二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 作者と好きなキャラとのハチャメチャ日常!!
- 日時: 2016/07/10 11:46
- 名前: 琴無月 ◆LbOhbV.5is (ID: dnI2gjfy)
- 参照: http://www.hatena.ne.jp/kotomimi3/
※この小説を見る際の注意※
この小説は様々な世界のキャラクターが一緒に生活するという多重クロスオーバー小説です。
オリジナル設定がところどころにあり、時には死んでしまったキャラまでいるという…
他作品のキャラ同士、時にはオリキャラ×版権キャラの恋愛もあります!
また、三次創作キャラも登場する可能性がありますので、十分にご注意ください。
このサイトでは初めましてとなります、琴無月と申します!
好きなジャンル?…いっぱいありますよw
皆様が執筆中の小説も楽しく見させてもらってます!
…くそ、私にも皆様みたいな文章力があったら…
タグ:ポケモン カービィ ソニック 黒子のバスケ スマブラ 鬼灯の冷徹 Happy Tree Friends ミッドナイトホラースクール とある魔術の禁書目録 ハイキュー!! 月刊少女野崎くん ソウルイーター 甘城ブリリアントパーク 弱虫ペダル 青の祓魔師 SHOW BY ROCK!! おそ松さん ディバインゲート クラッシュフィーバー クロスオーバー オリジナル設定有 オリキャラ
文章gdgdですいません…
では、まずは自己紹介からしていきたいと思います!
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- Re: 作者と好きなキャラとのハチャメチャ日常!! ( No.8 )
- 日時: 2014/04/25 18:26
- 名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: nRjTVwL1)
初めまして!このサイトで逃走中やその他諸々等を書いている琴葉姫と申す者です!(宣伝乙)
琴葉姫「なんか名前が似てたので親近感が湧いて覗いちゃいましたw」
アーサー「琴無月さんも黒バスとポケモンと鬼灯の冷徹を取り扱ってるのか。うちもにわかながら、そのキャラ達を嫁にしている」
マルス「こっちの僕ナルシストなんだ・・・;あと、白澤さんと仲悪いんだね」
唐瓜「まぁあの人、女しか興味ないからな;」
黄瀬「やっぱこっちの俺も黒子っち大好きな残念キャラッスか;てか、赤司っちに彼女がいるなんて驚きッス!」←とある作者さんから「絶滅危惧種」と言われるほどイケメンな性格
シトロン「ミッドナイトホラースクールってフリーのホラーゲームなんでしょうか?気になりますね」
高尾「琴無月さん伊月さん好きなんだwwwうちの作者の琴ちゃんも好きだよwww誠凛の嫁は水戸部さんだけどwww」
琴葉姫「まぁうちの嫁達はマイナーなのばっかりだからなwww」
こんなんですみませんでしたorz小説本編楽しみにしています!
P.S.琴無月さんの扱ってる作品で俺が嫁に居ているキャラ
ポケモン→N、チェレン、サブマス、シトロン、ルスワール、ルミタン、グレイシアやドレディア、エネコ等の色々なポケモン
スマブラ→マルス、アイク(本人は超絶にわかですorz)
黒バス→黄瀬、緑間、紫原、高尾、水戸部
鬼灯の冷徹→白澤、唐瓜、茄子
- Re: 作者と好きなキャラとのハチャメチャ日常!! ( No.9 )
- 日時: 2014/04/26 17:17
- 名前: 琴無月 ◆LbOhbV.5is (ID: SpLhUj83)
琴葉姫様
きゃぁああああ((
コメントありがとうございます!
琴無月「おおwなんという偶然!私もあなたの名前知ったときすごい親近感湧きましたよw」
ホルン「ジャンルも同じのが多いのね!こっちなんてもしかすると琴葉姫さん以上かも知れないほどめちゃくちゃ嫁が多いのよ…(汗)」
白澤「なんか普通に女の子に話しかけたつもりなのにあの人、『ねぇ、女の子にそんなこと言うのはよしなよ』って言ってくるんだよね…」
黒子「あっちの黄瀬君はイケメンですか…こっちの黄瀬君もイケメンだったら良かったのに…」
マホロア「今のリョウタでもジューブンイケメンダヨォ!!」
黒子「(だめだこいつ早く何とかしないと)あ、琴無月さんは現在女子校に通ってて恋愛に飢えてるので赤司君とオリキャラのホルンさんとの関係は甘々になりそうなので注意してください」
ヒカリ「作者情報によるとミッドナイト(ryは2003年ぐらいに放送してた3Dグラのアニメだそうよ!ホラーってタイトルに書いてあるけどすっごくほのぼのな可愛らしいお話なんですって!キャラデザで好き嫌いが分かれそうだけど・‥ね」
黄瀬「わかりやすいっスよwwwww伊月さんが声をかける度にビクってなって『ななな…なんでしょうかっ!?』って言いながら顔赤くさせるんだもんwww」
私だってマイナーな嫁ばっかりですよw派手な主人公的立場より後ろで見守る感じの人が好きなんですよね…(桐皇の諏佐さんとか…あの人超かっこいい←)
わたしもFEにわかなんですよね…スマブラしか知らなくて、クロムさんもどんな人かわからん(
小説本編…楽しめるように頑張ります!
- 第一話「琴無月、新加入者をかき集める・前編」 ( No.10 )
- 日時: 2014/04/26 18:26
- 名前: 琴無月 ◆LbOhbV.5is (ID: SpLhUj83)
ここは琴無月と様々なキャラが暮らす家、「ハープ・ムーンハウス」。
その家に、新加入者がやってくるそうだ。
琴無月は、わくわくしたり、ドキドキしたり、ルンルンしたり、不安になったりで大忙し。
リョウ「…なにやってんのあの人…」
カービィ「来るのはコトの大好きなキャラばっかだからね。コト、挙動不審になりすぎだよ…」
琴無月「だってだって!!!伊月君が来るのよ!?今日から伊月君と一緒に住めるなんて夢みたい…!!!」
黒子「今日から伊月先輩に逃げるように言わなきゃ(琴「なんでそうなるの!?」
そう、13歳ながらこの家の主である少女、琴無月は、大好きな伊月俊がこの家にやってくることに驚きを隠せないのだ。(ちなみに招待したのは黒子である)
ピーンポーン
琴無月「あ!来たぁ!?」
リディー「違うわ、来たのは今吉さんよ。それじゃ変☆身!」
リディー は 音無鳴 に なった !▼
ドッキー「あ、俺もやんなきゃな…」
ドッキー は 白石風弥 に なった !▼
ラッセル「あ、こいつら人になるのはあくまで二次設定だから、注意してくれ」
タランザ「誰にいってるのね」
ラッセル「ん?ああ、俺らのことを見てる奴がいたような気がしたから…」
ドロッチェ「覗きか!?」
マホロア「ウワァン、カービィ、怖いヨォ!」
シルバー「んなわけねぇだろ!?」
ちなみにシルバーとラッセルとマホロアとドロッチェ団長は作者の嫁です(ぇ
シャドウ「白澤め…まだこないのか…早く来い…早くマリアに会わせろ…」
黒子「シャドウさん、殺気すごいです」
現在、死んでしまったマリアは桃源郷にて白澤と一緒に暮らしている。ちなみにハープ・ムーンに住む人にしか見えないらしい。
一方玄関。
音無「はぁ、まさか今吉さんと暮らすことになっちゃうなんて、最悪…」
白石「とか言ってホントは嬉しいんだろ?」
音無「ん…んなわけ無いでしょう!?」
ニヤニヤと笑いながらからかう白石をよそに、音無は玄関のドアを開けた。
ガチャ
バッ!!
今吉「鳴!!風弥!!!ご無沙汰やなぁああああ!!」
ヒカリ「私もいるわよぉおおおおお!!」
白石「うぇええええええ!?」
音無「ちょっと今吉さん!!入ってすぐ抱きつくのはやめてっていってるじゃないですかぁ!!」
今吉「えぇやんかっ!『これからよろしく』のハグやからな!」
ヒカリ「その調子です、そのまま風弥君にm(コウキ「^ ^」…」
抱きついてきた今吉に焦る音無と、突然のもう二人の登場に驚く白石。
白石「で…その人は…」
知らない男の子に指をさして言う白石に、ヒカリは答えた。
ヒカリ「私の友達のコウキよ!今ジム巡りをしているの!」
コウキ「ヒカリさんにつれてこられました。これからヒカリさんのストッパーをしたいと思いますのでよろしくお願いします」
丁寧な口調で挨拶をするコウキ。その後ろに、とある人影が現れた。
あれは…
音無「白澤さん!!」
音無がそう言った瞬間、シャドウが音速を超える速さで飛んできた。
シャドウ「うぉおおおおおおおお白澤ぅうううううううう貴様遅すぎるぞぉおおおおおぉおおおおおお!!!」
白澤「ああ…ごめんごめん、出かける前にあのバカにボコボコにされたんだよ…」
シャドウ「言い訳をするなぁあああああああああぁああああ!!!!」
「まぁまぁ、落ち着いて、シャドウ」
シャドウ「…!!」
すごくほんわかした声が聞こえた瞬間、シャドウの動きがピタリと止まった。
こうなったということは、この声はどう考えても…
シャドウ「マリア…久しぶりだな(キリッ」
マリア「そうね…シャドウ、これからよろしくね♪」
シャドウ「ああ。それじゃぁ、お茶のみに行こうか」
マリア「いいわね、白澤さんも行きましょう」
白澤「オッケー♪マリアちゃんが言うなら僕も行くよ☆」
三人はダイニングに行った。
今吉「ほな、ワシらも行くか」
音無「あ、そういえば、ドロシアさんは?」
白石「確かに…いないな」
今吉「あぁ、ちゃんとおるで。ドロシア、出てきてもえぇで」
今吉が声をかけた瞬間。
彼のカバンから、紫の服を着た魔女が飛び出してきた。
ドロシア「こんにちは。そしてこの前私をマルクから助けてくれてありがとう」
白石「ああ、どうも…しかしあれ、赤司が『最強は僕だ!!」とか言ってハサミ連射した結果だがな…」
そして今の赤司
赤司「ホルン、次はどこ行こうか」
ホルン「セイの好きなところならどこでもいいわよ」
赤司「じゃぁ…ここ!」
ホルン「あ!ここ、おいしいって評判のお店だよね?私、ここいきたかったんだー!」
赤司「ふふ…ホルンの行きたいところはもうお見通しだよ^^」
音無「今となってはもう赤司さんはホルンにデレデレだからね…」
ドロシア「う〜ん、あの時、赤司さんがグリルにさらわれそうになったときは驚いたけど…」
これについては後にブログの小説もどきで書きます!
琴無月「おーい!歓迎会の飾り付け手伝ってー!」
リビングから琴無月が四人を呼んだ。
白石「はぁ…他に誰が来るんだろ…」
音無「ヒソヒソ…(どうやらヒッキーが来るそうよ。出るときは『赤野青人』として来るんだって)」
白石「マジか…じゃまた対決ができるな!」
この時点で、誠凛の二年生、伊月俊と、ドッキーのライバル・ヒッキー(赤野青人)がやってくることが決まった!
次の日。
琴無月「さぁやってきました、新加入歓迎パーティー!」
全「イエーーーーイ!」
琴無月「さぁて、新加入は一体誰かなー?それではみなさん、リビングにお入りください!」
どんなキャラが来るのだろうか?乞うご期待!
続く…
- 第二話「琴無月、新加入者をかき集める・後編」 ( No.11 )
- 日時: 2014/04/27 18:26
- 名前: 琴無月 ◆LbOhbV.5is (ID: SpLhUj83)
初っ端からgdgd。
パンカパカパーン!
カーテンが開けられた。
琴無月「キャァアアアアアアアアアア」
マホロア「ワァアアアアアアアアア」
シャドウ「何!?」
シルバー「マジで!?」
白石「…フッ」
カービィ「あーーー!知り合いがいっぱい!」
伊月「俺は誠凛高校二年バスケ部、ポジションはポイントガード、伊月
俊!黒子に招待されてここに来た!ハッ、秋田に来た、だが飽きた!ktkr!」
琴無月「いきなりそれを見られるなんて感激…!」
黒子「やっぱり先輩のダジャレは健在ですね」
黄瀬「海常高校一年バスケ部、スモールフォワードの黄瀬涼太ッス!カービィっちやマホロアっち、そしてなにより黒子っちがいたんで来ました!これからよろしく!」
マホロア「リョウタ…やっぱりカッコいいヨォ!」
音無「現段階ではまだわかんないんだけど…(汗)」
マリオ「よぉ!俺はMr,ニンテンドーのマリオだ!そしてその弟の…」
ルイージ「る、ルイージです…(泣)」
マリオ「こんなやつだが、こいつと仲良くしてくれると嬉しいよ!んじゃ、これからよろしくな!」
リンク「あ、俺はリンクっていいます!いつもはゼルダ姫を護ってますが、今回は特別にここにいっていいと許可をもらいました、よろしくお願いします!」
マルス「僕はマルス。王子だよ♪僕っていろんな人に人気なんだ!ああ、そんなに僕はイケメンってことだね☆これからよろしくね♪」
白澤「なにこいつマジむかつく」
ネス「真っ直ぐなネスです!」
リュカ「ちょっと臆病のリュカです!」
二人「二人合わせてPSI少年です!よろしくお願いします!」
ホルン「息ピッタリ!可愛い!」
アイク「ん?…ああ、俺はアイク。一応傭兵団の団長だ。よろしく」
ドロッチェ「あいつも団長か…ややこしくなるな」
レッド「僕はレッド!ポケモントレーナーです。リザードンのブレェズが相棒、そして他にも…ピカチュウのルーチェ!」
ルーチェ「ピカー!」
レッド「そしてプリンのローザ!」
ローザ「プリュ、プリュ!」
レッド「僕らをよろしくね!」
赤司「なにげに名前変じゃないか?」
ホルン(人のこと言えないよ、セイ…)
ソニック「Hey,guy!俺はソニック・ザ・ヘッジホッグだ!シャドウとシルバーがいると聞いて飛び出してきたぜ!よろしくな!」
シャドウ「僕たちがきっかけか」
シルバー「まぁ、とにかく仲間が増えたからいいじゃん…」
トラン「ホルンの兄のトランです!みんな、僕のホルンを傷つけたら容赦しないよ?もちろんポケモンも、ね?よろしく!」
赤司「^ ^」
ホルン「((((;゜Д゜))))」
赤野「僕は赤野青人!風弥と鳴の友達です!あ、多分僕と風弥はライバルです!よろしくね☆」
白石「多分じゃなくてもライバルだぞ、ヒッキー…」
音無「…(汗)」
琴無月「これで全員ですね!では皆さん、盛大な拍手を!」
パチパチパチ・・・
赤野「ドッキー、昼はこんなことしてたんだ!また階段手すり滑りヤローね!」
白石「のぞむところだ!」
黒子「実は僕の学校の近くらしいですよ、MHSって」
赤野「そうなの!?じゃ、僕たちと黒子さんはご近所さんだね!」
ふたりが笑っている一方で…
白澤「あーあ、結局女の子いなかったなー!」
琴無月「白澤さん!」
白澤「ん?琴無月ちゃん、どうしたの?」←誰であろうと女の子にはちゃん付けです
琴無月「伊月君とならんでください、写真撮るんで!」
伊月「えっ!?」
白澤「女の子以外と撮るのは気が進まないけど…まいいか」
カシャ
白澤と伊月は、外見が似ていた…
白澤「並んでみると、結構似てるかもね…」
伊月「うーん、それにしても髪型そっくりだなー…」
琴無月「なんという私得…!!」
そこにドロシアがやってきた。
ドロシア「なになに?へ〜、双子みたい!」
伊月「中身は全然違うけどな…」
白澤「そういえばドロシアちゃん、僕と似た能力持ってるんだって?」
ドロシア「はい、でも私の場合、描いただけで実体化しますよ」
赤野「あ、はいはい!僕も持ってるよ、その能力!」
伊月「え!?実体化能力持ちが三人もいる!?」
伊月、完全に「実体化」ネタに押されている。
白澤「ねぇ、三人で今度バトルしない?僕が一位ならドロシアちゃんとデートしたいな♪」
ドロシア「え、えー……?」
そこに今吉が割り込む。
今吉「なぁ、白澤さん?ドロシアになんか手ぇ出そうと思ってるんとちゃうやろーな?^^」
白澤「そんなことないよー!僕は何もしないから!」
そしてシャドウもそこに乱入!
シャドウ「では、こうしよう。今吉、もし白澤がドロシアとデートするなら、僕と今吉が護衛につこう」
今吉「いい考えやな、採用^^」
白澤「」
赤野「新加入なのに僕空気…」
伊月「俺もだ、赤野…」
そして白澤はその後のバトルにて、画力のせいで撃沈した。
一位はドロシア、二位はヒッキーだったという。
そしてドロシアへのご褒美は新しいパレットと絵筆だった。
続く。
次回はマルスとリュカ、マリアにシャドウの日常です!
乞うご期待!
琴無月の恋が叶う日はない。
絶対に。
- 第三話「オムレツとハーブティー」 ( No.12 )
- 日時: 2014/05/02 21:55
- 名前: 琴無月 ◆LbOhbV.5is (ID: SpLhUj83)
実質的には第二話ですお。
リュカ「うん、やっぱりマルスお兄ちゃんの作るオムレツはおいしい!」
マルス「そんなに気に入ってもらえて、嬉しいよ」
リュカは、週末になるといつもマルスにオムレツを作ってもらっている。
これには、とある訳がある。
それは、まだリュカがスマブラメンバーに入ったばかりのこと。
リュカ「う〜ん、ほかの人にはなかなか話しかけづらいなぁ…」
彼は極度の人見知りで、元から仲が良かったレッドやネス以外には話しかけられないでいた。
レッド「僕だって旅立ったばっかりの時は人に話しかけづらかったよ、でもリュカになら出来る!ファイト!」
ネス「リュカは頑張り屋さんでしょ?僕はリュカは頑張れば何でも出来るってわかってるんだから!いけいけ!」
二人にも励まされたりはしていたものの、一朝一夕で改善できるはずがない。
その日も、リュカはとぼとぼと、ほかのスマブラキャラとすれ違うばかり…
なはずだったが…
ドンッ!
リュカ「痛!」
「!ごめんね、大丈夫?」
リュカは誰かにぶつかり、転んでしまった。
それに気づいた青髪の青年が、リュカに手を差し伸べる。
リュカ「あ…はい、大丈夫…です、あの…あなたは…」
マルス「あ、君に自己紹介するのは初めてだったね。僕はマルス。よろしくね!」
リュカ「マ…マルス、さん?僕はリュカです、よ、よろしく…」
すこし途切れながらも言い切ると、リュカはマルスの手を握った。
マルス「あ、そうだ、今からオムレツ作ろうと思うんだけど、食べない?」
リュカ「オム…レツ…」
オムレツと聞いて、リュカは何かを思い出しそうになった。
あったかいけど、悲しい思い出。
でも、考え込んでるのも良くないので、マルスについていくことにした。
リュカ「おいしい!」
マルス「良かったー、初めて作ったから、喜んでくれるかちょっと心配だったんだ」
リュカ「うん!こんなに美味しいオムレツ食べたの、お母さんの時いら…い…」
リュカはその時全てを思い出した。
いつも自分に美味しいオムレツを作ってくれた母の姿。
そしてポーキーによって改造された動物に殺された悲しい母の末路。
その瞬間、何かがこみ上げてくるのを感じた。
リュカ「おかあ…さん…!」
マルス「!大丈夫!?お母さんに…何があったの?」
この様子だと、彼の母に何かあったのだと悟ったマルスは、事情をリュカに聞いた。
マルス「お母さんと、お兄さんが…殺され、て…!?」
予想外の事実にマルスは驚いた。しかし、このままリュカに悲しい思いをさせるのも嫌だと思い、ある事を思いついた。
マルス「…うん」
リュカ「え…?」
マルスは小さく微笑むと、リュカの顔の高さまで腰を下ろした。
マルス「家族がいないなら…リュカ、僕が君のお兄さんになったげる」
リュカ「え!?」
マルス「今まで人見知りばかりしていたのも、自分の中で思い出せない記憶が怖かったのもあったんだろうね」
リュカ「…」
マルス「いいかな?」
リュカは少し考えていたが、そのあと顔を上げた。
…涙を浮かべた笑顔で。
リュカ「ありがとう、“マルスお兄ちゃん”!」
オムレツを笑顔で食べるリュカと、それを笑顔で見守るマルスの二人を、ほぼ対照的な表情で見ているふたりがいた。
シャドウ「…くだらん、血縁関係もないのに、何を家族みたいに」
マリア「あら、私とシャドウの思い出、忘れたの?」
シャドウ「…」フイッ
不満を口に出したシャドウにやさしく声をかけるマリアと、それに対して頬を赤らめながらそっぽを向くシャドウ。
シャドウ「マリアと僕はずっと一緒にいたじゃないか、もはや家族だ」
マリア「矛盾してるわよ、シャドウ」
そう言ったマリアは、アークでの出来事を思い出していた。
マリア「そういえば、昔よく紅茶を飲んでたわね」
シャドウ「ああ…」
マリア「あの時の香りは良かったわ、また飲みたいな!」
…よくマリアとハーブティを淹れていたな。
あの時は、よく笑っていたもんだ。
あの香りのするハーブティは、今どこにあるのだろうか?
もう無くなっているかもしれない。
でも、頑張って探せば、見つけ出せるだろうか。
シャドウはそっと微笑んだ。
シャドウ「…紅茶。飲みに行こう」
マリア「ええ、そうね」
シャドウ「言っておくが、アイツは誘わなくていいぞ」
マリア「あら、どうして?」
シャドウ「…どうしてもだ」
二人は笑い合い、ダイニングまで向かった。
そこで飲んだハーブティーは、懐かしい香りがした。
続く
今回なんかハチャメチャじゃなくなってるー!?
くそう、次回こそはギャグにしてやる!!
マホロアかわいいよマホロア
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