二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 作者と好きなキャラとのハチャメチャ日常!!
- 日時: 2016/07/10 11:46
- 名前: 琴無月 ◆LbOhbV.5is (ID: dnI2gjfy)
- 参照: http://www.hatena.ne.jp/kotomimi3/
※この小説を見る際の注意※
この小説は様々な世界のキャラクターが一緒に生活するという多重クロスオーバー小説です。
オリジナル設定がところどころにあり、時には死んでしまったキャラまでいるという…
他作品のキャラ同士、時にはオリキャラ×版権キャラの恋愛もあります!
また、三次創作キャラも登場する可能性がありますので、十分にご注意ください。
このサイトでは初めましてとなります、琴無月と申します!
好きなジャンル?…いっぱいありますよw
皆様が執筆中の小説も楽しく見させてもらってます!
…くそ、私にも皆様みたいな文章力があったら…
タグ:ポケモン カービィ ソニック 黒子のバスケ スマブラ 鬼灯の冷徹 Happy Tree Friends ミッドナイトホラースクール とある魔術の禁書目録 ハイキュー!! 月刊少女野崎くん ソウルイーター 甘城ブリリアントパーク 弱虫ペダル 青の祓魔師 SHOW BY ROCK!! おそ松さん ディバインゲート クラッシュフィーバー クロスオーバー オリジナル設定有 オリキャラ
文章gdgdですいません…
では、まずは自己紹介からしていきたいと思います!
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- Re: 作者と好きなキャラとのハチャメチャ日常!! ( No.233 )
- 日時: 2016/06/20 18:22
- 名前: 琴葉姫 ◆KXLt9XXgaQ (ID: RkLyPv1r)
新作キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!琴葉姫です!!!
琴葉姫「おおお・・・!すごい!大傑作ですね!(?)」
アーサー「ツイッターで概要を聞いた時はカオスだと思ったが・・・」←
琴葉姫「おうやめーや。アランさん大冒険だなあ・・・結果的に夢だったが」
ミネルヴァ「・・・本当に「夢」なのでしょうか」
琴葉姫「え、なんか言った?」
ミネルヴァ「いえ、何も」
琴葉姫「そう?ていうか狼の着ぐるみ着たみさきちちゃん可愛すぎかな???」
アーサー「安定の語彙力乏しいウーマン」
琴葉姫「仕方ないね♂(クズ)そしてカエデさんが仲間になったよ!」
高尾「仲間が増えるよやったn「そのネタは皆のトラウマなんでNG(アーサー)」(´・ω・`)」
琴葉姫「てかオズ君!!!オズ君が出てるよ!!!!!('ω' )三('ω')三( 'ω')」
アーサー「い つ も の」
ゼクシオン「本当に彼のこと好きですね」
琴葉姫「仕方ないね♂(ドクズ)てか、黒の魔導士・・・オズ君の説明からするとあの人しか思い浮かばぬのだが・・・」
アーサー「あいつはなあ・・・まぁ俺らも聞きかじった程度だが」
琴葉姫「てかオズ君・・・(´;ω;`)」
アーサー「(ホント好きだなこいつ)」
琴葉姫「って、一シアだ一シア!!!('ω' )三('ω')三( 'ω')」
アーサー「Σ変わり身はええな!?」
マリア「(猫耳一松・・・可愛い・・・って何を言ってるのよ!?男の一松に可愛いだなんて・・・!)」
琴葉姫「(お前も可愛いよたやマ(クズ))ってグリムさんかっこええやん・・・って一松ううううう!?ナンデェ!?」
アーサー「あいつギャグキャラのイメージあったんだが・・・」←
琴葉姫「でもツイッターで「他作者さんの小説のネタバレはNG,いいね?」アッハイ。てか俺不思議の国のアリス全然知らないからわかんないよorz(ごめんなさいorz)」
アーサー「それはお前の自業自得だろ。つかグリムとカエデの話意味深だな」
琴葉姫「それでも信じるカエデさんめっちゃいい人やん・・・(´;ω;`)同じ金髪ツンデレでも眉毛太いチンピラ紳士()とは大違いやん・・・」
アーサー「は?(威圧)」
幽香「それは置いておきなさい」
アーサー「アッハイ(震え声)そしてついに氷の国に来たか」
琴葉姫「そしてそしてそして!メガシンカキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!アニメでも活躍してる(らしい)メガリザードン!」
アーサー「なんで知らねえんだよ」
琴葉姫「地方民でテレ東観れないのと放送の日に観れてないんだ(震え声)(クズ)ってアランさんめっちゃかっこいい・・・(´;ω;`)」
アーサー「(泣いてばっかだなこいつ・・・)マノンも元に戻ってハッピーエンドかと思いきや・・・?」
琴葉姫「やっぱあの人じゃないですかやだーーー!!!って「彼女」ってあの子だよなァ!?」
高尾「そして夢オチ」
琴葉姫「おい馬鹿やめろ。って白澤さんがかっこいい・・・だと・・・!?」
白澤「え?僕はいつだってかっこいいでしょ?」
アーサー「この前クリスナンパしてたやつが何言ってんだ」
琴葉姫「おそ松兄さんに言わなきゃ(使命感)」
白澤「待ってやめてごめんて!?」
琴葉姫「(今はうちの白澤さんは置いておこう(クズ))最後(?)にいつも通りのほのぼのした風景・・・尊い・・・(語彙力マイナス)」
アーサー「最後の最後で意味深なシーンがあるのにもう黙っとけよお前・・・」
琴葉姫「もう文章力撃滅してるから自分でもダメだろこれって思うorz(クズ)
ってあとがき・・・!?えっえっ・・・!?」
アーサー「確かに始まりがあれば終わりは当然あるからな・・・俺達もいつか終わる時があるんだろうな」
琴葉姫「琴無月さんの小説が終わるのは寂しいけど・・・大学って生活するのも受験するのも忙しいものらしいからなあ・・・でも今琴無月さんとこうして小説の感想書いたりツイッターでしゃべったりする時間を大切にしていきたいなあ・・・」
アーサー「唐突に何言ってんだ」
琴葉姫「ホントな(白目)」
そして次回、赤ホル回ですね!!!楽しみにしています!!!(クズ)
安定の支離滅裂な感想とも言えないコメント失礼しましたorz
では
- Re: 作者と好きなキャラとのハチャメチャ日常!! ( No.234 )
- 日時: 2016/07/09 15:22
- 名前: 琴無月 ◆LbOhbV.5is (ID: dnI2gjfy)
琴無月「ギャラタクシーーー!!!」
カエデ「突然どうした」
琴葉姫さん
確かにあらすじだけ見るとカオスですよね←シリアスもギャグもうまい具合にしたいと思ったんですけど結局アンバランスに…(´・ω・`)
アラン「…本当に夢だったのか」
琴無月「今のところはまだ安心していいと思うよ…多分」
食蜂「私はいつでもかわいいですよお」
御坂「しいたけ黙りなさい(#^ω^)」
オズ(ク)「なぜ私を出さなかったのだ!!言え!!」
琴無月「クラフィのオズさんだとシリアスにならないし紛らわしいからです(クズ)」
オズ(ク)「(´;ω;`)」
ショウキ「ほら、ハンカチやるから涙拭け」
オズ(ク)「ありがとう…」
ドロシー「かっこいいグリムさんなんて存在しない(確信)」
グリム「工エェェ(;゜Д゜)ェェエ工なんで決めつけるの!?」
ドロシー「あくまで現実世界の話だから安心して」
グリム「それ逆に悲しい!!」
いや、そっちのアーサーさんもかっこよくていい人だと思いますよ…素直になれないだけで…(震え声)
ソウル「申し訳ないがさらに自信なくすような言い方はNG」
琴無月「(´・ω・`)」
アニメでも最近アランくん大活躍ですよね…だがトロバきゅん…(´;ω;`)(クズ)
琴無月「メガリザ対決は熱かったけどあれは…(クズ)」
アラン「バ、バトルはたまにはそうなるものだろ…(大汗)」
マノン「ア、アランは悪くないから;;」
あの人はもうどうしようもない()そして「彼女」も←←
白澤「そっちの僕ドンマイ…まあ僕もラティファちゃんにナンパしていすずちゃんと西也くんに半殺しにされたからね」
クロウ「バカだなお前」
そして将来のことなんですが…とりあえず来年まではここにいられそうです()
それまでなんとか頑張ります!(有言不実行フラグ)
コメントありがとうございました!
カエデ「嫁とやらが増えていってるようだがどうするんだ」
琴無月「頑張るしかない(白目)」
- Re: 作者と好きなキャラとのハチャメチャ日常!! ( No.235 )
- 日時: 2016/07/09 15:25
- 名前: 琴無月 ◆LbOhbV.5is (ID: dnI2gjfy)
赤司「もうすぐ七夕だね」
ホルン「そうだね…」
今日は7月4日。七夕、7月7日の3日前である。
2人はこの日をずっと待っていた。
赤司「ホルンは、今年は何をお願いするんだい?」
ホルン「そんなの…去年と同じよ。セイならわかるでしょ?」
赤司「…ああ」
満点の星空が見える窓の前でお互い笑い合う二人。
…に、割り込みが入った。
琴無月「ちょっとそこのおふたりさん」
赤司「…なんだい?僕とホルンの邪魔をしてまで重要なことなのかな?」
琴無月「!?…うおおごめんなさい!すぐ終わらせるからハサミしまって!!…こほん、えっとね、今年の七夕は別の事をしようと思ってるの」
ホルン「…別の事?」
琴無月「そうそう。夏にちなんだ行事だよ。…その名も…
七夕肝試しー!」
二人「…え?」
ーーー
というわけで、琴無月と嫁達がやってきたのはとある山。
並んだ嫁達は突然入ってきた行事に何事かとざわついている。
琴無月「えー、静粛に、静粛に!今から皆さんにはペアを組んで肝試しをやっていただきます!!」
谷地「き、きききききき肝試しぃいいい!?」
翔陽「(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル」
アイオーン「し、心配するな仁花…この闇の太陽神が、悪しき魂から護ってやる…((((;゜Д゜))))」
御坂「幽霊なんて…いないのに、ね」
東堂「…ああ、そうだな」
御坂「東堂さん、足震えてますよ」
東堂「…見るな」
科学の街で生まれた御坂は、幽霊を全く信じていない。それに東堂も同意するが、顔が青ざめているあたり全く、というわけでもないようだ。
琴無月「と、とにかく!!皆さんにはペアになって肝試しやってもらいます!!今から30分以内に決めてくださいね!!」
というわけで、開会式は一旦終わりを告げた…
ーーー
マノン「アラン!肝試し楽しみ?」
アラン「…幽霊、いると思うのか?」
マノン「もっちろん!ゴーストポケモンがいるくらいだもん!」
アラン「…そうだな」
ドロシー「あれ?オズ、ダル太夫さんと組まないの?」
オズ(デ)「ダ、ダル太夫さんは…阿さんと組むそうなので組めなかったんです…」
ドロシー「確かに吽ちゃんにはアカネくんがいるしね…よし!オズ、一緒にやろ!」
オズ(デ)「はい!…ところで、すごい視線を感じるんですが」
ドロシー「ああ…気にしなくていいよ」
グリム「|ω・`)」
ホルン「やっぱり私は…」
いつもの様にホルンは赤司の元へ向かおうとした。
すると…
トラン「ホーーーーーールーーーーーーンーーーーーーーーー!!!!!」
突然聞こえてきた呼び声とともに、トランがホルンに飛び込んできた。しかしホルンはそれを交わしたため、トランは草むらへ顔から突っ込む。
トラン「ひどいよー!!ホルン!!」
ホルン「ごめんねお兄ちゃん、私と組みたいのはわかるけど…私はセイと組むから」
トラン「だーかーらー、そんな中二病と喋っちゃダメd「何か言いました?」アッ」
トランの後ろには、にっくき赤司。しかもハサミを手にして爽やかな笑みを浮かべている。
赤司「元からホルンは僕と組む約束だったんですよ?手出ししないで貰えますか?」
トラン「うぐぐ…」
ホルン「ちょ、ちょっと、二人とも落ち着いて…」
二人の目からは火花が散っている。安定すぎる。
そんな時、引き下がらないトランに声がかけられた。
「トラン兄ちゃん、だめだよお」
どこかで聞いたのことのある、間延びした声。
見ると、八分袖の、ベージュのカッターシャツに、アホ毛のついた長い髪を持つ、タレ目の穏やかな顔の青年だった。
見た目自体には見覚えはあまりないが…
トラン「アラク…でもさ…」
赤司「…え?
え?アラクって…カイリューのことでは?」
そう、彼はトランの手持ちのカイリューのアラクだったのだ。
アラク「そうだよお、僕はトラン兄ちゃんのカイリューだよお」
ホルン「あ、セイは知らないんだっけ、最近、琴無月がポケモンを人間体にする機能を作ったんだって」
トラン「で、アラクを人間にしてもらったんだけど、僕よりも年上に見えるせいで兄ちゃんと呼ばれることに抵抗感じちゃってたり…」
アラク「えー」
赤司「まさに立場逆転ですね、かわいそうに」
トラン「君はその上から目線をどうにかしようね?(ニッコリ)」
赤司「ならホルンに気安く触らないでください(ニッコリ)」
アラク「もお、二人ともだあめ。もうすぐ時間になるから一旦2人組に分かれよおねえ」
トラン「むぐぐ…ばいばいホルン、くれぐれも何かされないようにね」
ホルン「何もされないって。大丈夫よ!」
4人はトランとアラク、そしてホルンと赤司の2グループに分かれた。
赤司「(…僕の勝利だ)」
ーーー
そして時間になり、琴無月からルール説明を聞く。
琴無月「えーーーと、皆さんには一人ひとつ、短冊を持って肝試しに行ってもらいます!このルートは一本道、15分くらいでゴールに着けるので迷うことも無くスムーズに行けると思います!ゴールに着いたら、短冊に願い事を書いて笹につけてからここに戻ってきてください!」
食蜂「なんだかロマンチックな肝試しですねえ」
西谷「肝試しにロマンチックもクソもあるかよ…」
琴無月「あ!そうそう!今回はしにものぐるいの皆とショウキさんが驚かせ役として協力して下さってまーす!」
アザゼル(ああ…どうりでいなかった訳だな)
タケッパー「まりまり達がッパー?」
琴無月「うん!まりまりちゃんやつぎはぎくん、でゅらでゅらくんだけじゃなくて、ほかのメンバーやショウキさんの仲間もいるから楽しみにしててね!」
翔陽「肝試しで楽しみになんてできるわけ…」
影山「((((;゜Д゜))))」
白井「か、影山さん、落ち着いてください…!!」
- Re: 作者と好きなキャラとのハチャメチャ日常!! ( No.236 )
- 日時: 2016/07/09 15:27
- 名前: 琴無月 ◆LbOhbV.5is (ID: dnI2gjfy)
琴無月「さてさて!!始めるとしましょう!!まずは…
新開さんと東堂さん!」
東堂「!?いきなり!?」
新開「おっ、トップバッターか!」
東堂はいきなり自分たちの番が回ってきたことに驚き、新開は何食わぬ顔でエナジーバーを食べている。
東堂「だ、大丈夫だ!御坂!心配するな!!」
御坂「え、ええ…(なんで私に…)」
琴無月「それじゃ、行ってらっしゃーい!」
東堂「行くぞ新開!!」
新開「ああ!」
真波「頑張ってくださーいwwwww」
東堂「真波は黙っていろ!!!!」
新開「なんで御坂ちゃんとペアにならなかったんだい、尽八?」
東堂「なっ…なるわけないだろう!御坂は上条とペアにさせたぞ!!」
新開「素直じゃないなあー(笑)」
東堂「うるさいぞ!!」
ーーー
10分後。
東堂「ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
待機組「!?」
御坂「と、東堂さん…大丈夫かな…」
上条「し、新開さんいるし…大丈夫だろ…多分()」
突然聞こえた東堂の断末魔。やはり彼は幽霊はダメだったか。
ホルン「そろそろ私達の番ね…」
赤司「ああ…ホルンは僕が守るよ…」
ホルン「いや、肝試しだし、大げさに考えなくてもいいからね…?」
赤司「そ、それでもだよ!!」
ーーー
琴無月「じゃ、次はホルンちゃんと赤司くんだね!行ってらっしゃい!」
赤司「いつになったら琴無月は行くんだい?(ニッコリ)」
琴無月「いや私司会ですもの()」
赤司「じゃあ最後に1人で行こうか。ホルンにこんなことさせる罰だ…」
琴無月「ホルンにまだ何も起こってませんよね!?(大汗)」
ーーー
ホルン「暗いわね…」
赤司「ああ…」
二人は暗い夜道をただ、懐中電灯を片手に歩いていた。照らされるのは前だけで、横には闇に包まれた草むらと森があるのみ。いつ、何が出てくるかわからない。
赤司「ホルン、何が来るかわからないから警戒しようね」
ホルン「いやでも死ぬわけじゃないでしょ?」
赤司「ころされる気でいないと…この先何が起こるか…」
赤司がそういった瞬間…
ザワワワッ
突然草むらがざわめきだした。二人は突然のことに身を震わせた。
ホルン「!!これって…」
赤司「ホルン!」
赤司はホルンを抱き寄せて辺りを見回す。
ホルン「どこに…」
赤司「大丈夫だよ…ホルン、誰か来ても大丈「リア充しねえええええええええ!!!!」!!??」
赤司の言葉を遮り、どこか悔しさの混じった叫び声があたりを包んだ。
そして飛び込んできたのは、小物臭漂うヤクザのような男。
「テメェらこんな時にイチャイチャイチャイチャしてんじゃねェよ!!ウイルス撒き散らしてやろォかァ!?」
ホルン「ひいいっ!?」
赤司「ホルンを脅かす奴は親でも殺す(^^」
「ア゛ァ!?このオレとやろうってか!?」
赤司「いいよいいよ、売られた喧嘩は倍返しにして買ってあげるから」
赤司はハサミを取り出してヤクザに向けた。
「…いや、やめとく。オレは今は腐っても脅かせ役だからな」
赤司「…ということは、ショウキの仲間か?」
「何故わかった」
赤司「何故と言われても…ショウキの仲間かしにものぐるいのメンバーの二択だし、君はしにものぐるいにいそうなメンバーではないからな。すぐわかる」
「(ムカつく…調子に乗りやがって…)オレはユウヤ。土蜘蛛だ」
赤司「土蜘蛛……ホルンから離れろ、せめて半径10000kmは」
ユウヤ「それ完全に日本超えてるよなァ!?」
赤司「当たり前だろう。君みたいな人にホルンを汚されたくないからね」
ユウヤ「そう無差別にウイルス撒き散らすほどタチ悪くねーぞ!!ショウキからも注意されてるしな!!」
ホルン「セイ、もうやめてあげて」
赤司「けど…」
ホルン「この人はただ私たちを驚かせただけよ。私は大丈夫だから」
赤司「…ああ」
ホルン「お騒がせしてごめんなさい、私達はこれで」
ユウヤ「お?…おお」
ホルン「ほら、セイ行こう」
赤司「うん(´・ω・`)」
ホルンは赤司の腕を引いて道の先へと歩いていった。
ユウヤ「(…結構相性いい…?)」
ーーー
赤司「…ごめんね、ホルン」
赤司は後ろにいるホルンに小さく言った。
赤司「よく考えてみれば、僕は君の事考えてなかったよね」
ホルンから返事はない。
赤司「…今度から早とちりしないから…って、
ホル…ン…?」
振り返った赤司は気づいてしまった…
自分の後に、ホルンは歩いていなかった事を。
ーーー
ホルン「…どうしよう、はぐれちゃった…」
ホルンはただ1人で辺りをさまよっていた。後ろの方で聞こえたざわめく音に振り返り、何も無いことを確認して視線を戻すと、それに気づかなった赤司といつのまにかはぐれてしまっていたのだ。
ホルン「暗いから何も見えない…」
そう、ホルンは懐中電灯を持っておらず、辺りは真っ暗。ほとんど何も見えないのである。
ホルン「セイ…こんな事なら声掛けとけば良かった…」
手元にはポケモンもいないのでフラムで道を照らすことも出来ない。
完全に一人ぼっちになってしまった。
ホルン「いたっ…」
どこかに引っ掛けたのだろうか、足に鋭い痛みが走った。
その痛みが予想外で、かろうじて見つけた木の幹に座り込む。
ホルン「…セイ…」
しっかり者とはいえ、彼女もまだ12歳だ。元気づけてくれる仲間もいない闇の中では流石に強気でいられることも出来ない。
ただ、うずくまって身を震わせることしか出来なかった。
「…どうしたの?」
突然当てられた懐中電灯。
自分が照らされたのに気づき、顔を上げると、そこには知らない少年がたっていた。
青いネクタイをつけたワイシャツに黒いブレザーを肩にかけている、ブロンド髪の少年だ。赤い三白眼で、少しきつそうな印象を与える。
「…1人?」
ホルン「…一緒にいた人とはぐれてしまって」
「そっか…怖かったでしょう」
その少年は、ホルンの前に座ってホルンと目線を合わせた。
- Re: 作者と好きなキャラとのハチャメチャ日常!! ( No.237 )
- 日時: 2016/07/09 15:28
- 名前: 琴無月 ◆LbOhbV.5is (ID: dnI2gjfy)
?「…怪我してる?」
その声に足を見ると、足からはかなりの量の血が流れていた。
少年は、包帯を取り出して、その一部をホルンの足に巻き付けた。
?「立てる?」
差し伸べられた手を取り、ホルンは立ち上がる。少年の助けなしでも歩けることを確認した。
ホルン「大丈夫です、歩くまでなら」
?「そっか、ならよかった」
ホルン「…ありがとうございます」
?「お礼はいいよ、…これが僕の生きがいだから」
ホルン「え…?」
?「ううん、なんでもない」
そう言って微笑む少年に、ホルンは意外性を感じていた。
…優しい笑顔
三白眼の少し威圧感のある彼の顔は、慣れていないのか少しだけぎこちなく、それでも穏やかな表情をしていた。
?「…僕の顔、何か付いてる?」
少年の声に、ホルンははっと我に帰った。
ホルン「い…いえ!すみません、ぼーっとしてました」
?「大丈夫。で、頂上を目指してるんだよね」
ホルン「え、なんでそれを…」
?「ここ、頂上以外に何も無いからね。僕が連れてってあげる。きっとはぐれちゃった人とも合流できるよ」
ホルン「い、いいんですか!?」
?「いいよ、…おいで」
ホルン「はい!」
ーーー
山を登り続ける。
ホルンと少年が出会ったのは山の中腹あたりだ。
頂上までさほど遠くはないだろう。
ホルン「…」
ただ歩く中、ホルンは後ろを向いている少年の、見えない顔を伺っていた。
…うつむいている。
辺りは暗く、どんな表情をしているのかはわからない。
ホルン「(…そういえば、名前聞いてない)」
怪我しているところを見つけてもらってから、名前を聞いた事は全くなかった。
そこで、彼の名前を教えてもらおうとした時、
?「…ねえ、」
逆に彼から声をかけられた。
ホルン「は、はい?」
?「君みたいな人って、ポケモン?ってのを使って戦うって聞いたんだけど」
ホルン「え!?どうして…」
?「それ見たらわかるよ」
少年はホルンのカチューシャについているモンスターボールの飾りを指さした。
ホルン「知ってたんですね…」
?「それも仲間から聞いただけなんだけどね。で、聞きたい事があるんだ」
ホルン「え?何でしょうか」
?「…いきなりこんな事聞かれるのは変って思うかもしれないけど…
君は何のために彼らを戦わせるの?」
ホルン「え?」
予想外の質問に反して、少年の目は至って真面目だった。赤く鋭い瞳が、ホルンの青い瞳を突き刺す。
ホルン「それって…」
?「…わかってるよ。僕が変な事は。だけどね、聞いたんだよ。…彼らを、まるで道具の様に使う奴らを」
ホルン「…!!」
眉をひそめる少年に、ホルンは胸を突かれた。そういう輩は、今までに何度も何度も会ってきた。
理由がどうであろうと、その度に、ポケモンの扱いの酷さに怒り、何度も何度も倒して、更生させてきた。
…できなかった者もいるが。
?「結局は人間の私利私欲。自由に生きることが出来なかった彼らは、ただ人間という鎖を引きずるだけなんだ」
ホルン「…」
?「君はどうなんだい?」
ホルン「私、ですか」
?「君は何を思って彼らを戦わせている?自らの勝利のため?頂点に立つため?それとも…」
ホルン「…共有するため、です」
?「…共有?」
少年の問いかけを遮り、ホルンは自らの思いをはっきりと口にする。
ホルン「最初にポケモン達を見た時、旅をしたくなったんです。みんなと見る景色はどんな感じなのかな、みんなでバトルに勝てた気持ちはどんなのかなって。実際、勝てた時は私もみんなも嬉しいし、負けた時は私もみんなも悲しいです。人が思いを共有するように、人間とポケモンも思いを共有できると気づけました。これからもっと、知らない感動を一緒に知りたい。みんなの思いに気づきたい。これが私の目的です」
?「……」
少年は静かに、されど少し驚いたようにそれを聞いていた。
その内その表情は笑みに変わり、小さくため息を漏らす。
?「可愛らしいね。まるで彼らの一員になりたいとでも思っているみたいだ」
ホルン「なっ…わ、悪いですか」
?「ふふっ…ううん、全然。むしろ好きだよ、そういう気持ち」
ホルン「…本当に?」
?「あはははっ、本当だって。さっきのは冗談だから。…とにかく、君が良識ある人で良かった」
少し顔を赤らめたホルンにおもわず笑ってしまった少年は、前の方向を見て「あ」と声を漏らした。
?「もう頂上、着いたよ。探してたのはあの人かな?」
ホルン「え?…セイ…!!はい、そうです!」
木の幹が二つ並ぶ先には、笹の隣でおろおろと歩き回る赤司の姿が。
?「そっか、それなら良かった」
ホルン「…ありがとうございます、ここまで連れてきてくださって」
?「お礼を言われるほどじゃないって。それに…」
ホルン「…?」
?「…いや、なんでもない。ほら、行っておいで」
ホルン「は、はい」
少年に見届けられて、ホルンは赤司のところに駆け出した。
…『またね』
少年が微かに、その言葉を口にしたことにも気が付かずに。
ーーー
ホルン「(名前聞いてなかったな…また会えるかな?)セーイ!!」
赤司「え………!!!ホルン!!」
赤司はホルンを見るとすぐに、パッと表情が明るくなり、駆け寄ってきたホルンを抱き留めた。
赤司「…本当にすまない、ホルンを置いてきてしまうなんて…」
ホルン「大丈夫よ、こっちこそよそ見したせいでこうなったんだから…それより、短冊にお願い書きましょう」
赤司「ああ…」
赤司は淡い赤色の短冊に、ホルンはクリーム色の短冊にそれぞれの願いを書きとめる。
赤司「叶うといいね」
ホルン「ええ、セイは何をお願いしたの?」
赤司「ふふ、言わなくてもわかるだろ?」
ホルン「…もー」
くすくすと笑いながら、二人はお互いの短冊が見えないように、笹に飾り付けた。
「ホルンとずっと一緒にいられますように」
「この幸せな生活が、いつまでも続きますように」
ーーー
??「あの女の子可愛いねー♪彼氏いるから射止めるのは無理だろうけど」
??2「もうっ、私以外見ないでって何度言ったらわかるの!」
??「だ、大丈夫、一番好きなのは君だから!!」
??2「むむむーっ!」
??「とにかく、あそこでの生活、とても楽しみだねー!」
??2「…よそ見したら容赦しないわよ?」
??「わっ…わかってるよ!!;;」
続く
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