二次創作小説(新・総合)

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逃走中 ~ブロークン・ゲーム~【完結&お知らせ】
日時: 2019/12/29 21:40
名前: ウィオ (ID: hM8dNcPd)

逃走中 ~ブロークン・ゲーム~

ウィオ版逃走中20弾!
今回の逃走中の舞台は近未来的な大都会「アイギス」!
そこは科学が発展しており、街の治安も良い。

中央にある「セントラル・ステーション」には
地球から10万光年先にある「アルティ」に一瞬で行けるマシンがあるという。

「アルティ」は逃走中を開催している世界。
そこに住む者は銃を持つ者が多いという、アイギスとは対照的に物騒な世界なのである。

今回はなんと今までに参加してきた逃走者全員+新参逃走者が参加!
合計465人の逃走者がアイギスで逃げ惑う。

そして今回、ゲームマスターとの最終決戦が行われる。
果たして、逃げ切れる者は現れるのか? そしてこの逃走中の行方は?





▽ウィオ版逃走中第20回を記念する壮大な逃走中!
▽オールスター!
▽ゲームマスター「槐」と「白崎」の昔!
▽最終決戦!
▽ウィオ版逃走中第2部最後の逃走中!

Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.163 )
日時: 2019/12/07 15:30
名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)



「腹減りの呪い」

ケニー「バキュン!!」ドオオオン

(ケニー、散弾銃で3発弾を放つ)

弥依「はっ!!」ガシッ

(その弾全てを咄嗟にキャッチし――)

弥依「」ブンッ!!

(ケニーに向かって高速のスピードで投げつけた)

ビシビシビシッ!!

ケニー「あぶねっ!」

キンブリー「」シュッ

(弥依が慢心している間にキンブリーは錬金術を使い――)

ドカアアアアアアアアアアン!!

弥依、カエ、灯「ぐっ!!」ドサッ

(3人はキンブリーが起こした大きな爆発を食らい、吹っ飛ばされた)

ケニー「ナイスだ、キンブリー!」

キンブリー「いえ。貴方はもっと攻撃を続けてください!」

ケニー「おう!」

(ケニーはまた隊長たちに向けて散弾銃を放つ)

弥依「!」パシッ

(その弾をまた掴み、投げつける。しかしまた回避された)

キンブリー「はっ!」シュッ

ドゴオオオオオ!!

弥依、カエ、灯「うああああっ!!」ドサッ

(ケニーに撃たせ、散弾銃の弾をキャッチさせることで、隊長の動きを先読みしているキンブリー)

キンブリー「くっくくく、ふーーっひあっははっはっは!!! いい音だァァァァァァ!!」

(不気味に笑う、キンブリー)

カエ「ぐっ……。アイツら……妙に賢い戦法を取ってますね……!」ボロボロ

弥依「呑気に言ってる場合か!」

灯「どっちかを集中して攻撃して倒すしかないんじゃ……」

弥依「そしたらもう片方にボコされるでしょうが……。くっ」

キンブリー「最初の威勢はどうしました?」

ケニー「俺たちが考えも無しに攻撃するだけの敵だと思ったのか? フーアッハッハッハ! 浅はかだったな!」

キンブリー「まぁ早めに仕事を終わらせるのなら良いに越したことはありません。貴方たちはもう既にボロボロ。最期も私の爆発を食らいなさい」

灯「ヒッ……」ビクビク

灯「助けて……」

(灯が一滴の涙を流した瞬間――)











翠星石「」シュッ!!

キンブリー「っ!?」

ズゴオオオン!!

キンブリー「ぐはあっ!!」ドガアアアンッ

(突然、高速で飛んできた翠星石に蹴られて高層ビルの壁へ吹っ飛ばされたキンブリー)

ケニー「キンブリー!?」

灯「す、翠星石ちゃん……!」

弥依「翠星石!」

ケニー「お、お前、あの時の人形じゃねーか!」

カエ「翠星石ちゃん、どうしてここに!?」

翠星石「礼くらい言えですぅ。……」チラッ ←灯のほうを見る

灯「?」

翠星石「虫の知らせを感じましたので」

キンブリー「……」ピクピク

ケニー「オイオイ……。不意打ちとは卑怯じゃねえか。アイツ、気絶しちゃってるじゃねーかよ」

翠星石「うん」

ケニー「しゃらくせえ!!」ジャキッ

ドキュウウウウン!!

(ケニー、再び散弾銃を構え、今度は5発撃つ――)

弥依「へっ!」ガシッ

ケニー「あっ!」

弥依「やっぱ考えなしに攻撃してんじゃねーか、クソボケ!!」バシュンバシュンバシュン!!

(そして弥依はキャッチした5個の弾を高速でケニーに投げつけた)

バシビシビシバシビシ!!

ケニー「ゲホオッ!!」ゴポッ

(ケニー、口から多くの血を吐きながら倒れる――)

ケニー「」ピクピク

翠星石「よし、今のうちに逃げますよ!」ガシッ

(翠星石は隊長、カエ、灯の手を掴み、そのまま逃げて行った――)










キンブリー「……うぐぐ」ムクリ

(キンブリー、痛みを堪えながら起き上がる)

キンブリー「アッカーマンさん、酷い傷ですね……。これは一旦「艦船」に戻ったほうがよろしいでしょう」

ケニー「」ピクピク

キンブリー(……後は他のメンバーに任せるとしましょうか)

(そしてキンブリーはケニーの腕を掴みながらワープを使い、一緒に「艦船」に戻っていった――)






----------------------------------------------------------------------------------



???1「あー、マジでしんどい……。でも早く「標的」を見つけないと……リーダーにどやされる」






???2「あまり戦いはしたくないなぁ……。でも、仕方ないよね」






???3「アハハハハ! もうそろそろで戦える! マジでワクワクしてきたわ……!」





(その頃、謎の3人がそれぞれ街中を徘徊していた)



------------------------------------------------------------------------------------





{残りゲーム時間 697:30}







モー・ショボー「さっき凄い爆発が起こってたけど……一体何だったんだろ?」

(キンブリーと隊長たちが戦っていた音を聞いて、ゴミ箱の中で怯えていた)

モー・ショボー「事件?」








ライトニング「……いないな」

(その頃、今回初参戦であるFF13の主人公・ライトニングは慎重に街中を歩いていた)

ライトニング「ハンター……」

ライトニング「……」

ライトニング「なんだか嫌な予感がする」

(そこに――)

とがめ「ん」テクテク

(とがめがやってきた――)

ライトニング「お前は……確か、とがめだったか」

とがめ「そういうお前はライトニングってやつか。……近くにハンター、いないよな?」

ライトニング「いない。それより……そろそろ戦いの準備をしておいたほうがいいと思う」

とがめ「?」

ライトニング「遠くの方で、なにかが爆発したような音がしたんだ。そして不気味な笑い声も……。私の勘だが、戦争が起こりそうな予感がする」

とがめ「初対面の人間の勘なんか信じられない……」

(その時――)

ハンター「!」タッ

とがめ「今は戦いより、逃げる準備をしておいたほうがよかったな;」タッ

ライトニング「くっ!」タッ

(2人は咄嗟に逃げる。果たして、振り切れるか――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とがめ、ライトニング「はあ、はあ;」タッタッタ

(懸命に逃げている二人の前に――)














ハンターB「!」

(もう一体のハンターが立ちふさがった)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とがめ「最悪!」ポンッ

ライトニング「ちいっ」ポンッ



【とがめ       確保       〈残りゲーム時間〉】
    残り  73人          ≪695:55≫


【ライトニング     確保      〈残りゲーム時間〉】
     残り  72人         ≪695:54≫



とがめ「終了か……;」ゼエゼエ

ライトニング「挟まれたらどうしようもない……;」










ピリリリリ♪

洋輝「『街中にてとがめ、ライトニング確保、残り72人』」

ラルトス「二人同時に確保かぁ……;」









『牢獄 DE トーク』

みくる「二人も確保されちゃいましたね……。可哀相です」

ハルヒ「出番があっただけマシよ。こっちなんか一回も喋らせてもらえずに――」

長門「もうそういう愚痴は止めなさい」

なでしこ「お腹減ったなぁ~」ゴキュルルルル

ソフィー「そういうときは人間の血を飲むと元気が出るぞ」

なでしこ「いや吸血鬼じゃねーから私」

キルリア「~~~♪」クルクルクル

オルオ「ところでさっきから踊ってるあの緑髪の奴は何なんだ?」

ピチュー「キルリアっていう踊り好きなポケモン」

キルリア「~~~♪」クルクル

ペトラ「楽しそうだけど、あんなに回って疲れないのかな……」

キルリア「~~~……」ピタッ

ピチュー「あっ、止まった」

キルリア「オエエエエエエエエエエ!!」ゲロゲロ ←吐いた

ミニモン「うわああん、また他人に持ち芸パクられたあああ!」

オルオ「心配するとこそこじゃねーだろ;」

ペトラ「20分も回ってたらそりゃそうなるよ……;」

血小板「大丈夫、キルリアさん!?」←袋とティッシュ用意

キルリア「あ、ありがとう……; オエエッ!!」

ウリエル「世話のかかる生き物」

モスマン「※@++Q:>*{P*__?(訳:ところで、今逃げてる人たちは大丈夫かな?)」










{残りゲーム時間 692:00}









辻「……」ゴソゴソ

(その頃、辻翔平は噴水広場にて、大量の段ボールで自分の身体を包んで隠れていた)

辻「……ハンター、来ないよな?」

(ハンターは神出鬼没。いつどこから現れてくるか、分からない――)

辻「……腹減った」ゴキュルルル

辻「……」

辻「なんか公園で野宿してるホームレスの気持ちが分かった気がする」

辻「……」

辻「あかん、マジで腹減った……。イラついてきた。あのクソ隊長ボコしたい……」

(弥依の悪口を言いながら隠れ続ける、彼であった――)










(その頃――)

花陽「あっ、あっちにハンターいた……!」コソコソ

ハンター「……」

(かよちんはハンターに見つからないように走っていた)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

花陽「……うん、来てない」

(ハンターに見つからずに済んだ――)

花陽「……でも、念のためもっと離れよっと」タッタッタ

花陽「……」タッタッタ

(しばらく走り続け、建物の曲がり角を曲がる。そこには――)











灯織「えっ?」

花陽「あ」

(今回初参戦である、アイドルグループ「illumination STARS」のメンバーである風野灯織がいた)

花陽「あ、ごめんなさい……。ハンターかと」

(全体的に黒っぽいため、ハンターに見間違えられた)

灯織「相当焦ってるみたいだね……」

花陽「だってハンター、怖くて;」

灯織「なるほど」

花陽「……」

灯織「……」

花陽「ところで、ハンター来てないかな?」

灯織「来てない」

花陽「そ、そうなんだ」

灯織「うん」

花陽「……」

灯織「………………」




花陽(どうしよう、全然会話が続かない)




花陽「……あ、じゃあ、またね。ハンターに見つからないようにね!」

灯織「うん……」

(コミュ障アイドルから離れる、かよちんであった――)








(その頃――)

魔理沙「よーし、ハンターの奴はいないな!」

(普通の魔法使い・霧雨魔理沙はレストランの屋根の下に隠れていた)

プ~~~~~ン

(近くの窓から、美味しそうな匂いが漂ってくる)

魔理沙「お、この匂いは……」クンクン

魔理沙「キノコのソテーだな!(*´▽`*)」

魔理沙「やべえ、腹減ってきた……」ジュルリ

ハンター「……」テクテク

(そんな彼女の近くに、ハンター)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔理沙「どうしよう……。ここのレストラン行こうかな」

魔理沙「あ、でも金無いわ……」

魔理沙「……ま、いっか、店員にツケれば! いや、そもそも金払うつもりも無いけどな!」ヘラヘラ

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ハンター「……」スタスタ

魔理沙「あ?」ポンッ



【霧雨 魔理沙       確保     〈残りゲーム時間〉】
      残り  71人         ≪689:50≫



魔理沙「は?」









ピリリリリ♪

霊夢「『レストラン付近にて霧雨魔理沙確保、残り71人』」

咲夜「魔理沙、捕まったのね」

早苗「魔理沙さんはもう少し長く生き残ると思ってたんですけどね~」







夏海「さーて、森にやってきちゃいました」

(その頃、今回初参戦である中学一年生・越谷夏海は森の中にいた)

夏海「薄暗くて気味が悪い~」

夏海「……」

夏海「私、どっから来たんだっけ?」

(迷ってる彼女)

夏海「ヤバイ、なんか怖くなってきた。早く出よっと」

(迂闊に動けばハンターに見つかる可能性が高くなる――)

ガサガサ

夏海「!? 誰?」

(そこに、謎の人影が――)

Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.164 )
日時: 2019/12/07 15:30
名前: ウィオ (ID: HtzPaCR.)

レオン「おっ、いたいた!」

(その人影とは、レオン・エストマンであった――)

夏海「いたいたって……。誰?」

レオン「今回の逃走者だよ」

夏海(いたっけ……? まあいいか)

夏海「どしたの?」

レオン「まあまあ、ちょっと話を聞け。俺さあ、今ちょっとさー、困ってんだよね」

レオン「『道具』がいなくてさ」ニヤ

夏海「!」タッ

(嫌な予感を察知した夏海は咄嗟にレオンから逃げる――)

レオン(あの野郎、勘が良すぎだろ!)

レオン「待ちな、クソ女あ!」タッタッタ

夏海「はあはあ、だ、誰かあ! 助けてえええー!」タッタッタ

(懸命に逃げる彼女。捕まれば、ハンターの囮とされてしまう――)

レオン「ハッハー!!」タッタッタ

(徐々に距離を詰められていく夏海――)

ガシッ!!

レオン「捕まえたぞコラ!」グググ

夏海「い、嫌あっ! 誰か、助けてええー!」

(その時――)








ジャックフロスト「」ゴロゴロゴロ ←雪だるま作ってる

ドカッ!!

レオン「ごふっ!!」ドサッ

(ヒーホーが転がしている雪玉と衝突し、軽く吹っ飛ばされたレオン)

夏海「えっ?」

ジャックランタン「オイ、ジャックフロスト! ちゃんと前見て転がすホ! 誰かとぶつかっちゃったじゃないかホ」

ジャックフロスト「あー、すまなかったホ~……って。アレ?」

レオン「いてて……」ムクリ

ジャックフロスト「コイツ誰ホ?」

ジャックランタン「さあ?」

レオン「何だお前ら! 折角この女を……!!」グググ

夏海「ひっ!;」

ジャックランタン「何か生意気そうな人間だホ」

ジャックフロスト「!」

ジャックフロスト「この金髪を雪だるまの頭にしようホー!」

(レオンを雪玉の中に埋め、そして頭だけ出させて個性的な雪だるまを作ろうとしている、悪魔のジャックフロスト)

レオン「!?」

レオン「くそ、覚えてろよ!」タッタッタ

(レオンはそれを恐れて、逃げて行った――)






夏海「あ、ありがとう……二人、いや、二匹とも?」

ジャックフロスト「別にお礼言われるようなことはしてないホ」

ジャックランタン「それよりこんな気味の悪い森に一人でいるなんて危険だホ。さっき出口見つけたからそこまで送ってやるホ」

ジャックフロスト「うむ」コクコク

夏海「あ、ありがとう!(お前らの恰好も気味悪いよ)」

(意外と親切なところもある、悪魔二人であった――)










(その頃、真紅は――)

真紅「ふー」ズズズ

真紅「紅茶が美味しいわね……」

(魔理沙がいたレストラン近くにある公園のベンチにて、呑気にティータイム中)

真紅「なんか、紅茶飲むと元気出るのよね……」ズズズ

真紅「強制失格になった人間ジュンを見下すために、逃げ切らないと――)

(そんな彼女の近くに――)

ハンター「!」タッ

(ハンターがやってきた――)

真紅「!」タッ

(それに感づき、咄嗟に逃げる彼女。果たして、逃げ切れるか――)

ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

真紅「くっ!」タッタッタ

(懸命に逃げ続けるも、徐々に距離を詰められていく――)

真紅「ああ!」ポンッ



【真紅        確保      〈残りゲーム時間〉】
    残り  70人         ≪687:15≫



真紅「そんな……;」ゼエゼエ









ピリリリリ♪

雛苺「『真紅確保、残り70人』。真紅が捕まっちゃったのー!」

翠星石「捕まってやんのwwwww」








(その頃、カンナ(男)は――)

カンナ(男)「全然ハンター来ないな……」

(街中を歩いていた)

カンナ(男)「いや、来ないならそれに越したことはないんだけど」

(そんな彼の近くに――)

シェリー「待てよ。お前を知ってるぞ」

アプール「あ、カンナじゃーん!」ピョンピョン

(シェリーとアプールがやってきた)

カンナ(男)「二人とも!(シェリー、隙あればSkyrimのネタ披露するな)」

カンナ(男)「って、身体元に戻ったんだ」

シェリー「バスケの試合始まった時から元に戻ってたぞ」

アプール「僕も。多分キノコの効果が切れたんだと思う」

カンナ(男)「なるほどなるほど」

アプール「それより何してたの?」

カンナ(男)「別に歩いてただけだけど……」

シェリー「暇なんだな」

カンナ(男)「否定できない」

シェリー「ならば衛兵と法を犯した主人公ごっこしないか?」

カンナ(男)「いい加減Skyrimから離れろ」

アプール「それはそうと、バスケの試合で勝った人たちは一体どんなアイテム貰ったんだろうね?」

シェリー「あー、確かに」

※あの後、ちゃんとご褒美を受け取らせました。決して忘れていたわけではありません

カンナ(男)「誰に向かって言ってんの、ナレーション」




(その時――)





カーンカーン






アプール「?」

(釘を叩く音が聞こえた――)

シェリー「おい、何の音じゃ?」

カンナ(男)「あっちの噴水広場から聞こえるよ。行ってみようか」









(噴水広場)

???「くそっ! くそっ!」

カンナ(男)「あれ、あの子……」

(カンナたちが見たのは、噴水広場を囲ってる大樹のうち一本に弥依の顔写真を釘で打ち付け、その釘をトンカチで打ち付けている――)

辻「このアマっ! このアマっ!」カーンカーン

(辻翔平であった)

シェリー「やだなー、こんなところで丑の刻参りか?」

アプール「物騒な」

辻「へっ!? 君たちいつの間に!?」←トンカチ隠す

カンナ(男)「おせーよ。ていうか、また弥依になんか嫌がらせされたの?」

辻「いや、めっちゃ腹減っててさ……。だから嫌いな奴を呪って気を紛らわそうかと……」

アプール「そんなもんで紛らわせるわけないでしょ;」

シェリー「どんな呪いかけてたんだ……」

辻「アイツの装備品(衣服)に呪いかけて脱げなくさせようかと」

カンナ(男)「シレンのワラドールみたいなことすんな、君」

シェリー「てか呪いしょぼすぎじゃね?」

ゴキュルルルルルル

辻「あっ……」

辻『チョウドヨカッタ。ソコニイルリンゴヲ丸飲ミサセテクレナイカ……?』ゴゴゴゴゴ ←瞳が黒く濁っている

アプール「!? 何だ何だ?;」

シェリー「丑の刻参りを途中でやめたから呪われてしまったのか!?」

辻『違ウ……。コレハ食ベ物ヲ食イタイトイウ意思ノ表レダ……。サア、食ワセロ!!』ゴゴゴゴゴ ←そしてデスボイス

アプール「待て待て!」

(その時――)












ピリリリリ♪

辻「ん?」←元に戻った

アプール「(ホッ) メール?」

(メールを見てみると――)




(それはゲームマスターから届いたメール……ではなかった)

カンナ(男)「『皆さん。突然ごめんなさい』?」

辻「『残り660分までに「クラウディの森」の中にある「白の廃墟」にお越しください』」

アプール「『お待ちしております……』」





シェリー「……? 何だコレ? 迷惑メールか?」

カンナ(男)「でも差出人のアドレスすら書かれてないよ。ゲームマスターなら「Gamemaster」って出るし」

辻「んん……?」

アプール「一体全体何なのさ、これ……;」







ゆうき「クラウディの森……?」




konakun.「怪しすぎるメールやな……」




エルレイド「これは行くべきなのか?;」




(カンナ(男)、シェリー、アプール、辻だけでなく、ほかの逃走者全員にこのメールが届いていた――)



-------------------------------------------------------------------------------------



(その頃、指令室にて――)

カム子「……!」

ジン「どうしたんですか?」

カム子「また、機能が制限されてしまいました……!」

チドリ「え……? またさっきみたいなこと起こってるではないですか!」

(エミリアが縛られたミッションと同じようなことがまた発生した。そう、誰かが逃走中の携帯をハッキングし、メールを送り込んだのだ――)

エビルマ「ということは、ワープも使えませんか……!」

マウス「全く一体誰でチュウか、定期的に邪魔してくる厄介者は!」




--------------------------------------------------------------------------------------





???2「……」









(果たして、白の廃墟には一体何が待ち受けているのだろうか――)








残り逃走者……カンナ(男)、ディーア、ミドリコ、フォレオ、翠星石、雛苺、ドロン、エビルマ、
マウス、アプール、灯、レオン、エルレイド、サーナイト、ラルトス、弥依、カエ、辻、ことり、
花陽、絵里、千歌、エミリア、ナリジーニョ、はなこ、キョン、古泉、ボッスン、ヒメコ、霊夢、
咲夜、早苗、猫娘、レイナ、ヤーコプ、シェリー、ルートヴィッヒ、ジャックフロスト、
ジャックランタン、モー・ショボー、歳納、ユウキ、悠、タチコマ、天羽、ジェネラルシャドウ、
ララ、夏海、マーマネ、一夏、灯織、konakun.、ゆうき、霊歌、aren、生ブスカジ、新田、
モンブラン博士、エイジア、sorutymata、せいや、影丸、洋輝、DJ灰龍、ヤード、しゅんぽこの70人。




続く

Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.165 )
日時: 2019/12/07 16:48
名前: 武勝龍 影丸 (ID: FpNTyiBw)

 確保ラッシュになりそうですね。
僕も早苗さんと行動できるように頑張りたいところです。

Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.166 )
日時: 2019/12/07 19:27
名前: 洋輝 (ID: 2Ybq3x/E)

お久しぶりです。
洋輝です。

リアルではお忙しいとは思いますが、なろうとカキコでは無理せず自分のペースで頑張ってくださいね。
人数は多かったけれど、それは仕方ないという事で。

更新お待ちしてます。

あと今更思ったのですが、13回でトリオを組んだヒール3バカトリオ(レオン、エビルマ、マウス)の動きはないようですね。

先程、レオンは夏海を絡まれていたようですが・・・

Re: 逃走中 ~ブロークン・ゲーム~ ( No.167 )
日時: 2019/12/07 19:29
名前: sorutymata (ID: Vj1Bc8me)

(…確証は全くない、個人的な考えだけど、このゲーム、GMが『2人いる』可能性がある…?
メタ的には一人はカム子(の中の槐の魂?)である、そしてメールを受ければそのもう一人に会えるかもしれない…。…でも、そのGMの目的を知るべきか否か?話を聞きに行けば、そのGMの真意は知れるだろう、しかしその言動如何せんが、『私の目的』を妨げる可能性も考えられる…。仕方ない、咲夜さんに行かせてチャット(ある?)で情報をもらおう、多分強制失格とかの類にはならない…はず。)

soruty「『誰かさん』の暴走で、ウチの味方もごっそり持っていかれましたが…一人でも生き残れば作戦は実行できます。…この力を使うのは例の人たちとあたってからです、それまでは潜めておかないと…。」


話が終わったら自分のドラマは次の局面に進む予定。相関図も変動があると思うしなぁ…。


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