二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ドタバタ逃走中4!サニーパークに封印された悪夢の種
日時: 2013/08/20 14:40
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

高尾「タイトルコールなのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ウィッチ「四回目のドタバタ逃走中は今話題のサニーパークをモチーフにした遊園地で逃走中なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ワン「参加者はサニパキャラが多く、さらには作者さんの参戦とあって豪華なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
マリオ「話題の最新作の世界を体感しながらハンターから逃げ、賞金を手にするのは誰なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
緑間「お前らふざけんなああああああああああ!!!」
ヴィータ「あ、切れた;それではどーぞ;」
ミニッツ「よろしくなのだよー」


ふざけたタイトルコールでごめんなさい(笑)。
新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!ドタバタ逃走中4は中旬から本格的に始めますのでwktkしながらお待ちください!





タグ:逃走中 クロスオーバー アニメ・ゲーム・漫画 スマブラ・リリカルなのは・ぷよぷよ ポップン・黒子のバスケ キャラ崩壊要注意・オリジナル設定あり ゲストあり

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Re: ドタバタ逃走中4!サニーパークに封印された悪夢の種 ( No.675 )
日時: 2013/08/08 20:26
名前: 軒杜 (ID: QCG7hJgu)

>りゅーとさん

そうですね・・・なるべく皆さんが読んで、楽しい小説を書いていこうと思います。

Re: ドタバタ逃走中4!サニーパークに封印された悪夢の種 ( No.680 )
日時: 2013/08/16 14:58
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

>軒杜さん
この話題がずっと続くと変な風に広がってしまうから、ストップにしましょうね;

21:恐怖に打ち勝て!2(その1) ( No.682 )
日時: 2013/08/19 20:29
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

非現実的な夢、命を狙う透明人間、精神的に追い詰められる恐怖から脱出が出来るのか・・・!?それと、ポップンカードのトレードも行っています。某ポップン攻略総合サイトにあるポップンカードマイリストでりゅーとの名前を検索。





皆さんに質問です。


あなたは有名ギルドのリーダーであり、新しい人を雇おうと思っています。
誰を雇うかは自由であったり特定の職業の子であったりとさまざまです。


ここに全てのスキルがAと優れた戦士がやって来ました。
剣士・格闘家・騎士・狩人・暗殺者・魔術師・医者・踊り子・呪術師などのいいところをすべて持っています。
これを見たら誰もが注目しますし、あなたは飛びつくでしょう。





しかし、このオールAの戦士よりも特定の職業を極めたランクSの人が来たらどうでしょう?
そうなると誰もがそちらの方を優先してしまいます。
何故かって?それはその分野に対して力を入れて特化していたかと信憑性があるからです。


フリーだろうと何か条件があろうと、結局はその分野が優れている子を選ぶでしょう

あなたが回復役が欲しいのなら、オールAの戦士よりもランクSの医者を選ぶはず。
中途半端な回復よりも確実に効果が大きい回復を望むでしょう。他の職業も同様。





全てが優れていても、結局はその手の専門の人には敵わない・・・





ドラコ「お願いだから追いかけないで!・・・はっ!夢か・・・」
デイジー「あたし、ヤバい夢を見た!空中庭園であたしが・・・」
ダーク「お前らもか・・・!俺も嫌な夢を見た・・・!」
ミニッツ「ミニッツも・・・!夜の学校に一人ぼっちでいて・・・!」


一方、第9試合に行ったデイジー達は悪夢の胚の影響で眠っていた。彼らも疾風の音同様に夢を見ていたが、自力で脱出したため夢から目覚めた。夢は逃走者によって違うが共通する点は悪夢・・・。


ドラコ「運よく逃げ切れたけど、あそこで化け物に捕まったら・・・」
デイジー「あたしなんか暴言を吐く自分との戦いだったわ・・・」
ミニッツ「みんな、怖い夢を見たんだ・・・作者さんが・・・!」
ダーク「作者さん、目を覚ましてくれ・・・!」


悪夢の胚を壊してから突然崩れるように倒れるのを見たので、場の空気は凍りつきざわめく。さらに作者が目を覚まさないので場の空気はさらに重くなる・・・。


コレット「作者、目を覚まして!」
政宗「一体、何があったんだよ!?」
幽香(神様、あの人を助けてあげて・・・!)


レスキューミッションを知らない者にとっては一種のアクシデントにしか見えず、ミッションを知っている者は彼がクリアする事を願い、運営組はただ黙って見守る事しか出来ない。


りゅーと(今回の試合はちょっと厄介なものにしたけど、クリア出来るか心配だわ・・・。特にスマイルがヤバいし・・・)
赤司(大輝もスマイルと似た悩みを持っているからな・・・万が一の時は僕達が駆けつける。大輝、無理はするな・・・!)





BGM:サイレントヒル4 Remodeling


疾風の音「ここってどうやって進むんだ?」
青峰「ここは難易度が高い。相当苦戦するだろう・・・」


3の研究所は鉄と薬の臭い、血の赤と鈍い青の壁が支配する不気味な研究所。自分が歩く鉄橋からホルマリン漬けにされたフォビアや休む事なく稼働する機械、コンベアで運び出される怪しい物体などが目に入る・・・。


疾風の音「・・・」
青峰「・・・作者?」
疾風の音「・・・どうしたの?」
青峰(相当ヤバいな・・・)


会話をする中、桐皇のアタッカーは作者が連続で恐怖を体験したせいで精神的に危うい事に気づく。だが、急がないと・・・!
急いで進む疾風の音は同じ道をずっとを歩いており、一定の場所から奥へは進めない。また仕掛けが動いたのだろう・・・


疾風の音「なあ、ここの道は長いような気がするんだけど・・・」
青峰「そこは研究所最深部へ通じているのだが、無限回廊のせいで進めない。だけど、怪しいんだよな・・・」
疾風の音「仮に出口があるなら行きたい。どうやって行けるんだ?」
青峰「実は俺は一足先にここに来て調べたんだ。んで、研究室で手がかりを見つけた。真実の鍵があれば、どんな邪悪も一瞬にして吹き飛ばす。」
疾風の音「つまり、無限回廊の先へ行ける・・・!」
青峰「正解。それと、この面は俺も行くから研究室で鍵を作るぞ。少し辛抱してくれ・・・」


戦力が増えた事に疾風の音は希望を取り戻し奮起する。ちなみに真実の鍵は錬成で作る物であり、必要なものは六つの薬品。二人で協力し、薬品集めを行う。

21:恐怖に打ち勝て!2(その2) ( No.683 )
日時: 2013/08/19 20:31
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

疾風の音「A液は地下、B液は二階、C液は別館・・・お、A液が近くにある。」


近くの薬品を入手しようと研究所内にある見取り図を見て薬品がある部屋を確認する。現在地から近くにあるA液は地下の錬成室にあり、梯子を降りて進む。地下の道は暗く、長い一本道であり敵はいない。
長い道を進むと禍々しい扉があった。開けると床に魔方陣があり、周囲には山積みになった死体が・・・


疾風の音「・・・」


何度も見る世界や光景で精神的にうんざりしている彼だがどこか麻痺している自分にも恐怖が感じられる。テーブルの上に赤い薬品があり、それを回収。死体だらけの部屋から脱出しようとした時、扉に何かが書かれている事に気づく。


疾風の音「内側にあって気付かなかったな。えっと、「帰り道は絶対に振り向くな」・・・?」


血文字で書かれた忠告に嫌な予感を覚えつつ、来た道を引き返す。あの長い道をもう一度歩く・・・





ヒタヒタ・・・


疾風の音「・・・」


ヒタヒタ・・・


疾風の音「・・・」


ヒタヒタ・・・


疾風の音「この足音・・・本当に耳障りだ・・・!」


来た道を引き返す疾風の音の耳に足音が響く。足音は錬成室を出てからずっと聞こえており、背後に何かの気配がする。背後が気になりどうしても振り向きたいのだが、脳が「絶対に後ろを振り向くな」と激しく警告する。
足音だけじゃない。たまに息遣いが耳元で聞こえ、首に何かが触れる事も・・・


疾風の音(後ろを見たい・・・だけど、見たら・・・!)


耳を塞いでも聞こえる足音に思わず振り向きそうになる。しかし、自分の心が寸前に引き止める。そのおかげで後ろを見なくて済む。しかし、一階へ戻ろうと近づくにつれ足音の大きさや歩数の多さや間隔、さらには息遣いや首にまとわりつく気配がねっとりとして気持ちが悪くなる・・・。



疾風の音(一瞬だけなら・・・でも、その一瞬が地獄だったら・・・!どうすれば・・・!)





チクン・・・





首がもう少しで背後を見るのに達しようとした時、また痛みがあった。その痛みの発生源はポケットの中にあるお守りだ。これをくれたのは・・・!



疾風の音「何、やってんだよ!俺には帰るべき場所があるじゃないか・・・!」



お守りを見た瞬間、疾風の音はステージで待つ仲間を思い出し、それを握りしめて全力で走る。同時に何かも一緒に動き出し、自分の方へ振り向かそうと彼に絡みつく。



疾風の音(みんなに会うまでは絶対に生き残る・・・!)



強く念じた瞬間、自分にまとわりつく何かは消えた。ちょうど地下の梯子についたため、その恐怖からようやく解放される・・・。


疾風の音「危なかった・・・もし振り向いたら俺はどうなってたんだ・・・」
スマイル「無事ですまないと思うよ」
疾風の音「多分な。え・・・?」


梯子を上り終えた後にもっとも遭遇したくない相手の声が聞こえたと同時に左肩に激痛が走る。声にならない痛みに苦しむ作者の目に映ったのは自分の肩に鎌を刺すスマイルの姿が・・・!


スマイル「見つけた。これ以上、僕の手を煩わせないで。ここまで逃げたっぽいけど、あんたの希望を叩き潰す。」
疾風の音「まずい・・・!スターライトブレ・・・」


急いで撃退しようと銃を構えるも相手の方が上手。スマイルは一気に距離を詰めると手にある武器を叩き落とす。右手を前に出し冷静に魔法を発動。


スマイル「ゲヘナサラマンダー、ヴォルタルダンス、コールドワールド、アクアウンディーネ、ガイアマキナノーム、シルフィードストーム」
疾風の音「六属性最上級魔法を無詠唱だと・・・!」
スマイル「・・・ラスネール。秘密は守られた永遠に」


冷たい目で最上位魔法魔法を無詠唱で放ち、締めに致命傷を与える暗殺術を繰り出すと疾風の音は全身から血を流しその場で崩れる。地面に伏っする作者を見下し、彼は心にない言葉を放つ。





スマイル「君の実力でそこまで近づけるなんて甘いにも程はあるよ。この世界は実力がある者だけが存在すればいい・・・弱い者や思い上がっている者は存在する価値もない。なんて様なの?そんな風に地に伏っしている君なんかに生き残る資格はないよ・・・!」





疾風の音「あんたのような奴には負けたくない・・・!絶対にクリアし・・・「黙れ」がっ!」
スマイル「君の臨む希望ってどんなものなの?それはどんなのか教えてくれる?僕の手で簡単に壊れるものなのだったりして・・・」


作者の首を平気で鷲掴みにする。片手に込められた力は大きく、疾風の音の呼吸を徐々に奪っていく・・・


疾風の音「あ・・・が・・・!」
スマイル「首をポキッとやれば人間はあっさりと死ぬもんね。どれくらい力を加減すればいいかな?この恐怖から解放される方法は二つあるよ?やられるかギブアップの二つ。すぐにギブアップすれば、流石に命を奪う行為はしないよ。」


システムの安全上、撃破やギブアップしてもは命には別条はない。だが、ここで負けを認めてしまうと最悪なランクがついてしまい、自分や仲間に迷惑をかけてしまう!何か策を考えようとするも呼吸を奪われてしまい、さらに冷静ささえも奪われてしまう・・・。


スマイル「人間って別の意味で凄いよね。僕は人の進化や文明、精神や思考にも興味があるもん。何もない所からどうしてそう進化するかと興味深いよ。人の生死も一瞬。さあ、そろそろ答えを出したらどう?」
疾風の音「ギ・・・ブ・・・」
スマイル「その判断をすればいいよ。これで終わ「ギブアップするかボケェー!!!」


疾風の音はダメージ覚悟で至近距離で光属性の剣技を発動。剣を地面に突き刺すとそこから白い魔方陣が現れ、そこを中心に爆発が発生。予想外の一撃にスマイルはダメージを受け、壁へと吹き飛ばされる。首から手が離れると武器を回収して急いで逃走。


疾風の音「ここで恐怖に屈したら何の意味があるんだよ!元は敵だった青峰が俺に協力をしてくれた・・・!裏切り覚悟で俺に協力したあいつに失礼すぎる・・・!」

21:恐怖に打ち勝て!2(その3) ( No.684 )
日時: 2013/08/19 20:32
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

疾風の音「ここまでくれば大丈夫・・・」


薬で体力を一気に回復させるとその場に座る。先ほど首を絞められた感触があり、夢であると言えどリアルに再現されているので立てかけてある鏡に映った痕にゾッとする・・・


疾風の音「えっと、ここは別館・・・」


逃げるのに夢中になったせいでいつの間にか別館と本館を結ぶ廊下に来てしまったようだ。たしか、この先にC液があったはず。そう言えば、青峰は大丈夫だろうか。自分から念じれば通じるのか?そう思い、軽く念じてみた。


青峰「呼んだか?」
疾風の音「うん、そっちはどうだ?」
青峰「ああ、俺は二つ集め・・・って、首、どうしたんだ!?」
疾風の音「スマイルに見つかった・・・」


恐れていた事が起きた事に桐皇のアタッカーは青ざめる。自分が見ていないうちにこんな事があったなんて・・・


疾風の音「・・・お願いがあるんだが別館の情報を教えてくれ」
青峰「無理はすんな・・・別館は電気がまったく通っておらず視界が悪い。そこにはアグラオフォティスを使って開ける扉が多くあるから無駄遣いしないように。あと、別館にはドロモフォビアと言う異形がいる。そいつの耐久力は高く、薬草は足止め程度しか効果ない。奴は光感知能力を持ち、小さな光だろうと察知して動くから用心しろ。」


別館には厄介なフォビア一体いると教えられ、相手を回避しながらC液を回収しないといけない。所持品はほぼ底を尽きかけており、覚悟を決めて進む。別館は単純であり一本道の廊下の両脇に九つの被験室、そして奥に解剖室がある。


疾風の音「被験室がAからIとあり、奥の方に解剖室・・・。まずは部屋を調べてみるか。自由に開くのが三つ、鍵がかかってるのが三つ、アグラオフォティスを使うのが三つで、解剖室は・・・ゲッ!?粘液と鍵とパスワードの三重ロックだと!?ざけんな!!」


薬草と鍵とパスが必要な厳重な扉の存在にうんざりしつつも、最初は元々開いている扉を開ける。被験室Aには何もないが、被験室Cの扉を開くと怪しい鉢植えがあった。その鉢植えからは赤い双葉が生えていた。葉はどこかで見た事あるような・・・?


疾風の音「これはアグラオフォティスの苗・・・?もしかしたら薬草を増やせるかも・・・」


貴重な薬草を増やせる事に作者は安堵し、その部屋を後にする。最後に被験室Iに行くと回復薬が一つ。自由に開く扉を調べ終えると、今度はアグラオフォティスのみで開く扉へ。手元が分からないので光で被験室Eの扉を照らして薬草を投げる。部屋へ入ろうとした時、自分の方へ何かが向かって来た。それは目や口が無数にあり手足が多く生えた異形のフォビア・・・!


疾風の音「得体の知れない化け物が出たぁぁぁぁぁ!!!」
ドロモPH「くぁzwsぇdc4rfvtgb」


あれが例のドロモフォビア。聞き取れない声を上げながらフォビアは肥大した体を手足で動かして接近。突然の事に驚くも、疾風の音は急いで部屋に入る。ドンドンと激しく扉を叩く音が響くも、鍵をかけているので中には入っては来れない。
部屋には被験室Bの鍵があり、それを回収するも問題はドロモフォビアがいる事だ。相手は光を感知して動くのでここで自分の属性が仇となる。誘導と言う手はあるが、自分が発した瞬間に攻撃されるので却下。だが、光がないと移動が困難になる。うまく進む方法はないかと部屋をさらに調べるとベッドの奥に袋詰めの発火石があった。


疾風の音「えっと、衝撃を与えると発火・・・。これさえあれば・・・!」


扉の隙間から発火石を投げ飛ばす。石は壁にぶつかると火を灯し、熱を持つ光にドロモフォビアが移動する。離れた隙に急いで被験室Bの方へ向かい、ギリギリに灯した光で鍵穴を確認する。急いで鍵を開けるとそこにあったのは金色に輝く水。これがC液かと思ったが・・・


青峰「それはC液じゃない。それは植物倍速育成薬だったはず。効果は名の通りに植物を一気に成長させる。そう言えば、アグラオフォティスの苗を見つけたと言ってたよな?」
疾風の音「植物倍速育成液・・・!」


青峰からのテレパシーでいい情報を聞いた作者は先ほどの被験室Cへ移動。フォビアは近くにいたものの、隣の部屋なのが救い。育成液を苗にかけると苗が一気に成長し、赤い木の実を多く実らせる。僅かにしかないアグラオフォティスは一気に増えたためフォビアとの戦闘が楽になる。次の部屋へ行こうとした時、大きな打撃音が響いた。何事かと思い、廊下に出るとドロモフォビアが無意識で用済みになった部屋の扉をしつこく殴っていた!


ドロモPH「|=!”#$%&’」
疾風の音「青峰、これってどういう事だ・・・」
青峰「奴は光を認識するって言ったろ?あんたが逃げ回ったせいでお前を光の発生源と認識した。発生源を仕留めるまでは逃げ道を奪い、最終的には光を袋小路に閉じ込める。それがドロモフォビア(袋小路恐怖症)・・・」
疾風の音「・・・」
ドロモPH「mこんじvgycftzせ」
疾風の音(どうやら、奴は相当な知性の持ち主だな・・・!)


次の扉へ移動するとフォビアに見つかる。先ほどの発火石で気を逸らすとアグラオフォティスを投げ飛ばす。ドロモフォビアは声を出すも、薬草が触れた部分が一瞬にして再生した。開錠に手間取っており、再度薬草を投げて部屋へ避難。鍵を閉めていても敵がしつこく扉を叩いてくるのでさらに恐怖が増される・・・。


疾風の音「正直言うと怖い・・・ん、パスワードの紙?」


机の引き出しからあったのは解剖室のパスワードが記された紙があった。「8092」の四桁の数字が書かれている。さらに調べると奥に被験室Dの鍵があった。今いる部屋からは距離があるので開錠する時間を含めると確実に遭遇は間違いない。薬とアグラオフォティスがあるから大丈夫だが・・・


ガチャ


ドロモPH「えszygヴぉkmんじ」
疾風の音「え?」


最悪な事に相手は扉を開けるや否や真横にいた。呆気にとられる疾風の音の腹にドロモフォビアの一撃が入る。単純な攻撃と言えど、パワーは大きく一気に廊下の端までに飛ばされる。


疾風の音「がはっ・・・!」


傷を押さえつつ疾風の音は発火石を地面に散らばせて時間差で発動させる。幸いにも強い明りを優先にするのが救いであり、光の強さを調整さえすればこっちのもの。だが、自分の光を制限しないといけないので余計に開錠に時間がかかる・・・!


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