二次創作小説(紙ほか)
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- 【銀魂】 生涯バラガキ 【風霧八雲の憂鬱編】
- 日時: 2014/04/17 21:43
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: Ay9mdA1D)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/
真選組女隊士、土方栄蓮。
鬼の副長土方十四郎。
___最強最悪のコンビである。
———————————————————————
『鬼の副長 土方十四郎』の妹にして真選組女隊士の物語。
!注意事項
◆駄文,更新ノロマ,グダグダ,主人公が馬鹿(((
◆アニメ+原作沿い+時々オリジナルです
◆ギャグ99%+シリアス0.5%+恋愛0.5%=馬鹿100%
◆パクリ,チェンメ禁止!
◆ノリとテンションだけはいつでもMAX
◆グロい描写あり,ノリとテンションだけはいつでm(((
◆死ネタ入ります
※元『真選組、鬼の副長の妹です。』
参照≒私の書いているブログです。主にこの小説のイラスト載せてます。
「これは一応イメージもっていただく上で見てもらおうかな」
ってものはカキコにてでも一応報告し、↓のイラストにも載せます。
でも「まぁ別にいっか」ってやつは特に報告なしなので、暇があれば遊びに来てください(笑)
その他裏話とかいろんなこと載せたいと思います( ´∀`)
!イラスト
>>*ゆる〜く栄蓮を描いてみた(!下手っぴ、閲覧注意!) >>19
>>*ゆる〜く八雲を描いてみた(!下手っぴ、閲覧注意!) >>30
>>*ゆる〜く晴香を描いてみた!(下手っぴ、閲覧注意!) >>41
>>*武州時代栄蓮と蒼紫の化け物時代八雲!(下手っぴ、閲覧注意!) >>139
>>*オリキャラ達に色をつけてみた!(!下手っぴ、閲覧御注意!) >>162
>>*瑠李様が栄蓮を描いてくれました!(有難う御座います!) >>28
>>*瑠李様が八雲を描いてくれました!(誠に有難う御座います!) >>39
>>*瑠李様が晴香を描いてくれました!(本当に有難う御座います!) >>47
>>*りあ様が栄蓮を描いてくれました!(有難う御座います!) >>88
>>*参照数3000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(誠に有難う御座います!) >>170
>>*参照数6000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(本っっ当に有難う御座います!) >>284
>>*参照数7000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(もう本当に有難う御座います!) >>315
>>*コメント返信数100突破&参照数1500突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>102
>>*コメント返信数200突破&参照数3900突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>203
>>*コメント返信数300突破&参照数7000突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>316
!目次
>>*プロローグ/攘夷浪士討伐専門三番隊 >>01
>>*オリジナル登場キャラクター/随時更新 >>02
◆池田屋編〜柳生編 01訓〜70訓 目次 >>178
◆捨て犬編
--71訓 今読み返してみるとグダグダすぎてワロス >>179
--72訓 どの漫画にもかっこいいキャラがたくさんいるよね >>183
◆将ちゃん編
73訓 大物は何をしてもすごく見える >>185
74訓 運に身分は関係ないけどちょっとは関係してほしいと思う時もある >>187
◆ミツバ編
75訓 世の中というものは全てバランスによって保たれている >>189
76訓 味覚がおかしい人には全力で応えてあげるべし >>191
77訓 仲いい人でも自分の知らない間に一度は傷つけてしまってる >>194
78訓 怨みは怨むほど強くなるって本当っぽくね? >>195
—
--79訓 友達は大切にしましょう >>197
--80訓 弱ってる奴にはちゃんと声をかけてやれ >>198
--81訓 優しい人は損をすることが多い >>199
—
82訓 第一印象に騙されちゃだめ >>201
83訓 兄妹は互いに支えあって生きていく >>203
84訓 本当に信頼できる友をつくれ >>205
85訓 不器用な人ほど悪役に見えてしまう >>209
--86訓 真選組一番隊隊長 >>212
◆芙蓉編
87訓 ロールプレイングゲームはレベル上げを頑張るべし >>215
88訓 日本のホラー映画は背後や足元に気を付けろ >>218
89訓 人体○成…それは禁k…って、え? 漫画違う? >>221
90訓 親って基本優しいけど娘に対して優しいのはどっちかと言うと父親 >>223
91訓 お寿司にはお醤油? 甘だれ? それともケチャップ? >>227
92訓 高いところから飛び降りるとたまに足にジ〜ンってくるよね >>229
93訓 友達っていうのは気づけばできてるもんだ >>232
94訓 似たような奴はやっぱ考えることも同じ >>235
◆OWee編
--95訓 私欲の裏切りじゃなくて相手を思っての裏切りってちょっと格好よくない? >>236
--95.5訓 めでたい日には警察も泥棒も関係なし…かな? >>238 (台本書き)
96訓 バカもアホも気づけば友達 >>239
97訓 よく見知った奴は変装しててもすぐわかる >>242
98訓 人生は名前で決まることもある >>244
99訓 アレイズが使えるとホント助かる >>246
◆真選組動乱編
100訓 誰だって苦手な人くらいいる >>248
101訓 頭いいやつの考えてることはいまいち分かんない >>250
102訓 大事な人が貶されたら本気で怒れ >>253
103訓 困ったときは相手の顔をじっと見つめろ >>255
104訓 辛いときには支え合うのが家族だ >>257
105訓 仲間を傷つけられて平気でいられる人間になるな >>259
106訓 普段喧嘩してる奴からの一喝はかなりきく >>261
107訓 本当に強い奴はいざという時にめっさ動く >>263
108訓 漢(オトコ)を見せろ >>267
109訓 人間全ては己の心次第だ >>270
110訓 人の話を聞くときにヘッドフォンなんてつけてちゃダメ >>273
111訓 天才がいるとしたらそれは努力の天才だ >>277
112訓 仲が悪いほど縁ってやつがある >>279
113訓 どんな名前にも色んな思いがこめられている >>281
114訓 終わりよければ全て良し >>284
◆追憶編
--115訓 夢は見るものじゃなくてつかむもの >>287
--116訓 護られるものじゃなくて護るもの >>290
--117訓 殺したいんじゃなくて護りたいもの >>292
--118訓 女が護るんじゃなくて男が護るもの >>295
◆厠革命編
119訓 トイレにはそれはそれは綺麗な女神様がいるんやで >>297
120訓 だから毎日綺麗にしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで >>301
◆モンハン編
121訓 人を馬鹿にしたら絶対自分に返ってくる >>304
122訓 現実と二次元は表裏一体 >>307
123訓 役に立たなそうなものほど意外と役に立つんだよ >>310
124訓 腐れ縁ってのがある人間同士は現実だろうと二次元だろうと何かと出会う >>312
125訓 ヤッベェェェ今日テンション高いわァァァァァァぎゃっぼォォォとか言ってるやつ、それ今日の作者 >>316
126訓 やっぱり最後は主人公の特権があるもんだ >>319
◆写真編
127訓 掃除中に懐かしい物が出てくると、
それを見るのに夢中になって結局掃除できないって事あるよね >>322
◆文通編
--128訓 男にはそういう時期があるらしい >>325
129訓 顔は一緒でも差があるのはやはり何かが違うからだ >>327
130訓 日本語は色々と難しい >>331
131訓 目には目を、歯には歯を、シスコンにはシスコンを >>335
132訓 王道でもマイナーでも面白ければそれでよし >>337
133訓 女の子は優しく扱え >>340
134訓 地味だろうが何だろうが最後に笑うのは真っ直ぐな奴だ >>342
135訓 美味しそうなものがたくさんあっても不味けりゃ意味がない >>345
◆風霧八雲の憂鬱編
--136訓 裏の裏の裏をよめ >>346
--137訓 「今日から○○する!」「あ、やっぱ明日から!」とか言う奴は先延ばしにしすぎて結局しない >>349
※万事屋サイドストーリー『情報屋ナギ』同時更新開始。
よければ遊びに来てください( ´∀`)
【○○編とありますが、名前が分からないものには適当につけております。それかオリジナルの章です】
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【追憶編】 ( No.288 )
- 日時: 2014/01/30 16:29
- 名前: 牡丹 ◆9nf7vs0ewk (ID: x2W/Uq33)
あ 泣きます←
姉弟愛ですね…
護ってあげたいとか…もう…
おバカ八雲可愛いwww
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【追憶編】 ( No.289 )
- 日時: 2014/01/31 21:50
- 名前: Sora (ID: .bb/xHHq)
- プロフ: http://s.ameblo.jp/sora-rouran/entry-11761991656.html
なななななんと!
かかかかかわゆい!!
八雲君超絶かわゆぃぃぃ((殴
松菊「うるせぇよ」
夕凪「八雲君が…僕可愛いってww」
松菊「ちょこまか歩く悪がk((殴」
夕凪「要お姉ちゃんも八雲君も栄蓮隊長もかっこ良くて大好きだよぅ!!」
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【追憶編】 ( No.290 )
- 日時: 2014/02/01 20:46
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: o12S0lxa)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11762526916.html
牡丹様
書いててもブルーに…。その後の展開が暗すぎて(←
八雲はいつだってウマシカなのです(`・ω・+´)
Sora様
晴香「こんなの馬鹿なだけでしょう。ただの単純大馬鹿野郎」
八雲「ううっうるせェよ!!!!」
晴香「ちょこまか歩く悪ガキ? とっても可愛いと思います!」
八雲「……」
晴香「ウチなんてバタバタ騒々しいクソガキなので(´∀`)」
八雲「たたっ斬るぞ姉貴テメェ!!」
かっこよくて大好きとか…。夕凪ちゃんに言ってもらえるとか…。
嬉しすぎるううううううう…!(´;ω;`)
参照のイラスト本当に有難う御座いますッ!
もうホントに…めっさ…嬉しいです……(^p^)グフッ
栄蓮「嬉しすぎて吐血してるよ」
—
『 い…一本んんん! 勝者、八雲ォォォッ! 』
『 よ…、…よォっしゃァァァァアァァァァアア!!!!! 』
風霧晴香。
初めて他人に…八雲に、負けました!
116訓 護られるものじゃなくて護るもの
『 あへはー! あっははっははー! ぐふふふー! 』
『 …… 』
『 ぬふふふー! へへ…えへへへー! 』
『 ………… 』
『 ぬっほほほー! あひゃー! ラーンラーンルーゥゥ! 』
誰か隣のウザすぎるド○ルドを黙らせてェェェェェ!!
…本日私に勝った八雲は有頂天。…夕食中だってのにウルサイ!
お父さんもお母さんもなんっっっっで注意しないのよ…!
…でも。負けたけど、すっごく嬉しい。
悔しかったけど…すごくすごく、嬉しいの。
強く…、なったね…。
『 でも晴香、お前もすごい進歩だぞ? 』
『 …ホント? 』
『 ああ、勿論! 』
『 もうどこにも出しても恥ずかしくないわねェ 』
『 …あにぇくぃ! 』
『 それ何語? 』
口の中いっぱいにご飯を詰め込みながら八雲が私を見てくる。
…頬にご飯粒ついてるわよ。
『 んぐ…。もーすぐ俺が姉貴を護ってやるゥ! 』
『 おっ、八雲ォ! それでこそ父さんの子! 』
『 で…父さんと母さんのことも、護るからね! 』
『 あら、嬉しいわね 』
私も、護るよ。…八雲のことも、お父さんもお母さんも。
…この道場のことも。
—
『 ああああああ! わっかんねぇよォ! 』
『 …どれどれー? 』
八雲が寺子屋の宿題中。
…この子意外と頭いいのよね。行動バカなくせに。
『 な、姉貴! 教えて! 教えて! 』
『 …… 』
…えっと…あの、算数のもんのすごい発展問題なんだけど…。
数字と図形ともうなんか文字が並んでて…ウン、無理。
『 ………… 』
『 なっ、教えて! …もしかして姉貴もわかんな 』
『 くないわよォ! ちょっ、ちょっと待って! 』
ニタニタ笑いながら八雲がこちらを見てくる。
コ…このクソガキィィィ…!
『 あ、八雲! 晴香! ここにいたのか! 』
『 お父さん? …どうかしたの? 』
『 いや…大事な話があってな。…八雲? 宿題中か? 』
『 うん 』
『 じゃあ八雲はそれが終わってから道場に来なさい。
晴香。…おいで 』
『 あ、うん。分かった 』
『 俺もすぐ行くから! 』
『 おう! 待ってるぞ〜 』
—
『 こんにちは 』
…誰?
私の前には高貴そうな男の人。
それと黒い服に身を包んだ人達が三人。
『 こ…こん、にちは 』
『 そう緊張せんでもよい 』
『 あの…この、人は…? 』
『 あぁ、この方は幕府のお方でな。徳川様だ 』
『 と、く…川? 』
それって…。幕府の人、よね。って今言ってたっけ。
『 いやァ…それにしてもいい女子ですなァ… 』
『 …… 』
徳川様の嫌な視線に一瞬怯みそうになる。
…キ…キモチワルイ人…。…おっと幕府の人だった。
『 そうでしょう? 自慢の娘ですもの 』
『 将来はヨシワラでも行けるのでは? 』
『 それもいいですなァ 』
ヨシワラ? …何ソレ? どこ?
とか何とか思っていると、お父さんとお母さんに肩に手を置かれた。
『 え? あ、の…… 』
『 晴香…お前は—— 』
『 …え……?? 』
『 お前は…… 』
『 お父…さん…? お母…さん…? 』
『 お前はこの徳川様のために、命を捧げられるか? 』
『 …へ? 』
予想外の質問にビックリして硬直してしまう。
でも…お父さんとお母さんの瞳は真剣で。
それでいて、どこか、必死で。
『 どういう、こと…? 』
『 実はいま徳川様は護衛にあたれそうな逸材を探していてな。
そこでお前にその役職についてほしいそうだ 』
『 わ、わたし…? 』
『 人を斬らなければならない。
でもでも、それはこの国のトップとなられる徳川様のためなの 』
『 …… 』
なんで。
なんでそんなに、必死なの?
『 お前ならきっとできるんだ。なっ、やってみないか? 』
『 ねっ、晴香 』
—————————— 期待してるのよ。
…違う。そんな目、してないよ。
そんな綺麗な目…、して、ない。
欲に溺れた、汚い目を、してる。
『 これこれ、そんな無理にせがまんでよい 』
『 徳川様… 』
『 弟もいるのであろう? そうせがむな 』
『 私がやります 』
『『『 ! 』』』
『 私が、徳川様の護衛につきます 』
八雲にそんなことをさせるくらいなのなら…。
…私が、やる。
『 ククッ…弟思いの姉なのだな 』
『 ………… 』
ヤだ。…この人の目、嫌いだ。
『 では出発は明日だ。…荷物をまとめておくんだぞ? 』
ヤだ。行きたくない。
行きたくないよ。
ここにいたい。
…でもきっと、私が断れば。
—— “ 姉貴 ”
『 …分かり、ました 』
『 いい子だな、晴香 』
『 晴香… 』
ギュウッと抱きしめられた。…けど、何でだろう。
応援してくれてるはずなのに。
私のために言ってくれたはずなのに。
期待してくれているはずなのに。
ちっとも、嬉しくないの。
———————だって、
『 それで徳川様…。…金の方は… 』
『 まァそう急かすな 』
きっと、そんな感情はないんだもの。
きっと、金の欲しさに、私を、この人に。
私に背を向けて話している両親と徳川様。
…でも、耳をすませば、聞こえてくる。
『 貴様らも嘘が上手い…“期待している”などと… 』
『 何をおっしゃいますか徳川様。期待しておりますよ? 』
『 ほう… 』
『 大量の金が手に入りそうなんでねェ… 』
『 おやまァ…ククククッ… 』
金の欲しさに子供を売る。
なんてとち狂った親なんだろう?
幸せだと、思っていたのに。
『 ………… 』
でも…私が行けば、八雲は危険な目にあわずに済む。
普通に女の人に惚れて、
普通の職について、
普通に勉強して、
普通に強くなって、
…笑顔で、幸せに、暮らせるんだ。
『 そういえば弟の方はまだか? 』
『 え…。八雲も、ですか? でももう私が徳川様に… 』
『 あぁ、違うんだよ。弟の方は別の者が必要としているんだ 』
…別の、者?
『 ちょっと変わった高官でねぇ…血を見るのが好きで好きで 』
『 え…? 』
『 酷いやつだよ? 相手の指を斬り落としたりするのが趣味なのだから 』
『 そ、そんなの… 』
そんなやつが…八雲、を?
『 私の護衛役は決まった。あとは弟だけだ 』
『 ま、待ってくださいよ… 』
『 大丈夫だ、姉弟で一緒に城にいられる。ただし部屋は違うがな 』
『 ま、待って… 』
『 心配するな。弟には相手がそんな趣味のやつだとは言わぬ。
すでに両親の了解も得ている 』
…………え?
そんな変わった趣味のやつに、八雲を渡して、いいの?
八雲が血まみれになってもいいの?
八雲が指を斬り落とされてもいいの?
八雲がそんなに苦しんでも、求めるのは、“金”なの?
そこまでして…金が、ほしいの?
『 お父さん…、お母さん… 』
『『 ん? 』』
『 しょ…正気? いいの? そんな奴に八雲が… 』
『 … 』
『 八雲がひどいことされても、いいっていうの?
それでも…金なの? お金がほしいの? 』
そう尋ねるとニッコリと両親は笑った。
そのまま、コクリと、頷いて。
『 だって、金がほしいから 』
( 何かが、崩れる )
—
助けて栄蓮。話が重すぎて辛いよ。
栄蓮「自得自業だよ!」
土方「自業自得な」
この馬鹿さを早く書きたい←
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【追憶編】 ( No.291 )
- 日時: 2014/02/02 12:48
- 名前: sora (ID: 8AM/ywGU)
夕凪「いやいや、松の方がドタバタしたガキですよぅ!」
松菊「おい、一応上司!俺上司!」
夕凪「晴香さんも姉弟感で本気出すとこ超絶かわゆいしwww」
ほんと!マジでかわゆ過ぎます!
なぁのぉにぃ!
親親!(ーー;)
死んでるよ…
夕凪「親なんてね……」
松菊「いや、良いのもいるからっ!」
あんな駄作をほんとに……
。・゜・(ノД`)・゜・。
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【追憶編】 ( No.292 )
- 日時: 2014/02/03 20:37
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: K.HEaMnc)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11762526916.html
Sora様
栄蓮「黒田隊長…真選組に上司も何もないですよ…(´д`)」
八雲「だって沖田隊長も副長に死ね死ね言ってますし」
晴香「ふふっ…可愛いだなんて。嬉しいです」
八雲「大人気ないだけだr」
晴香「ん?(´∀`)+」
八雲「……」
親はねェ…もうねェ…(
書いてて何で私はこうしてしまったと感じてます←
とっとと終わらせますっ!
栄蓮「フッ…親なんて…」
八雲「親なんて…」
ヤベーですうちのオリキャラ両方親に問題ありっす←
松菊様ァァ親(松陽先生)の素晴らしさを是非ウチの子にィィィィィ!((
栄蓮「駄作…?」
八雲「フッ…。楼蘭さんよォ、駄作っつーのはねェ…」
晴香「花火が送った絵のことを言います(´∀`)+」
……………。…毎度あんな絵でスイマセン、いやもう切実に。
—
ブログにて「子晴香、子八雲」アップです!
—
117訓 殺したいんじゃなくて護りたいもの
『 …嘘でしょう…? 』
まずい。本当に…まずい状況。
このままでは八雲が…危険な奴の所に売られる。
お父さんとお母さんはもう正気の沙汰ではない。
…きっと今何を言っても無駄。
だったら…だったら…、どうすれば…。
『 と…徳川様… 』
『 ん…? なんだね、晴香 』
『 お願いです…。お願いですから…八雲だけは… 』
『 …… 』
『 八雲だけは…この道場に… 』
そう言って土下座をする。…お願いだから…。
お願いだから…八雲にだけは、そんな地獄同然の苦しみを味わわせないで…。
親が了承したとしても…お願い…。…お願い…!
『 ダメだ 』
『 !! 』
『 既に金は積んでいる。…おい貴様ら、もう待つのに疲れた。
弟の方を連れて来い 』
…徳川の命令で黒服の男三人が道場から出ようとする。
恐らく八雲は偽りの話を聞けば是非行きたいと言うだろう。
かといって私が本当のことを話したらどうなるの?
…きっと、あの幼い精神は、…崩れる。
…だったら。
『 …? 何をしているの、晴香 』
『 邪魔になっているだろう 』
道場に唯一置かれていた真剣を持って、入口に立ちふさがる。
黒服の男も両親も、徳川も私を見る。
鞘から刀を抜いて…真っ直ぐに連中に向けた。
『 八雲のもとには行かせない 』
『 …貴様… 』
『 行くと言うなら…、…斬る 』
『『 晴香?! 』』
御免なさい、お父さん、お母さん。もう二人の事は分かったよ。
二人が自分の私欲の金をとるっているのなら…。
私は、八雲を護る。八雲にそんな辛い思いをさせてたまるか。
『 どきなさい、晴香! 』
『 うるさい!!!! 』
『『 ! 』』
『 八雲は私が護る! 八雲をそんな危険な目にはあわせない! 』
鋭い三人の黒服男の視線を感じる。…ひるむわけがない。
『 貴様ら、死なない程度にやれ 』
『 !! 』
ダァンッと床を蹴ってこちらに向かってくる男たち。
ふっと目を瞑り…精神を研ぎ澄ます。
…分かる。どんな風に攻撃しようとしているのか。
…分かる。どんな風に攻撃すればいいのか。
どこを斬れば、いいのか。
『 っらァアァアァッ!!!! 』
『『『 ! 』』』
カッと目を開けて、私を囲もうとしていた男達を斬り裂いた。
ドサドサッと倒れる男たち。頬に飛ぶ鮮血。
…やった、かな…?
『 ぐ… 』
『 …っ 』
まだだった…! 三人一斉だったからどうやら浅かったみたい…!
『 ク…くくくっ! 素晴らしい! 素晴らしいぞ! 』
『 …… 』
『 素晴らしき剣豪だ…。…ご両親よ、主らも参加しなされ。三人ではちと荷が重い 』
『 …え…? 』
徳川のその言葉に両親の方を見ると…。
…二人は既に、抜刀していて。
『 …なんで…? 』
『 晴香。子が間違ったことをしていたら力ずくでとめるのが親よ 』
間違っていることをしているのはどっち…?
間髪いれず両親は私に斬りかかってきた。
『 やめてよ… 』
『 剣を捨てなさい! どうしてそこまでするの! 』
『 っ八雲を護りたいからよ!! 』
『 高官殿に面倒を見てもらってもいいだろう! 』
『 金に溺れて私達を売ろうとしてるくせに何言ってんの!! 』
そう叫べば二人の反論がとまった。
…どうして…。…否定して、くれないのよ…!
一番、否定してほしかったのに…!
『 …いつまで手こずっている 』
『 も、申し訳ございません、徳川様…! 』
『 すぐにとらえます… 』
私は絶対入口の前から退かない。
そう言わんばかりに睨みつけると…両親と黒服男達が連携して斬りかかってきた。
落ち着いて。
落ち着いて。
落ち着いて。
『 とらえた——グッ! 』
まず、一人。
『 貴様…! 』
『 …… 』
『 アァアアァアア! 』
声をあげて斬りかかってくる黒服の男の懐に入り込み、その体に突き刺す。
二人目。…あと斬るべきは、一人。
『 くっ… 』
『 はアァアァアア! 』
ブンッと刀を振り上げて、
一瞬怯んだその男を、一閃で切り裂いた。
——————————はずだった、のに。
『 ……え…? 』
『 ガ…ふっ…!! 』
目の前で倒れゆくのは、紛れもない、…お父、さん。
はっと黒服の男を見れば、
咄嗟にお父さんを引き寄せて、盾にして、…自分を護ってる。
それを、私が、——————————
『 あ…あなた!! 』
『 ! 』
落ち着け。もう一度斬りかかって、お母さんを盾にされたらどうする。
落ち着け。落ち着け。大丈夫、お父さんも手応えはそんなに深くなかった。
落ち着け。
落ち着け。
落ち着け。
落ち着いて、お母さん。
『 よ…よくも主人を盾にィ!! 』
『 待ってお母さん! とまって!! 』
大事なお父さんを盾にされたのが、逆鱗に触れたんだろう。
お母さんが男に向かっていく。
待って。待って。そいつ、強いよ。
そんなに頭に血が上ってちゃ、
お母さん。待って。
——待って。
『 ア゛ァ゛ア゛ァ゛っ!!! 』
叫び声が聞こえた。
宙を舞う、鮮血。
父の上に倒れこむ、母。
母を斬りつけた、男。
『 あ…あ……あ…ああああああああああああああああッ!!!! 』
それからのことはいまいち覚えていない。
頭が真っ白になって、もうひとりの黒服の男を斬りつけてた。
気がつけば、もう、徳川はいなくて。
血だまりの中に、父と母が倒れ込んでる。
私はその中心で、茫然と座り込んでた。
『 ぐ… 』
『 …… 』
…しぶとい奴等。まだ三人は生きてたみたい。
傷口をおさえながら、フラフラと道場から出て行く。
『 …ああ 』
殺さなきゃ。
あの状態では八雲を連れ去るなんてことはないだろうけど、
…追いかけて、殺さなきゃ。
そう思ってグッと立ち上がり刀をひきずって歩く。
…はずだった。そう、そのはずだった。
——————目の前に目を見開いて立つ八雲さえいなければ。
『 あ…、あねき…? 』
『 … 』
『 ど、どうしたんだよコレ…? だ、大丈夫かよ?! 』
『 来ないで 』
『 ! 』
故意じゃなかったけど。
やりたくなったけど。
…護りたかった、だけだけど。
今八雲に全てを知られるくらいなら。
…全部全部私が悪いことにして。だって私も悪いもの…。
全部全部抱え込んで。
せめて今だけでもいい。
…この子に、自分がされそうになっていたことだけは…知らないでいて欲しい。
もっと大きくなって、全てを知ってもたえられるようになったその時。
親は狂ってて、貴方が危険な奴に売られそうになっていたことを話そう。
もし出会えて。その時、貴方が、望むのなら。
『 私が…斬ったのよ… 』
『 な…、…なんで…? 』
『 さァ…? 』
そのまま茫然としている八雲の横を通り過ぎて、囁く。
『 サヨナラ、八雲 』
( もう会わないことを、望むわ )
—
八雲の精神が壊れることが分かっていたからこの時晴香は隠しました。
実際真実が分かってたら八雲壊れてます。
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