二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ドタバタ逃走中4!サニーパークに封印された悪夢の種
- 日時: 2013/08/20 14:40
- 名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)
高尾「タイトルコールなのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ウィッチ「四回目のドタバタ逃走中は今話題のサニーパークをモチーフにした遊園地で逃走中なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ワン「参加者はサニパキャラが多く、さらには作者さんの参戦とあって豪華なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
マリオ「話題の最新作の世界を体感しながらハンターから逃げ、賞金を手にするのは誰なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
緑間「お前らふざけんなああああああああああ!!!」
ヴィータ「あ、切れた;それではどーぞ;」
ミニッツ「よろしくなのだよー」
ふざけたタイトルコールでごめんなさい(笑)。
新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!ドタバタ逃走中4は中旬から本格的に始めますのでwktkしながらお待ちください!
タグ:逃走中 クロスオーバー アニメ・ゲーム・漫画 スマブラ・リリカルなのは・ぷよぷよ ポップン・黒子のバスケ キャラ崩壊要注意・オリジナル設定あり ゲストあり
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- 16:推理(その13) ( No.362 )
- 日時: 2013/03/21 20:28
- 名前: りゅーと (ID: hmBsuoTZ)
マリン「な、何を言うんですか!?勝手な事を言わないでください!」
トパーズ「パール君、彼女を疑わないで!彼女はほぼみんなと一緒にいたよ!それにネットさんのは密室だし・・・!」
犯人扱いされたマリンは当然怒り、横にいたトパーズも黙ってはいなかった。勝手な言いがかりに反論の声は上がるも、彼の推理は続く。
1カービィ「落ち着いてください。最初の殺人はこれで解決。次はパイラさんの死について説明。ジストさん、パイラさんの死因は?」
ジスト「シチューの毒で・・・」
1カービィ「毒殺?ああ、あれはパイラさん狙いでやったと思われるけど、実は僕達のご飯にも毒が混ぜてあったんだよ。」
トパーズ「僕達の食事に毒が!?でも、僕達は何も・・・」
1カービィ「もちろん、全員は毒を飲んだけどパイラさん以外はちゃんとした方法で毒を解毒した。ただ、パイラさんは解毒剤が飲めなかった。何でだと思う?」
ジスト「まさか・・・そばアレルギーか!」
1カービィ「正解。パイラさんは重度のそばアレルギー。初日の夕飯は何だっけ?そば茶とシチュー。あのシチューには遅効性の毒が盛られており、そば茶にはその毒を中和する解毒剤が入っていた。僕達は解毒剤を口にしたから毒で死ななかった。ところが、そばアレルギーである彼は解毒剤を飲めなかった。」
パイラが食べたシチューを見ればシチューに毒が盛られてたと誰もが思うが、実際は初日の夜に解毒剤を口にする事が出来ずに後から動き出す毒で死んだのだ・・・。相手のそばアレルギーという特徴を見事に使った犯行に全員は納得する。
マリン「パールさん、勝手な事を言わないでください!全部、単なる偶然じゃないんですか!何で私が・・・皆さんも何か言った方が・・・!」
トゥルマ「マリンちゃん、ごめん・・・。私、パール君の話が正しいと思えてきた・・・。」
マリン「!?」
犯人扱いされたマリンは救いの手を求めるも、彼女以外の劇団員は作者の話を信じた。最後の事件の謎は・・・!
1カービィ「ネットさんのは誰が見ても出来ないと思われるけどさ、実は出来ちゃうんだよね。面白いものを見せてあげる!」
指パッチンすると、エリオが何かを持って来た。持っているのは小さな黒オパールであり、それを作者に渡す。パートナーが宝石を持ってくると、「疲れたからヴィータさんに交代!」とヴィータにチェンジしてウィッチにアイコンタクトをする。
1カービィ「これは黒オパールに見えるけどー・・・」
ヴィータ「おりゃー!!」
ガキィン!
クォーツ「黒オパールじゃないだと!?」
ヴィータがハンマーで黒オパールを叩くと、黒オパールは砕けて中から白い宝石が出現した。そう、これは黒オパールじゃなく黒オパールに似せた宝石・・・!
ウィッチ「宝石偽装にはいろいろな方法があり、砂糖液につけて偽装するというのがありますのよ。これはオパールの偽装に使われていますの?」
トゥルマ「そう言えば、私がいつも作るジャムが色あせてたのって・・・!?」
ヴィータ「つまり、そこの女が偽の黒オパールを作ってた事さ。んで、隙を見て本物とすり替えちゃえば、ネットは死ぬさ!」
ネットの殺人は偽の宝石をすり替えての犯行。トゥルマの作ってたジャムは白オパールを偽装させるために成分が白オパールに付着したため薄くなった。これでマリンが犯人である事が誰が見ても分かると言うが、追い詰められた彼女は最後にとんでもない事を言った。
マリン「確かにその推理でしたら私も犯行は可能ですよ?だけど、それらのは誰でも出来るんじゃないですか!女性でも出来るじゃありませんか!?」
何とここに来て、最後のどんでん返しでみんなを味方につけ始めた。確かに推理の一理は合っており、誰でも出来る。だが、その発言は最後の強力な一手によって打ち砕かれた。
1カービィ「100%君がやったって事は立証出来るよ」
とどめとして、1カービィは自信に満ちた笑顔で絵をくしゃくしゃに丸めて相手に思いっきり投げた。突然の事に彼女は左手で受け止めた。
1カービィ「マリンさんは左利きだったんだよ!」
全員の目に映ったのは左手で相手が投げた丸めた紙くずを受け止める真犯人の姿・・・!
1カービィ「さっきさ、聞き込みの時に僕の妖精が小道具にぶつかって倒れてたのを覚えてるでしょ?実はあれはみんなの利き手を調べるためだったんだ。人ってさ、急な動きの時に聞き手が動くんだよね?黒子とウィッチを交代。」
黒子「ネットさんを殺した凶器の剃刀。知ってますか?刃物の大半は右利き用に作られています。左利きのあなたにはさぞ使いづらかったでしょう・・・」
決定的な一言。左利きには癖があり、右利き用に作られた品物を使いこなすのは難しい。ネットの死体を見た時の違和感の正体はこれで解消された。ちなみにマリン以外は右利きであり、仮に他に左利きがいるとなるとアリバイもちゃんとあるのですぐに外される。
この瞬間、勝負は決着をついた・・・
レスキューミッション クリア
- 16:推理(その14) ( No.363 )
- 日時: 2013/03/21 20:32
- 名前: りゅーと (ID: hmBsuoTZ)
マリン「あーあ、ばれちゃったわね。流石は探偵さん。」
トゥルマ「マリンちゃん・・・?」
マリン「そうよ、私があの三人を殺したのよ。私はプリマドンナではないの。」
マリンは事件の真犯人である事を認め、彼女はステージに上がる。白いドレスを身にまとい、優雅に振る舞う女性の姿は誰が見ても美しいが、顔は偽りの表情に満ちている。そして、美しい歌を生み出す口から衝撃の事実が語られる。
マリン「あの人が輝きを失った宝石なら、私は輝きを失った宝石に愛された女、あの人の花嫁よ。」
トパーズ「花嫁・・・!?サフィさんの事・・・!?」
マリン「全てを話すわ。私は幼少期に見た劇団ジュエルドリームの劇を見て舞台俳優になる事を決意したの。学校や劇団でレッスンを受けつつ、休日でも練習すると努力を惜しまなかったわ。その時に当時プリモ・ウォーモであるサフィに出会った。彼やクォーツさん達の指導を受けつつ、私はスキルを身に着けた。いつの日か舞台に出て彼と共演する事を夢を見て、私は彼に恋をした・・・」
二年前・・・
マリン「オーディションで合格した矢先にどうして私がこんな目に・・・!」
二年前のオーディションに合格し念願のプロへの道へ進める矢先、オーディション会場であるラピスの館で火災が発生した。そこにはマリン含めた多くのオーディション合格生がおり、彼女達はその火災に巻き込まれた。建物内部は複雑な構造であり、火の回りは予想以上に早かった。
ドンッ
マリン「ひっ!?」
煙を吸い込みむせるマリンは出口を探す。その道中に黒焦げになった合格生の死体があり、それはすでに息絶えていた。自分もこうなってしまう事に恐怖を覚えた彼女は恐怖に身が震えてしまう・・・。
サフィ「マリン、どこにいるんだ!返事しろ!」
マリン「サフィ・・・?」
サフィ「マリン、大丈夫か・・・?怪我はないか・・・?」
ガラララララ!
マリン「きゃああー!」
サフィ「危ない!」
トパーズ「まさか、二年前の火災の生き残りって・・・!?」
マリン「その私よ。私は助かったんだけど、サフィは私をかばった際に大怪我をして視力が大幅に低下した。俳優生命は断たれたかと思われたが周囲はそんな彼を私や周囲は見捨てなかった。彼は前団長でありサフィの父親であるルビリオさんに私をプリマドンナ候補にしてほしいとお願いした。その時に彼は・・・」
サフィ「わるいが周囲が僕を求めても、僕は大事な人と共に主演しないと出る意味がありません!彼女のためなら僕は死ぬ覚悟は出来ています!僕は未来のプリマドンナと一緒じゃないと舞台に立つ意味がありません!」
マリン「その言葉を聞いた時は私はとても嬉しかった・・・。怪我した彼を偏見の目で見る人もいたがそれでも私は彼を支えると決めた。共演回数が少なかったと言えど、それでも十分嬉しかった。当時の私は結婚も考えるほど彼を愛し、彼も私を愛した。ほんの少しと言えど共に舞台に立てるだけでも嬉しかったわ。あの時が来るまでは・・・!」
ラルド「それってまさか・・・!?」
マリン「そう、サフィが覚醒剤を使用して自殺した事を・・・!当時、フランス留学中の私の耳に入った悲報だった。彼が自殺する前日に手紙が届き、その手紙には島にある隠し金庫の場所と金庫のパスが記されていた。金庫にはサフィが書いた日記があり、日記には信じられない事が書かれていたわ・・・!」
サフィの日記「これを見ている時は僕はいない。これは真実だ。劇団ジュエルドリームのネット、ドット、パイラの三人は二年前のオーディションの時に起きた火災の主犯格だ。あいつらは自分達よりも優秀な若手の才能を妬み、わざと火災を起こした・・・!結果、多くの合格生が火災で亡くなった・・・。幸いにもマリンは助かったが、あいつらは彼女に媚びを売って仕事やお金を貰っていた。何度も忠告はしたが、その忠告さえ無視され、告発される事を恐れた彼らは僕を嵌めた・・・!結果、奴らの悪事を明るみにする前に僕が悪人扱いされた・・・!あいつら、許さない・・・!団長、父さん、母さん、マリン、ラルド、会いたい・・・マリン、好きだよ・・・」
ジスト「あの火災はあの三人が・・・!?」
トゥルマ「嘘でしょ・・・!?」
マリン「あの三人のせいで多くの人や大事な人を殺された・・・!真実を知った時から、私は闇に堕ちた・・・表は光のプリマドンナになり、裏では輝きを失った宝石の光を求めて姿を追いかけた哀れな宝石よ・・・」
- 16:推理(その15) ( No.364 )
- 日時: 2013/03/21 20:33
- 名前: りゅーと (ID: hmBsuoTZ)
涙を流しながら動機を告白し、さらにサフィの自殺の真相を告げた。劇団に隠された闇に全員は言葉を失い、マリンはプリマドンナらしく凛となる。そんな中、1カービィは彼女の気持ちを察し、前に出る。
1カービィ「マリンさん、あなたはそれでいいの?確かに最愛の人を殺した犯人は許せませんが、その最愛の人が愛したサフィさんはもういません・・・こんな事をして彼は喜ぶと思うの・・・?」
マリン「分かっているわ。でも、サフィを殺して私に取り付いて仕事や金を貰ってのうのうと生きる三人が許せなかった・・・!彼らと会う度にその殺意を隠し、自分を演じ続けた・・・。三人を殺すまでは私は必死だった・・・。だけど、何も残らない・・・。」
1カービィ「念のために聞くけど、罪は認めますか・・・?」
目的を果たすも何も残らない彼女は抵抗する意思はなかった。これですべてが終わると思われたが・・・
マリン「警察に自首するわ・・・ザシュ」
全員「!?」
罪を認めた彼女に悪夢の胚が取り付く。悪夢の胚は彼女の胸の奥深くに突き刺さると同時に彼女の姿が変わる。悪夢の胚が刺さる痛みか恋人を失った悲しみが原因でプリマドンナは悲しみと憎悪の歌を歌いながら体から植物を生やす。彼女の体から生える植物はラピスの館中を覆う・・・!
1カービィ「皆さん急いで逃げてください!」
ジスト「パール君、君は・・・!?」
1カービィ「ここは僕達に任せてください!」
劇団員を避難させると、ヴィータ、エリオ、ウィッチ、黒子を全員呼び出し、能力とスキルを解除。そう、ここで最後の一仕事がある。
BGM:masquerade
ヴィータ「よーやく、元の姿に戻れたぜ。妖精姿も十分動けたけど、やっぱり戦う方がいいよ!」
エリオ「戦いはマリンさんだけだけど、準備はいい?」
ウィッチ「もちろんですわ」
黒子「ここをクリアすれば、僕達の役目はここでおしまいです」
1カービィ「頭を使ったら今度は体かよ・・・;でも、うだうだ言っている暇はないよ!マリンさんを助けましょう・・・!」
悲しみと憎悪に捕らわれたプリマドンナは館を覆う巨大なモンスターと化し、歌と植物を武器に感情任せで1カービィのチームを攻撃する。ボスであるマリンは植物と融合した姿になるも姿は美しく、ステージの上で光のない目で歌を歌う・・・。誰が見ても彼女が苦しんでいる事が分かる・・・。
ヴィータ「マリン、目を覚ませ!そんな事してもよくない!!」
エリオ「あなたがそんな事をしても、苦しむのはあなたの方です・・・!」
ウィッチ「サフィはあなたの事を大事に思ってました・・・」
黒子「もう終わりにした方がいいですよ・・・辛いのは分かってます・・・!」
マリンとの戦いは長く続き誰もが傷つく。戦力にバラつきがあるメンバーであるものの、マリンを救いたい気持ちが彼らを動かし、それは大きな力となる。勝負の結果は・・・
バキィン!
ミッションコンプリート!
ウィッチ「やっと倒したわ・・・マリンは・・・!」
悪夢の胚を壊した瞬間、彼女は元の姿に戻る。だが、悪夢の胚を破壊した瞬間、館を覆った植物が枯れて、同時に館が崩壊する。
エリオ「彼女を救わないと・・・!」
黒子「僕達の体が消えてる・・・!」
ヴィータ「こんな時にワープってふざけんな・・・!」
大きく崩壊する館から彼女を救おうとする中、タイミングが悪い事にワープが発動。仲間が一人ずつステージへ戻る中、1カービィはかマリンの元へ行くが間に合わない。気を失って倒れる彼女に落盤が・・・!
1カービィ「マリンさ・・・「大丈夫、彼女を守るから」
作者がワープする中、最後に見たのは彼女を守るかのように出現した青い髪の男。その男は片目を失っていた・・・。
- 16:推理(その16) ( No.365 )
- 日時: 2013/03/21 20:34
- 名前: りゅーと (ID: hmBsuoTZ)
ウルフ「判定は・・・S!ハンターの放出はなし!」
全員「わああああああああああああああああ!!!」
1カービィの結果:Sランク ハンターの放出阻止!
マスハン「みんなお疲れさ・・・あれ?いない・・・?」
あの後、1カービィ達は物語の結末を知ろうとストーリービブリオの方に向かっていた。本はすぐに見つかり、目的の本は魔力を持っておらず、本の世界に引き込まれる事はなかった。だが、本を開くと予想外の人物が出現した。
ラルド「それがあなたの本当の姿ね」
1カービィ「ラルドちゃん!どうして・・・」
ラルド「実はこう見えても魔法ぐらいは使えるのよねー。家族には内緒にしてたけど・・・」
エリオ「ラルドさん、マリンさんは・・・」
ラルド「落ち着きなさい。全部話すね」
自分達が戻った後、ラピスの館は崩壊した。全員が崩壊した館からマリンを探し出すと、奇跡的に彼女は無事だった。その後、マリンは逮捕され、同時にネット達がやった悪事が公(おおやけ)になった。さらにネットは金に物を言わせて他にも悪事に手を染めていた。これで批判されてたサフィも救われるだろう・・・。
1カービィ「マリンさんが無事でよかった・・・(あの人はやっぱり・・・」
ラルド「一時はどうなるかと思ったわ・・・でも、まだ終わりじゃないわ。プリマドンナが不在の中、お姉ちゃんが帰ってくるまで私達で劇団を守らないとね!」
1カービィ「お姉ちゃん・・・?やっぱり君は・・・」
薄々と感づいていた作者の言葉に反応し、少女はペンダントを取り出す。エメラルドがはめられたペンダントのトップ部分を外すと一枚の写真が出て来た。それは若かりし時の前団長とジスト夫妻。団長の横には小さな男の子がおり、夫妻の腕には赤ん坊が・・・
ラルド「そう、サフィはパパとママの息子であり、私のお兄ちゃんなの・・・。ルビリオさんは長い間子供に恵まれず、その時にお兄ちゃんを養子として出した。物心がついた時に私はお兄ちゃんがいた事を知り、同時にお兄ちゃんが自分から舞台俳優になりたいと言い出した。血って不思議よね、離れていても似ているところはあるし、こうやって出会う事も奇跡に等しいわ・・・。」
ヴィータ「複雑だったんだな・・・」
ラルド「複雑?まあ、そんなものは関係ないよ。私もお兄ちゃんも家族全員で共演が出来てよかったし、主役になってマリンさんと一緒に出れた時は本当に凄かった・・・。お兄ちゃんの死は正直信じられなかったけど・・・」
ウィッチ「・・・」
年頃の少女の悩みに一同はひたすら聞く。ぽつりぽつりと語る彼女の目にはうっすらと涙が・・・
ラルド「だけど、相当の葛藤はあったわ・・・私もお兄ちゃんの事が好きだったけど、お兄ちゃんに恋人がいた事と・・・」
涙を流すラルドの言いたい気持ちは分かっていた。自分の初恋の人が血の繋がった兄妹である事・・・。それは彼女を大きく苦しめたかもしれない・・・。
黒子「辛かったんですね・・・」
ラルド「ええ・・・でも、マリンさんの話を聞いた時は気持ちはどうでもよくなった・・・同時に初恋も終わった・・・お兄ちゃんもみんなに愛されてた・・・あの自殺の時、パパとママは何かの間違いだと悲鳴を上げてた・・・」
1カービィ「あの夫婦もずっとサフィの帰りを待ってたんだね・・・二人とも愛されてたんだね・・・だけど、辛い思いをする人はこれでいないよ・・・!」
ラルド「そろそろ物語は終わっちゃうわ。最後にだけど・・・」
ちゅっ
1カービィ「!?」
ラルド「あんたがもうちょっといい男だったらよかったのにね?点数をつければギリギリ合格の70点かな?」
物語が完結した。同時にラルドの魔法はそこで途切れた・・・。最後のページを開くとサフィに抱かれて微笑むマリンのイラストがあった・・・。それを見た瞬間、全員の目からボロボロと涙がこぼれた・・・。
・・・
ラルド「お姉ちゃん、準備はいい?」
マリン「出来てるわよ・・・ラルドちゃん、歌を歌ってね」
ラルド「うん!じゃあ開演だね・・・」
マリン「劇団ジュエルドリームの舞台をご覧あれ!」
「ボス情報」マリン
か弱きプリマドンナの正体はサフィの恋人であり、事件の主犯。美しい容姿と美しい歌声と美しい演技力を持つ才女。
恋人のサフィを殺された彼女はネット達に復讐するも、1カービィに全てを暴かれ最終的には罪を認めるが、本に逃げ込んだ悪夢の胚によってボスになる。攻撃手段は歌と植物だけで単純だが、本人の感情と攻撃範囲と攻撃力がそれを上回っていたので苦戦を強いられる。撃破に成功するが同時に建物が崩壊し、それに伴って五人はワープ。その後はマリンの無事は確認されたが、彼女を守るかのように出現した青い髪の男は何者だったのだろうか・・・?
「補足」
今回の話の推理の元ネタは有名な探偵ものなど。実は昔執筆していたオリジナル小説のを掘り起こし、さらにアレンジを加えました。多少の矛盾があっても目をつぶってくださいね;あたし、こういうのを執筆するの苦手だもん;
ちなみにパールの石言葉は「抵抗力・防御・免疫力・恋愛・芸術的才能」だったので絵の能力を持つ1カビさんに採用
長かった・・・;感想OK!
- Re: ドタバタ逃走中4!サニーパークに封印された悪夢の種 ( No.366 )
- 日時: 2013/03/21 21:07
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: Su8t9C5g)
今回は推理物ですか……。幾人か推理とは関係無さそうな人はいましたが、ダーツですからね。
ピットが喜びそうなネタだな…。
ピット「あぁ出たい!すっごい出たい!このミッションに参加させてくれなかったんだチキショオオオオオオオオオオオ!!!!!(コナンモード化」
ブラピ「黙れコナン厨が」
余計かも知れませんが、修正機能を利用して文字数制限を無視できる裏技があるのをご存じですか(八雲もこれを何回か利用している&ミルキィホームズとのクロス作品ではこれが主流だった)?
このままだとレスがパンパンになりそうなんで;
その頃…。
りゅーとさんの腐女子s「すみません、アイチ君が女装した挿絵のある小説教えて下さい」(鼻血なう)
カムイ&レッカ&リリなのチーム以外の八雲キャラs「ギクゥ!」
カムイ「は?どういう——」
エミ「カムイ君ゴメン!(杖でカムイの後頭部を殴る」
カムイ「ぐべぇ!?」
ミサキ「あんたにゃこの現実は受けきれない(蹴り上げ」
カムイ「ごんばぁッ!?(K.O.」
レッカ「あ〜あの八雲が途中でさじ投げたヴァンガード×ミルキィホームズの作品でしょ?それなら作者の住んでいる世界の本屋にあるかもよ?他の世界の作者が作った作品は本屋に並べられてる事が多いから」
櫂「何火に油を注いでる?」
レッカ「今ならもれなくアイチきゅんの実物も付いてきますwww私にもhsprさせてくれる事を条件としてwww」
腐女子s「行ってきます!」
コーリン「あの……バカぁ……!!」
なのは「早くアイチさんに伝えないと!」
スイコ「『腐女子が来るから今すぐ逃げなさい』と。アイチにメールを送っておいたわ」
ユーノ「……アイチ、生きてるかな……?」
フェイト「大丈夫だよ。——多分」
アルフ「多分って何だ多分って;」
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