二次創作小説(新・総合)
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- 仮面ライダーフォルテ(完結)
- 日時: 2019/11/24 15:46
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: nNn7ryut)
【フォルテはみんなの為に。】
メイドウィンinアベンジャーズプロジェクト始動。
初めて合作ではない自分個人の仮面ライダー小説を書きます、テーマは音楽!
美しき音と素敵なものを守るため、ヒーローが立ち上がる!
【注意】
この物語はフィクションです、登場する人物、団体、名称等は架空の物であり、実在するものとは関係ありません
仮面ライダー以外の版権キャラがこっそり出ることも………?
この小説は不定期更新です、気分によって多く上げたり少なく上げたりします
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.87 )
- 日時: 2019/11/23 23:19
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: mhs5U4Q9)
- 参照: http:
〜RND48の事務所〜
充
「何?謝礼金が手に入らなかったって?」
瑠衣
「あと少しだったのよ、他の仮面ライダーが邪魔しなければ……」
「瑠衣ちゃん………」
瑠衣
「梨子は黙っててよ、あんたはランキング最下位なんだから口出す権利ないんだから」
充
「瑠衣……まだアンノイズは怪物を出さなくなったわけじゃない、その時は確実に仕留めるんだ、それがRND48を背負う人間ってものだぞ」
瑠衣
「分かってるわよ………」
充
「お前達も、アイドルとして生きたいなら戦え!CDは二の次だ!」
充
「今の音楽時代なら歌は適当でもオタクは買ってくれる!だから仮面ライダーになることだけに集中しろ!」
「はい!!」
梨子
「…………はい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜衣真家〜
ドンッ!!
雄吾からヒットの事を聞いた詩伍郎は机を叩いて立ち上がる
詩伍郎
「なんて酷い組織なんだRND48は!!」
カルマ
「はい、怪人を撃退することで政府から支給されるお金というあやふやなものを頼りに………」
詩伍郎
「そこも問題だけどおじさんが怒っているのはそういうことじゃない!」
詩伍郎
「お金という手段を使って無理矢理戦わせることが許せないんだ!!」
詩伍郎
「瑠衣ちゃんだって本当は戦いたくないんだよ、誰だってそうだ………俺だって初めてパンクに変身した時、生身でノイジーに立ち向かった時は怖くてしょうがなかった」
詩伍郎
「でも、そんな気持ちを必死に押し殺して………生きるために戦わされてるんだ!」
詩伍郎
「そんなのヒーローじゃない………会社の奴隷だ!!」
カルマ
「文句を言うのは結構ですが、どうするんですか?」
カルマ
「雄吾坊っちゃまもショックを受けたまま出てきませんし………」
カルマ
「はっきり言ってしまうと、これは我々にどうこうできる問題では無いと思います」
詩伍郎
「……………わかってる、分かっているさそんなこと」
詩伍郎
「…………外行って頭冷やしてくる」
カルマ
「ごゆっくりどうぞ」ペコリ
………
雄吾
「……金、の、為………まさか、そんな、事が………」
雄吾
「………48………危険だ………」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.88 )
- 日時: 2019/11/23 23:20
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: mhs5U4Q9)
- 参照: http:
詩伍郎
「ふう………」
詩伍郎はベンチでゆっくりしながら、景色を眺めていた
詩伍郎
「…………俺に出来ることはないのか?」
詩伍郎
「ヒーローってのは……辛そうにしている人を守るためにあるはずなのに………」
詩伍郎
「………アイドルを救う方法かぁ」
「あの………」
詩伍郎
「ん?」
詩伍郎の座っているベンチの隅に少女が座ってくる
梨子
「隣、いいですか?」
詩伍郎
「どうぞ」
詩伍郎
「って………君、もしかしてRND48の………言花梨子さん!?」
梨子
「え?……あ、知って………ましたか、どうも」
詩伍郎
「びっくりしたよ、アイドルがこんな所に居るなんて………収録?」
梨子
「あ、いえ、ただの休憩です」
詩伍郎
「あーそっか…………センターが仮面ライダーヒットになるんだから、休憩も必要だよなぁ」
梨子
「はい」
詩伍郎
「………人生をかけて変身している、か………フォルテやパンクもそうなんだけど、意味合いが違うんだろうな」
梨子
「瑠衣ちゃんが何か言ってたんですか?」
詩伍郎
「………まあ、そんなところさ」
詩伍郎
「街のために頑張っても、それが迷惑になる事なんて想像してなかった………甘かったよ、俺は」
梨子
「………瑠衣ちゃんの事、嫌いにならないでください」
梨子
「私………子供の頃、好きなアイドルが居たんです、キラキラしてて皆を笑顔にしてて、とってもステキで………ずっとアイドルを目指してたんです」
梨子
「でも、音楽法でアイドルが規制されて………それでも、大好きな夢を諦めたくなくて、そんな時………プロデューサーさんに拾ってもらえて」
梨子
「ようやくRND48として、アイドルになることが出来たんです………」
梨子
「私だけじゃありません、瑠衣ちゃんも皆もアイドルを目指していた………そして、拾われた」
詩伍郎
「………そっか、君たちはお金が欲しいから戦うんじゃない」
詩伍郎
「アイドルでありたいから、夢を叶えたいから仮面ライダーになるのか」
梨子
「はい、アイドルとして働けるなら私はなんでもします」
梨子
「アイドルは歌でみんなを笑顔にする………とっても素敵なお仕事なんです」
詩伍郎
「………そうだな」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.89 )
- 日時: 2019/11/23 23:21
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: mhs5U4Q9)
- 参照: http:
梨子
「あ、すみません………ファンの方にこんなこと話しちゃって………」
梨子
「うん!私はアイドル!いつでも元気な姿を見せてないと!」
詩伍郎
「無茶はしないでね?」
梨子
「………ところで、貴方は一体」
詩伍郎
「え?えーと………」
と、その時
アラームノイザー
「ジリリリリリリリリリ!!!」
ノイザーが木の上から飛び出してベンチをひっくり返す
梨子
「きゃっ!?」
詩伍郎
「うおっ!?………大丈夫!?」
梨子
「は、はい………」
アラームノイザー
「ジリリリリリリリ!!」
詩伍郎
「目覚まし時計………もうお昼だよっ!」
梨子
「ひっ!?か、怪物!?」
詩伍郎
「また現れたか!………うぐ、どうすれば」
詩伍郎
「ええい迷ってる暇はない!!今は守ることを最優先に考えるんだ!」
【テンポスタート!】
詩伍郎
「変身!」
【仮面ライダーパンク!!】
パンク
「おりゃー!!」
梨子
「え!?え!?仮面ライダー!?」
パンク
「ヒットもいずれ来るだろう………俺は街に被害が及ばないように怯ませる!」
アラームノイザー
「ジリリリリリリリ!!」
パンク
「発射!!」
【パンクギターライフル!!】
パンクはギターライフルをノイザーの脚に打ち込み、怯ませる
パンク
「どんとこーい!!怪物めーー!!」
アラームノイザー
「りりりり!!」
瑠衣
「…………あっ、怪物居た!!」
瑠衣
「今度こそあたしが倒す!!」
【メモリーヒット!レコードスタート!】
【パッパッパー!パッパラッパー!!】
瑠衣
「変身!!」
【仮面ライダーヒット!!】
ヒット
「そこどいてよ!!その怪物はあたしが倒す!!」
パンク
「了解だ!カッコよくやっちまってファンを喜ばせな、アイドルさんよ!」
パンクはヒットにハイタッチして場を譲る
パンク
「おじさんは冴えないバンドマンでしかないけど、夢を追いかけたい気持ちは同じだからさ!応援してるよー!」
ヒット
「………バッカみたい!」
梨子
「いけーーっ!!瑠衣ちゃーん!!」
ヒット
「ヒーーーット!」
その時だった
ノイザーは粉々に砕け散った………
パンク
「あっ………」
その先にいたのは………
フォルテビート
「……………」
【終曲】
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.90 )
- 日時: 2019/11/23 23:21
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: mhs5U4Q9)
- 参照: http:
【第19曲】
「禁断アンノイズ」
フォルテ襲撃以降、別の場所に移転したアンノイズ……
フォルテと戦った幹部の1人サンダーボルトは今も気を失ったまま眠り続けていた
嵐原
「………サンダーくん、まだ気を失ったままなの?」
「ああ………頭部に強いショックを受けている、目覚めたとしても………後遺症が残る」
「リーダーが戻ってくる程だ………とんでもない事態になったことは私もわかる」
バリウス
「マジ……バッドニュース」
嵐原
「………くうう!!フォルテのヤツめ!!何もここまですることはないじゃないか!」
嵐原
「一思いに、ボカーンじゃなくて………昏睡状態なんて」
バリウス
「………これはシャレもラップにならねぇ」
バリウス
「リーダー、俺に行かせてくれ」
嵐原
「バリP?」
バリウス
「俺………仮面ノイザー、ライダー潰すモノ」
バリウス
「俺がやんなきゃなんないんだ、ここで潰さにゃサンダーボルトの為にならない」
バリウス
「だから、やらせてくれお願い」
「バリウス………良いだろう、お前に行かせる」
バリウス
「すまねぇ」
「ただし、お前に相棒を与える」
バリウス
「相棒?バディなんて誰と………」
嵐原
「新しい仲間が出来たの?」
「そうだ、紹介しよう…………彼の名前は」
バリウス
「………お前!!」
「………アー、アー、………アニキ………」
「ヘヴィ・メタルメガノイザーだ。」
___
フォルテビート
「…………ノイザー、撃破」
ヒット
「あ、あんた………仮面ライダーフォルテ!?」
フォルテビート
「さて、行くか」
パンク
「フォルテ………お前何を?」
フォルテビート
「何って………どうしたのおじさん、いつも通りじゃないか」
フォルテビート
「いつものように、怪物を倒しただけ………それだけだよ」
ヒット
「あんた………やっぱり私の仕事を奪うつもりなのね!!」
フォルテ
「仕事?まさか………あれ本気だったの」
フォルテ
「何にせよ、僕はアンノイズと戦うことを辞める気はないので、では」
ヒット
「待ちなさい!!」
パンク
「おい、雄吾!!」
- Re: 仮面ライダーフォルテ ( No.91 )
- 日時: 2019/11/23 23:22
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: mhs5U4Q9)
- 参照: http:
充
「何!?また先を越された!?」
瑠衣
「………くっ、今度はフォルテの奴に………」
充
「……仮面ライダーフォルテめ、うちの仕事に関わるとなると厄介だな」
梨子
「関わるなんて………私たちはアイドルですよ、普通に歌って踊って人気を稼いでいけば………いいじゃないですか」
充
「馬鹿野郎っ!」バシッ!!
梨子
「うっ!!」
充
「歌って踊るだけがアイドルか!?テレビでやってるようなしょーもない奴じゃやっていけないぞ!」
充
「普通のアイドルだったらこれから先どんどんライバルが生まれて収入が減っていく!」
充
「だからフォルテシステムで仮面ライダー作って、オンリーワンを目指してるんだ!」
梨子
「…………じゃあ、歌の収録や芸能のお仕事は!?」
充
「代理人でも用意しとけばいい!君らと似たような顔の奴は沢山いるからな!」
瑠衣
「なんですって!?」
…………
梨子
「アンノイズだって、いつまでも怪物を送り出してくるわけじゃないのに………とても何年もやっていけないよ………」
瑠衣
「………なんだったんだろう、こんな事のためにアイドルなりたいって思ったわけじゃないのに」
瑠衣
「…………ファンはどう思ってるんだろ、ヒットの事」
瑠衣
「ママにもお金返さないといけないし………」
梨子
「瑠衣ちゃん………」
瑠衣
「梨子、あんたはいいわよね、最下位だから悩む心配も無いもの、出ることすらないんだから」
梨子
「………」
………
T
「RND48………?なんだよ、これ」
ウォズ
「分からない………だが、我々とは別の存在【仮面ライダーヒット】は見逃せない」
【魔】
「彼女が世界の味方になるか、敵になるか………でも、なんだか」
【魔】
「すごく絶望的なことが起こる予感がするよ」
T
「………そう言うってことは結構やばいな」
ウォズ
「ああ、そして………」
T
「それを希望へねじ曲げるのが俺達の仕事だ………やるぞ、2人とも!!」
【魔】
「ああ………仮面ライダーヒット、君の絶望を見せて」
T
「まずはプロデューサーの身元の確認だ!!」
………
詩伍郎
「どういうことだ?雄吾」
雄吾
「どういうことって、なにが?」
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