二次創作小説(新・総合)
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- 仮面ライダーフォルテ(完結)
- 日時: 2019/11/24 15:46
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: nNn7ryut)
【フォルテはみんなの為に。】
メイドウィンinアベンジャーズプロジェクト始動。
初めて合作ではない自分個人の仮面ライダー小説を書きます、テーマは音楽!
美しき音と素敵なものを守るため、ヒーローが立ち上がる!
【注意】
この物語はフィクションです、登場する人物、団体、名称等は架空の物であり、実在するものとは関係ありません
仮面ライダー以外の版権キャラがこっそり出ることも………?
この小説は不定期更新です、気分によって多く上げたり少なく上げたりします
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.122 )
- 日時: 2019/11/24 12:17
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: iXSDWB/C)
- 参照: http:
【第26曲】
「裏切れないデスマッチ」
~アンノイズ組織~
雄吾とアンノイズの戦いから数週間………
サンダーボルト
「う………俺は一体?」
サンダーボルトは目覚めた
嵐原
「サンダーくん!!」
サンダーボルト
「嵐原………ここはどこだ?」
嵐原
「新しいアンノイズのアジトだよ!今からみんな呼んでくるからゆっくりして!」
………
バリウス
「サンダーボルト!」
ヘヴィ・メタル
「アニキの………相棒…………」
愛弓
「生きていたか」
サンダーボルト
「お前達………俺に何があった?まさかフォルテに敗北して」
愛弓
「頭を殴られ失神していた、下手すれば死んでいたかもしれなかったとのことだ」
嵐原
「体に異常はない?」
サンダーボルト
「ああ、手も足も問題なく動く」
サンダーボルト
「嵐原の開発したメガノイザーのボディのおかげかもしれないな」
バリウス
「へいへい 不幸中の幸い これ幸いと動くんじゃないぞ」
サンダーボルト
「そうは行くか、俺だってアンノイズの戦士だぞ………今どんな状況だ?」
愛弓
「ボスはそろそろ決着をつける、全面戦争だと言っていた」
愛弓
「お前が眠ってる間にまた新たな仮面ライダーが1人生まれている」
サンダーボルト
「そうか………決戦か」
サンダーボルト
「バリウス、少しでもブランクを埋めておきたい………特訓に付き合ってくれ」
バリウス
「OK、ヘヴィメタルも来な」
サンダーボルト
「良いだろう」
ヘヴィ・メタル
「分かった………」
………
愛弓
「………ノイザーはどれだけ作れた?」
嵐原
「結構作れたよ、捨てられた音が多かったからね」
愛弓
「そんなにか」
嵐原
「というよりは、片っ端から捨ててるようなものだからね何もしなくても溜まっていくから逆にノイズ生成装置が足りないくらいだよ」
愛弓
「…………私が死んでいる間に、この世界は随分つまらない場所になったな」
嵐原
「いや、死んでないでしょ?」
愛弓
「そうだな、あの時期の私の屈辱を忘れることはない」
愛弓
「私は兄ぃに数多くの嘘をついた………その結果、私と兄ぃが殺し合うことになるとはな」
愛弓
「因果応報か」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.123 )
- 日時: 2019/11/24 12:18
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: iXSDWB/C)
- 参照: http:
カルマ
「雄吾坊っちゃま」
雄吾
「何?」
カルマ
「ここ最近私と鍛錬をしていないようですが」
雄吾
「それに使うお金が無いんだよ」
雄吾
「最近はノイザーも出てこないし、それ以外には負けるしで収入がないんだ」
カルマ
「しかし坊っちゃまはCDの販売もなさっているのでは………」
雄吾
「CDの売れ行きが悪くて………」
カルマ
「そうですか」
雄吾
「…………はぁ、どうしてCD売れないんだろう、グランドコンサートは大盛況だったのに」
カルマ
「前のように政府が持っていってることは?」
雄吾
「名義は僕だから全部僕に入るはずだよ」
カルマ
「………天才なら売り方もよく分かっているはずだと思ったのですが」
雄吾
「そうだよ、僕はちゃんと考えて売っている 」
カルマ
「‥‥‥そうですか、では一つだけ」
カルマ
「坊っちゃまの言う素敵なものとはなんなのですか?」
雄吾
「またそれかい?」
カルマ
「曖昧な物を求められても困ります、も出来る限り分かりやすく説明してください」
雄吾
「手に入ったら教えるよ」
カルマ
「‥‥‥‥では、私なりに」
カルマ
「私のやり方で、貴方の言う素敵なものを集めることにします」
雄吾
「‥‥‥‥カルマさんが?」
カルマ
「はい、買い出しに行ってまいります」
カルマは雄吾の部屋から去り、鞄を取り出す
カルマ
「詩伍郎様、買い出しに付き合ってください、今日は結構買うことになりそうです」
詩伍郎
「分かった、荷物持ちは任せてよ」
カルマ
「そう言った意味では無いのですが‥‥‥」
‥‥‥‥
詩伍郎
「それで、買い出しって何を買うの?」
カルマ
「雄吾坊っちゃまの『素敵なもの』の研究です」
詩伍郎
「あー、やっぱり気になっちゃったか」
カルマ
「詩伍郎様は何か分かりましたか?」
詩伍郎
「いやさっぱりだ‥‥‥愛弓はなんか候補が出来たそうだが」
カルマ
「‥‥‥候補、私も何かしら考えたりはしますが、確信に至るものは何一つありません」
詩伍郎
「そうか」
カルマ
「その為にまずは‥‥‥‥‥」
‥‥‥‥
たくっちスノー
「あーー!!ダメだ!!」
たくっちスノー
「素敵なものの正体が分からねぇ‥‥‥」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.124 )
- 日時: 2019/11/24 12:20
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: iXSDWB/C)
- 参照: http:
‥‥‥‥
カルマ
「ここです」
カルマはCDショップへと足を運ぶ
詩伍郎
「おー!カルマも興味ある?お、梨子ちゃんがオリコン26位か!グイグイ伸びてきてるな!」
カルマ
「彼女は良いとして、雄吾坊っちゃまのCDを探しましょう」
詩伍郎
「あ、そういえば雄吾も音楽作ってCD売り出してるんだっけ」
詩伍郎
「そういえば聴いてるところ見た事なかったな、せっかくだから買ってみようかな‥‥‥」
カルマ
「詩伍郎様ではとても払えませんよ」
詩伍郎
「え?いやいやぁ、俺だってCDを買うお金くらいは貯めて‥‥‥」
『1000000円』
詩伍郎
「百万!?なんか前にもこの値段見たぞ!?」
カルマ
「コンサートの時と同じ価格です」
詩伍郎
「‥‥‥‥まさかこれでCDを売り出してるのか?」
カルマ
「それだけではありません、これを」
CDの隣には数多くの商品が
詩伍郎
「なにこれ」
カルマ
「抱き合わせ商法です」
詩伍郎
「CDでそれやる!?」
‥‥‥‥
カルマ
「他にも様々なグッズを売り出してますね、フォルテ絡みの」
詩伍郎
「そういえばあいつフォルテの姿でコンサートとかしてたからな、そういうの日本政府許してくれるのかな?」
カルマ
「それは分かりませんが‥‥‥」
詩伍郎
「しかし、音楽時代だからって結構無茶なやり方するよなぁ‥‥‥」
カルマ
「詩伍郎様はこういったことは?」
詩伍郎
「いやいやいや!パンクを金儲けに使えるかよ!」
詩伍郎
「いや、出来るできないじゃなくてなんとなーく思い入れが出来たんだよ」
詩伍郎
「たまたま手に入ったに過ぎない力だけど、この力が大好きなんだ」
カルマ
「貴方ならそう言うと思いましたよ、なんとなくですが」
詩伍郎
「‥‥‥ねぇ、カルマ?最近俺に心を許すようになってきた?」
カルマ
「いいえ、詩伍郎様がそう思ってるだけです」
詩伍郎
「あ、そっか‥‥‥ごめんね?変な事聞いて」
カルマ
「‥‥‥‥詩伍郎様!ちょっとこちらに」
詩伍郎
「え、ちょっとなになに!?」
カルマは詩伍郎を抑え、柱の隅に隠れる
カルマ
「静かに」
男性
「なぁ」
男性
「今思うと仮面ライダーフォルテって、あんまりヒーローじゃないよな」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.125 )
- 日時: 2019/11/24 12:21
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: iXSDWB/C)
- 参照: http:
男性
「そう、なんというか最近は特にさ」
男性
「お金持ちばかり優遇してるように見えないか?」
女性
「あー分かる分かる、グッズは売り出すしそれも高いし」
男性
「仮面ライダーヒットもCDは売り出してるけど、値段はお手頃だし真面目にヒーローやってるし、なんか応援したくなるよな」
‥‥‥‥
男性
「おい聞いたか?仮面ライダーパンクの変身者が路上ライブやってるんだってさ」
女性
「え、本当?イケメンだった?」
男性
「イケメンっちゃイケメンだけど40代ぐらいのおじさんらしいぞ」
女性
「井村タケシみたいな渋いイケおじだったらいいなぁ」
男性
「しかも子供にも優しいそうだ、お金は稼げなさそうだけどヒーローに向いてるよなぁ‥‥‥」
‥‥‥‥‥‥
詩伍郎
「これって‥‥‥」
カルマ
「人間の噂話は正直な面が出てきますからね」
カルマ
「でも良かったと思いますよ、貴方やヒットも世間に認められつつあるようで」
詩伍郎
「でも雄吾の評判が下がるのは見てられないなぁ‥‥‥」
カルマ
「しかしあれを」
カルマは建物にかけられた大きなテレビを指さす、番組は仮面ライダーに関するワイドショーだった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメンテーター
「現在、日本にはパンク、ヒット、そしてフォルテが存在します」
コメンテーター
「新たなヒーローが現れていく中、フォルテの現在の動きは‥‥‥」
コメンテーター
「あらゆる分野の商業化‥‥‥‥そして、技術の独占‥‥‥ココ最近やっていることは、悪影響を及ぼすものばかりです」
コメンテーター
「フォルテは音楽時代を作り、導くための存在と日本政府は言っていますが、彼はより良い音楽の文化を作る気はあるのでしょうか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カルマ
「ここまで言われるようになれば坊っちゃまも動くはずですよ」
詩伍郎
「だ、だよなー!俺からもちょっと言っておくよ!」
カルマ
「‥‥‥‥最後に、詩伍郎様」
カルマ
「付き合ってくれませんか?」
詩伍郎
「何に?」
カルマ
「前に坊っちゃまに行った鍛錬に」
詩伍郎
「‥‥‥‥いいの?」
カルマ
「はい、試したいことがあって」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.126 )
- 日時: 2019/11/24 12:22
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: iXSDWB/C)
- 参照: http:
詩伍郎とカルマは家に戻ったあと、地下に入り組手を始める
詩伍郎
「遠慮はいらないよ」
カルマ
「はい、そちらこそ」
詩伍郎
「ライフルも仮面ライダーの力もない、純粋な俺の力はどうなのか‥‥‥‥」
詩伍郎
「試してみたかったんだ!」
カルマ
「はっ!」
詩伍郎
「おっと!?」
カルマの動きを読み、詩伍郎は裏に回る
カルマ
「‥‥‥‥!!」
詩伍郎
「せーの!!」
カルマ
「甘い!」ドンッ!
詩伍郎はそのまま回し蹴りを狙うが、軽く避け、肩を押し出される
詩伍郎
「っひ!雄吾と鍛錬しているだけあって強い!愛弓を抑え込んでた頃を思い出す!」
詩伍郎
「なら!」
詩伍郎は腕を掴み締め上げる
カルマ
「くっ‥‥‥!!」
詩伍郎
「ど、どうだーーー!?」
カルマ
「‥‥‥‥ぐ、見事です、もういいです」
詩伍郎
「ふぅ‥‥‥本当に強いね、カルマ」
カルマ
「詩伍郎様こそ、武術の経験が?」
詩伍郎
「何年も愛弓を相手にしてきたからね、流石にまずいと思った時はいつも俺が力づくで止めていたんだ」
カルマ
「なるほど‥‥‥戦った経験は一応ある、と」
カルマ
「人間を相手にして戦うことが出来ていますね」
詩伍郎
「ははは、まーね、雄吾はどうなの?」
カルマ
「‥‥‥‥‥‥雄吾坊っちゃまは、かれこれ何十回は相手をしていますが」
カルマ
「まだ1度も私に勝てたことはありません」
詩伍郎
「え、そうなの!?」
カルマ
「はい、これまで何度も多くのアドバイスと技を教えましたが
カルマ
「最初から何も進歩していません」
詩伍郎
「そんな‥‥‥‥」
カルマ
「はっきり言ってしまうと、この状態ではアンノイズとの全面戦争なんてとても勝てません」
カルマ
「‥‥‥だから詩伍郎様」
詩伍郎
「分かった、俺が守ればいいんだな?」
詩伍郎
「‥‥‥‥やるよ、雄吾は俺が守る」
詩伍郎
「正直俺もアンノイズに勝てるか分からない、でも‥‥‥みんなが俺を応援してくれるなら」
詩伍郎
「ヒーローなら逃げる訳にはいかないよなぁ!」
カルマ
「‥‥‥‥貴方は、本当に選ばれた者なのですね」
カルマ
「私や、雄吾坊っちゃまと違って」
そして物語は決戦の刻へ。
【終曲】
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