白い聖職者と銀色の侍 作者/竜吉 ◆l6j3DHrYv.

前回までのあらすじ


ステージ2のボス、リド○ーの出現により苦戦を強いられていた新八とラビ

そこへ毒と麻痺状態から何とか復活できた銀時とアレンが合流する

しかし未だ不利な状況を4人はどう打破するつもりなのか



第二十八話「ファイヤーんまい棒」



「と言うわけで新八君、いまこそファイヤーんまい棒の使い時だ」

「って桂さん!今までどこに行ってたんですか?」


いきなり現れた桂にツッコむ新八

ラビは桂の一言で、さっき取ったアイテムの事を思い出す


「新八、さっきとったヤツを使うさ!」

「え、さっきって・・・・・そうか!」


ラビは槌の柄を縮め、新八は地上に降りる

そしてリド○ーとまだ戦っている二人に声をかける


「銀さーん、アレンさーん!」

「何だぁ新八ィーー!!」

「用件は手短にお願いしますーー!!」

「危ないですよーー!」


「「は?」」



ファイアーんまい棒発射、リド○ーは黒焦げになる

またもやシーーーンとなる一同。このネタ多いなオイ


「え、アレ?ちょ、アレ?」

「えーっと・・・・・・」

「・・・・・何か意外とあっさり倒せましたね」

「さて、次では更なる困難が襲ってくる、気を引き締めろ」


マイペースな桂に引きずられるように次へ進む一同(ちなみに神楽は銀時によって回収されました)

ステージ3ははあちこちが白くなっていた


「ここは雪のステージか?」

「ちょっと違うな、それは雪じゃないマヨネーズだ

ステージ3の敵トシトシによって撒き散らされている」

「マヨネーズ撒き散らす敵ってどんな敵なんだよ!!」


滑るので苦戦するかと思いきやファイアーんまい棒のおかげで意外に簡単だった

そしてステージ3があと少しで終わるという所で新たな敵が出てきた


「これが新鮮グミの雑魚キャラその2のマヨマヨだ」

「え、さっきトシトシって言ってたさ?」

「もうどっちでもいいじゃん

奴には気を付けろ。奴の間合いに入れば斬られ、頭を踏もうとするとマヨネーズで滑ってしまうぞ」

「どっちでもいいの!?

ってかトシトシだかマヨマヨだかどうやって倒せばいいんですか???」

「ファイアーんまい棒で倒せ」


ファイアーんまい棒発射、マヨマヨは(略


「サタン・マヨラーを倒すとはやるな新八君」

「いやこれ普通にファイアーんまい棒の威力高すぎじゃないですか?

何かもうこれあったら普通にクリアできそうですもん。ってか敵の名前が原型留めてねぇし!」

「さぁ最後はラスボスのいるステージ4だ」

「もうラスボス!?早いなオイ!」

「近年稀に見るやり込み要素皆無なRPGヨ」

「いいんじゃねーの?楽だしよ」

「最終ステージはかなりハードだ。一筋縄ではいかんぞ」


そしてステージ4が始まる。桂の言うとおり超ハードだった


「ちょ!桂さんこれ敵がいすぎてやられそうなんですけど!!どうすればいいんですかこれ!!」

「ファイアーんまい棒で倒せ」


ファイアーんまい棒発射、ザキボー、オキター、サタン・マヨラーが一斉に消し飛んでいった


「この難関を見事突破するとはさすが俺が見込んだ男だ。教える事はもう何もない」

「だからッッ!!これファイアーんまい棒の威力高すぎだって言ってんでしょうが!!

アンタに教えてもらった事ってファイアーんまい棒で倒すことばっかじゃないですか!!」

「さぁいよいよラスボスの新鮮グミ筆頭コンドーが出るぞ!」

「また無視ですか・・・・・」

「恐ろしい奴だからマジで気をつけろ」


ラスボス、コンドーがいる部屋に入る


「んだぁ、ここは?」

「どうやらこのステージは若干暗くなってるみたいですぜィ」

「って沖田さん!どうしてここに!?」

「ちょいと裏技を使って一足先に来たんですが、ここの敵さんは相当な奴見てぇでさ

近藤さんや途中回収した土方さんも苦戦してるみたいですぜ」


沖田が夜でもバッチリ☆赤外線付き双眼鏡で見ながら言う

一同は??となりながらも奥へと進む。すると音楽が変わりコンドーが出てきた

そのコンドーを見た銀時、新八、アレン、ラビが顔面蒼白になる


「ちょっ!カメラストップ!!ストォォォォップ!!!ストッ―――」



『しばらくおまちください』