二次創作小説(新・総合)

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仮面ライダーフォルテ(完結)
日時: 2019/11/24 15:46
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: nNn7ryut)

【フォルテはみんなの為に。】

メイドウィンinアベンジャーズプロジェクト始動。

初めて合作ではない自分個人の仮面ライダー小説を書きます、テーマは音楽!

美しき音と素敵なものを守るため、ヒーローが立ち上がる!

【注意】
この物語はフィクションです、登場する人物、団体、名称等は架空の物であり、実在するものとは関係ありません

仮面ライダー以外の版権キャラがこっそり出ることも………?

この小説は不定期更新です、気分によって多く上げたり少なく上げたりします

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.182 )
日時: 2019/11/24 15:03
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
参照: htt:/

【第39曲】
「フォルテッシモは止まらない」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「父親がフォルテニウムという鉱石を開発していた、あの人は全てがどうでもいい無気力な人だから、奪うことは簡単だった」

「フォルテニウムは人間に詰めたら天才になれる、数粒残して全部僕に埋め込んだ」


「音楽の時代が作られるのを待つだけ、あとは勝手に物語が進み………」

「僕にとって有利な世界が作られ、理想が現実となる」


「アークフォルテとなって、僕一人が………お金を集めて、好きなように生きるんだ!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


たくっちスノー
「こいつがこんなこと思いついてたなんてな」

ウォズ
「億万長者か…………」

ミコト
「…………ふざけてるとしか思えないな」

たくっちスノー
「でも、そのカルマが持ってきた日記を見るにマジっぽいけどな」

たくっちスノー
「…………マジだからこそ、ここまで出来たわけだしな」

詩伍郎
「雄吾………」

たくっちスノー
「………おまけに、カルマが用意してくれた音のおかげで対アークフォルテ用ノイザーが開発できそうだ」

たくっちスノー
「しかし、なんでそんなもんが作れた?」

カルマ
「アークフォルテとは別のクラシック音を入れました」

カルマ
「というよりは、アドリブで曲を作ったといえば分かりやすいでしょうか」

ウォズ
「なんて技術だ………」

カルマ
「似たようなことは彼もやっていますよ」

梨子
「…………いいえ」

梨子
「彼の曲はそうでもないんですよ」

カルマ
「はい?」


梨子
「これを」

梨子はCDを用意する

サンダーボルト
「それはまさか………雄吾の?」

梨子
「ゴミ箱に捨てられていたものを回収しました」

嵐原
「これ大丈夫?聴いたら洗脳とかされない?」

愛弓
「そういうのは心配いらん」

ミコト
「不安なら私のノイズシステムでシャットアウトする」

嵐原
「リーダーのベルトってCDデッキにもなるんだよ」

ミコト
「まぁ、兎にも角にも聴いてみるとしよう………仮にも、億万長者を目指す天才音楽家の曲だからな…………」

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.183 )
日時: 2019/11/24 15:04
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
参照: htt:/

CDから雄吾の音楽が流れる………クラシック音が激しく、休ませないように響かせる、高音も低音も気にせずどんどん流れ込んでくる

たくっちスノー
「あーーーーー!!!うるせーーーー!!!」

ウォズ
「なんだこれは!?」

梨子
「この街でよく聴く音をまとめたような感じですね」

魔トリョーシカ
「メドレーにしたってもうちょっといい音を作るよ」

ウォズ
「…………なるほど、これは売れないな」

ウォズ
「選択肢を潰さない限り」

たくっちスノー
「フォルテニウムで綺麗な音を出してはいるが、ドバーーーっ!て来たら汚い音より不快になるわ!!」

愛弓
「この世界はずっと、この音楽のみを聴かされていたのか………」

詩伍郎
「でもなんでだ?コンサートの時はあんなに人気だったのに」

たくっちスノー
「………金額も含めてコンサートの時に調子乗ったか、あるいは」

たくっちスノー
「ノーと言える雰囲気じゃなかったかだな」

カルマ
「何より、その時はまだフォルテが音楽を披露していませんでしたから、期待も込みであそこまで来たのでしょう」

たくっちスノー
「で、雄吾はどれだけ金が溜まってる?」

カルマ
「あの調子では全然………でしょうか」

カルマ
「私が今まで払っていただいたお金は残しておきましたが…………」


詩伍郎
「いつまで持つか、だよな」

嵐原
「あれ?じゃあこのままほっとけば自滅するんじゃないの?」

サンダーボルト
「そんなことで解決したら苦労しない………奴も動き出すだろう」

たくっちスノー
「…………どこで何をしているやら」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


雄吾
「もっとお金だ!お金が欲しい!!」


雄吾は世界中からお金をかきあつめていた、だが、まだ足りない

小銭しか溜まってないのだ

雄吾
「くっ…………うう、まだだ!」



雄吾
「僕は………フォルテは素敵なものを集めるための存在だ」

雄吾
「フォルテは………みんなの為に!」


と、その時電話が………

雄吾
「誰だ…………こんな時に」


雄吾
「日本政府から…………?もしもし?」




雄吾
「……………はい?」

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.184 )
日時: 2019/11/24 15:05
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
参照: htt:/

雄吾
「もうフォルテとして活動するな?」

「そうだ」

雄吾
「…………どうしてですか?僕はここまでやってきたじゃないですか」

「そうだ」

「音楽時代のためのライダーが、音楽を破壊しようとしている………」

「今、この世界は音を嫌うものが増えてきている」

「そして何よりも、仮面ライダーパンクとアンノイズの戦いで皆が気付かされた」


「音楽に必要なのは美しい音色ではなく、音を楽しむ人間たちの気持ちだということが」

「君は音楽を金儲けのことにしか考えていない…………雑音を醜いと言うが」


「一番醜いのは、音楽というものを素晴らしいと思わず利用するだけ利用し切り捨てるフォルテの心だ」

「音楽に関わろうとするな、この悪魔め」


「金の事で誰にも目を向けない………悪魔め」

雄吾
「僕が…………悪魔だって?」


「そうだ、悪魔だ」

雄吾
「………………」


「お前は、仮面ライダーフォルテは」


「日本には必要ない」

雄吾
「作ったのは向こうだろう………?」

「だが、フォルテを勝手に操作し日本を荒らしたのはお前の独断だ」


「お前が本来の変身者では無いことはとっくに調べてある、使えるだけ使って切り捨てるつもりだったが………」


「今が、その時だということ」



雄吾
「………………音楽、素敵なもの、全て、全て僕の」

雄吾
「フォルテはみんなの為に!皆はフォルテの為に…………」


雄吾
「そのみんなに」


雄吾
「みんなに含まれない存在は…………」




雄吾
「無くても、いいよね」

……………


「そろそろ雄吾が狂う頃か」


「まぁ、よくやった方だよ……………雄吾も薄々気づいていただろうな」



「フォルテニウムはあくまで才能を引き上げる為のもの」


「無いを何倍にしたところで、才能ゼロは何も変わらないこと………だから、多数のフォルテニウムによる幻覚作用を用意させたことも」



「自分にはなんの才能もないことも…………」



「…………フハハッ!」


「フォルテニウムさえあれば私はどこでもやっていける、この世界も雄吾も知ったことか…………」


「私だけが生き残る!」

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.185 )
日時: 2019/11/24 15:05
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
参照: htt:/

雄吾
「…………僕の、僕の金のために!!」


雄吾
「………僕は才能が無いわけじゃない!!だって、前々からほら、僕のことをすごいって、天才だって」

雄吾
「…………音楽だけなら、負け知らずで」


雄吾
「…………フォルテニウムが、僕をそうさせた」

雄吾
「じゃあ、僕は何?」



雄吾
「いや、分かっているだろ」



雄吾
「僕は」






フォルテ
「仮面ライダーフォルテだ」


フォルテ
「仮面ライダーフォルテは、敵を倒す、醜い雑音を殺し、美しい音色を守る」


フォルテ
「悪いやつがいっぱいだから、倒さないと…………」

そして、仮面ライダーフォルテは素敵なものを手に入れるため、全てを捨てた


敵は皆だ、皆が敵だ

皆はフォルテの為に剣を向け、フォルテは………



誰の為に?いいや、結局は


自分のために剣を向けるのだろう


…………



梨子
「た、た、たたた大変です!!にゃ、ニュースで!!」

詩伍郎
「どうした!?」

梨子
「日本政府が………ぐちゃぐちゃに…………!!」

たくっちスノー
「はあ!?」

梨子
「日本政府だけじゃありません………日本のあちこちで襲撃事件が………まるで災害が来たかのように大勢の人間が大怪我を…………」

ウォズ
「……………まずい」


たくっちスノー
「始まり出した…………破滅が」

詩伍郎
「雄吾………どうして………!?くっ!!」

愛弓
「…………どうするつもりだ?まだノイザーは完成していないぞ」

詩伍郎
「そんなこと知るか!!大勢の人間が苦しんでるなら、助けないと!!」

詩伍郎
「まずは救助!そして治療!そして避難だ!!」

詩伍郎
「そんなことが出来るのは仮面ライダーだけだ、俺がやらないと!!」

愛弓
「……………それでこそ兄ぃだ!!」


梨子
「私も行ってきます!!」

たくっちスノー
「こうなりゃ俺も誰かに化けて行くぞ!!」

魔トリョーシカ
「いってらっしゃい」


………


魔トリョーシカ
「いよいよ………来たか」

ミコト
「そういえば貴方は………破滅の未来を見ている、と言っていたな」

魔トリョーシカ
「そうさ、そういう役割はボクの仕事なんだ………」

ミコト
「………変わるのか?」

魔トリョーシカ
「変えてやるさ………」

【終曲】

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.186 )
日時: 2019/11/24 15:06
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
参照: htt:/

【第40曲】
「終末のアークエネミー」


そして日本は、恐怖に包まれた…………

民衆は怯え、隠れて身を潜み………フォルテの侵略から逃れる日々が続いた

アンノイズも日本政府もいない、そこにあるのは恐怖と、敵のみ

「音楽」という存在が………失われていく

数多くの音が捨てられ、唯一残った音もまた消えていく


希望はもうないのか…………?



暴徒
「ヒャッハー!!金と食料を寄越せー!!!!」

暴徒
「ヒャッハー!!いややっぱ金はいらねぇ!食料だけだぁー!!」

子供
「だ、ダメだ!!これは先生の為の………!!」


暴徒
「ヒャッハー!!知らねぇなぁ!!」

暴徒は棒を構え、子供たちの方へ振りかぶり………


「変身」

暴徒
「え?」


パンク
「うりゃああああああああぁぁぁ!!!」

暴徒
「ぐわーーー!!!」


暴徒の背後からパンクが棒を掴んで投げ飛ばしていく


パンク
「…………………はぁ、全く嫌な時代になっちゃったよ」

パンク
「仮面ライダーパンクが人間と戦うなんて嫌な事だよ、本当」

パンク
「怪我はなかったかい?」

子供
「う、うん………ありがとう!」

愛咲さん
「………皆、大丈夫!?」

子供
「あ、先生!」

パンク
「貴方は………愛咲さん!」

愛咲さん
「え、どうして私のことを…………」


パンク
「あ、そっか………はい、ちょっと待っててください」

詩伍郎
「え、えーと………説明すると長くなっちゃうけど、なんというか、若返ったんです、俺」

愛咲さん
「…………もしかして、坂東詩伍郎さんですか!?」

詩伍郎
「そうそうそうなんです!いやー、もうおじさんじゃないこと忘れてました」

愛咲さん
「どうしてここに!?」

詩伍郎
「愛咲さんこそ……………」


「兄ぃ!!」

詩伍郎
「お、愛弓!」

愛弓
「さっきそちらから暴徒の声がしたものだが………」

詩伍郎
「ああ、それだったら俺が倒した」

愛弓
「向こうに屯っていたから13人ほどまとめて相手してやったぞ」

詩伍郎
「…………愛弓は相変わらずだなぁ」

愛咲さん
「……………どなた?」

詩伍郎
「あ、妹です」

愛弓
「妹だ」

詩伍郎
「………あそこは無事か?」

愛弓
「ああ」


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