白い聖職者と銀色の侍 作者/竜吉 ◆l6j3DHrYv.

第九話「謎の人達」
銀時達が騒いでいる頃――――
司令室では
「あの、コムイさん?」
「うーん・・・」
あの後は、江戸に関しての情報を徹底的に調べた
しかし銀髪の男や木刀、その他の事は何も解らずじまいだった
なので銀髪の男と接触したアレンと場所が日本なので神田が今日調査に出向く筈だった
「オイ、コムイ。任務はどうした!」
が、さっきから黙ったままのコムイに痺れを切らした神田が怒鳴る
「任務はちゃんとあるんだけど・・・君たちには他にやって貰いたい事があるんだ」
そう言うと箱のような物を指差した
「この人達は・・・」
「ゴーレムもさっき見つけたばかりで、崖を上ってきた形跡も無し
この人達をちょっと見てきて欲しいんだ」
「そんなモン他の奴らにやらせりゃいいだろうが」
「そうなんだけど、生憎他のエクソシストは全員任務に行ってて不在
今動けるのは君たちだけなんだよ。任務はその後伝えるから」
「チッ・・・」
神田は舌打ちすると司令室を出て行った
「あっ、待ってください!」
その後を追うようにしてアレンも司令室を出た

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