二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ドタバタ逃走中4!サニーパークに封印された悪夢の種
日時: 2013/08/20 14:40
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

高尾「タイトルコールなのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ウィッチ「四回目のドタバタ逃走中は今話題のサニーパークをモチーフにした遊園地で逃走中なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ワン「参加者はサニパキャラが多く、さらには作者さんの参戦とあって豪華なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
マリオ「話題の最新作の世界を体感しながらハンターから逃げ、賞金を手にするのは誰なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
緑間「お前らふざけんなああああああああああ!!!」
ヴィータ「あ、切れた;それではどーぞ;」
ミニッツ「よろしくなのだよー」


ふざけたタイトルコールでごめんなさい(笑)。
新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!ドタバタ逃走中4は中旬から本格的に始めますのでwktkしながらお待ちください!





タグ:逃走中 クロスオーバー アニメ・ゲーム・漫画 スマブラ・リリカルなのは・ぷよぷよ ポップン・黒子のバスケ キャラ崩壊要注意・オリジナル設定あり ゲストあり

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14:ダゴンフィッシュ戦(その7) ( No.277 )
日時: 2013/03/06 17:00
名前: りゅーと (ID: hmBsuoTZ)

部屋に入るとそこは水場があり、水は言うまでもなくダメージ。奥には扉があるが水場のせいで進めない。すると水場の中央から何かが出現し、ゆっくりと一同の方へ向かっていく。それは冷気をまとった小さな氷であり、触れてもダメージはない。


ゆうやん「何だこれは?あ、溶けた。」
シグナム「これの使い方は何かないのか?うーん・・・」
リンク「また出て来たぞ。中央にある太いパイプから排出されているな。」
ダーク「とりあえず、打ち返してみたらどうだ?」
リンク「打ち返しても何も起きないと思うぞ。ていっ。」


自分の影の言葉を真に受け、時の勇者は軽く剣を振る。結果、マスターソードで弾かれた氷は一直線に水場へ飛んでいく。だが、この何気ない行為が道を切り開く事になる。



ピキピキピキ・・・



ルイージ「凍った・・・!何があったの・・・!?」
リンク「剣で氷を打ち返したら・・・」
ゆうやん「そうか!あの氷は水に触れると氷の足場を作る効果があるんだ!リンク、ダークでかしたぞ!」
ダーク「どーも」
シグナム「これで移動が楽になるな。道を切り開けたのはいいけど、進むのに邪魔な敵がいるな。」
ルイージ「まっかせて!ファイアボール!」


道を見つけると逃走中の実力者と緑の人気者はリンク達の持つ矢の節約のためにファイアボールを投げる。邪魔な敵を倒すと、出る氷を水場に向けて打ち返しては足場を作り、新しい足場に移ってはまた氷を打ち返すと地道な作業をする。道中に離れた足場があり、そこによって宝箱から小さな鍵をついでに入手。無事に移動し終えると扉を開けて次に進む。
次の部屋は先ほどと同じように敵を全滅させて進む。だが、ここの部屋では敵が大量に出て来たため、アイスミストを使用。体力が大幅に減ったものの、最後のホワイトウルフォスを倒すと扉のロックが解除された。


ゆうやん「ソニックブーム!」
ルイージ「ルイージサイクロン!」
リンク「爆弾!」
ダーク「ブーメラン!」
シグナム「飛竜一閃!」
イーノー「グボァァァァァ!!!」


見事な連携で進む一同。マップで確認すると次の部屋が地下二階の最後の部屋。「この部屋に何があるのだろうか?」とそう思いながら扉を開けると、そこは大きな氷の部屋。部屋には厄介な氷の床と中央に一つの氷の塊があった。氷の中にはクランクがあった。そう、二階の跳ね橋のクランクだ・・・!


ゆうやん「これで二階の奥に進めるぞ!やったー!」
シグナム「運よく上に行けたらいいな(そろそろレスキューミッションを発動させるぞ!」


作者が氷の中にあるクランクを取り出そうと氷を砕く中、味方はレスキューミッションのためにイベントスイッチを起動。スイッチを起動させると、何もない所から場に巨大なアイスマンが出現した。


王ドラ「トラップ・・・!?」
メタナイト(桜)「ゆうやんさん達が危ないぞ・・・!」
カービィ(桜)「逃げて!!」


Gアイスマン「ウヴォヴォ——————————!!!」
ゆうやん「敵だと!?まずい・・・!」
Gアイスマン「ブフォ——————————!!!」
五人「わああー!!」


出現した敵のせいで大ダメージを受けてしまった彼ら。その攻撃のせいでリンクとダークとシグナムは武器を落としてしまう!三人は体の半分を凍らされてしまい、身動きが取れなくなる。さらに追い打ちをかけるかのように氷のモンスターが踏みつけ攻撃をして来た・・・!


Gアイスマン「ブンフォォォォォォォォォォォ!!!」
ルイージ「ゆうやんさん、危ない!」


アイスマンが踏みつけ。この踏み付けをしたせいで部屋の床全域にひびが入り、足場は崩れた。真っ逆さまに落ちる一同。下は奈落か・・・?地獄か・・・?それとも・・・!
しかし、そこにあったのは予想外のものだった。目に飛び込んで来たのはパイプが張り巡らされた地下水路。モンスターはそのまま水路に飛び込んで抵抗する間もなく沈んでいった。幸いにもゆうやんとルイージは横の通路に落ちたが、他の三人は水路の水に着水する。体は水に触れていないものの、当然ながら流されてしまう・・・!


オリマー「このままだと流されてしまいます・・・!」
ニア「ゆうやんさん、助けてあげて・・・!」
ワン「これは難易度が高すぎるだろ・・・!」
タイマー「どうなってしまうの・・・!?」
アッシュ(ゆうやんさん、頑張ってください・・・!)


ゆうやん「ルイージありがとう・・・」
ルイージ「とっさの判断だったんだけど無事でよかった・・・。だけど、リンクとダークとシグナムが・・・!」
ゆうやん「三人とも武器を持ってないぞ!どうやって助けに行けば・・・それよりもここは・・・!?」
ルイージ「構造からするとここは氷の闘技場の水位を調整するシステム部分だと思う!」
ゆうやん「本当か!?じゃあ、三人を助けられる方法があるはずだ・・・!俺、探してくる!」


緊急事態であると察した作者は何か使えるものはないかと探す。見つけたのは高速で移動する小さなジェットボート。さらにルイージが回収したリンクとダークのフックショットを装備し・・・!


ゆうやん「こんな間抜けな作戦しか立てられないが、ルイージはボートの操作を頼む!」
ルイージ「分かった!」



『レスキューミッション』流されたリンクとダークリンクとシグナムを救え!



BGM:マリオパーティ3 とばしていこう


美波「絶対に助けなさいよ!助けなかったら呪うからね!(お願い・・・!」
澪「みんなを助けてあげて・・・!」
ミク(ゆ)「・・・(ぎゅっとスカートを握る」
宮地「・・・!」





ゆうやんさんのレスキューミッション発動!

14:ダゴンフィッシュ戦(その7) ( No.278 )
日時: 2013/03/06 17:03
名前: りゅーと (ID: hmBsuoTZ)

ルイージ「スピード全開!」
ゆうやん「おらぁー!」


ジェットボートで進む二人は流氷や障害物、急カーブを回避し進む。急カーブを回避して進むと前方に勇者の影がいた。彼は左手だけは自由に動かせ、助けを必死に求めていた。


ダーク「ゆうやんさん、緑の弟!助けてくれ!」
ゆうやん「分かってる!フックショットを借りるぜ!」
ルイージ「ギリギリまで近づけるよ・・・!」


ルイージがフルスピードでフックショットが届く範囲に到達すると、ゆうやんがダークの左手に目がけてフックショットを発射。相手の左手に突き刺さるも、彼は気にせずにフックショットの鎖を引き寄せる。


ゆうやん「ヒートナックル!さっさと砕けろー!!」


バキィン!


ダーク「すまねぇ・・・!」
ゆうやん「いいって事さ!戻るぞ!ん?ルイージ、どうしたんだ?」
ルイージ「まずい事になった・・・!この先には水質調整用のプロペラがあるみたい・・・!急いで助けないと二人が危ない・・・!」
ゆうやん「それってマジかよ・・・!って、敵が出現した!?」
ダーク「周囲の敵の駆除は俺に任せろ!とおっ!はあっ!やあっ!」


時間制限があると知ると三人の心は焦り、大急ぎで先に進む。だが、前方にアイスキースが襲撃し、流氷の数が増している・・・!最悪な事に多くある流氷の奥にはシグナムの周囲に白い狼二匹が・・・!


シグナム「くっ・・・!」


ルイージ「シグナムが危ない!だけど、氷のせいで進めない・・・!」
ゆうやん「ざけんな・・・!」
ダーク「どうしたら・・・あった!」


敵を倒すダークの目に飛び込んだのは壁や天井に配置されたシンボルだった。これを見た彼はある作戦を考える。


ダーク「ゆうやんさん、あのシンボルを使って先に移動してくれ!」
ゆうやん「どういう事だよ!?」
ダーク「トワプリにあったダブルクローショットの要領で進め!二つあるだろ!?」
ゆうやん「んな無茶な方法でいいのか!?だが、これが一番いいな・・・!」
ルイージ「後で追いつくから先に行って!」


時の勇者がやったアクションを元に進めと助言された彼はシンボルに目がけてフックショットを飛ばす。二つの移動用アイテムを使った瞬間移動は早く、シグナムへ徐々に近づく。だが、シンボルである程度の距離を縮めるも、途中からシンボルがない。シンボルを失った彼は瞬時に氷の足場に移動し、流れる流氷を伝って移動。


ゆうやん「邪魔だ!!俺を甘く見るんじゃねぇー!!」
アイスキース「ぴぎぃ!?」


次々と流氷をジャンプで移動すると再びシンボルが出現。シンボルを見るなりフックショットを飛ばし、同じように移動。そして、ついにシグナムの元に・・・!彼女はほぼ満身創痍の状態で危なく、あとちょっとの攻撃で倒れそうだった。それを見たゆうやんは剣を構え、モンスターの撃破と氷の破壊を一緒に兼ねて大技を放つ!


シグナム「はあっ・・・はあっ・・・」
Wウルフォス「グガアアアー!!」
ゆうやん「トライアングルエッジ!!」
Wウルフォス「キャイン!」
シグナム「ゆうやんさん・・・!」
ゆうやん「遅れて悪かった!ボートに移るぞ!」


お礼を言う前に二人は追いついたジェットボートに移動。残るはリンクのみとなり、彼の姿は見えない・・・。
嫌な予感がする彼らは急いで移動をする。ボートの操作はルイージ、周囲の敵はダークとシグナムに任せ、ゆうやんはフックショットを使って前へ進む。シグナムを救出してから流氷の数と水路の速度は一段と増し、進むのが困難になる。だが、ここでモタモタしているとリンクが危ない・・・!


ゆうやん「リンクどこだ・・・!」
リンク「誰か助けてくれー!」
ゆうやん「リンク・・・!」


ついに最後の仲間を見つけた。リンクは高速回転する巨大なプロペラに巻き込まれまいと壁にしがみついていた。彼は体の大半を凍らされていたため、力があまり出ず支えている手も限界だった・・・!


ゆうやん「リンク待ってろ!ヒートタワー!」


ジュウウ・・・


リンク「ありがと・・・」
ゆうやん「お礼は後回しだ!このままだと俺ら二人はプロペラに巻き込まれてしまう・・・!ルイージ達はまだ来てないのか・・・!待っていても巻き込まれちまうから・・・!」


あと少しのところでリンクを助けた彼はボートに乗ろうと逆走する。だが、水の流れの速度はかなり速く、流氷の数は少なくなっているため時間稼ぎはわずかにしか出来ない。その上、リンクを背負った状態での移動なので動作がワンテンポ遅れる。


ステージにいる全員(ゆうやんさん・・・!)





ゆうやん「ここで諦めるかああああああああああ!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」





追い詰められた時の人間が出す力がとんでもなく大きいのはご存じだろうか?
彼はリンクを助け、誰一人失わずにミッションクリアしたいと思いは強かった。最初は逃走中同盟の実力者であるために大きなプレッシャーを感じていたが、仲間のピンチと信頼できる味方の存在が大きく、ゆうやんに人間としての限界を超えた力を覚醒させた。その時のゆうやんはあまり覚えていなかったが、邪魔する敵や水しぶきのダメージ、長時間の移動で体はダメージを受けていたが全員が揃うまでは安心が出来ず、リンクを背負った状態で敵を倒しながら移動する姿はまさに神業。
必死に流れに逆らう彼はついにプロペラから大きく離れ、遅れてやって来たボートに最後の力を振り絞って乗り移った・・・!



レスキューミッション クリア



ダーク「ありがとう・・・そして・・・ごめん・・・」





ゆうやんさんのレスキューミッションはバイオ4の脱出イベから

14:ダゴンフィッシュ戦(その8) ( No.279 )
日時: 2013/03/06 17:05
名前: りゅーと (ID: hmBsuoTZ)

その後はボートで流れに逆らって移動し、安全な足場を見つける。そこにつくと再び装備を整え、今の状況を確認。全員がほぼ満身創痍状態であるのと、所持品はアイスミストとクランクと小さな鍵。どうやって上に戻ろうかと悩んでいる時に緊急用の魔方陣があった。それは自分が行きたい場所に行ける優れた魔方陣。行き先は言うまでもなく水位調整マシン前。
そこからはみんなが察したとおりに水位を一階まで調整して離れた足場にある回復ポイントで回復。その後は水位を二階まで調整し、クランクを使って跳ね橋で向こう岸へ移動が出来るようになった。奥に進むと敵が出現するもここまで来た彼らにとっては敵ではない。全員倒すとずっと気になっていた扉を鍵で開ける。これで上へ行けるかと思ったが違っていた。


ルイージ「中にあるのは氷の砲台だね。えっと、温冷切り替えスイッチがあるね。向きは噴水の方だね。」
ゆうやん「まさか、噴水の水を凍らせて三階に行くって事か・・・?」
シグナム「噴水は勢いよく上下に噴き出しているから上手く階段状に狙えば・・・!」


氷の砲台を使って噴水の水を狙う。最初は低い位置で狙い、発射させると砲台から勢いよく氷のつぶてが飛ぶ。つぶては噴水の水に当たると当たった場所から瞬時に凍り出す。噴水は全部で四つあり、階段状にしないと移動が困難になる。次も狙うが、位置が高すぎたためスイッチを切り替えて発射。今度は炎の球が飛ぶ。球は凍った噴水の水に当たると再び水に戻る。何度も失敗があったものの、ついに三階へ通じる足場が完成。ついに三階へ・・・!


ゆうやん「これで三階に・・・!絶対にふたを動かす仕掛けがあるはずだ・・・!」


三階に着くと予想通りに巨大なレバーが二つあった。最後の仕掛けである事を信じ、五人は分かれてレバーを押す・・・!



五人「せーの!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・


レバーを動かした瞬間、ふたが横へスライドして動き出した。ふたが動くとそこから太陽の光が入り込み、日光の温かさが身にしみる・・・。外からの自然の光は一階の氷までに届き・・・


ジュウウウウウウウウウウウウ・・・


緑間「ついに溶けた・・・!」
ファルコン「いよいよボス戦に・・・!」


ゆうやん「次で最後だ・・・!準備はいいか!?」
ルイージ「うん!ここはベストを尽くして頑張ろう!」
リンク「万が一に備えてミストもあるし、変な事さえしなかったら勝てる・・・!」
ダーク「最後は今まで通りにやるぞ!」
シグナム「もちろんだ!ヴォルケンリッターとして負けられない!」


ボス部屋の扉を開けるとそこは遊技場の中庭だった。中庭は水上庭園であり、そこは吹雪に包まれた場所。久々の野外であるものの、寒さで体が凍りつく。炎の技を覚えているメンバーだから何ともないが、他がこのダンジョンに当たると地獄を見るのは間違いない・・・。


ゆうやん「悪夢の胚を持つボスはどこにいるんだ・・・?」
シグナム「ん?あそこに誰かがいるぞ・・・」


吹雪の中に人の影があった。最初は見えなかったが、よく目を凝らすとそこにいたのは年半ばの少女だった。少女は何も身に着けておらず、女神が嫉妬する青い髪の毛と透き通るような青い肌が特徴的だった。少女は彼らに気づいていないのか、氷の世界で空中を踊るように飛来している・・・。


ゆうやん「綺麗・・・なあ、お前がここを凍らせたのか・・・?」
少女「・・・」
ゆうやん「どうしてなのか教えてくれる・・・?」
少女「・・・」


飛ぶ姿はまさに人魚。全員がその姿に見とれてしまい、言葉を失ってしまう・・・。だが、悪夢の胚について聞きたいゆうやんは少女に話しかける。だが、相手は作者の言葉を無視し空中を飛来する。


少女「・・・」
ゆうやん「え?ついて来てって・・・?」


少女に導かれるように歩くゆうやん。少女は悲しげな表情をしており、五人を見ていた・・・。
先ほどの通信を思い返すと、もしかしたらこの少女は悪夢の胚で苦しんでいるだろう。そう思いながら、彼は歩む。しかし、ある程度歩いた瞬間、リンクとダークは異変に気付く。


ダーク「ゆうやんさん、目を覚ませ!」
ゆうやん「え?「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」


突然の咆哮。獣の声がすると同時にシグナムが変形させた武器で何かを吹き飛ばしていたのとダークが自分を抱えて移動していたのとリンクがミストを使用しているのが分かった。一瞬の出来事に呆気に捉えるも、奥にいるルイージがインカムで誰かと会話しており、通信をしているのが分かる。


ルイージ「MAHOKOさんありがとう。ゆうやんさん、その姿に惑わされないで!そいつはボスのダゴンフィッシュだ!」
ゆうやん「ダゴンフィッシュ・・・!?」


ふと相手の方に振り向くと、自分がいた場所にいたのはチョウチンアンコウとカエルが合わさった醜い怪物。人さえも飲みこむ大きな口を持ち、口から冷気が常時吐かれている。背中には氷に似た結晶状の皮膚があり、光に照らされて輝く。そして相手の頭部からは先ほど自分が見た少女が繋がっている。もし、二人が気づいていなかったら相手の口の中と笑えない・・・。
あの敵はルイージが言っていたダゴンフィッシュだろう・・・!





ボスの元ネタはDMC4のボス&ロックマンゼクスのぶりっ子ボスから

14:ダゴンフィッシュ戦(その9) ( No.280 )
日時: 2013/03/06 17:07
名前: りゅーと (ID: hmBsuoTZ)

シグナム「どうやら、擬似餌であたし達を食べようとしていたようだ・・・」
ダーク「あんな可愛い姿で餌をおびき寄せ、あの醜い姿でパクッと食べるだろう。」
ルイージ「どうやら最後にこいつを倒せば終わりだよ。みんな、準備はいい?」


万全の状態で戦いに挑むゆうやんのチーム。最初にシグナムがレヴァンテインで一撃を与えると、次にルイージが雷を飛ばして攻撃する。その次にゆうやんが足元を狙って剣を振るう。相手の装甲は硬く、中々ダメージが与えられず、背中の結晶に傷がつく程度。


ダゴン「ガアアアアア!!」
リンク「だったら、内部から攻撃すれば・・・!そーれ!」
ダーク「じゃあ、タイミングよく・・・」


内部からの攻撃もいいと考え、リンクとダークは爆弾を口へ投げ飛ばす。爆弾を食べると内部で爆発したが、それも気にせずに攻撃する。相手は口から吹雪を発生させると一同に攻撃。


シグナム「くっ・・・見えないぞ!」
ルイージ「落ち着いて!さっきみたいに飛んで襲い掛かってくる!」
ダゴン「グガアアアアアー!!」
ルイージ「氷を飛ばしてきた・・・!」


吹雪に紛れて飛んで来る氷を回避すると見失った相手を探す。吹雪に紛れている相手の存在を見つけるのは厄介であり、どこにいるかは分からない。


シグナム(精神統一・・・!落ち着け・・・!)


ザザッ・・・


シグナム「シュランゲバイセン・アングリフ!」
ダゴン「ガッバァ・・・!」


ダゴン「・・・」
ダーク「疑似餌でつられねーよ!回転切り!」
ダゴン「・・・!」
ゆうやん「来た・・・!そこかー!!烈火の乱舞!」
ダゴン「グギャー!!」
ゆうやん「疑似餌で囮になるのも悪くないかも・・・」


ルイージ「ルイージサイクロン!ルイージロケット!」
ダゴン「グルルルル・・・!ガァァ—————!!」
ルイージ「緊急回避!口内にあっつい爆弾でも喰らってな!」
ダゴン「ギャア!」


途中からミストの効果が切れ、通常通りのダメージを受けてしまう。しかし、五人がお互いがカバーするかのように連携がかみ合い、ある者は味方のアイテムをうまく活用させたり、ある者は技の発動時間を稼ぐために囮になったり、ある者は的確な指示をして相手の行動を割り出して味方に指示を出す。
吹雪で手が凍りつき、体力がどんどん減る戦いは続いた。そしてついに・・・





リンク&ダーク「トライフォースラッシュ——————————!!!」
ダゴン「ガアア——————————!!!」





最後にダブルトライフォースラッシュが炸裂すると、ダゴンフィッシュは大きく吹き飛んだ。最後の切り札を喰らった怪物は口から悪夢の胚を吐き出す。目的の物を吐き出されるとダゴンフィッシュは苦しみから解放される。胚が吐き出されると怪物は体から汚れた水を放出し、どんどん小さくなっていく。そして最後に残ったのは白くて美しい魚。そう、ダゴンフィッシュの本来の姿であるマーメイドフィッシュ・・・!


Mフィッシュ「あのような醜い姿から解放してくれてありがとう・・・あなた達には感謝しているわ・・・」
ゆうやん「もう大丈夫だよ。それよりも、ここを元の姿に戻してくれるかな?」


マーメイドフィッシュはゆうやんのチームにお礼を言うと氷の遊技場を本来の姿に戻す。氷は溶け、汚染された水は綺麗になり、モンスターはいなくなり、代わりに綺麗な魚や水の妖精や氷の妖精が出現した。ニコニコとを微笑む美しい魚と作者の背後ではシグナムとルイージが何事も無かったかのように悪夢の胚を粉々に砕いていた。



ミッションコンプリート!




澪「ついにクリアしたわ・・・!」
全員「わああー!!」


ゆうやんのチームがミッションをコンプリートした瞬間、ステージにいた全員が歓声を上げて席から立ち上がった。そこにダゴンフィッシュを倒した五人がワープホールから登場し、彼らを見た瞬間、拍手と歓声がさらに湧き上がる。


ゆうやん「これでいいかな・・・?」
澪「カッコよかったよ・・・!映画のように凄かったよ・・・!」
美波「あんたのような作者がウチらの作者でよかった!うわわーん!」
ミク(ゆ)「胸張って尊敬出来る作者に出会えてよかったです・・・!」
ルイージ「あらら・・・あっちでは大号泣に・・・」
デイジー「ルイージの馬鹿ー!!うわああーん!!」
ワルイージ「ルイージ、姉さんに謝罪しろ;ずっと俺様の服を握ってたぞ・・・」
リンク「まあ、これで一件落着かな?」
ダーク「そうだな」
シグナム「一番の失敗はここで待っているみんなを心配させた事かな・・・?」
フェイト「じゃあ、みんなに謝ろうね」


無茶したせいで仲間に怒られたゆうやん達。今回の行動で危ない場面があった五人は胸の鼓動を抑えながら、結果を待つ・・・。


アッシュ「発表するっス!クリアタイムは20:27!味方との連携はS!ファインプレーはS!ダメージはB!行動力はS!結果・・・」





アッシュ「判定は・・・S!ハンターの放出はなし!」
五人「やったー!!」
全員「わああああああああああああああああ!!!」



ゆうやんチームの結果:Sランク ハンターの放出阻止!



ダーク「みんなよくやったぜ・・・二度とあんな思いするのはごめんだ・・・」
ルイージ「ゆうやんさん、これが戦闘系ミッションだよ・・・感想は・・・?」
ゆうやん「身体がすっごい痛むぜ・・・;あと、貴重な経験が出来てよかった!いい思い出にもなったな!」
リンク「気に入ってくれてありがとうな・・・その言葉を作者に伝えると喜ぶぞ?」
シグナム「カートリッジを使いすぎたな・・・次に備えなければ・・・」





逃走中同盟実力者の実力を見せたゆうやん。この調子でハンターの放出は阻止出来るのだろうか・・・!?





最後にボス情報

14:ダゴンフィッシュ戦(その10) ( No.281 )
日時: 2013/03/06 17:09
名前: りゅーと (ID: hmBsuoTZ)

「ボス情報」ダゴンフィッシュ
元々は遊技場のマスコットであるマーメイドフィッシュ。本来の姿は幻の魚で見た者を魅了する美しさを持つ。
最初に見た時は可愛らしい美少女だが、その正体はチョウチンアンコウとカエルが合わさった醜い生物。少女に似せた擬似餌(アンコウにあるプラプラさせてるあれ&「ぎじえ」と読む)でターゲットを招き、捕食しようとする。両生類であり、水中や陸でも戦える。主に雪と氷を用いた技を使って戦う。弱点は口の中だが、ダゴンフィッシュの防御力と体力が高いので持久戦は必須。





ゆうやんさんのストーリーはボス戦はさっくりしているが、謎解きとアクション重視で執筆。特にレスキューミッションの時は爽快なBGMを探しつつ書いたのはいい思いで。
あ、感想はOKですぜー!


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