ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 花の少女
- 日時: 2010/04/12 18:23
- 名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)
( ・ω・)こんにちゎ☆白兎(はくと)です。
小説は三作目ですが・・・どうにもこうにも、面白い話がかけません;(泣
でも、下手なりに頑張りますので見ていただければ光栄です(´・ω・`)
できればコメしてってください♪
では本編をどうぞ♪
これは花のように生き、花のように散った少女の物語__
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- Re: 花の少女 ( No.112 )
- 日時: 2010/05/29 21:04
- 名前: 白兎 (ID: BtjLrvhc)
そして、三年の月日が経った__
愛花は小学四年生になっていた。
香澄は六年、黄薇は五年、時雨は三年生だ。
みんなの中にあった亀裂は、もうすっかり治ったようだった。
しかし、物語の中に平和などない__
今日も黄薇は香澄にべったりしていた。
しかし、黄薇曰く今日の香澄は何処か変なのだという。
確かに今日の香澄には元気がないようにも見える。
香澄がため息をつくなど、とても珍しい。というより、普段は皆無に等しかった。
愛花の部屋—————
「ねぇ、なんでだと思う!?」
黄薇は愛花に詰め寄った。少々顔が近すぎる気も。
美冬、陽子、空たち3人はもうこの光景には慣れっこなのか、素知らぬ顔で宿題を黙々と片付けていた。
「さ、さぁ……?」
困った顔で答える愛花。
「だってだって。本当に変なんだもん!話し掛けても上の空って感じで……」
「あの香澄くんがねぇ」
「……じゃあ、愛花も香澄と話してみなさいよ!ぜぇったい変だから!」
「えぇ〜……」
愛花は物凄く面倒くさかったが、仕方なく黄薇に言われるままに香澄の部屋へと向かった__
- Re: 花の少女 ( No.113 )
- 日時: 2010/05/31 15:00
- 名前: 白兎 (ID: BtjLrvhc)
香澄の部屋のドアを開けた。
愛花の眼はベッドの上に寝転んだ香澄を捉えた。
「香澄くん?」
返事はなく、香澄は天井を見上げたままだ。
口は開いたままで、眼は虚ろだった。
「え……。香澄くん?
ねぇ、香澄くんってば!」
やっぱり返事はなかった。
でも、反応は在ったようだ。香澄は天井に向けていた眼を愛花に向けた。
「香澄くん……どうしたの?なにかあったの?」
「……ぇけ」
「え?聞こえなぃ……
「出てけ……」
「何で……
香澄の目は鋭くなった。
「出てけ!」
「何それ……香澄くんがそんなこと言うなんて…………
「だから!」
こんな香澄をみたのは初めてだった。
「目障りだ、失せろ」
愛花の背筋が一瞬凍るほど、とても、冷たくて暗い眼だった。
この眼と比べれば昔の時雨の眼など、とてもちっぽけで可愛いものに思える。
流石にその眼には愛花も負けてしまった。
「あ……えっと…ごめん…なさい……」
愛花はきびすを返し、部屋から出て行った。
「香澄くん……一体、どうしちゃったの……?」
愛花は呟いた。
ひどく辛そうな顔をして__
- Re: 花の少女 ( No.114 )
- 日時: 2010/05/31 15:51
- 名前: アキラ (ID: PA3b2Hh4)
香澄くん、急に怒鳴るなんて何があったんでしょう。
にしても、あのチビちゃん達は小学中・上級生
になりましたか…。
- Re: 花の少女 ( No.115 )
- 日時: 2010/05/31 17:44
- 名前: 白兎 (ID: BtjLrvhc)
アキラs>>香澄くんのことは…次回でわかるかなぁ。
あの子はこれからもっと成長させる予定です。
- Re: 花の少女 ( No.116 )
- 日時: 2010/05/31 21:07
- 名前: 月花 (ID: LQdao1mG)
だいぶ成長したなぁ。愛花なんてウチと同じ学年になっちゃったよ。 そして香澄どうした!?
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