二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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オリキャラと好きなキャラ劇場
日時: 2013/07/28 20:07
名前: のりは (ID: /B3FYnni)

はじめましての人ははじめまして。のりはです。
紀葉「オリキャラでっす!これはいわゆる短編集!」
ドンキー「しょうもない小ネタをつれづれとって感じだな。」
ヨッシー「どれくらいしょうもないかというと。」
ボーボボ「弁当に入ってる草みたいな奴と同じくらい。」
酷ぇ!!
ドンキー「例のごとく、キャラ崩壊注意だぜー。」

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おいでよ アイカ村2 ( No.521 )
日時: 2015/08/25 18:36
名前: のりは (ID: 16oPA8.M)

前回までのあらすじ
寝て起きたらなぜかアイカ村にきてた。
むらびと『クッソ適当な解説恥ずかしくないの?』
※実際のアイカ村と多少違うのでご了承ください



四人は家を出て、これからどうするか話し合っていた。

むらびと『まだ見たい奴いる?』

三人「…。」

むらびとの質問に他の三人は何も答えなかった。というのも

シュルク(帰りたいといえば帰りたい…けど…。)

トレ子(この先に何があるのかも少し気になります…。)

マック(こういうの、怖いもの見たさって言うんだよな…。)

スマブラ館に帰って安心したい気持ちと、怖いもの見たさな気持ちの板挟みになっているからだ。
質問をしたむらびとも

むらびと(百聞は一見にしかず…先も見たい…!でもやばそうなことがある予感がするからめっちゃ帰りたい)

どうするか悩んでいる。
むらびとはアイカ村のことを友人から聞いただけで、実際には見ていない。聞いただけでも少しだけ恐怖したが、好奇心も刺激された。未知のものに恐怖を感じると同時に好奇心が刺激される、それが怖いもの見たさである。
他の三人にしても、同様だった。むらびとから聞いた話は少しだけだが、それでもアイカ村がどんなものか気になった。

シュルク「…そういえば、他の村から自分の村に帰るときはどうするの?」

むらびと『駅から電車で。夜でも走ってるよ』

シュルク「僕としては一回帰って…もし探索するなら、準備とかしてからもう一回来たいって思ってるんだけど…。」

身の安全を確保したいと思うのは人間であれば当然のこと。この村を探索するにしても準備万端にしてからのほうが良いとシュルクは語った。

むらびと『武器とか?いつもの剣ないし』

シュルク「さすがに寝るときは背負わないからね…こんなことになるとは思わなかったし」

マック「そういや、『未来視』ってあの剣がないとできないんだっけか」

※ザックリ言うと、モナドの力によって未来が視える

シュルク「うん…。」

トレ子「それなら、一旦帰ったほうがいいですね。シュルクさんは体術がそんなに得意ではないようですし」

むらびと『そんじゃ駅行くか』

四人は駅へ向かうことにした。



続く

おいでよ アイカ村2 ( No.522 )
日時: 2015/08/25 18:42
名前: のりは (ID: 16oPA8.M)

むらびと『…。』

四人は駅に到着したが、駅には人の気配がなかった。
普通であればえきいんさんという猿が常駐しているのだが…

マック「誰もいねぇな」

トレ子「無人駅なんですか?」

むらびと『んなわけないでしょ。駅員がいる…はずなんだけど』

シュルク「じゃあなんで…!」

シュルクはあるものを見て、息が詰まった。

マック「ど、どうしたシュルク?」

シュルク「…この駅、今も使われているの?」

むらびと『はぁ?何言ってんだよ』

シュルク「だって…。」

シュルクが指差したのは線路。むらびとはその線路を見て

むらびと『…え、何これ』

目を見開いた。







線路はそのほとんどが錆びてボロボロになっており、使えるような状態ではなかったのだ。

トレ子「この状態だと…電車は走れそうにないと思いますが…。」

マック「おいおい、まさか…。」

シュルク「帰る方法は…ない…?」

むらびと『…ッ!!』

むらびとの体から冷や汗がぶわっと出た。

むらびと(電車以外に直接他の村に行く方法はない…スタンドバイミーよろしく線路沿いに歩くにしてもすま村までどれくらいかかるのかわからない…マジかよ…詰み?)

トレ子「ちょ、ちょっと待ってください!」

むらびと『ファ!?お、俺ぁ悪くねぇ!!』

トレ子「え?」

むらびと『ん?』

むらびとは何か責任を問われるかと思って身構えたが、トレ子が言いたいことはそれではないらしい。

トレ子「あー、えっと…私たちがここにいる、ということはスマブラ館では行方不明扱いになっているのではないでしょうか」

マック「ん…?あぁ、考えてみれば確かにそうっすね」

シュルク「…あ、そっか!朝になったら探しにきてくれますね!」

トレ子「その通りです!今すぐには無理ですが、帰ることはできますよ!」

マック「なるほど!ちょっとだけ安心したっす」

シュルク「よかった、これで解決ですね!(やっと言えた!)」

朝になったらきっとスマブラメンバーやマスハンが探しにきてくれるだろう、ということだった。
三人は安堵の表情を浮かべたが、むらびとは別の問題を提示した。

むらびと『でも朝までどうすんの?』

シュルク「あ、それもそうだね」

朝になるまでどうするか。これについてはトレ子がすぐに案を出した。

トレ子「寝ましょうか?暗いですし」

マック「寝るって…野宿っすか?」

むらびと『村の住人は寝てるだろうから泊めてとか頼めないぞ』

マック「そうなのか。じゃあ仕方ないな」

駅で野宿することにした。

シュルク「むらびと、布団とかない?」

むらびと『持ってねぇよ、普段持ち歩いてんのは道具だけだ』

トレ子「道具は今も持ってるんですか」

むらびと『まぁね』

風邪をひかないように、固まって寝ることに。
そして、四人は目を閉じた。



続く

おいでよ アイカ村2 ( No.523 )
日時: 2015/08/25 18:49
名前: のりは (ID: 16oPA8.M)

しかし…

むらびと『…どうしよう、全然寝付けないんだけど』

マック「俺も…なんかやたら目がさえてる気が…。」

トレ子「野宿だからという問題ではなく寝れませんね…。」

シュルク「うーん…?なんで寝れないのかな…。」

四人とも寝付けなかった。

むらびと『ここ来る前に寝てたからかなぁ』

トレ子「いまだに暗いということはそんなに睡眠はとれてないということだと思うのですが…。」

シュルク「理由はわからないですけど、全然寝れませんよ…他にすることないですかね…?」

マック「他にすること…って…。」

ここにいる四人全員、暇をつぶせるようなものは持っていない。
ここで他にできることといえば、村の探索か何もせずに待つことしか残されていない。

むらびと『暇なのは嫌だなぁ』

シュルク「でも手ぶらで探索するのは不安だよ…。」

トレ子「そうですね…万が一のことがあっては…。」

マック「固まって動けば少しは安心だと思うっすよ?」

むらびととマックは探索、シュルクとトレ子は待つことを希望。

シュルク「でもなぁ…僕足手まといになっちゃうよ」

マック「何かあること前提かよ…。」

むらびと『うーん…そうだ、こうしよう』

トレ子「はい?」

むらびと『ボクが一人で探索行ってくる!』

三人「え!?」

むらびとの提案に三人は驚きを隠せなかった。得体の知れない場所で一人になるのは危険ではないか…三人ともそう考えている。

むらびと『で、お前らここで留守番な』

マック「ちょ、ちょっと待てよ…大丈夫か!?」

むらびと『戦力的には大丈夫だべ。ここはボクの村じゃないけどボクの住んでいる世界だからある意味ホームだよ?ここにいる奴にだったら負けないよ。多分』

トレ子「た、多分って…。」

むらびと『あとで報告してやるからー!』

シュルク「ちょ、むらびとー!!」

むらびとは制止も聞かずに村へ走って行った。







続く

おいでよ アイカ村2 ( No.524 )
日時: 2015/09/26 19:19
名前: のりは (ID: NAPnyItZ)

シュルク「行っちゃった…。」

駅に取り残された三人はとりあえず固まって座る。

マック「何考えてんだよアイツ…。」

トレ子「そんなに探索したかったんでしょうか…。」

シュルク「はぁ…結局やることないね…。」

















————————おカあサんだイすキ

















三人「!?」

三人の耳に声が入ってきた。

マック「今の声…!?」

トレ子「わ、私じゃないですよ!?子供の声のように聞こえましたが…。」

シュルク「同じだ…。」

マックとトレ子「え?」

シュルク「さっきも聞いたんだ、この声を。でも、ちょっとおかしい…。」

ヒタ…

三人「!!」

三人のそばに、何者かが近づいている…。



















そのころ、むらびとはというと

むらびと(一人だったら何も気にせずにやばいもんから逃げれるからなぁ…これでよし)

むらびとが一人になったのは、何か恐ろしいことに巻き込まれたとき、すぐに逃げられるようにするためであった。誰かを見捨てて逃げることは、さすがにしたくないようである。

むらびと(シュルクは戦えないけど…トレ子ネキとマックがいるなら大丈夫だろ。特にマックは強いし)

三人に関しては、トレ子とマックは戦えるから大丈夫だろうとふんでいる。

むらびと『…しかしここらへん穴だらけだなぁ』

むらびとが今いる場所には、低木が並び、穴が大量にある。そして、やたらと物が散らかっている。

むらびと『こう穴だらけだと歩きづrうおおお!?』

落とし穴にはまった。

むらびと『あらよっと(スポッ)…なんなんだよも〜…ん?あ、フォーチュンクッキーだ』

地面に落ちていたフォーチュンクッキーを拾い、そのまま食べる(よい子は真似しないでね)
そして、占いを確認した。

むらびと『どれどれ…「君は今晩呪をかけられる夢を見るかもしれない(9番)」…!?ふざけんな!!』

占いの紙を投げ捨てた。

むらびと『たく…あ、また看板だ』

少し進み、二つ目の看板を発見。

むらびと『「こえはだれにもとどかない」…?なんのこっちゃ』

看板の内容の意味がよくわからなかったので深く考えずに進む。

むらびと『お、家発見』

二つ目の家を発見。そのまま中に入る。







続く

おいでよ アイカ村2 ( No.525 )
日時: 2015/08/25 19:03
名前: のりは (ID: 16oPA8.M)

むらびと『…なんじゃこりゃ』

入って一番にむらびとが目にしたのは、多くの椅子と非常口の看板がある暗い部屋だった。

むらびと『流れてんのは「けけトロニカ」か…不気味だなおい』

目を凝らすと左右と奥に部屋があるのが見えた。

むらびと『とりあえず奥の部屋に行ってみるか』

椅子を踏み越えて奥の部屋へ。





むらびと『おぉう!?』

そこにあったのはまたも異質な空間。
壁と床は白く、大量の人形が置かれている部屋だが、すべて奥の壁のほうを向いている。

むらびと『…こ、これだけなら別に怖くないし?うんうん全然平気…。』

自分に言い聞かせるように『怖くない怖くない』とブツブツ言いながら振り返ると



















ギョロリとした目が壁にあった。

むらびと『ぎょええええええええええええええええ!!??』

思わず部屋を飛び出し、椅子にぶつかって転んで鼻を打った。

むらびと『…ううう…。』

痛いし怖いしでなんかもう早く出たかったので、左右の部屋を見るのはやめて半ベソかきながら地下室に向かった。

むらびと『別に一人にならなきゃよかったとか思ってないし…情けない姿見られなくてよかったし…。』

またもブツブツ言ってるうちに地下室にたどり着いた。
地下室は明るく、テーブルの上に料理が並べられており、周りに人形が置かれていて、コンポからは『ラグタイム』が流れているという、さながらパーティーのような部屋だった。

むらびと『…全然雰囲気違うな』

さっきの部屋とのギャップに少し驚くも、平和に見える部屋に行けて少し安心したむらびと。
しかし、人形たちの周りをまわって

むらびと『…!?』

一つの人形の後ろに斧が置かれているのを見つけてしまった。

むらびと『…どういうことだよ…。』

冷や汗がたらり。
むらびとは斧を見てその部屋にいるのが怖くなり、すぐに階段をあがり、そのまま二階へ向かった。





むらびと『…?』

二階に置かれていたのは男女の像と蛇、そしてりんご。耳に入ってくる音楽は『けけさんびか』。

むらびと『…アダムとイブだっけ?男女とりんごって…でも何の意味が…。』

少し考えて…

むらびと『…もしかして…いや、やめよう。考えると鬱になりそうだわ』

嫌な考えが頭をよぎり、このことについて考えるのはやめた。
ひきつった笑いを浮かべながら、むらびとは家を出た。







アソボウ

アソボウヨ







今回はここまで。
感想どうぞ


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