二次創作小説(紙ほか)
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- 魔天使マテリアル 〜闇を詠う少女〜無限で更新停止します。
- 日時: 2014/01/13 14:59
- 名前: 紫如月 (ID: qdhAso1A)
- プロフ: http://livedoor.blogimg.jp/matenshi_material/imgs/0/d/0db5a2bd.jpg
初めまして でしょうか? 紫如月です。名前変更によって 楓七とか月琉とか遥瓶だったりしますが…。
これは 筆 藤咲あゆなの 魔天使マテリアルの二次作になります。
——
題名変更 >>225
登場人物 >>226
目次 ф第一章ф >>254
——
古き日の記憶 >>288
——
第二章
悪魔結成団 >>248
ぜひご覧ください↑
——————
ワールドプロローグ
Ⅰ 夢の歌唄
Ⅱ 空の歌唄
Ⅲ 奏の歌唄
プロローグ 環状線 >>2
−−−−
ワールドエピローグ
Ⅰ 死に間際 >>424
Ⅱ
Ⅲ
エピローグ
※第二章については また今度追加 汗 あまりのコンピューター不器用さに 折れました。
11月 5.6.7は居ないのでその分更新します
- Re: 魔天使マテリアル 季夏の翠き風【8月題名】(元 羽ばたく光) ( No.198 )
- 日時: 2013/08/21 19:21
- 名前: 楓七 ◆BYlrb7lDYI (ID: Ouicm1PF)
そうだね♪
この気分だと 話は暗くしか進まない。。
私 最低 偽の子のまねじゃないけど 最低だよね・・・。
——私
——
【独り空っぽ】
暗かった あたりは 暗かった。
先ほどまで茂っていた草原も 何もかもが 灰色にくすんだ アスファルトに変わってしまった。
空調の利いている気持ち良い世界ではなく。
何ともなく 寒いというか 暑いというか
暑いというか 寒いというか
冷たい床 暑い空調
転がったって起き上がったって 寝ていたって変わらない気持ち。
牢獄に入れられたように 独りぼっちで暗かった。
あの時のように 暗かった。
笑っていれば隙を突かれて 静かになる。 それなのに新たなる
くすんだ光が照らす。
闇 闇 闇 聴こえてくる 声 耳をふさいでも ほかのことに気持ちを移し替えても 聴こえてくる。
それから 自然と 自分の幸せを想像して その「夢」を想像して
話題からそらす。
嫌いな思いをそらして 嫌な人にだけ嫌なことを 何倍にも膨らませて復讐する。
それでも まだ物足りない。 まだ何かをしなければ気が済まない。
こんな奴は殺してしまおう おまえは居なければよかったんだ——そう。
自然と暗闇を抱いてしまって。 嫌だ…。
自分が何をしているか 何を犯しているのかももうわからない。失敗は戻せない。
そんなもどかしさも始めのうちで消えてしまった。
けなされるうちに 次々と思いあがっていく 真実と光への方向も すぐに割れてしまった。
舞って散ってしまった。 また固めなおそうと這い上がろうと這い上がろうともがく。
同じ関係を取り戻そうと取り戻そうと 弁解する。
聞いてくれない 何も言われない。ただ 無視される。ただ 睨まれる。
ただ それだけが さみしい。
それだけの 変化が 怖い。
想いは真っ黒に染まって いくら反対しようも敵対しようももう訊くこと 言うこと何もできない
いま 起きている事態に 何も手出しできずに ただ どちらかの味方につくか。
ただ じいっと見ているだけ。
誰も助けてくれないんだ。 いや 僕は助けなんてもらっちゃいけないんだ。
そう思えば思うほど 怖さがにじんでいく。
恐ろしさがにじんでいく
もうこんなこと二度としないと こんな奴と二度とかかわらない
そうやって 距離を置いて その事態を消し去ろうとする。
僕は最悪だ。
最低な人間なんだ。
ああ そっか。 僕は誰にでも嫌われて 誰にも好かれない そういう人だったんだ。
そっか。 僕は いつもずっと 独りぼっちだったんだ。
真っ黒な空 真っ黒な海 真っ黒な心 真っ黒な自分
やっと 同じ空間にいて 同じような人たちと 自分が同じだと思い
同じ 想いでずっと一緒に居たい ずっと一緒に居たい この人は親切だ。この人は綺麗な心を持っている この人は面白い この人は一緒にいて楽しい
それを全部 切られたように
こころは空っぽ 僕は空っぽ
まだ何もない自分の心に 嫌なことを吹き込んだ。
聴きたくないのに吹き込んだ
繰り返す 繰り返す。
やっぱり 自分が悪い。
でも あいつも悪い。
自分が悪い。
どちらも悪くない。そう思う心なんてない。
ない。
ないんだ。
すべて消えてしまった。
いままでのこと いままでの思ひ 全て。
なくなってしまった この手から みんな 消えてしまった。
裏切られた——いや 違う 僕一人が 裏切った
なんとか自分が浮いていない そう 見せつけたかった。
自分は
——みんなと一緒—— それが良かったんだ。
それが 壊された
バラバラに崩れた。
破壊した。
私たちも
魔界を破壊していいの?
いいんじゃないかな。
それは信じられない。
誰も 信じられない。
——
最初の10行(空行も含め) 最後の7行(空行も含め)は いまあるお話だけど 真ん中は ほとんどつながってない。
私がただ パソコンに なんとなく思いをぶつけてみただけ。なんだと思う。
少し いまある話とつながってればいいかなってそう思ったから。
- Re: 魔天使マテリアル 季夏の翠き風【8月題名】(元 羽ばたく光) ( No.199 )
- 日時: 2013/08/21 19:24
- 名前: mi ◆BYlrb7lDYI (ID: Ouicm1PF)
【独り空っぽ】
暗かった あたりは 暗かった。
先ほどまで茂っていた草原も 何もかもが 灰色にくすんだ アスファルトに変わってしまった。
空調の利いている気持ち良い世界ではなく。
何ともなく 寒いというか 暑いというか
暑いというか 寒いというか
冷たい床 暑い空調
転がったって起き上がったって 寝ていたって変わらない気持ち。
牢獄に入れられたように 独りぼっちで暗かった。
あの時のように 暗かった。
笑っていれば隙を突かれて 静かになる。 それなのに新たなる
くすんだ光が照らす。
闇 闇 闇 聴こえてくる 声 耳をふさいでも ほかのことに気持ちを移し替えても 聴こえてくる。
それから 自然と 自分の幸せを想像して その「夢」を想像して
話題からそらす。
嫌いな思いをそらして 嫌な人にだけ嫌なことを 何倍にも膨らませて復讐する。
それでも まだ物足りない。 まだ何かをしなければ気が済まない。
こんな奴は殺してしまおう おまえは居なければよかったんだ——そう。
自然と暗闇を抱いてしまって。 嫌だ…。
自分が何をしているか 何を犯しているのかももうわからない。失敗は戻せない。
そんなもどかしさも始めのうちで消えてしまった。
けなされるうちに 次々と思いあがっていく 真実と光への方向も すぐに割れてしまった。
舞って散ってしまった。 また固めなおそうと這い上がろうと這い上がろうともがく。
同じ関係を取り戻そうと取り戻そうと 弁解する。
聞いてくれない 何も言われない。ただ 無視される。ただ 睨まれる。
ただ それだけが さみしい。
それだけの 変化が 怖い。
想いは真っ黒に染まって いくら反対しようも敵対しようももう訊くこと 言うこと何もできない
いま 起きている事態に 何も手出しできずに ただ どちらかの味方につくか。
ただ じいっと見ているだけ。
誰も助けてくれないんだ。 いや 僕は助けなんてもらっちゃいけないんだ。
そう思えば思うほど 怖さがにじんでいく。
恐ろしさがにじんでいく
もうこんなこと二度としないと こんな奴と二度とかかわらない
そうやって 距離を置いて その事態を消し去ろうとする。
僕は最悪だ。
最低な人間なんだ。
ああ そっか。 僕は誰にでも嫌われて 誰にも好かれない そういう人だったんだ。
そっか。 僕は いつもずっと 独りぼっちだったんだ。
真っ黒な空 真っ黒な海 真っ黒な心 真っ黒な自分
やっと 同じ空間にいて 同じような人たちと 自分が同じだと思い
同じ 想いでずっと一緒に居たい ずっと一緒に居たい この人は親切だ。この人は綺麗な心を持っている この人は面白い この人は一緒にいて楽しい
それを全部 切られたように
こころは空っぽ 僕は空っぽ
まだ何もない自分の心に 嫌なことを吹き込んだ。
聴きたくないのに吹き込んだ
繰り返す 繰り返す。
やっぱり 自分が悪い。
でも あいつも悪い。
自分が悪い。
どちらも悪くない。そう思う心なんてない。
ない。
ないんだ。
すべて消えてしまった。
いままでのこと いままでの思ひ 全て。
なくなってしまった この手から みんな 消えてしまった。
裏切られた——いや 違う 僕一人が 裏切った
なんとか自分が浮いていない そう 見せつけたかった。
自分は
——みんなと一緒—— それが良かったんだ。
それが 壊された
バラバラに崩れた。
破壊した。
私たちも
魔界を破壊していいの?
いいんじゃないかな。
それは信じられない。
誰も 信じられない。
——
孤独?
ひとりひとりの繰り返しじゃないか。
それなら 独りという意味はあらわさないかと思った。
言葉もなんだか微妙で
いままで魔界で使ってきたことは すべて誠実に本当だといえたというか。意味があって
きれいな意味ではなく忌み嫌った意味が。
- Re: 魔天使マテリアル 季夏の翠き風【8月題名】(元 羽ばたく光) ( No.200 )
- 日時: 2013/08/21 21:10
- 名前: Kaena ◆BYlrb7lDYI (ID: Ouicm1PF)
見にくいけれど・・。
≪ 舞耶
〔沙耶
<レイヤ
だよ。
【音と感情の自分の神世界】
まったく 一息が付きたい。
息もできないような苦しい。
石に封じ込められているから 無理もないのかもわからないが……。
いまでは 周りを見渡すこと 音を聞くこと それさえできるのに
自分の身体で温かみと冷たさを感じることもできない。
ずっと封じ込められていくうちに 自分の周りに はためく 音と うごかされる 感情が
自分の空気となり感じられる一つとなる。
——あれ なぜだろう? 居心地がいい。
自分の目の前に置かれた状況を 心地よいベットでゆったりとくつろげる。
そんな風に 目の前に置かれた幻想のベットに寝転がっていると コバルトブルーの 丸い塊がやってくる。
どんどん近づいてくる。
こちらを見る。
<おまえは だれだ?>
≪いい加減 口調直しなさいよ。≫
同じようにペンダントに宿っている人と 会話もできる。
その 声を 感情から読み取るように やっていく。
<沙耶か>
雰囲気と 感じと それを読み取る。
≪違うってば 舞耶よ。≫
<ああ>
残念ながら 双子の妹の舞耶だったが。
現在 ペンダントに宿っているのは レイヤとマーヤとユウヤとユアヤと沙耶と舞耶。
ここに封じ込められた悪魔や魔王もしっかりやどってるけど、はっきり言えば 全員は姿が取れなくなり、黒の泉となって このペンダントに沈んでゆく。
<おまえは・・ここの居心地とかいろいろ どうおもってるんだ?>
≪私? どろどろしてて そこまで居心地良くないな。 だって初めての感覚だし すごく敏感なの。 ——気持ちがね。
怒ってたり泣いてたり笑ってたりふつうにしてたって 感情が玉になって私の力のようにぶつかってくるんだよ≫
<・・・そうか・・沙耶とあいつら は?>
≪私が会った その中では 沙耶とユアヤとユウヤとマーヤね。サーヤは居ないの?≫
<・・・!!!!!>
〔まぎらわしいわね。なんて言ったって みんな「ヤ」が付くんだから。あ、レイヤ 五人合体の 魔天使の矢 は できるの?〕
≪もう 沙耶は話に乱入しないでよ…。で どうなの?≫
舞耶が問う
<どうも・・・何も。 もちろん 碁聖魔天使はできる。今となっては——全員集まってるからな。
あとサーヤは 封印されてないのか?>
≪まだ会ってないだけかもしれないわよ?≫
舞耶が言う。
〔サーヤ?ああ、あの子は 破魔のマテリアルだから かしら?本能が働いて 黒い石を割って出たんだって。〕
沙耶があっけらかんと言う。
<な、そんなことができるのか?>
≪レイヤもできるわよ。光なんでしょう?私たちも空だからできるわよねー?≫
〔そうよ。もちろんできる。と思うけど。それはともかく、レイヤ ここ 変なのよ〕
その内容を聞いたレイヤは
幻想のベットから 崩れ落ちた。
- Re: 魔天使マテリアル 季夏の翠き風【8月題名】(元 羽ばたく光) ( No.201 )
- 日時: 2013/08/21 21:23
- 名前: 柚(美月) (ID: o1hCwV2S)
楓七、きたよ!また、結構進んでる!嬉しい!
最悪小説さん、ムカツクね!
それと、ネタバレサンキュー!(怪しい笑み)
- Re: 魔天使マテリアル 季夏の翠き風【8月題名】(元 羽ばたく光) ( No.202 )
- 日時: 2013/08/21 21:32
- 名前: Kaena ◆BYlrb7lDYI (ID: Ouicm1PF)
【神聖 神魔界】
「魔界って 新しく 神聖 神魔界(しんせい しんまかい)になるって知っていた?」
とあるところで小耳にはさんだ内容だった。
綾香か誰かがしゃべっていたのだろうか。
本で見たのだろうか よくよくわからない。だけどそれでも気になる内容で
「神聖は いろいろな意味を込めて・・ほら 真正 信誠 伸成 新世 真清 信清 真誠 」
「真に正しく 真正*誠とは信じる 信誠*伸びて成り立つ 伸成に*われら新しき世界 新世*真っ直ぐ清く 真清*信頼された清やかな想い 信清*まことは夢の 真の試み 真試」
「ほら 魔界 七言葉方言っていうんだって。 魔界の人たちは 翌年から この決まりを守り抜くと決めたんだって。」
「だからね。 これからの魔界はもっとよくなってゆくよ。」
真に正しく「真正」誠は信じる「信誠」伸びて成り立つ 「伸成」に
我ら新しき世界 「新世」真っ直ぐ清く「真清」
信頼された清やかな想い 「信清」
まことは夢の 真の試み 「真試」
「ほら 素敵じゃない? 真を魔に誠を闇に変えれば それはそれは暗い文章 かもしれないけど…。
光や明るいイメージを表す 言葉 を使わなくても 自分たちの自分らしい 正しく生きることをやりのべて 心を大切にして 清く伸びてゆくのよ
これ以上 素敵な言葉はないわ。」
——
魔に正しく 「魔正」魔は信じる「魔誠」・・・・。
「魔は 悪魔じゃない。魔は 素敵なものだよ。
魔界が持ってきた印象を勝手に暗くするだけで 本当は明るいのかもしれないよ。
ほら この笛の音楽を聞いてみて 光と闇 が同じものだよっていう気分になれるの
皆おんなじ存在であってみんな 違うわけではないって
そう思えるんだよ。 これの曲名は 真天志っていうんだって。
テレビドラマでね 真っていう 主人公が 天に向かって 志を誓う。
っていう物語。
でも これ 綺麗ごと。
反対的に言えば。
神っていう 主人公が 天を滅ぼしに 力を使う。
ということ。
全部 闇からも光からも見れば 本当の姿がわかる……。
だから
マテリアルを苦しめる笛の
魔天使 っていうものもできたらしいよ。
——「真天志」と「魔天使」——どちらが強いと思う?
そうよ。魔天使
相手は 闇
光の力は弱いんだわ。
だって いつだって闇の心に入れ替わることができる 浮遊な存在。
変わって闇と言えば いつだって人の心に 不信感を備え付けることが可能であって。 強い存在。
でもね 光の力は その力の奥底を引っ張り出せば必ず勝つことができる。
だって 闇のなかの 一歩分だけでも照らすことができる力があるなら、いくら じかんがかかったって
進歩 できるんじゃないの?
伊吹は 徹平に作るべく食材を皿に盛りつけ、徹平に運んでいきながらいまは亡き少女の姿を思い浮かべた・・。
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