ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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    花の少女
日時: 2010/04/12 18:23
名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)

( ・ω・)こんにちゎ☆白兎(はくと)です。

小説は三作目ですが・・・どうにもこうにも、面白い話がかけません;(泣

でも、下手なりに頑張りますので見ていただければ光栄です(´・ω・`)
できればコメしてってください♪


        では本編をどうぞ♪


    これは花のように生き、花のように散った少女の物語__



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Re:     花の少女 ( No.167 )
日時: 2010/07/09 15:53
名前: 白兎 (ID: WkxsA0sZ)

※今回は途中で視点を変えるので注意。
 *マークで変わります。



 今日のオアシス(学校)は終わり、家に帰った。

家には、珍しく雅金が居た。

 「あれ、お父さん。どうかしたんですか?」
 「いや、特に何も無いよ。今日は特にすることも無かったから、家に帰ろうかと思ってね」
 「そうですか」

そう言って、私は部屋に戻る。
会話はそれだけ。

淡々とした会話だ。

 いつもの事だけど。


本当のお父さんならきっと__って思うけど

そんなこと考えたって何にもならない。


あれ?


そういえば、私の本当のお父さんって…………


どんな人だったっけ。




   *



———成宮雅金




 あいつのせいで
 あいつにせいで
 あいつのせいで




            許さない


         許さない


    許さない


       絶対に—————————


 

Re:     花の少女 ( No.168 )
日時: 2010/07/09 16:43
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

疾風の存在、大きいですねー。
にしても、あの冷静な愛花が不良さんになるとは!!
そしてなにやら嫉妬の渦で終わってますが……ッ!!

Re:     花の少女 ( No.169 )
日時: 2010/07/10 15:35
名前: 白兎 (ID: WkxsA0sZ)

アキラs>>家庭の環境が悪いと不良になりやすいかな、と思って愛花はあの有り様に。
     疾風にはこれから活躍してもらいます。
     疾風と愛花で組む時はなぜかまったりさせたくなる……
     最後のは…まぁ、いろいろありますね。



新しいのが書きたくなってきた;
でもこれは終わらせたいっ

どうしよう……(´・ω;`)
ちょっと話 削っちゃおうかな??
でもなぁー…………       【悩み中】

Re:     花の少女 ( No.170 )
日時: 2010/07/10 16:44
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

自分、違うやつ書きたいから
大幅に話削ってもう最終話行こうかみたいな☆笑
悩んだら悩むほどいいものが書けると思うので、
頑張って下さい(*^_^*)

Re:     花の少女 ( No.171 )
日時: 2010/07/10 17:22
名前: 白兎 (ID: WkxsA0sZ)





 オトウサン


うーん。
思い出せない。

何か、記憶があやふやになってきてる?

おかしいなぁ。




    あ。




  『お父さん・・・!』





  赫


     赫赫赫赫赫赫赫赫赫赫赫赫



まっかっか。


ぶしゅ———って。


きもちわるっ。




 「っ…………!!」

猛烈に吐き気が私を襲う。

トイレに駆け込む。吐く。


何度も何度も
思い出すたび

次第に出るものも無くなって、胃液だけが流れているみたいだ。

 「はぁー……」


なるほど。 

思い出さないほうが良いみたいだね。


まぁ兎に角、この気持ち悪い物をどうにかしないと。


  ジャ——………


 それから十分ぐらいは座り込んでいた。


——ちょっと、気分転換しようか。

微かに臭いの移った服は脱いで、着心地の良いワンピースに変える。
これでもけっこう気分が変わる。
いつもならね。
ただ、吐いたあとってのはちょっとキツイ。

外を散歩することにした。


いつもは高めのヒールがある靴を履くけど、今日はペタンコ靴で。
そういう気分じゃないんでね。


ここら辺は、とても騒がしい。
でかい建物と人間ばかりが目立つ。
でも、騒がしい所に限ってそのすぐ傍には人気の無い寂しい場所があったりする。

その場所はもう既に見つけてある。

そこの角を曲がって、すこし真っ直ぐ。

雑草がたくさん見える
人っ子一人居ない、寂しい場所が、ほら。


今は夕方、涼しい風が吹いている。

さっきそれを感じなかったのは、あの建物のせいだろうか。
そんなこと如何でもいいけど。
優しい風が、私を包む。

 「ふぅー……」
溜息が漏れる。
さっき吐いた溜息とは違う、穏やかな溜息だ。

空を見上げた。
雲が空を泳いでいた。
その様子をしばらく飽きもせずじっと見ていた。

 「そろそろ帰ろうかなー……」
呟いて、立ち上がる。


向きを変えると、其処には人が立っていた。
私のことをじっと見ていた。

何だろう、この視線。

真っ黒の髪。
すらっとした長身で、男のくせにひどく綺麗な顔立ち。

何処かで見たことが有る様な気がした。


 「……愛花ちゃん?」


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