複雑・ファジー小説
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- イエスタデイ・ワンスモア【不定期更新予定】
- 日時: 2017/08/25 20:17
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
「イエスタデイ・ワンスモアにお越し頂きありがとうございます」
大きくそれでいて全く何も存在しない舞台に蝶ネクタイを付けた少年が一人立っていた。
「それでは色んな世界への旅をどうぞお楽しみにしてください」
そして彼は何処かへ消える。その後、どこからかのスポットライトが当てられた舞台の隣に飾られた手書きの看板。その看板にはこれから行われる舞台の内容が書かれていた。
今回の舞台
題名:イエスタデイ・ワンスモア6
ジャンル:長編
キャッチコピー:近日公開
内容:近日公開
今までの舞台は>>25です。
今までの出演者は>>26です。
オリキャラを募集しています。
直、今回はスターシステムを採用しております。
ゆえに、ある舞台でキャラクターが死んでも、違う設定で他の舞台に出る事が出来ると言う事です。
オリキャラ応募宜しくお願いします。
エントリーシート(募集用紙)
名前(漢字表記の場合は振り仮名を)
性別(男か女かもしくはその他か)
年齢(舞台により年齢設定が変わるので、年齢の表記は曖昧でお願いします。例:20〜30代前半まで。年齢を特定したいのであれば、20歳のみ、で構いません)
性格(詳しくなくても構いません)
容姿(詳しくなくても構いません)
能力(超能力でも何でも良いです。直、世界観により設定に反映されないかもしれませんがご了承ください)
特技・趣味(何でもいいです)
サンプルボイス(三つ以上で性格に反映して下さい)
それ以外にもこういうキャラで設定して欲しい等の要望がある場合書きくわえても構いません。
直、と言うか必ずオリキャラは死んでしまいます。スターシステムを採用していますので死んでから一度も出ないと言う事はありませんがご了承ください。
オリキャラが来ない場合は勝手に舞台の幕を上げさせて貰います。
ちなみに、何度もオリキャラ投稿可能です!
追記
今まで失踪しまして本当に申し訳ありませんでした。不定期ながら、少しずつ更新を取り戻せたら良いなと感じております。とりあえずイエスタデイ・ワンスモアシリーズのみ執筆予定です。ただし申し訳ありませんが執筆予定だった小説は中止とさせていただきます。
- Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.62 )
- 日時: 2016/07/23 17:02
- 名前: バラバラ ◆wD3p6RHHU6 (ID: EyrVLEam)
こんなキャラでも大丈夫でしょうか……
エントリーシート(募集用紙)
名前/エデル
性別/女
年齢/17~25歳
性格/基本的に慌てている。オタクっぽい
容姿/銀髪ポニーテール、大きい青色の目。黒渕眼鏡を掛けている。紺色のローブを着ていて、中にはナイフが数本入っている
能力/人を何かしらの動物に変身させる
特技・趣味/特技は動物を一瞬で手懐ける事、ナイフ投げ。趣味は旅行
サンプルボイス
「あっあの私はエデルです!動物は大好きです!」
「わわっ!?すっすすすすいません!別に!何でも無いですから!気にしないでくださいーーー!」
「だっ誰がオタクですって!?貴方をネズミにして潰しますよ!?」
「えええええ!?ヤクザですか?ちょっ何で私なんですか!押さないで下さいっ」
- Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.63 )
- 日時: 2016/07/23 17:10
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
バラバラさん、オリキャラ投稿ありがとうございます。
こんなキャラとはとんでもない!とても素晴らしいですよ!ゲストキャラにもいずれは、バラバラさんのキャラも入れていきたいので宜しくお願いします!
- Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.64 )
- 日時: 2016/07/23 18:32
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
空模様は目覚める。
其処は大きなテントだった。
目の前には奇妙なモンスターと180cmで灰色の髪に髭を生やしている50代くらいの男性がいた。
「金儲けにならない事等したくも無いのだが....!」
目が一つのモンスターは空模様を診察する。
「治癒能力はバッチリだ。にしても、私、式神を呼ぶとはタダ者じゃないな?」
「私は陰陽師でね。君を何か憑依させる事も出来るが?」
「ランプの魔人はゴメンだね。それじゃ、後、今後治癒能力ならブロッサム等の式神を召喚すると良い。私よりも若いが、優秀な奴等だ」
「ああ....」
「...私の名は天淵 総十郎。どうせもう2度と会わないのだから自己紹介は無意味か」
「……?」
「これから死神のジャッジによりお前が死ぬか生きるかの選択肢を迫られる。
死神さんの言う事は絶対。もう逃げる事さえ叶わない。
まあ生きていても死んでいないのと同じになる訳だが....」
空模様は驚く。
「ぜ、全然意味が分からないんですけど?」
天淵と空模様がいるテントの端にはビールを飲んでいる人物がいた。
「貴様、運が良いのだな。普通の人間ならその場でジャッジされ殺されていたぞ?」
「あ……」
「自己紹介が遅れてしまった。俺の名は柴田 阿修羅。とは言っても死ぬ人間に挨拶なんて縁起が悪いな。美少女にでも会えれば縁起なんて吹き飛ぶんだが。死神は全然仮面取らないのだからな……」
「柴田。死神と風抽竜は?」
「陸田組に乗り込んでいる。俺も参加したかったが、この町自体のジャッジを頼まれてな」
「それで?どうなのだ?どうせいつものように消え去るんだろうが」
「いや……あの仮面を被った少女にそんな力があるとは思えないんですけど」
柴田は空模様の首を掴み絞める。
「ぐああああ……」
柴田は守護神の像阿修羅の仮面を被る。
「死神は神も従わせる程の強さだ。死神を侮辱するのは我々を侮辱するのと同じ。
此処でお前の頭を潰しておくか?」
「柴田。そんな事をすれば死神は怒る...!頼むから止めろ」
柴田は手を離す。
一方、死神と風抽竜は、陸田組の本拠地にいた。
「そう言えばさ、次に行く町って何処だっけ?」
「さっき、ヨーロッパのイタリアに行きたいって言ったばっかですよ」
「え〜言ったっけ?まあ良いや!とにかく、次はオーストラリアだね!」
「一気に日本から南半球ですか?さすがに厳しいですよ?」
その場にいたチンピラは叫ぶ。
「お前等うるせーぞ!コラッ!」
風抽竜はチンピラに向かう。
「チンピラさん。千頭龍と言う組織をご存じですか?」
「ああ……中国のマフィアだろ?武器から何から安値で売ってる奴等で色んな仮面を造っていた。でも、確か壊滅したんだろ?」
「ええ。その組織に私は在籍していたのですよ。仮面を造る技術師として。
しかし、あの愉快な髑髏少女がその組織に連れてこられた、わずか30秒で……壊滅したんですよ。
私は死んだと思ったのですが……」
「黙れ!」
途端に、風抽竜は仮面を持ちチンピラを封印する。
チンピラは消え、持っていた仮面の形はドロドロに溶ける。
「仮面にするのにも値しない程の人間でしたか。これは失礼」
すると、陸田組の会長。陸田が付き添いと現れる。
「やあ、私は陸田。隣にいるのは部下の一だ」
「どうも一だ!宜しくな!」
死神は一を見る。
「……どうして君は此処に?」
「ああ……親父が陸田さんと知り合いで!此処に雇わせて貰っているんだ!」
一は陸田に語る。
「そう言えば!あの孤児所から引き取ったって言っていた19歳の女性はどうするんですかね!」
「え……え……。あ、ああ……あの子か。大丈夫だ。そのままで。坂本君に任せてくれれば」
風抽竜は、その場を離れる。
陸田は死神を見る。
「貴方の噂は存じている。
何でも、人殺しをしたり人助けをしたりとか、とにかく気まぐれで……」
「気まぐれじゃないよ〜。殺す価値があるか、助ける価値があるかの違いだけ。
貴方はどうかな?」
「え……」
「私を楽しませてくれる?」
「つまらなかったら……?」
「なら殺すよ。アハハァ!……でも、意外に噂って浸透するんだね。ちょっと、イライラしちゃった。これじゃ、本性隠せないじゃん」
一方、別の所では。
坂本と言う男性が19歳の少女を監禁していた。
「上玉だぜ。こいつ……」
「ふえええええええええええええええええ!!!!何ですか?何なんですか?意味が分からないんですけど!」
「……お、落ち着け。アイス食べるか?」
「と言うか眼鏡何処ですか?誰ですか?此処何処ですか?私誰ですか?」
「最後のは慌て過ぎで自分でも何を言っているのか絶対に分かっていないはずだ。
深呼吸をするんだ。吸って、吐いて。吸って、吐いて」
風抽竜はその様子を見る。
「どの仮面が良いのでしょうか。なるべく手加減をしないといけませんので」
- Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.65 )
- 日時: 2016/07/25 18:17
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
陸田は今まで行ってきた悪行を話す。
「まああれです。この地域の自警団を処刑させたとか……。後は、一応日本では一番でかい組織なんですよ。時期的にまだ海外進出とかは全然ですけど。まあ、まずは天下統一みたいな?」
死神はコップに入ったオレンジジュースをストローで飲む。
「へぇ〜……。まあ組織の大きさより面白さだからね。別に利益優先とか役に立つからとかじゃないよ?
私を退屈させなければ良いだけ」
「あ〜……。では具体的に何か条件を言って頂ければ……対応出来ますので」
陸田はタバコを加えながら一に火を点けてもらい死神を見る。
「そうだね〜。私の思い通りになる玩具になれば良いね。
死ねって言ったら躊躇無く死ねる人とか」
「……あ、成程。……成程」
「私の事を詮索もせず、ただ私の隣で愉快な事でもつまらないジョークでも話してくれれば良いんだよ。一生ね。
でも、貴方には無理だけどね〜!」
死神は陸田達に能力を発動する。
一以外は、犬のように行動し始め吠える。
一は少し笑う。
「……何だ?」
死神は大鎌を持ち、一の首を斬り落そうとする。
一方、風抽竜は。
坂本は誰かに連絡をする。
「……ああ、死神が此処へ来た。だが予想していた経路とは違っていて驚きだ。
それに、千頭龍に所属しており死んでいたと思われる仮面技師兼調理人の風抽竜と言う人物が死神と行動している。
どう言う事か……」
風抽竜は坂本の肩を叩く。
「六尺棒と言う武器はご存じですか?」
風抽竜は六尺棒を振り回す。
坂本は拳銃を向ける。
「お前、何者だ?」
「貴方こそ何者ですか?死神の事を知っており、噂を流しているなんて余程の能力が無いと不可と考えています」
「まあ深く考えない方が良い。我々は各地でスパイを行っておりこの世界の状況を確認しているんだ。
突如この崩壊した世界を見る為に」
「……それより何故死神の事を知っているのか聞きたいです」
「能力を持っているのは貴方達だけだと思わない方が良いですよ」
坂本は拳銃をしまい、何処かへ去る。
坂本は風抽竜に呟く。
「我々はこの世界を頂きます。その時にまたお会いしましょう」
風抽竜は19歳の少女を抱え、陸田組へ向かう。
壊れている監視カメラが風抽竜の方を向く。
死神は陸田組の組員を一人ずつ拷問し処刑する。
「私の噂を流した人物、組織は分かったよ。どうもね〜」
陸田は命乞いする。
「……!」
「まあ、私も殺すのとか好きじゃないし。嫌いでも無いんだけどね。
……う〜ん、よし!その面白そうな組織について知っている坂本を追うしか無い!
あ、その前にモンゴルで羊食べたいな……」
一は死神に話す。
「仲間が……次々と……気の合う仲間だったんだがな……!どうして俺を殺さないんだい?」
死神は一の方を向く。
「だってこの状況で笑ってるからだよ。面白いな〜って思って」
「だって、どうせ俺も死ぬんだろ?なら笑った方が良いなって!」
「この世に未練無しだね。まさに世紀末。拳を天に挙げて兄弟にさよならだね。かっこいいね」
死神は一を殺す。
一は倒れ、死神の方を向く。
「……」
其処に、少女を抱えた風抽竜が現れる。
「どうしたんですか?」
「この死体、やっぱり笑ってるよ。ホラ」
「そうですね。それより、この少女ですが」
「うん、オッケー。許可するよ」
「はい、それでは」
風抽竜は少女をテントへ運ぶ。
死神は天淵を呼ぶ。
「どうした?」
「あのさ、こいつを仲間にするよ」
「……食事代やテントの人数等が」
死神は天淵に銀色の顔が逆さまになっている仮面を付ける。
「仮面の種類を増やしてもらおうかな〜?一の仮面は何が良いかな?
ピエロも良いし、騎士の仮面も良いな〜。フルフェイスヘルメットもカッコイイね!」
そして、天淵は式神を召喚する。
「天淵さん」
今回の式神の姿は妖艶な女性だった。
「この者に再び命を吹き込むのだよ」
「はい、畏まりました」
式神は何かを唱える。
すると、一は生き返る。
一は困惑する。
「どう言う事だ?」
「人生は一度きりだが、死神に認められた場合人生を再出発出来るのだ。
だが、お前は一生死神と共に生きなければいけないぞ?」
「何か分からないけどやったぜ!」
「……絶対状況分かって無いだろ」
死神はテントまで寄り道しながら歩いていた。
「全く、しかしボロボロだね。この世界」
死神は壊れかけの世界を見る。
数年前、突如起こった閃光により世界は次々と建物や人間が壊れ世界の破滅へ向かっていた。
食料を奪い合い、領地を奪い合い、まさに世紀末に相応しい世界だった。
柴田は空模様と話す。
「柴田。どうして旅を?」
「柴田『さん』だろう?もう一度呼び捨てで言ったら今度こそ殺しておこうか」
「……すみません」
「俺でさえ分からないのだ。死神の目的が。
死神が何者なのか。ただ、死神の言う事は絶対だ。とは言っても独裁者のように喧しく無いのが幸いだ。ある程度の意見は気まぐれによってだが通るしな」
「旅の目的も分からないで、一緒にいるんですか?」
「不思議と一緒にいても問題が無いのだ。
今までの人生よりもよっぽど面白い」
「……今までの人生って?」
すると、テントに少女を運んでいた風抽竜がいた。
「この19歳の少女を仲間に決定しました」
柴田は葉巻を吸う。
「そうか……。ようやく女性が仲間に入るのか。かなり喜ばしい事だ。決め手は?」
「この娘が持っているナイフをご覧ください」
「……ヨーロッパで有名な組織で嘗て千頭龍と全面戦争していたあのネバーエンドズの紋章だな」
「彼女は恐らくネバーエンドズに属している者と考えます」
空模様は思いつく。
「そうか!それで、この娘を利用すれば裏社会の事が分かるんですね!」
柴田は空模様を睨む。
「裏社会なんてどうでも良いのだよ。それよりも何故この組織のメンバーが此処にいると言う事が重要だ」
「この慌ただしい19歳から滲み出るミステリー。裏表が無いように見えて実は全て演技で欺きこのナイフで殺す等の可憐なアサシン。それも全て育ての親である組織のリーダーの為に心の中で泣きながら頭の中で殺人方法を計算する。
こんな素敵でストーリー性のある少女は二度と出会えません。だから仲間にしたいんです」
空模様は驚く。
柴田は葉巻を捨てる。
「美少女ならだれでも歓迎だ」
空模様は困惑する。
「え?俺はどうすれば?」
「ああ。処刑台があるからあそこで待っていろ。死神は大鎌でお前の全てを終わらせるのだからな」
「いやいやいや!死にたくないんですけど!」
「死ぬ際にいくつかの問いに答えられていたら死ぬ事は無い。死神はゲームが好きだからな」
「ええ〜……」
- Re: イエスタデイ・ワンスモア【オリキャラ募集中】 ( No.66 )
- 日時: 2016/07/26 19:36
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
「これから貴方に質問をします。それに応えられれば貴方は晴れて仲間になれま〜す!パチパチパチ!」
風抽竜と柴田、一、天淵は楽器を鳴らし盛り上げる。エデルは就寝中。
空模様は困惑する。
死神は質問する。
「それでは……一つだけ。死神のイメージは?」
「あー……とても良い人だと思います」
「う〜ん……媚売ってるね。さようなら。来世でまた会いましょう」
「最後に答えだけ……」
死神は笑う。
「え〜面倒だから良いや。最後に自己紹介だけするよ」
「え?え?」
死神は自分の事を話す。
性格は楽しいことが大好きでそのためならば人助けでも人殺しでもなんでもする快楽主義者。ただ基本的にはその残忍さを悟らせないようにしている。
容姿は真っ黒なローブを被りその素顔は骸骨の仮面により隠されており正に死神といった容姿。素顔は誰も見たことはない。ローブの隙間からちらちらと灰色の髪が覗いている。
そして、彼女には能力は記憶改竄。その名の通り人の記憶を改竄することができ、この能力で自分の存在を仲間以外人から消しているはずだった……。
さらに、仲間に超能力を与える事が出来る。
風抽竜は自己紹介をする。
風抽竜。性別は男。年齢は30歳。性格は心優しく、常に敬語を使う。容姿は黒髪を後ろで3つ編みにしていて、糸目。赤いチャイナ服を来ている。
さらに能力が使え、人を仮面に封印する(封印された仮面を付けるとその仮面の元になった者の力が使えるようになる。)
特技は格闘技。
趣味はラーメン研究。実家がラーメン家。
中国人。普段はそのままの格闘技で戦闘するが、格上の場合は仮面を使用する。主に巨人、魚人、岩人、念力の仮面を使う。
千頭龍と言うマフィアで活動していたが、一と同じ理由で死神の仲間に。
柴田も自己紹介する。
柴田 阿修羅(しばた あしゅら)。性別は男。年齢は46歳。性格は傲慢かつ尊大な自信家だが美少女には優しい紳士的な一面も。容姿は黒い帽子にスキンヘッド、肉食獣の如き凄まじい威圧感の漂う黄色い瞳と、着ている黒いスーツの上からでもわかるほど筋肉質な体躯が特徴の偉丈夫。
さらに能力が使え、一切の能力、武器を使用不可能にする(彼が能力を発動すると能力者は力が抜けて金縛り状態になり、武器は錆びつくなどの現象が起きる)。故に相手は格闘での勝負を強いられる。
元々は怪物と呼ばれる殺し屋。しかし死神と出会い仲間に。
天淵も自己紹介する。
天淵 総十郎(てんえん そうじゅうろう)。性別は男。年齢は50歳。性格は冷酷かつ狡猾。容姿は180cm 灰色の髪に髭を生やしている。能力は五行思想の力を使うが結香よりも遥かに強力である。他にも式神の召還や予知能力が使える。また、陰陽師である。
死神の仲間で一番の古株。好きな書物は西遊記。
一も自己紹介する。
一一 (にのまえはじめ)。性別は男。年齢は30歳。
性格は明るい。とにかく明るい。誰とでも仲良くなれるハイスペック。容姿は黒髪のオールバック。
特技はプラモ改造。
趣味は機体製作。ゲーム機程度なら、3○Sサイズで1時間、P○4サイズで2時間程度で作成可能。パソコンも2時間で作れてしまう。
何の組織か分からずに陸田組で雑用をしていた。性格からムードメーカーを務める。組織からの信頼も厚く、誰一人彼を敵に回そうとはしない。
能力はさっき死神から与えられ太陽と言う名の超能力を所持。
光を操ることができ、目眩ましや、光の収縮レーザー等を武器とする。
一は早速お手製のギロチンマシーン(材料は陸田組から調達)を制作。かかった値段は0円。かなりお得。
「この何でも切れるんです8号は便利だぜ!何故なら人間の首を確実に飛ばす事が出来るからだ!
現在並べております従来のギロチンだと、どうしても首の骨にギロチンが切れず、あの世とこの世を何回か彷徨わないといけないんだ!
しかし、この何でも切れるんです8号は確実に首をぶった斬る事が可能だ!
何故なら、ギロチンを落とす装置に、火薬が詰められておりギロチンが落ちる摩擦で爆発し、ギロチンを落とすスピードを上げる事が出来るからだ!
こいつはすごいぜえ!」
空模様は泣き始める。
「終始何言ってんの?馬鹿じゃねーの?うああああああああああああ!!!死にたくない!死にたくないよ!」
空模様は殺される。
そして、死神達は旅を続ける。
「しかし自己紹介する為に殺されるなんて可哀想だね?」
「全く無駄な時間としか言いようかが無いな」
「風抽竜はどうしたのだ?」
「エデルの所に行ったよ」
死神達は、天淵が召喚した式神。空を飛ぶ、高さ10m。幅20mの巨大馬車でイタリアに向かっていた。
死神はエデルが持っていたナイフを見る。
「ネバーエンドズ。……面白ければ良いな〜。でもさ、坂本の所に行かないの?」
一は答える。
「残念ながら何処へ向かったのかが分からないんだ!」
「ふ〜ん……今度の町は私の噂が流れていない町が良いな〜!あっ!それより、イタリア語勉強しないと!」
一方、風抽竜はエデルの元へ行く。
風抽竜はエデルに事情を説明する。
エデル。性別は女。年齢19歳。性格は基本的に慌てている。オタクっぽい。容姿は銀髪ポニーテール、大きい青色の目。黒渕眼鏡を掛けている。紺色のローブを着ていて、中にはナイフが数本入っている。
能力は人を何かしらの動物に変身させる。特技は動物を一瞬で手懐ける事、ナイフ投げ。趣味は旅行
「あっあの私はエデルです!動物は大好きです!」
「動物と言えばこの馬車を引いている馬がいます。見に行きますか?」
「あ、あ、はいっ!是非とも!」
「その前にネバーエンドズ。この組織は知っていますか?」
「ぜ、全然知らないですよ?」
「まあ当然の反応ですね。満点の演技です」
「そ、それより何か違和感があると思ったら、空飛んでいるじゃないですか!ふえええええ!!!どうして空を飛べるんですか!」
エデルはパニックになる。
風抽竜はエデルに仮面を渡す。
「貴方はこれから第二の人生を送ります。その証として今までの人生を捨ててこの仮面を被って下さい」
「……ふえっ?全然意味が……分かりませんっ!」
風抽竜は変面と呼ばれるお面を被る。
「人は性格、容姿と言う仮面を被り生活をしています。
その仮面は永遠に外れる事はありません。
ああ、深く考えなくても良いんですよ。仮面を変える事は出来ますので。
ほら人間が場所により性格を変える事がありますよね。
先生の前では良い子ぶったり、好きな人の前では強がったり。
全て本当の仮面に過ぎません。
ただ仮面を外せば、誰でも自分のエゴの為にしか生きられない悪魔ですけどね」
エデルは眠っている。
「眠っていましたか。では、生まれ変わった記念に装着させてあげましょう」
風柚竜はエデルに悪魔のお面を付ける。
「仮面を脱いだ本当の姿、見させてもらいますよ」
天淵は炎の翼で空を飛び、空を駆ける馬に人参を与える。
「食費が二人分を膨れたのは痛い....全く雇われの分際で」
柴田は死神と一で大富豪をしていた。
「やっぱり天淵も呼ぼうよ〜」
「天淵は意味の無い賭け事に金と運を使いたくないと言っていたぞ?
全く娯楽を知らない悪徳利益人間が。エデルのような美少女と、かけ離れた存在に相応しい」
「しかし、都落ちはきついな!陸田組では強い方だったんだけどなー!」
「その代わり下剋上もあるからチャンスは平等。まあこれからは一がバーチャルシステムを造りトランプや麻雀等でCPUと戦えるのは良い暇つぶしになる」
死神はゲームをする。
「そうだよね〜。この一が創ったゲーム機も面白いし!」
一はまた別のゲームを持って来る。
「見てくれよ!この自作ゲーム機!すんげえだろ!」
そして一はガスマスクを付ける。
「……これで眩しい閃光にも耐えられる!」
そして、死神一行はネバーエンドズの本拠地、イタリアへ到着する。
イタリアも壊滅的な被害を受けており、世紀末であった。
死神達はエデルに話す。
「何か分かるかな〜?」
「は、はいっ!イタリアはピザとかパスタとかが有名な場所で、私の出身地でもあります。あ、で、でもあれですよっ!あの、育ちは日本ですので、イタリアの事とか言われても分かりません!ごめんなさい!」
エデルは汗を拭く。
天淵はエデルを見る。
「オタクの匂いがプンプンするな.....!」
「だっ誰がオタクですって!?貴方をネズミにして潰しますよ!?」
「動物が好きなら潰すな....それにオタクが悪いって言ってない。ただ引くだけだ」
「な、そ、そ、そんな事言わないで下さいよ!?オタクは文化ですよ!」
「それは一部の人間だけが言っているんだ。まあ金儲けはしやすいけどな。オタクは人生を犠牲にして金を吐きだしてくれるんだから」
柴田はビールを飲む。
「そんな事はどうでも良い。良いから本題に入ろうではないか。その美少女が果たして悪の組織に加担しているのかどうかをな」
一は手を上げる。
「はい、一君」
「オタクで世界が廻っている!」
「一君、それ言いたかっただけでしょ〜。てかオタクとかこの世界ではもう関係ないけどね〜。アハハッ無意味な議論!」
死神は髪の毛を弄り始める。
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