二次創作小説(紙ほか)
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- 【銀魂】 生涯バラガキ 【風霧八雲の憂鬱編】
- 日時: 2014/04/17 21:43
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: Ay9mdA1D)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/
真選組女隊士、土方栄蓮。
鬼の副長土方十四郎。
___最強最悪のコンビである。
———————————————————————
『鬼の副長 土方十四郎』の妹にして真選組女隊士の物語。
!注意事項
◆駄文,更新ノロマ,グダグダ,主人公が馬鹿(((
◆アニメ+原作沿い+時々オリジナルです
◆ギャグ99%+シリアス0.5%+恋愛0.5%=馬鹿100%
◆パクリ,チェンメ禁止!
◆ノリとテンションだけはいつでもMAX
◆グロい描写あり,ノリとテンションだけはいつでm(((
◆死ネタ入ります
※元『真選組、鬼の副長の妹です。』
参照≒私の書いているブログです。主にこの小説のイラスト載せてます。
「これは一応イメージもっていただく上で見てもらおうかな」
ってものはカキコにてでも一応報告し、↓のイラストにも載せます。
でも「まぁ別にいっか」ってやつは特に報告なしなので、暇があれば遊びに来てください(笑)
その他裏話とかいろんなこと載せたいと思います( ´∀`)
!イラスト
>>*ゆる〜く栄蓮を描いてみた(!下手っぴ、閲覧注意!) >>19
>>*ゆる〜く八雲を描いてみた(!下手っぴ、閲覧注意!) >>30
>>*ゆる〜く晴香を描いてみた!(下手っぴ、閲覧注意!) >>41
>>*武州時代栄蓮と蒼紫の化け物時代八雲!(下手っぴ、閲覧注意!) >>139
>>*オリキャラ達に色をつけてみた!(!下手っぴ、閲覧御注意!) >>162
>>*瑠李様が栄蓮を描いてくれました!(有難う御座います!) >>28
>>*瑠李様が八雲を描いてくれました!(誠に有難う御座います!) >>39
>>*瑠李様が晴香を描いてくれました!(本当に有難う御座います!) >>47
>>*りあ様が栄蓮を描いてくれました!(有難う御座います!) >>88
>>*参照数3000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(誠に有難う御座います!) >>170
>>*参照数6000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(本っっ当に有難う御座います!) >>284
>>*参照数7000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(もう本当に有難う御座います!) >>315
>>*コメント返信数100突破&参照数1500突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>102
>>*コメント返信数200突破&参照数3900突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>203
>>*コメント返信数300突破&参照数7000突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>316
!目次
>>*プロローグ/攘夷浪士討伐専門三番隊 >>01
>>*オリジナル登場キャラクター/随時更新 >>02
◆池田屋編〜柳生編 01訓〜70訓 目次 >>178
◆捨て犬編
--71訓 今読み返してみるとグダグダすぎてワロス >>179
--72訓 どの漫画にもかっこいいキャラがたくさんいるよね >>183
◆将ちゃん編
73訓 大物は何をしてもすごく見える >>185
74訓 運に身分は関係ないけどちょっとは関係してほしいと思う時もある >>187
◆ミツバ編
75訓 世の中というものは全てバランスによって保たれている >>189
76訓 味覚がおかしい人には全力で応えてあげるべし >>191
77訓 仲いい人でも自分の知らない間に一度は傷つけてしまってる >>194
78訓 怨みは怨むほど強くなるって本当っぽくね? >>195
—
--79訓 友達は大切にしましょう >>197
--80訓 弱ってる奴にはちゃんと声をかけてやれ >>198
--81訓 優しい人は損をすることが多い >>199
—
82訓 第一印象に騙されちゃだめ >>201
83訓 兄妹は互いに支えあって生きていく >>203
84訓 本当に信頼できる友をつくれ >>205
85訓 不器用な人ほど悪役に見えてしまう >>209
--86訓 真選組一番隊隊長 >>212
◆芙蓉編
87訓 ロールプレイングゲームはレベル上げを頑張るべし >>215
88訓 日本のホラー映画は背後や足元に気を付けろ >>218
89訓 人体○成…それは禁k…って、え? 漫画違う? >>221
90訓 親って基本優しいけど娘に対して優しいのはどっちかと言うと父親 >>223
91訓 お寿司にはお醤油? 甘だれ? それともケチャップ? >>227
92訓 高いところから飛び降りるとたまに足にジ〜ンってくるよね >>229
93訓 友達っていうのは気づけばできてるもんだ >>232
94訓 似たような奴はやっぱ考えることも同じ >>235
◆OWee編
--95訓 私欲の裏切りじゃなくて相手を思っての裏切りってちょっと格好よくない? >>236
--95.5訓 めでたい日には警察も泥棒も関係なし…かな? >>238 (台本書き)
96訓 バカもアホも気づけば友達 >>239
97訓 よく見知った奴は変装しててもすぐわかる >>242
98訓 人生は名前で決まることもある >>244
99訓 アレイズが使えるとホント助かる >>246
◆真選組動乱編
100訓 誰だって苦手な人くらいいる >>248
101訓 頭いいやつの考えてることはいまいち分かんない >>250
102訓 大事な人が貶されたら本気で怒れ >>253
103訓 困ったときは相手の顔をじっと見つめろ >>255
104訓 辛いときには支え合うのが家族だ >>257
105訓 仲間を傷つけられて平気でいられる人間になるな >>259
106訓 普段喧嘩してる奴からの一喝はかなりきく >>261
107訓 本当に強い奴はいざという時にめっさ動く >>263
108訓 漢(オトコ)を見せろ >>267
109訓 人間全ては己の心次第だ >>270
110訓 人の話を聞くときにヘッドフォンなんてつけてちゃダメ >>273
111訓 天才がいるとしたらそれは努力の天才だ >>277
112訓 仲が悪いほど縁ってやつがある >>279
113訓 どんな名前にも色んな思いがこめられている >>281
114訓 終わりよければ全て良し >>284
◆追憶編
--115訓 夢は見るものじゃなくてつかむもの >>287
--116訓 護られるものじゃなくて護るもの >>290
--117訓 殺したいんじゃなくて護りたいもの >>292
--118訓 女が護るんじゃなくて男が護るもの >>295
◆厠革命編
119訓 トイレにはそれはそれは綺麗な女神様がいるんやで >>297
120訓 だから毎日綺麗にしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで >>301
◆モンハン編
121訓 人を馬鹿にしたら絶対自分に返ってくる >>304
122訓 現実と二次元は表裏一体 >>307
123訓 役に立たなそうなものほど意外と役に立つんだよ >>310
124訓 腐れ縁ってのがある人間同士は現実だろうと二次元だろうと何かと出会う >>312
125訓 ヤッベェェェ今日テンション高いわァァァァァァぎゃっぼォォォとか言ってるやつ、それ今日の作者 >>316
126訓 やっぱり最後は主人公の特権があるもんだ >>319
◆写真編
127訓 掃除中に懐かしい物が出てくると、
それを見るのに夢中になって結局掃除できないって事あるよね >>322
◆文通編
--128訓 男にはそういう時期があるらしい >>325
129訓 顔は一緒でも差があるのはやはり何かが違うからだ >>327
130訓 日本語は色々と難しい >>331
131訓 目には目を、歯には歯を、シスコンにはシスコンを >>335
132訓 王道でもマイナーでも面白ければそれでよし >>337
133訓 女の子は優しく扱え >>340
134訓 地味だろうが何だろうが最後に笑うのは真っ直ぐな奴だ >>342
135訓 美味しそうなものがたくさんあっても不味けりゃ意味がない >>345
◆風霧八雲の憂鬱編
--136訓 裏の裏の裏をよめ >>346
--137訓 「今日から○○する!」「あ、やっぱ明日から!」とか言う奴は先延ばしにしすぎて結局しない >>349
※万事屋サイドストーリー『情報屋ナギ』同時更新開始。
よければ遊びに来てください( ´∀`)
【○○編とありますが、名前が分からないものには適当につけております。それかオリジナルの章です】
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【芙蓉編】 ( No.228 )
- 日時: 2013/12/26 00:02
- 名前: Sora (ID: YNBvTGT8)
あぁ、あの虚しさは
ちょっ、同情するなら金くれる?
って感じですねぇWw
さっ再現が…ぷっ…
ってかカエルで逆転ですね!wそうだよ、ちょっくら忘れてたw
まぁカエル以外に虫とか爬虫類とか全然ダメなんですけとね?松菊の場合www
夕凪「あっ、八雲君と栄蓮お姉ちゃんだぁ」
栄蓮「あっ、ヤッホー」
八雲君「何してるんですか?あれ」
松菊「俺に聞く?草の中に入ってなにしてんだか」
夕凪「栄蓮お姉ちゃんと松にクリスマスプレゼントぉ!!」
栄蓮・松菊「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
八雲君「わっ!ちょっと!?」
夕凪「あれ?八雲君、なんでみんな逃げるの?」
八雲君「カエルだからっすよ」
夕凪「ありゃ?」
絶対苦労人八雲君だけだ(−_−;)
でたぁ!
ってか栄蓮のケチャップ!!
予想外過ぎてびっくりしましたよ!
ケチャップで対抗してるしwww
さってさって〜
いよいよヤンキーパパとご対面?www
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【芙蓉編】 ( No.229 )
- 日時: 2013/12/27 00:23
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: z18hpbrC)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11736934256.html
Sora様
ホントそうですよねww蔑みまくった瞳を浴びさせられるくらいならねww
何かと気が合いますねww隊長コンビと副隊長コンビww
ンでまァここにドSコンビが入るときっとさらにひどいことにww
一番の苦労人はきっと隊長コンビですねww
ケチャップですねwwまァケチャラーの特権ですww
いよいよお父さんとこんちゃーすです(´∀`)!
————————————————————————————————
参照≒…あ、タイトル長くて忘れた((
とにかく似てないですね、ええ(´∀`)←
—
源外は一人深くまで落ちていった。栄蓮と銀時は改めて定春に乗る。
だがしかし…巨大機械、うどちゃんは未だ追いかけてくる。
92訓 高いところから飛び降りるとたまに足にジ〜ンってくるよね
あァァァァァァァ! 源外さんんんんんん! そしてうどちゃんんんんんん!
「うどちゃァァァん! 頼むからこっち来ないでェェェ!」
「あ〜〜あ゛〜〜〜!!」
「嫌じゃゲボェらしいです」
「何で吐いてんの?!」
機械同士だから分かんのかたまちゃんん?!
「んぎゃアアアアアア! うどちゃんがァァァァァ!」
うどちゃんがうどちゃんがうどちゃんがァァァァァァ!
私たちっつーか定春くんが乗ってた地面持ち上げてるーうゥゥゥ!
何これェェェェ! 食われんのォォォォォ?!
「ギャァァァァァ! うどちゃん落ち着いてェェェ! 私美味しくないよォォォォ!
ホント美味しくないから食べないでえええええ! 食べるならこのクソ天パをををををを!」
「テンメェ何さりげに人を生け贄にしてんだァァ! うどちゃァん俺も美味しくないよォォ!
女のほうが美味しいだろ色んな意味でェェェェ! 色気ねーけどこの瞳孔女をををををを!」
「オイィィィィ色んな意味でって何ィィィィ?! ちなみにうどちゃんも女だかんね?!
つーか色気ねェ言うなァァァァ!」
事実だけどさァァァァ! 人には触れられたくない部分もあるでしょーがッ!
「あ゛〜〜〜〜〜!」
「「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!」」
「「うおらァァァァァァ!!」」
チャイナ娘と八雲がうどちゃんにとびついて攻撃を繰り出してるゥゥゥゥ!
ナイッスゥゥゥゥ! うどちゃんやられた…し……ッ?!
「かーぐらちゃァァんんんん?! つかチャイナ娘ェェェェェ!」
「八雲クンンンンンンンンン!」
二人が落ちてくゥゥゥ! あと定春くんもォォォォォォ!
だからヤバイって下見えないってばァァァァァァ!
「銀ちゃああん! えーれんん! 後で行くから待ってるネェ!」
「ちょっとの間頼みますよォォォォォ!」
「ッ八雲ォォォ!!」
「神楽ァ! 定春ゥゥゥゥ! 今行…、…ッ?!」
「危険です」
二人を助けに行こうとすれば天パともどもたまちゃんに止められて。
「離しやがれ」
「この高さです。助けにいっても無駄かと。生存確率は…」
「たまちゃん、私そう言うの得意じゃねーんだわ。そう言うのどうでもいいの」
「…分かりませんか。助けにいっても無駄だといっているんです」
「だまってろっつんだよ!!」
「生きているから」
「「…え?」」
たまちゃんが…そんなことを…?
「生きていると言っているんです。確かに普通に計算すれば生存確率は0.1%以下です。
しかし…あの方たちならば生きていると」
「「…」」
「生きて…いてほしいと」
「たまちゃん…」
本当に…本当に感情があるんだ。芽生えつつも…あるんだ。
これまでにないくらいの、穏やかで豊かな感情が。
「…ごめんなさい、おかしな事をいっていますね。どうやらバグが発生しているようです」
「……。…バグなんかじゃないよ、たまちゃん」
「え…?」
「…分かってんじゃねーか」
「さァ…行こう?」
うん、たまちゃんの言う通りさね。まァ大丈夫でしょー。
大量の限界まで出血してまでも死なない奴と何か傷が治る奴だかんね。
なにより…あとから行くって言ってたもんね。
「…瞳孔女ァ」
「なんだい天パくん」
「……。…行くかァ」
「…おうよ」
前方を見れば伍丸弐號…おとーさん発見。
その近くには眼鏡が縛られて転がされてる。…行きやすかい?
「芙蓉…お前にもう寂しい思いはさせない。もう二度と離しはしない。
お前のために私がこの国を……」
「そいつァ違うだろ」
「!」
何か語ってたおとーさんに向かって天パが言った。鋭ォォい瞳が私達に向けられる。
「娘のためなんかじゃねェ。娘生き返らそうとしたのもこんなバカ騒ぎ起こしてんのも…全部自分のためさ」
「娘のためだ娘のためだ…いやいや違う違う。…寂しかったのはアンタっしょ、おとーさん?」
「ぎっ…銀さん! 栄蓮さん!」
「ぃやほー眼鏡ェ。今助けるからねー」
いいおとーさんだなんて思ったけど…裏ァかけば全部自分のため。
…ねェ、寂しかったんでしょう?
「芙蓉…待ちわびたぞ。さあ、私の下へ」
「……」
「どうした? 私の命令が聞けぬというのか、芙蓉…」
「照合開始」
「……!」
「残念ながらあなたを博士とは認められません」
「な…なにを…」
—— “ 娘に笑顔を ”
「林博士の命により…あなたを破壊します、伍丸弐號!!」
いっくぜェェェェェ! 高ァいところから飛び降りまァァァす!
け…結構足に来たけど…だ、大丈夫さ…!
「……。…たまちゃん?」
え…なんかたまちゃん着地に失敗したのか埋もれてるんですけど。
え、ちょ、たまちゃん? メイドさん達こっち来てるんですけど?
「…何してんの、ねェ…ちょっと?」
「芙蓉様を失いたくない…その不安からくる感情で娘を死なせてしまった」
「たまちゃーん? オーイたーまちゃーん?」
「「「「うおりゃァァァァァァ!」」」」
「たまちゃんんんんん! 冷静に話してる場合じゃねーよォォォ!!」
メイドさんがこっち来るゥゥゥゥゥ! また数多いいいいいい!
「瞳孔女ァァァァァ!」
「らーじゃァァァァ!」
吹っ飛ばしまァァァァァすッ! ごめんねェェェェェ!
もうキャァとか言わないでキャァとか言われたらやりにくいよキャァとか言わないでよォォォ!
「いっくぜェェェェ!」
「?! ぬォォォォォ?!」
天パによって引っこ抜かれたたまちゃんが投げられたァァァァ?!
そのまま真っ直ぐ林博士のもとへェェェ!
「私が全てに終止符をうちます…それが私の役目。
芙蓉様に…博士に笑顔を与えるためにつくられた…私の役目です!!」
——ドォォォォォォォォォオォンッ!
たまちゃんが林博士にむかってモップを振り下ろした。…き…きまった?!
「——すばらしい」
「!」
「何より私に逆らうなど以前のお前では考えられなかった零號機。
…大いに結構だ、反抗期まで表出するとは。だが…少々おいたがすぎたな」
バチバチッと電気がたまちゃんの頭に流れてる。
…待てコラ。オイコラクソオヤジ。
次の瞬間木刀が弐號機の腕を、真剣が頭をふっ飛ばして。
「よォお父さんよォ…反抗期じゃねェ、子離れの時間だぜ」
「いい加減に…娘さんからお父さんが離れないとねェ?」
「残念だったな」
「「なっ」」
顔のほとんどを吹っ飛ばしたのに…なんでェェェェェ?!
「私の中枢は頭部にはない。私は一ミクロンにも満たぬマイクロチップによって制御されている」
「ぐあァッ!!!!」
「天パ!! う゛ぐァッ!!」
な…なんじゃこりゃ…! お父さんの腕が何か…凶器になってますけど…?!
腹を通貫されて壁に押し付けられる私と天パ。あー! …いっつぇー…!
「貴様らに私を破壊することは不可能だ」
「チッ…一ミクロンねェ…? ずいぶんとせこい魂だ…! ぐッ!!」
「い…づッ…!!」
「瞳孔、女ァ…! 気ィ失うんじゃねーぞ、ゴルァ…!」
「だーれが…ッ!」
「ぎッ…銀さんんん! 栄蓮さんんん!」
「!! 眼鏡、後ろォ!!」
「?! ぶっ…」
私たちを助けに来ようとした眼鏡も吹っ飛ばされて。
ヤッバ…! 眼鏡までなんか落ちそうになってる…! ギリギリ掴まってるけど…!
「! たまちゃん!」
たまちゃんんんん! たまちゃんが眼鏡の傍にィィィィ! 助けてあげてェェェ!
「…………」
「た…ま、さん…?」
「…反抗期を迎えようと最後に子は親の下へ帰ってくる。
芙蓉。…お前にそこまで豊富な感情を抱かせた者達を…お前自身の手で始末するのだ」
「…了解しました」
たまちゃんがモップを大きく振りかざして。ちょ…たまちゃ
——ドカァァァァアァアァァァァンッ!!!!
め…眼鏡が…落とされたァァァァ?! ちょっとたまちゃんんんん!
「し…新八ィィィィィィ!!」
(ぱっつぁんんんんんん!)
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【芙蓉編】 ( No.230 )
- 日時: 2013/12/27 21:27
- 名前: Sora (ID: ToOa8xAk)
そうなんですよ!
でも時々親より友達の方が視線冷たい時が…(−_−;)
あぁ、もう取り返しがつかないですね…
でも楽しそうっす!!
ただ標的は隊長コンビかな?www
本当苦労人っすね…
けちゃらーとマヨラーどっちが厄介かな?www
父ちゃんきたぁ!!!
やばっ!
思ったより父ちゃん原作よりカッコ行くね?
やくもぉ!神楽ぁ!!しんぱっつぁぁぁぁ!!
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【芙蓉編】 ( No.231 )
- 日時: 2013/12/27 22:14
- 名前: 牡丹 ◆9nf7vs0ewk (ID: x2W/Uq33)
たまさああああ←
け、ケチャラーもマヨラーも変わらない気がしますね←うん
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【芙蓉編】 ( No.232 )
- 日時: 2013/12/28 02:33
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: g2/uP3Bc)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11737598532.html
Sora様
分かりますよホンットww
私なんて小学校から9年間仲いい子にでさえもすんごい蔑んだ視線を投げかけられるww
ドSコンビ「メリーゲコスマス!!」
カエル「ゲコッ」
栄蓮&松菊様「ゲコスマスってなにぎゃああぁぁああああぁぁ!!!!!」
ドSコンビ「ぶはははははははっ」
なんかめっさ楽しんでるドSコンビ←
どっちも厄介でしょうね!(`・ω・´)+←
最強最悪のマヨケチャコンビですから((
原作よりも格好いいですか? よ…良かったです(´∀`)
牡丹様
最初は私もたまちゃんんんんんってなりました((
変わりませんねwwでも混ぜるな危険な奴らですよww((
————————————————————————————————
源外が落ちてしまい、新八も落ちていった。神楽も八雲も定春もまだ来ない。
さて…と伍丸弐號が、腹を貫通されている栄蓮と銀時の方を見た。
93訓 友達っていうのは気づけばできてるもんだ
「次はお前達だ。何か言い残す事はあるか」
伍丸弐號が栄蓮と銀時に向かって冷たく言い放つ。
フッ…と二人は笑った。
「ッ…娘に人殺めさせるたァね。何でも思い通りになる娘。結局アンタがほしかったのはそいつかい?」
「自分を一人ぼっちにしない娘、決して死なない娘。ずっと一緒にいてくれる娘。
アンタがほしかったのは娘なんかじゃない。思い通りになるただのメイドさん」
冷たい視線を浴びせながら栄蓮と銀時は言った。
そしてにっと笑う二人を見て伍丸弐號は眉を顰めた。
「…なにを笑っている」
「いやいやなんでも。…思い通りの女がほしいならさァどうぞ」
「ただし…、ちとゴツいか? 一人変なもんまじってるしな」
「……!」
「「ご主人様ァァ〜?」」
伍丸弐號の背後にはメイド服の源外のカラクリ達と神楽。そして隊服の八雲だ。
八雲もニタリと笑いながら小馬鹿にしたように言っている。
「なっ…これは私のカラクリじゃない…?!」
「野郎共ォォ!! 男のカラクリって奴を見せてやれェェ!!」
「げっ…源外さん!」
源外が自作だと思われるマシンに乗りながら伍丸弐號のメイド共を攻撃する。
チッと弐號は舌打ちしそちらへ向かおうとした時——ガッと後ろから誰かが彼を捕らえた。
「なッ…芙蓉…?!」
「……」
「芙蓉ォォ! 何故だァァァ! 離せ! 離すのだ! 何故お前が…!」
「残念ながら聞き入れられません。私のマスターはあなたじゃない」
あの方達です、とたまは新八と源外によって救出されている銀時と栄蓮の方を見ながら言った。
「まさかお前…私に従うフリをし仲間を…!」
「……」
「バカな! そこまでの感情を奴らに! 離せ! 離すのだ、芙蓉!」
「護るべきものも護れず生き残っても死ぬんです。一旦護ると決めたものは…何が何でも護り通す。
博士…あなたのデータにはありますか? …そんな生き方が」
「なにを…」
——ドガンッ!
瞬間、弐號の頭部が木刀と真剣によって貫かれた。たまは一時避難だ。
大量のエネルギーがためられている場に二人は弐號を押し付ける。
「江戸中のエネルギーが集束した光の束にブチこまれちゃ、てめーのせこい魂も塵芥だろ」
「そろそろオシマイにしましょーよ。…おとーさん?」
「グッ…!」
「「冥土でメイドと乳こねくりあってろエロジジイぃぃぃ!!!!!」」
パリィンッと音を立てて光の集束された束に押し込まれる弐號。
その時だ。弐號の腕が栄蓮と銀時の体に巻きついてくる。
「銀さんんんん! 栄蓮さんんんん!」
「…っ…!」
「消えてゆく…魂が…消えてゆく…!」
「っぐ…!!」
ともに光の集束に引き込まれていく二人。必死に踏ん張っている。
「や…めろ…! やめてくれ…!」
「…ぐぅ…ッ!」
「私を…私を一人にしないでくれ…!!」
その姿が林流山そのものに戻った。流山は必死に手を伸ばす。
その手が求めているのは、ただひとり。
「ふっ…芙蓉ォ…! っふ」
——ガシャァッ!
派手な音を立ててモップが、傘が、真剣が、木刀が追加されて流山にささった。
流山の瞳が見開かれると同時に、たまの瞳から涙が溢れた。
「ふっ…、…芙蓉ォ……」
「——さようなら」
「……!」
「さようなら、お父さん」
—— おとうさん…
「————」
フッと流山の瞳が細まり…その口元に優しい笑みが浮かんだ。
そしてそのまま光の集束の中に、流山の姿は消えていった。
「…………」
「…………」
「…流山…。…バカヤローめ」
栄蓮と銀時はふっとたまの方を見る。こちらに背を向けているようだ。
そんな時、カランと音をたててたまがもっぷを落とした。
「…よかったんでしょうか、これで。芙蓉様に…博士に笑顔をと…したことなのに」
「…………」
「なのに…私の中の芙蓉様は…、っ笑ってくれません…! 泣き止んでくれません…っ」
涙を流しながらたまは言った。
眉根をさげて静かに一行はそれを見つめる。
「不安定で…思考回路もうまくはたらきません…。私はどうすればいいんですか…?
っどうすれば…このバグから、復旧できるのですか……?」
「……バグじゃねーよ」
銀時が静かに言った。たまの視線がこちらに向く。
「そいつはお前が正常に機能してる証拠だ。だから逃げる必要も、恐れる必要もねェ。
妊婦は鼻の穴からスイカ出すような苦しみに耐えてガキを産む。
芸術家はケツの穴から宇宙ひねり出すような苦しみに耐えて作品産みだすんだ。
…誰だって壁にぶつかって、全部投げ出して逃げてー時はある」
「そんな時にどうするかは自分次第。逃げるも悩むも、己の精神次第。
でも苦しむからこそ見つかるもんがあることを忘れちゃいけない。
みーんな面倒臭いカラクリ背負って…のたうち回って生きてる。
そりゃ涙が…オイルが流れることもあるよ。…それでいいんだよ」
フッと五人は微笑み、たまの傍に立ってやる。
「そんでも止まんねェ時は…俺達がオイル拭いてやらァ」
「その後馬鹿みたいに…泣いた時よりもおっきくおっきく、一緒に笑えばいいんだから」
新八がたまにそっとハンカチを差し出した。ポタリと雫が落ちた。
「…がとう…! ありがとう…っ、みんな…!!」
——ドォォォォォンッ!
巨大な爆発が起きて、五人ははっとそちらを見た。
…どうやら制御されていたエネルギーが暴発しかけているらしい。
「ま、まずいですよ! こんなところで暴発なんておきたら…江戸が吹っ飛びますよ!!」
「…じゃあ私が…っ!」
「何考えてんだねーちゃん! とっととこっから脱出しやがれ!」
「って源外さんこそ残る気満々じゃね?!」
「ちょ、爆発が起きますよ!」
ドォンッと言う音をたてて大きな爆発が起きた。
唯一制御できそうな機械がある部分と今栄蓮達が立っている場をつなぐ部分が壊れたようだ。
ただひとりを除いて全員が届かない場所にいる。…ただひとりを、除いて。
「ッたま!!」
「たまさん?!」
「…博士が引き起こした事態です。家政婦がなんとかせねばなるめーよ。
源外さん、無線がわりです。指示をお願いします」
源外に向かってポイと無線を投げ、一人その場に残るたま。
はっと新八や神楽の瞳が見開かれた。
「たまさん! たまさァん!!」
「った…! ……?! 銀ちゃん?!」
ガシッと銀時が二人を掴んで源外のつくったマシンに乗り込んだ。
栄蓮もくしゃりと顔を歪めるが、八雲に背中を押されて静かに乗り込む。
「ッたまァァァァ!!!!!」
たまを一人残して六人は宙に浮いた。たまは一人、今にも暴発しそうな制御装置に近づく。
「護るべきものも護れずに生き残っても死んだと同じ。…それはきっと志の死、魂の死を指しているんでしょう。
カラクリの私にはわかるはずもないと思っていましたが…少しだけ分かった気がします」
無線に向かってたまは言う。マシンの中で栄蓮達は静かにそれを聞いている。
「…私にも護りたいものができました。
何度電源を切ろうと…ブレーカーが落ちようと…この身が滅ぼうと忘れない」
カチャリとたまは制御装置に手をかけた。涙はとめどなく溢れている。
だが…優しく優しくたまは微笑んだ。
「だから…みんなも、私…のこと…忘…れない、で…」
[ たまちゃん! ]
「そうすれば…私…、私の魂は…ずっと、みんなの中で…生き続けるから」
[ たまァァァ! ]
「お…父さん…。私…」
—— “ たまァ〜 ”
—— “ たまちゃーん ”
—— “ たまさーん!! ”
「——友達が……できたよ……」
( “機械”じゃない…本当の友達——…… )
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