二次創作小説(紙ほか)

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魔天使マテリアル 〜闇を詠う少女〜無限で更新停止します。
日時: 2014/01/13 14:59
名前: 紫如月 (ID: qdhAso1A)
プロフ: http://livedoor.blogimg.jp/matenshi_material/imgs/0/d/0db5a2bd.jpg

初めまして でしょうか? 紫如月です。名前変更によって 楓七とか月琉とか遥瓶だったりしますが…。

これは 筆 藤咲あゆなの 魔天使マテリアルの二次作になります。
——
題名変更 >>225
登場人物 >>226

目次  ф第一章ф >>254
——
古き日の記憶 >>288
——
第二章 


悪魔結成団 >>248

ぜひご覧ください↑

——————
ワールドプロローグ 

Ⅰ 夢の歌唄
Ⅱ 空の歌唄
Ⅲ 奏の歌唄

プロローグ  環状線  >>2
−−−−
ワールドエピローグ 

Ⅰ 死に間際 >>424



エピローグ



※第二章については また今度追加 汗 あまりのコンピューター不器用さに 折れました。

11月 5.6.7は居ないのでその分更新します

Re: 魔天使マテリアル 〜すれ違う記憶〜 ( No.403 )
日時: 2013/10/25 21:17
名前: 月琉 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)
プロフ: http://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no


——

(…)

やっと 自分の無力さに気付いた

独りじゃ何もできない 独りの自分の手がどんなけ無力か気づいた

いままで 否定してきた  事実だ

これで今まで 本当に公爵という名を掲げてきたのか

こんなの名だけだ

今頃 草摩はもう 自分一人ですべてのマテリアルを捕まえ 魔界へ運び もう魔王様の元に預けているだろう

(そんな…)
悔しいけれどどうにもならなかった

いっそここは知恵だ あきらめちゃだめだ

そう言い聞かせてまた歩き出す

今度はまっすぐ歩くんじゃない 魔界へ向かうのだ

(…イリナの元に戻ってなんか言い訳すればいい)

悪魔としての本能を目覚めさせる


——
「転校してきた 浅川李里奈さんです 皆さん仲良くしてあげてください」
六年三組 教師は雫沢圭吾

(…これはこの前 闇壁から見ていた)
記憶を消した当被害者だ

(……今までは哀れって思ってたな)

イリナはのんびりと思った

「では 浅川さんは…一番後ろの宇佐見くんと蒼野さんの席を 三人にしますので ここの席になります」

(…人間、か)
この身体は どこで拾ったか 忘れてしまったが モモという名の女児だったことが思い出される。

今からイリナには すること がある

——
授業がすべて終わった後、理科準備室に向かった

何もお構いなしに入る

そこに座っているのは 雫沢先生ただ一人

マテリアルは誰もいない ただ雫沢先生だけ

「…浅川さん」
軽く目を見張ったように 机の上に置かれたビーカーを隠す先生を見て私は行った

「大丈夫です 言いませんから。」

というと私はポケットから 黒い外袋の薬品を 置かれた珈琲のなかに入れた

まだ驚きを隠せない様子の雫沢先生を置いて 私は出て行った 


いままでの世の中に背を向けて歩くように出て言った

圭吾は 残った珈琲を一騎に飲んだ

とても苦い味がした


その瞬間に 脳裏に何か浮かんだ そんな気がして——……































たった三文字の単語を 繰り返せば思い浮かぶ内容だった

Re: 魔天使マテリアル 〜すれ違う記憶〜 ( No.404 )
日時: 2013/10/25 22:07
名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: O59cZMDb)

思い出せぇぇぇ!

Re: 魔天使マテリアル 〜すれ違う記憶〜 ( No.405 )
日時: 2013/10/26 10:39
名前: 月琉 ◆8DJG7S.Zq. (ID: qdhAso1A)

マヤ≫イリナが味方についてるからたぶん大丈夫!
——
魔界の城だった

ルビウスの力で 警備から乗り越えることができたのだ

でもまだ追われている 肩で息をしながらも マカナアによる 闇閉の力の能力で姿を隠している 

「な、なあ…マカナア」
魔界の城の大きなレッドカーペット

ホコリ一つない洗練されたそんな場所を歩きながら ルビウスが震えた手で見つめた

「おれの魔力が薄くなってんだ…」

「…?そう? さっきの火達磨はものすごいものだったけど 精気吸ったんだし回復するんじゃないの」
アルヴィスが気楽に言った

「いや そうじゃない あの後ちゃんと精気は吸ってきただろ だから問題なくて普通なはず…だしやっぱり力が抜けてるんだ」

「じゃあ試しに この辺 燃やしてみろ」
マカナアが 自分たちの後ろの壁を見つめ言った

「了解」

指をはじくと 手の先から火が燃え上がり——…

「くっ…」

消えてしまった

「…おれらが 悪魔じゃなくて人間の心を持ってしまったのが力の消えかけに関係してるんだろう 早くいくぞ」
マカナアは青ざめたように 先へ進んだ

(…つまり 悪魔に戻れ ということか)



———悪魔に 戻れ———




———
「おはようございます 雫沢先生」
イリナは いつも通り 優等生ぶって

雫沢先生に挨拶をし、また少しずつ現実を刷り込んでいく準備をする


「先生、前 このクラスに居た 日守紗綾って知ってますか」
そしてその場を後にする
 
先生は困惑の表情を見せる

まだ思い出せそうではなかった


また一時間目が終わって 休み時間

「先生 ものすごく優秀な 風見志穂って知ってますか」

「…」
返事は、なかった

次は ほかの人間だった
——ー
ちりん

windmill すなわち風車と書かれた看板から おしゃれな風景が映る

ここのマスター 伊吹涼も被害にあった一人だ

「…いらっしゃいませ」
イリナがランドセルだったのに気付いて 軽く目を見張ったマスターだったが 快くカウンター席に促した

「…これ コーヒーに入れると 良いです。でもマスターが飲んでくださいよ」

とイリナはさっと言い切ると 席を立ちながら

「日守紗綾 日守黎夜 ユリ 風見志穂 稲城徹平 鳴神京一郎 灰神翔 灰神翼 凍堂雪成 雫沢圭吾 凍堂小夜子 風見志野 伊吹総一郎…稲城耕平 これくらい言っておけばわかるはずです」

イリナはもう 此処に来るつもりはないので 一騎に刷り込みをした

「・・・ありがとうございました」

イリナは 何も言わずにそそくさと ランドセルを背負いなおして ドアを開けた

頬を撫でる風が どこからかこみあげてくる哀しさを 吸い込んでくれるようだった

悪魔に戻ってもいいのに 人間の気持ちを考えて人間と同化する

次は——…風見 志野


孫がいることさえ知らない そんな不幸者

Re: 魔天使マテリアル 〜すれ違う記憶〜 ( No.406 )
日時: 2013/10/26 11:23
名前: マヤ ◆JOeAe9o.uY (ID: O59cZMDb)

うわあおあおあおあおあおあお((なに言ってんの?by綾美

・・・さぁ?

Re: 魔天使マテリアル 〜すれ違う記憶〜 ( No.407 )
日時: 2013/10/26 11:31
名前: ドロシー ◆zfyqf4IqcA (ID: yrys6jLW)

イリナ〜!!がんばれ〜!!がんばるんだ〜!無理やりにでもいいから、思い出させろ〜!!

あ、久しぶり〜!!
さ〜て、これからどうなるかな〜?わくわく!


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