二次創作小説(新・総合)

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仮面ライダーフォルテ(完結)
日時: 2019/11/24 15:46
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: nNn7ryut)

【フォルテはみんなの為に。】

メイドウィンinアベンジャーズプロジェクト始動。

初めて合作ではない自分個人の仮面ライダー小説を書きます、テーマは音楽!

美しき音と素敵なものを守るため、ヒーローが立ち上がる!

【注意】
この物語はフィクションです、登場する人物、団体、名称等は架空の物であり、実在するものとは関係ありません

仮面ライダー以外の版権キャラがこっそり出ることも………?

この小説は不定期更新です、気分によって多く上げたり少なく上げたりします

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.72 )
日時: 2019/11/08 08:09
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: bEG99oLF)
参照: http:

そして………

雄吾
「…………!!」

雄吾はこそこそと人混みを避けて移動する

カルマ
「雄吾坊っちゃま、かれこれ数日は顔を隠して移動しています」

詩伍郎
「こりゃさすがにやばいかもな………」

カルマ
「……………どの企業も音楽関係で、大手メーカーとの関わりがあります」

詩伍郎
「お宝を手に入れるための企業によるバトルロワイヤルってわけか………これ、雄吾どうするのかな?」

カルマ
「さあ………私もそこまでは考えられません」

カルマ
「ですが、いつまでもアンノイズを撃退して得られる支援金が貰えるわけないので、安定した収入を得て欲しいところですが………」チラッ

詩伍郎
「う、うん………分かってるよ………」


詩伍郎
「バイト行ってきます………」


カルマ
「……………仮面ライダー、ですか」

…………

雄吾
「はー、はー、はー………あそこで正体をばらすのはまずかったかな………」

雄吾
「どの企業も悪くないけど、恨まれたくないんだよな………」


雄吾の携帯に電話が掛かる

雄吾
「電話………もしもし?」


【フフフ………衣真雄吾……だろ?】

雄吾
「………ん?」


雄吾
(なんだ?これ………)

雄吾
「はい」

【ボクの知るところにいい企業がある、是非とも君に入ってもらいたいのだが】

雄吾
(遂に電話で来たか………一応向かっておこう)

雄吾
「分かりました、入る入らないは後で考えるとして、会社のある場所だけ教えてください」

【候補は沢山あるけど、条件とかがあれば教えて欲しい】

雄吾
「なるべく僕の家から近いところでお願いします、場所は✕✕町の………」

【ああ、そこなら〜〜〜の近くを右に曲がって〜〜〜が見てたら直進、〜〜〜の看板の隣の方に行けば見えるはずだよ、事務所が】

雄吾
「事務所………?はい、分かりました」

【じゃあ、君の返答と絶望を期待しているよ………またね】

電話が切れる

雄吾
「何だこの人………」

雄吾
「ひとまず行ってみるか………バックれたら面倒なことになるだろうし」

………


【魔】
「……………」ピッ

ウォズ
「良いのかい?あそこに行かせて」

【魔】
「彼らはあそこでくたばるような組織じゃないさ」

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.73 )
日時: 2019/11/08 08:09
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: bEG99oLF)
参照: http:

雄吾
「ここか………」

雄吾は電話で言われた通りの道を通り、目的の場所にたどり着いた………

綺麗ではあるが、小さめでどこか寂れている感じの事務所が、そこにあった

雄吾
「ここが例の事務所か………小さいな」

雄吾
「………人、居るのかな?ていうか、どんな仕事をしているんだ………」

雄吾はゆっくりと、その扉を開ける


………

雄吾
「こんにちは………」

扉の先にはソファーに大柄の男が座っていた

「あっ!君君?新しくここに入りたいっていう人は!」

「スポンサーさんから話は聞いているんだよねー!」

雄吾
「スポンサー?もしかして僕に電話してきた人ですか?」

「そうそう!」

雄吾
(スポンサー………一体何者だ?こんな外れたところを紹介するのは、有難いようなそうじゃないような………スポンサーなら僕がフォルテってことをわかっていそうだが)

雄吾
「それで、この事務所は何をする所なんですか?」

「え?ここ?ここはねぇ………うーん、まあ底辺は掃除とか茶くみの雑用だけど、成り上がったらでっかいお仕事が出来るよ!!」

雄吾
「そのでっかい仕事というのは?」

「来たばかりの人にそれを教えると思う〜?」

雄吾
「それもそうか………で、時給はいくら貰えます?」

「2000円くらい、出世すれば4000か5000円は貰えるよ!」

雄吾
「それなりだな………よし、ここに入ることを考えてみようと思います」

「あれ?考えるだけ?」

雄吾
「はい、一応相談した上でこの仕事に決めるか考えようと思って」

「ふーんそっかー………んじゃエントリーシートここに書いといて」

雄吾
「はい………」

雄吾はすらすらとエントリーシートを書いていくと………男はそれを見て呟く

「………あはっ、まさかこんなところに来るなんて………スポンサーさんもわかってるねぇ」

雄吾
「え?」

「君、衣真雄吾なんだね?………ほら、仮面ライダーフォルテ」

雄吾
「あ、はい………知ってたんですか」

「いや、名前だけは知ってたけど……どんな姿までかは知らなかったからさぁ!」

雄吾
「そうか………仮面ライダーなんだから、そこら辺上手くなんとかなりません?」

「そうだねー!」






「おい、仮面ライダーフォルテだと………!?」

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.74 )
日時: 2019/11/08 08:10
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: bEG99oLF)
参照: http:

サンダーボルト
「………衣真雄吾、仮面ライダーフォルテ!!」

雄吾
「お、お前は確か………この間の怪物になれる人間!?何故ここに!?」

サンダーボルト
「それはこちらの台詞だ!どうやってここを突き止めた!!」

「あーダメだよサンダーくん、こいつはスポンサーさんが連れてきた新しい仲間なんだから」

サンダーボルト
「新しい仲間だと………!?」

雄吾
「仲間………?こいつと………?」



雄吾
「…………ああ、そういう事か、もっと早く気づけばよかったよ」


雄吾
「でも、ちょうどよかった………そして、驚いたよ」


「んえ?」



雄吾
「だって、アンノイズのアジトがこんな所にあるなんて思いもしなかったんだから………」

【フォルテドライバ〜】

「あっ、やばっ」

サンダーボルト
「下がってろ嵐原!!こいつは潰す………仮面ノイザーはどこに行った!?」

「ボスのところ〜!!」

【レミファー】

【Kamen Rider】

雄吾
「変身!!」

【レッツ レコード!】

【シンフォニー・イン・フォルテッシモ!】

【仮面ライダーフォルテ!】

フォルテ
「アンノイズのボスはどこだ!?」

サンダーボルト
「ここには居ない………もう一度潰してやるよ、仮面ライダーフォルテ」

嵐原
「うわ〜サンダーくんかっこいい〜」

フォルテ
「潰す………か、それはこちらの台詞だ!」

フォルテ
「今より奏でるは、悪しき音への鎮魂歌!!仮面ライダーフォルテ!」


サンダーボルト
「………ふん!!」

【イナズマノイズ!!】

フォルテ
「うわっ!!?」

サンダーボルトは手から雷を飛ばすが、フォルテは間一髪で避ける

サンダーボルト
「ノイズリコード………お前らで言う雑音をまとめたテープだ、その中でも極上の雑音、天変地異の大自然の音」

サンダーボルト
「こいつを使えばノイザーに変身せずとも戦うことが出来るんだ」

フォルテ
「天変地異だって……悪い天気すら利用するなんて、ふざけてる!」

サンダーボルト
「ふざけているのはどっちだろうな?」


フォルテ
「!?」

サンダーボルト
「さあ、かかってこいフォルテ………いや、衣真雄吾!!」

サンダーボルト
「俺はアンノイズの戦士………サンダーボルトだ!」

【終曲】

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.75 )
日時: 2019/11/10 23:36
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: HpSZdgHn)
参照: http:

【第16曲】
『兵器のノイザー』

サンダーボルト
「おい、衣真雄吾………お前が戦う理由はなんだ?」

サンダーボルト
「何故我らアンノイズと戦う?」

フォルテ
「悪しき音を消し去るためだ」

サンダーボルト
「違う………」

フォルテ
「新しい時代には必要ない醜い音を切り捨て、豊かな時代で素敵なものを守るためだ!」

サンダーボルト
「違う!それは断じて違う!!」


サンダーボルト
「お前はそんなことの為に仮面ライダーになったんじゃない!!俺にはわかる!」

フォルテ
「じゃあお前らは……なんでお前達アンノイズは雑音を拾い上げる?」

フォルテ
「何故ゴミやカスを拾うかのような理解出来ない行動を行うんだ?」

サンダーボルト
「………くだらん、そんなの決まっている」


サンダーボルト
「我らは、お前たちが勝手に切り捨てた音たちの復讐をしているのだ」

フォルテ
「復讐だって?」

サンダーボルト
「そう、お前達が唐突に不意に要らぬと切り捨て、勝手に捨て去っていた音、何の変哲もない、これまで当たり前のように使ってきた音を」

サンダーボルト
「通話、クラクション、ノコギリ、破壊、カエルの鳴き声………どれも平成では、なんの害もない醜くない音だった」

サンダーボルト
「だが、この時代はなんだ?綺麗な音だと言って、同じような音を並べているだけだ」

サンダーボルト
「俺達アンノイズから言わせれば、今のお前たちが流すポロンポロンテンテンみたいな音の方がよっぽど醜い」

サンダーボルト
「音楽時代は音楽を殺す時代だ、だから」


サンダーボルト
「お前たちが殺した音楽によって滅べばいい」

フォルテ
「………………バリウスの件も、そういうことか」

サンダーボルト
「仮面ノイザーは奴だけじゃない」

サンダーボルト
「他にも狂った法の捌きを受け追われているDJや音楽家はいくらでもいる」

サンダーボルト
「仮面ノイザーの量産計画は既に始まっている」

フォルテ
「………なるほど、随分言いたい放題言ってくれるじゃないか」

サンダーボルト
「そうだ、どう反論する?………この時代の代表、衣真雄吾こと仮面ライダーフォルテなら、なんて言い返すんだ?

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.76 )
日時: 2019/11/10 23:38
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: HpSZdgHn)
参照: http:

フォルテ
「捨てられた音の断罪……か」

フォルテ
「それが本当なら馬鹿げてるよ、アンノイズは」

サンダーボルト
「何?」

フォルテ
「そう、あの音達は捨てられた………音楽法によって」

フォルテ
「音は怪物となり人間を襲う?お前達はただ人を襲う手段に音を利用しただけだ」

フォルテ
「ただなんの問題も無く戦わせる理由が欲しいだけだ」

サンダーボルト
「戯言が」

フォルテ
「戯言はそっちの方だよ………いつまで昔の話をしているんだ」

フォルテ
「必要ないものを捨てるのは当たり前の事じゃないか、どうせ使うならうるさい音より綺麗な音の方がいいに決まってる」

フォルテ
「お前も見ただろ………あのコンサートの人間を、音楽法を受け入れる人間も沢山いるんだ」

サンダーボルト
「そんなもの金持ちだけだ、音楽法を認めぬ人間も大量にいる」

フォルテ
「それらを認めさせるのが僕の仕事だ」

サンダーボルト
「出来るのか………?お前如きが………」


フォルテ
「出来るさ」



フォルテ
「だって、僕は数多く生まれた音楽家の中から日本に選ばれた存在………使命を与えられた者なんだから」


サンダーボルト
「………ならば、音楽が死ぬことはどう説明する」

サンダーボルト
「この新時代で消された、殺された音楽ジャンルは大量に存在する、DJもそうだ」

フォルテ
「新時代は音楽を殺してなんかいない」


フォルテ
「生まれ変わらせるんだよ、音楽を………全く新しい………美しい音を作っていく段階なんだよ!」

フォルテ
「子供が大人に成長していくようにね」

フォルテ
「だから………死ぬとはない、新たな世界で新たな音楽が世界を導いていくんだ!」

フォルテ
「だから………昔の音にしがみつくアンノイズは僕が倒す!」

サンダーボルト
「…………今の言葉を聞いて、はっきりした」

サンダーボルト
「仮面ライダーフォルテは………いや、衣真雄吾は………潰さなくてはならない存在だということをな!」


サンダーボルト
「お前はアンノイズの………いや、俺たちの全ての脅威になる男だ!」


フォルテ
「………もう、話しても無駄なようだ」

サンダーボルト
「お前に話は通用しないようだな………」




サンダーボルト
「…………死ね!」


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