二次創作小説(紙ほか)

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【銀魂】 生涯バラガキ 【風霧八雲の憂鬱編】
日時: 2014/04/17 21:43
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: Ay9mdA1D)
プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/

    真選組女隊士、土方栄蓮。

     鬼の副長土方十四郎。   

   ___最強最悪のコンビである。

——————————————————————— 

   『鬼の副長 土方十四郎』の妹にして真選組女隊士の物語。


 !注意事項
  ◆駄文,更新ノロマ,グダグダ,主人公が馬鹿(((
  ◆アニメ+原作沿い+時々オリジナルです
  ◆ギャグ99%+シリアス0.5%+恋愛0.5%=馬鹿100%
  ◆パクリ,チェンメ禁止!
  ◆ノリとテンションだけはいつでもMAX
  ◆グロい描写あり,ノリとテンションだけはいつでm(((
  ◆死ネタ入ります

 ※元『真選組、鬼の副長の妹です。』


参照≒私の書いているブログです。主にこの小説のイラスト載せてます。

「これは一応イメージもっていただく上で見てもらおうかな」
ってものはカキコにてでも一応報告し、↓のイラストにも載せます。
でも「まぁ別にいっか」ってやつは特に報告なしなので、暇があれば遊びに来てください(笑)
その他裏話とかいろんなこと載せたいと思います( ´∀`)


 !イラスト
 >>*ゆる〜く栄蓮を描いてみた(!下手っぴ、閲覧注意!) >>19
 >>*ゆる〜く八雲を描いてみた(!下手っぴ、閲覧注意!) >>30
 >>*ゆる〜く晴香を描いてみた!(下手っぴ、閲覧注意!) >>41
 >>*武州時代栄蓮と蒼紫の化け物時代八雲!(下手っぴ、閲覧注意!) >>139
 >>*オリキャラ達に色をつけてみた!(!下手っぴ、閲覧御注意!) >>162

 >>*瑠李様が栄蓮を描いてくれました!(有難う御座います!) >>28
 >>*瑠李様が八雲を描いてくれました!(誠に有難う御座います!) >>39
 >>*瑠李様が晴香を描いてくれました!(本当に有難う御座います!) >>47
 >>*りあ様が栄蓮を描いてくれました!(有難う御座います!) >>88

 >>*参照数3000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(誠に有難う御座います!) >>170
 >>*参照数6000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(本っっ当に有難う御座います!) >>284
 >>*参照数7000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(もう本当に有難う御座います!) >>315

 >>*コメント返信数100突破&参照数1500突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>102
 >>*コメント返信数200突破&参照数3900突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>203
 >>*コメント返信数300突破&参照数7000突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>316


 !目次

 >>*プロローグ/攘夷浪士討伐専門三番隊 >>01
 >>*オリジナル登場キャラクター/随時更新    >>02

◆池田屋編〜柳生編 01訓〜70訓 目次 >>178


◆捨て犬編
--71訓 今読み返してみるとグダグダすぎてワロス >>179
--72訓 どの漫画にもかっこいいキャラがたくさんいるよね >>183
 
◆将ちゃん編
 73訓 大物は何をしてもすごく見える >>185
 74訓 運に身分は関係ないけどちょっとは関係してほしいと思う時もある >>187

◆ミツバ編
 75訓 世の中というものは全てバランスによって保たれている >>189
 76訓 味覚がおかしい人には全力で応えてあげるべし >>191
 77訓 仲いい人でも自分の知らない間に一度は傷つけてしまってる >>194 
 78訓 怨みは怨むほど強くなるって本当っぽくね? >>195 
 —
--79訓 友達は大切にしましょう >>197
--80訓 弱ってる奴にはちゃんと声をかけてやれ >>198
--81訓 優しい人は損をすることが多い >>199
 —
 82訓 第一印象に騙されちゃだめ >>201
 83訓 兄妹は互いに支えあって生きていく >>203
 84訓 本当に信頼できる友をつくれ >>205
 85訓 不器用な人ほど悪役に見えてしまう >>209
--86訓 真選組一番隊隊長 >>212

◆芙蓉編
 87訓 ロールプレイングゲームはレベル上げを頑張るべし >>215
 88訓 日本のホラー映画は背後や足元に気を付けろ >>218
 89訓 人体○成…それは禁k…って、え? 漫画違う? >>221
 90訓 親って基本優しいけど娘に対して優しいのはどっちかと言うと父親 >>223
 91訓 お寿司にはお醤油? 甘だれ? それともケチャップ? >>227
 92訓 高いところから飛び降りるとたまに足にジ〜ンってくるよね >>229
 93訓 友達っていうのは気づけばできてるもんだ >>232
 94訓 似たような奴はやっぱ考えることも同じ >>235

◆OWee編
--95訓 私欲の裏切りじゃなくて相手を思っての裏切りってちょっと格好よくない? >>236
--95.5訓 めでたい日には警察も泥棒も関係なし…かな? >>238 (台本書き)
 96訓 バカもアホも気づけば友達 >>239
 97訓 よく見知った奴は変装しててもすぐわかる >>242
 98訓 人生は名前で決まることもある >>244
 99訓 アレイズが使えるとホント助かる >>246

◆真選組動乱編
 100訓 誰だって苦手な人くらいいる >>248
 101訓 頭いいやつの考えてることはいまいち分かんない >>250
 102訓 大事な人が貶されたら本気で怒れ >>253
 103訓 困ったときは相手の顔をじっと見つめろ >>255
 104訓 辛いときには支え合うのが家族キョウマイだ >>257
 105訓 仲間を傷つけられて平気でいられる人間になるな >>259
 106訓 普段喧嘩してる奴からの一喝はかなりきく >>261
 107訓 本当に強い奴はいざという時にめっさ動く >>263
 108訓 漢(オトコ)を見せろ >>267
 109訓 人間全ては己の心次第だ >>270
 110訓 人の話を聞くときにヘッドフォンなんてつけてちゃダメ >>273
 111訓 天才がいるとしたらそれは努力の天才だ >>277
 112訓 仲が悪いほど縁ってやつがある >>279
 113訓 どんな名前にも色んな思いがこめられている >>281
 114訓 終わりよければ全て良し >>284

◆追憶編
--115訓 夢は見るものじゃなくてつかむもの >>287
--116訓 護られるものじゃなくて護るもの  >>290
--117訓 殺したいんじゃなくて護りたいもの >>292
--118訓 女が護るんじゃなくて男が護るもの >>295

◆厠革命編
 119訓 トイレにはそれはそれは綺麗な女神様がいるんやで >>297
 120訓 だから毎日綺麗にしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで >>301

◆モンハン編
 121訓 人を馬鹿にしたら絶対自分に返ってくる >>304
 122訓 現実と二次元は表裏一体 >>307
 123訓 役に立たなそうなものほど意外と役に立つんだよ >>310
 124訓 腐れ縁ってのがある人間同士は現実だろうと二次元だろうと何かと出会う >>312
 125訓 ヤッベェェェ今日テンション高いわァァァァァァぎゃっぼォォォとか言ってるやつ、それ今日の作者 >>316
 126訓 やっぱり最後は主人公の特権があるもんだ >>319

◆写真編
 127訓 掃除中に懐かしい物が出てくると、
     それを見るのに夢中になって結局掃除できないって事あるよね >>322

◆文通編
--128訓 男にはそういう時期があるらしい >>325
 129訓 顔は一緒でも差があるのはやはり何かが違うからだ >>327
 130訓 日本語は色々と難しい >>331
 131訓 目には目を、歯には歯を、シスコンにはシスコンを >>335
 132訓 王道でもマイナーでも面白ければそれでよし >>337
 133訓 女の子は優しく扱え >>340
 134訓 地味だろうが何だろうが最後に笑うのは真っ直ぐな奴だ >>342
 135訓 美味しそうなものがたくさんあっても不味けりゃ意味がない >>345

◆風霧八雲の憂鬱編
--136訓 裏の裏の裏をよめ >>346
--137訓 「今日から○○する!」「あ、やっぱ明日から!」とか言う奴は先延ばしにしすぎて結局しない >>349





※万事屋サイドストーリー『情報屋ナギ』同時更新開始。
 よければ遊びに来てください( ´∀`)




【○○編とありますが、名前が分からないものには適当につけております。それかオリジナルの章です】

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【追憶編】 ( No.293 )
日時: 2014/02/04 13:01
名前: Sora (ID: 13OvT5q/)




夕凪「晴香さん………超絶男前ぇぇぇぇぇ!」
松菊「マジで男前ぇぇぇぇぇ!!」

カッコよすぎるぅぅぅぅ!!
なぜそこまでかっこいいんだぁぁぁ!!

夕凪「親なんてね、いなくても子供は何かしら生きていけるよ」
松菊「ここに野生児に育った逞しいガキがいるからな」
夕凪「松は……なんで親いいのにぐれたの?」
松菊「やかましい」

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【追憶編】 ( No.294 )
日時: 2014/02/04 17:23
名前: 牡丹 ◆9nf7vs0ewk (ID: x2W/Uq33)

ああああ!もう晴香さん!かっこよすぎるよ!そのカッコよさはどこから来るんですか!ちょっとウチのやる気の無い伊織さんに分けてやってよ!!←

護りたかったからって…ああもうやばい追憶編は取り合えず涙腺の大敵だ!

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【追憶編】 ( No.295 )
日時: 2014/02/04 22:38
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: QUK6VU.N)
プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11762526916.html

 Sora様


晴香「お、男前だなんて…嬉しいです…」
八雲「はァ? 黒田隊長の方が男前だし。夕凪副隊長の方が可愛いし」
晴香「ジャットコースタービビりんが何言ってんのよ?」


でもカッコいいとかほんっと嬉しいです!(´∀`)
有難う御座います!


八雲&栄蓮「なるほど」
栄蓮「…なんていうか…夕凪副隊長の方が大人だね、私らより」
八雲「つか松菊隊長ってグレてるんスか? …どったの?」
栄蓮「アンタの方がグレてるでしょ?」
八雲「グレまくりの悪童がなーに言ってるんスか?」


 牡丹様


イヤイヤイヤイヤ! 更新読みましたが伊織ちゃんには敵いませぬ!
逆にあの可愛さとかっこよさを栄蓮と八雲と晴香にいいいい(ry

ですが嬉しいです! 有難う御座います!(´∀`)


————————————————————————————————


 走って走って走って、三人の男を見つけた。
 重傷を負っていたその体に止めをさし、雨降る中息絶える男達。


 ザアアアッ…という雨の中、座り込んで、ただ空を見上げた。


『 …、…あは…、ははは…! …あはははは…っ! 』


 何がおかしいのかも分からない。ただ笑いがこみ上げてきた。
 それでも瞳からは涙があふれる。…あぁ、おかしな私。


『 …っあぁああぁぁ——————————!! 』


 ただ、泣き叫んだ。
 親も、国も、何もかもが狂っている気がした。…私自身も。

 行くあてもない。…いっそのこと死んでしまおうか?


 血濡れた刀を見てフッと笑った、その時。


『 オイ女ァ。…何やってんだ? 』


 その男は、あらわれた。


 118訓 女が護るんじゃなくて男が護るもの


「…ん…」


 もぞりと晴香が身じろきした。ふっと高杉は目を開ける。


「…晴香」
「…ぅ…?」
「…目ェ覚めたか」


 傍に寄ってその顔色を高杉が確かめる。
 まだ少し血色はないが、それでも随分と顔色はよくなっている。


「…晋助…、…私…」
「弟と全力でやりあってぶっ倒れてたんだ。…覚えてねェのか?」
「あー…ぅー…」


 ズキズキと痛む頭を押さえながら必死に晴香は思い出す。

 そうだ、自分は八雲と殺りあっていたのだ。…全てを伝えて、本気で。
 そしてその途中に浪士達が撤退し始めたから、決着にと刀を盛大に振った。


 …そこからの記憶がない。


「…私…、八雲に…負、けた…のかしら…」
「…さァな」
「ながい…夢を、見ていた…」
「…そうか」


 ——そうだ。あの雨の日、高杉と出会ったのだ。


『 ……。…良い目をしてやがる 』
『 …だれ 』
『 ククッ…人に名を聞くときは自分からじゃねぇのか? 』
『 …風霧晴香 』
『 晴香…な。…高杉晋助だ 』


 そう言うと男は…高杉はジッと自分の瞳を見てきた。
 そして凶悪にニタリと笑ったのだ。


『 …憎悪に満ちた瞳だなァ。…殺したい奴でもいんのか? 』
『 …ころしたい、やつ… 』
『 ……ああ 』
『 ………………だ 』
『 あ? 』


『 とくがわ、さださだ 』


 ——金で全てを壊したあの男を。最後は部下さえも見捨てたあの男を。

 自分の声とは思えぬほどに冷たい声だった。
 それでも真っ直ぐに高杉を見つめれば、彼はやはり笑った。


『 そうか。…ならともにこい 』
『 え……? 』
『 俺ァ腐ったこの世界をぶっ壊す 』
『 ……ぶっ…あっははははははっ! 』


 久々だった。あんなにも腹を抱えて笑ったのは。
 あまりにも大きすぎるその話に、晴香は心底愉快げに笑ったものだ。


『 世界を…ぶっ壊すって…ッ、…っ正気…? 』
『 あぁ。無論…テメェの殺したい男も…ぶっ殺す 』
『 …… 』
『 もう一度言うぞ? 』


 ————『 俺と来い、晴香 』


 …その言葉は今でも残っている。それからだ。
 
 自分を受け入れてくれて、固まっていた心を溶かしていってくれた。
 鬼兵隊が…この、高杉晋助が。


「…晋助、ごめん。…私…、…なにもできなかった…」
「あ? …何言ってやがる。十分真選組の足止めはしたろう」
「晋助……」
「……あとは休みゃァいい」


 ——優しすぎるのだ。不器用で極悪だが、その身は優しすぎる。
 いつもいつもいつもいつも、優しくしてくれる。


 だからこそ…この男を、こんなにも護りたいと思うのだ。


「っ晋助…!」
「……なんだ」
「私…、晋助を護るから」
「……」
「…絶対、晋助の望みを叶えてみせる」


 真っ直ぐに晴香は高杉を見て言った。
 フゥッと高杉は紫煙をはき、妖艶に笑った。


「…相変わらず馬鹿な女だ。…オメーは」
「ちょ…誰が馬鹿よっぃぃいいぃたたたたたたたァァ…!」
「大人しく寝とけ」
「ちょっ、晋助ェ! ちゃんと返事してよ! 何か恥ずかしいじゃないのォォォ!」
「…………」
「し…晋助のバカヤロォォォォォォォォ!」


 頬を紅潮させて叫んでいる晴香を背に、フッと高杉は笑う。


「…馬鹿な女だ。…俺が————……」
「晋助様ァァァ! 晴香さんはァァ晴香さんはァァァァァァ!」
「この部屋の中だ」
「晴香さんんんんんんんん!」


 ————死なせやしねぇよ。…オメェを。
 ————仲間を。この鬼兵隊隊員誰ひとり。
 ————“俺”が…護ってやる。


「きゃあぁあああっ! いだいいいいいまたこちゃんんんん!」
「晴香さんんんんん!」
「また子さん何をして…こ、これはァァァ?!」
「また子殿が晴香を襲っているでござる」
「「断じて違う!」」


 騒ぎ声を聞きながら、心地よさげにフゥッとまた高杉は紫煙をはいた。


 —


「…………」
「…………」


 …ぜーんぶ八雲が今話してくれた、晴香さんの過去。
 何かすっごいスッキリした顔をしてる。


「…はぁ〜。…スッキリしました! 長い話ですいません」
「いやいや、気にしないで」
「…つか隊長、理解できたんスか? あーゆーおけぃ?」
「どこまで馬鹿にしてんの?!」


 頑張ったよ?! 頑張って理解したよ?! 理解できたよ?!


「…八雲」
「…はい?」
「これから…どーすんの?」
「………」
「晴香さんと対峙したとき…アンタ彼女を斬れる?」


 晴香さんが風霧家の父を斬ったとは言え…明らかに盾にした男がアウトォォォだし。
 母の方は晴香さん何にも悪くないし。…八雲の彼女に対する恨みはもう0の筈…。


「…馬鹿ッスねぇ、隊長」
「あ゛?!」
「…俺ァ今、アンタらを護るためだけにいることにしたんスよ。
 ずっと姉貴を斬ることも考えてましたが…今はそれだけだ」
「八雲…」
「だから、斬れます。アンタを…アンタらを護るためならね」


 …ウン、あんまり斬らせないようにしよう!
 そんなね! 悲しい思いはね! させたくないものね!


「さて…酒でも飲みますか、隊長?」
「んー? 酒?」
「……。…今夜は月が綺麗っスから」


 フッと空を見上げれば…大きな大きな、黄金色に輝く満月。
 本当に綺麗。…なんか、癒される。


「…そだね。飲もう! 飲んでその感情を流しちゃおう!」
「いやそれは考えてないッス」
「気にすんなァァ! さァァァァ飲むぜェェェェェェ!!」
「うおォォォォォォ!」



( アンタが隊長で、良かった )



 —


アレ…? 
何か字数余ったので次回から何が始まるか分かる人には分かるセリフ←



「一番隊、……厠」


「「「「「「……( д )……」」」」」」



追憶編読んで下さり、有難う御座いました! 

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【厠革命編】 ( No.296 )
日時: 2014/02/05 15:02
名前: sora (ID: HDoKOx/N)



夕凪「八雲君の方が松より年下なのに大人だ」
松菊「お前と駄作者だけだからな!?俺にそんなことばっか言うの!」
夕凪「松なんて暴れまくって気力失い、ただ座ってたみたいな事だけど、実際にはその間に結構な人数を」
松菊「はいっ!ネタバレェぇ!!」

今日書くけどね?

松菊「お前ら本当黙って?ってか駄作者の癖に生意気じゃね?花火様見習おうや」
夕凪/駄「無理だよ」

Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【厠革命編】 ( No.297 )
日時: 2014/02/05 20:54
名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: jxsNqic9)
プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11765571162.html

 Sora様


栄蓮「イヤマジないですよ夕凪ふーくたーちょォォォww」
八雲「……」
栄蓮「黒田隊長の方がかっこいいし。大人だし」
八雲「……」
栄蓮「攘夷戦争期とか何ですかアレ。地獄の太陽カッコよすぎです」
八雲「スイマセン、ウザイ隊長の苦しめ方を教えてほしいッス」


更新待ってます!(´∀`)


栄蓮「どっちかっつーといつも花火が見習ってるんですよ?」
八雲「いやマジです。人としても小説執筆者としても。…イヤどっちも人だけど」
栄蓮「なのにウチの作者は全然楼蘭様みたいになれないよね〜」
八雲「見習ってもできないんスよ。マジ楼蘭様見習うわ俺」


………ホント楼蘭様は見習うことばかりですm(_ _)m


————————————————————————————————


「えーそれでは…今週の掃除当番を決める」


 道場来い。パトカー来い。台所来い。庭来い。風呂場来い。


「三番隊は道場。二番隊は台所。五番隊パトカー」


 よっしゃァァァァァァ! 道場きたァァァァァァァ!


「一番隊、…厠」
「「「「「…」」」」」


 119訓 トイレにはそれはそれは綺麗な女神様がいるんやで


「とーいれーにはぁぁそれはぁぁそれはきれいなぁぁぁぁ」
「イヤここトイレじゃないんスけど」


 何か全力で隊長がトイレの神様歌ってんだけど。
 …つか…ホント…道場で良かった…!


「男の厠とかマジ地獄なんスよねェ…」
「マジでか。…ちゃんと清潔につかってないの?」
「紅一点の隊長とは違うんスよ。女の厠はさぞや綺麗なんスよね」
「あー、まぁね」


 いいなー。男の厠マジくっせぇからなァ…。うぉえ、吐き気が…。


「ほーい皆ァ、ちゃんと床拭いてー! 窓拭いてー! チリ一つ残すんじゃないわよォォォ!」
「「「「「「アンタもやれやァァァ!!」」」」」」
「イヤー、私今から女の厠掃除あるし」


 あ、そっか。女中さんは廊下掃除とか飯の用意とかあるから…。
 …隊長一人で掃除しなきゃなんねーんだよな。おつでーす。


「俺もちょっと厠行きてーッス。皆ァァ、チリゴミ一つ残すんじゃないわよォォォ!」
「「「「「「もうアンタら隊長と副隊長やめろやァァァ!」」」」」」


 隊長と副隊長はいそがしーんだよォォ。俺は用を足しに行くだけだけどねー。
 

 隊長と道場を出て厠へと向かう。その途中で隊長は一人、厠へと向かって行った。
 さーて…まァ一番隊に怒られっかもだけど、行きたい時に行かなくちゃなァ。


「失礼しますよー…って、あれ? 全然進んでないじゃないッス…か……」

「はいっ、1、2! 1、2! 
 んー、掃除ってのもなかなか面白ェな、清蔵さん」

「どこ掃除してんだアンタはァァァァァァッ!!!!」


「お、八雲じゃねーかィ」


 なんっか沖田隊長が隈無さんの顔をブラシでゴッシゴッシしてるんだけどォォォォ?!
 つーか隈無さんんんん?! アンタもアンタで何で抵抗してねーんだよォォォ?!


「何? 【ピー】しにきたのかよィ」
「やめてくれません? 効果音メンドクセーから用足しに来たのかって聞いてくれません?」
「いやァ、トイレ掃除なんざメンドクセーと思ってたが…なかなかいいもんでさァ」
「そこトイレじゃねーよ便器でもねーよフェイスだよフェイス!!」
「風霧副隊長ですか…」


 隈無さんはこの間の隊編成で一番隊に入った人らしいんだけど…。
 なんかすんげー綺麗好きらしく、俺の耳にも入ってきている。

 …イヤ、顔面水びたしだぞ? ポタポタ水たれてっぞ? 抵抗しねーの?


「てゆか沖田隊長…アンタどこ掃除してるんスか」
「いや、コイツのおでこに鼻クソついてたから」
「…それホクロです」
「いや、でも取れたぜ」
「「何してんだァァァァァァァ!!」」


 隈無さんのホクロがァァァ! チャームポイントのホクロがァァァァ!


「いやぁ、ホクロだったのか。そいつぁ悪いことしたな。…そらよっと」
「って今アンタ便器にホクロ投げませんでしって何で水が流れる音が聞こえてくんだァァァァ?!」
「ちょっ、なんで流してんですかァァァ! 私のホクロォォォォ!!!!」


 あああああああジャバアアアアっつってるゥゥゥゥゥ!
 めっさ水が流れてるゥゥゥゥ! 

 …っておう?! 厠にいた一番隊隊士が出て行ったぞ?!


「…あーあ、行っちまった。ったく、ロクでもねェ連中だな」
「アンタもな」
「…どうする? 俺達も行くか?」


 逃げていった隊士達を茫然と見てる隈無さん。その間に俺は用を足す。
 つか…男の厠ってマジでなんでこんなクッセェの…?


「…隊長、副隊長。誰も厠をキレイに使おうとしない、誰も厠をキレイにしようとしない…。
 男所帯ということをふまえてもこの状況はひどすぎます」


「イヤ一応紅いるッスよ」


「小便を便器からこぼすことは当たり前。まず手も洗うことはない。
 その菌にまみれた足で屯所内を歩き回り、その菌にまみれた手であちこち触る」


「……」


 …今用足し終えたばっかだから何か気分悪いんスけど。


「菌は人から人、ものから人へと伝染し増殖していく…。
 もうこの屯所は、菌にまみれた魔窟です」


 イヤ一応今手ェ洗ってんだけど。ちゃんと洗ってんだけど。
 …つか隈無さんまじぱねぇな。


「この厠から生まれたヨドみは…やがては真選組の魂さえも濁らせていきますぞ。
 改革が必要なんです、この厠から。
 この厠という底辺から今真選組は変わっていかなければならない!」


「「……」」


「そう…厠革命です!!」


 …つーことで、なんかよくわかんねーけど厠革命始まるそうです。
 がーんばってねェェェェェ。


「八雲、無論オメェもでさァ」
「…は?」
「こんなメンドクセーこと俺だけにさせんじゃねーや」
「隊長、本音が聞こえてくるんですが」
「嫌ッスよこんなクッセェところ」
「鼻フックオア手錠オア蝋燭オア厠革命どれがいい?」
「どれも嫌じゃアアアア!!」


 鼻フック?! 手錠?! 蝋燭?! この人どんだけSなんだ?!
 

「さァ選べィ」
「だからどれも嫌ッスよ! そんなくらいなら厠掃z」
「はーい決定ェー」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!! だから、ちょっ、待っ」


 …………。イヤ沖田隊長リアルに手錠持ってるんスけど。
 え、何これ。拒否したらこのくさすぎる厠に放置? え、放置?


 ……………………。……鼻が曲がる!!!!


「俺ァ用を足しに来ただけっス! ほら、あの…まだ道場掃除が」
「風霧副隊長、貴方の手には今現在タマ菌がたくさんついてます」
「なんつった?! 今なんつった清蔵さん?!」


 タマ菌?! イヤこれ○つけないで大丈夫?! タ○菌にしなくて大丈夫?!
 つーか俺の手ェェェェェ?!


「副隊長…貴方は先程まで何を触っておられましたか?」
「は…はァァ?!」
「ですから…用を足すときに何を持たれましたか?」


 な…何って…。


「…【ピー】ッスけど」
「八雲、そこはナニで誤魔化しとくんでさァ」
「そォです! 副隊長は【ピー】をもたれましたね!」
「おーい、オメェもナニで誤魔化しなせェ」
「そしてそのあと手を洗いましたねェェ! その時ユーは蛇口をひねったよね?」
「なんでタメ口?」


 しかもなんで外国人かぶれ?


「そして手を洗いキレイになったァァ! だがしかァし! 
 副隊長は水をとめるためにもう一度蛇口をひねったァァァァ!!」

「! ま…まさか…!」

「そォです!! 風霧副隊長、結局貴方は…タマ菌をテイクアウトしてるんですゥゥゥ!!」


 つ…つまり…、俺の手は今タマ菌だらけってかァァァァァ?!


(……。…今の話を副長にすれば、きっとあの人も納得しますよ)
(おっ、やっと協力する気になったかィ)
(手錠も嫌ッスから)
(では…厠革命、はじめましょう! まずは副長に協力を求めねば…)
(ってちょ、タマ菌まみれで俺に触れんなよィ、八雲)
(…ひどくね?)
(ちなみに俺ァ手ェ洗わずに厠出るぜィ)
(俺に触れんなァァァァァァァ!!!!!)
 


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