ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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    花の少女
日時: 2010/04/12 18:23
名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)

( ・ω・)こんにちゎ☆白兎(はくと)です。

小説は三作目ですが・・・どうにもこうにも、面白い話がかけません;(泣

でも、下手なりに頑張りますので見ていただければ光栄です(´・ω・`)
できればコメしてってください♪


        では本編をどうぞ♪


    これは花のように生き、花のように散った少女の物語__



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Re:     花の少女 ( No.187 )
日時: 2010/07/15 16:07
名前: 白兎 (ID: WkxsA0sZ)

>>アキラs
奴の人間関係は利用するためだけにあるみたいです。
奴はある意味、一番可哀想な人なのかも。
どーやったらこんな人間が産まれてくるんだろー……。

Re:     花の少女 ( No.188 )
日時: 2010/07/15 16:55
名前: 白兎 (ID: WkxsA0sZ)





 家の中は、気味が悪いくらい静かだった。

家の外に車があったから、誰か来ているのかと思っていた。
不思議に思いつつも部屋に向かって歩いていると
 
 「愛花、ちょっとおいで」
雅金の声がした。


その部屋の中には、ごつい、強そうな男達が座っていた。

 「お父さん、こちらは……」

 「君を貰って行ってくれる人だよ」

訊ねると、そう言われた。
私は困惑した。

雅金に歩み寄り、それはどういう意味ですか、と訊ねた。

 「どういう意味だろうね」

雅金は私の質問をはぐらかす。
もう一度訊ねようと思っていたが、それは出来なかった。

なぜなら、私の腕は男に拘束されていたからだった。

 「じゃ、行こうか」
そのにこやかな笑顔は何だよ。

その汚い手を離せよ。

あーあ。

どこ行くんだろうなーわたし……。


すこし、諦めていた。

あの野郎が最低な奴だってのは知っていた。
自分のためなら、誰でも犠牲に出来るってことも。



でも、諦めちゃいけない。

そう思った。



もう家の外まで来ていた。
奴らは車のドアをあけて、私を乗せようとした。
コレに乗ったら、私は——



 「っ!!」



私は腕を掴んでいた男が力を弱めた隙に突き飛ばし逃げた。

 「なっ……待てっ!!」

男は叫んだ。

そして、男達は車に乗り込む。


私は走る。

さっき走ったばかりだから、かなり足が重かった。

でも、もし速度を緩めたら捕まってしまうかもしれない。

緩めてはいけない、絶対に。


相手は車だ。

狭い道を通れば————そうだ。



私は全速力でさっき来た道を戻った。


 

Re:     花の少女 ( No.189 )
日時: 2010/07/17 09:03
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

逃げて正解!
何されるか分かったもんじゃないし(-_-)

Re:     花の少女 ( No.190 )
日時: 2010/07/18 15:53
名前: 白兎 (ID: WkxsA0sZ)

>>アキラs
本当に。(−− )(_ _ )
愛花が捕まった話は書きたくないし……。

Re:     花の少女 ( No.191 )
日時: 2010/07/18 16:26
名前: 白兎 (ID: WkxsA0sZ)





 逃げていると、また香澄くんを見つけた。

でもそんな暇は無いと、無視するつもりだった。

でも、香澄くん視線がぶつかってしまった。

 「あれ、どうしたの?」

キョトンとした顔で訊ねてきた。

でも、さっきも言ったけど 今 香澄くんと話をしている余裕は無い。

 「ちょっと、来てっ!!」

香澄くんを引っ張ってまた走り出した。


  *


 急に引っ張られてきたけど
愛花ちゃん、どうかしたのかな——?



しばらく走り続けて、ようやく止まった。
さっきとはかなり離れた場所だった。

 「あの……どうしたの?」

やっと訊けた。

でも答えになっている答えは返ってこなかった。

 「香澄くん、お願いがあるんだけど——」

お願い?
何を——?


 「出来ることなら良いけど……?」


  

  「しばらく匿って!!」


 


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