複雑・ファジー小説

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イエスタデイ・ワンスモア【不定期更新予定】
日時: 2017/08/25 20:17
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

「イエスタデイ・ワンスモアにお越し頂きありがとうございます」

大きくそれでいて全く何も存在しない舞台に蝶ネクタイを付けた少年が一人立っていた。

「それでは色んな世界への旅をどうぞお楽しみにしてください」

そして彼は何処かへ消える。その後、どこからかのスポットライトが当てられた舞台の隣に飾られた手書きの看板。その看板にはこれから行われる舞台の内容が書かれていた。

今回の舞台

題名:イエスタデイ・ワンスモア6

ジャンル:長編

キャッチコピー:近日公開

内容:近日公開

今までの舞台は>>25です。

今までの出演者は>>26です。

オリキャラを募集しています。

直、今回はスターシステムを採用しております。

ゆえに、ある舞台でキャラクターが死んでも、違う設定で他の舞台に出る事が出来ると言う事です。

オリキャラ応募宜しくお願いします。

エントリーシート(募集用紙)




名前(漢字表記の場合は振り仮名を)

性別(男か女かもしくはその他か)

年齢(舞台により年齢設定が変わるので、年齢の表記は曖昧でお願いします。例:20〜30代前半まで。年齢を特定したいのであれば、20歳のみ、で構いません)

性格(詳しくなくても構いません)

容姿(詳しくなくても構いません)

能力(超能力でも何でも良いです。直、世界観により設定に反映されないかもしれませんがご了承ください)

特技・趣味(何でもいいです)


サンプルボイス(三つ以上で性格に反映して下さい)


それ以外にもこういうキャラで設定して欲しい等の要望がある場合書きくわえても構いません。


直、と言うか必ずオリキャラは死んでしまいます。スターシステムを採用していますので死んでから一度も出ないと言う事はありませんがご了承ください。

オリキャラが来ない場合は勝手に舞台の幕を上げさせて貰います。

ちなみに、何度もオリキャラ投稿可能です!

追記

今まで失踪しまして本当に申し訳ありませんでした。不定期ながら、少しずつ更新を取り戻せたら良いなと感じております。とりあえずイエスタデイ・ワンスモアシリーズのみ執筆予定です。ただし申し訳ありませんが執筆予定だった小説は中止とさせていただきます。

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.342 )
日時: 2016/11/09 16:22
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

香坂は考える。

「丹が最後に言った言葉……」

一方、アンノウンでは大神、宇佐美、田淵等が元に戻っていた。

「戻ったぞ!」

「やったー!何で元に戻れたんだろ?」

田淵は滓雅の元へ行く。滓雅はグレイを殴っていた。

「滓雅……」

「.....虚さんは....何をしたんですか?」

「……俺は何も知らねえよ。確かめたいなら、虚の会社、エイトハンドレッドに暗殺者として入社すれば良いじゃねえか」

「....」

「はっはっは……。霊犀なら全て知ってるかもな」

「結香.....」

「この世に呪いなんてねぇんだよ!!!」

グレイは笑う。

「全て、生者から生まれた闇によって起こった事件だ。屍は屍だ。幽霊にもゾンビにもなりはしねぇよ!」

「.....」

「全ては……」

グレイは倒れる。

その後、香坂達はアンノウンへ帰る。そして香坂と霊犀は海が見える崖へ行く。

「俺は刑務所に行って今までの罪を償う。後は丹の……」

霊犀は内臓の肝の部分を手で触れると身体から木が生える。

「……霊犀?」

「甲・大歳」

「え?」

「....」

「……身体から木が……」

「私等の天淵一族とその分家、霜月一族、霊犀一族、滓雅一族等はこの様な常識を越えた能力を持っているの。

私は五行思想の力を操り、あたかも呪いの様に貴方を追い詰めていた....ごめんなさい」

「……つまりグレイに頼んだ黒幕は霊犀だったのか?それに常識を越えた能力って超能力って事?」

「グレイも私も共犯者です。ただ、グレイは操られていただけ....超能力は私が生まれてから使える様になってるのよ」

「ちょっと待って……何も分からないんだけど……。呪いって何だったんだ?何で俺なのか、そして目的も何も……」

すると、霊犀の元へ虚がやって来る。

「まさか……」

「そうなんよ、黒幕は僕なんや。君に呪いまがいな超能力でグレイを使って脅したのはね....」

「……何で俺だけにそんな事したんだよ」

「別に君だけやあらへんよ?丹も君と闘った全ての暗殺候補生のリーダーに、呪われたって嘘ついたんよ。グレイとか何も知らない看守を催眠させてね」

「……」

「そして僕の部下である、霊犀や他の天淵一族、霜月一族があたかも呪いかの様に超能力で遊んだんや」

「それじゃ呪いは……」

「呪いなんて元々無かったんやよ。全ては僕の策略や」

「な、何でそんな事をしたんだよ!他の奴等を呪いと勘違いさせて……こんな茶番を……」

「茶番や無いよ。君以外の施設は皆、呪われて死んだんやから」

「……まさか、殺したのか?」

「せや、天淵一族や分家の超能力は強力やったけど誰も扱えなかった。だから、今まで僕等の一族の超能力が繁栄しなかったんよ。

でも、小林財閥の技術で超能力を抑えて扱える様に出来たんよ。薬をずっと服用せなあかんけどね。服用しないと超能力が暴走して自分を殺してまうからの」

「……霊犀、何でこんな事に協力を……」

「虚さんは....私の中では良い人だよ」

「彼女は置いといて、質問の返答をせなあかんね。

何でこんな事をしたのか?こんな事とは、君や丹君、その他の皆に呪いと称し超能力で縛りつけた事やね。

それは自分が呪われたくないと言う信念で必死になるやろ?ああ、勿論呪いを信じない奴も現実逃避した奴もおったね。そんな奴は今頃、僕の部下に殺されているね。

必死になって必死になって呪われたくないからさらに人を殺す。そして僕は人の道徳を乗り越えた優勝者を僕の最高の部下にしたかったんよ」

「つまり、選別の為に呪いって嘘をついた訳か」

「そう、でも君も優勝してなかったら呪われてたよ。君は選ばれた人間と言う事や」

「……」

「まあ当然やろか。霊犀がアンノウンに入ったからの....」

香坂は霊犀を見る。霊犀は笑顔だった。

「アンノウンの傍にある日本兵の墓地を調べろ言うただけなんやけどね。霊犀は僕の指示によっぽど嬉しかったのか。余計な事までしてくれてもうたんよ。まあ、滓雅がいたのは予想外やったけどね」

「俺の知っている霊犀はそんな事しねーよ」

「君に何が分かるん?霊犀は僕の忠実な部下や。君の知ってる霊犀は妄想と同じ」

霊犀は泣きながら笑う。

「僕を愛してくれる忠実な部下や」

虚は霊犀に聞こえないように香坂に呟く。

「超能力の暴走を止める薬が無いと霊犀は君と会えなくなるからの」

「虚……!」

虚は不敵に笑う。

「別に二人の淡い恋を引き離そうとは思ってへんのよ。君が僕の部下になれば霊犀とずっとおれる。まあ、超能力を抑制する薬があっても発現させる薬は無いから少し経済的な差は出るけどね」

香坂は霊犀を見る。

「霊犀はどう思ってるんだ?」

「い、今までの言動を見れば分かるでしょ....?」

「……それじゃ俺は虚の部下になれと?」

「.....」

「悪い話では無いやろ?」

「その為に何人、犠牲になってんだよ!何人の人生が狂ってんだよ!」

「選ばれなかった人間に慈悲はいらんよ」

その時、滓雅が現れる。

「滓雅……」

「久しぶりやね」

滓雅は香坂に呟く。

「……」

香坂は霊犀に話す。

「俺を信じてくれるのか?」

「....」

「そして虚も信じているのか……」

滓雅は話す。

「結香が貴方の命令を無視してアンノウンの施設に入ったのは、虚さんを止める為。元の優しい虚さんに戻す為だったんです」

「....?」

「簡単に言えば虚さんの目論見を阻止する為にアンノウンをわざと負けさせようとしてたのよ。アンノウンの呪いの元凶が結香の超能力だから結香が超能力を発動させなければ香坂達も死なないし、呪いが嘘って事も分かる。後から呪いの正体を言っても良いしね。まあ、虚さんも信じている結香は呪いの正体は話さないから、わざと負けるってやり方を選んだと思うけど」

「......」

「でもそうすると....優勝を目指していた香坂、優勝の後の約束の事を考えて一緒に優勝する事を決めたのよ....結香は」

「そやったら、立派な裏切りやね。霊犀....?」

「裏切って無いよ、私はただ元の虚さんに戻したかっただけ。だけど、香坂との約束も大事だよ.....全部、全部大切だよ」

虚は不敵に笑う。

「別に僕は君達の恋はどうでも良いんだよ。香坂がウチの会社に入れば良いだけの話」

「俺は霊犀と虚から逃げたい。俺は罪を償わないといけないけど」

霊犀は話す。

「私は香坂といたい。そして虚さんは今まで通り尊敬したい....だから虚さんは今やってる暴走を止めてくれる?」

虚は呟く。

「呪いで人を縛る事は止めるよ。ただ、霊犀に条件付けるけど」

「虚!」

「大丈夫....」

「僕の会社の専属暗殺者になればええ。大丈夫や、暗殺じゃなくて情報の採集とか簡単な仕事だけやから」

「暴走はしないって言ったからね?」

「しない。人の命で遊びはしないよ....後は香坂と好きにせえ」

虚は去る。

「香坂も入社すれば良かったのに」

滓雅は呟く。

「虚さんがあんな簡単に....」

虚は呟く。

「流石に霊犀を失ったら困るからの。さて、暴走は天淵一族以外の暗殺者としましょうかの....さて、自分の会社はどれまで伸びるか自分の能力はどれくらいなのか....楽しみやね。それに天淵一族の事をもっと調べないと....超能力....」

虚は物欲の為に何かをした訳ではない。自分の才能を楽しむ為に合理的に楽しんでいる。自分だけの為に楽しんでいるので脅威となる者は少ないだろう。しかし、彼の裏は深い。

霊犀は超能力を使う。

「こんな事が出来るのか……」

「そう、生まれた時から超能力が使えたのよ。何でなのかは分からないけどね.....」

「……それじゃ、俺は刑務所へ行くよ。戻ってきたら……」

「うん.....」

遥か昔、遠い遠い世界に朝日と同じ様な施設があった。

名前はともだちのいえ。

其処には、朝日から出ていた暗殺者達がいた。

日本軍の拠点で暗殺者達は薬を投与されていた。

「これで……」

そして、似田は乾の元へ帰る。

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.343 )
日時: 2016/11/09 18:55
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

似田は叫ぶ。

「僕は勝ったよ。巨人を愛する小人。全ての人生の為に!」

乾は笑う。

「良かった……良かった……これで呪いが解けるわね。皆の……」

「そうだね……」

すると、似田は乾の身体を抱きしめようとするが乾の身体が透き通る。

「え?」

「良かった……貴方が呪われなくて……」

「え?え?……まさか乾も……」

「そう、如月と同じ幽霊。だけど、私は日本兵とかには関係ない。ただ、私はすでにグレイにより香坂が来た頃には死んでいたのよ」

「……嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ嘘だうああああああああああああ!!!!」

似田はパニックに陥る。

「似田……私が成仏する所をちゃんと見てね……最後まで貴方の顔を見たいから」

似田は乾を見る。

「これで私の人生も貴方の人生も報われたかしら……さよなら……ありがとう……」

乾は消える。

「……」

似田は喪失感の中生きていた。

「……巨人を愛する小人。結局どんな意味なんだろう……」

死者を愛する生者。人の死の積み重ねの上に人は立つ。

死者が忘れられた時、生者達は開戦を記念する。

「……乾が幸せならそれで良いのかな……」







その後、香坂達はそれぞれの道を歩む。

役に立たない武器を提供していた岡添は無所属の暗殺者へ。

「将来、俺はお金持ちになって世話掛けた親父に恩返ししてえんだよ。……ほら、死んで恨まれたら困るからな……」

岡添は6年の歳月をかけて外の世界に出る。

結局、呪いに一切関係無かった咒は一般社会へ出る。しかし、バイトも出来ず、ホームレスになってしまう。

「……まだ、アンノウンが良かったな〜……あ、その君、聞いてよ。僕ね、暗殺者の大会で優勝したんだよ……ねえ、聞いてって……」

こちらも呪いと関連が無かった白夜は、大学に通う事になる。オカルトについての研究をしてるらしい。

「はい☆こちらの研究は☆こうなっています☆」

相変わらずである。

咲川博士とレリミューラは川宮、堕和宮、黒暗淵をアンノウンに置いて外に出る。

「何処ニ行クの?」

『ヒワノの研究室』

「.....?」

『正式には地獄門とヒワノの研究室ね。やっと調べられたわ』

川宮、堕和宮、黒暗淵はこれからのアンノウンを引っ張って行く……はず。レリミューラに拷問されていた以外の活躍は見ていないが……。

田淵は研究者の道を進む。

「超能力が遺伝的とは中々難しいですね。確かに超能力はありますが、身体から木が生える等の強力な能力が果たして人間の進化で考えられますでしょうか」

田淵は何も変わらなかった。

「一人は素晴らしいですよ。喧嘩する相手もいませんし、見たくない面を見る必要もありませんし」

丹の死体は家畜に食べられていた。茨田は呟く。

「……皆、死んだよ。呪いで……」

茨田は身体から発火し、全身火傷で死亡する。

そして、マッチョになった島田は企業の専属暗殺者になる。

「おい、島田。お前、あの殺人鬼、香坂と同じ施設だったんだろ?大丈夫だったか?」

「あいつが変わったお陰で俺も変われたよ。ふふっ……。また会いたいモンだな……」

英雄の像は何処を見ているのだろう。世界の事、国の事、国民の事。いや、違う。英雄もたった一人の夫だったのだ。こんな事を言うと世界や国が敵になってしまうだろう。だが、英雄は立ち向かう。たった一人の妻の為に。

そして夫は目を閉じる。

似田は像の下にいた。

乾さんは僕を救う為に成仏せずに、呪いから助けてくれたんだ。

「巨人を愛する小人。僕と君の合い言葉」




「これから、君と私の合い言葉だよ」

「は、はい!」

「絶対に絶対に忘れないでね?合い言葉も私も……」

「……はい!」

「うん、合い言葉……」

似田は暗殺者になる。


淡雪は就職をする。さらに淡雪は出会いを求めている様。

「……今思うと何で暗殺候補施設で恋愛なんか出来るんだろ……日常社会でこんななのに。あんな裏社会で恋なんて……羨ましい……」

イラージェスは暗殺者になる。

「待って!」

「……エイトハンドレッドの技術……常識を越えているぞ……まさか、奴が絡んでいるのか?でもあいつは暗殺者を許さないはずだ。何でこんな事を……」

「……此処で終わりよ!」

「俺はまだ死ねないんでな」

暗殺者の日常は非日常である。追われる方も追う方も。

冬紀の目の前には女性がいた。

「……や、止めて!止めてよ!」

「木村……戻って来てよ……ねぇ……」

「きゃあああああああ!!」

香坂は刑務所にいた。

俺は今までクソみたいな人生を送ってきた。左遷されたアンノウンの日々も呪いとの闘いも俺にとっては最悪な出来事だった。ただ、俺の周りには素敵な仲間と恋人がいた。それだけで俺はどんな事にも頑張れる。呪いの正体も俺にはどうでも良くて、ただ俺を待つ人がいるだけでこんなに生き甲斐があるのかと思った。今回の事件は全て、生きている人間が行った事だ。そう、霊犀が行った通り最も恐ろしいのは死者でも幽霊でもゾンビでも無い。人の心である。だが、同じ人の心から俺は変わる事が出来た。

何かを求め満たそうとする。そうやってこれからもあり続けたい。

「結局、分からなかったな……日本兵の幽霊とか悪魔とか……楽しい世界だな……良い世界だよ」

霊犀はエイトハンドレッドで活躍する。

「何で会社名800(エイト ハンドレッド)なんですか?」

「何でやろね?まあ、いずれ分かるよ」

「……そうですか」



イエスタデイ・ワンスモア4 完

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.344 )
日時: 2016/11/10 12:17
名前: モンブラン博士 (ID: dY5SyZjq)

キャラ投稿しますね!萌えキャラ?を投稿します。

名前 メープル=パウンド
性別 女
年齢 16
性格 礼儀正しく繊細で泣き虫だが非常に優しい
容姿 プラチナブロンドのボブへアに大きな緑色の瞳、肌は雪のように白い。服装は赤のゴスロリ風が多い。
能力 バイオリンを演奏し動植物を操る。周囲に存在する小動物や大木などを自由自在に操り、植物に宿っている精霊などにも効果を発揮するため、防御、攻撃力共に絶大な力を誇る。
特技・趣味 バイオリンの演奏、お菓子作り、乗馬、歌、動物の世話など

サンプルボイス

「こんにちは。今日も良いお天気ですね」
「これから私の家でお茶でもいかがですか?」
「私は争いは嫌いですが、力の無いお年寄りや子供を苛めるのは見過ごせません!」
「怖がらないでください、もう大丈夫ですよ」
「む、胸がないことはいわないでくださいっ!」
「お友達としての好きということでしょうか。それでしたら私も大好きですよ?」
「泳げないので水着は着たくありませんっ!ましてやビキニなんて、私には恥ずかしすぎて無理です!おへそも見られちゃいますし……」
「はわわわわっ!や、やめてください、そんなにみられると恥ずかしすぎて死んじゃいます〜!!」

設定 世界的な大富豪パウンド家の令嬢。家族の愛を受けて育ったために非常に心優しく困っている人を見過ごせない性格。差別を嫌い、相手がモンスターや超能力者であっても分け隔てなく手を差し伸べる。誰に対しても丁寧な口調を崩さない所は両親の躾の賜物。一人称は「私」二人称は名前呼び+さん付け。
莫大な財産を駆使して学校や図書館、劇場、映画館、病院などを作り世界中の困っている人の支援に積極的に活動している。特技のお菓子作りは有名な料理評論家も感激するほど絶品。
弱点はカナヅチのため泳げないこと。無乳であることを気にしており、そのことを指摘されると泣き出すなど繊細な一面もある。
恋愛経験がないせいか自分の恋愛には鈍感。
スクール水着やビキニを着るのは抵抗がある模様。

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.345 )
日時: 2016/11/10 14:56
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

モンブラン博士さん、オリキャラ投稿ありがとうございます。

これからも応援宜しくお願いします。

此処からは我は勇者です。

第二十三章 我は勇者

此処はファンタジーの世界。ハジ王国とマルナカ帝国は戦争を行っていた。呪文と剣と拳を使い、何かジャンケン的な感じで遊ぶ優しい戦争。パーが呪文でチョキが剣、グーが拳。全てのトラブルはこんな感じで無血で解決。拳が剣に勝つ……。ちょっとおかしい気がするけど……。

しかしある時ハジ王国の国宝、伝説の剣が盗まれる。そして伝説の剣の代わりに置かれていたのはマルナカ帝国の紋章が書かれていた剣だった。

「国王。これはマルナカ帝国の仕業でございます」

「君は馬鹿なのかい?マルナカ帝国がわざわざ紋章印された剣なんておかないよ」

「……では誰の仕業なのか?」

「其処は……うーん……そうだ伝説の剣は確か、何だっけ?覚えてないけど伝説シリーズを近くに置くと共鳴して発光するって聞いた事あるよ。発光する素材を使用してるんだね。懐中電灯にもなるって事だ。伝説の武器を懐中電灯に……」

「伝説シリーズ?」

「そうそう、伝説の杖とかね」

「それ、シリーズって言うんですか」

「まあ、良いや。勇者に頼むよ。そう……何度もこの王国の危機を救った、あの勇者に……」

勇者はゲームをしていた。

「はぁ……。ポケ○ン今やってんだけどさ。あの3d○でね。いや、ダイヤモン○。うん、俺のポケモン、ダイ○モン○で始まり○イヤ○ン○で終わってるのよ。いや、他の世代を否定してる訳じゃないよ?何か、ダ○○モン○以外やり込める気がしない訳よ。だからダイ○……」

すると、勇者の元に王国の使い手が現れる。

「勇者殿!勇者殿!」

「どうした?新しい○ケモンゲットしたか?」

「ケモン?それより、勇者殿に仕事の依頼が!」

「そう言って、国王の演説の準備とかさ。王国兵士とかがやりそうな仕事ばっかだよな〜」

「今回は伝説の剣を盗まれたので……」

「犯人探しか?そしたら探偵雇えよ。何で勇者雇うんだよ……。毛色が違うぞ?」

「ボケは良いから、聞け!今回は犯人探しが重要じゃないんです。伝説の剣を奪い返す事が目的なんです」

「で?全国の売店を調査して伝説の剣が違法に取引している所を取り抑えろと?それは警察の仕事だろ。この国どうなってんだよ。雑用、事件、犯罪は全部勇者がやるのか?とんだブラック企業だよ!現実逃避して○ケ○ンするぞ!」

「ケンだとちょっとややこしいんで……。あー……ボケに突っ込んじゃった……。伝説の剣を見つけるには伝説シリーズを剣に近づけさせて共鳴し、発光させるんです。そうすれば剣の場所が分かるでしょ?」

「ややこしーな……」

「王国が平和でありますように、との願いでなるべく騒ぎは起こしたく無いんですよ。なるべく、騒動にはさせないで下さいね」

「分かった、分かった……。それじゃ国王の所に行けばいいんだろ?あ、その前にさ、ドラク○やって……」

「……良いから、行けよ!」

「分かったからそんなに怒るなよ……真面目か?てか、俺はトラブルシューターじゃないぞ?……似たようなモンか」

勇者は国王の元へ行く。

「おー!国王、元気?」

「良く来たな、勇者よ。お主が此処に来た理由は他でもない」

「最近、景気どうなんだよ。給料安いんだよ。こっちもねボランティアでね、活動する訳にはいかねぇんだ。もう少し賃金上げてくれよ」

「後でたっぷりやるから黙っとけ。

勇者よ、今こそこの国の為に頑張れ!」

「そう言って、賃金ほぼ無いだろ!ストライキするぞ!」

「此処で時間かけてもしょうがないだろ!早く冒険して来い!どうせ、冒険するんだからとっとと行けよ!」

「何、スキップ機能使おうとしてんだよ。旅の目的くらい話せってんだよ」

「……しょうがない。これから伝説の杖、伝説のメリケンサックを取りに言って欲しい。伝説の杖はドラゴンの巣に。伝説のメリケンサックは魔王が持ってるはずだ」

「メリケンサックって……。いや、それがこの世界観だと言うのならツッコミはしないぞ?」

「まあ一応、武器とか持ってきたから……」

国王が持ってきたのは木の棒とボロボロの服と100G。Gと言うのは日本で言うと円。

「思うんだけど、ショボくない?ケチるなよ」

「財政が厳しいんだよ」

「だからってこれで……」

「魔物やモンスター倒して金稼げよ」

「モンスターが金持ってる訳無いだろ、頭馬鹿になったか、おっさん」

「……イライラするな……もう……良いから行けよ!」

「ブラック王国が……」

勇者は木の棒を持ち冒険に出る。

国王の使者は話す。

「国王、大丈夫ですか?彼は……めっちゃ失礼だし。この世界観分かってないし」

「あれでも、彼は……強い。何故なら勇者だからだ」

「……え?勇者だから強いんですか?強いから勇者なんですか?」

「……んー、何その、卵が先か鳥が先かみたいな水掛け論」

「水掛け論では無いと思いますよ」

「結局答え出ないんだから……」

「そ、そうですね」

勇者は売店へ行く。

「木の棒売って」

「いや、無理です。木の棒って……価値無いでしょ」

「……売れよ。俺、勇者だよ?勇者なんだよ?このブラック王国を全力で守ってる勇者だよ?勇者の言う事聞けないの?」

「……う、売ります。5G……」

「はあ?其処は……」

すると、勇者の元に財務士が現れる。

「おお、財務士。勇者にまで税金を取る悪徳税務士だ」

「うるさいなー。何だよもー。冒険ならとっとと行けよ」

「今回、お前も行くか?」

「何で、旅行感覚で冒険するんだよ。しかも、ドラゴンと魔王だろ?ラスボスじゃねーかよ。てか、それで争いが起きそうだけどね」

「大丈夫、ドラゴンは眠ってるから。魔王は……確か、領地拡大を100年以上してないらしいんだよ」

「つまり、魔王達は戦争を行っていない?何故に?嘗て、このハジ王国と千年戦争と言う血で血を洗う戦争をしたと言うのに」

「……てか、まず旅の準備をしないとな。まず、リュックだろ?後、スマホだろ?地図アプリとかコンパスアプリとか後、コンビニの場所とか、ポケモ○捕まえないと……」

財務士はスマホを投げる。

「お前が持つべきなのはこのボロボロで壊れやすいコンパスだ!地図はこの世界観に合わせて買え!コンビニは無い!あるのは食堂と武器屋くらいだろ!」

「不便な時代だな。車は?」

「馬車がある。お前だけじゃ不安だから俺が一緒に付いていってやる。金なら多少あるし……」

「それじゃ俺の馬車で一緒に行くぞ」

「俺達の馬車な。こっちは仕事休んで行くんだから。後、宝箱の管理は俺に任せとけよ。俺に向かってAボタンで会話が出来るから」

「……つまらんボケしやがって」

「う、うるせーよ。良いから、馬車に乗れ。馬の餌代とか経費で落ちるのかな……。いや、落ちないか……」

財務士と勇者は馬車に乗り出発する。

「で、まず何処に行くんだ?」

「まず、名前を決めないと。財務士と勇者じゃ駄目だろ」

「んー、俺は勇者で良いよ。各地で出会った仲間に決めてもらうし」

「仲間って……造る気まんまんだな」

「だってそうだろ?サト○だってタケ○とカス○と誰かと色んな旅を……」

「せめてモンスターにしてやれよ。ピカチュ○可哀想だろ」

「……お前の名前くらいは決めておきたいな」

「んー、適当に、ああああとかは無しね」

「いいいい」

「いいいいも駄目だって。後、下ネタ禁止」

「それじゃお前の名前は陰画……インガだ」

「インガか……良い名前だな。てか、何だよこの名前システム。親から貰い受けたいよ、名前」

「それじゃ次の街へ行くか……」

勇者とインガの旅が今、始まる。

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.346 )
日時: 2016/11/10 17:23
名前: 亞狗兎 (ID: xbduus1y)  

咲川の名前と少々、設定を変更しました
哀川咲←になってます


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