二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- オリキャラと好きなキャラ劇場
- 日時: 2013/07/28 20:07
- 名前: のりは (ID: /B3FYnni)
はじめましての人ははじめまして。のりはです。
紀葉「オリキャラでっす!これはいわゆる短編集!」
ドンキー「しょうもない小ネタをつれづれとって感じだな。」
ヨッシー「どれくらいしょうもないかというと。」
ボーボボ「弁当に入ってる草みたいな奴と同じくらい。」
酷ぇ!!
ドンキー「例のごとく、キャラ崩壊注意だぜー。」
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- 深海ロマンを求めて ( No.611 )
- 日時: 2016/05/26 19:13
- 名前: のりは (ID: pv2QBinW)
ピースメイカーのお仕事シリーズ、今回から書いていこうと思います。
依頼募集とかは…そのうちするかも。しないかも
ゲムウォ「どっちだよ」
作者「仕事せな…。」
紀葉「え、急に何?」
作者の家にて、パソコンをいじっていた作者が唐突に仕事宣言をした。
遊びに来てくつろいでた紀葉が事情を聴く。
作者「ピースメイカー作ったけどさ…最近平和じゃん。平和なのはいいことだけどさ、暇じゃん?」
紀葉「まぁ確かに」
作者「そこで!依頼を募集してみた!」
紀葉「依頼来たの?」
作者「来たよ」
作者の手には何通かの手紙が。
紀葉「おぉ〜!」
作者「というわけで、メンバー呼んできてくれる?」
紀葉「はーい」
数分後。
作者の家に紀葉、リーフ、承太郎、マリオ、レッドが集まった。
作者「あれ?ドンキーとヨッシーとボーボボは?」
マリオ「ドンキーたちは今乱闘中で出られないんだ。だから代わりに俺がきた」
承太郎「ボーボボは今毛狩り隊と戦っていて忙しいんだと」
作者「そっか」
リーフ「それで、依頼の内容は?」
作者「とりあえずこれ見て」
手紙を手渡し。
レッド「学校の警護に、深海遺跡の調査…。」
承太郎「廃墟になった病院の調査、クイズ大会に一緒に出てほしいなんてのもあるな」
作者「あ、そうそう、依頼をこなすメンバーなんだけどね…。」
マリオ「なんだ?」
作者「他ジャンル同士でも上手く連携とかできるように、私のほうでパーティ組んでみたんだ」
紀葉「ほほー」
レッド「なるほど…いざという時、誰が一緒でも上手くチームワークができれば大きな力になる。交流のきっかけを作るのは良いことだ」
リーフ「チームワークは大事ですからね。仲間同士で助け合えば、どんな困難にも打ち勝てます!」
マリオ(チームのリーダーが言うと説得力あるなぁ)
承太郎「…うまが合わない奴らで組んでたりしてねえだろうな?」
作者「そんなことないよ。多分」
承太郎「多分か…。」
作者「とりあえずさ、依頼に行くメンバーに声かけてきてよ!」
紀葉「はーい!」
リーフ「わかりました」
承太郎「ああ」
マリオ「わかった」
レッド「ラジャ!」
続く
- 深海ロマンを求めて ( No.612 )
- 日時: 2016/05/26 19:15
- 名前: のりは (ID: pv2QBinW)
…というような流れで、作者の決めたパーティで依頼をこなすことに。
今回見せる依頼はこれ。
『深海遺跡の調査を手伝ってほしい』
「私は考古学者をやっている者だ。現在は深海の調査に勤しんでいる。深海にはまだ見ぬお宝があると信じ、そしてつい先日、なんと深海に遺跡を発見したのだ!…しかし、遺跡の周りに凶暴な魚がいて、潜水艇に対して攻撃された。なんとか逃げ帰ったが、このままでは遺跡の調査ができない。どうか手伝ってはくれないだろうか?」
依頼人:シーメニー・フィッシャーマン
報酬:10万円
この依頼に参加するのは…
♪All I Want(off spring)
ユナ「イィィィヤッホオオオオオゥゥゥ!!」
ジョセフ「事故るなよー!!」
ブラック「…(ゲームしてる)」
銀杏「ちょ、マジで酔う…うぇ…。」
シュルク「」
この五人。何してるかって?ユナが車で爆走中です。免許持ってたのかお前。
ちなみにブラックは今は変身しておらず、私服です。ていうかこんな暴走車の中でゲームするって本当ぶれないね君。
五人が目的地に向かっている間、メンバーの戦闘力の紹介&確認をしていきます。
『ラジコンパイロット』梅山銀杏
作者から与えられた武器は『UI-1&改造キット』。
いわゆるラジコンロボットとそれを改造する工具。
飛び道具をつけたり、空を飛べるようにしたり、水中用にしたり、いろいろできる。
『未来を視る者』シュルク
神剣『モナド』を駆使する。
モナドアーツで自身の身体能力を一時的に変化させる。
また、『未来視』で少し先の未来を視ることができる。
『二代目ジョジョ』ジョセフ・ジョースター
『波紋』の能力とアメリカンクラッカーなどの道具を駆使する。
得意のイカサマやマジックを応用した頭を使った戦い方をする。
なお、二部の若いジョセフなので『隠者の紫』は使えない。
『情報強者のサポーター』ユナ(朝日夕菜)
一応チャクラムを武器として持っているが、ハッキングスキルを使ったサポートがメイン。
味方の攻撃力や防御力を上げたり、体力や状態異常の回復をしたり。
ユナの場合は味方の補助をするスキルのレベルが高い。
『8bitの魔術師』ワンダ・ブラック(クリシュナ・ラマヌジャン)
使用武器は自身が開発した爆弾『タイム・ボム』。爆風が当たった物の時の流れを少しの間遅くする。
ユナイト・モーフで繰り出す『ユナイト・ボム』は、爆風の範囲をかなり広くし、減速される時間も長くなる。
ちなみに、さすがに何人もぞろぞろと出向くわけにもいかなかったので、五十人ほどのザコ軍団(スマブラDXなどにでてきたアレ)を呼び出せるアシストフィギュアをマスハンからもらった(これは他のワンダブルオーのメンバーも同様)
こんなもんですね。
キキーッ!!
ユナ「到着!!」
ジョセフ「ふぅ〜。とりあえずは無事に着いたみてえだな」
ブラック「…(さっさと車から降りる)」
銀杏「だ、誰か袋持ってない…?あとシュルクさんがのびてるよ…。」
シュルク「」チーン
到着しましたが銀杏が吐きそうです。あとシュルクが気絶してます。クレイジータクシー並の激しい運転だったからね、仕方ないね。
ユナ「ほれ、ビニール袋」
ユナが銀杏にビニール袋を手渡す。
銀杏「おえええええええ」
あってよかったビニール袋!
ジョセフ「おいシュルク、起きろよ。着いたぞ」
シュルク「…シヌカトオモッタ」
あ、シュルクが起きた。ものすごく気分悪そうだけど。
♪DKアイランド(ドンキーコング64)
現在五人がいるのはオリキャラたちの世界にあるドラド海岸という場所。
この近くに依頼人のシーメニー氏は居を構えている。
シュルクと銀杏「…(げっそり)」
ジョセフ「お前ら大丈夫か?」
ユナ「しょうがないな…。」
ユナが宙に浮かんだキーボードを叩く。
シュルク「…ん?さっきより気分よくなったかも」
銀杏「あ、僕も」
ブラック「…?(ユナの方を見る)」
ユナ「Bデータイレイザーを発動させた。毒とか麻痺とか、そういう状態異常の治りが早くなる」
ブラック「…ブツブツ…。」
ユナ「え?キーボードのほうが気になる?これはハッキングの技術を極めたら現実の事象もハッキングできるようになって…まぁなんだ、私たちの世界の人間じゃないとできないと思うから気にしても仕方ないぞ」
ジョセフ「どこからキーボード出てきたんだ…。」
ユナ「だから気にしても仕方ないって…とにかく、大丈夫なら依頼人のところに行くぞ」
作者からもらった地図を頼りに、車から降りて徒歩でシーメニー氏の住所へ。
ユナ「ここだな」
倉庫のような場所に到着。地図によればここが住所。
?「おお…君たちが依頼を受けてくれた者か」
ジョセフ「ん?」
中から眼鏡をかけた黒髪の中年男性が出てきた。
シュルク「貴方がシーメニーさんですか?」
シーメニー「いかにも。依頼を受けてくれたのは本当にありがたい。しかし…。」
シーメニー氏はチラッと銀杏、ユナ、ブラックのほうを見た。
シーメニー「子供が三人いるが…大丈夫なのか?」
銀杏「む…年は関係ないでしょう?これでも戦えますよ」
ブラック「…(特に気にしてない)」
ユナ「ていうか、私21歳なんだけどな」
シーメニー「えっ」
ジョセフ「まーまー。それより中入っていいか?」
シーメニー「あ、あぁ」
建物内部で話を聞く。
シーメニー「だいたい手紙に書いた通りだ。遺跡の中を調べたいが凶暴な魚がいてな…。」
シュルク「それだったらまず潜水艇を改造しないといけませんね?」
銀杏「確かに。深海じゃ生身で戦えないよね。さすがに僕のUI-1だけじゃ心もとないし」
ユナ「それなら私とブラックに任せんしゃい!」
シーメニー「ブラック…というと…。」
ブラック「…。」
シーメニー「できるのか?」
ブラック「…(グッb)」
ジョセフ「ぐっ…wwwお前がそのジェスチャーするとは思わなかったぜwww」
ブラック「…(ムスッ)」
銀杏「あ、機嫌悪くなってる」
シーメニー「自信があるならいいんだが…材料が…。」
ジョセフ「それならオレがスピードワゴンに相談してみるよ」
シーメニー「スピードワゴン?」
ユナ「知らないのかおっさん」
銀杏「まぁ違う世界だし…簡単に言うとジョセフさんの知り合いの石油王(二部時点)です」
シーメニー「!?」
ユナ「よし、じゃあ早速だがジョセフはスピードワゴン財団に連絡、物資が届いたらお前らはブラックの指示に従って手伝いをしてくれ。私はシステム面担当するから」
銀杏「うん」
シュルク「わかった!」
ジョセフ「おう!」
ブラック「(頷く)」
シーメニー「…すごい奴らがきたものだな…。」
続く
- 深海ロマンを求めて ( No.613 )
- 日時: 2016/05/26 19:17
- 名前: のりは (ID: pv2QBinW)
潜水艇改造の様子はダイジェストでお送りします。
あと潜水艇の形はマリオ64に出てくるクッパの潜水艦を小さ目にしたものをイメージしてください。
♪EV02 ブリーフィングその1(The Wonderful 101)
ジョセフ「おっと。連絡する前に…何必要だ?」
ユナ「最初に具体的にどう改造するか考えるか」
銀杏「武器はやっぱり魚雷かな?」
ユナ「そりゃあな。ホーミング機能とかつけてみるか」
シュルク「レーダーとかつけてみたらどうかな?」
ユナ「なるほど、それいいな。私の手にかかればかなりの広範囲まで探知できるようになるぞ」
ジョセフ「外側も強くしたほうがいいんじゃあねえか?」
ユナ「そうだな。カッチカチの金属で補強したいところだ」
ブラック「ブツブツ…ブツブツ…。」
ユナ「カメラとモニター?確かに必要だな。深海でも動かせるやつ…あ、そうだ銀杏」
銀杏「何?」
ユナ「お前のラジコン、深海用にするついでにちゃんと武器もつけとけよ」
銀杏「わかってるよ」
ジョセフ「物資きたぜ!」
ユナ「よし、とりかかるぞ!」
ブラック「ブツブツブツブツ…。」
シュルク「僕とジョセフが外側、銀杏が内側だね。わかったよ」
シュルク「カメラはここに…よし、設置できた」
ジョセフ「シュルクー、武器はここだよな?」
シュルク「うん、そこで…工具の使い方はわかる?」
ジョセフ「スイッチ入れるだけだろ?よゆーよゆー」
銀杏「モニター付けれたよ」
ユナ「よし、じゃあカメラとネットワーク接続を…(カタカタ)」
ブラック「…(カチャカチャ)」
シュルク「そうだ、ライトの点検もしておかないと」
ジョセフ「いやー、電動ドリルなんて初めて使ったぜ」
シュルク「ジェネレーションギャップだね…。」
ブラック「…(つレーダー)」
ユナ「お、できたか」
銀杏「わざわざ一からレーダー作る必要は…。」
ユナ「何言ってんだ。元の性能がいいほど強化後の性能も良くなるんだよ」
銀杏「そんなもんなの?」
潜水艇を改造してるうちに時間は経ち、夜になっていた。
ユナ「ふぅ〜、とりあえず改造は終わったな」
銀杏「でももう夜だよ?」
シュルク「出発は明日だね」
ジョセフ「お前ら、おっさんが飯用意してくれてるってよ!」
ユナ「マジか!」
シーメニー「お疲れさまだ。ツナとキノコの炊き込みご飯を作っておいたぞ」
銀杏「美味しそう…(よだれズビッ)」
ジョセフ「うめぇーッ!!」
シュルク「もう食べてる!?」
そしてあっという間に寝る時間。
五人は空き部屋で寝ることに。
シュルク「じゃあおやすみ」
銀杏「おやすみなさい」
ユナ「おやすー」
ジョセフ「グッナーイ」
ブラック「…。」
♪午後10時(おいでよどうぶつの森)
ジョセフ「ぐがー…。」
銀杏「zzz…。」
ユナ「すぅ…すぅ…。」
シュルク「…(ムクッ)」
夜中にトイレに行きたくなったシュルクが起きた。
シュルク(起こさないように静かに…ん?)
周りを見ると、誰かが足りない。
シュルク(ブラックがいない…?)
トイレで用を足した後で、潜水艇のある部屋に明かりがついていることにシュルクは気づいた。
シュルク「…あ」
部屋を覗くと、ブラックが潜水艇のそばで作業をしていた。
シュルク「ブラック?」
ブラック「!」
シュルク「何してるの?」
ブラック「…。」
ブラックの手には小さいライトが握られている。
シュルク「あー…点検、かな?」
ブラック「…(頷く)」
シュルク「そういうことをすすんでやろうと思うのは良いことだと思うけど…ちゃんと睡眠を取らないと…。」
ブラック「…時間は無駄にしたくない」
シュルク「!?」
ブラックが普通に聞こえるぐらいの声量でしゃべった。
このことに思わずビックリするシュルク。
ブラック「こういう時にやっておくのが一番良い…出発の前にわざわざ確認しなくてすむから」
シュルク「う、うーん…そうだけど…。」
ブラック「できる時にやっておきたいし…それに、僕がやるべきことだから」
シュルク「え?」
ブラック「今回は一人で作ったわけじゃないけど…作った物の責任は作った人が持つ。だから僕がやるべき」
シュルク「…。」
ブラックはたった11歳にして、すでに数多くの先進科学技術を考案、実用化している発明家である。
自らが開発した物に自信を持つとともに、自らが開発した物の責任を持っている。
子供ながらに発明家としての責任感とプライドが大きいのだ。
シュルク(こんな子供なのに…ヒーローだから、なのかな。何も一人でこっそりやらなくても…。)
そんなブラックを見て、シュルクは放っておけない気持ちになった。
ブラック「…戻って寝ないの?」
シュルク「いや、僕も手伝うよ」
ブラック「え…。」
シュルク「僕も作るの手伝ったし、点検も手伝っていいでしょ?」
ブラック「でも…。」
シュルク「大丈夫!ちゃんとやるから!」
ブラック「…うん」
笑顔でしゃべるシュルクにつられて、ブラックの口にも少しだけ笑みが浮かんだ。
自分以外にあまり負担をかけさせたくなかったが、ブラックにとってシュルクの厚意は、素直に嬉しいものだった。
続く
- 深海ロマンを求めて ( No.614 )
- 日時: 2016/05/26 19:19
- 名前: のりは (ID: pv2QBinW)
そして翌日。
シュルク「おはよう…。」
ブラック「zzz…。」
シュルクの目の下にはクマができ、ブラックはシュルクにおんぶされた状態で寝ている。
ユナ「…ちゃんと寝てないだろお前ら」
シュルク「うん…。」
隅々まで点検していた結果、少ししか眠れなかったようである。
ユナ「まぁ遺跡に着くまで潜水艇の中で寝てればいいさ。運転はおっさんがやってくれるみたいだし」
銀杏「今更だけどジョセフさんがいる状態で乗って大丈夫なのかな…。」
ジョセフ「お前オレのことなんだと思ってんだ?」
シーメニー「立派になったな、この船も…本当に感謝している」
銀杏「礼だったら後にしてくださいよ」
ジョセフ「そーそー。むしろこれからだろ?」
シーメニー「ふ…そうだな。さぁ出発だ!」
全員潜水艇に乗り込み、海へと出発した。
♪ミサイルに乗って(The Wonderful 101)
海の中は澄んでおり、さまざまな魚が泳いでいる。
小さな魚の大群が群れをなしていたり、大きな魚がゆったりとしていたり…。
ユナ「…すごいな」
ユナがポツリとつぶやいた。
海の中を進んでいくということは初めてで、このような光景を目の当たりにするのも初めてだった。
銀杏「テレビだったらたまにこういうの見るけど、実際に自分の目で見るとキレイだね」
銀杏は手に持っているリモコンで潜水艇のそばで進んでいるUI-1(水中用バージョン)を動かしている。
ちなみにリモコンはWiiUゲームパッドのようになっていて、UI-1に内蔵されているカメラの映像を確認できるという高スペック。
ジョセフ「ところでシュルク、お前オレらと同じ時間に寝たよな?なんで寝不足なんだ?」
ジョセフが椅子に座っているシュルクに尋ねる。シュルクの隣ではブラックが眠っている。
シュルク「夜中にトイレ行ったら…ブラックがこの船の点検してて、手伝ったんだ…。」
ジョセフ「…だからブラックはお前以上に寝不足なわけか」
銀杏「そういうことするなら一言言えばいいのに…。」
ユナ「あれだろ、天才だって言われてる奴が陰でこっそり努力してるみたいなもんだろ」
ジョセフ「頑張ってるところ見られるのが恥ずかしかったってわけね…。」
シュルク「ブラックは、『作った物の責任は作った人が持つ』って言ってたよ…そういう責任感と…あと、みんなに気を使ったんじゃないかな…。」
銀杏「ませてる上にしっかりしてるねぇ…子供なのに」
ジョセフ「お前もだろ」
ユナ「とりあえずシュルク、お前ちょっと寝とけ。寝不足なんだから」
シュルク「うん…。」
シュルクは眠りについた。
ユナ「…今だったらブラックの帽子とってもばれないか?」
ジョセフ「こいつ帽子で目隠れてるから気になるよなァ」
そーっとユナがブラックの帽子をとる。
ユナ「可愛い顔してんなおい」
ジョセフ「今のうちに寝顔撮ってやろーぜwww」
ユナ「よっしゃwww」
銀杏「何してんの」
シーメニー(楽しそうだな…。)
※ブラック君は私服時は帽子で目が隠れて見えないし、変身したらマスクをつけるからやっぱり見えませんが、ゲーム中では裏技で素顔を見ることができます。ブラック君の素顔めっちゃ可愛いです。めっちゃ可愛いです(大事(ry)
銀杏「そういえば、ここらへんはまだ静かですね。遺跡の周り以外は平和なんですか?」
ユナとジョセフがブラック(とついでにシュルク)の寝顔を激写している間に、銀杏は気になっていたことをシーメニー氏に聞いた。
シーメニー「ああ。天候にもよるが海が荒れることはあまりないし、潜水艇に襲い掛かってくるような凶暴な魚もいない」
銀杏「ふーん…じゃあ遺跡についてからが勝負ですね」
シーメニー「そういうことになるな」
ユナ「これツイッターにあげてみるか?」
ジョセフ「そりゃいいなwww」
銀杏「…せめてブラックとシュルクさんの許可取ろうよ」
すいすいと進んでいくと、やがて古そうな遺跡が見えてきた。
シーメニー「あれだ!あの遺跡だ!」
ユナ「お〜…なんか名前とかつけてないのか?」
シーメニー「まだつけてない…。」
銀杏「あ!なんか来るよ!」
潜水艇の前に、巨大な魚が現れた。
シーメニー「以前はお前に手を焼かされたが…この船なら!」
ユナ「ミサイル発射!」
魚に向かってミサイルが放たれる。
ミサイルの直撃を喰らった魚がひるんだ隙に、銀杏がUI-1で射撃をする。
フルボッコにされた魚は、たまらず逃げ出した。
ユナ「敵機撃墜!」
シーメニー「武装すれば大したことなかったな」
ジョセフ「てか、あれで生きてるんだな…。」
銀杏「魚のくせに案外タフだね。逃げたけど」
魚がいなくなったので、遺跡の中へ侵入。
続く
- 深海ロマンを求めて ( No.615 )
- 日時: 2016/05/26 19:21
- 名前: のりは (ID: pv2QBinW)
遺跡を少し進むと、空気のある場所に着いた。
ジョセフ「ここからは降りないとダメみたいだな」
銀杏「ジョセフさんいるのに無傷だったね」
ジョセフ「…。」
ジョセフが何か言いたげだったが銀杏、これを華麗にスルー。
シーメニー「しかしここに船を置いて行っても大丈夫か…?」
ユナ「魚は逃げたしここらへんは特に何もいないみたいだし大丈夫だろ」
銀杏「…迷わないかな?」
ユナ「帰りは迷わない。私がちゃんとマッピングしとく」
ジョセフ「それじゃあ…おーいシュルク、ブラック!起きろ!」
シュルク「んー…。」
ブラック「…(目をこする)」
シュルクとブラックが目を覚ました。
シュルク「良く寝た…あれ?ブラック、帽子は…?」
ブラック「!?」
シュルクに指摘され、頭をわたわたと触るブラック。確かにない。なぜならユナが取ったから。
ユナ「あ、取ったまんまだった…ほれ」
ユナが帽子を差し出すと、ブラックは素早くぶん取ってさっさと被った。
ユナ「ごめんごめん…そんなに怒るな」
ブラック「…(ツーン)」
シュルク(ブラックってあんな顔してるんだ…。)
♪ミステリアストラップ(星のカービィトリプルデラックス)
一行は潜水艇から降りて、遺跡の中を進む。
シーメニー「ふむ…これだけ形を保って海底に沈んでいるということは、かなり古くに作られたものだな。少なくとも紀元前までさかのぼる…。」
ジョセフとユナ「へー」
銀杏「興味なさそうだね、二人とも…。」
シーメニー「奥へ進めばさらなる発見があるに違いない。進もう」
シュルク「待ってください!」
先へと歩を進めようとするシーメニー氏にシュルクが待ったをかけた。
シーメニー「な、なんだ!?」
シュルク「そのまま進むと危ないですよ」
ユナ「え?何か視えたのか?」
シュルク「うん、そのまま進むと岩が落ちてくる」
ジョセフ「たまたま崩れてきた感じか?だったらちょっと待ってりゃあ…。」
シュルク「うーん…どうも都合よく落ちてきたっていうか…罠っぽい感じが…。」
シーメニー「罠だと…?こんなところに?」
ユナ「遺跡に罠があるのは定番だろ」
銀杏「それゲームの話でしょ」
シュルク「どうしたものかな…。」
ブラック「…(クイッ)」
シュルクが考え込んでいると、ブラックがシュルクの服の袖を引っ張った。
シュルク「ん?何?」
ブラック「…(ある方向を指さす)」
ブラックが指さした方向には大き目の石が。
ジョセフ「あれ投げてみろってことか」
銀杏「なんか随分都合よく置いてるね…。」
ジョセフが石を持って進行方向に投げると…。
ズドンッ!!
巨大な岩が落ちてきた。
ユナ「おー…怖い怖い」
ジョセフ「そのまま進んでたら潰されてたなァ」
シーメニー「…(冷や汗)」
シュルク「これで大丈夫だね、進もう」
進んでいくと、水がはられた場所に着いた。
シーメニー「水か…少し深いが、これなら泳いで向こう側に行けば…。」
ジョセフ「ちょっと待て、水の中に何かいやがるぜ?」
ジョセフの言う通り、水の中にはとがった歯をした魚が。
ユナ「入ったら噛まれそうだな」
ジョセフ「ここはオレに任せとけ」
ジョセフは『波紋』で水の上に立ち、
シーメニー「!?」
シュルク「あー…ジョセフの特技ですよ」
魚が近づいて来たらすかさず蹴りを入れる!そして
ジョセフ「波紋疾走!!」
バチバチバチバチッ!!
『波紋』を喰らってビリッときた魚は気絶した。
銀杏「魚って一匹だけ?」
ジョセフ「おう、もう大丈夫だぜ」
シーメニー「…(汗)」
その後も…
シーメニー「行き止まりか…一旦戻って…。」
ユナ「ちょっと待て。こっちに隠し扉があるぞ」
シュルク「どうやって見つけたの!?」
ユナ「ハッカーなめんな」
シーメニー「どうやってあの高いところへ登れば…。」
銀杏「僕のUI-1(空中用)でロープたらしてくるよ」
ジョセフ「いつの間にラジコン改造したんだ?」
銀杏「ついさっき」
シーメニー「振子刃が大量に!?」
シュルク「あ、それだったら…。」
ブラック「ワンダライズ…ブラック…。」
ブラックが(やっと)ヒーローに変身!この間わずか0.000000003秒!
銀杏「アシストも出しておかないと」
アシストフィギュアから50体のザコ軍団出現。
ユナ「よし、頼むぞ」
ブラック「ユナイト・ボム…。」
ザコ軍団が合体して巨大な爆弾を形成!それを振子刃に投げつけると…。
ボンッ!
爆風の当たった振子刃の動きがスローに!
ジョセフ「今のうちに通っちゃおうぜ」
シーメニー(…すごい奴らだ)
銀杏「ねぇ、ずっとぞろぞろと50人くらい連れて行かないとダメなの?」
ブラック「…(首を横に振る)」
ブラックがアシストフィギュアの台座の底を押すと、ザコ軍団がアシストフィギュアに戻って行った。
シュルク「底にあるボタンを押すと戻せるんだね」
銀杏「便利だねぇ…。」
続く
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