二次創作小説(新・総合)
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- 仮面ライダーフォルテ(完結)
- 日時: 2019/11/24 15:46
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: nNn7ryut)
【フォルテはみんなの為に。】
メイドウィンinアベンジャーズプロジェクト始動。
初めて合作ではない自分個人の仮面ライダー小説を書きます、テーマは音楽!
美しき音と素敵なものを守るため、ヒーローが立ち上がる!
【注意】
この物語はフィクションです、登場する人物、団体、名称等は架空の物であり、実在するものとは関係ありません
仮面ライダー以外の版権キャラがこっそり出ることも………?
この小説は不定期更新です、気分によって多く上げたり少なく上げたりします
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.22 )
- 日時: 2019/09/22 16:16
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)
第5曲
【仮面DJは雑音がお好き?】
朝、雄吾が部屋に行くと詩伍郎がテレビを見ていた
詩伍郎
「ヘイヘイヘ~イ、フーン」
雄吾
「おはようおじさん、なに見て聴いてるの?」
詩伍郎
「DJっていう人達さ、舞台を盛り上げるイケイケな奴らだぜ?」
雄吾
「DJ?それってあのレコード擦ってわざと音を乱す奴でしょ?アレがいいの?」
詩伍郎
「昔はそういうのがいいって思われてたんだよベッベベベイベみたいな」
詩伍郎
「………でもまぁ、これも時期に聴けなくなるんだろうな」
雄吾
「音楽法でディスクジョッキーが禁止になったからね、そういうのを手に入れるには裏物とかしかないみたいだよ」
詩伍郎
「裏物って危ない薬じゃあるまいし………音楽に合わせてノるくらいいいじゃないの」
詩伍郎
「なにも否定することはないのにな〜?」
雄吾
「おじさん、今や綺麗じゃない音なんて音楽じゃないんだよ、だから昔の車も電話もピストルも廃止された」
詩伍郎
「…………そして、見捨てられた音はアンノイズに拾われたってか」
雄吾
「そういうことになるのかな、アンノイズも面倒なことをしてくれるよ」
詩伍郎
「………あ、雄吾、聞きたいんだけど」
詩伍郎
「もしDJの映像とか持ってたらどうなっちゃうわけ?」
雄吾
「うーん、罰金くらいだって日本政府は言ってたよ」
詩伍郎
「うげげ………俺の宝物………じゃ、じゃあもしDJ行為をしたら?」
雄吾
「懲役20年だってさ」
詩伍郎
「タイホされんの!?しかも結構重罪だなソレ!!」
雄吾
「ほら、ちょうど今みたいに」
雄吾はテレビをニュース番組に変える
【本日、裏路地で密かに行われていたDJライブハウスを抑え込む為に音警が出撃しました】
雄吾
「ほら、DJが取り締まられている」
詩伍郎
「まるで立てこもり犯みたいな扱いだ………」
雄吾
「学校行ってきます、おじさんも見つかる前に政府に回収してもらいなよ」
詩伍郎
「………うん、分かった」
………
今日の学校内はいつになくザワついていた、生徒の数も少ない………
雄吾
「おはようございます、先生これは一体?」
教師
「雄吾!お前はいつも通りで素晴らしい!それに比べて………何たる事だ!」
雄吾
「あの、何か?」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.23 )
- 日時: 2019/09/22 16:17
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)
…………
雄吾
「DJ行為が流行ってる!?」
教師
「そうなんだ、ディスクジョッキーなんて途切れた音しか出せない醜いものだというのに………全く! 」
教師
「もうこの学校には30人ものの逮捕者が出ている!音楽法を破ったものには少年法も作用しないとあれ程言ったにも関わらずだ!」
教師
「このままではうちの学校の評判に関わる!雄吾!お前だけでもDJをしないようにしてくれ!」
雄吾
「勿論ですよ」
………
雄吾
「…………」チラッ
男
「ヘイヘイヘイ、ベイベベイベ」シャカシャカ
雄吾
「あの!」
男
「げっ!!雄吾!!センコーにチクる気か!?」バタバタ
雄吾
「抵抗しないで、暴れたら仮面ライダーになってでも止めるから」
男
「オッ…………」ビクッ
雄吾
「流石に怪物以外に使ったら政府に色々言われるけど………それで、聞かせて欲しいんだけど」
男
「………な、何?」
雄吾
「どこでソレを覚えた?誰かに教えてもらったのか?」
男
「………………」
雄吾
「君も音楽家なら、素敵なものの為に打ち明けるべきだ」
男
「…………」
…………
学校が終わった後、雄吾は近くの警察署に寄り道する
警察官
「確かにその人はそう言ったと?」
雄吾
「はい、他数名の知り合いにも問い詰めた結果、この路地裏2地区の【ライブハウス『Metal』】という所で毎晩DJライブを行い、そこで覚えたと」
警察官
「分かりました、情報を回しておきます 」
雄吾
「ご協力感謝します」
………
雄吾
「ただいま」
詩伍郎
「おかえり、ごめん………腕がまだ調子悪いから弁当暖めてくれ」
雄吾
「家政婦でも雇う?僕お金あるし」
詩伍郎
「いやそんな悪いよ」
雄吾
「おじさん、DJのアレ回収してもらった?」
詩伍郎
「うん、しょうがないからね」
雄吾
(増えるDJ………とライブハウスMetal)
雄吾
(何かが怪しい………まさか、またアンノイズが何か企んでいるのか?)
………
その日の夜、また1人男がライブハウスに足を踏み入れる
男
「…………お、おお!」
「Hey、グッドボーイ………君も俺のメロディ、聴きに来た?マジでいい?」
男
「ほ、本物のDJだ!堅苦しい音楽と違う、自由なメロディだ!」
が、雄吾の報告でライブハウスの周りには警察が集まっていた………警察官が男達に銃を向ける
「動くな!!お前を音楽法で逮捕する!!」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.24 )
- 日時: 2019/09/22 16:18
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)
「…………はァ?音楽法だって?」
「音楽に法律は必要ナッシング、音楽は自由であるべきじゃん?」
「お前らまじ有り得ねーじゃん、終わってんじゃん」
男
「た、助けて…………!!俺逮捕されたくない!!」
男
「ね、ねぇ助けて!!」
「…………YES☆」
「オウケイ無垢な少年よ、君の音楽は俺が守る☆」
男はベルトを取り出し、腰にまく
【シャカメタドライバー!】
「ま、まさかそれは…………!!」
「レッツ 変身☆」
…………
その翌朝、詩伍郎は慌てた様子で新聞を取り出す
詩伍郎
「た、大変だ雄吾!!この新聞の1面!!」
雄吾
「何が?またDJが逮捕されたの?」
詩伍郎
「いや…………DJを取り締まろうとした警察官が返り討ちにされたそうだ!!」
雄吾
「なんだって!?」
雄吾は詩伍郎から新聞を貰い、読む
【警察撃沈!?謎のDJによって警官30人大怪我】
雄吾
「………やっぱりアンノイズが絡んでいたんだ、普通の人間にこんな事できる訳が無い」
雄吾
「俺、行ってきます!」
詩伍郎
「あっ、おい気をつけろよ!」
詩伍郎
「………なんか、嫌な予感がする」
………
雄吾
「…………行こう、ライブハウスMetalに」
雄吾
「仮面ライダーとして」
【レ・ミ・ファ~】
【Kamen Rider】
雄吾
「変身!」
【レッツ レコード!】
【シンフォニー・イン・フォルテッシモ!】
【仮面ライダーフォルテ!】
【ソ・ソ・ラ】
フォルテ
「ソングレッガー!」
フォルテがピアノを弾くと、琴楽器で出来たようなバイクが自動運転で飛び出してくる
フォルテ
「待ってろ!」
‥‥‥
「ヘイヘイヘイ」
そしてライブハウスMetalに電話が掛かる
「もしもし?メタルな俺だけど?」
???
「私だ、アンノイズだ」
「んー?なになに?」
???
「仮面ライダーフォルテがそちらに向かっている、お前の役目は分かっているな?」
「ああOKOK、そういう約束でしたそうでした」
「分かったよ、相手するから期待してて」
???
「ああ‥‥‥頼むぞ」
と、その時‥‥‥ライブハウスMetalの扉が破られる
フォルテ
「お前か!!」
「あーん、もう直したばっかだぜそれベイベー」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.25 )
- 日時: 2019/09/22 16:19
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)
フォルテ
「お前は何者だ!アンノイズとはどういう関係だ!?」
「ヘイヘイヘイ、クールダウンしなよヒーロー、らしくないぜ?」
「聞きたけりゃ答えておこう、俺の名前はバリウス・ジョージ・ラッチ」
バリウス
「通称、DJバリバリだ!」
フォルテ
「DJ……やはりお前が!」
バリウス
「ま、ご想像通り………」
バリウス
「例のアンノイズって所から頼まれたわけだから………」
【シャカメタドライバー!】
バリウスはベルトに小さなレコードを取り付け、再生する
【it'sメタルタイム!】
バリウス
「レッツ変身☆」
バリウスは指でミニレコードを擦る
【スクラッチョ!ヘイヘイヘイ!超いい感じッ!!】
【Kamen Noiser!!】
フォルテ
「か………仮面ノイザー………?」
「そう、仮面ノイザー、それが今のオレ」
「仮面ライダーに対抗するために作られた、俺はメタル、仮面ノイザーメタル」
メタル
「さぁ、バリバリステップで上がっちゃおうゼ?」
フォルテ
「そんな物がなんだ!悪しき音への鎮魂歌!仮面ライダーフォルテがお前を倒す!」
メタル
「来いヨウ!」
メタルとフォルテの拳がぶつかり合う、お互いに反発し、吹き飛ばされるが………力は互角。
フォルテ
(普通のノイザーよりも強い!攻撃は素人なのに!)
メタル
「ヘイヘイ、どうした?やってごらんよ音のヒーロー?」
フォルテ
「……何故だ?」
メタル
「んえ?」
フォルテ
「なぜお前は音楽家なのに、アンノイズの味方をする?」
フォルテ
「奴らは雑音をばらまく悪党だぞ?」
メタル
「雑音バラマキしたらどうなるんだ?死ぬのか?death?deathなんです?」
メタル
「アンタの言うノイズ………車の音も電話の音も、俺がガキの頃はピーピー鳴いてた、けど俺はなんともない」
メタル
「DJそれと同じさ、音楽は自由、楽しい音こそ楽しい俺」
メタル
「お前の方こそ悪さ悪」
フォルテ
「何?」
メタル
「お前、音楽縛ること良いとする、音楽キセーする」
メタル
「シバい音楽楽しくない、ルールまみれじゃつまんない」
メタル
「ぶっ壊すぜそんなルール、だから俺はアンノイズ」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.26 )
- 日時: 2019/09/22 16:20
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 0LccbC9r)
フォルテ
「………雑音は悪影響さ」
フォルテ
「精神的ストレスによって、様々な病気を引き起こす」
フォルテ
「だが音は直せない、だから消すんだ、耳障りな歌を」
メタル
「………フゥん、じゃあいいや」
メタル
「めんどくせーからここでフィニッシュ!」シャカシャカシャカ
【ヘイヘイヘイ!チョーイケてる!】
【マジバリバリフィナーレ!!】
メタル
「ヘーイ!カモ~ン!」
フォルテ
「負けてたまるか!」
【パートフィナーレ!!】
仮面ノイザーは旋回し、何回もブレイクダンスのように足を回してエネルギーを貯める
【クレッシェンド・アジタート!】
【アップテンポ・カーニバル!!】
フォルテ
「おりゃああああああ!!」
メタル
「へーーーーーいっ!!!」
ふたつのキックがぶつかり合い、音を撒き散らすが、すぐ互いに吹き飛ばされ変身が解ける
雄吾
「いてっ!!」ガシャン
バリウス
「ハッはァ!」ドゴォ
雄吾
「くっ………仮面ノイザー!お前だけは!」
バリウス
「なるほど、これが仮面ライダーフォルテ、これがお前………理解はしないし知りたくない」
バリウス
「あの黒服マフラーの言ってた通りだYO」
雄吾
「!?」
バリウス
「じゃあねバイバイ、気が向いたらまた音楽勝負といこう、お昼ご飯だレッツゴー覚悟ー」
雄吾
「待て!!」
ドン!!
雄吾
「………仮面ノイザーメタル、バリウス!」
雄吾
「今度こそは………僕の音が雑音を完璧に振り払う!」
雄吾
「………だって、フォルテはみんなのために!僕が守るんだ、この音楽社会を!」
雄吾
「それが………社会のためなんだから!」
………
アンノイズにて
バリウス
「ただいま~、これフォルテのデータ」
???
「何?勝ったのか?」
バリウス
「いやいやダブルKO、同時打ちがいい所だ」
???
「へぇ引き分け!初めてフォルテが負け犬になったんだ、君は流石だよ!」
バリウス
「サンキュー千九!これからもバリバリ響くぜ!」
???
「フォルテと相打ちだけでも大したものだ、これは報酬だ、受け取れ」
……………
T
「仮面ノイザー、仮面ライダーに対する雑音の戦士………」
T
「仮面ライダーではない、はたまた怪人でもない………こんなやつが現れるなんて」
黒き預言者
「なるほど、これが彼の実力」
T
「………どういうこと?」
黒き預言者
「こちらに」
【終曲】
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