二次創作小説(新・総合)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~【完結&お知らせ】
- 日時: 2019/12/29 21:40
- 名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)
逃走中 ~ブロークン・ゲーム~
ウィオ版逃走中20弾!
今回の逃走中の舞台は近未来的な大都会「アイギス」!
そこは科学が発展しており、街の治安も良い。
中央にある「セントラル・ステーション」には
地球から10万光年先にある「アルティ」に一瞬で行けるマシンがあるという。
「アルティ」は逃走中を開催している世界。
そこに住む者は銃を持つ者が多いという、アイギスとは対照的に物騒な世界なのである。
今回はなんと今までに参加してきた逃走者全員+新参逃走者が参加!
合計465人の逃走者がアイギスで逃げ惑う。
そして今回、ゲームマスターとの最終決戦が行われる。
果たして、逃げ切れる者は現れるのか? そしてこの逃走中の行方は?
▽ウィオ版逃走中第20回を記念する壮大な逃走中!
▽オールスター!
▽ゲームマスター「槐」と「白崎」の昔!
▽最終決戦!
▽ウィオ版逃走中第2部最後の逃走中!
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.183 )
- 日時: 2019/12/11 18:59
- 名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)
「ミッション⑩ part2」
{残りゲーム時間 637:00}
(現在、ショッピングモールの中にいるのはカンナ(男)、翠星石、弥依、カエ、konakun.、そしてはなこの6人のみ)
{そして現在、銀貨を所持しているのはカンナ(男)(1枚)、翠星石(1枚)の2人。ラルトスが持っていた銀貨はフランの店の前に落ちている。後3枚見つけて、装置のレバーを降ろさないと時間を短縮することはできない――}
(その頃、はなことkonakun.は――)
はなこ「konakun君、そっちにハンターはいないよね?」
konakun.「うん……おらへんで。そっちのほうもおらん?」
はなこ「……うん、大丈夫だよ」
konakun.「よし」
(ハンターに警戒しながら、銀貨を探していた――)
konakun.「もう5人も撃破されてもうたから、より慎重にいかへんと……」
※実は撃破された度にメールが届いてました
はなこ「あっ、あそこにお洋服屋さんがあるよ」
konakun.「ほう、そこあたってみるか」
(konakun.とはなこは、色々ある服の中を漁っていき――)
はなこ「あっ、konakun君! あったよー!(*´▽`*)」
konakun.「おおっ、ナイス!」
【銀貨1枚 獲得 残り2枚】
はなこ「割と早く見つけられて良かったよ~」
(そして二人は洋服屋から出る)
はなこ「この調子でもっと見つけたいなー、なんてね」
konakun.「……間違っても銀貨落とさんといてくれよな?(;´・ω・)」
はなこ「そ、そんなことしないよっ」ツルッ
はなこ「あっ」
チャリンチャリイイイイン
(言ってるそばから落とした)
はなこ「あーっ、待ってぇ~;」タッタッタ
konakun.「待て~;」タッタッタ
銀貨「」カラカラカラ……チャリン
(しばらく追いかけたところで、銀貨は転がりを止め、ストップする)
はなこ「ふー、今度はもう落とさないからねっ(^_-)-☆」
konakun.「可愛い……」
フラン「zzz」
(konakun.は絶句した。銀貨はフランの店の近くまで転がっていたのであったのだから)
はなこ「あれ、寝てる?」
フラン「zzz」
konakun.「良かった……。悪魔が目覚めへん内に早く離れるで」ガシッ
はなこ「えっ? あ、でも待って!」ヒョイッ
(はなこは急いで、先程までラルトスが持っていた銀貨を拾う)
『銀貨1枚 獲得 残り1枚』
はなこ「いこっ」
タッタッタッタッタ……
konakun.(てかなんでフラン、こんなところにいるの……?;)
『牢獄 DE トーク』
ウリエル「このドンキーコング64とやら、中々面白いですね」ピコピコ
サマエル「ああ。対戦が非常に楽しいな……」ピコピコ
ウリエル「地上世界にはこんなに面白い遊戯があったとは……ぜひ持って帰りたいところです」ピコピコ
ソレイユ(凄い絵面だなぁ、天使たちがロクヨンしてる……)
蒼星石「ところでもう残り60人なんだね」
真紅「誰かが時間を短縮しないと、60人だけでゲームを乗り切るのは難しいわ……」ズズズ ←紅茶飲んでる
雪華綺晶「時間短縮できたらいいわね~」
{残りゲーム時間 634:00}
(その頃、キングダム・オブ・ワンダーの外周にて――)
雛苺「む~」
(雛苺がその建物の近くに来ていた)
雛苺「お腹空いたの……うにゅー(苺大福)、この店にないかなー?」テクテク
『閉店中』
雛苺「あっ、閉まってる……。あれ? どうやって入るんだろ?」テクテク
(カエにピッキングされた非常口の前に辿り着いた彼女)
雛苺「あれ、ここ開いてるのー」ガチャッ
(雛苺、モールに入った――)
雛苺「うわー、凄くでかいのー!」テクテク
(不用心にモールの中を歩く彼女。そんな彼女の近くに――)
ハンター「!」タッ
(1体のハンターが――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
雛苺「……あれ? うわっ、ハンターなの~!;」タッタッタ
(彼女は咄嗟に逃げる。果たして、逃げ切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
雛苺「エレベーター、エレベーターなの~!」タッタッタ
(彼女は咄嗟にエレベーターに乗り、ドアを閉める)
ハンター「……」
(回避、成功――)
ブウウウウン……。
雛苺「……」
ピコーン
雛苺(3Fに着いたのー)
ガラガラ
ジャックフロスト「おっ」
雛苺「!」
(ドアが開いた先には、ジャックフロストとジャックランタンと夏海の3人がいた)
ジャックランタン「オイラたち以外にも人がいたんだなホー」
雛苺「な、なんでここに?」
ジャックフロスト「モールの中に、暇をつぶせそうなおもちゃ無いかなーと思って。あと銀貨探し」
夏海「私たちも同じ」
雛苺(銀貨はついでかよ)
ジャックランタン「そっちこそ、何でこのモールにいるんだホ?」
雛苺「イチゴ大福ないかな、思って」
夏海「なるほどね~。……そっちも銀貨探してたり、ってのは?」
雛苺「銀貨? ああ、今探してるところなのーw」
ジャックランタン(今思いついたな)
雛苺「しかし人間と二匹の悪魔が仲良くしてる絵面、なんだか不気味なの~」
夏海「不気味じゃないよっ。少し前に眼鏡かけた金髪の男の人に酷い目に遭わされてたところをね、この子たちが助けてくれたの」
ジャックフロスト「ただ雪だるま作ってただけだホ」
雛苺「あー、なるほど、それで……。ん? 金髪……男……めがね!」
夏海「?」
雛苺「それって、レオン・エストマンって奴じゃ……?」
ジャックフロスト「誰だホ?」
雛苺「第4回でヒナをハンターの囮にしてくれた奴なのー!」
(第4回「逃走中 ~不思議の森と魔法~」で、リベリオンスイッチ(スイッチに逃走者の名前を書いて押せば、ハンターに捕まらずに済む。その代わり、その逃走者が捕まってしまう)で名前を書かれ、ハンターの囮にされた雛苺)
雛苺「あの時、そうメールに書いてあったのー!」
夏海「そうなの……?」
ジャックランタン「ホー、やっぱり酷い奴なんだホね」
雛苺「……そいつまた見かけたら警戒してほしいのー」
夏海「う、うん」
雛苺「レオンのこと、ほかの逃走者にも教えないと……」ピッ
プルルルル
雛苺「もしもし? あの、レ――」
カチャッ ツーツーツー
(しかしレオンのことを話した瞬間、電話は強制的に切られるシステムとなっている――)
雛苺「あー、もう! とりあえず3人とも、注意するのー」
ジャックランタン「おう。……ところで、銀貨探しは?」
雛苺「あっ、そうだったのー!」
(雛苺、ジャックランタン、ジャックフロスト、そして夏海の4人は銀貨探しへ――)
-------------------------------------------------------------------------------
(その頃、キョンは街中にある建物の曲がり角付近に――)
キョン「ぜえ、ぜえ……」ドキドキ
(隠れていた。先程までハンターに追われていたのだ)
キョン「ここまで来れば大丈夫だろ……」
(その時――)
レオン「うおおおっ!」タッタッタ
(レオン・エストマンが、先程までキョンを追っていたハンターを連れてやってきた)
レオン「丁度良かった!」ドカッ
キョン「うあっ!」ドサッ
(レオンはキョンをハンターのほうへ突き飛ばした)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」スタスタ
(レオンはキョンを追い抜かした。ハンターはキョンに標的を変えた)
キョン「えっ……」ポンッ
【キョン 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 59人 ≪631:25≫
キョン「え……? 何だよ、アイツ?;」
ピリリリリ♪
雛苺「『街中にてキョン確保、残り59人』」
ジャックフロスト「確か……SOS団とやらのメンバーだっけ?」
(その頃、今回初参戦であるドロヌーバのヌーバは――)
ヌーバ「うーん、全然ハンターとやらが来なくて安心だぁ~……」ドロドロ
(のんきに公園の中を歩いていた)
ヌーバ「ていうか作者、オラのこと忘れてただろぉ~?」ドロドロ
(ごめんなさい、今まで存在忘れてました)
ヌーバ「どうりで残り逃走者一覧にオラの名前が無かったわけだぁ~」
スタッフ「ところでヌーバさん、ミッションにはいきますか?」
ヌーバ「あんな面倒なの行くわけないだろぉ~。誰かに任せるぅ~」ドロドロ
スタッフ(身体ドロドロさせすぎだろ)
(ヌーバの身体は泥で出来ている――)
(一方、ヒメコは――)
ヒメコ「あっちにハンターは……よし、おらへんな」
(ハンターに警戒しながら慎重に街中を歩いていた)
ハンター「……」
(しかし彼女の背後に、ハンター。彼女はそれに気づいていない)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヒメコ「金欲しい、金欲しいわ……」
ハンター「!」タッ
(見つかった――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヒメコ「……? えっ!?」タッ
(そのハンターに気づき逃げるも、その時には既に距離を詰められていた――)
ヒメコ「わーっ!」ポンッ
【鬼塚 一愛 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 58人 ≪629:52≫
ヒメコ「ええー? いつの間に来てたん?;」
ピリリリリ♪
ボッスン「『鬼塚一愛確保、残り58人』。もうスケダン勢、俺だけじゃねーか;」
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.184 )
- 日時: 2019/12/12 13:54
- 名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)
(その頃、モンブラン博士と猫娘は――)
モンブラン博士「ん、あそこにいるのは……」
ジェネラルシャドウ「おや……モンブラン博士か」
(今回初参戦である、卑怯な手段を嫌う男・ジェネラルシャドウと会っていた)
モンブラン博士「おおっ! 良かった……。実はあなたと合流したかったんです。どうですか?」
ジェネラルシャドウ「別に構わないぞ」
モンブラン博士「ありがとう!」
猫娘(なんだか変わった格好をしてる人ね)
(モンブラン博士、ジェネラルシャドウと合流成功――)
(その頃、歳納は――)
歳納「いつになったらたどり着けるんだろう……;」
(銀貨探しの為に、キングダム・オブ・ワンダーに向かっている最中であった。しかし途中で何回もハンターを見つけ、思うように動けなかったのである)
歳納「なんとなくだけど、まだまだ距離はありそう……;」
(そんな彼女の近くに――)
ハンター「!」タッ
(ハンターが――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
歳納「? やばっ!」タッ
(それに気づき、咄嗟に逃げる。振り切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」タッタッタ
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
歳納「うそーん!」ポンッ
【歳納 京子 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 57人 ≪627:32≫
歳納「マジでか……;」
(モールに辿り着く前に、撃沈――)
ピリリリリ♪
ヌーバ「『街中にて歳納京子確保、残り57人』」
早苗「どんどん捕まっていきますね~」
--------------------------------------------------------------------------------
(その頃、キングダム・オブ・ワンダーにて――)
雛苺「次はこの店当たってみようなのー!」
(雛苺、ジャックフロスト、ジャックランタン、夏海の4人が銀貨探ししていた)
ジャックランタン「定食屋か……」
(テーブルの下や、厨房などを漁っていく。そして20秒後――)
夏海「あっ、あったよー!」キラーン
(夏海は流し台に落ちている銀貨を発見した)
『銀貨1枚 獲得』
(これで全ての銀貨が逃走者の手に――)
ジャックフロスト「ナイスだホー」
夏海「他にも銀貨持ってる人いないかな?」←携帯用意
ピリリリリ♪
翠星石「ん?『夏海からのメール』ですか」
カンナ(男)「『私、銀貨手に入れたんだけど他に持ってる人いる? 持ってる人いたら教えて』」
翠星石「『5枚揃ってたら時間短縮装置探しに行こう』……えっ、ちょっと待って、こいついつの間にモールの中に?」
カンナ(男)「さあ? まあ、とりあえず教えておこうよ」
(数秒後――)
夏海「えーと、翠星石が1枚、カンナが1枚、はなこが2枚」
ジャックフロスト「4枚。夏海のと合わせたら5枚だホ」
夏海「じゃあ装置探しに行こっ!」
(夏海たちはレストランから出て、装置を探しにいた――)
{現在、ショッピングモールにいるのはカンナ(男)、翠星石、弥依、カエ、konakun.、はなこ、夏海、ジャックフロスト、ジャックランタン、雛苺の10人}
{残りゲーム時間 623:00}
翠星石「あったですぅ!」
(カンナ(男)、翠星石、弥依、カエは5Fにある、時間短縮装置の前に辿り着いた――)
カンナ(男)「入れよう!」
チャリンチャリン
時間短縮装置『後3枚デス』
カエ「喋った」
翠星石「持ってる奴、早く来いですぅ;」
弥依「後2分ちょっと……」
(残り620分までに残り3枚を入れ、レバーを下げないと時間短縮はできない)
(その頃、はなことkonakun.は――)
はなこ「konakun君、静かに!」
konakun.「お、おう!」
ハンター「……」テクテク
(柱に隠れていた――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(はなこたちの近くにいるハンター。果たして二人はやり過ごせるか――)
konakun.、はなこ「……」ドキドキ
ハンター「!」タッ
(見つかった――)
konakun.「逃げるで!;」
(二人は同時に逃げる――)
ハンター「……」タッタッタ
(ハンターの標的は――)
はなこ「止めてよぉーーー!;」タッタッタ
(konakun.の後ろにいる、花小泉杏であった――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」タッタッタ
konakun.「こっちや、はなこ!」
はなこ「あ、うん!」
(二人は停止しているエスカレーターを登っていく)
ハンター「……」タッタッタ
(konakun.とはなこがそのエスカレーターを登り切った瞬間――)
ウイイイイイイン
ハンター「!?」
(不具合でそのエスカレーターが動き出した――)
はなこ「……これ、下りだったんだ」
konakun.「登り切っておいてよかった;」
ハンター「;」←登れない
(はなこの不運がハンターに起きた――)
(その頃、夏海とジャックフロストとジャックランタンと雛苺は――)
夏海「ごめーん!;」タッタッタ
翠星石「やっと来たですか、早く入れるですぅ;」
夏海「分かってる!;」チャリン
時間短縮装置『後2枚デス』
カエ「後2枚誰が持ってますか?」
雛苺「ヒナは持ってないのー」
ジャックフロスト、ジャックランタン「オイラも」
翠星石「はあ……。てかチビ苺やジャック2人組も来てたんですか」
ジャックフロスト「まあ」
{残りゲーム時間 621:00}
雛苺「後1分なのー;」
夏海「はなこー、早く来てー;」
(その時――)
はなこ「ごめーん!;」タッタッタ
(konakun.とはなこがやってきた)
夏海「来たー!」
はなこ「入れるね」チャリンッチャリンッ
時間短縮装置『レバーヲ降ロシ下サイ』
翠星石「よし、ナイスですぅ!」
カンナ(男)「それっ!」ガコンッ
{残りゲーム時間 620:30}
↓
{残りゲーム時間 200:00}
{残りゲーム時間 199:59}
{残りゲーム時間 199:58}
{MISSION CLEAR}
はなこ「やったぁ~(*´▽`*)」
ピリリリリ♪
ルートヴィッヒ「『カンナ(男)、翠星石、花小泉杏、越谷夏海の活躍により、ミッションクリア』」
ゆうき「『残りゲーム時間は200分に短縮された』。おおっ、ありがとう、皆!」
ことり「みんな凄いなぁ~」
エルレイド「これで逃げるべき時間が減ったということか……」
猫娘「ありがとう」
(その頃、キングダム・オブ・ワンダーの5Fにて――)
konakun.「はなこたち、ありがとなー」
はなこ「ううん」
カンナ(男)「……」
はなこ「私、またみんなの役に立てて嬉しいよ(*´▽`*)」ニコッ
ジャックフロスト「可愛いホー」
翠星石「ジャックフロスト、お前異種フェチだったんですかw」
ジャックフロスト「黙れ(^^;)」
(その時――)
非常口「」ガチャン
(カエにピッキングされた非常口が閉ざされ、開かないようになってしまい――)
シュウウウンッ!
ハンター50体「」テクテク
(そして突如、1Fに50体のハンターが光と共に出現した――)
ピリリリリ♪
カエ「あれ、何でしょう?」
雛苺「メールなのー。『ミッション⑪』」
弥依「『キングダム・オブ・ワンダーにいる逃走者の諸君。君たちはただいま閉じ込められた』は?」
カンナ(男)「『残り600分までに、モールの入り口から脱出せよ』」
ジャックフロスト「『しかし入口は「トライアングルキー」を使わないと入口は開かない』」
ジャックランタン「『そのキーはモール内のどこかに隠されている』」
夏海「『180分になるとそのキーは消滅し、出られなくなってしまう』」
はなこ「『因みに50体のハンターが出現し、合計53体のハンターがモール内に跋扈している』」
雛苺「マジ?;」
≪MISSIONⅠⅠ モールから脱出せよ≫
キングダム・オブ・ワンダーにいる逃走者
(カンナ(男)、翠星石、弥依、カエ、はなこ、夏海、konakun.、ジャックフロスト、ジャックランタン、雛苺)が閉じ込められた。
モールの入り口から脱出せよ。しかし入口は「トライアングルキー」を使わないと入口は開かない。そのキーはモール内のどこかに隠されている。
180分になるとそのキーは消滅し、出られなくなってしまう。
因みに53体のハンターがこのモール内に跋扈している。そのハンターは外に出てくることはない。
(果たして、10人はモールから脱出できるのか――)
残り逃走者……カンナ(男)、ディーア、ミドリコ、フォレオ、翠星石、雛苺、ドロン、エビルマ、
マウス、ヌーバ、灯、レオン、エルレイド、サーナイト、弥依、カエ、辻、ことり、花陽、絵里、千歌、
はなこ、ボッスン、霊夢、咲夜、早苗、猫娘、ヤーコプ、ルートヴィッヒ、ジャックフロスト、
ジャックランタン、モー・ショボー、ユウキ、悠、タチコマ、天羽、ジェネラルシャドウ、ララ、
夏海、マーマネ、一夏、灯織、konakun.、ゆうき、霊歌、aren、生ブスカジ、モンブラン博士、
エイジア、sorutymata、せいや、影丸、DJ灰龍、ヤードの57人。
----------------------------------------------------
【とある剣士と人形の雑談】
カンナ(男)「始まりー」
翠星石「このコーナーも4回目ですね。早いですぅ」
カンナ(男)「作者が以前のような調子を取り戻してきたからね」
翠星石「それでは、今回紹介するキャラはこいつですぅ」
~4人目・越島 カエデ~
カンナ(男)「大体予測はついてた」
翠星石「越島カエデはゆうやみ特攻隊に登場する女子高生ですぅ」
カンナ(男)「心霊探偵部の情報収集担当。マイペースだけど虐めを許さない性格だよ」
翠星石「レオンにイジメられてた血小板を見かけたときはガチギレしてましたもんね……。スマホでその回見ましたが、怖かったですぅ」
カンナ(男)「原作でも、友達がイジメられてたことを知ったときは憤慨してたからね……」
翠星石「普段ヘラヘラしてますけど、怒ると怖いですぅ」
カンナ(男)「ウィオ版逃走中で初登場したのは隊長と同じ、第9回「逃走中 ~鍾乳洞の岩石族~」だよ」
翠星石「そんな彼女が残した印象的な場面は……。さっき言ったイジメを止めたぐらいですね」
カンナ(男)「いやいや、もっとあるでしょ。9回以降ほぼ皆勤なんだし」
翠星石「えーと……確か、第9回で味方見捨てたり、第16回で味方見捨てたり――」
カンナ(男)「見捨てまくってんなぁ」
翠星石「まあでも、第11回でゲームマスターと相手したり、白レンとニノの戦いで活躍したりしたから、根っからのクズではありませんよ」
カンナ(男)「うん。別にヒール役ではないよ」
翠星石「あとコイツ脱いだら「すごい」という設定持ってますけど、それはウィオ版だけの設定ですぅ」
カンナ(男)「ありゃ驚いたわ……(※第14回「逃走中 ~愛が無ければ視えない~」参照)」
翠星石「さて、今回の紹介はこれで終わりですぅ」
カンナ(男)「ちょっと早いですけど、ありがとうございましたー」
続く
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.185 )
- 日時: 2019/12/11 22:11
- 名前: 武勝龍 影丸 (ID: w32H.V4h)
インスタントラーメンのくだりは面白い。
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.186 )
- 日時: 2019/12/12 15:52
- 名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)
>武勝龍 影丸さん
ありがとうございます!
インスタントラーメンの部分は書いてて楽しかったですw
- Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.187 )
- 日時: 2019/12/12 15:55
- 名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)
「ミッション⑪」
{残りゲーム時間 198:00}
ジャックランタン「うわっ、あれ見るホ!」
(5Fから1Fを覗き込む10人の逃走者たち。そこには確かに、うじゃうじゃといる53体のハンターの姿があった――)
konakun.「怖すぎるやろ……;」
はなこ「あんなのに見つかったらひとたまりもないよ;」
カンナ(男)「とりあえずそれぞれでキー探そう!」
夏海「うん!」
(10人は一斉に散らばっていった――)
ハンター53体「……」ゾロゾロ
(ハンターに確保されれば、賞金はゼロ。果たして、このモールから脱出できるのか――)
はなこ「ここ、5階だよね……? 早く出ないと……!」
konakun.「エレベーター、近くにあれへんか?;」タッタッタ
ジャックランタン「どないしよ、どないしよ……」←なぜか関西弁
(その頃、ジャックフロストは――)
ジャックフロスト「げっ、ハンター上がってきてるホ……;」ビクビク
(柱の陰に隠れていた)
ハンター10体「……」ゾロゾロ
(10体のハンターが、階段を上ってきている――)
ジャックフロスト「……結構遠くだホ。今ならいけるかもしれないホ!」タッ
ハンター10体「!」タッ
(残念ながら、見つかった――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジャックフロスト「ああん、もう!」タッタッタ
(逃げ切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジャックフロスト「ちょっ、待て、マジ待って!;」タッタッタ
(その時――)
ハンター5体「!」タッタッタ
(前方から5体が走ってきた。挟み撃ち――)
ジャックフロスト「ヒーホー(悲しみ)」ポンッ
【ジャックフロスト 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 56人 ≪197:10≫
ジャックフロスト「そんなー; 信じられないホ;」ドキドキ
ピリリリリ♪
ジャックランタン「げっ、『キングダム・オブ・ワンダーにて、ジャックフロスト確保、残り56人』」
ジャックランタン「あいつもう捕まったのかホ……。って、53体もいたらそりゃすぐ捕まるわ……;」
3体のハンター「」タッタッタ
(着信音で気づいた3体のハンターが、ジャックランタンのところに向かってきていた――)
ジャックランタン「? なんか嫌な予感が……げっ;」ピューン
(それに気づき、咄嗟に逃げる彼。果たして、振り切れるか――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ジャックランタン「3体とか容赦ないホ!;」ピューン
(その時――)
ハンター5体「」タッタッタ
(5体のハンターが前方からやってきた。挟み撃ち――)
ジャックランタン「ヒーホー(落胆)」ポンッ
【ジャックランタン 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 55人 ≪196:55≫
ジャックランタン「挟み撃ちとか、マジで容赦ないんだな、ハンターって;」ドキドキ
(相方の二の舞になった彼であった――)
ピリリリリ♪
夏海「『ジャックランタン確保、残り55人』。ランタンまで捕まったんだ;」
雛苺「どんどん捕まっていくの……;」
(その頃、花岡弥依は――)
弥依「よし……」タッタッタ
(ハンターがいないところへと進んでいた――)
弥依「今のところ、ハンター全然見かけないな……53体もいるってのに」
弥依「……」
弥依「まあ、大丈夫でしょ。私メインキャラなんだからこんなところで捕まるわけないってーの」
(メタ発言――)
弥依「カエたち、大丈夫かしら……;」
(一方、翠星石は――)
翠星石「げっ、あっちにハンターが……」
20体のハンター「……」ゾロゾロ
(柱の陰に隠れながら、ハンター20体がうろついている様子を窺っている翠星石)
翠星石「ウジ虫のようにのさばっていやがるですぅ……」
(いつものように毒を吐きながら、慎重にキーを探す彼女)
20体のハンター「……」
翠星石「よし、気づいてない……」
(見つからずに、済んだ。果たしてキーを見つけられるか――)
翠星石「……もしあんだけのハンターに追いかけられたとしたら、流石の翠星石でも無理ですぅ……」
翠星石「ハンターより速く走れるようになる道具とかないですかね……あ」
(その時、前のミッションで訪れた玩具屋を発見した)
翠星石「ここになんかいいの置いてないですかね」タッ
(玩具屋)
ショッピングカート「」ズラリ
(そこの入り口付近に、🛒がずらりと並んでいた)
翠星石「ショッピングカートですぅ! これに乗りましょう!」
(2秒後)
翠星石「(^^)」←カートの下の部分に体育座りしてる
翠星石「……誰かカート、押して」
(その時――)
カンナ(男)「何してんの、翠星石;」
翠星石「おっ!」クルッ
(カンナがやってきた)
翠星石「丁度良かったですぅ。カート押してくれですぅ!」
カンナ(男)「……何で?」
翠星石「普通に走るよりスピード出そうなんで」
カンナ(男)「押すのは人並みのスピードを持ってる人間なんですけど……」
翠星石「ぐいっと突き飛ばすように押せばかなりのスピード出るはずですぅ!」
カンナ(男)「勘弁してよ、そんな子供みたいなことしてさ;」
翠星石「へっ、どうせお前だって昔、カートの下の部分に乗って快適な気分味わってたんでしょう?」
カンナ(男)「……まぁ、僕もやったことあるけど……;」
(読者や作者の皆様も、子供のころカートの下の部分に乗ったことありません?)
翠星石「つべこべ言わずに押せですぅ!」
カンナ(男)「分かったよ……」
シャアアアアアアアアアアア
翠星石「ヒョオオオオオ、楽しいいいいですぅwwwww」
カンナ(男)「こっちは楽しくないんだけど;(ハンターいつ来るかわかんねーし)」タッタッタ
翠星石「カートの下に乗って、イズミヤの中を回ったのを思い出すですぅ~www」
カンナ(男)(呑気すぎんだろ、お前……;)
(その時――)
ハンター25体「!」タッ
(25体のハンターが、2人を発見した――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カンナ(男)「見つかっちゃった;」タッタッタ
シャーーーーーー
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター25体「……」タッタッタ
カンナ(男)「ヤバイ、追いつかれる;」
翠星石「チッ、こうなったら!」ゴソゴソ
カンナ(男)「何それ?」
翠星石「さっきの玩具屋からガメてきたローションですぅ!」
翠星石「っしゃああああ、トラップ発どおおおおー!」ブシャアアアアン
(ローションを25体に向けてぶちまけた彼女)
ハンター25体「!?;」ヌルヌル、ツルッ、ドシーン
(ローションを踏んだ25体全員、滑って転んだ)
翠星石「へっへっへwww ローションで転ばしてはいけないってルールが無くて良かったですぅw」
カンナ(男)(いいのかな~……;)シャアアアアア
(その頃、konakun.は――)
konakun.「怖いなぁ……」
(倉庫にて、慎重にキーを探していた)
konakun.「53体に見つかったら終わりやからな……」
キラーン
konakun.「ん? 奥でなんか光って……」テクテク
(光っているところに行ってみると――)
トライアングルキー「」キラーン
(そこには入口を開放することができるアイテムがあった――)
konakun.「キーホルダーが三角……。これやな!」
【konakun. トライアングルキー獲得】
konakun.「よしよし……。後はこれを出口に」
(その時――)
はなこ「あれっ、konakun君?」
konakun.「!? な、なんや、はなこか;」
はなこ「ご、ごめん、驚かせちゃって……」シュン
konakun.「ええんやで(可愛い)」
(konakun.のすぐそばに来たはなこ)
konakun.「どしたの?」
はなこ「ここにキーが無いかな、思って」
konakun.「それなら今しがた見つけたで」
はなこ「ほ、ほんと! じゃあ入口へ――」
(その時――)
ハンター1体「!」タッ
(1体のハンターが倉庫に入ってきた――)
konakun.「ハンター!?」
はなこ「やっば」
konakun.「はなこ、これ渡す」
はなこ「えっ?」←トライアングルキー渡された
konakun.「さあワイが囮になるからその間に逃げるんや!」
はなこ「え? で、でも!」
konakun.「後で行くから! 早く!」
はなこ「……捕まっちゃダメだよ!」タッ
(konakun.がひきつけている間に彼女は逃げる――)
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター「……」タッタッタ
konakun.「こっちや、ハンター!」タッタッタ
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
konakun.「;」タッタッタ
(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)
konakun.「あああーっ!;」ポンッ
【konakun. 確保 〈残りゲーム時間〉】
残り 54人 ≪192:25≫
konakun.「やべえ、後で行くからって言っておいて捕まるとかダサすぎるやろ、ワイ……;」
ピリリリリ♪
雛苺「『konakun.確保、残り54人』」
はなこ「……捕まらないでって言ったのに……」グスン
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58