複雑・ファジー小説

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イエスタデイ・ワンスモア【不定期更新予定】
日時: 2017/08/25 20:17
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

「イエスタデイ・ワンスモアにお越し頂きありがとうございます」

大きくそれでいて全く何も存在しない舞台に蝶ネクタイを付けた少年が一人立っていた。

「それでは色んな世界への旅をどうぞお楽しみにしてください」

そして彼は何処かへ消える。その後、どこからかのスポットライトが当てられた舞台の隣に飾られた手書きの看板。その看板にはこれから行われる舞台の内容が書かれていた。

今回の舞台

題名:イエスタデイ・ワンスモア6

ジャンル:長編

キャッチコピー:近日公開

内容:近日公開

今までの舞台は>>25です。

今までの出演者は>>26です。

オリキャラを募集しています。

直、今回はスターシステムを採用しております。

ゆえに、ある舞台でキャラクターが死んでも、違う設定で他の舞台に出る事が出来ると言う事です。

オリキャラ応募宜しくお願いします。

エントリーシート(募集用紙)




名前(漢字表記の場合は振り仮名を)

性別(男か女かもしくはその他か)

年齢(舞台により年齢設定が変わるので、年齢の表記は曖昧でお願いします。例:20〜30代前半まで。年齢を特定したいのであれば、20歳のみ、で構いません)

性格(詳しくなくても構いません)

容姿(詳しくなくても構いません)

能力(超能力でも何でも良いです。直、世界観により設定に反映されないかもしれませんがご了承ください)

特技・趣味(何でもいいです)


サンプルボイス(三つ以上で性格に反映して下さい)


それ以外にもこういうキャラで設定して欲しい等の要望がある場合書きくわえても構いません。


直、と言うか必ずオリキャラは死んでしまいます。スターシステムを採用していますので死んでから一度も出ないと言う事はありませんがご了承ください。

オリキャラが来ない場合は勝手に舞台の幕を上げさせて貰います。

ちなみに、何度もオリキャラ投稿可能です!

追記

今まで失踪しまして本当に申し訳ありませんでした。不定期ながら、少しずつ更新を取り戻せたら良いなと感じております。とりあえずイエスタデイ・ワンスモアシリーズのみ執筆予定です。ただし申し訳ありませんが執筆予定だった小説は中止とさせていただきます。

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.237 )
日時: 2016/09/19 17:48
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

バラバラさん、オリキャラ投稿ありがとうございます。

これからも応援宜しくお願いします。

此処からは、本編です。

火野は後日、戯の元へ行く。

「お前って休みは無いのか?」

「わっちの仕事は毎日、昼と夜の遅くまでしとる........出世前は夜のみじゃったが....幕府からの指示でわっちは昼も体を売らないといけなくなった......銭はたんまり入るが税によりほとんど持ってかれる。それで何の用かぇ?」

「……下駄が壊れてな。お前の能力で治せないか?報酬はほとんど尾瀬ヶ原にあげてるから下駄直す銭も無い」

すると、時雨が現れる。

「出来るよ!」

「時雨、お前は.....」

「出来る!後は火野の足も直せるから!」

「あ〜これは飛び降りる時に足を痛めたんだ。全く、情けないよ」

「お前、刀の腕はどうなのだ?」

「それなりの動きは出来るけど、そんな大げさな動きは出来ない……。忍者とかは出来るらしいんだけどな……。この書物によると忍者は手裏剣と言う特殊武器で戦うらしいし……」

「そんな書物等、何処かの素人が描いたに決まっとる。それより暇なら近くの歌舞伎座に行けば良い」

「……暇だから此処に来たって分かってたのか?」

「妖怪は人の心が読める。だがわっちは人間が嫌い。わっちはもう仕事....帰ってくれるかい?」

正座をしていた火野は刀を持ち去る。

「何かあったら俺達の所へ来い。勿論、銭はとるが、銭の繋がりなら信頼関係も貸し借りも生まれない」

火野は歌舞伎座へ行く。

「歌舞伎座に行く銭が無い……。神社に行くか。あそこならお賽銭一杯あるだろ……」

火野は蓬莱延命呪詛呪像に激怒される。

「だって人の法では人を裁く事は……」

「黙れ!賽銭をあげるバカが何処にいる!」

「……ちょ、ちょっと落語を聞きたいだけなんだよ。賽銭を借りるくらいはしてくれるだろ」

漆奈はホウキで火野を突く。

「まさかの悪人なんて……軽蔑するぞ!」

「冗談だよ、ただ銭を貸してほしいのは事実。下駄が壊れてさ。裸足は足が砂で痛いんだよ。たった三両程……」

「三文だろ!悪人!」

「冗談だよ、本気にするなよ。まあ悪人は本当だがね。俺は人斬り。仏にかなり怒られそうな事をしているんだ」

「悪人め!神聖なる仏の領地から立ち去れ!」

火野は立ち去ろうとした時、一人の少年が神社に迷いながら現れる。

「随分とこの国は暗くなったね」

「……」

少年は漆奈、蓬莱延命呪詛呪像、火野に話す。

「今、全国を震え上げている無差別殺人事件の犯人を追ってるんだけど....」

少年は紙を見せようとするが転んで漆奈の胸に突っ込む。

「なっ……」

「違うんだ!違うんだって!」

蓬莱延命呪詛呪像は叫ぶ。

「悪人が!!!!嫁入り前の漆奈の胸を揉み解すとは良い度胸しているな!そんなに死刑になりたいか!」

「蓬莱延命呪詛呪像。私情入り過ぎだぞ……」

「黙れ黙れ!死の裁きをその少年に与える!」

少年は迷う。

「僕が阻止するか。それとも逃げるか....」

「阻止って流石に無理だ……」

火野は少年と漆奈を連れて逃げる。

「俺はあの像を説得する。お前等は戯の所に逃げろ!」

「し、仕事でしか会った事無い!しかもあんなふしだらな所へふしだらな男と……!」

「本当は尾瀬ヶ原がいる俺の家に行かせたいが、お前等だけだと分からないだろ」

「……」

「それに戯はもう事情を知っているだろう。匿う為の銭は借金するとして……」

「……?」

一方、戯は花札を用意していた。

「火野はわっちを何だと思っておる.....銭の繋がりだけと言っておきながら......言葉に矛盾が多いの.....わっちは妖怪で遊女。信頼する者等おらんのに」

火野は呟く。

「金の繋がりだからこそ、何も思えないでいられるんだ。人斬りは寂しいな」

「何を言っておる変態!」

「……切り捨て御免」

「なぶり殺しにしてくれる!」

少年と漆奈は話し合う。

「名前は?」

「ハクマックル。じゃなくて僕は白(はく)!この国は来た時には明るかったけど今は暗いね」

「変態に何も言われたくない!」

ハクマックルの表情は曇る。すると、ハクマックルの刀から四体の人間らしき生物が現れる。

一体はアイヌの巫女服を着た女性で狐耳と尻尾が九本生えている。

「私の名はヌイ。炎の煙で雲のような存在を造る程の火を付けられる」

二体目と三体目は黄色のアイヌの民族衣装を着た双子の少年少女で各々、龍の角と尻尾が生えている

「ボクはライテム!寒いのは嫌いだよ!でも乾燥した天気は大好き!」

「あたしはライニ!夏が大好き!静電気も大好き!」

四体目は白い狼の毛皮を目深に被った男性でマタギの格好をしており手には太刀を握っておりお尻には尻尾が生えている

「オレはレタル。寒いのには慣れてる。んで、刀を扱いが得意だ。これで自己紹介はおしまいだな?それじゃ戻って良いか?」

「貴方も守護霊が……?」

「彼等は、妖刀【クトネシリカ】の憑き神」

「クトネシリカってアイヌ民族に伝わる英雄ポンヤウンペが振るっていた宝刀……。私神話とかの書物が好きなんだ!でもなんでこんな変態の手に」

「僕は変態じゃないよ」

「まあアイヌから来てわざわざ胸を揉むとは思えないし……」

すると、瓦版が大騒ぎしていた。

「……あの全国無差別事件がまた起こったよ。しかも場所は此処、江戸!じゃなかった、東京!寄ってらっしゃい見てらっしゃい!忍者討伐部隊と忍者、それに幕府御用達の用心棒に平民達が大量に殺された!さらに幕府から今すぐに避難しろって言う命令が出た!皆、逃げろ!」

平民達は大慌てする。

「.....エリクン」

一方、一人の女性が一人の男を匿う。

「あたしゃ榊(さかき)。お前さん、その刀……」

「俺はもっと強くなりたい........この世の誰よりも...........」

「……」

榊は男に向かって話す。

「そうかい……」

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.238 )
日時: 2016/09/20 17:22
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

火野は刀を蓬莱延命呪詛呪像は黄金の斧を使い交戦する。蓬莱延命呪詛呪像は俊敏な動きをする。

「漆奈を取り戻す!」

「落ち着けよ。偶然起こった事に私情を挟んじゃ駄目だろ」

「黙れ!」

蓬莱延命呪詛呪像は火野に斧を振り回す。火野は裸足で大きく避ける。

「俺は妖術使いでも剣術使いでも無い。ただ人を斬れるだけしか出来ない悪党だ」

「何が言いたい!」

「お前のやってる事の愚かさに気付かないんじゃ人を裁く資格は無い」

「貴様は胸を揉んだ少年を見逃せと?」

「見逃すと言う問題では無い。罪の問題だ。お前は漆奈の胸を揉んで……」

「胸、胸、やかましい!黙れ!」

「……俺も自分で何を言ってるのか分からなくなってきた……と、とにかく、慈悲だ!慈悲!慈悲をくれ!少年もわざとだったらお縄頂戴だよ。ただ、お前の判断で偶然、漆奈の乳房を揉んだ為に少年の未来を殺す事は良くないな〜って思ったんだよ」

「……貴様!漆奈の乳房を想像したな!お前も死刑だ!」

「……あ〜弁護士の気持ち良く分かるな、これ。別に犯罪者の肩持ってる訳じゃないんだよ……とにかく漆奈が少年と和解してくれればこの状況も」

すると、河上が紙を持って火野の元へ行く。

「火野殿。この紙を見て欲しい」

「どうした?」

紙には全国無差別殺人事件の内容が書かれていた。

「随分と物騒ではないか」

「それもそうだ。東京中に避難勧告が発令されているらしいからな。お前はどうするんだ?」

「それを聞く為に俺を探していたんだな。……御苦労」

「依頼人はいなくてもお主は動くのか?」

「俺は悪党だ。金が無いと動けねえよ。別に俺は良い人じゃない。此処は素直に幕府に従うさ」

蓬莱延命呪詛呪像は嘲笑う。

「悪党が……俺は貴様を絶対に裁く。だがこの事件を俺が終わらせてからだ。お前に正義とは何なのかを教えてやろう」

河上は火野に話す。

「信頼しているのか。忍者討伐部隊を」

「……そんなんじゃないよ」

すると火野と河上の目の前に、女性が現れる。

わたくしは暁 紅乃。赤色が大好きでしてよ」

「おお……そうか……え〜と……」

暁は火野を見つめる。

「私は広い世界で様々な体験をしてきまして。それはもう外国に興味を持つ程に」

「避難しないと……」

「外国には妖怪や忍者、侍の概念が無いようでしてよ。日本も世界に合わせる時が来たんでしょうかね?」

河上は火野を連れて去る。暁は薔薇の髪飾りに触れる。

「パーヴェル・幅重……。時代を変えようとしない悪を駆逐」

「妖怪も斬る。人間を支配しようとしているかもしれないからな」

「私は妖怪は信じてませんぞ。盲信もほどほどに」

火野と河上は吉原に徒歩で向かう。

「馬は借りてこないのか?」

「高い!」

一方、漆奈とハクマックルは戯の所にいた。

「足が痛かろう。ゆっくり休むが良いかぇ.....」

「煙管……!」

「僕、お礼にムックリの演奏でも……!それか狩りをして……」

「火野に宿料は借金させておくから問題はないからゆっくりしていけば良い......」

「火野.....何で僕の為に?」

「わっちは金が貰えれれば良い.....」

時雨は漆奈と花札をしながら話す。

「それにしてもアイヌがどうして?今、東京に来たって妖怪と同じように差別が……」

「差別?この国は確かに暗いし治安が悪いけど.....」

「まあ、白(はく)って名乗ってるからアイヌを知らない平民は大丈夫だね」

漆奈は質問する。

「どうしてわざわざ東京に?」

「僕は村の道場で日々、剣の修行に励んでいたんだけどある日、エリクンって言う親友である門下生が村の祠から【喰魔刀・エペタム】の封印を解きその妖刀で道場の師範と他の門下生全員を斬殺し喰魔刀を持ったまま村から立ち去ったんだ!長老は唯一の生き残りである僕に親友である門下生、エリクン討伐の命を下し妖刀【クトネシリカ】を託したんだ。
親友の凶行を止めるべく日本全土を駆け巡っているけど.....家族同然の付き合いであるエリクンの討伐は.....」

「……そんな事が……」

ハクマックルは過去を思い出す。一方、そのエリクンは仲間に傘を持ってみらいながらトンコリと言う楽器を演奏していた。

「雨が俺の肩に当たっている.....お前、俺の喰魔刀・エペタムに喰われたいのか?」

「すみません……エリクン様」

「お前は俺より殺す価値が無い程に弱い.....。それに俺の事は瑛士えいしと呼べと言ったはずだ!」

エリクンは周りの仲間を睨む。

「お前は俺のお陰で生きているんだぞ?傀儡のくせに」

エリクンは抜刀する。仲間達は震え上がる。

「俺の指示もまともに聞けない魂め!道場の時の様にもう一度斬られたいか!」

仲間達は怯える。すると、エリクンの元へ榊が現れる。

「器が小さいぜ……エリクン。とりあえず酒飲むか?」

「黙れ!お前も斬るぞ?」

「それじゃ黒姫(くろひめ)って言う妖怪の居場所が分からないぜ?」

「……斬って、お前を刀に縛れば良いだけだ。其処ら辺の道場の師範の強度なんて刀を見れば分かるんだよ!それに今は黒姫と同じ位の大妖怪が吉原にいるんだ。この喰魔刀・エペタムが教えてくれる」

「……あたしは憎き黒姫を討伐してくれれば良いんだけど。金も払ったんだから早く斬ってくれよ」

「黙れ!俺に指図するな!お前の魂を喰らえば俺は更に強くなれる...........お前の存在は俺が強いと認める事だけだ。黒姫なんていつでも斬れる。黙って見とけ」

「あたしゃ、お前に人生捧げているつもりは無い。ただ、彼女は我々妖怪の中でも変わり者。時代の変化を望み、妖怪を抹消する事を望んでいるんだ……」

「......俺はただ神をも喰らいかねない恐るべき刀で頂点になりたいだけだ」

エリクンは過去を思い出す。

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.239 )
日時: 2016/09/20 20:24
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

ハクマックルはアイヌの道場で日々、剣の修行に励んでいた。剣の腕は道場の中でも一番であり師範からも認められていた。

「ハクマックル。お主の実力は妖刀【クトネシリカ】【喰魔刀・エペタム】を操れる程の実力だ。だがお主は若い。英雄が所持していたクトネシリカは使用者に合わせて実力を発揮するがエペタムは扱える者が扱えないといずれエペタムに闇の妖術により魂を操られる」

「うん、僕はこれからも精進するよ」

「次の師範は……いや何でも無い」

ハクマックルは家に帰る道中、いじめっ子達に絡まれてたエリクンを見つける。ハクマックルはいじめっ子達に立ち向かいいじめっ子を退治する。

「どうして弱い俺を助けたりなんか....お節介野郎」

「お節介と言われても君の事をほっとけなかったからさ.......」

エリクンとハクマックルは親友になった。エリクンはハクマックルの強さを知っていた。

「ハクマックル!今日も他の道場の奴と闘って勝ったんだろ。凄いな!」

「ハクマックル!お前凄いよ!流石、次期師範!」

「そんな事無いよ!」

「俺だって強くなれば、ハクマックルを越えられるよ....!」

「エリクン?ハクマックルの後ろにいるからって調子のんなよ」

「.....」

ハクマックルは他の人の対応をしていた為、エリクンについての評価が分かっていなかった。そしてエリクンはハクマックルと同じ道場に行き、剣術を習うようになる。

「見てろよ!俺だって強くなれるんだ!」

しかしエリクンは強く優れ道場や村からも尊敬の眼差しで見られるハクマックルに強い劣等感と嫉妬を感じる様になる。

「全部全部ハクマックル、お前が悪いんだ。お前が……俺を変えた!」

エリクンは喰魔刀・エペタムを持ち出す。

「封印解除」

すると、師範がエリクンの元へ行く。

「エリクン……!」

「凄い力だ!これで皆、俺を強いって思ってくれるかな?ハクマックルは俺を羨ましがってくれるかな?……俺と同じ思いをしてくれるかな?」

エリクンは道場の師範と他の門下生全員を斬殺し喰魔刀を持ったまま村から立ち去ってしまった。その後、長老の許可によりハクマックルは親友である門下生の討伐をする為に親友の凶行を止めるべく日本全土を駆け巡っている。

「俺だけは存在が違うと信じていたかった。俺だけは存在の構造が違うって信じたかった」

エリクンは刀を震えながら持つ。

「意識だけが妙に明るく黒い火花を散らし、欠落した地面を立っている様な気分になっていく」

エリクンは歩く。

「何も悪い事は無い。俺はただ当たり前と思う常識を斬っただけだ。腐っていた日常を斬っただけだ」

刀はエリクンと共鳴し激しさを増す。

「俺は誇り高く!この世の誰よりも強く!誰もが俺に命令出来ないように逆らう奴、気に入らない奴は斬る!」

エリクンは人斬りとなり人の道を踏み外す。

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.240 )
日時: 2016/09/21 16:52
名前: siyaruden (ID: y1N6F4if)


イエスタデイ・ワンスモア3のオリキャラです

名前 うつろ

性別 男性

年齢 30代前半のみ

性格 飄々として心に余裕をもち人には気さくで何を考えているか分からないしはっきりしない

容姿 187cm 78㎏
長め黒い癖毛の髪に糸目(時折開眼し瞳は金色)でありうっすら妖笑を浮かべる
服装は黒装束 首に黒いマフラー
能力 氣功を操る
身体能力を大幅に向上させる 氣を放出して障壁を作り相手の攻撃を防ぐ 氣功を使い自己治癒をする(限度あり) 手から氣弾を撃ち出す 掌底を喰らわし氣を流す事で時間差で内部から炸裂させダメージを与える 氣を周囲に放出する事で周りにいる人間を金縛りにさせる 氣を刀に纏わす事で氣の斬撃を飛ばす(追尾機能付き)といった様々な攻撃が出来る
他にも分身の術や変わり身の術等の忍術や式神といった陰陽術が使える

特技・趣味 切り絵細工


サンプルボイス 「別に僕はやましい事なんたーる分けへんよ」
「僕は存在自体、虚なんやよ......やさかい今は君らん味方せやかて今度会うときは刃を向けるかもね......」
「知らなくてもええ真実が世ん中にはぎょうさんおす........忘れたままん方が幸せかもね」



設定 安達の前にフラりと現れた謎多き人物で京都弁を話す
日本人の名ではあるがやや顔立ちが外国寄りであり出生地や経歴が一切不明
30代らしいが実年齢よりも若い風貌
それどころか自身の考えも悟らせない風貌をもつ 虚という名前も無論偽名である
底知れぬ実力の持ち主で中国武術と忍術、陰陽術の全ての流派を極めており人間離れした俊敏さとアクロバティックな動きで相手を翻弄する
経絡というつぼを知り尽くし棒手裏剣でそこ突き刺し相手の動きを封じたり能力を半減させたりする
暗殺の世界ではかなり有名であり虚という名の通り簡単に敵に寝返ったり裏切ったりする
昔は霜月一族や天淵一族に身を寄せていたが無論、裏切った挙げ句一族の秘密事項を高値で売り捌いたので両一族から追われている
結香と闇莉と桐華と面識があり彼女達と協力する事も多々ある
武器は忍刀【妖刀・蟄竜】強大な霊力が込められ悪魔や天使といった高位の存在をも斬れる妖刀である
中脇差 針のような棒手裏剣 伸縮式鉄棍 手榴弾 短機関銃(MAC10) 煙幕やまきびし等の忍者道具

ハクマックル、エリクンの設定を少し追加しました

Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.241 )
日時: 2016/09/21 18:39
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

siyarudenさん、オリキャラ投稿ありがとうございます。

これからも応援宜しくお願いします。

此処からは本編です。


火野と河上は漆奈や戯の所へ行きハクマックルに事情を聞く。

「全ての元凶がエリクンと言う事か」

「と言うか、蓬莱延命呪詛呪像様激怒してるじゃないか!何で悪党に任せたのかが分からない!」

「俺に正義を教える為にエリクンを探しているぞ……」

ハクマックルは刀を構える。

「エリクンは全ての強者の魂を喰らおうとしているんだ!蓬莱延命呪詛呪像様が危ない!皆、行くよ!」

「何処に……?」

ハクマックルは挙動不審になりながら店を出る。火野と漆奈も後を追う。河上も行こうとすると火野が止める。

「河上、お前は戯と時雨を見張ってろ」

「.....?」

「エリクンは妖怪を喰らう刀を持っているんだ。狙われてもおかしくない」

漆奈は呟く。

「ハクマックル……」

漆奈はハクマックルの傍に行く。

「僕は親友を斬るのか?それとも元凶を斬るのか?」

「それは自分で判断する事だ!」

「.....そうだね」

ハクマックルと漆奈は一緒に走ろうとする。すると、火野が大量の傀儡に襲われる。

「火野!」

「ハクマックル....!」

店の中では、時雨と河上、戯がいた。

「火野.....」

「.....エリクン」

「偶然だな?ハクマックル。だがお前に用は無い!俺は戯って言う女を喰らいに来た」

河上は構える。

「戯。時雨を連れて逃げるんだな」

「あら、わっちも戦えるぞぇ.....」

「それじゃ時雨は誰が守るんだ。って火野なら言うぞ」

時雨は構える。

「.....私だって戦うよ!私達の為に傷付く火野達は見たくない!」

火野はエリクンを見る。エリクンは笑う。

「その程度の実力で俺に立ち向かうとはな?」

「その刀が無いと威張れない奴よりはマシだよ」

「黙れよ!弱者!」

ハクマックルは憑き神を召喚する。

巨大な九狐の姿で常に焔を纏っているヌイ。

二匹の巨大な黄金の龍で雷撃を纏っている男の子がライテム、女の子がライニ。

巨大な銀狼で口に太刀をくわえているレタル。

「これ以上、魂を喰らい続けるなら........僕は君を斬る!」

「斬りつけた者の魂を喰らう事で刀の霊力は増幅され力を増していく
更に喰らった魂達の能力を自分の物として自由自在に扱う事が出来る。俺は嬉しいよ。お前と対等に話せて」

「対等に....?僕等はいつも対等だった」

「目障りだったんだよ!俺より優れているお前が!村の誰からも期待されているお前が俺に馴れ馴れしく親友面している所が一番虫酸が走るんだよ!」

エリクンは抜刀し、カタカタと言う音を鳴らす。ハクマックル達は震える。

刀に刻まれた魂が叫び轟き共鳴し力を増幅させる。

「僕は邪悪なる魔を封じ込め、能力を打ち消す事が出来る!皆、行くよ!」

「ただそれは直接斬らないと駄目だろ?しかし、期待の英雄は大変だな。大切な親友を自分の評価の為に殺すんだからな!」

漆奈は叫ぶ。

「正義の道を正すのが英雄だ!」

しかしエリクンは刀を飛ばす。

「刀はひとりでに飛んでいきお前と戯を刺す」

ハクマックルはエリクンとの想い出を思い出す。憑き神達はエリクンを襲うがエリクンは憑き神達を睨む。

「余計な事をしたら斬るぞ?」

「……」

すると、河上が店を出て刀を振る。すると衝撃波がエリクンを襲うが衝撃波を喰魔刀・エペタムが喰う。

「なんのつもりだ?」

「俺の能力は刀から鉄さえ斬れる衝撃波を放出する事だ」

「それがどうした?お前も喰われたいのか?」

すると、火野がエリクンを殴る。エリクンは倒れる。戯は店から顔を覗き話す。

「わっちを喰らいたいならまず火野を喰らってから相手してやるかぇ.....」

戯の後ろに蒼焔の八岐大蛇が召喚される。

「摂氏一万℃の世界をたっぷり味合わせてありんしょう!」

エリクンは笑う。

「こいつなんていつでも喰う事が出来る!代わりにハクマックルを刀に喰ってやるよ!ついでに憑き神達もな!」

「直接斬って封じれば.....」

漆奈は戸惑う。

「このままだと負ける……!」

すると蓬莱延命呪詛呪像がエリクンを襲う。

「死の裁きを!」

「その裁きすら俺は喰らってやる!」

しかし互いに力を打ち消し合う。

「ほう、俺の能力に匹敵するとは!」

エリクンは身体が震える。

「....動け、身体!」

戯は呟く。

「わっちには分かる.....お前、刀に体が付いてきておらん.....それに刀自身も疲れておる。いくらでも魂を食えるっていうてもリミッターはある」

「りみったー?訳の分からない事を言って!俺との勝負に逃げる気か!」

「....」

蓬莱延命呪詛呪像はエリクンに攻撃しようとするが、漆奈と河上が止める。

「駄目……」

「何故だ!」

「此処は火野と……」

漆奈は迷っているハクマックルを見る。

「うああああああああ!!!」

エリクンは刀を振り回す。

「俺は.....この世で一番強くなる為に人を斬る!」

「……そんな大きい事を言ってお前は何をした」

「.....?」

「刀を盗むと言う愚行に走り挙句の果てにはその刀を利用して自分が強くなったと勘違いし、何より親友を殺そうとした」

「.......黙れ!傀儡共よ!火野を殺せ!」

火野は刀を持ち傀儡達を一網打尽にする。

「……」

ハクマックルは頭を抱え責任を抱える。

「僕にはやっぱり出来ないよ。どんなに悪でも僕の親友だ」

火野は刀をエリクンに向ける。

「お前では俺を殺せない!」

「お前も剣士ならば自分の力のみを使え」

河上は自身の刀の柄の方をハクマックルに向ける。

「....?」

「これは俺の刀だ!俺の力だ!俺に指図をするな!」

「お前は弱いな」

「!!?何言ってんだよ!」

「剣豪ならば、どんな刀でも戦えるはずだ」

「......」

「剣士の誇りを捨てたのならばいくら貴様は最強でも周りから見れば妖怪だ」

戯はエリクンを見る。エリクンは刀を取る。

「俺は最強の剣豪だ。だが肝心のお前はどうするんだ?まさか喰魔刀・エペタムでも使うのか?」

エリクンはエペタムを握る。

「馬鹿。相手をするのはハクマックルだ」

ハクマックルは河上の刀を持つ。

「.....エリクン」

「お前だけは絶対に殺す!」

勝負は目に見えていた。地面にエリクンは倒れる。ハクマックルは喰魔刀・エペタムを回収する。

「ちゃんと警視庁に行って罪を償って.....」

ハクマックルはエリクンを捕縛せず、火野達の元へ行き神社へ向かう。

「おい何で捕縛しないんだ?!」

「……ハクマックルは最期にエリクンの改心を信じたのよ」

「どうして改心したと?」

「普通の刀を手にしたから。まだ剣士の誇りだけは残ってたのよ」

戯は店を再開する。

「大丈夫かな?」

「大丈夫さ。これで駄目だったらもう妖怪だねぇ.....」

エリクンは東京を静かに歩く。

「エリクン!組み手しようぜ!」

「いや無理だよ」

「エリクン!お前センスあるんだから!」

「そう言ってくれるのは君だけだよ」

「それよりさ僕、憑き神を出現させる方法が知りたいんだよね〜。まあ、まだ僕は若いから良いんだけどさ」

「.....憑き神は刀等の物に宿るよ」

「へぇ〜詳しいね!やっぱエリクンは凄いよ!」

「そうか?」

エリクンは呟く。

「君の方が凄いよ。本当に.....凄い」

エリクンは切腹する。

「.....あ。あ....」

エリクンが最期に見た景色は目の前に広がる警視庁だった。


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