複雑・ファジー小説

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イエスタデイ・ワンスモア【不定期更新予定】
日時: 2017/08/25 20:17
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

「イエスタデイ・ワンスモアにお越し頂きありがとうございます」

大きくそれでいて全く何も存在しない舞台に蝶ネクタイを付けた少年が一人立っていた。

「それでは色んな世界への旅をどうぞお楽しみにしてください」

そして彼は何処かへ消える。その後、どこからかのスポットライトが当てられた舞台の隣に飾られた手書きの看板。その看板にはこれから行われる舞台の内容が書かれていた。

今回の舞台

題名:イエスタデイ・ワンスモア6

ジャンル:長編

キャッチコピー:近日公開

内容:近日公開

今までの舞台は>>25です。

今までの出演者は>>26です。

オリキャラを募集しています。

直、今回はスターシステムを採用しております。

ゆえに、ある舞台でキャラクターが死んでも、違う設定で他の舞台に出る事が出来ると言う事です。

オリキャラ応募宜しくお願いします。

エントリーシート(募集用紙)




名前(漢字表記の場合は振り仮名を)

性別(男か女かもしくはその他か)

年齢(舞台により年齢設定が変わるので、年齢の表記は曖昧でお願いします。例:20〜30代前半まで。年齢を特定したいのであれば、20歳のみ、で構いません)

性格(詳しくなくても構いません)

容姿(詳しくなくても構いません)

能力(超能力でも何でも良いです。直、世界観により設定に反映されないかもしれませんがご了承ください)

特技・趣味(何でもいいです)


サンプルボイス(三つ以上で性格に反映して下さい)


それ以外にもこういうキャラで設定して欲しい等の要望がある場合書きくわえても構いません。


直、と言うか必ずオリキャラは死んでしまいます。スターシステムを採用していますので死んでから一度も出ないと言う事はありませんがご了承ください。

オリキャラが来ない場合は勝手に舞台の幕を上げさせて貰います。

ちなみに、何度もオリキャラ投稿可能です!

追記

今まで失踪しまして本当に申し訳ありませんでした。不定期ながら、少しずつ更新を取り戻せたら良いなと感じております。とりあえずイエスタデイ・ワンスモアシリーズのみ執筆予定です。ただし申し訳ありませんが執筆予定だった小説は中止とさせていただきます。

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.317 )
日時: 2016/10/31 16:20
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

第二十一幕 続・月兎

大きく時が過ぎ、月はウサミミ族と言う頭にウサギの耳を生やした人間達が地球から移住し生活をしていた。しかし地球側は月に住めると分かり、ウサミミ族を追いだそうと戦争を開始していた。

そんな時、人参市にある神荷学園(じんに)と言う高校で一人の男性が通っていた。

「……宇佐美(うさみ)。何してんだ?」

「おお、羽柴(はしば)。今、俺はウサミミ族の歴史の勉強してたんだ」

「あ〜お前、ウサミミ族と交流したいんだっけ?」

「ウサミミ族と言うより、月に行きたいだけかな」

「何で?」

「其処まで教えねーよ!」

宇佐美と羽柴は教室に入る。

「あ、智之(ともゆき)君!」

「よっ。え〜と……」

「名前忘れないで。崎峰結美音だよ〜」

「あ〜二回留年してる成人高校生!」

「それは言わないでっ!今年留年したら中退しないと駄目だから」

羽柴は笑う。

「……どこの底辺高校だよ。此処!」

神荷学園はかつて、宇宙開発にも関わる程偏差値が高い高校だったが、細多喜校長が議員に出馬してから、偏差値がどんどん落ちて行き最終的に底辺高校に下がってしまった。

教師が現れる。

「はい、教師の一之瀬 燈(いちのせ あかり)です〜。それじゃ時間割見て適当に行動してね〜。それと転校生がいまーす」

崎峰は宇佐美と話す。

「転校生?誰だろ!」

「……高校で転校か」

すると、ウサミミ族の女性が現れる。

「ウサミミ族……」

「あいさーつ!」

「こんにちは……アード・キャサリンです。地球の言葉は分かります。宜しく……」

「はい、と言う事で〜え〜と、ウサミミ族と交流する為に互いに留学生的な奴をしてみました!」

「説明が雑過ぎる!」

「戦争中だけど、仲良くね〜。スパイとかじゃないから〜」

アードは宇佐美の隣に座る。

「どうも……宇佐美です」

「はい、どうも…・・」

崎峰は羽柴に話す。

「ウサギの耳だよっ!教科書でしか見た事無い〜」

アードは戸惑う。

「あー、此処は差別とか無いと思うよ。まず、差別の意味すら分からないレベルの馬鹿ばっかだから」

「そ、それって僕の事じゃないんだよな。僕だったら彼女をウサギ料理にするんだな.....」

「ビリー・ブルータル。成人留学生……。もう日本語ペラペラだな〜」

「20歳で高校生ってこの学校ヤバいよね〜!」

「崎峰先輩も同じですよ」

「先輩って言わないでっ!」

そして昼休み、宇佐美はアードを誘う。

「一緒に弁当を……」

「あ、はい……」

羽柴も行こうとするが崎峰とビリーに止められる。

「……宇佐美。中々の肉食系ね」

「え?何の話?」

「カニバリズムなんだな」

「カーニバル?」

宇佐美はアードに惚れていた。二人は屋上に行く。

「アードって昔会った気がするんだよね」

「ウサミミ族と一緒にいたら差別されますよ?それに私はあまりこの学校にはいられません」

「どう言う事だ?」

「私はウサミミ族の王の娘……」

「つまり、姫って事?」

「そうです……。私は独断で一部のウサミミ族の幹部を納得させ地球に来たのです。戦争を終わらせる為に」

「……」

「私は早く、細多喜と言う人物に会って和解を申し立てしたいんです」

「んー、なんでこの高校に来たの?めっちゃ不思議」

「この学校の校長が細多喜と聞いたのでとりあえず此処に入学して情報を入手してたんです。先生達の会話で色々分かりました」

「その耳、良く聞こえそうだからな」

「……そう言えば名前聞いて無かったですね。貴方の名前は?」

「俺は宇佐美智之。智之って呼んでくれ」

アードは昔を思い出す。

大きなロケットの前。一一(にのまえ はじめ)が、ロケットを見る。

「後は、各地で同じロケットを確認出来れば発射出来るぜ!香具師!」

「そうか……。ほら、アード……。此処から月に向かうんだ」

香具師は赤ちゃんを抱える。

赤ちゃんは香具師の隣で寝ていた赤ちゃんを見る。

「こいつは、宇佐美って言うウサミミ族と人間のハーフだ。まあ親は地球に住みたいって言ってたから此処に残るけどな」

アードは驚く。

「赤ちゃんの記憶を覚えているなんて……」

「俺はいつか宇宙飛行士になりたいんだ。何か、大分前の記憶で間近でロケットが飛ぶ所を見て、憧れるようになった。まあ頭が馬鹿だから宇宙飛行士にはなれないけど」

「……」

「でも、アードは月で育ったんだよな?良いよな〜」

「そう?此処も良い所よ。和解出来ていればいつでも来れるんだけど……」

「……」

アードはその場を去る。

「何処に?」

「細多喜さんの所に行かないと」

「が、学校は!?」

「私は細多喜さんと異文化交流と言う名目でいつでも早退出来るのよ」

「……そうなのか」

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.318 )
日時: 2016/10/31 18:56
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

ビリーと崎峰、羽柴は考える。

「付き合う方に1000円賭ける」

「私は付き合わない方に2000円だねっ」

「強気っすね」

「ウサミミ族と人間なんて無理なんだからっ!」

ビリーは金を出す。

「宇佐美がアードをウサギ料理にするに5円なんだな」

「誰が大喜利をしろって言ったのよ」

「真面目なんだな。美味しそうなんだな」

羽柴はタバコを吸う。

「しかし、ウサミミ族が此処に来るなんてな。まあ宇佐美が気になってたみたいだから周りの奴等には一喝して抑え込んでるよ」

「性欲強い人多いからね〜」

「人間食べたいんだな」

「ビリーはまた別だけどっ!」

「ウサミミ族には人権が今の所無いからな。人権って何なのか分からないけど」

「それにしても、授業内容全然分からない……教えて?」

「無理無理、教師が悪いんだよ。タバコも注意出来ない馬鹿だからな。そりゃ俺達も馬鹿になるわ」

「まあ戦時中だしね」

教師はひたすら黒板に教科書の内容を写す。

(戦時中にどうなろうが知った事じゃない……)

一方、アードは細多喜の元へ行く。しかし細多喜の姿は無かった。

「……事前にアポイトメントは取りました」

「ようこそ……細多喜さんの事務所へ。月から随分と遠い道のりだったでしょう。宇宙船は?」

「折り畳み宇宙船で行ったので公園に置いてあります」

「そうか」

「……?」

「お姫様の耳は良い値段になるでしょうな。それに、お姫様を人質にしたら向こうは何も出来なくなる」

彼等は細多喜と同じウサミミ族と和解する考えを持つ党の議員でありながら、ウサミミ族を金とついでに人間の為に襲う事を決める。

「良心ってモンは本当に人をおかしくさせるんだよ。頭がイカれそうになる。だからよ、ストレス発散に付き合ってくれよ。お前等が負ければストレスから解放されるしな。人権の保障は無くなりそうだけど」

「止めて!」

すると、宇佐美がアードを助けに事務所に入る。

「此処は関係者以外立ち入り禁止だ」

宇佐美の後ろにはビリー、崎峰、羽柴、さらに多くの神荷学園の生徒がいた。

「この制服、神荷学園だぞ」

「……ウサミミ族と唯一交流があり、細多喜が以前校長をしていた学園か?」

「それは昔の話だ。留学生や月やウサミミ族との交信のみを重視していった結果、生徒がついてこれなくなり、偏差値が下がり名門の名残を少し残したまま、底辺の奴等が留年しながら高校生活を送ってやがる」

羽柴は笑う。

「その通り、成人を高校生で迎えるなんて奴もいるくらいだ。それに……」

「今じゃ不良高校として名を馳せている……」

「立地は最高だぜ?消防署の隣にあるんだから。タバコの小火やガスによる爆発もすぐ来てくれるんだから」

宇佐美はアードを救い逃げる。

「追うな、これ以上騒ぎにされると細多喜に気付かれる」

宇佐美は話す。

「神荷って不良高校だったっけ?」

「……そうだぞ。まあ本当の不良は学校にも来てないけどな」

「ほほう……知らなかった……月との交信が出来るってだけで入学したからな」

「今もやってるっぽいが興味なんか誰も示さないぜ」

その後宇佐美とアードは宇佐美の家で話し合う。

「一人暮らしだから……」

「そう……」

「耳は隠した方が良いかもな」

「うん。でも、どうしてそんなに私の事を気にかけてくれるの?」

「んー、月の話を聞きたいから?」

「月の話?」

「そうそう、俺は月に行った事無いからな。戦争が終わってから話し合おう。俺は……地球の事話すから。とは言ってもこの人参市くらいしか話せる事無いけど」

「……そうなんだ」

すると、アードは画面が付いた装置を取り出す。すると、父親の映像が現れる。

「これから地球に直接、重力干渉砲を発動する。即刻、月に戻って来い。人間と共存は不可能。地球は我々には不要。人間の様な他の生命体を害とする者と分かり合う必要も無い」

「そんな……待って下さい。確かに悪い人もいます。けど良い人だっています!」

「……戻れ。地球が滅亡する前に」

映像は消える。

「どうしよう……」

「わ、分からない……え?」

「……」

月側は巨大な宇宙船を地球に向かわせている。

「人間より我々の方が文明的に上だったようだな。ロケットしか作れない低脳共め!」

地球側は状況を察知したが、避難勧告は出さない。

「ミサイルと、後他国から武器を用意させろ!」

「ミサイルが宇宙空間に届くとは思えません!」

「ウサギごとぎが我々人間に勝てる訳ないんだ!このミサイルで十分」

アードと宇佐美は考え込む。

「説得出来そうにも無いし……」

「不思議な力も無いわよ」

「どーすれば……」

「……ただ、私には権力があるわ」

「……権力?」

アードは誰かに連絡をする。

「どうしました?アード様」

「おはよう、ウサミミ族幹部、道ノ里月華」

「ご用件は?」

「父を止めておいて。それと、公開の会見を開くわ」

「そうですか。場所は?直ぐにカメラマンを月から向かわせます」

「ありがと」

「な、何をしてるんだ?」

「運命に従ってみるのよ。やれることはやるわ。それで駄目なら……もう終わりよ」

「ええ?世界の運命がいつのまに自分に握られてるっ!?」

すると、ウサミミ族のカメラマンが到着。

「風我見重光。超一流のカメラマンよ」

「権力って凄いな」

「この歴史的な瞬間に読んで頂いて光栄だぜ!!!!」

そしてアードと宇佐美はテレビの電波をジャックする。

「どうも、私はウサミミ族国王の娘、アード・キャサリンです」

「え〜不良高校に通う一般人、宇佐美智之です」

「私はこの地球が大好きです」

「俺はいつも夜に浮かぶ月が大好きです」

「彼がいる地球が好き」

「彼女がいた月が好き」

アードと宇佐美は互いの意見を尊重する様な事を言う。

ビリー、崎峰、羽柴は会見をスマホの映像で見る。

「地球が滅びるんだな。前にも経験した事あるんだな。この世界の名前はエラーなんだな」

「何縁起でもない事いってるの〜!そんな訳ないじゃない〜!どうせ世界は救われてハッピーエンドよ!」

「おおっ!盛大なフラグが……まずいな、バッドエンドの予感しかしてないぞ……」

「それじゃどう言うオチになるか。予想しよー!」

「俺はバッドエンドに2000円。結局ビーム発射。ドガーン。現実は非常、どう足掻いても絶望エンド」

「私はハッピーエンドに6万円。想いは伝わるっ!」

「僕は宇佐美がアードをウサギ料理にするエンドなんだな。5円なんだな」

「……地球滅亡でそのボケが出来るとは……恐ろしや……」

「それじゃ正解をどうぞ〜!ははっ!てか世界一危険な賭けだね。ノリ軽くて良いの?」

「前作もそんな感じだったろ」

正解は、重力干渉砲が道ノ里により反転され、月に向かって発射され、ウサミミ族が月ごと無くなり、全滅するでした。

アードと宇佐美は驚く。

「はああああああああああああああああ?道ノ里?」

「道ノ里さんは悪人だったの?」

道ノ里は笑う。

「私って随分と悪人率高いですね。まあ良いですけど」

道ノ里は電話をする。

「細多喜さん、終了しました」

「御苦労だった。では宇宙空間で生きているウサミミ族の耳を切り取って剥製にしろ」

「はい。それにしても私のテロがこんなうまく行くなんて流石です」

「テロの目的は何だ?それだけ聞けばお前との関係は完全に切る」

「月が無くなれば地球も重力が変化しいずれ滅びます。その上に立つ者、それがアンドロイドの私です。では」

「成程」

アードと宇佐美は動揺する。

「これって……」

「せめて、最後に二人で一緒の時間を……」

「いやいや、私馬鹿無理だから」

「は?」

「私、貴方に恋愛感情無いから」

「この状況で言う?」

「無いわー」

「せめて想い出として!」

「死ぬ間際に嫌いな奴と?無理。まだ父親の方がマシよ」

「は?」

「てか、私、折り畳みの宇宙船、公園にあるから。てか私宇宙空間でも生きられるから」

「俺も一緒に宇宙船には?」

「サヨナラ、大好きダッタヨ」

「何だよ、その棒読み!」

アードは宇宙船で旅立つ。

「こ、これは夢だっ!夢だ!」

宇佐美は路上で倒れ、怯えながら生涯を終える。

続・月兎 完


羽柴とビリー、崎峰は学校で話す。

「何だ、この結末……」

「本当はかなりシリアスにしたかったらしいけどね〜。めっちゃ第4の壁破っちゃう、人を選ぶコメディになってるね。嫌いな人は嫌いなんだろうな〜。こんな勢いで書いた感じの後日談もあるしっ」

「ストーリー雑なんだな....期待してないんだけどな」

「まあ、愚痴を言ってもしょうがないので大人しく地球滅亡を見守りましょう」

「はーい」

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.319 )
日時: 2016/11/01 14:34
名前: siyaruden (ID: ZZRB/2hW)

イエスタデイ・ワンスモア4のオリキャラです


名前 滓雅 美智子(おりが みちこ)

性別 女性

年齢 10代後半から20代前半まで

性格 真面目な性格だが茶化したりいたずらを仕掛けたりするお茶目な一面がある

容姿 160cm 58㎏ 姫カットのショートヘアで橙色の瞳 くの一の忍装束を着ている

能力 折り紙を操る
折った折り紙を巨大化させる事で使役する事が可能で折り鶴や紙飛行機の上に乗って飛行したり船を折って水辺を移動する
動物や魚、昆虫等を折る事でそれらを式神のように操る事も出来る
また折り紙で風船を作ってそれを障壁に使う等、様々な事が出来る
必殺技は無数の千羽鶴を召喚し次々と超高速で突撃させ対象を攻撃する【忍法・千羽嵐舞】
他にも分身の術や変わり身の術といった基本の術も使える

特技・趣味 折り紙、ペーパークラフト


サンプルボイス 「私はくの一.....つまり忍者で暗殺のプロフェショナルです」
「忍者でも人をからかいたくなるんだよ」
「折り紙ってとても凄いんですよ外国でも伝わってるし動物や人間まで何でも折れたりして」
「虚さん.......何故ここにいるんです........?」

設定
小林財閥のお抱えのくの一......だったが倒産した事で無所属になる
とはいっても小林財閥とは折り合いが悪く倒産した事には内心ざまーみろと思っていた模様
忍の一族である滓雅家の出身であり、かの天淵一族の分家である為、霊犀家の結香とは親戚の関係である(式神みたいな術が使えるのは陰陽師の血が流れているから)
元々、暗殺家業というのには快く思ってはおらず暗殺者らしからぬ平和主義者でもある
過去に虚が滓雅家に一時期、所属していたらしく彼に戦い方を教わっていた
そんな虚に美智子は好意を寄せており虚が滓雅家を裏切った事に複雑な思いを抱いている
武器は小太刀×2と短刀×2、折り紙手裏剣、手榴弾、他にも格闘術を使う

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.320 )
日時: 2016/11/01 15:20
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

siyarudenさん、オリキャラ投稿ありがとうございます。

イエスタデイ・ワンスモア3にて結末が書かれなかった者が、今回と続編で大きな役割を果たす予定です。頭の中の構想はイエスタデイ・ワンスモア6まで続いております……。長いですね……。自己満足だとは思いますが頑張って行きたいです。

これからも応援宜しくお願いします。

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.321 )
日時: 2016/11/01 17:17
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

第二十三幕 イエスタデイ・ワンスモア4


ラスジャーンデと言う暗殺候補施設で一人の男が暴走し仲間、看守と敵を皆殺しにした。男の名前は香坂 史郎(こうさか しろう)。殺人鬼で暗殺候補施設に自分で立候補した男。

「香坂ぁぁぁぁ!俺の仲間に何をした!」

「丹(あかい)。暗殺者に信頼もクソも無いだろ?俺は人殺せれば上等なんだよ。国もそれを認めてんだからよ。恨むなら、刑務所からこの施設に連れ込んだ馬鹿共を恨め。このクソシステムを恨めよ」

「……」

香坂はラスジャーンデから除名を言い渡され、ラスジャーンデから追放。そして香坂は強制的にアンノウンと言う暗殺者候補施設に入れられる。

「腐っても暗殺候補生か?笑えるな」

しかし、監視付き、拘束付きの、かつての皇キョウキの様な状態にあった。実際、皇も同じ理由でネームレスに来ていた。

アンノウンと言う施設はやる気の無い暗殺候補生、つまり強制的に暗殺者になれと言われて挫折した者達の集まり。

「突然、連れて来られてよ。人殺せ言われたんだよ。無理無理無理。グロいの無理」

「……僕はコスプレイヤーに性的なアレ……暴行をしただけだよ。何でこんな事に……」

看守もやる気は無い。其処に新人の看守が現れる。

「えー新人の、え〜と?」

「……グレイと呼んでくれ」

「ダーラ、新人は全裸になって懸命にどじょうすくいをするのが常識でね。ああ、此処に差別は無いよ。女も男もその他も共通してこの行為を行っているからね」

看守はカメラを構える。グレイは看守達に手を向ける。

「な、何だ?」

「呪いって信じるか?」

「は?信じる訳無いだろっ!バーカ!」

「お前達には腐るほどの呪いが付いているぞ……。そう、俺と出会ってしまった事、それが最大の不運だったな」

グレイは看守達に触れる。すると、看守達がどんどん腐って行く。

「さて……邪魔者は呪い殺した。俺は任務を遂行するだけだ」

グレイは捕縛されている香坂の元へ行く。

「香坂だな」

「看守か?何の用だ?拷問か?処刑か?全部受けてやるよ。クズが」

「違う。お前を呪いに来た」

「呪い?ある訳ないだろ」

「それがあるんだよ。これまで私の呪いで殺した者は400人はくだらないな。いずれも人を殺して来た殺人鬼だ」

「……信じる訳ねぇよ」

「ならばそれで良い。お前をこれから呪う」

看守は香坂に呪いをかける。不気味な煙が香坂に取り憑く。

「何の真似をした!」

「お前がこれまで殺した人間の怨みをお前に取りつかせたんだ」

「嘘だろ……」

「こんな七不思議みたいな施設があるんだ。呪いだってあるだろ。それじゃ今から一回だけ呪いの解除方法を言う」

「解除方法なんてあるのかよ。怪しいな……」

「お前が卒業試験時、ラスジャーンデを殺したら解除させてやる」

「……呪いは信じねぇよ」

「そうか」

「だが、俺をこんな目にしたラスジャーンデを元から許す気は無い。俺は呪いとかじゃなく自分の為に目的を果たすだけだ」

「良い心構えだ。だが呪いの進行状況によりお前の仲間、つまりこの施設にいる者達にも影響が出るぞ。つまり、時間が経つ度に仲間が不運に犯されると言う事だ」

「仲間?んなもん俺にはいねえよ!」

「……仲間がいないと呪いの解除は難しいと」

「俺一人で殺してやるよ。それに呪いなんてどうでも良いんだよ!てめえ、俺にもう指示すんなよ。殺すぞ?」

「そうか、期限は無いが時間経過とともに此処は地獄になる。なるべく頑張ってくれ」

「黙れ!」

香坂はグレイにより解放される。

アンノウンと言う施設は堕落していた。暗殺候補生も看守も。

「この施設、飯出すの月一だよな。コンビニで弁当買いたいけど此処、崖だし、田舎だし。あるのは咲川博士の研究所くらいだろ?」

アンノウンは、毎年卒業試験を棄権。さらにアンノウンは外出は許可されている。外に出ても、森か咲川博士と言う謎の美少女博士の研究所しか行く所が無い。コンビニは近くに無い。その為、崖から魚を釣るか、森の中でハンティングくらいしか食料調達は出来ない。稲も野菜も無いが野草は生で食べれる。

「もう文明が弥生時代レベルじゃん」

香坂はグレイの元へ行く。

「俺はどうしたら良いんだ?」

「仲間と仲良くやれ」

「馬鹿か、なら死んだ方がマシだ。お前を殺せば解決しそうだけどな?」

「俺を殺したら、呪いの解除は不可だな。俺が全力で呪うから」

「それはどうでも良いんだよ。ナイフが無いんじゃ、殺せる者も殺せねえからな」

「撲殺は?」

「あんま好きじゃねーんだよ。殺すのに時間を掛けるのは……」

「生粋の暗殺者か?」

「違うな。いたぶるのが好きって奴つまり生き地獄だな。それが好きって言う奴もいるけど俺は死体で遊びたいだけなんだよ。その分俺は優しいじゃねーか?断末魔は好きだけど」

「……この世界では当たり前だな。引く理由は無い。それじゃ仲間を使わないでどうやって呪いを解くつもりだ……?」

「何でもかんでも喋ると思ったら大間違いだぞ?俺は呪いが解除されたらお前も殺すからな」

香坂は立ち去る。

「その割には随分と俺に冷静で話していたな……」

香坂は、暗殺候補生の元へ行く。すると、多数の人間が一人の人間にリンチをしていた。香坂は気にしないで歩こうとすると多数の人間が香坂に気付く。

「うあああああああ!!!殺人鬼だ!逃げるぞ!」

多数の人間は慌てながら去る。するとボコボコにされた人間が香坂の元へ行く。

「あ、ありがとっ!僕の名前は似田 歩(にだ あゆむ)!僕はイジメられてるんだけど、君が助けに」

香坂は似田を全力で殴る。

「一発じゃ死なねーか……当たり前か」

「痛いっ!何をするんだっ!」

「殴りたい衝動でな。死にはしない。重傷は負うけどな」

「ギャー!」

一方、近くの咲川研究所では。

咲川哀/さきかわ あい。高校生の年齢ながら科学の全てを知り尽くす女性。心を開かない為かホワイトボードで会話。何で此処に研究所を建てたのかは不明。暗殺候補生のアイドル。現在、アンドロイド制作中。その手伝いに滓雅 美智子(おりが みちこ)と言うくの一が現れる。

咲川はホワイトボードで会話をする。

『どうして此処に?』

滓雅 美智子(おりが みちこ)。160cm 58㎏ 姫カットのショートヘアで橙色の瞳 くの一の忍装束を着ている。真面目な性格だが茶化したりいたずらを仕掛けたりするお茶目な一面がある。
小林財閥のお抱えのくの一......だったが倒産した事で無所属になる
とはいっても小林財閥とは折り合いが悪く倒産した事には内心ざまーみろと思っていた模様。

「私は.....小林財閥を滅ぼした名もなき暗殺者達を調べていて....」

『望田とか?』

「その中でうつろと言う人を探しているって訳じゃないけど....気になっていて」

『そうなんだ』

滓雅はアンドロイド制作を手伝う。

「これで誰が出来るの?」

『女性型のアンドロイド』

「イケメンとか創ってパラダイスにしないの?」

咲川は驚愕して固まる。

「に....忍者でも人をからかいたくなるんだよ」

咲川は苦笑いする。

一方、あるグループでは。

「香坂が脱走しやがった!殺されるよ!」

「香坂がどうしたって?」

「宇佐美さん……。カラスをそんなに抱えてどうしたんですか?」

「カラス、ペットにしてぇ。後、似田殴るの止めろよ。可哀想だ」

「せめてウサギにして!」

宇佐美智之(うさみ ともゆき)。心は優しいがずれている。

「後でカラス食べよっか」

「せめて育てろよ!てか、カラス食べるって……恐ろしいよ……。ああっ!大神 将馬(おおがみ しょうま)さん!どうにかしてくれ!」

「初老の俺には何も出来ないよ」

大神将馬。天才も歳には勝てぬ。が口癖。サイボーグ手術をするのが夢らしい。

「サイボーグだ。誰もがビックリするような事をしたい。皆の心を撃ち抜きたいんだ!」

「言ってる事矛盾してるよ〜。……暗殺者なんだよね?暗殺出来るの?」

「無理。殺した時の自分の顔が嫌いだから」

「暗殺するなら実験したい……咲川博士……っ!」

「……こんなのがいるから、ストレス溜まって似田にぶつけてんだよ!」


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