二次創作小説(紙ほか)
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- 【銀魂】 生涯バラガキ 【風霧八雲の憂鬱編】
- 日時: 2014/04/17 21:43
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: Ay9mdA1D)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/
真選組女隊士、土方栄蓮。
鬼の副長土方十四郎。
___最強最悪のコンビである。
———————————————————————
『鬼の副長 土方十四郎』の妹にして真選組女隊士の物語。
!注意事項
◆駄文,更新ノロマ,グダグダ,主人公が馬鹿(((
◆アニメ+原作沿い+時々オリジナルです
◆ギャグ99%+シリアス0.5%+恋愛0.5%=馬鹿100%
◆パクリ,チェンメ禁止!
◆ノリとテンションだけはいつでもMAX
◆グロい描写あり,ノリとテンションだけはいつでm(((
◆死ネタ入ります
※元『真選組、鬼の副長の妹です。』
参照≒私の書いているブログです。主にこの小説のイラスト載せてます。
「これは一応イメージもっていただく上で見てもらおうかな」
ってものはカキコにてでも一応報告し、↓のイラストにも載せます。
でも「まぁ別にいっか」ってやつは特に報告なしなので、暇があれば遊びに来てください(笑)
その他裏話とかいろんなこと載せたいと思います( ´∀`)
!イラスト
>>*ゆる〜く栄蓮を描いてみた(!下手っぴ、閲覧注意!) >>19
>>*ゆる〜く八雲を描いてみた(!下手っぴ、閲覧注意!) >>30
>>*ゆる〜く晴香を描いてみた!(下手っぴ、閲覧注意!) >>41
>>*武州時代栄蓮と蒼紫の化け物時代八雲!(下手っぴ、閲覧注意!) >>139
>>*オリキャラ達に色をつけてみた!(!下手っぴ、閲覧御注意!) >>162
>>*瑠李様が栄蓮を描いてくれました!(有難う御座います!) >>28
>>*瑠李様が八雲を描いてくれました!(誠に有難う御座います!) >>39
>>*瑠李様が晴香を描いてくれました!(本当に有難う御座います!) >>47
>>*りあ様が栄蓮を描いてくれました!(有難う御座います!) >>88
>>*参照数3000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(誠に有難う御座います!) >>170
>>*参照数6000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(本っっ当に有難う御座います!) >>284
>>*参照数7000突破記念イラストをSora様が描いてくれました!(もう本当に有難う御座います!) >>315
>>*コメント返信数100突破&参照数1500突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>102
>>*コメント返信数200突破&参照数3900突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>203
>>*コメント返信数300突破&参照数7000突破感謝イラスト!(閲覧御注意!) >>316
!目次
>>*プロローグ/攘夷浪士討伐専門三番隊 >>01
>>*オリジナル登場キャラクター/随時更新 >>02
◆池田屋編〜柳生編 01訓〜70訓 目次 >>178
◆捨て犬編
--71訓 今読み返してみるとグダグダすぎてワロス >>179
--72訓 どの漫画にもかっこいいキャラがたくさんいるよね >>183
◆将ちゃん編
73訓 大物は何をしてもすごく見える >>185
74訓 運に身分は関係ないけどちょっとは関係してほしいと思う時もある >>187
◆ミツバ編
75訓 世の中というものは全てバランスによって保たれている >>189
76訓 味覚がおかしい人には全力で応えてあげるべし >>191
77訓 仲いい人でも自分の知らない間に一度は傷つけてしまってる >>194
78訓 怨みは怨むほど強くなるって本当っぽくね? >>195
—
--79訓 友達は大切にしましょう >>197
--80訓 弱ってる奴にはちゃんと声をかけてやれ >>198
--81訓 優しい人は損をすることが多い >>199
—
82訓 第一印象に騙されちゃだめ >>201
83訓 兄妹は互いに支えあって生きていく >>203
84訓 本当に信頼できる友をつくれ >>205
85訓 不器用な人ほど悪役に見えてしまう >>209
--86訓 真選組一番隊隊長 >>212
◆芙蓉編
87訓 ロールプレイングゲームはレベル上げを頑張るべし >>215
88訓 日本のホラー映画は背後や足元に気を付けろ >>218
89訓 人体○成…それは禁k…って、え? 漫画違う? >>221
90訓 親って基本優しいけど娘に対して優しいのはどっちかと言うと父親 >>223
91訓 お寿司にはお醤油? 甘だれ? それともケチャップ? >>227
92訓 高いところから飛び降りるとたまに足にジ〜ンってくるよね >>229
93訓 友達っていうのは気づけばできてるもんだ >>232
94訓 似たような奴はやっぱ考えることも同じ >>235
◆OWee編
--95訓 私欲の裏切りじゃなくて相手を思っての裏切りってちょっと格好よくない? >>236
--95.5訓 めでたい日には警察も泥棒も関係なし…かな? >>238 (台本書き)
96訓 バカもアホも気づけば友達 >>239
97訓 よく見知った奴は変装しててもすぐわかる >>242
98訓 人生は名前で決まることもある >>244
99訓 アレイズが使えるとホント助かる >>246
◆真選組動乱編
100訓 誰だって苦手な人くらいいる >>248
101訓 頭いいやつの考えてることはいまいち分かんない >>250
102訓 大事な人が貶されたら本気で怒れ >>253
103訓 困ったときは相手の顔をじっと見つめろ >>255
104訓 辛いときには支え合うのが家族だ >>257
105訓 仲間を傷つけられて平気でいられる人間になるな >>259
106訓 普段喧嘩してる奴からの一喝はかなりきく >>261
107訓 本当に強い奴はいざという時にめっさ動く >>263
108訓 漢(オトコ)を見せろ >>267
109訓 人間全ては己の心次第だ >>270
110訓 人の話を聞くときにヘッドフォンなんてつけてちゃダメ >>273
111訓 天才がいるとしたらそれは努力の天才だ >>277
112訓 仲が悪いほど縁ってやつがある >>279
113訓 どんな名前にも色んな思いがこめられている >>281
114訓 終わりよければ全て良し >>284
◆追憶編
--115訓 夢は見るものじゃなくてつかむもの >>287
--116訓 護られるものじゃなくて護るもの >>290
--117訓 殺したいんじゃなくて護りたいもの >>292
--118訓 女が護るんじゃなくて男が護るもの >>295
◆厠革命編
119訓 トイレにはそれはそれは綺麗な女神様がいるんやで >>297
120訓 だから毎日綺麗にしたら女神様みたいにべっぴんさんになれるんやで >>301
◆モンハン編
121訓 人を馬鹿にしたら絶対自分に返ってくる >>304
122訓 現実と二次元は表裏一体 >>307
123訓 役に立たなそうなものほど意外と役に立つんだよ >>310
124訓 腐れ縁ってのがある人間同士は現実だろうと二次元だろうと何かと出会う >>312
125訓 ヤッベェェェ今日テンション高いわァァァァァァぎゃっぼォォォとか言ってるやつ、それ今日の作者 >>316
126訓 やっぱり最後は主人公の特権があるもんだ >>319
◆写真編
127訓 掃除中に懐かしい物が出てくると、
それを見るのに夢中になって結局掃除できないって事あるよね >>322
◆文通編
--128訓 男にはそういう時期があるらしい >>325
129訓 顔は一緒でも差があるのはやはり何かが違うからだ >>327
130訓 日本語は色々と難しい >>331
131訓 目には目を、歯には歯を、シスコンにはシスコンを >>335
132訓 王道でもマイナーでも面白ければそれでよし >>337
133訓 女の子は優しく扱え >>340
134訓 地味だろうが何だろうが最後に笑うのは真っ直ぐな奴だ >>342
135訓 美味しそうなものがたくさんあっても不味けりゃ意味がない >>345
◆風霧八雲の憂鬱編
--136訓 裏の裏の裏をよめ >>346
--137訓 「今日から○○する!」「あ、やっぱ明日から!」とか言う奴は先延ばしにしすぎて結局しない >>349
※万事屋サイドストーリー『情報屋ナギ』同時更新開始。
よければ遊びに来てください( ´∀`)
【○○編とありますが、名前が分からないものには適当につけております。それかオリジナルの章です】
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【柳生編】 ( No.153 )
- 日時: 2013/11/14 23:11
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: lD.EwIjp)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11692452306.html
参照≒「柳生編開始!!」アップ。地味にお妙さん初描きだったり((
Sora様
そんなに笑っていただけたのなら非常に嬉しいですw
栄蓮と八雲は爽快すぎるほど笑ってますからねw
真選組ってあったかいですよね…(´∀`)ホッコリ
————————————————————————————————
『 ねェ、妙ちゃん 』
『 なァに?? 』
『 僕が心の大きな強い侍になったら…妙ちゃん。僕の…僕の股の玉に…… 』
62訓 シリアスになる予定はないからね? する予定もないからね?
「ちょ…ッ、近藤さァァァん! 動かないでくださいィィィ!」
「あ、わりィわりィ!」
…いきなりですが皆さんに問題…と言うかご質問です。
あなたのご友人…と言うか大切な人が結婚すると聞きました。
……普通悲しくなりますかァァァ?!
「なんっで見合い相手がゴリラなんだよォォォ!」
「ぐォォォォォォ! 栄蓮んんん! しめすぎィ! 帯しめすぎィィ! 何か出るゥゥ!」
「ギャァァァァッ! す、すいませんんんん!」
なんとね! 近藤さんに縁談の話が持ちかけられたのさ!
イヤ…何か政略結婚狙いらしいけど…相手なんだと思う? 相手なんだと思う?
「なんっで見合い相手がゴリラなんだよォォォ!」
「それさっきも言ってたァァァ!」
そう! ゴリラなの! リアルゴリラなの! モノホンゴリラなのォォ!
しかも縁談写真見せてもらったけどかなりデカかったよ?! やばかったよ?! 何か王女らしいけどサ!
「隊長ォ、次の帯コレッスか?」
「それそれェ」
八雲も近藤さんの着付け手伝ってくれてるんだけど…うん、やっぱ何か納得いってないみたい。
あァァァァァ…ホンット有り得なくない? マジ有り得なくなくなくない?
「…よっし。はい、近藤さん! 着付けできましたよ!」
「おォーッ! 有難うな、栄蓮! 八雲!」
「どういたしまして! あ…そろそろとっつぁんが来る時間ですね」
「——おぉ〜い、近藤ォ。支度はできたかァ」
あ、噂をすれば松平のとっつぁん。…とっつぁんまで正装だ。
ホ…ホントに縁談相手はゴリラの王女様なんだ…。
「じゃあ行ってくるな!」
「「いってらっしゃ〜い」」
——パタン。
近藤さんととっつぁんが縁談部屋に向かっていくと思わず脱力。
八雲といっしょにその場に寝転んだ。
「はァァァ…ねェ八雲ォ…。私、結婚報告と言うものは聞いて幸せになると思ってたよ…」
「お…俺もっスよ…。“わァ、おめでとォ!”…みたいな感じになるもんだと…」
「いやだって喜べないよね? ゴリラだよ? リアルモノホンゴリラだよ?
いくら近藤さんがゴリラっぽいからってリアルゴリラはなくね? しかも王女はなくね?」
「しょうがないッスよ、近藤さんがゴリラのキングみてーな存在なんスから」
「やめてくんない?! いくら近藤さんゴリラだからってキングはないでしょ?!
せめてプリンスとかでよくない?!」
「そっち?!」
うぅ…これでほんっとーうに縁談が成立しちゃったら…。
……しちゃったら。…………………………。……………何か凄い事になる気がする。
「…ねェ八雲」
「…なんスか」
「もしもだよ? もしもこれで縁談成立したら…、私達ゴリラを姐さんと呼ばなきゃいけないよね?」
「…そっスね」
「「…………」」
…ふっざけんなよコノヤロォォォォォォォォォォォッ?!
ゴリラが姐さん?! だったらもういっそのことお妙さんとくっつけ近藤さんんんん!
「ちょ、流石に無理だよ?! ゴリラを姐さんは無理だよ?! いやマジ無理だよ?!」
「俺もマジ無理っスよ?! つーかゴリラを姐さんとか…マジ無理っスよ?!」
「でしょでしょ?! ちょ、どうするよ?! 動くか?! 阻止するかァ?!」
「いやでも人の恋路を邪魔するような野暮なマネは」
「ゴリラなんて人じゃねェェェ! ゴリラ! ただのゴリラ! 王女でもゴリラなのォォォ!」
と…とりあえず近藤さんたちの様子を見に行ってみないと!
「い、行くぞ八雲ォォ!」
「うっす!」
「——ウホ」
………………………………………………………………………。
…………何っか目の前にリアルゴリラきたァァァァ?!
「ウホ! ウホウホホ! ウホホホホ! ウホウホ!」
なんつってんだァァァァァ?! なんつってんだこのゴリラァァァ?!
どどどどうする?! と…とりあえず適当にあわせるかァァァ…!
「う…うほ? うほいうほほほい?」
「うほいうほほほいってなんスか」
「ウッホ! ウホウホウホウホ!」
「うっほォ?! うほほほほ! うっほォォォ?!」
「ウホホホホ!」
「イヤ何か微妙に会話成立してるんスけどォォォォ?!」
ゴ…ゴリラが何か楽しそうだァァァ! よかったァァァ?!
奇跡的に何か噛み合ってるのかなァ?!
「ウホ」
「あ…どっか行っちゃった」
結構楽しかったんだけど…。王女のお付きのゴリラか何かかな?
ってこんな所で油売ってる場合じゃないィィ! とっとと様子見に行かないとォォォ!
「あ、アレじゃないっスか?! ん? 坂田さんと神楽さんもいるッスよ?!」
「つーかゴリラ暴れてね?! あれ王女じゃねェェェ?!」
王女が何かすんごい暴れてるんだけどォォォ?! 縁談は?! どうなったの?!
「あああああ栄蓮んんん! 八雲ォォォ! ヘルプミィィィィィ!」
「どうしたんですか近藤さんんん?! 何をどうしたら王女が暴れだしたんですかァァァ?!」
「いや話せば長くなるんだがなァァ! とりあえず万事屋とチャイナ娘が暴行を加えたァァ!
んでもって俺が池の中に投げ捨てたらこうなったァァァ!!」
「「何してんだアンタァァァァ!!」」
ギャァァァァァァ! ゴリラがこっちくるゥゥゥゥ?!
「チャイナ娘ェェェ天パァァァ! テメーら何してくれてんのォォォ?!」
「知るかァァァ! だってそのゴリラが食いモン粗末にすんだもん! 豆パン粗末にすんだもん!」
「ンなもんを食わすなやァァァァ!」
王女なんだよォォォ! 一応ゴリラの王女なんだよォォォォ!
ンな得体の知れない豆パン食う育ち方はしてねーんだよォォォッ!
「あ、それとそこのゴリラがその年でウ○コ漏らしてたネ!」
「はァァァァ?! すいません近藤さん! 俺もうアンタと喋りませんんん!」
「待て待て待てェェ! 違うんだ! ソレは王女の仕業なんだァァァァ!」
「オメーの袴から転がり落ちてきたの見たアル!!」
その年になってそれはきついぞ近藤さんんんん!
ウ○コはダメェェェ! ってゴリラが再びこっち来るゥゥゥゥ!
「「「「「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!」」」」」
ぶっ飛ばされたァァァ! 何アレめっさ怒ってませんんんん?!
あ、ここ屋敷内じゃん! また戻されたじゃん! 障子っつーか部屋がブッ壊れてるゥゥゥ!
「オイィィィ! 近藤さんアレ何とかしてェェェ!」
「無理だァァ!」
「瞳孔女ァァ! アレぶった斬れェェェ!」
「アホかァァ!!」
「——アレ? まな板女?」
八雲がそう言う。…まな板女って……お妙さん?
あ、ホントにいる。…それに片目に眼帯つけた人もいるけど…。男? 女?
「お妙さん?! 久しぶりだねェ! 元気だったー?」
「栄蓮さん……」
「うっわ…やーなとこで出会った……」
「パープル……」
「アレ? 何コレ、なんかマズイトコ入ってきた?」
「アネゴ! こんな所で何やってるアルか?!」
「お妙さァァん! 会いたかったですゥゥゥゥ!」
「銀さん…神楽ちゃん…近藤さん……。…みんな……」
え? どうしたんだろ? お妙さんいつもの勢いなくね?
いつもみたいに近藤さんに殴りかかるかと思ってたの…に……。
「…さようなら」
「…………」
…え……? さようなら…って何? なんなの?
それに…、何で…お妙さん泣いてるの? すごく…悲しそうに…。
「…オイ」
「ちょ…お妙さ——ギャァァァァスッ?! 王女きたァァァァ!」
ってお妙さん片目眼帯さんに連れてかれちゃったぞォォォ?!
何ィィ?! 一体なんなのォォォ?!
「っ姉上ェェェ!」
「め…眼鏡?! ねェ、お妙さん泣いてたよ?! どうしたの?!」
「じ…実はっ」
「ぎぃやああああああ?! 王女がァァァァ!」
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛王女が襲いかかってくるゥゥゥゥ?!
「お…お妙さァァァァんッ?!」
(妙ちゃん、僕の傍にいてくれ)
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【柳生編】 ( No.154 )
- 日時: 2013/11/14 23:08
- 名前: Sora (ID: 0exqyz.j)
きたぁ!!!!
柳生篇来たぁぁぁぁぁ!!!
メガネケチャらーくる!?来ます!?
栄蓮と共に食べます!?
きやぁぁぉ!
ゴリラを姐さんは…むりですねぇ…
絵!吹きそうになりました!
半端なく八雲の目が…座ってましたwww
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【柳生編】 ( No.155 )
- 日時: 2013/11/16 23:38
- 名前: 花火 ◆Pt1jMZuGaQ (ID: zhN/mYB5)
- プロフ: http://ameblo.jp/hanabi1010/entry-11696976554.html
Sora様
柳生編ですよ! 九ちゃん九ちゃん((
メガネケチャラーも来ますよォ! 食べさせるかはお悩み中ですw
ゴリラを姐さんは私も無理ですw泣きますw←
イラストも見てくださったとは…有難う御座います!(´∀`)
お妙さんと話している時の八雲の目は大概すわってますw
—
近藤の見合い場から戻ってきた栄蓮と八雲。
だが…二人の頭の中は、先程のお妙の涙と新八の話でいっぱいだった。
63訓 そーゆー時には素直に語れ
『 あの人が何かいきなり姉上を“許嫁”だから迎えに来たとか言って…。
それで姉上に尋ねたら普通に行っちゃうし…でも、泣いてて。
正直僕も…、頭の中がごちゃごちゃしてます… 』
「……」
イン・ザ・屯所のマイルーム。ウィズ八雲…なんだけど。
…なんでお妙さん…泣いてたんだろ。
「…あの女なら」
「え…」
「あの女なら…普通笑いますよね」
「…うん」
そう! そうなの! 普通嫁に行くんだったらお妙さんは笑う!
なのにだよォォ?! あのお妙さんがっ! あのお妙さんが泣いたんだよ?!
「しかもあんな悲しそうに泣くなんて…お妙さんらしくないよ」
「…そーッスよね」
…あ゛あ゛あ゛あ゛!! スッキリしないなァァァもォォォッ?!
「そういや、副長も負けたらしいっスよ」
「兄さんが?! 誰に?!」
「まな板女の許嫁…柳生家の次期当主に」
「やーぎゅ? え、レーザービームのアレ?」
「どこのジェントルマン?! 違うっスよ!
“柳生九兵衛”…小柄なガキみてーなツラした野郎、って聞きました。さっきの奴と一致するっしょ?」
「あー…まァね」
線細かったし…華奢だったもんねェ、すっごく。
「で…どうするんスか?」
「…八雲。近藤さんね、あのゴリラ王女に気に入られちゃったらしくって。…今度結婚式するらしいよ?」
「は…はァァァ?! あんなことされといて?!」
「何かタフなところが気に入ったとかなんとか。…でもね」
——正直、ゴリラを姐さんはマジ無理じゃね?
そう言うと八雲は全力で頷いてくれた。
「…お妙さんの涙もあるし、ゴリラもあるし。…私は行こうと思いまっす!」
「…んじゃ、俺も行きます。大体…あんなの結婚も何もねェですし」
「え、なんで?」
「…やっぱ気づいてないんスか」
何? 何のこと?
「さァ、行きますか!」
「教えてよォ?!」
—
雨の降るその日。名門柳生家の門前に、笠を被った男が二人。
「なんだい、君達は? 入門希望者?」
「それとも何? 道場破りとか言わないよね、まさか?」
「「——いやいやァ、道場破りなんてそんな物騒な」」
次の瞬間、門番たちが吹っ飛ばされた。
笠を被った男二人——新八と近藤は駆け出し、柳生家の敷地内に入る。
「な…何奴?! ここを柳生家と知っての狼藉か!!」
「我は天堂無心流、恒道館道場が当主、志村新八!!」
「そして俺はその門下、悟罹羅勲!!」
「天下の柳生家に決闘を申し込まんと参上つかまつった!」
「柳生流の看板などに興味はない。…だが」
二人は別々の方向に飛び出し、自分達を囲む多勢の敵を吹っ飛ばしていく。
その目的は、ただ一つだ。
「姉上を返せェェェ!!」
「お妙さんを返せェェェ!!」
「ぞ…賊めェ! 斬れェェ! たった2人だ! 囲んで斬り捨ててしまええ!!」
「やれェェェ! グォッ…?!」
「「?!」」
突如倒れた一部の相手に、新八と近藤、さらには柳生家の門弟達も驚く。
振り向いたその先には、笠を被った侍が5人と、傘をさした者が1人。
「わりーな、2人じゃねェ」
「プラス6人ってことで」
バッと一斉に笠が取られる。新八と近藤は目を疑った。
銀時、神楽、土方、総悟、栄蓮、八雲がそこには立っていた。
「銀さん! 神楽ちゃん!」
「お…お前ら!」
「——行くぞコラァァァ!」
ズドォッと飛ばされる門弟。6人は各自違う方向に散らばる。
それに習い、新八と近藤も再び応戦し始めた。
「うおらァァァ! 怪我したくなかったらお妙さん返せェェ!!」
「な…何だこいつらァァ?! まるで歯がたたぬぞ?! どこの門下だ?!」
「新八ぃ! てめェは減給だぜバカタレェ!!
なんでこんなマネする前に俺に一言言わなかった! 1人で煮つまりやがって!」
「そうアル! 1人でこんな面白そうなことシコシコ計画して!
一言かけろヨ! お前は今日からシコッ八な!!」
「チャイナ娘ェェ!! それ誤解生むからやめてェェェ!!」
栄蓮はくわッと叫びつつ、門弟達を竹刀で倒している。
八雲も呆れ顔で倒し続けているようだ。
「つーか近藤さんは何でいるんスかァァ!」
「それは俺のセリフだァァ!
お妙さんはここへ嫁ぐと言った! だが…あんな顔でさよならなんてできるわけもねェ!」
「それは同じ意見でェェェす!」
「こんなマネしても誰も喜ぶ奴なんていないのかもしれん! お妙さんはこんな事望んでないのかもしれん!
それでもテメーの我を通したい奴だけここに来た! お妙さんにもう一度会いたいだけでここに来た!
大義もクソもない戦いに余計な奴巻き込むわけにはいかんだろ!」
気がつけば周囲にいた者達は全員倒されていた。
何とか残っていたものは“東城さんを呼べ”と繰り返しながら走り去っていく。
「なのに…。なのに何でお前らまで来るかなァァもォォォ!!」
「…近藤さん。俺もテメーの我ァ通しに来ただけだ。柳生には借りがある。
そいつを返しに来ただけさ。ちなみに今日は休みだしそこんとこも心配ねェ」
「…近藤さん、俺も我ァ通しに来ただけでさァ。このままいけばゴリラを姐さんと呼ばなきゃいけなくなる。
ちなみに今日はバリバリ仕事でしたがサボってきました」
「オメーはホントに我だな!! で、栄蓮と八雲はなぜ?!」
近藤がバッと栄蓮と八雲を見ると、二人は顔を見合わせた。
「何でって…なんでだったっけ?」
「多分近藤さんのゴリラ結婚阻止のためっス」
「オメーらも総悟と一緒かよォォォ?! けどアリガト!」
「「ちなみに今日はバリバリ仕事でしたが他の隊士に任せてきました」」
「もう隊長と副隊長おりろォォォ!!」
一応相手の隊士に許可はとったようではある。
その時だ。倒された門弟達の方を見ながら、“銀さん”と新八がつぶやく。
「僕ねェ…もうシスコンと呼ばれてもいいです。
僕は姉上が大好きですよ。離れるのはイヤだ。できる事ならずっと一緒にいたいです」
「……」
「姉上が心底惚れて連れてきた人なら、例えそれが万年金欠のうさん臭い男でも、
ゴリラのストーカーでも、マヨラーでもドSでも、幽霊嫌いの二枚目でも、
……姉上が幸せになれるなら、誰だって構やしないんです。送り出す覚悟はもうできてるんだ」
「……」
「泣きながら赤飯炊く覚悟はもうできてるんだ。…僕は仕方ないでしょ、泣いても。そりゃ泣きますよ。
——っでも……!!
泣いてる姉上を見送るなんてマネは…っ、まっぴら御免こうむります…っ!!
僕は…僕は姉上には、いつも笑っていてほしいんです…。それが姉弟でしょ…」
涙を流しながらそういう新八。
その姿を見て何を思ったのかはわからない。銀時と神楽は歩き出す。
「銀ちゃん、アネゴがホントにあのチビ助に惚れてたらどうなるネ。
…私達完全に悪役アル」
「悪役にゃ慣れてるだろ。人の邪魔するのもな。
…新八、覚えとけよ。俺達ゃ正義の味方でもてめーのネーちゃんの味方でもねェよ」
「……っ」
「“てめーの味方”だ」
そう言って銀時と神楽は柳生本地に入っていく。
その次に土方、沖田と続いた。
「…言っておくが俺は味方じゃねェぞ。たまたま喧嘩相手が一緒なだけだ」
「ベタじゃない? ベジータ気取りでさァ。あのままさり気なく仲間になるもりだぜ。気をつけな」
「あんたここに来てもそれ?」
続けて歩いていた栄蓮が目を座らせながらツッこむ。
ふと新八が栄蓮を見ると、彼女はいつもの温かい笑顔を見せた。
「眼鏡。私もアンタの気持ち、すんごい分かるよ。言わないけど…私も兄さん、大好きだもん。
そんな兄さんが誰かを好きになったのなら…本当に、幸せになってほしいと思う。笑ってて欲しいと、思う」
「栄蓮さん……」
「だからこそ、かな。涙でさよならはちょっと引っかかっちゃって。まァ、気軽によろしくゥ!」
「以下どーぶんッス」
「栄蓮さん、八雲さん…。有難う御座います!」
そういう新八の瞳は、全員の言葉により真剣なものになっていた。
近藤はポンと新八の肩に手を置く。
「…仲間とは程遠いが、この八人なら天下の柳生にも勝てるかもしれん。
いくか、義弟よ」
「…誰が義弟?」
「最後ソレェェェェェ?!」
(家族が嫌いなんて、あるわけない)
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【柳生編】 ( No.156 )
- 日時: 2013/11/17 12:16
- 名前: インファ (ID: 2Ib.wHIE)
あぁ、最後の最後に……www
かなり感動的な場面なのに……涙を返してくださいww
やはり、兄妹とか姉弟とか、銀魂の家族ものは良いですね、寒いのにほっこりしました。
- Re: 【銀魂】 生涯バラガキ 【柳生編】 ( No.157 )
- 日時: 2013/11/17 16:14
- 名前: Sora (ID: EdfQYbxF)
そう、兄弟ってそんなもん
そんなもんなのですぅぅ…
涙が…
サボり…でも総悟よりはマシかな?www
僕も絶対行ってますねwww
ゴリラをねぇさんとは確実に呼びたくないものwww
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