二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ドタバタ逃走中4!サニーパークに封印された悪夢の種
日時: 2013/08/20 14:40
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

高尾「タイトルコールなのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ウィッチ「四回目のドタバタ逃走中は今話題のサニーパークをモチーフにした遊園地で逃走中なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ワン「参加者はサニパキャラが多く、さらには作者さんの参戦とあって豪華なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
マリオ「話題の最新作の世界を体感しながらハンターから逃げ、賞金を手にするのは誰なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
緑間「お前らふざけんなああああああああああ!!!」
ヴィータ「あ、切れた;それではどーぞ;」
ミニッツ「よろしくなのだよー」


ふざけたタイトルコールでごめんなさい(笑)。
新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!ドタバタ逃走中4は中旬から本格的に始めますのでwktkしながらお待ちください!





タグ:逃走中 クロスオーバー アニメ・ゲーム・漫画 スマブラ・リリカルなのは・ぷよぷよ ポップン・黒子のバスケ キャラ崩壊要注意・オリジナル設定あり ゲストあり

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21:恐怖に打ち勝て!2(その4) ( No.685 )
日時: 2013/08/19 20:33
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

ドロモPH「あsdfghjkl;:」
疾風の音「こっちにくんな!早く鍵開いてくれ・・・!」
ドロモPH「zxcvbんm、。・¥」
疾風の音「よし!開いた!つか、しつこい!」


残りの被験室の鍵を見つけると何度も移動をさせられたりとあった。フォビアの接近に備えて発火石やアグラオフォティスを投げ飛ばしての回避もしたりする。だが、相手は見た目とは裏腹にステートが高いので移動や開錠中に殴られてしまう事もあり、最悪な場合は避難場所から遠ざけられた事も・・・。だが、彼は諦めずに開錠をしては鍵を回収しては残りの部屋を開ける。
逃げ道が減る中、最後の解剖室の鍵を入手した。あらかじめアグラオフォティスを遠くから投げていたので無駄な作業は省いた。だが、肝心の開錠とパスワードは厄介だった。


疾風の音「パスワードを打ち込んで・・・!8092・・・どうだ!ドアが開かないんだけど!?」
ドロモPH「ギh+&”=<#〒g」
疾風の音「いぎゃああああー!!接近して来たぁぁぁぁぁー!!ヤバい!ヤバい!」
ドロモPH「ぽいうytれwqあs」
疾風の音「まさか・・・逆か!?2608・・・開いた!」


パスワードを逆にしていたせいでこれまでにない恐怖を味わった。ギリギリで急いで中に入り、鍵を閉める・・・!
呼吸を整えてから体力を回復させると、解剖室を調べる。最後の部屋の机の上についに念願のC液があった。もう別館には用事はない。あとはここから脱出して最後のB液を回収するのみ。
いつも通りにドロモフォビアから逃げての移動であるが、出口が遠いので遭遇率は高い。他の部屋も潰されているのでここを出たら急いで行動をしないといけない。手持ちの発火石はわずかにしかない。


ドロモPH「^@;。8うhjb4えsz」
疾風の音「ドロモフォビアは・・・離れた!」
ドロモPH「3えdc6yhん9お;・」
疾風の音「やっぱり来やがった!発火石で・・・!」


残りの発火石を時間差で投げ飛ばす。だが、投げた場所が悪く、石がほぼ一か所に集まってしまう。そのせいで一瞬だけしか隙は作り出せず、石を攻撃し終えると次は疾風の音の方へ向かう。


疾風の音「アグラオフォティスで・・・!」
ドロモPH「¥・:@。;p、ぉ”#$%&’」
疾風の音「ここを曲がれば本館に・・・なっ!?」


本館に辿り着けそうになった時、別館の出口に何者かがいた。逆光で顔は見えないが、声は何度も聞いた事ある。スマイルだ。作者の命を狙う青き透明人間は右手の人差し指に炎を灯し、暗い別館に入ろうとしていた。


スマイル「あ、見つけた」


思わぬ一撃を喰らわされた彼は満身創痍であり、体中は傷だらけだった。骨にもダメージがあり、出血が酷かったがそれでもお構いなし。相手を見るなり「あ、いたの」とあっけない反応をする彼の手の炎は明るく、光を察知するドロモフォビアは黙っていない。


疾風の音「スマイル、その炎を消せ!化け物が・・・!」
ドロモPH「cびwlskwj;あvk」


作者の忠告は遅く、ドロモフォビアの一撃を貰う。骨が折れる音が聞こえ、口から鮮血を吐く透明人間は派手に吹き飛ぶ。敵でありながらも放っておけずに来た道を一旦引き返す。


疾風の音「スマイル、大丈夫か!あんた、何をやってんだよ!」
スマイル「作者を見つけたのに邪魔すんなよヘドロが・・・!」
疾風の音「スマイル・・・?」


自身の怪我よりも目的を邪魔した敵にスマイルは切れる。疾風の音の心配を余所に鎌を持って高速で走る。素早く動く相手にフォビアは手足で何度も殴るが、青き透明人間はダメージを気にせずに襲い掛かる手足に対しては鎌を振り回して破壊する。手足を破壊されたフォビアは再度体から新たな手足を出して殴るも同じように斬られてしまう。相手のしぶとさにあのフォビアさえも怯んでしまう・・・。
間合いを詰めると冷たい瞳で相手を見下し—————





スマイル「てめぇのような殴るだけの奴が僕を倒せると思ってんじゃねぇよ。あんたの攻撃力や速さよりも勝るものがあるんだよ。何かって?それは・・・僕の嫉妬する心だよ!!嫉妬はどんなものでも超えるんだよ!!相手に対しての恨みや妬みや嫌悪感が長かったり、憎悪の量が大きかったり、執念深さがすべて換算されるんだよ・・・!こんくらいの怪我は僕が味わった苦痛や心の悩みに比べれば平気なんだよ!!!あーっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!」





魔法で攻撃されようが剣で斬られようが首を絞められようが腹を殴られようが骨を折られようが口から血を吐こうがそれすらも気にせずにドロモフォビアにザクザクと鎌で何度も斬りつける。満身創痍の体で狂い笑いながら鎌を振り回す透明人間に恐怖しかない・・・。


疾風の音「スマイル、やめろ!あんた、体が傷ついてるじゃないか!」
スマイル「シックルブレイク、アンダーカッター、消滅の福音、エンドロールエクスタシー、エンヴィーリターン・・・」
疾風の音「やめろ!体の傷がさらに酷くなる!」
スマイル「は?体の傷が酷くなるって?作者さん、そんなものなんか心配しなくてもいいよ?だってー・・・」





スマイル「痛みなんか消せばいいし、壊れてもまた治しちゃえばいいもん」
疾風の音「・・・!?」





その一言と共にドロモフォビアの断末魔が響き、同時にスマイルが持つ一部の能力が分かった。
痛覚遮断能力。それは体の痛みを遮断する能力。長期間の戦闘や強敵との戦いに用いられており、無謀な戦いや作戦の実行にも向いている。しかし、副作用や代償は大きく、あまりお勧めは出来ない。肉体の酷使は場合によっては生命の危機を及ぼす場合もあるのだ・・・。

21:恐怖に打ち勝て!2(その5) ( No.686 )
日時: 2013/08/19 20:35
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

スマイル「やっと死んだ・・・これで作者さんをじっくりと刈り取れるね」
疾風の音「痛覚遮断スキルで体を動かしてたのかよ・・・!」
スマイル「あ、気づいたんだ。これ、執念深い僕に似合う能力でしょ?この能力のおかげで嫌いな奴を仕留める時や無理な作戦でも通用するから便利だよね。しかもさ、このような瞬時反応能力を持つ敵にも通用するもん。凄いでしょ?」
疾風の音「あんたはそれでいいのかよ・・・!」
スマイル「何が?だってさ、強敵との戦いでも痛みで作業が中断される事なんてないよ。火事場の馬鹿力って凄いんだよ!追い詰められた人間が本気さえ出せば、それが何倍にもなるんだ。さらに私情が絡めば・・・!」


そう言うなり、瞬時に作者の首に鎌を突き立てる。刃は触れる程度であり、触れた部分から血が線となって流れる。濁りのない目と殺意がこもった目と一瞬だけ合う。同時にこの事態を見ていた青峰が急いで警告をする。


青峰「作者!何、ぼさっとしてるんだよ!」
疾風の音「・・・はっ!ルミエール・ド・ティンクル!」
スマイル「がっ!」


正気に戻った疾風の音は星屑を模したショットを放つ。近距離での攻撃を喰らわされた透明人間は思わぬ不意打ちにのけ反って倒れる。だが、威力は低めであり、少ししたら復活が出来る程度だ。


青峰「作者、今の威力だとあいつが目をすぐに覚ますぞ!何で弱めに・・・!」
疾風の音「え!?俺、そんな風になってたのかよ!?」


威力を弱めていたのは何故か分からなかった。だが、一つだけ分かったのは一瞬だけ目が合った時。あの時に・・・





疾風の音(どうしてかあいつの目に悲しみの感情が満ちていた・・・)





このあとも透明化で気配を消した相手に再び遭遇。相手の不意打ちや研究所の仕掛けによってB液集めは困難を極めたが、冷静に対処や怪しい場所を調べて先手を打ったりしたため、薬の回収に成功。だが、スマイルと対峙する度に何度か目を見たが、赤い右目には殺意と悲しみが複雑に混ざり合い、負の感情に染まっていた・・・。
相手の事が気になるも、まずは青峰との合流が先。待ち合わせの研究室に行くと相手がいない事を確認し、部屋に入るとすぐさまに鍵をかける。中には準備をしている青峰がいた。


疾風の音「遅れてすまない!」
青峰「酷い怪我だな・・・まずは回復だ」


魔方陣で回復をすると真実の鍵を作ろうと取り掛かる。鍵の作り方はいたって簡単であり、研究室にある錬成装置に薬品をスロットにセットするのみ。スロットは全部で10あり、素材や入れた場所、量によって錬成される仕組みだ。本を見ると真実の鍵の作り方が細かく記載されており、少しでも間違えたら失敗作になってしまう。


青峰「調合はこの装置に入れて作るらしい」
疾風の音「この装置にか?えっと、セフィロトの樹を模しているっぽいな・・・」
青峰「最初にX液を作るぞ。えっと、1のスロットにA液、2のスロットにD液・・・」
疾風の音「3のスロットにC液をセット。んで、スイッチを押す!」


本の通りに薬品をスロットにセットし、スイッチを入れると機械音が鳴り響く。スロット内の薬が分解され、それが別のに錬成される。錬成が終わるとスチーム口から蒸気を発し、一番下にある受け取り口に何かがゴトッと落ちる。鍵の材料の一つであるX液だ。この調子で手順を進める。


疾風の音「次のY液の作り方は・・・」
青峰「均等にかつ1Lで・・・」


疾風の音「よし!出来上がり!」
青峰「次のも作るぞ!」


疾風の音「ぎゃー!焦げたー!!」
青峰「スロットをミスしたんだ・・・!」


難易度の高い錬成に悩むも必要な薬品が少しずつ作られる。中にはこんなのも・・・


青峰「これがY液か?」
疾風の音「いや、違う。どうやら、別の薬品を錬成したようだな。」
青峰「英語で何て書いてるんだ・・・?」
疾風の音「腐食液っぽい」


どうやら、場合によっては別の効果がある薬が出来るらしい。頭が悪い青峰による偶然の産物だ。うまく行けば回復薬も作れるだろう。ちなみに彼が作ったのは金属を腐らせる腐食液。青緑色の液体を受け取り皿から回収すると再度作り直す。
何度も錬成し、新しい薬品を作り出しては次の手順に。気が遠くなるような作業の末・・・



パアア・・・



受け取り皿には銀の鍵があり、手に取ると魔力が伝わってくる。そう、これが真実の鍵だ。これであの無限回廊を進める。このまま先に行く事も可能だが、材料はまだあるので別の薬も作り出す。残ったので作られたのが回復薬と腐食液と植物倍速育成液が多く出来た。最後のは部屋にある苗に使い、手持ちの薬草を増やす。


疾風の音「これなら大丈夫だ!」
青峰「ああ」


準備万端の二人は先ほどの無限回廊へ向かう。来た道を引き返し、鉄橋を渡る。あの時は下の方を見ていなかったが、鉄橋の下を見ると深い闇があり落ちると即死は免れない・・・。


疾風の音「即死もあったよな・・・」
青峰「ああ、あれはマジでトラウマ・・・。ぎゃあああああー!!!」


鉄橋を歩いている時、桐皇のアタッカーは首に水滴が落ちた事に驚き、手に持っていた薬を投げ飛ばしてしまう。鉄橋に至る所に投げられた試験官は割れ、そこから貴重な液が零れ落ち、鉄橋の隙間を伝って闇へと落ちていく・・・。


疾風の音「お前何やってんだよ!貴重な薬品を粗末にしやがって!」
青峰「ご、ごめん!もったいない事をしちまった・・・」


些細なミスで貴重な回復元を粗末にした事に作者は怒りを覚えるが、過ぎた事を気にする事よりも二人は先へ進む・・・

21:恐怖に打ち勝て!2(その6) ( No.691 )
日時: 2013/08/19 21:01
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

疾風の音「鍵が熱い・・・」
青峰「効果が発揮されたな・・・」


先ほどの無限回廊を歩くと真実の鍵が熱くなっていた。鍵の魔力が無限回廊の魔力を弾き飛ばし、正しい道を照らしているだろう。この先が希望の扉であればいいんだが、その期待はすぐに消える。


疾風の音「ここが最深部か・・・周囲にでっかい電球が多くあらぁ・・・」
青峰「漫画やゲームでよく見る照射実験っぽいな・・・」
疾風の音「これってさ、禁断の生物兵器が眠る部屋じゃ・・・」


最深部に辿り着くとそこは明るかった。急な光に目が眩むも、徐々に光に慣れる。まず、目に着いたのは部屋の壁に八つの電球があり、それの光は室内に厳重に管理されている生物兵器の動きを封じる役目がある。電球の光が照らすのは室内と部屋の中央にある巨大な培養カプセル。
中には体が闇色の美女型フォビア。敵は彼らが来たのを見るなり、魔力で威嚇をすると電球の電源が落ちる。部屋が闇に支配されると同時に自分を閉じ込めるカプセルを粉々に砕く・・・!


疾風の音「また敵!?」
青峰「奴はデモノフォビアだ!あいつは闇に紛れて攻撃を無効化する!」
デモノフォビア「・・・」


無言で冷たい眼差しを放つデモノフォビアは攻撃を開始する。半透明になった彼女は闇の魔弾を連続で飛ばし、二人に集中攻撃をする。事前に武器を持って戦う二人はダメージを与える方法に取り掛かる。攻略は簡単だ。部屋にある電球に光を灯し、実体化させればいいのだ。多少はチャージが必要なので狙われるのは当たり前だが、ダメージ覚悟で挑む。


疾風の音「チャージライト!全部灯さないといけないのか・・・!」
青峰「ああ、面倒かもしれないがこれが一番いい攻略方法だ」


体内の気を錬成し、手からオーラを放つ青峰は遠くにある電球に光を灯す。広範囲や連続で飛んで来る攻撃に対し、自慢の身のこなしで避けて行く。疾風の音も同じように光属性攻撃で電球を攻撃する。五つほど灯った時、デモノフォビアは手を前にかざして息を吹きかける。彼女の吐息は白く、作者は喰らってしまう。


疾風の音「げほっ・・・げほっ・・・」
デモノフォビア「・・・」
疾風の音「今のは何だ・・・?毒や麻痺はないし・・・」


吐息を喰らった作者には毒や麻痺などはなかった。ただの目晦ましかと思われたその時、疾風の音の手が勝手に動く。右手にあるのは剣であり、光り輝く剣先の先には持ち主の足・・・!


疾風の音「あれ・・・?体が勝手に・・・!ちょっと待て!まさか・・・!やめてくれ!お願いだから!いだい!いだい!あ゛ああ—————!!!」


吐息に含まれる効果は最悪なもの。そう、自害効果・・・!あの吐息を喰らってしまうと体の自由が奪われてしまい、自らの手で命を終わらせる・・・。足や腹を何度も刺した後、次は心臓の方へ・・・!


デモノフォビア「・・・」
疾風の音「嫌だ・・・!自害なんか・・・「作者、口を開けろ!!」
デモノフォビア「!」


心臓に刺さる寸前、桐皇のアタッカーが作者の口にアグラオフォティスを捩じりこむ。苦い薬草に苦しむが、同時に体の自由を取り戻す。仲間の手で吐息の魔力が解除されたせいでフォビアの表情は怒りに満ちる。


疾風の音「青峰ありがとう・・・薬草には解毒効果があるのか・・・」
青峰「ああ、アグラオフォティスは魔を祓うから、体内のを追い出すにはこれがいいと思ったから・・・奴の催眠魔法に気をつけろ・・・!」


自由を取り戻すと瞬時に電球に灯りを灯す。催眠魔法に気をつけつつ、電球に灯りを灯していく。すべての電球に灯りがつくとデモノフォビアが実体化する!


青峰「チャンスだ!叩き込め!!」
疾風の音「OK!ミルキースター!ライトインディグネイション!ルクスパートダンス!」
デモノフォビア「!!」
青峰「動くんじゃねぇ!」
デモノフォビア「!?」


攻撃を叩きこむ二人はわずかなチャンスを無駄にしないように攻撃をする。相手の弱点である光属性を使うも、体力の高さと今までのフォビアとは違うので中々倒れない。再び電球を消されるも、再度同じように電球に灯りをつける。しかし、闇属性魔法のダメージと催眠魔法が強力であるので薬と薬草がどんどん減っていく・・・。


デモノフォビア「・・・」
青峰「手が勝手に・・・首が・・・」
疾風の音「青峰!食べろ!」
青峰「サンキュー!せーの!!どりゃー!!」
疾風の音「ライトニングブレード!」


二つの光の剣で急所に当てるとデモノフォビアは苦しい顔をする。相手が本気である事に彼女は怒り、両腕を翼に変えて闇の衝撃波を放つ!新たに追加された技により、電球は壊されてしまい、部屋は闇に包まれてしまう。完全にフォビアの独壇場になった事で疾風の音と青峰はピンチになってしまう。





ようやく反映された・・・;

21:恐怖に打ち勝て!2(その7) ( No.692 )
日時: 2013/08/19 21:02
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

青峰「電球がないせいで実体化がしない・・・!俺らの光魔法じゃ無理があるぞ!どうやったら・・・!」
疾風の音「諦めるな!!」


作者は一か八かの作戦を思いつき、青峰に鍵を投げる!それは手に持つ真実の鍵に光の魔力を込めて力を放散させて光でデモノフォビアの魔を祓うというもの。この方法は即席で魔を祓う力があれば出来るが、実体化する時間が少なくなり、チャージを邪魔されるとやり直しになってしまう。


疾風の音「俺が囮になるから、チャージを頼む!」
青峰「OK!」


青峰が部屋の中央で鍵に魔力を込めている間、疾風の音はデモノフォビアと対峙。闇の衝撃波や闇の魔弾や催眠魔法に耐える。その間に鍵に魔力は蓄積されるが、敵はそれを見逃さない。


デモノフォビア「・・・!」
青峰「剣を作り出しただと!?やばい・・・!」
デモノフォビア「・・・」


青峰を囲むかのように三本の剣が出現。フォビアは右翼を前に出して剣を飛ばす。ここで攻撃を喰らってしまうとチャージのやり直しになってしまう・・・!


疾風の音「させるかー!!ルクスフォトン!!」


ガキィン!ガキィン!ガキィン!


作者が瞬時に銃をかざして一斉に射撃。銃ですべての剣を打ち落として桐皇のアタッカーを守る。チームプレイが必要である戦いに両者は悩まされるも、青峰は真実の鍵に魔力を込め、疾風の音は青峰を守りながらフォビアの猛攻に耐える。
そして、ついに鍵に魔力がチャージされる。鍵を中心に魔力が一気に解放されて少しの間だけ部屋が照らされる・・・!


パァッ・・・


デモノフォビア「—————!!」
青峰「チャンスだ!今のうちに叩き込め!!」
疾風の音「光の花火!」
青峰「・・・そこだ!」
デモノフォビア「!!!!!」


三つの光とその二つの光の猛攻に闇のフォビアは一気に弱り動きが鈍くなる。そして、とどめになる一撃を与えた瞬間、デモノフォビアは声を上げて最後の抵抗に・・・!


青峰「最終段階に入ったか・・・!」


体が徐々に滅ぶフォビアは最後の抵抗として発狂状態となって一斉に攻撃。再度、闇に包まれる部屋は最後の漆黒であり、ここを凌げば自分達の勝ちである・・・!





・・・


疾風の音「死ぬかと思ったぞ・・・」
青峰「生きた感じがしない・・・」


あの激闘の末、勝利をもぎ取ったのは二人の方だった。最後の発狂も相当来たらしく、彼らは満身創痍だった・・・。強敵は部屋の隅で肉塊となって崩れており、上半身だけがその場にあった。
攻略の糸口となった鍵は壊れ、手持ちの薬と薬草はあまり残っていない。だが、先へ進めるのは事実・・・。


疾風の音「この先に出口があるんだろうか・・・?」
青峰「ああ、この先から何か力が感じられる・・・」


デモノフォビアを倒してから先へ進むと、大きな一枚の扉があった。それは紛れもなく・・・!

21:恐怖に打ち勝て!2(その8) ( No.693 )
日時: 2013/08/19 21:03
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

疾風の音「ここは・・・」


気が付くと、疾風の音は夢見の館にいた。あの扉は紛れもなく、本物の希望の扉だった。そのおかげで自分は夢から覚めて現実に戻って来れた・・・!


疾風の音「ようやく帰って来れた・・・悪夢から脱出出来たんだ・・・」


悪夢から脱出が出来た事に喜ぶ作者。そこに・・・


幽香「・・・」
疾風の音「幽香!」
幽香「作者、お帰りなさい・・・」


夢見の館に幽香が直接やって来た。彼女は涙を流しており、無事に帰って来た作者の元へ走ってくる。


幽香「本当に心配したのよ・・・!いきなり倒れちゃったから・・・!でも、もう大丈夫よ!あとはゆっくりと休んで・・・そして、永遠の眠りにつきやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇー!!」


優しい顔をした花を愛する女性の顔が突如、おぞましい顔になって疾風の音に襲い掛かって来た!彼女は疾風の音に向けて傘を構え、そこから圧縮した魔力のビームを放つ!


幽香「私が幻想郷でも強い存在に当たるのよ?お分かり?世の中は所詮は弱肉強食。強い者は花のように輝き、弱い者は花(強い者)の肥やし(踏み台)になるの。敵は容赦なく徹底的に叩き潰す!例え、作者でも!」
疾風の音「確かに幽香姉さんはぶっちゃけ言うと怖い。つかさ、そんな嘘で俺を騙そうと考えるなアホが。」


しかし、彼は冷静になって剣を構える。右手に持つ剣に魔力を込めると前に踏み込んで目の前に迫ってくるビームを二つに切り裂く。その勢いでビームの発生源である幽香の元へ・・・!



ザシュ





幽香「どうして私が偽物と分かったの・・・!」
疾風の音「幽香姉さんと何度も交えて勝利や敗北を知った俺に突っかかったのが運のツキだ。出直しな!」





その言葉と一振りと共に偽物の幽香は真っ二つになった。幽香がいた場所には二つに斬られた向日葵の花に模したフォビアがいた・・・


疾風の音「また夢を見せられてたのか・・・気が悪くなる悪夢だな・・・だけど、このお守りは本物だ・・・」


彼の手にはずっと自分を守ってきたお守りがあった・・・





シューン・・・


青峰「作者!大丈夫か!?」
疾風の音「平気だ・・・まさか、スマイルに突き落とされるとは思わなかった・・・」





実はデモノフォビアを倒した後に・・・


青峰「ここを飛び込むのか・・・」


あの後に先へ進むと、大きな穴があった。それは漆黒かつ光や底がない・・・。だが、今まで来た道を引き返しても無駄なので進むべきだろう・・・。


疾風の音「本当に出口があるのか・・・?」
スマイル「じゃあ、飛び込めばいいじゃん」
二人「え?」





ドンッ





その後に二人はスマイルの手で突き飛ばされてしまい、深い穴へ落された・・・。目を覚ますとデモノフォビアと戦った部屋におり、部屋の出入り口には鎌を持ったスマイルがいた・・・!


スマイル「やっぱり青峰君が協力してたんだ・・・僕の目を欺けると思わないで」
青峰「スマイル、てめぇ!いい加減にしろよ!あんたは何をやってるのか分かっ・・・」


青峰が突っかかったと同時に彼の首に包帯が巻きつく。首に柔らかい布が巻き付いた事を知った時には自分は壁に叩きつけられていた。乱暴に壁に叩きつけられたと同時に彼は気を失い、その場で座り込んだ・・・。


青峰「がはっ・・・!」
疾風の音「青峰!」
スマイル「君を助ける人間はもういない。諦めて死んでくれる?」
疾風の音「あんたとはもうこりごりだ。俺も限界だ。だったら、ここで決着を・・・!」
スマイル「それは僕のセリフだよ・・・!」


スマイルとの戦いはこれが最後。二人はわずかに残った力と魔力をフルに活用し戦う・・・!


スマイル「ヒートインフェルノ!アクアドリーム!ウインドストーム!ガイアダイヤ!」
疾風の音「光の宝剣!シルクホワイトロード!」


キィン!ガキィン!


スマイル「死神の微笑み!冷酷の優しさ!」
疾風の音「ライトガン!ダブルシュート!ドロップライト!ホープドリーム!」


ピキィン!ボウッ!


両者はほぼ満身創痍であり、わずかな隙を見せたら命は持って行かれてしまう。戦う度に二人の体に傷が増えて行く。青き透明人間は痛覚遮断能力があるので何とも思わないが、疾風の音は逆にそんな彼に対しては戦いたくなかった。


疾風の音(これ以上したら、スマイルが壊れてしまう・・・!奴を倒さずに退ける方法は・・・!どうしたら・・・!)


何か無いかと考える彼は色々と策を練る。何か研究所で利用が可能なものは・・・!


疾風の音(研究室に仕掛けは・・・間に合わない!廊下での襲撃は・・・相手の能力を考えるとこっちが不利だ!暗い場所も論外・・・!)


いくつか考えるも、全部の策は自分や相手の能力や性質が原因で即座に消える。万事休すかと思われたその時・・・



疾風の音「お前何やってんだよ!貴重な薬品を粗末にしやがって!」
青峰「ご、ごめん!もったいない事をしちまった・・・」



疾風の音「一つだけあった・・・!逆転が可能な策がな・・・!」
スマイル「逃がすか・・・!」


そう言うと、疾風の音はある場所へ行こうとダッシュで走り出す!その様子にスマイルも全力で追いかける・・・!


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