ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 花の少女
- 日時: 2010/04/12 18:23
- 名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)
( ・ω・)こんにちゎ☆白兎(はくと)です。
小説は三作目ですが・・・どうにもこうにも、面白い話がかけません;(泣
でも、下手なりに頑張りますので見ていただければ光栄です(´・ω・`)
できればコメしてってください♪
では本編をどうぞ♪
これは花のように生き、花のように散った少女の物語__
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- Re: 花の少女 ( No.57 )
- 日時: 2010/05/05 18:07
- 名前: 月花 (ID: hoeZ6M68)
「保険」とわ!? 成宮さん、メチャ怪しいです…w
- Re: 花の少女 ( No.58 )
- 日時: 2010/05/06 17:47
- 名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)
アキラs>>52ありがとぉ&本当ごめんなさい(;〇;)
暗刻の導き手s>>保険…その意味は…まだ言えません
でもそのままの意味ですよ♪
月花s>>確かに怪しすぎwジェントルマンなのに…。
では今から続き書きますね( ^ ^ )/
- Re: 花の少女 ( No.59 )
- 日時: 2010/05/06 18:28
- 名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)
そして学校帰り。
今日は一・二年下校(一年生と二年生が合同で帰る)なので、香澄は居らず、愛花たち四人と黄薇だけだった。
するとその途中で、黄薇が鞄の中を探り始めた。
「どうしたんですか?」
美冬が尋ねた。
「ふふふ☆」
「?」
「じゃじゃ〜ん!!」
黄薇は愛花たちに向かって何かを見せた。
それはいわゆるラブレターと言う奴だった。
しかも二通。
「どう?凄いでしょお?」
満面の笑みで黄薇は愛花たちに自慢しているが、哀しいかな美冬は今日それを三通貰っていた。
無論、美冬はその事は黙っていたが。
「…すっ凄いです…ね!」
しかし、ラブレターを貰っていた人はもう一人。
そう、愛花。
しかも愛花はある意味すごく正直だ。なので…
,,,
「黄薇さん、たった二通なの?私は五通貰ったけど。」
あーあ。愛花、言っちゃった。
「……っっっ!!」
黄薇はとても屈辱を受けているようだ。
すごい顔になってるが…本人は気付いていないのだろうか。
「キャッハハハハハ…!!」
その顔に、愛花大爆笑。
「なっなに笑ってやがんの、てめぇー〜!」
「アハハハハ…」
「っ!!何がおかしんだよぉ!!」
黄薇のぶりっ子は途切れ途切れになっている。
余程ショックだったのだろう。
その後ろでは、美冬たちがひそひそと喋っていた。
「愛花ちゃん、度胸ある〜…」
「…ある意味ね。」
「しっかし、いい顔で笑ってるなぁ…」、と。
「「「「たっだいま〜」」」」
愛花たちは元気に言う。しかし勿論黄薇にそんな余裕は無い。
「プッ…」
愛花はまた笑い出す。
「…愛花、今プッて笑った?」
「…気のせいじゃないすか?」
「…。」
「…。」
「…。」
「…プッ。」
「……嘘つくんじゃねぇ〜!!」
「アッハハハハハハ…!!」
「愛花ちゃん、本当いい顔してるわぁ…。」
「み、美冬ちゃん。そんなしみじみと…。」
愛花はその後もしばらく笑いっぱなしだった。
その度、黄薇はキレなければならなかった。
愛花は黄薇がキレるのを見て面白がっているのだが。
廊下の真ん中で笑い転げる愛花たちを、冷たい目で見上げる少年が居た。時雨だ。
時雨は愛花たちを見て呟く。
「みんな、忘れていく、忘れていくんだ…愛花も……空も…」
少年はその後も幾度となく呟いていた。
悲しいような、寂しいような、冷たいような。そんな目をして__
- Re: 花の少女 ( No.60 )
- 日時: 2010/05/06 19:28
- 名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)
「How long have she been waiting〜♪」
すごく綺麗で、でも哀しくて。そんなメロディー。
歌い手にもよるだろうが、消え入ってしまいそうな音だった。
歌っているのは愛花。
「あ…それ、前の鼻歌の…?」
空が訊く。でも斜め上を見ていて、愛花には目を向けていない。然程興味も無いのだろう。
でも愛花は答えた。
「うん、そう…。」
「あ〜。お父さんの好きだった曲だっけ?」と陽子。
愛花は頷いて答えた。
すると美冬は下を向き呟く。
「お父さん…か。」
聞き取れないほど小さな声で。
「ん?今何か言った?美冬。」
愛花が尋ねたが
「ううん。何も。」
美冬は小さな嘘をついた。
そして更にもう一つ嘘をつく。
「あ…私、散歩行ってくるね。」
「うん!行ってらっさい〜☆」
(ガラッ……パタン)
ドアを閉めて、美冬は小さく深呼吸。
「ふぅぅ〜…」
昔、『嫌なことがあった時は、まず深呼吸してごらん。落ち着くから。』そんな言葉を聞いたことがあった。
でも、今の美冬にはただの迷信でしかなかったようだ。
そんな美冬に近づいてきたのは女性。
「どうかしたの?美冬…。」
「あ…栞さん…。」
そう、美冬の前には、栞が立っていたのだった。。
「…いえ。何もないですよ?」
「…ツライ?」
「!!な、何がですか…?」
美冬は平静を装っているが、動揺は隠し切れないものだ。
「いいよ?隠さなくても…
もう一回訊くよ?
辛いの? あなたが自分の両親を知らないことが——。」
- Re: 花の少女 ( No.61 )
- 日時: 2010/05/07 17:09
- 名前: アキラ (ID: BnjQrs2U)
黄薇ちゃん以上に愛花がモテモテですねぇ。
愛花が笑うのを誤魔化す「…。」が
面白かったです(*^^)v
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