ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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    花の少女
日時: 2010/04/12 18:23
名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)

( ・ω・)こんにちゎ☆白兎(はくと)です。

小説は三作目ですが・・・どうにもこうにも、面白い話がかけません;(泣

でも、下手なりに頑張りますので見ていただければ光栄です(´・ω・`)
できればコメしてってください♪


        では本編をどうぞ♪


    これは花のように生き、花のように散った少女の物語__



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Re:     花の少女 ( No.42 )
日時: 2010/05/01 17:40
名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)

月花s>>続きは今から書きますね^U^

アキラs>>確かに大人だ…何で小3と小1が楽観的なんて言葉知ってるんだろw

第二章はやっと半分くらい進んだかな・・・?
愛花の心は今のところ第一章からだんだん良い方向へと向かっている模様。

Re:     花の少女 ( No.43 )
日時: 2010/05/01 18:59
名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)





 ここは香澄の部屋。

香澄の部屋は一人部屋だったからか、部屋の中は何だか寂しい雰囲気がながれていた。

愛花は今日、友達に自分が孤児院に住んでいることを打ち明けた。
その報告をするため、香澄の部屋に来ている訳である。

 「それで…どうだった?」
香澄は比較的穏やかな表情で言った。
でもその目はとても真剣だった。
 「ていうか…何でわざわざそんなこと聞くの?」
 「いや…もし友達にあの事を打ち明けたせいできみに何かあったら僕のせいでもあるわけだから。」
 「…ただ興味あっただけかと思った。」
 「まぁ、それもあるけどね。」
 「・・・。」
愛花は香澄を胡散臭い目で見た。

 「友達に言ったよ。そしたら__


回想————————


 「ねぇ、みんなに話しておきたいことがあるんだ。」
 「なに?」


 「私、孤児院に住んでるの___。」


愛花がそう言うと、友人たちは固まった。
(驚いているのだろう)、そう愛花が思っていると

 「…孤児院ってなぁに?」
と、友人たちの中のリーダー格、Bが言った。

そうなのだ。普通の一般的な小学一年生が、そんな言葉を聞く機会はほとんど無いと言っていい。

 「あ、えっと児童養護施設のこと。」
きっと愛花は、友人たちが分からないのは改称前の名称を使ったせいだと勘違いしたのだろう。
当然だがまた友人たちはポカーンとしている。

 「それってどういうこと?」
 「あ、そっか。あのね…」
愛花はやっと理解したらしい。

 「私には親も親戚もいないの。だから、知らない人達と施設に住んでるの。」

愛花は友人達の為になるべく易しい言葉を使った。
そのおかげか友人達も愛花の言っていることがなんとか掴めて来たようだった。

 「う〜ん。よく判んないけどさ。つまり、私達と愛花ちゃんはちょっと違うってこと?」
 「うん。そう。」

 「でも、それがどうかしたの?」

そういわれた愛花は、目をまばたきさせた。

 
 「愛花ちゃんは、愛花ちゃんなんだよ。ただそれだけだよ。」


 「…そっか。」
 「そうだよ。」

そして愛花は、誰にも気付かれないほどほんの少しだけ

微笑んだ。


——————————

 
 「へぇ〜。」
話を聞いた第一声がこれなのか、香澄。
 「良かったね。避けられたりしなくて。」
 「もし避けられてたら、あんたを恨んでたと思うよ。」
愛花は真顔で言った。
 「…良かった、本当。」
香澄は呟くように言った。

 「でも、気をつけてね。」
 「え?」
香澄の顔は、さっきよりももっと真剣な顔だった。
 「あの子たちは良かったかも知れないけど、他の子だったら、違っていたかもしれない。」
 「…じゃ、私けっこうヤバかったってこと?」
 「そうだね。だから、そのことを打ち明ける人はちゃんと選ばなければならないと思うよ。」
 「…私、そんなに考えずに打ち明けたけど、それって結構危険な賭けだったんじゃ・・・?」
愛花は香澄を若干睨んでいた。

 「でも、大丈夫な気がした。」
 「なんで…
 「きみは人に話し掛けにいったりしないし、話し掛けられても浮かない返事だけだろ?」
 「・・・。」
 「だから、それでも付いてきてくれたきみの友達たちは、きみの良い所を判ってるんだと思う。」
 
 「なるほどね…。」
 
会話が終わり、愛花はふと香澄の部屋を見渡した。

そして気がついた。


香澄の部屋が、一人部屋にしては広すぎることに__

Re:     花の少女 ( No.44 )
日時: 2010/05/01 19:46
名前: 月花 (ID: zXyKVICa)

納得?してもらえたのかな? 香澄の部屋にほかの人もいる…とか?ではないよね

Re:     花の少女 ( No.45 )
日時: 2010/05/01 19:48
名前: アキラ (ID: BLbMqcR3)

ちゃんと理解してもらえたんだぁ。
よかったー(>_<)

内心少しハラハラでした。

Re:     花の少女 ( No.46 )
日時: 2010/05/01 20:15
名前: 白兎 (ID: oDAd3.8e)

 コメありがとぉございます☆

月花s>>はい、納得してくれたみたいですね。
    香澄の部屋の理由は明日書きますね。

アキラs>>ありがとう(´U`)
     実際、理解してくれる子って少なかったりするんですよね…。悲しいけど。


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