白い聖職者と銀色の侍 作者/竜吉 ◆l6j3DHrYv.

第一話「全ての始まり、もとい元凶」



「えっと・・・確かこの辺だったはず」


今アレンがいる場所は――――江戸


そして此処での任務は突如大量に出現したAKUMAの破壊

大量と言っても殆どがLv1なので今回派遣されたのはアレン一人だった


「カブキチョウ?だったっけ、こんな所に本当にAKUMAがいるんですかね・・・!?」


急にアレンの左眼が反応する

つまり近くにAKUMAがいると言う事だ


「あれは――――!」

辺りを見渡すと、一軒の家に大勢のAKUMAが集まっているのが見える

傍目には人が集まっている様にしか見えないが、アレンの左眼はAKUMAに内蔵された魂が見える

その為AKUMAを見分ける事が出来る


(何故こんなにAKUMAが――――とにかく破壊しないと!)


イノセンスを発動させ、AKUMAの方へ駆けていった