二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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遊戯王デュエルモンスターズEXS「ロックします」
日時: 2017/06/18 00:18
名前: ロード (ID: MMm5P7cR)

初めまして、アニメもカードもどっちも好きな遊戯王ファンのロードと申します。
カードもやりますが、まだそれ程詳しくないので至らない部分もあります。その辺りはご了承ください。


注意事項
1 荒らしは厳禁
2 誹謗中傷は禁止
3 アドバイスは奨励しますが、批判や文句は禁止。
4 OCGに無いオリジナルカードや、都合の良いオリジナルカード、アニメオリジナルカード等が登場します。しかも主人公がそのオリカ使いです。抵抗感のある人はスルーしてください。
5 ルールはOCG準拠ですが、時折間違えることがあるのでその時はしっかり忠告してください。
6 文章のレベルが低く、時々おかしい所があるので時折訂正することがあります。
7 遊戯王についてある程度詳しくないとわからない所があるのである程度知っておいた方が良いです。
8 更新の速度が早かったり遅かったりと、更新の速度にムラがあります。
9 ルールはマスタールール3を施行しております。


登場人物
主人公 六道遊太 >>7

一条寺菊姫・岩ノ井翔太・鏡山大地・広野真薄 >>14

榊原龍矢 榊原龍奈 >>24

影沼和希 >>56

ロベルト・フランシス >>80


ストーリー
第一話「奇跡の騎士」 >>1 >>2 >>3 >>4 >>5

第二話「ネオスに込めた思い、マウスのHEROデッキ」 >>10 >>11 >>12 >>13

第三話「ディフォーマーVS新たなイクスロードナイト」 >>15 >>16 >>17 >>18 >>19 >>20 >>21 >>22

第四話「黒き炎!真紅眼の黒竜使いのアキラ」 >>25 >>26 >>27 >>28 >>29

第五話「デュエルと強さ」 >>30 >>31 >>33 >>34

第六話「戦いの幕開け」 >>36 >>37

第七話「EとD、二つのHERO」 >>38 >>39 >>40 >>41 >>42

第八話「七色に輝くレインボー・ドラゴン」 >>43 >>44 >>45 >>46 >>47

第九話「謎のデュエリスト、Dの挑戦!」 >>48 >>49 >>50 >>51 >>52 >>53 >>54

第十話「似たもの同士?ディフォーマーVSビークロイド!」 >>57 >>58 >>59 >>60 >>61

第十一話「頑張れ、岩ノ井!勇気の究極恐獣」 >>62 >>63 >>64 >>65 >>66 >>67 >>68

第十二話「大会前夜」 >>69

第十三話「いざ、選考会」 >>70 >>71 >>72

第十四話「揺れるペンデュラムと、炎のイクスロードナイト!」 >>73 >>74 >>75 >>76 >>77 >>78

第十五話「ジュニアユース開幕!」 >>81

第十六話「侵略のエーリアンデッキ」 >>82 >>83 >>84 >>85 >>86 >>87

第十七話「浸食!グレイドルの罠」 >>88 >>89 >>90 >>91 >>92

第十八話「己の運をギャンブルに乗せて」 >>93 >>94 >>95 >>96 >>97 >>98 >>99 >>100 >>101

第十九話「電撃ビリビリ!電池メンズ」 >>103 >>104 >>105 >>106 >>107 >>108

第二十話「LITTLE HERO」 >>109 >>110 >>111 >>112 >>113 >>114 >>115

第二十一話「舐められたシード」 >>116 >>117 >>118 >>119 >>120 >>121

第二十二話「宝玉の煌めき」 >>123 >>126 >>129 >>130 >>131 >>132

第二十三話「出陣! 黄昏の忍者隊」 >>133 >>134 >>135 >>136

第二十四話「アキラの実力」 >>137 >>138 >>139 >>140

第二十五話「休憩時間」 >>141

第二十六話「ピンチ! 呪いの酸巨人」 >>142 >>143 >>144 >>145 >>146 >>147

第二十七話「合体融合! VWXYZ」 >>148 >>151 >>152 >>153 >>154

第二十八話「飛翔せよネオス! コンタクト融合!」 >>157 >>158 >>163 >>164

第二十九話「通過点」 >>169 >>172

第三十話「星騎士の輝き。英雄騎士の強き心」 >>174 >>175 >>176 >>177 >>178

第三十一話「ネオスVSパワー・ツール! 友達だから」 >>181 >>182 >>183 >>184 >>185

第三十二話「菊姫の実力」 >>186 >>189 >>190 >>191 >>192

第三十三話「虹竜と竜姫神」 >>195 >>196 >>197

第三十四話「僕が憧れたHERO」 >>203 >>204 >>205 >>206 >>207

第三十五話「菊姫とアキラ」 >>210 >>211 >>212 >>213

第三十六話「菊姫さんと僕」 >>216 >>217 >>218 >>219

第三十七話「決勝戦! 遊太VSアキラ」 >>222 >>223 >>224 >>225 >>226 >>227

第三十八話「精霊達の秘密」 >>230

第三十九話「全国大会スタート!」 >>231

第四十話「野性解放! 熊五郎のビーストデッキ」 >>232 >>233 >>234 >>235 >>236

第四十一話「超こいこい! 花の花札衛デッキ」 >>238


オリジナルカード、もしくはアニメオリジナルカードの紹介

第一話で登場したもの >>6

第三話で登場したもの >>23

第五話で登場したもの >>35

第九話で登場したもの >>55

第十四話で登場したもの >>79

第十八話で登場したもの >>102

第二十二話で登場したもの >>122


作中に出たOCGカードとオリジナル。(二十五話までは小説の中に書いてあります)

二十六話に登場したもの OCG >>149 オリジナル >>150

二十七話に登場したもの 龍矢が使用したカード >>155 江崎が使用したカードとオリジナル >>156

二十八話に登場したもの 真薄のカードとオリジナル >>167 石崎のカード >>168

二十九話に登場したもの OCG >>173

三十話に登場したもの 遊太のカードとオリジナル >>179 星野のカード >>180

三十一話に登場したもの 龍矢のカード >>187 真薄のカード >>188

三十二話に登場したもの 菊姫のカード >>193 天羽のカード >>194

三十三話に登場したもの アキラのカード >>198 龍奈のカード >>199

三十四話に登場したもの 遊太のカード >>208 真薄のカード >>209

三十五話に登場したもの アキラのカード >>214 菊姫のカード >>215

三十六話に登場したもの 菊姫のカード >>220 真薄のカード >>221

三十七話に登場したもの 遊太のカード >>228 アキラのカード >>229

お知らせ

>>200 >>237

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Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.190 )
日時: 2017/01/07 08:55
名前: ロード (ID: WSDTsxV5)

5・菊姫のターン

「アタシのターン、ドロー!」(菊姫手札1→2)

(あの伏せカード……何があるのか知らねえが、『古代の機械』に並大抵の伏せカードは効かねえぜ! ただ、あの儀式モンスター……『緑光の宣告者』は守備表示ではいるが、残しておくとマズイかもしれねえ。ここはまず、あのモンスターを!)

「行くぞ、『古代の機械巨人』で、『神光の宣告者』を攻撃! アルティメットーー」

「そうはいかないわ! 手札から、『オネスト』を捨てて、効果発動! 私の光属性モンスターが戦闘を行う時、そのモンスターの攻撃力は戦う相手モンスターの攻撃力分アップする!」(天羽手札1→0)(天羽墓地6→7)

「んなっ、そんな手が……!」

「あなたのエースである巨人がバトルフェイズに封じるのは、あくまで魔法・罠。モンスター効果は封じれないでしょ?」

「く、クソッ!」

『オネスト』によって強化された攻撃で、『古代の機械巨人』は跡形もなく粉砕される。

「クッ……」(菊姫ライフ7100→5300)(菊姫墓地4→5)

「フフフ、どう?」

「クッ……アタシはカードを1枚伏せて、ターンエンド!」(菊姫手札2→1)

(……この伏せカードは、罠カード『奈落の落とし穴』……奴がモンスターを更に出してこようものなら、コイツで除外してやるぜ!)


菊姫

ライフポイント5300
手札枚数1枚
モンスター1体『マシンナーズ・フォートレス』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚『リビングデッドの呼び声』
墓地の枚数5枚
除外されているカード0枚


6・天羽のターン

「私のターン、ドロー」(天羽手札0→1)

「魔法カード『貪欲な壺』を発動。墓地のモンスター5体をデッキに戻してシャッフルした後、2枚ドローする。私は『ヘカテリス』『アテナ』『コーリング・ノヴァ』『逆転の女神』『オネスト』をデッキに戻して、2枚ドロー」(天羽手札0→2)(天羽墓地7→3)

「そして私は、『緑光の宣告者』をリリースして、『光神テテュス』をアドバンス召喚!」(天羽手札2→1)(天羽墓地3→4)

再び出された神々しい天使。攻撃力は2400なのを見て、菊姫は早速カードを発動する! 

「そうはいかねえぜ! 罠カード『奈落の落とし穴』発動! 攻撃力1500以上のモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、そのモンスターを破壊して、除外する! 『光神テテュス』を破壊するぜ!」

しかし……!? 

「おバカさんね……やりなさい。宣告者(デクレアラー)」

『神光の宣告者』が突然雷を放出し、『奈落の落とし穴』を破壊してしまった! 

「な、何!? 馬鹿な……なんで罠カードが破壊されたんだ!?」

「私が『神光の宣告者』の効果を発動したからよ。このカードは、手札の天使族モンスターを1枚墓地へ送ることで、相手のモンスター効果の発動、魔法・罠の効果発動を無効にして、破壊するわ。さっき私は『朱光の宣告者』を墓地へ送ったから、『奈落の落とし穴』は無効になった訳」(天羽手札1→0)(天羽墓地4→5)

「なん……だと……」(菊姫墓地5→6)

「更に私は、罠カード『強欲な瓶』を発動。デッキから1枚ドローする。この瞬間、『光神テテュス』の効果発動。私がドローした時、そのカードが天使族だったらもう1枚ドローできる。私がドローしたのは『マシュマロン』。よってもう1枚ドロー」(天羽手札0→2)(天羽墓地5→6)

「クッ……」

「そしてドローしたこのカードは『紫光の宣告者』、天使族だからもう1枚ドロー。あら、これは天使族じゃないからここで打ち止め。私はカードを1枚伏せて、『神光の宣告者』を守備表示にして、ターンエンド」(天羽手札3→2)


天羽

ライフポイント6500
手札枚数2枚
モンスター2体『神光の宣告者』(守備表示) 『光神テテュス』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚『神の居城−ヴァルハラ』
墓地の枚数6枚
除外されているカード0枚


7・菊姫のターン

「アタシのターン、ドロー!」(菊姫手札1→2)

(手札1枚切ってカードの無効にするカードとか、凄くやべえじゃねえか……幸い、今わかっているのは、奴の手札には天使族が2枚。最低でも2回無効にされる)

(ただ……それ以上に厄介なのはあの『光神テテュス』! どんなドローでも発動し、手札に天使族を増やされちまう……まずはアレからだ!)

「アタシは、『マシンナーズ・フォートレス』で『光神テテュス』を攻撃!」

フォートレスから放たれた、ミサイルがまたしても天使に襲いかかる! が。

「罠カード発動! 『光子化』! 相手モンスターの攻撃を無効にして、そのモンスターの攻撃力分、自分の光属性モンスターの攻撃力を、自分エンドフェイズまで上げる! 私は、『マシンナーズ・フォートレス』の攻撃を無効にして、その攻撃力分、テテュスの攻撃力を上げる!」

「んなっ!? 伏せカードにそんなカードを……!?」

「フフフ、これで攻撃力4900よ。ありがとうね」(天羽墓地6→7)

「くっ……モンスターを1体セットして、カードを1枚伏せて、ターンエンド……」(菊姫手札2→1)


菊姫

ライフポイント5300
手札枚数0枚
モンスター2体『マシンナーズ・フォートレス』(攻撃表示) (裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚『リビングデッドの呼び声』
墓地の枚数7枚
除外されているカード0枚


8・天羽のターン

「私のターン、ドロー」(天羽手札2→3)

「テテュスの効果発動。ドローしたカードは『天空騎士パーシアス』。よってもう1枚ドロー。あら、これ違うじゃない。よってドローはここで打ち止め」(天羽手札3→4)

「私は、テテュスで『マシンナーズ・フォートレス』を攻撃!」

攻撃力の上がったテテュスの前では、フォートレスも全くの無力。簡単に破壊されてしまった。

「ぐっ……だが、『マシンナーズ・フォートレス』の効果発動! 戦闘で破壊された時、相手フィールドのカード1枚を破壊する!」(菊姫ライフ5300→2800)(菊墓地7→8)

「無駄よ。その効果も、無効にさせてもらうわ。『神光の宣告者』の効果で、手札から天使族を墓地へ送って無効!」(天羽手札4→3)(天羽墓地7→8)

「……ならアタシは、罠カード『ブレイクスルー・スキル』を発動! 『神光の宣告者』の効果を無効にする!」(菊姫墓地8→9)

「なら私は、その無効にする効果を無効にするわ」(天羽手札3→2)(天羽墓地8→9)

「クソッ、どうあがいても無効にされちまう!」

「そうよ、『神光の宣告者』は、地上の異なる力を許さない天使。その力には誰もがひれ伏すのよ。私はカードを1枚伏せて、ターンエンド」(天羽手札2→1)


天羽

ライフポイント6500
手札枚数1枚
モンスター2体『神光の宣告者』(守備表示) 『光神テテュス』(攻撃表示)
魔法・罠ゾーンのカード2枚
発動しているカード1枚『神の居城−ヴァルハラ』
墓地の枚数9枚
除外されているカード0枚


9・菊姫のターン

「アタシのターン、ドロー」(菊姫手札0→1)

「モンスターを1体セットして、ターンエンド……」(菊姫手札1→0)

(打つ手はこれだけ……でも、もう、ダメかもしれねえ……)

菊姫の表情には、若干だが諦めの表情が見えていた。無理もない。相手の場には天使族を切ることで、全てを無効化する儀式モンスターと、手札に天使族を増やすモンスター。諦めるのも無理はないだろう。

それを、天羽は感じ取っていた。

(あの子、諦めかけているわね……まあこんな状況だから、無理もないでしょうけど……あなたは本当に、それで良いの?)


菊姫

ライフポイント2800
手札枚数0枚
モンスター2体(裏守備表示) (裏守備表示)
魔法・罠ゾーンのカード1枚
発動しているカード1枚『リビングデッドの呼び声』
墓地の枚数9枚
除外されているカード0枚


観客席からずっと見ていた岩ノ井と鏡山はというと。

「はわわわ……アネゴが大ピンチッス……!」

「このままじゃ、アネゴは……!」

「でも、逆転しようにも相手にあんな強力なモンスターがいるんじゃ、どうやったって勝ち目は……」

「でも、大丈夫ッス!」

「え?」

「確かに遊太君の言うとおり、相手には強力なモンスターがいるッス」

「けれど、アネゴはこんな状況でも勝ってくれると、俺達は信じているぜ!」

「だって、アネゴは俺達の……」

「二人とも……」

この二人は、どうしてこんなにも菊姫を信じられるのだろう。と、思った所に、『イクスロードナイト』のアポロが語りかけてくる。

(彼らは、彼女を心の底から慕っているのさ)

(アポロ、それってどういう……)

(彼らは昔、菊姫に助けてもらったみたいな感じがするな)

(そうなんだ)

(でも、今は彼女自身の戦いだ。今はこの戦いの行く末を見届けよう)

(うん)

Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.191 )
日時: 2017/01/17 15:37
名前: ロード (ID: 6tDnREag)

(ダメかもしれねえ……クソッ、こうなるんだったら、才羽の忠告をちゃんと聞いておくんだったぜ!)

今になって後悔する菊姫。だが、後悔したところで、どうしようもできないと思っていた。

(チク……ショオ……これじゃあアイツらにも、アイツにも、申し訳が立たねえ……)

そう言って、遊太達のいる観客席を見る菊姫。その表情には、どこか曇りがあった。

(殆ど何もできず、こんなにも無様に負けるアタシ……ははっ、カッコ悪……)

菊姫は、思い出したくないことを思い出していた。脳裏には、カッコ悪い、ダサい、こんなものかという言葉が、頭の中で反芻されていた。向こうにいる、取り巻き二人と遊太を眺めながら。

その様子を見て、天羽は気づく。菊姫が、何に縛られ、それによって実力を発揮できていないことを、見抜いた。

(ああ、なるほど。それで実力を発揮できなかったのね)

感づいた天羽は、菊姫に語りかける。

「辛いわよね、誰かの期待に答えるのって。息苦しくて、嫌になるくらい」

「……?」

「でも、強いあなたを求められると、あなたは途端に実力を出せなくなる。だって、あなたは信用を失うのが怖いから」

「な、何の話だよ……」

「いわば、保険って奴よ。あなたは、無意識のうちに自分の全力を封印している。それは、全力を出して負けると、仲間に見限られてしまうって思ってるんじゃ? 手抜きなら、負けても言い訳が立つしね」

その一言に、菊姫はドキッとする。いかにも図星を突かれたという驚き方だ。

「……図星って奴ね。けれどね、もう一度よく考えてみて、あなたの隣にいる友達は、あなたの実力だけしか見てないのか、そうでないのか……」

その言葉に、少しばかり心揺さぶられる菊姫。

(そうだ……アタシは……)

あの日のことを、思い出す。

(アタシは昔、そりゃもう、多くの取り巻きがいた。皆、アタシを褒め称えてた)

(でも、何故か皆アタシとはデュエルしたがらず、よいしょするだけだった。けど、アタシはそれでも満足だった)

(けれど、あの日。アキラに全力を注いでデュエルして負けた時、皆はアタシに……)

「菊姫はこんな程度かよ!」

「俺達こんなに大したことない奴をよいしょしてたのかよ」

「あーやめたやめた! こんな奴にくっつくのはもうたくさんだ!」

そう言って、皆はアタシに罵声を浴びせて去って行った。そして、わかっちまった。皆が目当てにしていたのは、アタシの実力だけ。アタシなんて、はなから気にしてなかった。

そう思ってた。

「アネゴ……」

取り巻きの一部だった、岩ノ井と鏡山が、アタシの前に来ていた。

「なんだよ、お前ら……行くんだったら、さっさと行けよ……! それとも、アタシを笑いにでも来たのかい?」

「違うッス」

「俺達二人は昔、アネゴに助けてもらったことがあります」

「だから、その恩返しをしたいッス」

「いつも引っ張ってくれたアネゴを、今度は俺達が支える番ですから!」

「……!」

その言葉に、アタシはどんだけ救われたっけな。

その後、アタシ達は三人で活動するようになった。仲も良くなったし、デュエルだってした。

けれど、アタシの戦績はあまり良くなかった。

それでも良いって、思っていたけど……。

「アネゴー!」

観客席から、声が聞こえる。

「アネゴ、頑張ってくださーい!」

「逆転してくださーい!」

あの二人が、バカみたいにアタシの心配をする。

その横では、遊太達が必死で見守る。

ああ、そういうことか。アタシは、アイツらに全力で戦えなんて言いながら、ウソもついてたってことか。

アイツらの心からの信頼を、裏切るような。


11・菊姫のターン

「アタシのターン、ドロー!」(菊姫手札0→1)

「オイ、天羽」

「何?」

「ありがとよ。目ぇ覚まさせてくれて。けど、ここで勝つのはアタシだ! アイツらのためにも、アタシのためにも!」

「そう、わかったみたいね。けど、この状況を逆転できるのかしら? 私の場にはカードの発動を全て無効化する天使がいる。どうにかしなきゃ、逆転の糸口は見えないわよ?」

(確かにそうだ……アタシのカードの発動を許さない、絶対制圧のモンスター……どうにかして排除か無効化しなきゃ、アタシに勝利は訪れねえ!)

さっきドローしたカードを見ても、この状況では使えない『古代の機械歯車』。しかし、策がない訳ではなかった。

(今アタシの場には『メタモルポット』が裏守備表示でいる……コイツをリバースさせれば、手札を全て捨てて新たに5枚ドローできる……が、果たして奴が気安くドローさせてくれるかね?)

(カードの発動を無効化されるんじゃ、リバースしても意味無いよな……)

そう思い、『古代の機械歯車』を裏守備表示でセットしようとする菊姫。しかし、何かが菊姫の中に走る。

(いや待てよ……? カードの、発動……? 奴は確か、カードの発動を無効化、と言ってなかったか……?)

突然のひらめきが、菊姫の菊姫の頭の中を駆け巡った。そして。

(ある! この状況を打開出来そうなカードが、1枚だけある! それは……!)

菊姫が手を伸ばしたのは、手札でも、フィールドでもなかった。そこは。

「アタシは、墓地のカードの効果を発動する!」

「……気づいたみたいね」

「墓地より『ブレイクスルー・スキル』を除外し、効果発動! 自分のターン、このカードを除外することで、相手モンスター1体の効果を無効にする! コイツでどうだ!?」(菊姫墓地10→9)

墓地より出でた波状攻撃が、『神光の宣告者』を襲う! チェーンは組まれなかった。

「……ご名答よ、あくまで『神光の宣告者』が無効にするのは『カードの』発動。『効果は』流石に無効にできないわ」

「よっしゃ! あの忌々しい宣告者の効果を無効にしてやったぜ!」

これを見て、龍矢が疑問に思う。

「あれ? カードを発動したんだから、効果が無効にされるんじゃないのか?」

それを聞いて、真薄が口添えをする。

「えっと……これは確か……『カードを発動した』のではなく、『カードの効果を発動した』ということであって……」

真薄のいまいち反応に困る返答に、今度は遊太が答える。

「いわば、『効果そのもの』を発動したってことさ」

「どういうことだよ遊太?」

「『神光の宣告者』が無効にするのは、いわば『カードで発動する』効果。いわば、カードをそのまま発動するようなことで、伏せカードや手札誘発効果とかが、これに該当するね」

「『効果そのもの』の発動は、効果だけをそのまま使うということで、墓地にあった『ブレイクスルー・スキル』は、墓地にある時除外することで効果を発動できる。その条件で効果だけを発動したということなのさ」

「な、なるほど……!」

「本当にわかっているの? 龍矢。長いことやっているのに、私はわかっていたわよ」

「う、ひでえ……」

「さ、観戦に戻るわよ。ここから菊姫さんの大逆転が始まるかもしれないから……」

何気ない会話だったが、鏡山は何かがおかしいことに気づく。

(アネゴから直接教わった真薄ならまだしも、ほとんど独学だった遊太がなんでそんなことをちゃんとわかっているんだ?)

そしてデュエルリング。

「よっしゃ! このまま一気に行くぞ! アタシはモンスターを反転召喚! 『メタモルポット』! そしてリバース効果発動。互いのプレイヤーは、手札を全て捨てて新たに5枚ドローする! さあ、手札を捨ててカードを引けよ」(菊姫手札1→5)(菊姫墓地9→10)

「わかったわ」(天羽手札3→5)(天羽墓地11→14)

今の手札を精算し、新たに5枚引いた菊姫。すると、驚くべきカードが手札にあった。

(こ、これは『パワー・ボンド』!)

『パワー・ボンド』とは、機械族専用の融合魔法であり、極めてハイリスク・ハイリターンのカードである。

(そして、この手札……この手札なら、アタシのデッキの中でも最上級に強力な融合モンスターが呼べる!)

が、そのモンスターは、あの時アキラに負けた時に出してしまったカードであり、菊姫の苦い思い出となっているカードであった。が。

(ここで出さなきゃ、もうついてこいなんてあの二人に言う資格はねえ……だから!)

「天羽、ここで一つ宣言をするぜ」

「何?」

「今からアタシが出すモンスターは、アタシが持つモンスターの中で、トップクラスのモンスターだ!」

Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.192 )
日時: 2017/01/18 10:51
名前: ロード (ID: rHtcSzQu)

「トップクラス……ねえ、じゃあ見せてご覧なさい」

「言われなくても見せてやるぜ。私は手札から、『古代の整備場』を発動。墓地の『古代の機械』1体を、手札に加える。アタシが手札に加えるのは、『古代の機械巨人』!」

(ということは……出すのね、アレを)

「そして、手札から魔法カード『パワー・ボンド』を発動! 手札・フィールドからモンスターを墓地へ送って、機械族モンスターを、融合召喚!」

「古の鋼鉄より生まれ現れた巨人よ、今こそ一つとなりて、究極の力を見せよ! 融合召喚! 現れろ、レベル10『古代の機械究極巨人』!」(菊姫手札5→1)(菊姫墓地10→14)

『古代の機械巨人』を中心に合体して生まれたのは、ケンタウルス型の体を持った鋼鉄の巨人。その攻撃力は。

「攻撃力……4400だって!?」

「凄いッス! アネゴ、凄く久々にアレを出すなんて!」

「アネゴはやっぱり凄いッス!」

「菊姫……こんな凄いモンスターを隠し持っていたなんて!」

「なんか凄いぞ菊姫!」

「菊姫さん……やっぱり奥の手は、最後まで取っておく物なんですね……」

観客席より、仲間達の声が菊姫の耳に届く。そして、仲間達の方を振り向いて、あの時のことを思い出す。

アキラと戦った時、あの時は華麗にワンターンキルを成し遂げようと、このモンスターを『パワー・ボンド』で召喚した。

が、『破壊輪』で破壊された挙げ句、『破壊輪』と『パワー・ボンド』のダメージを両方食らってしまい、見るも無惨な敗北をしてしまった。

結果、皆は離れて行った。自分に失望して。

が、今は違う。今ここには、自分をわかってくれる友達がいる。

自分の最愛の友達、岩ノ井、鏡山。ひょっとしたら凄いデュエリストじゃないかと思う遊太。初心者の癖に、たった2週間であそこまで登り詰めた真薄。お調子者龍矢。ちょっとおませな龍奈。

あの皆だったら……。

「さあ来い天羽! 落とし穴でもなんでもしやがれ!」

そう意気込んで言ったが。

「……チェーンは無いわ」

「よし! 『パワー・ボンド』で融合召喚したモンスターは、その攻撃力が2倍になる! よって『古代の機械究極巨人』の攻撃力は……8800! 更に究極巨人は、攻撃中は相手の魔法・罠を封じ込め、貫通効果も持っているぜ!」

「だけど、私のライフは6500。どちらに攻撃しても、私のライフは3桁残るわ。それにその融合魔法……とてつもなく大きな代償を払うんじゃなかったっけ?」

「その通り、『パワー・ボンド』を使って融合召喚した場合、エンドフェイズに融合召喚したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受けなくてはならない。4400のダメージをな。けど……」

「けど?」

「アタシがダメージを受けるのは、アンタが生き残ったらの話だろ?」

「えっ?」

「速攻魔法『死角からの一撃』発動! 相手フィールドに存在する表側守備表示モンスター1体と、自分の表側攻撃表示モンスター1体を選択する。そして、選択したアタシの攻撃表示モンスターは、選択したモンスターの守備力分アップする!」(菊姫手札1→0)(菊姫墓地14→15)

「そんなカードが……!」

「アタシは『神光の宣告者』と『古代の機械究極巨人』を選択! よって究極巨人の攻撃力は『神光の宣告者』の守備力分、2800アップの11600だ!」

「これは……」

「行くぜラストバトル! 『古代の機械究極巨人』で、『神光の宣告者』を攻撃! ギガント・パウンドォォッ!」

究極巨人の鉄拳が、宣告者の体を粉砕する! そのダメージは、あまりにも大きく、重い一撃だった。が、天羽は。

(また、爆発してくれたわね。あの時みたいに……ありがとうね)『天羽ライフ6500→0』

遂に決着がついた。天羽の一方的なデュエルかと思いきや、菊姫の、まさかまさかの大逆転で、このデュエルは終わった。


デュエルリングを降りた二人。その二人の間で、交わされる会話はというと。

「アタシが勝ったぜ、あの伏せカード、ブラフだったのか?」

「秘密」

「だろうな、けどよ、アンタの言ってくれた一言で、少しだけど視界が開けたような
気がするぜ」

「それは、良いことでしょ?」

「まあ、次も頑張りなさいよ。次の相手は、一筋縄じゃいかないみたいだし」

「ああ。このアタシにとっちゃ、因縁の相手みたいなものだけど」

「あらそう? まあ、頑張ってちょうだいね。私が見込んだ、菊姫ちゃんっ」

「! ちゃんづけするなー!」

菊姫をちゃんづけした後、ウィンクしながら天羽は去って行った。プンプンしながら観客席に戻って行くと、友達が菊姫のところに来た。

「凄かったよ菊姫! まさか土壇場であんな凄いカードを出すなんてさ!」

「奥の手は取っておく物と、よく言ったものですね」

「流石じゃあん!」

「その引きの強さ、凄いですよね」

遊太、真薄、龍矢、龍奈の四人が菊姫を褒め称える。そして、あの二人も。

「流石ッス、アネゴ〜!」

「勝ってくれて、嬉しいです〜!」

若干半泣きになりながら、菊姫に抱きついてくる岩ノ井と鏡山。普段だったら鬱陶しく思う菊姫だが、この日だけは違った。

「なあお前ら……」

「?」

「アタシと遊太達って、友達だよな?」

「な、何を言っているッスか?」

「その通りじゃないですか。遊太も真薄も、全員友達ですよ!」

「いきなりどうしたッスか?」

「いや、いいんだ、気にしなくて……」

(やっぱ、そうなんだよな。友達、なんだよな)

一方、天羽はというと、才羽と一緒にいて、話をしていた。

「良いのか? ああいう形で」

「良いのよ。本当の力を取り戻せて、あの子も私もハッピーなのよ」

「どういうことだ?」

「昔ね、あの子のデュエルを見たことがあるの。とてもタクティクスに溢れたデュエルでね、見ていて気持ちよかったの」

「けれど、久々に会ってみればデュエルが変わっていてね……ちょっとおせっかいだったかもしれなかったけど、元に戻してあげたわけ」

「そうか、お前、以前からそんなところあったもんな。楽しい方が良いって」

「そ。さあ、後はのんびり観戦でもしましょうか? 星野君や江崎君も待ってるみたいだし」

「ああ、行こうか」

(菊姫ちゃん。あの頃のあなたを取り戻せて、良かったわね。昔のあなたが見れて嬉しいし、今と昔のあなたが組み合わされて、きっとあのアキラともいい勝負ができるでしょうね……)

「そういえば、氷川の奴は?」

「風邪が悪くなったから帰ったって」

「そうか」

Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.193 )
日時: 2017/02/03 19:17
名前: ロード (ID: MMm5P7cR)

学校のテストや、小説賞への投稿などがあって、更新が大幅に遅れて申し訳ありませんでした。

かなり遅れた菊姫と天羽の使用カードについて纏めます。


菊姫が使用したカード 

モンスター

-------------------
『ブリキンギョ』
レベル4
水属性
機械族 効果モンスター
攻撃力・800 守備力・2000
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚できる。
-------------------

-------------------
『ギアギガント X』
ランク4
地属性
機械族 エクシーズ・効果モンスター
攻撃力・2300 守備力・2500
機械族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地からレベル4以下の
機械族モンスター1体を選んで手札に加える。
また、このカードがフィールド上から離れた時、
自分の墓地からレベル3以下の
「ギアギア」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
-------------------

-------------------
『古代の機械箱』
レベル4
地属性
機械族 効果モンスター
攻撃力・500 守備力・2000
「古代の機械箱」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法でデッキ・墓地から手札に加わった場合に発動できる。
「古代の機械箱」以外の攻撃力または守備力が500の
機械族・地属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
-------------------

-------------------
『古代の機械騎士』
レベル4
地属性
機械族 デュアル・効果モンスター
攻撃力・1800 守備力・500
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
-------------------

-------------------
『マシンナーズ・フォートレス』
レベル7
地属性
機械族 効果モンスター
攻撃力・2500 守備力・1600
このカードは手札の機械族モンスターを
レベルの合計が8以上になるように捨てて、
手札または墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する
このカードが相手の効果モンスターの効果の対象になった時、
相手の手札を確認して1枚捨てる。
-------------------

-------------------
『古代の機械巨人』
レベル8
地属性
機械族 効果モンスター
攻撃力・3000 守備力・3000
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
-------------------

-------------------
『メタモルポット』
レベル2
地属性
岩石族 リバース・効果モンスター(制限カード)
攻撃力・700 守備力・600
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
お互いの手札を全て捨てる。
その後、お互いはデッキから5枚ドローする。
-------------------

-------------------
『古代の機械究極巨人』
レベル10
地属性
機械族 融合・効果モンスター
攻撃力・4400 守備力・3400
「古代の機械巨人」+「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
このカードが破壊された場合、
自分の墓地の「古代の機械巨人」1体を選択し、
召喚条件を無視して特殊召喚できる。
-------------------

魔法・罠

-------------------
『歯車街』
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
お互いのプレイヤーは「アンティーク・ギア」モンスターを召喚する場合に
必要なリリースを1体少なくできる。
(2):このカードが破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「アンティーク・ギア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
-------------------

-------------------
『リビングデッドの呼び声』
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
-------------------

-------------------
『奈落の落とし穴』
通常罠
(1):相手が攻撃力1500以上のモンスターを
召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃力1500以上のモンスターを破壊し除外する。
-------------------

-------------------
『ブレイクスルー・スキル』
通常罠
(1):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
(2):自分ターンに墓地のこのカードを除外し、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の効果モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
-------------------

-------------------
『古代の整備場』
通常魔法
(1):自分の墓地の「アンティーク・ギア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
-------------------

-------------------
『パワー・ボンド』
通常魔法
自分の手札・フィールド上から、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
機械族のその融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は、その元々の攻撃力分アップする。
このカードを発動したターンのエンドフェイズ時、
自分はこのカードの効果でアップした数値分のダメージを受ける。
-------------------

-------------------
『死角からの一撃』
速攻魔法
相手フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体と、
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する。
選択した自分のモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
選択した相手モンスターの守備力の数値分アップする。
------------------- 

Re: 遊戯王デュエルモンスターズEXS(イクス) ( No.194 )
日時: 2017/02/03 19:18
名前: ロード (ID: MMm5P7cR)

天羽が使用したカード

モンスター

-------------------
『ヘカテリス』
レベル4
光属性
天使族 効果モンスター
攻撃力・1500 守備力・1100
(1):自分メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。
デッキから「神の居城−ヴァルハラ」1枚を手札に加える。
-------------------

-------------------
『アテナ』
レベル7
光属性
天使族 効果モンスター
攻撃力・2600 守備力・800
1ターンに1度、「アテナ」以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
天使族モンスター1体を墓地へ送る事で、
「アテナ」以外の自分の墓地に存在する
天使族モンスター1体を選択して特殊召喚する。
フィールド上に天使族モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、
相手ライフに600ポイントダメージを与える。
-------------------

-------------------
『コーリング・ノヴァ』
レベル4
光属性
天使族 効果モンスター
攻撃力・1400 守備力・800
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから攻撃力1500以下の天使族・光属性モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、
代わりに「天空騎士パーシアス」1体を特殊召喚する事ができる。
-------------------

-------------------
『神光の宣告者』
レベル6
光属性
天使族 儀式・効果モンスター
攻撃力・1800 守備力・2800
「宣告者の預言」により降臨。
(1):相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、
手札から天使族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
-------------------

-------------------
『オネスト』
レベル4
光属性
天使族 効果モンスター
攻撃力・1100 守備力・1900
(1):自分メインフェイズに発動できる。
フィールドの表側表示のこのカードを手札に戻す。
(2):自分の光属性モンスターが
戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
-------------------

-------------------
『光神テテュス』
レベル5
光属性
天使族 効果モンスター
攻撃力・2400 守備力・1800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分がカードをドローした時、そのカードが天使族モンスターだった場合、
そのカードを相手に見せる事で自分はカードをもう1枚ドローする事ができる。
-------------------

魔法・罠

-------------------
『神の居城ーヴァルハラ』
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズにこの効果を発動できる。
手札から天使族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動と処理ができる。
-------------------

-------------------
『高等儀式術』
儀式魔法
儀式モンスターの降臨に必要。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、
デッキから通常モンスターを墓地へ送り、
手札から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
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-------------------
『貪欲な壺』
通常魔法(制限カード)
(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。
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『強欲な瓶』
通常罠
(1):自分はデッキから1枚ドローする。
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-------------------
『光子化』
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、
その相手モンスターの攻撃力分だけ、
自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスター1体の攻撃力を、
次の自分のエンドフェイズ時までアップする。
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