白い聖職者と銀色の侍 作者/竜吉 ◆l6j3DHrYv.

第二十三話「(以下略)」
因みに真選組サイド
「おいィィィイイイ!!因みにとかタイトルの(以下略)って何だ作者ァァァアアア!!!
『お前等どうでもいいからさ、主人公側書きたいんですけど』って感じが丸出しじゃねぇかぁぁ!!」
あ、ばれた?
「何本音出してんだテメェェェ!!」
や、でも一応主人公側多く出せば結構スムーズに話進むし
「上等だテメェそこに直れェェェ!!叩っ斬ってやらァァァアアア!!!」
「副長、さっきから誰と喋ってるんですか?」
「!、いや、何でもねぇ・・・」
作者と話せるのが一部の人間だけなのはお約束である
「それより土方さん」
「何だ総悟」
「さっきから土方さんの体がモノクロで半透明なんですが
何かのアイテムでも使ったんですかィ?」
間
「――――おい総悟、これは『アイテムを使っている状態』っつーより
『ライフが0になった状態』って言う方が正しいんじゃねーのか?」
「いやー、俺も最初はそうかと思ってたんですけどねィ
もしかしたら何か使った効果なのかと思いやして黙ってたんでさァ」
「こんな効果のアイテムあってたまるかァァァアアア!!!!絶対確信犯だろテメー」
「まあ落ち着け二人とも、今はトシの異常が何なのか調べるのが先決だろ?」
今にも沖田に掴み掛かりそうな土方を近藤が宥め、土方は舌打ちしつつも落ち着いた
「まあ、こんな時はセレクトボタンとかを押せばなんとかなりまさァ」
「いやだから、現実世界ならともかくこの世界にそんな物・・・ってあんのかよ!!」
沖田がどこを押したかは(以下略)
それを押すと目の前に(以下略)
「ってか前の話でも思ったんだが、それ一体どこにあったんだ」
「ストーリーに関係ない謎は聞かないのもお約束でさァ」
「しかし総悟、お前よくセレクトボタンなんて思いついたな」
「ゲームのステータス見る時は大抵スタートボタンかセレクトボタンを押せば大丈夫ですからねィ」
沖田が適当にスクリーンを(略)
なまえ:ひじかた
れべる:1
じょうたい:ひんし
もちもの:なし
「オイィィイィイイ!!何で俺なにもしてないのに瀕死扱いになってんだァァァアアア!!
ってかひんしって何だよ!ポ○モンとかじゃねーんだぞ!」
「しかし副長、これは攘夷浪士桂小太郎が作った代物ですよ?
はっきり言って常識のリミッターがニ、三個外れてる事が起きても不思議は無いんじゃないですか?」
「オマケにあいつ等が言ってた『イノセンス』って物も関係してるとあっちゃあ
早いとこ攻略しちまった方がよさそうですねィ」
と、言う訳で
「土方さん、俺達は先に行きますねィ」
「・・・は?」
「すいません副長ー!」
「待ってろよ、トシー!!」
「いやいやいや、何でそうなるんだ?ってかなんだこれデジャヴ??
ってか別に歩けない訳じゃないんだから置いてく事ねーだろうが!!」
「でも今の副長はハッキリ言って役に立ちませんし」
「って言うか邪魔なんでさァ。ついでにそのまま死ね土方」
「大丈夫だトシ、俺達が必ずエリザベス姫を救って来るからな!!」
「何この疎外感?すっごい腹立つんですけど!?ってかドサマギで何言ってんだ総悟ォォォ!?
ってかエリザベス姫関係なくね?このゲーム多分俺達が敵役だから!!ってオイィィィイィイ!!!」
土方のツッコミもスルーして先へ行く真選組だった

小説大会受賞作品
スポンサード リンク