ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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    花の少女
日時: 2010/04/12 18:23
名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)

( ・ω・)こんにちゎ☆白兎(はくと)です。

小説は三作目ですが・・・どうにもこうにも、面白い話がかけません;(泣

でも、下手なりに頑張りますので見ていただければ光栄です(´・ω・`)
できればコメしてってください♪


        では本編をどうぞ♪


    これは花のように生き、花のように散った少女の物語__



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Re:     花の少女 ( No.32 )
日時: 2010/04/26 18:29
名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)





 「あれ・・・栞さん。」

いきなり愛花たちの部屋に入ってきた栞。
美冬がどうしたんだと尋ねると、
 「空に、おつかい行ってきて欲しいんだけど・・・」
と言う事らしい。

 「いいよ〜、しおちゃん(栞のこと)。でも、なんでわたし?」
 「あ〜さっきね、時雨くんに頼んだんだけど、断られちゃって。」
 「そっか。まったく、時雨は何で行かないんだよぉ。」

普段、クエスチョンマークを周りに浮かべているのは空の役目なのだが、このときは愛花たちがそうだった。
そこで、またも美冬が尋ねた。
 
 「何で、時雨くんが行かなかったら空が行くことになるの?」

美冬が問うと、空は(あんたたち、そんなことも知らなかったの?)という顔をして

 「時雨、わたしの弟だから。」
と言った。

一瞬の沈黙のあと、
 「「「えぇ〜〜〜〜!!」」」
皆、動揺を隠し切れないらしく、口がわなわなと動いている者もいた。
 「初めて聞いた〜」
 「何で黙ってたのさ〜」美冬と陽子が言った。

すると空はすこし困ったように言った。
 「だって、わたしもついこの間知ったし・・・」

 「・・・いやいやいや。何でだよ!?」
 「何でって言われても・・・」
 「そんなのおかしぃ・・・
陽子が言いかけたが

 「空ーはやく行って〜」
栞さんの声でかき消された。
 「はぁ〜い」
そう言って空はドアの向こうへ行ってしまった。
今後、空が陽子の問いに答えることは無かった。

Re:     花の少女 ( No.33 )
日時: 2010/04/27 14:50
名前: アキラ (ID: BLbMqcR3)
参照: 戻しました((汗

改名戻しました(>_<)
ややこしくてすみませんっ

時雨くん、空さんの弟だったんですね!!
でもそれを少し前に聞いたという事は……、なにか事情があったんでしょうか??

Re:     花の少女 ( No.34 )
日時: 2010/04/27 18:16
名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)

アキラs>>事情…かなりありますねw
     ちなみに時雨はずっと前からそのことは知ってるんです。

〜次は久しぶりに学校から(登校から?)お送りします〜

Re:     花の少女 ( No.35 )
日時: 2010/04/27 18:51
名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)





朝、香澄の澄んだ声が響く。

 「みんな、学校行くよ〜!」
愛花以外は、みんな元気に返事をした。
最近は黄薇は不機嫌になったり文句を言ったりしなくなった。
毎日のことだから、もう諦めたのだろう。
香澄や美冬はかなりホッとしていた。


学校———————

 

 「「「愛花ちゃんおはよう〜!!」」」
と、元気に挨拶してきた愛花のクラスメイト。

そう、あの愛花に友達が出来たのである。
まぁ愛花から話し掛けることはまず無いのだが。
それでも愛花に友達が寄って来るのは、愛花の可愛らしい外見のおかげなのか。
でもやはり愛花がすこしずつ変わってきているから、というのもあるのだろう。


 「ね〜ね〜今日遊ぼうよ〜」
と、愛花の友達が提案してきた。
 「「いいよぉ〜」」 
愛花もうなずいた。

 「じゃ、誰の家で遊ぶぅ〜?」

何気ない言葉。
でも、愛花の心にはどしりとのしかかった。

 「あ、私の家でもいいよぉ?」

その言葉を聞いた愛花は、内心ほっとしていた。


知られたくなかったのだ。
自分が孤児院で暮らしていることを。

あの孤児院は愛花にとってとても良い環境だったといえた。
愛花の心がすこしずつ変わってきているのも、孤児院の人達のおかげといっていいからだ。

だから愛花は決して孤児院が嫌いという訳ではなかった。
でも、知られたくなかった。


このとき愛花ははじめて孤児院育ちの虚しさを感じた__

Re:     花の少女 ( No.36 )
日時: 2010/04/29 11:37
名前: アキラ (ID: BLbMqcR3)

物心ついた子供にとって、孤児院暮らしだなんてあまり言いたくないですよね……。
両親がいないってだけで、他の子と距離感を感じると思います(>_<)


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