二次創作小説(新・総合)

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仮面ライダーフォルテ(完結)
日時: 2019/11/24 15:46
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: nNn7ryut)

【フォルテはみんなの為に。】

メイドウィンinアベンジャーズプロジェクト始動。

初めて合作ではない自分個人の仮面ライダー小説を書きます、テーマは音楽!

美しき音と素敵なものを守るため、ヒーローが立ち上がる!

【注意】
この物語はフィクションです、登場する人物、団体、名称等は架空の物であり、実在するものとは関係ありません

仮面ライダー以外の版権キャラがこっそり出ることも………?

この小説は不定期更新です、気分によって多く上げたり少なく上げたりします

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.187 )
日時: 2019/11/24 15:07
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
参照: htt:/

詩伍郎と愛弓は愛咲と子供を避難所に案内する

たくっちスノー
「ふいー………作り直すのも一苦労だよ」

ウォズ
「マガイモノを作るよりは楽、だろう?」

たくっちスノー
「うぐ………5時間前の俺のセリフを………」

詩伍郎
「ごめん!さっそく入居者が出来たんだけど………」

たくっちスノー
「おーそうかい、なら後は仕上げして別のところでまた作るとするかな」

ウォズ
「フィユティーヌくんとミコトくんが別の場所に行ってるから、我々も合流しよう」

たくっちスノー
「母さんを【フィユティーヌ】って呼ぶのはややこしくなるからやめてくれません?」

ウォズ
「しかし、似てきてるじゃないか」

たくっちスノー
「まあ似てきたけど………あ、ごゆっくりー」


愛咲さん
「今の方達は?」

詩伍郎
「俺の事を色々と助けてくれる人なんだ、今はああやって住処を提供しているんだよ」

詩伍郎
「自分達から悪を倒したりはしないけど、ほっといて救える命を消していくのは嫌だからってさ」

愛咲さん
「へぇ………貴方は今、何を?」

詩伍郎
「俺はこうやって愛弓と一緒に暴徒を抑え込んでるんだ」

詩伍郎
「俺はもう少し傷付けない方法を取りたかったんだけど、時代がそれを許してくれないんだ」

詩伍郎
「俺の他にも、アイドルの梨子ちゃんがRND48だったメンバーを集めてご飯を用意しているらしいんだ」

詩伍郎
(……………でも)


詩伍郎
(街が、日本が………ボロボロになってから)

詩伍郎
(カルマの姿が見えなくなった………)

詩伍郎
(あの人は今、どこで何をしているのか………ミコトくんもたくっちスノーくんも分からないと言っていた)

詩伍郎
(まぁ、あの人はとっても優れているし、優しいから………おじさん達の知らないところ、見えないところで誰かを助けているんだろう。そうであってほしい…………)

愛咲さん
「ここも……いつまでもつんでしょうか」

詩伍郎
「分からない、一日でも長く滞在させたいけど…………」

詩伍郎
「…………すみません、俺はみんなを守る為のヒーローになったつもりなのに」

愛咲さん
「いいえ」

詩伍郎
「誰かを守れることはいい、でも音楽を守れないのが辛いんです」

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.188 )
日時: 2019/11/24 15:07
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
参照: htt:/

詩伍郎
「‥‥‥るー、るるー、るー」

愛弓
「ん?」

詩伍郎
「ああ、つい思い出しちゃったんだ………カルマが作ってくれた、おまじないのメロディー」


詩伍郎
「本当の歌…………カルマが伝えたくて、俺たちがよく知っている本当の歌を、世界中に届けてやりたい………」

愛弓
「…………そうだな」

詩伍郎
「…………すみません、弾いてもいいですか?」

愛咲さん
「はい、どうぞ」

子供
「おじさん、歌うの?」

詩伍郎
「ダメかな?」

子供
「いいよ、おじさんだったら」

愛弓
「兄ぃ、ちょっと待ってくれ」

詩伍郎
「え?」

愛弓
「準備したいことがある」

…………

愛弓
「準備完了だ、存分に歌ってくれ」

愛弓
「………そういえば、兄ぃが歌ってるところを見るのは数年ぶりだな」

詩伍郎
「ははは、そうなっちゃうな…………さて、聴いてください」

詩伍郎
「…………おまじないのうた」


………

詩伍郎
「おとを おぼえているよ」

詩伍郎
「あなたがだいすきだった あのおとを」

詩伍郎
「あのとき わたしをなぐさめてくれた」

詩伍郎
「あのとき わたしをたのしませてくれた」

詩伍郎
「あのときの おとをおぼえているよ」


詩伍郎
「ねぇ きみがいつかおとなになって つらいことばかりでも」


詩伍郎
「おとはいつでもそばにいますから」


詩伍郎
「おとにありがとう いつもありがとう」

詩伍郎
「あの おとをまもりたいの」

詩伍郎はあのとき貰ったアコギターをゆっくりと弾いて、語り告げるように……歌った

……

愛弓
「…………今の、兄ぃが考えたのか?」


詩伍郎
「愛弓が準備している間にね」

愛弓
「意外だな………ずっとロックが好きだの、バンドマンになりたいだの言っていたのに」

愛弓
「…………優しい歌を歌うようになったんだな」

詩伍郎
「よく言われるよ、ロックよりこっちの方が向いてるって」

詩伍郎
「でも、こういう歌でも誰かを喜ばせることが出来るのなら………俺はそっちでもいいかなって思えるようになったんだ」

愛弓
「…………ああ、ロックよりそういう歌の方が、兄ぃらしいさ」

愛咲さん
「はい、とっても優しくて………暖かい、本物の歌です」

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.189 )
日時: 2019/11/24 15:08
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
参照: htt:/

そして……

男性
「…………これは、歌?」

女性
「前も聴いた、仮面ライダーパンクの歌だわ………」

男性
「どんなに滅茶苦茶になっても、フォルテが邪魔しても………音楽を守り続けるんだな」

女性
「歌うことが………好きなのね」

女性
「待って、こっちからはRND48の歌も聴こえてくるわ」

男性
「なんだって!?…………これ、前のCDと違う」

女性
「いい歌ね」

男性
「ああ」


男性
「本当に歌が好きなんだな………羨ましいよ」

女性
「私達にもそんな時代があった」

男性
「………いや、これからだよ」


男性
「歌おう、俺たちも」

女性
「…………ええ!私も歌う!」


男性
「楽器………楽器はどこにあるんだろう?」

男性が楽器を瓦礫の山から探していると、ギターを取り出すものが………

女性
「あっどうも」


クラックノイザー
「……………」

女性
「うわぁ!?アンノイズの怪物!?」

男性
「………待て、様子が変だぞ」

クラックノイザー
「………………」

ノイザーは楽器を置いた後、手を振り白い光に包まれ………男の中に入っていく

男性
「うわ、何!?…………これは!!」


男性
「ベルト………!?もしかして」


男性
「変身!!」

…………

サンダーボルト
「全てのノイザーが自立行動を始めただと!?」

嵐原
「そうなんだよ!命令を無視してノイザーが動き出すなんてこと無かったのに!」

サンダーボルト
「………まさか奴が!?」

嵐原
「いや、そうでもないみたいだ!見てよ!」

サンダーボルト
「…………これは!」

…………

ウォズ
「たくっちスノーくん………分かるかい?」

たくっちスノー
「…………ああ、分かるぜ!!」

たくっちスノー
「仮面ライダーの反応だ!それもいっぱい!」



たくっちスノー
「そしてこいつは…………」

たくっちスノーは扉を開ける、そこにあったのは…………


ノイザーの元となった、騒音と呼ばれた音達と、仮面ライダーの放つ楽しいメロディ


たくっちスノー
「…………始まるぞ!!新しい歴史が!!」

たくっちスノー
「真の仮面ライダーフォルテの物語が!!」


【終曲】

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.190 )
日時: 2019/11/24 15:09
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
参照: htt:/

【第41曲】
「仮面ライダーの真実」

詩伍郎
「…………それは本当かい!?」

ミコト
「間違いないです、今まで我々が作ってきたノイザーが全種類消滅し………」

ミコト
「元となった音がこの世界に広がりつつあります」

詩伍郎
「どういうこと?ノイザーが音に戻ったってこと?」

ミコト
「結論から言うとそうなります」

ミコト
「少しずつですが、あの頃に戻りつつあるります」

詩伍郎
「音楽時代のその前………おじさん達の青春の日々」

たくっちスノー
「そして、真の音楽時代はここから始まるんだ」

詩伍郎
「…………うおっ!?いつの間に!?」

たくっちスノー
「たった今」

ミコト
「この異変に気づかないはずは無いと思っていたが………」

たくっちスノー
「ああ!」

たくっちスノー
「音楽時代とは金儲けの為の偏った存在じゃない」

たくっちスノー
「皆が皆、好きなジャンル、好きな歌い方で音楽を、音を、メロディを愛していく!」

たくっちスノー
「これこそ音の楽園だぜー!!」

詩伍郎
「………ご機嫌そうで何よりだ」

たくっちスノー
「おっと!お前らにビッグニュースがある、全員集めてくれ!」

詩伍郎
「全員?………でも、カルマはいないよ」

たくっちスノー
「………あー、そうだった、ごめん」

たくっちスノー
「俺も母さんとウォズ呼んでくるから後よろしく!」

…………

梨子
「何かあったんですか?」

魔トリョーシカ
「ボクもう寝たいんだけど………」

ウォズ
「マガイモノが睡眠を取りたがるとは珍しい」

愛弓
「一体何事だ?」

たくっちスノー
「この世界の皆に、見てもらいたいものがある」

詩伍郎
「見てもらいたいもの?」


たくっちスノー
「………それは、これだ!」

たくっちスノーは映像をババンと見せる…………そこに映っていたのは………仮面ライダーパンクと、仮面ライダーヒット


詩伍郎
「…………ちょ、ちょっと待て!?」

梨子
「こ、これって………!?」

が、沢山いる所

たくっちスノー
「そう、これ全部仮面ライダーだ」

たくっちスノー
「先に言っておくと俺は何もしていない」

愛弓
「どういうことだ?」

たくっちスノー
「ノイザーが消滅して人間を仮面ライダーにさせているらしいんだ」

Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.191 )
日時: 2019/11/24 15:10
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: vUxYgK89)
参照: htt:/

愛弓
「つまりあれは………」

たくっちスノー
「民衆だな、詩伍郎氏達の歌に感化され、歌う楽しさを捨てなかった人間達だ」

詩伍郎
「え、なんで俺の歌?」

愛弓
「実は録音して世界中に送り付けたのだ」

詩伍郎
「準備ってそれか………」

たくっちスノー
「それがどういうわけか仮面ライダーにする………と、いやまぁ、実を言うと有り得ないわけじゃないんだ」

詩伍郎
「んえ?」

たくっちスノー
「仮面ライダーになるための条件は様々だ」

たくっちスノー
「バグスターウイルスに感染する、ハザードレベルが2.0に達する、魔法使いに認めてもらう、悪魔と相乗りする覚悟を決める、欲望が何一つない存在になる…………」

たくっちスノー
「世界によって仮面ライダーの【素質】っていうのは異なっていくんだ」

詩伍郎
「じゃあ、この世界にも仮面ライダーの素質がある訳?」

たくっちスノー
「ある、だから母さんと一緒に探したんだ」

たくっちスノー
「実を言うと素質は誰にでもある単純な事だから、最初は簡単に見つかるよなと思ったが………」

たくっちスノー
「案外見つからなかった」

詩伍郎
「それで、その素質ってなんなの?」

たくっちスノー
「心から音楽を愛する人間だ」

詩伍郎
「!」

たくっちスノー
「そんなもんは現れなかった、雄吾と音楽法が音楽の自由性を省き、罰のプレッシャーが心の余裕を無くさせていったんだ」

たくっちスノー
「そんな中アンタが弾き語りをしているのを見つけたんだ、クラシックを強要される中ロックを愛し、好きなように歌う、坂東詩伍郎という男が」

たくっちスノー
「だから、仮面ライダーパンクの力を得られたんだ」

詩伍郎
「‥‥‥‥そういうことだったのか、でもなんでヒットまで?」

ウォズ
「そう、仮面ライダーヒットは本来存在しえぬはずの形態‥‥‥だが、これはつまり」

ウォズ
「この世界がヒットの存在を認めた‥‥‥‥‥と考えるのが自然だろう」

たくっちスノー
「ああ、仮面ライダーヒットは正義の仮面ライダー、パンクと同じで歌を守るヒーローだ!」

詩伍郎
「良かったじゃないか、梨子ちゃん!」

梨子
「は‥‥‥はい!ありがとうございます!」


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