コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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ナメコとワカメのふらいあうぇいっ
日時: 2014/06/14 23:31
名前: いろはうた (ID: Xr//JkA7)

*ああ



 なんて美しくて



 





——————哀しいんだろう。





前作『浅葱の夢見し』>>188


〜目次〜

一章
>>008  >>017  >>021  >>031  >>040  >>043 


二章
>>051   >>052   >>053   >>054   >>059   >>072   >>079

>>084   >>091   >>094   >>095   >>100   >>104   >>105

>>106   >>109   >>110


三章
>>117   >>118   >>122  >>123  >>127  >>132  >>135  >>143


4章
>>163  >>164  >>172  >>182  >>189  >>193  >>200  >>201

>>205  >>209  >>210  >>215


5章
>>225  >>229  >>233  >>240  >>241  >>244  >>245

>>249  >>253  >>261






記憶の欠片

>>050   >>060   >>116


登場人物紹介
>>044  >>124



制服紹介

>>151



白夜さんインタビュー

>>221


〜イラスト〜

撫子の制服姿

>>157

そこに慧と和火

>>190

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Re: ナメコとワカメのふらいあうぇいっ ( No.641 )
日時: 2014/12/07 21:40
名前: いろはうた (ID: rKVc2nvw)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

あめちゃん!!


カシャッッ
よっしゃ撮れた……



d(´・ω・`)




のあめちゃんを激写しました(キリッ



和火w
治療法がないwww
そう言っていただけて光栄ですわ……


いろはうたは、今年の学校の体育を終えてしまったので、
妙に懐かしい気持ちでこの体育のやり取りを書いていました……(遠い目


コメントありがとう!!

Re: ナメコとワカメのふらいあうぇいっ ( No.642 )
日時: 2014/12/09 00:15
名前: いろはうた (ID: rKVc2nvw)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

*結局、撫子と和火、慧の三人で並列して走っている。

しかし撫子も女子。

運動場を三周したあたりで息が上がり始めた。

その様子を横目で見た慧がぼそりと口を開く。


「おい、しんどいのか?

 倒れられても面倒くせえ。

 ……休むならさっさと休め」

「や、休みません!!」

「じゃあ、なんで三周目いったばかりなのにもう息きれてんの?」

「わっ、私が普通で、和火と慧が異常なの!!」


既に1キロ近くも走っているのに、全く息を乱していない二人がおかしいのだ。

あきらかに二人とも撫子のペースに合わせて、余裕を持って走っている。

これでも、今、撫子は、女子の中でぶっちぎりのトップを走っているというのに。

女子の群れは、はるか後ろに見える。

だというのに、今度は和火に鼻で笑われた。


「意地張ってないで、休めば?」

「だ、だか、ら、休まない……ってば!!」


とはいえ、撫子は二人に合わせてもらっているのが悔しくて無理やりペースを上げようとしたが、

足が重くていうことをきかない。

空気が冷たく頬を叩く。

それは鋭く肺の中にも入ってきて、ちくちくと突き刺すような感覚を与えた。

正直、喋っているのも苦しい。


「どうしても走りてえなら……おれが抱き上げて走ってやろうか?」

「な、何言ってるの慧!?

 いっ、いいい、一体どこに、お姫様だっこ、されて、

 まっ、マラソン完走、する人、いるのよ!!」


苦しい息の中精一杯のツッコミをしたのに、慧はあろうことか舌打ちまでした。


「……っち。

 仕方ねえな。

 ……じゃあ、おぶってやるから」

「そういう問題、じゃない!!」

Re: ナメコとワカメのふらいあうぇいっ ( No.643 )
日時: 2014/12/11 09:13
名前: いろはうた (ID: rKVc2nvw)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

*マラソンはなんとか無事に終わった。

その後の休み時間の間、女子達はひそひそとこちらを見ながら何かを話していた。

いくら隣の席だからとはいえ、どうして撫子がこんなにも慧と仲がいいのかを

怪しんでいるらしい。

和火の撫子への態度の急な変化にも驚いているようだ。

誰にも迷惑をかけないように、地味に目立たないように、をモットーに送ってきた高校生活が

もろく崩れ去ろうとしているのを感じて、撫子はため息をついた。

三時間目は数学。

二次関数のグラフを描くためにものさしに手を伸ばした瞬間。


ぞわり



肌が粟立った。

この霊気。

ちらりと慧を見やるとこくりと浅くうなずき返してくれた。

やはり、悪霊。

廊下の方からだ。

まさかこの時間帯に出没する日が来るとは。

そっとシャーペンを置いて、考える。

どうやって教室を出て、怪しまれずにすむか。

何か理由が必要だ。

背中を嫌な汗が伝う。

まずい。

霊力の塊が、撫子と慧の霊力を感知したのか、どんどんこちらに近付いてきているのを感じる。

撫子は唇を噛みしめた。

皆が怪我をするよりはマシだ。

迷っている暇はない。

撫子は、すっと手を挙げた。


「せ、先生、気分が悪いので保健室に行ってもいいですか」


嘘をつくというのはいい気分ではない。

しかし、明らかに挙動不審な撫子の言葉に、先生は軽くうなずいただけで

特に気にするようなそぶりも見せない。


「教師。

 おれも、気分が悪いから撫子についていく」


立ち上がりかけた撫子は、机につっぷしそうになった。

教室は慧の発言にどよめいている。

あの二人保健室で何する気なんだろ、ばかそんなことここで言うなよ、

とか信じられない言葉が聞こえてきて、あまりの羞恥にもはや消えてなくなりたい。



ばきゃっっ



背後からプラスチックが割れる音が聞こえた。


(和火、今絶対ものさし、へし折った!!絶対折った!!)


「先生」


撫子はびくっと震えた。

和火は何を言う気なのだ。


「おれも、行っていいですか」


目が点になる。

和火は、撫子たちが悪霊討伐に行くことに気付いたのだろうか。


「四条。

 おまえも気分が悪いのか?」



「今日、おれ生理なんです」



教室が静まり返った。

何人か衝撃のあまりシャーペンを落とし、ポトっというかすかな音のみが響いた。


(え、生理、生理って何、え、生理って、え……え)


先生の顔も盛大にひきつっている。

和火は撫子たちが悪霊討伐に行くのを感づいて、一緒に行こうとしたけど

撫子と達と教室を出る理由がかぶったら怪しまれると思ってそんな理由にしたのだろうか。

だとしたら、逆効果過ぎる。


「生理って……」

「いやだな先生。

 男の生理なんて……聞かないでくださいよ」


そう言うなり和火は席を立ちあがって、すたすたと教室を出ていく。

しかも、ちゃっかり家宝の両刀が入っている袋を背中にしょっている。

ぴしゃっと閉まったドアの音で我に返り、あわてて和火の後を追う。

マジかよ……という教室にいる者全ての気持ちを代弁した呟きが聞こえた。

Re: ナメコとワカメのふらいあうぇいっ ( No.644 )
日時: 2014/12/11 16:57
名前: あめしぐれ ◆adhRKFl5jU (ID: SGjK60el)



せっ生理wwwwwww
和火くん生理wwwwwww
腹がwwwwwwww




こんにちは あめしぐれです(。-∀-)



ぬああああああああんだってええええええええ!!?
d(´・ω・`)のあめしぐれを撮ったあああああああ!??
腐るよ!!!そのカメラから手を離して!!!






そしていろちゃんをぱしゃり★(カメラ持 ドヤ



体育ねえ……運動神経抜群の撫子ちゃんがめちゃくちゃ羨ましいよ……(遠い目
女子ダントツてねえ……夢以上だよ、だはは…




和火くん生理て、ちょっとwwww無理しすぎwwww
あめしぐれも衝撃でスマホ落としそうになったよ(´・ω・` )


続きめっさ気になるけど、勉強も頑張ってね!!
無理して受験落ちるとかシャレにならんでな(`・ω・´)

Re: ナメコとワカメのふらいあうぇいっ ( No.645 )
日時: 2014/12/12 23:21
名前: いろはうた (ID: rKVc2nvw)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

あめちゃん!!


こんばんは〜(*´ω`)ノシ


そう。
和火は生理日らしいです。
凍りつく教室。
平然と出ていく和火。
おたおたしながらそれを追いかける撫子。
その後をおとなしくついていく慧。
なんつーカオス……


いろはうたはマラソンは女子の軍団の真ん中あたりをひいひい言いながら
走っているやつでした……
マラソン嫌い……
そもそも走るのが嫌いであります……
先生!!
体育はすべて希望制にしたらいいと思います!!(;∀;)∩


コメントありがとう!!


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