二次創作小説(紙ほか)

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魔天使マテリアル 〜闇を詠う少女〜無限で更新停止します。
日時: 2014/01/13 14:59
名前: 紫如月 (ID: qdhAso1A)
プロフ: http://livedoor.blogimg.jp/matenshi_material/imgs/0/d/0db5a2bd.jpg

初めまして でしょうか? 紫如月です。名前変更によって 楓七とか月琉とか遥瓶だったりしますが…。

これは 筆 藤咲あゆなの 魔天使マテリアルの二次作になります。
——
題名変更 >>225
登場人物 >>226

目次  ф第一章ф >>254
——
古き日の記憶 >>288
——
第二章 


悪魔結成団 >>248

ぜひご覧ください↑

——————
ワールドプロローグ 

Ⅰ 夢の歌唄
Ⅱ 空の歌唄
Ⅲ 奏の歌唄

プロローグ  環状線  >>2
−−−−
ワールドエピローグ 

Ⅰ 死に間際 >>424



エピローグ



※第二章については また今度追加 汗 あまりのコンピューター不器用さに 折れました。

11月 5.6.7は居ないのでその分更新します

Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇(頬を伝う夢) ( No.143 )
日時: 2013/08/03 14:01
名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)
プロフ: 抱いた暗闇 来てくれると嬉しいな♪

マヤ ありがとう。

頑張るから・・!

Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇(頬を伝う夢) ( No.144 )
日時: 2013/08/03 15:39
名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)
プロフ: せつか

【君の瞳を見たくて】

「おまえ 本気で言ってるのか?」
「と——・・・とうさん!!」
ユウが驚いて 目を向けたがそむけた。
「一番がいい だと?」
「・・・」
「一番は 誰だ?」
「・・・・・・」
「黙ってれば済むとでも思ってるのか?」
「ぼく・・ぼくが一番だ。一番 一番なんだ!」
———
その頃 後ろでは
「マヤ 大丈夫か?」
≪レイ・・お兄ちゃん どうして心配するの?≫
「僕は・・・僕は マヤと居たい。封じ込めてごめんね。」
≪私といたっていいことない。だから 兄ちゃんもユウヤ兄の方に行けばいいのに≫
「これからは 僕がずっとマヤのそばにいる」
≪・・・話しかけてくれて 実は 嬉しかったんだ≫
兄妹の親睦を深め 暖かな話をしていると、突然言われた。

「お前は!!レイヤ!おまえはそのペンダントを外せ!」
「——!いやだ!!僕はもう マヤとだけでいるんだ!」
「何を言う!ユウヤと交代だ。こんなやつより マーヤのがましだ!」
「な・・・」
ユウヤがうなだれる。
「どういうことだ?」
「ユウヤは 一番になることしか望んでない。こんなやつより マヤのがましだ」
≪落ち着いて≫
ペンダントから声が発された。
≪私が負けたからここにいるの。どうして変わる必要があるの?≫
「一番を望んでいる高望みのヤツはダメだ」
≪それしか言ってないわ 私は負けた。だから変わる必要はない。これでおしまいでいいのよ≫
「ええい!おまえもか?!」
いまにも破裂しそうなくらい顔を真っ赤にさせた父親は、レイヤからペンダントを剥ぎ取り、ユウヤに向かって 投げつけた。
「だ ダメ!!」
ユウヤにペンダントが当たる直前でレイヤがとって逃げた。
「闇よ 身体を滅ぼす一撃となれ!」
「あああああぁあああああああああああああああ!!」
レイヤが肩越しに見たユウヤの身体はもう

その時には消えてしまっていた。

Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇(頬を伝う夢) ( No.145 )
日時: 2013/08/03 16:33
名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)
プロフ: せつか いとな 

【真実】主人公 日守真綾(愛奏好葉) 第二主人公 日守黎夜

「ああいうやつは消えてしまえばいいのだ」
「そ・・・そんな」
ユウヤにつらく当たられ 嫌な思いをしたのはレイヤ自信 確かだった。
≪貴方はどうして?≫
「何が言いたい」
≪子供を打ち消す父親なんて最低ね≫
「フン」
「ま、マヤをもとに戻せ!」
歩いて 行ってしまった
≪お兄ちゃん大丈夫?≫
「・・・」
≪私はこのままだけど いざとなったら 私だって役に立てる。 光魔よ鳴り響く重圧となれ≫
「うっ」
≪ほらね。≫
「おまえ」
≪ごめん。でも私も できることがあるって 自分で確かめたかっただけなんだ≫
「大人すぎないか」
まだ0歳のマーヤに 9歳のレイヤと11歳のユウヤ
≪私の本当の年齢は 7歳よ だから 0歳扱いしないで≫
「でも 本当に0歳 だろ?」
≪確かに私は 生き返った人だから・・。あのね お兄ちゃん≫
「どうしたの?」
≪じきに私はしゃべれなくなるわ≫
「どうして?」
≪わからないの?私は封じ込められたの。だから もうしゃべれなくなる。でもいざとなった時・・・。お姉ちゃんを見つけた時・・その時に私を出してほしい・・。≫
「そんなこと言わないで!」
≪ありがとう でもね お兄ちゃん 私は封じ込められた。。だからね?≫
「そ・・・・んな・・・」
≪始まりは普通だったのに いきなり自分の身体が消えてしまって 魔界のどこにあるのかな。魂まですべて消えてしまったのに  魔王によって生き返らされた私≫
泣きそうな顔をするレイヤに 励ましの言葉じゃなくて マヤの生い立ちを話した。

静かだった。 冷たい地面でレイヤが泣きそうなのをこらえながらマヤの生い立ちを聞いていた。

≪いつか 身体は見つかるのかなって・・・≫

沈黙

「マヤ?ぐすっ」
≪・・≫
「マヤ?」
「もしかして マヤ しゃべれなくなったの?」
「マヤ マヤ マヤ!!」
(ごめんね お兄ちゃん 私しゃべれなくなったんだ)
どこからともなくそんな声を 聴いた気がした。

Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇(頬を伝う夢) ( No.146 )
日時: 2013/08/03 16:58
名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)
プロフ: せつか いとな りっか

皆さん 今回の題名は マテリアルの魔王です。

【MATERIAL の SATAN】 

「無事の退院 おめでとうございます!」
『おめでとう!』
圭吾の言葉に全員が笑った。

今日はwindmilldではなく、徹平の家だった。
「ほんとはさあやっちも来てほしかったのに」
「いない人は仕方ありませんとにかく 楽しく絞めましょう」
全員がやっと 一息つける いいひと時となった。
やっと 笑顔になれるというか。
徹平の家は やっぱり温もりがあって 
落ち着けた

しばらく遊んでいると
ガシャンと音がして 窓を突き破ってレイヤが投げ出されてきた。
「うおおおおおおおおっ!!レイヤ?」
「れ、レイヤくん!!」
「レイヤ・・・」
「レイヤくんじゃないですか?!」
「レイヤ?」
「おわ!レイヤ」
「レイヤじゃん」
「レイヤみたいだぜ?」

徹平 志穂 鳴神 圭吾に伊吹 翔と翼と次々と声を上げていく
「・・・いって」
顔をしかめながら 起き上がったレイヤ。
「レイヤなのか?」
「あ、ああ レイヤだが」
人ごみは嫌いだ。そんな顔をしたレイヤに全員身構えられた。

ユウヤになって戻ってきたこともあるからだ。
「ほんとにレイヤか?」
「あ、ああ じゃあ証明しようか?」
「おう」
「光よ 万物をはじく盾となれ」
いきなり目の前で盾を出すレイヤに 驚きつつ
「まあ 確か なのでしょうか?」
「もっと確実な証拠を見せろというなら・・・」

圭吾に近づいてこそっといった。
「・・・」
「・・・みなさん 確かにレイヤくんは 本物です」
「ふ、ふうん まあ、疑うのもなんかだし いいんじゃないか?」
「今まで どうしてたんだ。」
「———僕は 紗綾に闇に転じさせられたんだ」

一同がはっと息をのんだ。

Re: 魔天使マテリアル 抱いた暗闇(頬を伝う夢) ( No.147 )
日時: 2013/08/03 17:10
名前: 楓七 (ID: Ouicm1PF)
プロフ: せつか いとな りっか

風見志穂の家の屋根の上
二人の人影が 闇の空を抱いていた。

「レイヤ 闇にもっとてんじさせてあげるわ」
「お言葉に甘えて」
「これを飲んで。本当は記憶を戻したいだけだけど」
あの 神舞の森で作成した 闇に転じる薬だ。
(・・・・・・・僕は・・・・?すごく暖かい気持ちになってる)
「ねえ お兄ちゃん」
「前 私は言ったよね」
「なんて?」
「ペンダントに宿ってるとき」
「・・」
「お姉ちゃんが見つかったら・・私に伝えてくれるって」
「あ、ああ」
「教えてくれなかったよね?」
「え・・」
「ペンダントも 持ってたのに?」
「な・・・」
「もしかして 私のこと忘れていたの?」
「そんなことない!!」
「うそつき!光魔よ 悪を突き飛ばす腕となれ」
マーヤが 力を使い レイヤを弾き飛ばした
「うあ・・っ!!」
バリ————ン!!!

徹平の家だとは知らないけれど、ガラスを割って そこまで弾き飛ばされた。
(僕の 記憶 戻った・・・)
一度あの薬を持つと、記憶を消されて 嫌な記憶を吹き込まれる。
二個目を服用したことで記憶も戻り、闇から逃れたのである。
マーヤは気づいていないが、二個目服用すると 闇から逃れれるということを見落としていたのだ。

(ここは……)
気付いたら 目の前に 全員の顔がある。
幾分ほっとできる。

僕は 元に戻ったのか?

闇に転じていた時の記憶が にじみ出てくる。
(僕は マーヤとサーヤに いや マーヤに利用されていたんだ・・)

仲間の存在に 暖かくなる。


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