二次創作小説(新・総合)
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- 仮面ライダーフォルテ(完結)
- 日時: 2019/11/24 15:46
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: nNn7ryut)
【フォルテはみんなの為に。】
メイドウィンinアベンジャーズプロジェクト始動。
初めて合作ではない自分個人の仮面ライダー小説を書きます、テーマは音楽!
美しき音と素敵なものを守るため、ヒーローが立ち上がる!
【注意】
この物語はフィクションです、登場する人物、団体、名称等は架空の物であり、実在するものとは関係ありません
仮面ライダー以外の版権キャラがこっそり出ることも………?
この小説は不定期更新です、気分によって多く上げたり少なく上げたりします
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.27 )
- 日時: 2019/09/24 23:14
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: N1UrjlWa)
【第6曲】
「衣真さんちの守銭奴メイド」
詩伍郎
「な、なぁ頼むよ衣真さん、息子の為だ」
詩伍郎はまだノイザーにやられた腕が完治してなかった、その為料理も満足に作れずコンビニ弁当ばかり出していた
そればかりは良心が痛む、どうしようもならない詩伍郎は雄吾の父親に頼むことにしたのだ
詩伍郎
「大体今どこにいるの!嫁さんの兄の俺に息子任せて、勝手にどっか行っちゃってさぁ………たまには顔見せてやれよ?」
詩伍郎
「え?メイド?そんなのがいるの?」
詩伍郎
「え、すぐ来てくれる?ありがとう。」
………プツッ
雄吾
「ただいまー」
詩伍郎
「おうおかえり、ごめんな雄吾コンビニ弁当ばかりで」
雄吾
「別に気にしてないよ、高いけど美味しいし」
詩伍郎
「それでな、流石に悪いと思ってお前のお父さんに相談したらメイドを呼んでくれるって言ってくれたんだ」
雄吾
「メイド?うちにそんなのいたかなぁ?」
詩伍郎
「え?知らないの?」
雄吾
「うん、うちの事もあまり知らなくて」
雄吾が寝転がっていると、インターホンがなる
雄吾
「…………あ、もしかして例のメイドさんかな」
雄吾
「はーい、今行きます」
雄吾が扉を開けると、真っ白な服を着た女性が………
雄吾
「………貴方が父さんのメイドさん?」
「はい、貴方が雄吾坊っちゃまですね」
「初めまして、私はカルマート・アレグレットといいます」
カルマ
「カルマとお呼びください」
雄吾
「は、はぁ………カルマさん、よろしくお願いします」
カルマ
「では坊っちゃま、代金の方を」
雄吾
「え?代金?」
カルマ
「これから私は坊っちゃまの食事を用意します、その為の代金を」
詩伍郎
「おいおい!?雄吾に金取るつもりか!?」
カルマ
「私は慈善事業ではありません、相応のお金を頂いて働くものです」
詩伍郎
「だ、だったら俺が」
カルマ
「いいえ、あのお方がその人は金を持っていないから雄吾坊っちゃまに払わせるようにと」
詩伍郎
「実の息子に払わせるとかどういうことだ!?」
雄吾
「………わかったよ、これでいい?」
雄吾は財布から万札を数枚取り出す
詩伍郎
「どこからそんなお金が!?」
雄吾
「政府からの祝い金とか保険だよ」
カルマ
「ひ、ふ、み、よ………5万円ですか」
カルマ
「これくらいなら3日間は動けます」
詩伍郎
「た、たった3日!!?」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.28 )
- 日時: 2019/09/24 23:15
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: N1UrjlWa)
カルマ
「お待たせしました、ご夕食でございます」
金を貰ったカルマはキビキビと働き、おかずが5品も揃った豪華な食事を出す
詩伍郎
(…………う、うまい、こんな料理初めて食べた)
詩伍郎
(もし令和が料理を尊重する歴史だったら間違いなく総理大臣になれるレベルだ………)
カルマ
「私の奉仕は完璧です」
詩伍郎
「金を払う実力はあるということか………どうだ?雄吾」
雄吾
「………うん、美味しいかな」
カルマ
「ご不満ですか?どんなに星が多いレストランに行ってもこれ程の食事は味わえませんよ?」
雄吾
「………うん、そうだね」
カルマ
「詩伍郎様」
詩伍郎
「ん?何?」
カルマ
「雄吾坊っちゃまにアレルギーなどは?」
詩伍郎
「ないよ、至って健常だ」
カルマ
「そうですか」
………
その後もカルマは雄吾に尽くした
カルマ
「お風呂を沸かしました」
カルマ
「布団をまとめておきました」
カルマ
「朝食の準備が出来ました」
………
カルマ
「行ってらっしゃいませ、坊っちゃま」
雄吾
「行ってきます………」
雄吾は浮かない顔で家から出ていく
雄吾
「…………ふぅ、毎日これじゃ身が持たないな」
雄吾
「仮面ライダーのベルト磨いてくれたのは嬉しいけど………」
………
詩伍郎
「なぁカルマさんよ」
カルマ
「はい」
詩伍郎
「貴方って衣真さんとどんな関係なの?」
カルマ
「知りたいのであれば情報料を」
詩伍郎
「そこもお金か!しっかりしてんなぁ!」
詩伍郎は財布を探ると‥‥‥
詩伍郎
「じゃあ500円でいいや」
カルマ
「はい」
カルマは小銭をポケットに入れると、掃除をしながら語り始める
カルマ
「私は最初、衣真様の助手でした」
詩伍郎
「助手?なんか研究してたの?」
カルマ
「はい、音楽時代の始まりとも言える革命的な研究です」
詩伍郎
「うげぇ、なんかスケールのデカい話だなぁ、それで?」
カルマ
「‥‥‥‥‥」
詩伍郎
「‥‥‥‥」
詩伍郎
「これだけ!!?」
カルマ
「500円ならこれぐらいがちょうどいいです」
詩伍郎
「ああ~!!いい所で」
カルマ
「‥‥‥‥」
詩伍郎
「もう払わないからね!?」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.29 )
- 日時: 2019/09/24 23:16
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: N1UrjlWa)
学校内にて
男
「雄吾~、金貸してよ」
雄吾
「絶対やだ」
男
「いいだろ別にさぁ、すぐ返すし千円ぐらいだからさ」
雄吾
「今財布がすっからかのんになるかもしれないんだ」
男
「え、なんでよ、無駄使いするような性格に見えないのに 」
雄吾
「いや、最近メイドを雇ったんだ………それで」
男
「ふーん、どんな人?」
雄吾
「カルマート・アレグレットって人、知ってる?」
男
「いや、名前じゃなくて中身よ中身」
雄吾
「中身?すごく便利だけど、いちいちお金を要求するのがちょっとね」
男
「まぁそいつだってボランティアで来てるわけじゃないしさ」
雄吾
「カルマさんと同じことを‥‥‥」
男
「お前、それでずっと落ち込んでたのか」
男
「金がかかるとはいえ、その人はお前を思って尽くしてくれるんだからさ、払った分の感謝は受け取るべきじゃないか」
雄吾
「金貸してもらおうとしたやつに言われてもなぁ」
男
「それは言わないでくれよぉ!」
雄吾
「‥‥‥‥はぁ、父さんもとんでもない人を持ってきたなぁ」
男
「で、千円」
雄吾
「今万札10枚しかない!」
男
「‥‥‥‥‥充分金、あんじゃねぇか!!」
‥‥‥
【臨時ニュースをお伝えします】
【アンノイズによる怪物が現れました】
雄吾
(怪物‥‥‥あの男、バリウスは来ていないか)
男
「またやりに行くのか?」
雄吾
「僕以外でアンノイズに勝てる人いないからね」
男
「そう言ってられるのも今のうちだぞ」
雄吾
「え?」
男
「技術は進歩してるし、お前以外にも仮面ライダーが出てきたりしてな」
雄吾
「なんだって!?」
男
「案外お前を超えるやつが現れて‥‥‥‥」
雄吾
「‥‥‥!!」
男
「あ、ちょっと‥‥‥‥意外と負けず嫌いなんだな、あいつ」
‥‥‥
フロッグノイザー
「ゲロゲロゲロゲロゲロ!!!」
雄吾
「いた‥‥‥アンノイズの怪物!」
雄吾
「変身!!」
【仮面ライダーフォルテ!】
フォルテ
「うおおおおおおおお!!」バコォ
フロッグノイザー
「ゲコォ」
フォルテ
「たとえ勝てなくても雑音は僕が払う!」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.30 )
- 日時: 2019/09/24 23:17
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: deFTje6r)
詩伍郎
「あっ!!雄吾が!!」
詩伍郎はニュースで仮面ライダーフォルテとノイザーの戦いを見ていた。
カルマ
「雄吾坊っちゃまなんて居ないではありませんか」
詩伍郎
「え、知らないの?ほらコレ‥‥‥このヒーローが雄吾!」
カルマ
「これが?」
詩伍郎
「今や雄吾は日本の音楽を守る唯一のヒーローとして有名なんだぞ‥‥‥だからこそ」
詩伍郎
「俺は帰ってきた後に疲れた体を癒してやらないとなんないのに、この有様じゃな」
詩伍郎
「だからさカルマさん」
詩伍郎
「金はいくらでも払うから、帰ってきたら雄吾の疲れをとってやってほしい」
カルマ
「いくらでも払いますか?」
詩伍郎
「当たり前だ、あの子は命懸けで世界の為に戦ってるんだもの」
カルマ
「‥‥‥‥世界の為ですか、あの坊っちゃまが」
カルマ
「‥‥‥‥道理で」
‥‥‥
フォルテ
「はっ!!とりゃっ!!」
フロッグノイザー
「ゲコッ!!」
フロッグノイザーは高く飛び上がり、フォルテを撹乱する
フォルテ
「ちょこまかと‥‥‥こうなったら音で止める!」
フォルテ
【ド・レ・ミ・ド~♪】
フォルテは肩から音を出し、フロッグノイザーを包み込む‥‥‥ 童謡のようなメロディだ
包み込まれた音は圧力となりフロッグノイザーを締め付ける
フォルテ
「これでもう動けない!!」
フォルテ
「これで終わりだっ!!」
【パートフィナーレ!!】
フロッグノイザー
「ゲコオオオぉぉぉぉ!!」
フロッグノイザーは大きく蹴飛ばされ、爆発する
フォルテ
「………よし」
フォルテ
(手応えがなかった………あの仮面ノイザーというやつと戦ったせいか)
フォルテ
(いや、これでいいんだ、これで)
フォルテ
(仮面ノイザーのことはまた政府に相談して、僕はアレを倒してればそれでいいんだ………ん?)
フォルテの近くで警察官が話をしていた
警察官
「またアンノイズの怪物か………」
警察官
「ココ最近多いですよね、ほんと」
フォルテ
(確かに多い、毎日一体のペースで来ている………大変だ)
警察官
「なぁ、聞いたか」
警察官
「何が?」
警察官
「日本政府が、近いうちにフォルテのシステムをアップデートするそうだ」
フォルテ
「!」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.31 )
- 日時: 2019/09/24 23:17
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: deFTje6r)
雄吾
「ただいま~」
カルマ
「おかえりなさいませ、雄吾坊っちゃま」
雄吾
「代金はまた後で払うから寝かせて」
カルマ
「いえ、代金の支払い方法を変更しました」
雄吾
「え?」
カルマ
「坊っちゃまが仮面ライダーとして怪人を倒した際、政府から褒美として100万円が振り込まれています」
詩伍郎
「ひゃ、100万!?」
カルマ
「その分から支払うという形で、これからメイドとして務めさせていただきます」
雄吾
「…………」
カルマ
「そんな顔をなさらずに、これは貴方の為でもあります」
カルマ
「そう、貴方が優秀な音楽家として大成するには優秀な世話係が必要なのです」
雄吾
「おじさんはどうなの?」
詩伍郎
「…………んー、お前に任せるよ、お前のためのメイドだろ?」
雄吾
「そうか………うん、分かったよ」
カルマ
「これからよろしくお願いします」ペコリ
カルマ
「それと詩伍郎様、私は坊っちゃまの為のメイドです、貴方の方まで考えは回りませんので」
詩伍郎
「いいよ、自分のことくらい自分で出来る」
詩伍郎
「雄吾をよろしく頼む」
カルマ
「分かりました」
雄吾
「………はぁ、まさかこんなことになるとは」
詩伍郎
「いいじゃないか!なんか家族が増えたみたいでさ!」
雄吾
「………家族、そうかな」
詩伍郎
「…………それに、お前も女性と接したり、甘えたりしたいだろ」
詩伍郎
「愛弓は………本当にいい子だった、だが」
雄吾
「いいよおじさん」
雄吾
「別に僕、母さんのことは気にしてないから」
詩伍郎
「………え、ああ、そうか」
カルマ
「では坊っちゃま、夕食の準備に取り掛かります」
詩伍郎
「俺もカップ麺取ってこよっと」
詩伍郎とカルマは台所に向かっていく………
雄吾
「………フォルテのアップデートか、仮面ノイザーの事はその後でいいや」
雄吾
「これからどうしよう………」
…………
T
「………本来とは違う歴史?」
黒き預言者
「その通り、この世界は間違ってる部分がある、私はそれを止めに来たのだよ」
T
「間違ってる部分って?」
黒き預言者
「それはまだ分からない………まだ、物語を進めてみようじゃないか」
終曲
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