』!?」
はなこ「『私は今、確保者を助けるためにそこへ向かっています』」
カエ「『誘拐された確保者は、謎の女の子と怪物に甚振られています』」
せいや「『仲間や友達を助けたい人はそのタワーへ来てください』」
ゆうき「な、何だこれ……?」
ことり「これって、作者さんも拉致されてるってことだよね……?」
雛苺「一体、何が起こってるの……?」
はなこ「konakun君が……。タワーの頂上に?」
翠星石「……」
(静かに怒っている、翠星石――)
ベアトリーチェ「出てこいや、花岡弥依!!」
ルシファー「……」
(もうじき、戦いが始まる――)
残り逃走者……カンナ(男)、ディーア、ミドリコ、フォレオ、翠星石、雛苺、ドロン、エビルマ、
マウス、ヌーバ、灯、レオン、エルレイド、サーナイト、弥依、カエ、辻、ことり、花陽、絵里、
千歌、はなこ、ボッスン、霊夢、早苗、猫娘、ルートヴィッヒ、モー・ショボー、ユウキ、悠、
タチコマ、天羽、ジェネラルシャドウ、ララ、夏海、一夏、ゆうき、霊歌、aren、生ブスカジ、
モンブラン博士、エイジア、sorutymata、せいや、影丸、DJ灰龍、ヤードの50人。
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【とある剣士と人形の雑談】
翠星石「はい、本編がシリアスモードですが、空気を読まずこのコーナーを挿入します」
カンナ(男)「今回紹介するキャラクターは……」
~6人目・シェリー・ワルム~
カンナ(男)「シェリーはスマホアプリ「グリムノーツ」に登場する魔女だよ」
翠星石「呪いをかけられて子供になってしまった数百歳の女性ですぅ。なので口調はババアのままですぅ」
カンナ(男)「因みにネットには、見た目が東方の霧雨魔理沙に似てるという意見があります」
翠星石「作者も最初「魔理沙に似てる」って思ったみたいです」
カンナ(男)「さて、ウィオ版の彼女ですが、初登場は第7回「逃走中 ~空中庭園の地底の鮫~」です」
翠星石「その回でアプールやシェリーと知り合って、お前やその二人と一緒に「勇者パーティー」っていうグループを結成した頃が懐かしいですぅ」
カンナ(男)「僕は勇者で翠星石が格闘家、アプールがサポーターでシェリーが魔法使い……だったっけ」
翠星石「楽しい話をしたり、喧嘩したりもしましたねえ~。うんうん」
翠星石「因みにウィオ版でのシェリーですが、得意の魔法は披露せずに、Skyrimの知識を披露しまくってます」
カンナ(男)「Skyrim厨だったね、確か」
翠星石「事あるごとにSkyrim関連のワードを発してきます。どんだけSkyrimにハマってんのって言いたいですぅ」
カンナ(男)「言ってんじゃねーか」
翠星石「今回の紹介はこれで終わりですぅ」
カンナ(男)「ここまで読んでくださった読者の皆様、ありがとうございます」
続く
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.191 )
- 日時: 2019/12/12 23:06
- 名前: sorutymata (ID: Vj1Bc8me)
(メタ視点)
…レオンさん、あなたはいつでも許してあげましょう。それがあなたの『やり方』なのでしょう?前々から気にしていた存在でしたが、ルールとして何も間違えていない以上失格にも出来ないのですし…でしょう?カム子さん。
(ドラマ視点)
soruty「…ふっ、とうとうお山の大将が動いたようですね。」
「直にタワーに、この物語を左右する人物全員が揃うことになるでしょう。」
「…素晴らしい答えが得られることを、期待していますよ。」
sorutyもいよいよ動きます、ここまで待って、いよいよカム子さんに、カンナさんに、翠星石さんに会えるのですから。牢獄の救出は二の次、今は例の答えを得ることを優先して動かさせてください。何、鍵はサンプルボイスに仕込んでいた2つの質問
「あなたにとって、『逃走中』とはなんですか?」
「あなたは『逃走中』をなんだと思っているのですか?」
なのですから。
(またメタ視点)
くそぅ、ここからが一番面白い展開になるはずなのに、これから私がやりたいことは前もってここでバラすわけにはいかないのに、前も言ったように『ウィオさんがTwitterをやらない』から、自分のやりたいことを伝えられなくてすぐに反映させられないのが何か悔しい!
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.192 )
- 日時: 2019/12/12 23:10
- 名前: 洋輝 (ID: 2Ybq3x/E)
洋輝です!
確保ラッシュがどんどん続きますね・・・
そしてとある剣士と人形の雑談、なかなか面白いですね!
個性的なキャラが出てきたり、ゆうやみ特攻隊のメインキャラだったりとかドラクエ5のキャラだったり・・・
あと、レオンとエビルマとマウスはまだ出てないですね・・・
あ、槐と白崎の過去はどうしました?
何はともあれ、更新お待ちしてます。
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