二次創作小説(紙ほか)
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- 【銀魂】 生涯バラガキ 【風霧八雲の憂鬱編】
- 日時: 2014/04/17 21:43
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: Ay9mdA1D)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/
真選組女隊士、土方栄蓮。
鬼の副長土方十四郎。
___最強最悪のコンビである。
———————————————————————
『鬼の副長 土方十四郎』の妹にして真選組女隊士の物語。
!注意事項
◆駄文,更新ノロマ,グダグダ,主人公が馬鹿(((
◆アニメ+原作沿い+時々オリジナルです
◆ギャグ99%+シリアス0.5%+恋愛0.5%=馬鹿100%
◆パクリ,チェンメ禁止!
◆ノリとテンションだけはいつでもMAX
◆グロい描写あり,ノリとテンションだけはいつでm(((
◆死ネタ入ります
※元『真選組、鬼の副長の妹です。』
参照≒私の書いているブログです。主にこの小説のイラスト載せてます。
「これは一応イメージもっていただく上で見てもらおうかな」
ってものはカキコにてでも一応報告し、↓のイラストにも載せます。
でも「まぁ別にいっか」ってやつは特に報告なしなので、暇があれば遊びに来てください(笑)
その他裏話とかいろんなこと載せたいと思います( ´∀`)
!イラスト
>>*ゆる〜く栄蓮を描いてみた(!下手っぴ、閲覧注意!) >>19
>>*ゆる〜く八雲を描いてみた(!下手っぴ、閲覧注意!) >>30
>>*ゆる〜く晴香を描いてみた!(下手っぴ、閲覧注意!) >>41
>>*武州時代栄蓮と蒼紫の化け物時代八雲!(下手っぴ、閲覧注意!) >>139
>>*オリキャラ達に色をつけてみた!(!下手っぴ、閲覧御注意!) >>162
>>*瑠李様が栄蓮を描いてくれました!(有難う御座います!) >>28
>>*瑠李様が八雲を描いてくれました!(誠に有難う御座います!) >>39
>>*瑠李様が晴香を描いてくれました!(本当に有難う御座います!) >>47
>>*りあ様が栄蓮を描いてくれました!(有難う御座います!) >>88
>>*参照数3000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(誠に有難う御座います!) >>170
>>*参照数6000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(本っっ当に有難う御座います!) >>284
>>*参照数7000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(もう本当に有難う御座います!) >>315
>>*コメント返信数100突破&参照数1500突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>102
>>*コメント返信数200突破&参照数3900突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>203
>>*コメント返信数300突破&参照数7000突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>316
!目次
>>*プロローグ/攘夷浪士討伐専門三番隊 >>01
>>*オリジナル登場キャラクター/随時更新 >>02
◆池田屋編〜柳生編 01訓〜70訓 目次 >>178
◆捨て犬編
--71訓 今読み返してみるとグダグダすぎてワロス >>179
--72訓 どの漫画にもかっこいいキャラがたくさんいるよね >>183
◆将ちゃん編
73訓 大物は何をしてもすごく見える >>185
74訓 運に身分は関係ないけどちょっとは関係してほしいと思う時もある >>187
◆ミツバ編
75訓 世の中というものは全てバランスによって保たれている >>189
76訓 味覚がおかしい人には全力で応えてあげるべし >>191
77訓 仲いい人でも自分の知らない間に一度は傷つけてしまってる >>194
78訓 怨みは怨むほど強くなるって本当っぽくね? >>195
—
--79訓 友達は大切にしましょう >>197
--80訓 弱ってる奴にはちゃんと声をかけてやれ >>198
--81訓 優しい人は損をすることが多い >>199
—
82訓 第一印象に騙されちゃだめ >>201
83訓 兄妹は互いに支えあって生きていく >>203
84訓 本当に信頼できる友をつくれ >>205
85訓 不器用な人ほど悪役に見えてしまう >>209
--86訓 真選組一番隊隊長 >>212
◆芙蓉編
87訓 ロールプレイングゲームはレベル上げを頑張るべし >>215
88訓 日本のホラー映画は背後や足元に気を付けろ >>218
89訓 人体○成…それは禁k…って、え? 漫画違う? >>221
90訓 親って基本優しいけど娘に対して優しいのはどっちかと言うと父親 >>223
91訓 お寿司にはお醤油? 甘だれ? それともケチャップ? >>227
92訓 高いところから飛び降りるとたまに足にジ〜ンってくるよね >>229
93訓 友達っていうのは気づけばできてるもんだ >>232
94訓 似たような奴はやっぱ考えることも同じ >>235
◆OWee編
--95訓 私欲の裏切りじゃなくて相手を思っての裏切りってちょっと格好よくない? >>236
--95.5訓 めでたい日には警察も泥棒も関係なし…かな? >>238 (台本書き)
96訓 バカもアホも気づけば友達 >>239
97訓 よく見知った奴は変装しててもすぐわかる >>242
98訓 人生は名前で決まることもある >>244
99訓 アレイズが使えるとホント助かる >>246
◆真選組動乱編
100訓 誰だって苦手な人くらいいる >>248
101訓 頭いいやつの考えてることはいまいち分かんない >>250
102訓 大事な人が貶されたら本気で怒れ >>253
103訓 困ったときは相手の顔をじっと見つめろ >>255
104訓 辛いときには支え合うのが家族だ >>257
105訓 仲間を傷つけられて平気でいられる人間になるな >>259
106訓 普段喧嘩してる奴からの一喝はかなりきく >>261
107訓 本当に強い奴はいざという時にめっさ動く >>263
108訓 漢(オトコ)を見せろ >>267
109訓 人間全ては己の心次第だ >>270
110訓 人の話を聞くときにヘッドフォンなんてつけてちゃダメ >>273
111訓 天才がいるとしたらそれは努力の天才だ >>277
112訓 仲が悪いほど縁ってやつがある >>279
113訓 どんな名前にも色んな思いがこめられている >>281
114訓 終わりよければ全て良し >>284
◆追憶編
--115訓 夢は見るものじゃなくてつかむもの >>287
--116訓 護られるものじゃなくて護るもの >>290
--117訓 殺したいんじゃなくて護りたいもの >>292
--118訓 女が護るんじゃなくて男が護るもの >>295
◆厠革命編
119訓 トイレにはそれはそれは綺麗な女神様がいるんやで >>297
120訓 だから毎日綺麗にしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで >>301
◆モンハン編
121訓 人を馬鹿にしたら絶対自分に返ってくる >>304
122訓 現実と二次元は表裏一体 >>307
123訓 役に立たなそうなものほど意外と役に立つんだよ >>310
124訓 腐れ縁ってのがある人間同士は現実だろうと二次元だろうと何かと出会う >>312
125訓 ヤッベェェェ今日テンション高いわァァァァァァぎゃっぼォォォとか言ってるやつ、それ今日の作者 >>316
126訓 やっぱり最後は主人公の特権があるもんだ >>319
◆写真編
127訓 掃除中に懐かしい物が出てくると、
それを見るのに夢中になって結局掃除できないって事あるよね >>322
◆文通編
--128訓 男にはそういう時期があるらしい >>325
129訓 顔は一緒でも差があるのはやはり何かが違うからだ >>327
130訓 日本語は色々と難しい >>331
131訓 目には目を、歯には歯を、シスコンにはシスコンを >>335
132訓 王道でもマイナーでも面白ければそれでよし >>337
133訓 女の子は優しく扱え >>340
134訓 地味だろうが何だろうが最後に笑うのは真っ直ぐな奴だ >>342
135訓 美味しそうなものがたくさんあっても不味けりゃ意味がない >>345
◆風霧八雲の憂鬱編
--136訓 裏の裏の裏をよめ >>346
--137訓 「今日から○○する!」「あ、やっぱ明日から!」とか言う奴は先延ばしにしすぎて結局しない >>349
※万事屋サイドストーリー『情報屋ナギ』同時更新開始。
よければ遊びに来てください( ´∀`)
【○○編とありますが、名前が分からないものには適当につけております。それかオリジナルの章です】
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【真選組動乱編】 ( No.273 )
- 日時: 2014/01/21 20:38
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: uLF5snsy)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11754862285.html
よしか様
あ、有難う御座いますっ(´∀`)! 嬉しいです♪
銀さんと絡ませるのは私も楽しかったりします(^-^)
楼蘭様
八雲「大丈夫ッス黒田隊長、ウチの隊長は万年反抗期ッスから」
栄蓮「おーい八雲くーん、私何あつか〜い?」
八雲「柳田副隊長よりも中身幼いっスからね、アンタ」
栄蓮「何歳差あると思ってんの?!」
栄蓮は馬鹿だから大丈夫です馬鹿だかr((
バイクに衝突されて転げ落ちていきましたネ!(´∀`)
栄蓮「黒田隊長達が羨ましい…。私ここでは主人公なのにこの扱いだよ?」
八雲「楼蘭様ァァキャラに対する思いやりというヤツをどうかウチの馬鹿作者に教えてくださいィィィ!」
楼蘭様がダメダメとかないっすね、はい、全く←
楼蘭様をダメダメとかいったら私の人生も小説もチーンですね、はい、ホントn((
八雲「うちの作者はキャラに対する思いやりが全くないっスから!」
栄蓮「サーイテェェェだよねぇぇぇ。ひでーよねぇぇぇ」
返す言葉が見つからない上にけなされまくりです←
————————————————————————————————
「がッ、ぷっ、おぼェッ、あ、だ、だだだだッ!」
「ローリンガァァァァァァルッ」
「言ってる場合かァァァァァァ!」
110訓 人の話を聞くときにヘッドフォンなんてつけてちゃダメ
ゴロンゴロンと斜面を転がってゆく栄蓮と銀時。
その最中でも万斉はバイクをこちらに走らせて、刀を振りかざしてくる。
「「づ…がああああッ!!」」
「!!」
ブンッと二人は刀を振り、万斉をバイクから吹っ飛ばした。
バイクも斬られたようで、あちらこちらで部品等が爆発している。
「…面白い。面白い音を出すな、そちらの男。
でたらめで無作法。気ままでとらえどころのない音はジャズにも通ずるか。
いや…それにしては品がない。たとえるなら…酔っ払いの鼻歌でござる」
「…………」
「そちらの女もそれと同等に面白い音でござる。
柔らかく心地よいリズムの中に…これまでに聞いたことがないほどの凶暴なメタルが流れている。
面白い…。面白いでござるよ、ぬしら」
頭からダラダラと流れる血を栄蓮はグイッと拭い、真っ直ぐに万斉を見つめた。
「…どっかで出会いました?」
「新種の口説きでござるか」
「誰が口説くかァァァァァ!」
「…高杉のトコにいた野郎だな。オイ、人と話す時はヘッドフォンをとりなさい。
どういう教育うけてんだてめっ。チャラチャラしやがって近頃の若いモンは!」
ヘッドフォンをつけたままの万斉に銀時が言う。
だがしかし万斉は外す素振りさえ見せない。
「オイきいてんのか! オイ! バーカ! バーカバーカ!」
「小学生か」
「坂田銀時…いや、白夜叉。何故おぬしが真選組にいるでござるかバカ」
「てめっ、きこえてんじゃねーかよバカ!」
「…“しろやしゃ”?」
「ああああああ栄蓮ちゃんんん聞かなくていいからああああ!」
「栄蓮ちゃんとか気持ち悪ゥゥゥッ?!」
“白夜叉”というワードに反応する栄蓮だが、銀時が必死に話題をそらした。
さて、と栄蓮は脳内スイッチを切り替える。
「伊東さんは…アンタら鬼兵隊と手を組んでたの?」
「まァそうでござるな」
「目的はなんだ。真選組の実権握らせて、幕府の間者とするつもりか?」
「…背信行為を平然とやってのける者を仲間にする程拙者達は寛容にござらん。
また信義に背く者の下に人は集まらぬ事も拙者達はしっている」
「…じゃああの男は」
「哀れな男でござる。…己が器量、知るときにはもう遅い。
全て砕け散ったあとだ」
————ドォオォンッ!
栄蓮と銀時の背後で爆音が起きた。
はっと二人がそちらを見ると、爆破が起きて橋が崩れ、電車が落ちそうになっている。
「「なッ…」」
「…眠るがいい、伊東。…真選組もろとも」
「!」
次の瞬間はじかれたように栄蓮はかけだした。
落ちそうな電車にも浪士は向かっている。いま攻撃されればまずいだろう。
「瞳孔女ァッ!!」
「?!」
一瞬で万斉が栄蓮に追いつき、攻撃を繰り出してきた。
それを跳んで回避し、素早く抜刀してカウンター技を繰り出す。
万斉の首に刀が当てられると同時に、栄蓮の心臓部に万斉の手刀が添えられた。
一瞬の隙もない素早い攻防戦と緊迫した雰囲気に、つう、と冷や汗が栄蓮の額を流れる。
「…なんか用?」
「拙者の役目は白夜叉と主の足止めでござる。行かせるわけにはならぬでござるよ」
「なんで私?」
「ぬしが剣豪だと言う事は我等は認めている。…邪魔をするな、土方栄蓮」
「邪魔もなにも…仲間助けに行くのは当然だろーがァァァッ!!!!」
「!!」
ブンッと一瞬で振られた刀が万斉の首を飛ばしそうになり、彼は距離をとった。
フッと万斉は笑み、じっと栄蓮を見た。
「面白い…本当に面白いでござる」
「……」
「だが…邪魔をされるのは本当に気分を害するでござるよ。
それに…万が一晴香の邪魔をされても困るでござる」
「?! ハル…?!」
ふと万斉は遠くを見つめ、クッと笑った。
「今頃、姉弟の戦いが繰り広げられているでござるよ」
—
「…嘘だろ」
茫然と。ただ茫然と八雲は呟いた。
目の前の晴香はただ微笑んでいる。
「…本当」
「………、…マジでか」
力なく八雲は笑った。
斬り合いの中で全て伝えられた、晴香が出て行った理由。
それは信じていたものが壊れていくような錯覚に陥る。
なんだそれ。
なんだそれ。
ふざけるな。
八雲の中でそんな思いがぐるぐると巡る。
「…ホントはね、…戦いたくなんて、ないのよ」
「姉貴…」
「でもね…私にも“護りたいもの”があるから」
——————————“晴香さーん! もう大好きっすゥゥゥ!”
——————————“ロリコンじゃないフェミニス”
——————————“十分ロリコンでござる”
——————————“おやおや…”
——————————“俺と来い、晴香”
「その人が望むなら私はそれを叶える。その為に邪魔なものは…誰であろうと、消すわ」
「…………」
弟を殺したい姉がどこにいるというのだろうか。
それでも、“彼”の計画にとって邪魔な存在だというのなら。
たとえ弟だろうと何だろうと、敵は一人ずつその存在を消していく。
だって今一番に、護りたいのは。
「…そーかい」
「……」
「今の俺ァ…あんたに対する恨みなんて消えたんだけど」
「…そう。じゃあ、大人しく殺されてくれる?」
「…それは無理」
ニタリと笑う八雲。
その刀が、目が、殺気が。…晴香に真っ直ぐに向けられた。
「俺にも、護りたいもんがある」
「……」
「あの人達護りぬくまでは…死ねねェ」
——————————“八雲、ゲームしねェ?”
——————————“八雲、お妙さんの卵焼きってすごくね?”
——————————“オイ八雲、俺捕まえろって言ったよね”
——————————“風霧副隊長、焼き芋どうですかっ!”
——————————“八雲ォーッ!”
「ドSで生意気な隊長も、ストーカーしてる局長も、ニコチンマヨラーな副長も、優しい観察も、
…馬鹿みたいな笑顔で、傍にいるだけで幸せだと思える女隊長も。
そんな人達皆を…、真選組を。…俺は護る。だから、死ねねェ」
「…そう」
だったら、と晴香も刀を弟にむける。
「私は私の護りたいものを護るために」
「俺は俺の護りたいものを護るために」
「「アンタを斬るだけだよ」」
( 姉弟で殺し合うなんて、
絶対にしたくなかったのにね )
—
八雲とは戦いたくないのが晴香の真意。
でも高杉の計画にとって邪魔な存在だと言うのなら消す。
だから晴香は紅桜の時も、迷いつつも八雲を殺そうとしました。
晴香が語った内容はまたいずれ…。
本心を言うと八雲も晴香とは戦いたくないです。
でも、お互いの大切な人を護るため、戦わなければいけないてきな←
この作品で一番不器用で、一番抱え込みやすいのは晴香かもと思ったり。
ぬわあああああああああああグダグダすいませんんんんんんん!!
またしっかり書きますゥゥゥゥ(´Д`)!
- Re: 【銀魂】 生涯バ ( No.274 )
- 日時: 2014/01/21 21:38
- 名前: Dr.クロ (ID: /PtQL6mp)
ナギのほうまだかな〜
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【真選組動乱編】 ( No.275 )
- 日時: 2014/01/21 21:56
- 名前: 牡丹 ◆9nf7vs0ewk (ID: x2W/Uq33)
ふぁあああああああああ!←
八雲!晴香さああああん!!!
もう八雲が…やくm((
ごめんなさい壊れました。久しぶりにこのサイトにきてさっきまで全力で追い上げて読んでました。大量に読めて幸せっすw
もうあれです、動乱篇最高、そして生涯バラガキさいk((
もうだめです、取り合えず寝ます!!!
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【真選組動乱編】 ( No.276 )
- 日時: 2014/01/22 08:44
- 名前: Sora (ID: FvI/oER9)
夕凪「松も知能度それぐらいだよね」
松菊「満面な笑みでなにいってんの?」
夕凪「サブちゃんが嘆くぐらいだから相当だし」
松菊「あのねぇ、少しは副隊長。隊長を立てて欲しいんだけど?要みたく」
それは無理☆
今のところ松菊の良いとこないし?栄蓮みたくかっこ良かったらねぇ
あれはやばいよやばいよっ!
興奮まぁぁぁぁぁぁくs((殴
松菊「あぁ、どうやらこっちも扱いが最悪みてぇだ」
夕凪「駄作者=脳内御花畑さんだからね☆」
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【真選組動乱編】 ( No.277 )
- 日時: 2014/01/25 20:37
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: abkT6QGo)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11754862285.html
Dr.クロ様
毎度すいません…!(´Д`)
牡丹様
お久しぶりです! 幸せだなんて…最高だなんて…嬉しいです!!(´∀`)
牡丹様も更新頑張って下さい!
Sora様
八雲「いやあの、柳生編のこの人の馬鹿さを思い出してください」
栄蓮「……」
八雲「知能低い以前にもうなんつーか…考えがバカッスから」
栄蓮「KILLよ?(´言`)」
松菊様とかかっこよすぎじゃないっすかアレ。
ギャグオーケイシリアスオーケイとかナイスすぎです(`・ω・)b
栄蓮「脳内お花畑はうちの作者ですよ!」
八雲「作者が馬鹿だからうちの隊長も馬鹿になるんスよ」
栄蓮「KILLよ?(´言`)」
八雲「このくだりさっきもなかった?」
————————————————————————————————
爆発が起きたその時、伊東と土方は電車の中にいた。
そしてその爆風により意識を飛ばし…ふと伊東は、今目を覚ました。
111訓 天才がいるとしたらそれは努力の天才だ
『 天才とはいつも孤独なものだ。僕には理解者がいない。
僕はこんな所でくすぶっている男ではない 』
『 … 』
『 誰もそれを理解出来ない、誰も僕の真の価値に気づかない。
ならば自らで己が器を天下に示すしかあるまい 』
『 … 』
『 真選組を我がものにする。それを地盤に僕は天下に躍進する。
この伊東鴨太郎が生きた証を天下に…人々の心に刻み込んでみせる 』
河川を進む船の中、高杉とお酌をしている晴香に伊東は言った。
ぐいっと酒を飲み干して、ククッと彼は笑う。
『 …悪名でもかまわねーと?
そのためなら恩を受けた近藤を消すこともいとわねーと? 』
『 …恩? 恩ならば近藤の方にあるはずだ。
あのような無能な男の下に僕が仕えてやったのだ 』
『 … 』
『 感謝こそされど、不満を言われる覚えはない 』
『 クク…。伊東よ、お前自分以外の人間は皆バカだと思っているクチだろう。
だがそんなバカな連中に理解されぬのを不満に思っている 』
チラリと伊東が晴香を見れば、彼女はこちらを見てにっこりと微笑んできた。
まるで妖艶な悪魔の誘い。一歩間違えれば引き込まれそうになる甘い笑みである。
『 理解されたいと思っている。自分を見てもらいたいと思っている。
己が器をしらしめたい? そんな大層なモンじゃあるまいよ。
…お前はただ、一人だっただけだろう 』
『 … 』
『 お前が求めているのは自分を認めてくれる理解者なんかじゃねェ。
お前が欲しいものは… 』
ハッと我に返る伊東。キョロリと周囲を見回す。
爆発によりどのくらい気を失っていたのかは分からない。
しかし今伊東の身は、隊服の一部がなんとか電車内の部品に引っかかることで保たれていた。
それが外れれば…足元に広がる遥か水の中へドボンである。
「…ここは…」
ふと近くを見ると、重具にうもれている隊服が見えた。
そして…そこにある、伸びている血まみれの腕。
「土方…。…そうか…僕は…勝った…!
僕はついに土方に勝っ…」
ボタボタと、血がたれている。
…三分の二以上を失っている伊東の左腕から。
「ッうわァァァァァァァ!!」
混乱した伊東は必死に身を捩った。
その時だ。バラバラバラ、という音が耳に入ってきた。
ふと伊東が視線をあげると…それはこちらに銃口をむけている攘夷浪士。
ああ、僕が裏切られたのか、なんて伊東は思った。
「や…やめてくれ」
——ズガガガガガガッ!
伊東にむけて銃弾が連続して発砲された。
伊東の身を保たせてくれていた服の部分が切れ、その身が落下し始める。
(やめてくれ。僕は…こんな所で死ぬ男じゃない…。
やめてくれ。僕はもっと出来る男なんだ。っもっと…もっと…)
『 母上ェェ! 見てくださいっ、僕、学問所の試験で満点を… 』
『 鴨太郎 』
喜びは母の厳しい一声によってとめられた。
病弱な兄の看病をしながら、母は鴨太郎を諭す。
『 静かになさい。兄上の身体にさわるでしょう 』
『 も……申し訳ないです……… 』
鴨太郎を拒絶するかのように、パンッと閉められる障子。
ぎゅっと鴨太郎は試験を握った。
( もっと…もっと頑張らねば。
もっと頑張れば、きっと僕を見てくれる )
『 ——うむ。見事だ、鴨太郎! まったく…たいしたものだ!
お前は我が学問所始まって以来の神童だ!
みんなも、鴨太郎に負けるなよ! 』
学問所でも鴨太郎は頑張った。人一倍努力した。誰よりも頑張った。
しかし振り返れば…そこにあるのは、冷たい視線。
『 調子に乗ってんじゃねーぞ! 』
『 勉強しかできないボンボンがよ! 』
蹴られた。殴られた。貶された。受け入れられなかった。
それでもやはり鴨太郎は。
( もっと…もっと頑張らねば…。
もっと頑張れば…きっとみんな認めてくれる… )
—— ドカアッ!
『 一本! お見事! 大したものだ、鴨太郎! 』
道場にて。誰よりも練習した。誰よりも頑張った。
そうでなければ上手くなれるはずもない。
『 この齢にしてこの剣筋…、…“努力した”な。
鴨! 江戸へゆけ! 我が名門北斗一刀流の道場に推挙してやる!
こんな田舎ではお前の才気が潰れてしまう 』
『 … 』
『 お前ならかの剣豪、宮本武蔵を越えるのも不可能ではないぞ! 』
『 …いこーぜ… 』
『 …ああ… 』
それでもやはり誰も彼を見ようとはしなかった。
あるのは蔑んだ視線だけ。侮蔑した、吐き捨てるような視線。
( …なんで… )
『 まったく…よりによって跡取りの鷹久がこれ程病弱では』
『 我が伊東家はどうなるものやら…双子の弟、鴨太郎はあんなに元気に育ったというのにな… 』
残念そうな、親の話し声。少し開いている障子の隙間から中を覗きこんでしまった鴨太郎。
『 次男がどれだけの才覚を持っていようと宝の持ち腐れ。
鷹久は鴨太郎に全て奪われてきたのよ。
私のお腹の中にいる時に、鴨太郎が鷹久の全てを奪っていってしまったに違いないわ 』
『 !! 』
『 あんな子、生まれてこなければ良かったのに 』
冷たい母親の声だけが、鴨太郎の耳に入った。
父が母を咎めているが、そんなのは彼の耳には入らない。
零れる涙を拭いながら、フラフラと鴨太郎はその場から去る。
( …なんで…、…なんでみんな、僕を見てくれない )
こんなに頑張っているのに。
僕はなにも、悪くないのに。
もっと僕を見てくれ。
もっと僕を誉めてくれ。
「僕を…一人にしないでくれ…っ」
落ちていくその身。必死に伊東は手を伸ばした。
届かない。何にも。
何にも、届かないのだ。
『 …女隊長? 』
『 ああ、土方栄蓮って言うんだ。すんげぇ剣の才を持ってるんだ。
伊東くんもぜひ会ってみるがいい 』
『 … 』
特にそんな興味は湧かなかったのだ。
ただほんの少し。本当にほんの少しの好奇心だった。
『 ぶははははは! 兄さんすげェェェ! 』
『 ……、…? 』
『 何がすげェだァァ! テメーがめちゃくちゃ攻めてくっからだろーが! 』
『 栄蓮隊長ナイスゥ! 副長がザ・ヨガてきなポーズになってるゥ! 』
『 ぎゃはははははは! 栄蓮隊長サイコォォォォ! 』
自分よりも場違いなはずのその人物。
自分よりも学問はない筈のその人物。
自分よりも馴染める筈ないその人物。
そんな人物が、自分よりも多くの人物に。
自分よりも多くの笑顔に囲まれていた。
(…ああ…、…そうか…)
ふっと伊東は微笑した。今更になって、気づいたというのか。
(羨ましかったんだ…、…僕は)
見ていて苦しかった。
自分にはない物を持っているその女。
男だらけで、自分よりも場違いで、受け入れられるはずがないのに。
だからこそ受け入れられている女に、…栄蓮に。
(嫉妬、していたのか…。…見ていられなかった…)
——だから目障りだなんて、思ったのか。
自分の感情に気づいたときには全て遅い。
落ちていく。本当に誰もいない場所へ。
暗く冷たい、水の中へ。
(ああ…一人にしないでくれ)
お願いだから、
(この手を…握ってくれ……)
——ガシィッ、と、その手を温かい手が力強く握った。
( どうして、お前は )
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