二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ドタバタ逃走中4!サニーパークに封印された悪夢の種
日時: 2013/08/20 14:40
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

高尾「タイトルコールなのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ウィッチ「四回目のドタバタ逃走中は今話題のサニーパークをモチーフにした遊園地で逃走中なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
ワン「参加者はサニパキャラが多く、さらには作者さんの参戦とあって豪華なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
マリオ「話題の最新作の世界を体感しながらハンターから逃げ、賞金を手にするのは誰なのだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
緑間「お前らふざけんなああああああああああ!!!」
ヴィータ「あ、切れた;それではどーぞ;」
ミニッツ「よろしくなのだよー」


ふざけたタイトルコールでごめんなさい(笑)。
新年あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!ドタバタ逃走中4は中旬から本格的に始めますのでwktkしながらお待ちください!





タグ:逃走中 クロスオーバー アニメ・ゲーム・漫画 スマブラ・リリカルなのは・ぷよぷよ ポップン・黒子のバスケ キャラ崩壊要注意・オリジナル設定あり ゲストあり

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22:ミッション3の最後(その6) ( No.757 )
日時: 2013/09/29 02:27
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

ワン「ブランカ、こっちから臭いがする・・・!」
ブランカ(アッシュ)「敵は少ない方だけど、厄介な能力を所持している敵がいるわ・・・」


半分が獣である二人は自分達が戦う敵が厄介である事に気づく。花畑には強力な超音波を飛ばす巨大な蛾が無数で飛び回っていた。蛾・フキョウワパピヨンは逃げ回る動物達に向けて有害な音波で攻撃していた。


ワン「やべっ!評価が・・・じゃなくて、奴らを止めないと動物達が危ない!!」


ちなみに森の動物や妖精の保護も評価対象に含まれているので迅速に行動しないといけない。体力系の二人はフキョウワパピヨンを倒そうと動く。


ワン「行くぜ!ハウンドシュート!」
ブランカ(アッシュ)「スピードシュート!」


最初にワンが口から衝撃波を出し、続いてブランカが二丁拳銃で蛾を打ち落とす。蛾の方は二人の攻撃に耐えきれず、羽が千切れて息絶える。


フキョウワパピヨン「フキョ!?」
ワン「アッシュの奴、銃を扱えるのかよ!?うっそだろ・・・!!?」
ブランカ(アッシュ)「話は後回しよ!って、うるさいわね!」


ブランカの言葉の通りに蛾が放つ超音波はうるさく、耳を塞いでも聞こえる。妖精の森にいる二人だけじゃなく、ステージの方にもその影響が出る。


キャロ「何これ、耳が痛む・・・!!」
ルルー「耳鳴りが酷すぎるわ・・・!!くっ・・・!!」
緑間「混乱防止に魔法を使った方がいいな・・・」
ユウちゃん「誰か、この騒音を何とかしてー!!」


ワン「うるさいから、さっさと片付けるぞ!!ボーンストライク!!」
ブランカ(アッシュ)「観客のためにも何とかしなきゃ・・・!ウインドショット!」


耳を塞ぐ二人は木を蹴りながら移動をし、フキョウワパピヨンを潰す。相手も素早く動くのだが、スピードの高い二人にとっては敵ではない。


フキョウワパピヨン「フキョーワ!フキョーワ!」
ワン「目に見えている攻撃なんかへっちゃらだよ!!リーダーとアッシュの元で修行中の俺を馬鹿に済んじゃねぇよ!ボーンストライク!!」
ブランカ(アッシュ)「(ワン君らしいっスね)ブラストビート(チャージモード)!!」
フキョウワパピヨン「フキョキョキョキョー!!」


ある程度の蛾を打ち落とすと、別方向からフキョウワパピヨンと違うオーラを持つ新たな敵が出現。周辺の葉っぱや岩が何の前触れもなく宙に浮き、ブランカとonitai−Zの狂犬に襲い掛かる。


ワン「ん!?そこだ!!」
ブランカ(アッシュ)「増援が来たっぽいね・・・」


ギリギリで避けたため、頬に赤い線が出来てそこから血が流れる。背中合わせで戦う二人の周囲には先端が尖った木の枝や毒を含む花や重たい岩が浮かぶ・・・。


ワン「本気で俺らを殺しに来ているみたいだ・・・おっと!」
ブランカ(アッシュ)「っ!」


飛んでくる凶器を避けるワンは反撃しようと武器を投げる。ワンは骨型のブーメランを投げるも、撃ち落とされた枝や葉っぱは再び宙に浮く。一方のブランカは銃で魔法弾を飛ばすも、直線上の攻撃は第三者に見抜かれているので意味がない。それどころか・・・


ボフッ!!


ワン「毒っ!?うげぇ・・・!!」
ブランカ(アッシュ)「ワン君、危ない!!」


攻撃したものには毒が含んでいたので麻痺してしまい、ワンが膝をついてしまう。そんな彼に石をぶつけようとするも、ブランカが全部撃ち落す。


ワン「ぎぼぢわるい・・・ちょっと薬を使わせてもらうぜ!」
ブランカ(アッシュ)「はあっ!とおっ!」
ワン「回復したけど、相手が姿を消しているせいで中々狙いを定められないぞ・・・!」


石や枝や毒花を打ち落とすも、攻撃がどんどん襲い掛かってくる。ワンは赤い木の実を少しかじって回復し、何とか立て直す。ワンの言うとおりに相手は姿を隠している事が高く、微かにその輪郭は見えるので攻撃してもすぐに逃げられてしまう。
動きは自分達同様に速いので何とかすれば追いつけるが、こういう場合はさっさとけりをつけたい。その間にも相手は周囲のものを浮かせて攻撃を仕掛ける。


???「・・・」
ワン「こいつら、何度攻撃しても復活して来る!」
ブランカ(アッシュ)「どうしたらいいの・・・!」
ワン「うああー!!俺が自慢の鼻なら、相手の位置が分かるのにー!!」
ブランカ(アッシュ)「鼻・・・!?」


ワンのさりげない発言にブランカの脳裏にある作戦を思いついた。自分達の特性を使えば、敵を倒す事も・・・!そう思い、彼は食べかけの木の実をワンから拝借する。


???「・・・」
ブランカ(アッシュ)「そこよ!」
???「ピギッ!」
ワン「ちょっと何やってんの!?貴重な回復アイテムを・・・!」
ブランカ(アッシュ)「ワン君、これで倒せる!」
ワン「倒せるって言って・・・も?(クンクン」


先ほど投げられた赤い実。そこから甘い香りが発せられる。木の実をぶつけられた敵は一瞬の痛みに悲鳴が出たが、すぐに攻撃に移そうと石や枝を浮かす。


???「・・・」
ワン「・・・そこにいるんだろぉぉぉぉぉー!!!」
???「!?」
ワン「逃げるな!!ボーンブーメラン!!」


攻撃しようとした瞬間、onitai−Zの狂犬が先に動く。彼が投げた武器は直撃し、浮かせかけた枝が落ちる。思わぬ一撃を喰らわされた敵は急いで移動をし、ブランカの背後を取って不意打ちを仕掛ける。だが・・・


ブランカ(アッシュ)「えいっ!」
???「ピギギ—————!!!」


不意打ちを察知し、ブランカは右手に持つ銃で敵を撃ち抜く。相手は姿を消しているので全く見えないが、おそらくは苦痛の表情を浮かべているだろう・・・。
さっきから攻撃が当たっている。しかも、今の攻撃は適当にじゃなくて正確に狙っている。先ほどまでは攻撃が当たらなかったのに何故・・・?


ブランカ(アッシュ)「相手の正体が全く見えないのにどうしてって思ってるでしょ?それはね、さっき投げた木の実があなたの体に染みついちゃってるのよ。」
???「!!?」


先ほど投げられた木の実には香りがあり、それを敵の体ににおいを染み込ませたのだ。本の微かなにおいと言えど、嗅覚が優れている二人にとってはそれを辿るのは容易である。まさか、回復効果がある木の実にこんな使い道があるとは思ってもなかっただろう。
敵の方もほのかに香る甘い香りを何とかしようとするがもう遅い。背後には指をゴキゴキと鳴らすワンがおり、その数秒後には打撃音が響いた。





連続投稿が不可能になるとは・・・;

22:ミッション3の最後(その7) ( No.758 )
日時: 2013/09/29 02:34
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

リンク「回転切り!」
日向「日向流剣術・・・色即是空!」


別のエリアでは時の勇者と誠凛のシューターが剣を振るって敵を討伐していた。接近戦特化の二人はうまく立ち回りながら相手を倒していく。


リンク「この辺りに悪夢の胚の核はないのか・・・」
日向「ああ、そうだな。じゃあ、さっさと移動をして・・・」


ヒュン!


さっさと移動をしようとした時、二人の間に何かが飛んで来た。地面には一本の矢を放ったのは弓を持つ黒い狩人。差し詰め、アーチャーだろう。彼らは無駄のない動きで矢を弓にセットすると弦を引き、弓がしなると相手に向けて矢を持つ手を離す。放たれた矢の行き先は自分達の敵・・・!


日向「はあっ!」
リンク「あっぶな!」
日向「遠距離だと、俺らの分が悪すぎる!リンク、矢か爆弾はあるか!?」
リンク「ない!さっき、蜘蛛を打ち落とした際に全部切れた!」


不幸なタイミングで遠距離技がない二人は降り注ぐ矢の雨から急いで逃げると、二人は近くの岩に隠れて作戦を練る。インカムから仲間の声と雑音が聞こえる。おそらくはあっちも自分と同じ。「そっちの方に向かおうか!」とこっちの危機を察しているみたいだが、自分の都合で仲間の体力の消費をさせる訳にはいかない。


日向「一気に近づけば勝てるんだが・・・うーん・・・」
リンク「迂回しても、相手の能力的に無駄だと思うから・・・自分達のスキルさえ使って切り抜ければ・・・」


相手は遠距離のエキスパートであり、集団で一糸乱れずに矢を放ってくる。一気に責めれば勝てるが、遠距離と自分達の戦闘能力を見れば、攻め込むまではこっちがやや不利なのであっちへ行く前に死ぬ事もあり得る。
持っている技で倒そうと考える中、リンクはある作戦を思いつく。それを考え付くと、日向に耳打ちして伝える。作戦を聞いた彼も「いい作戦だな」と褒める。


リンク「ミドナ以外の人を乗せるのは初めてだが、奴らを倒すにはこれしかないな!!」
日向「お前は女に尻しかれすぎだろ;」
リンク「うぉい!!誰がヘタレだ!!」
日向「そこまで言ってねぇぞ!!リンク、準備が出来たぞ!!」


アーチャーが放つ矢の雨はどんどん正確になって行き、ついには岩の向こう側にも降り注ぎ始める。矢の数本が岩陰に飛んで行った時、岩から何かが出現した。何かが出現した時、矢を放つ狩人達はそちらの方に向けるが、同時に悲鳴が響いた。横の方を見ると仲間の一人が倒れており、矢を放ち損ねていた。


アーチャーA「ど、どうしてやられてるの!?」
アーチャーB「知るか!それよりも奴らの姿が見えないぞ!!」
アーチャーC「どこに行きやがった!!出て来い!!」
日向「ここにいるぞ」


誠凛のシューターの声がしたと同時に別のアーチャーが絶命する。目に見えぬ速さで倒された事に残ったアーチャーは恐怖に染まり、その内の一体が逃げ出す。だが、逃げ出した瞬間に何かが草むらから飛び出し、狩人の喉笛を掻っ切った。


アーチャーE「がはっ!!」
アーチャーA「そこにい・・・!!」


ようやく姿を現した何か。矢を放とうとした瞬間、驚きの声をあげる。何故なら・・・





刀を構えた日向が緑色の狼に跨って居合の構えをしていたからだ・・・!





ジャック「何じゃありゃ!?」
宮地「何故に狼に跨っている!?狼っていついたんだ!?」
ワルイージ「まさか、あの狼って・・・」


狼の正体は前左足にあるトライフォースを見たら分かる。そう、あの狼はリンクだ。トワイライトプリンセスで得た能力なら一気に距離を詰められると考え、機動力の高い獣状態になったのだ。その上、物理攻撃力の高い日向が乗る事によって、敵はおらずまさに二人の独壇場。


リンク「さっさと片付けますか・・・ちょっと動くから落ちないようにしろ!」


警告をすると、狼になったリンクは地を蹴ってアーチャーに近づく。相手が勝手な事をしないように狩人達が矢を放ち続ける。だが、スピードの速い獣と刀を振り回す男のコンビネーションには及ばず、接近を許してしまう。


リンク「ガアッ!!」
日向「日向流剣術・・・風林火山!」


ザシュ!タァン!


アーチャーB「うげっ!!あいつら、ダメージなんか気にしないのか!?」
アーチャーC「急いで応援を呼ばないと・・・!!」
リンク「させるかぁ!!」
アーチャーD「!?」


相手の方が上であり、攻撃や防御や応援などの攻撃をさせず、手加減の無い一撃に敵はチームが乱れてしまう。チームが一度乱れてしまうと反撃すらも忘れてしまい、逃げる事に専念してしまう。遠距離ゆえの弱点を見事についた攻撃に相手側は混乱に陥る。





日向「日向流剣術・・・百花繚乱!!」
リンク「一気に叩き込むぞ!!」





リンクに秘められた野生の力、日向の剣術。この一糸乱れないコンビネーションにより、場のピンチを切り抜けると同時に敵の殲滅にも成功をした。

22:ミッション3の最後(その8) ( No.759 )
日時: 2013/09/29 02:43
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

オーロラ「お、そっちも終わったみたいだね!やっるー!」
ブランカ(アッシュ)「ええ。ほぼ同時に全部片付けたって事かしら?」
リンク「木の実の方は赤と青が一つずつって事か・・・」


森の広場でオーロラ達は合流。全員、満身創痍であったが森の中にいた敵は片付いた。見事な連携で片付けたものの、悪夢の胚の核はまだ見つかっていない。時間もかなり要してしまったので、早々に片付けたい。


不知火「どこに悪夢の胚があるんだろうね?」
澪「ほとんど調べつくしたっぽいけど・・・」


日向「森の一帯を調べたんだが・・・」
フォックス「全然見つからないな・・・このままだと評価が・・・!」
ワン「あーもー!どこにいるんだよ!!」


悪夢の胚の核が見つかっていない事に苛立つワンは近くの岩を蹴る。岩を蹴ったため、当然足に激痛が走る。痛む足を抑える彼だったが、この行動がきっかけで悪夢の胚の手掛かりと強敵の出現になろうとは・・・。


ゴゴゴゴゴ・・・


ワン「ん?何の音?って、ぎゃああああー!!!」


ワンが蹴った岩を中心にそこから地響きが発生し、地割れが起きる。割れた地面から出現したのは樹と岩が合わさった巨大なサソリであり、大きさは数十メートルとある。サソリの外見は円盤状の体に巨大な石片を組み合わせた四本足で移動をし、花のつぼみを模した尾が特徴だ。地面にいるオーロラ達から見ると巨大であるが、サソリ本体の上にいるワンからは敵の全貌を見る事が可能。
背中には禍々しい魔力を持つ悪夢の胚の一辺が刺さっていた!あれは・・・!


ワン「見つけた!もしかしたらこいつを倒せば・・・って、ぎゃー!!」
ロボ(ウルフ)「大丈夫か!!」


敵に振り落とされたワンをキャッチすると、同時に通信が入る。MAHOKOとウツミからだ。


MAHOKO「どうやら、敵を見つけたようね・・・!今現れたスコピオロックを倒せば、ミッションはクリアだよ!」
ウツミ「奴の弱点はワンが見たから分かるけど、ここまで大きいとなると苦戦するのは間違いないね・・・だけど、ここまで来たらクリアは出来るよ!!」
MAHOKO「スコピオロックには弱点があるから、力を合わせれば倒せるからね!よーく観察してね?」
ウツミ「それと、奴は防御力が高いのと特殊攻撃には気をつけて!」


最後のアドバイスを伝えると、オーロラ達は最後の戦いに入り込む。悪夢の胚の核を持つスコピオロックは弱点が見えにくい位置にあり、飛行能力を持たないキャラにとっては倒すのには困難だ。上へ攻撃という点もあるが、見えにくいので手当たり次第の攻撃はよくない。
スコピオロックは一同を踏みつぶそうとその場で足踏みをしたり、手当たり次第に尾から岩を飛ばす。


ドガガガガ!


ブランカ(アッシュ)「スピードアップ!これはまずくない・・・!?」
フォックス「今まで以上に厄介だな・・・!ちいっ!!」


手当たり次第に攻撃をし、何か弱点はないかと探る。スピードの速いブランカやフォックスさえも走るだけしか出来ず、狙いが定まらない。攻撃の手を休めないスコピオロックは次に尾から花のつぼみを模した弾を放つ。


オーロラ「何だ、この花のつぼみは・・・?」


モコモコ・・・


フォックス「オーロラさん、その花のつぼみに触れるな!!今すぐに離れろ!!」
オーロラ「え・・・?」
リンク「ぼさっとするな!」


異変を察した時の勇者はフックショットを使い、つぼみ付近でうろたえるオーロラをすれ違いざまに抱えて木の上へ移動。誰もいなくなったその場にあるつぼみはどんどん膨らみ、その数秒後・・・





ドッカァァァァァァァァァァン!!!





イカ娘「爆発した・・・!?」


森に響く爆音。その音の発生源はあのつぼみだった。つぼみは地面に着弾してから、数秒後に爆発する効果があり、一同を追い詰めるだけじゃなくて攻撃も兼ねている。そのうえ・・・


ボン!ボン!ボン!ボン!


美輝「これ、爆発する度に威力が増されているんじゃないか・・・!?」


そう、爆発をする度に威力と範囲が広がってしまう。そのせいで森に大きな被害が・・・!!今までとは違う敵に一同は苦戦する。


フォックス「どうすりゃいいんだよ・・・!!って、危ない・・・!!」


スターフォックスのリーダーが逃げた先には足を岩に挟まれて怪我したウサギがいた。それを見たフォックスは放っておけず、ダッシュでそっちの方に向かう。急いで岩をずらすと、ウサギは彼に礼を言って去る。小さな命を救えた事に安堵する彼の背後には岩を飛ばすスコピオロックが・・・!


ドドドドド!!


フォックス「ふぐっ!!」
オーロラ「フォックス!大丈夫か!今すぐに木の実を・・・!」
フォックス「ダメだ!お前は絶対に残れ!!」


スコピオロックから致命傷を貰った彼の周囲にはつぼみが四つあり、それは爆発寸前だった。オーロラが助けに行っても逆に被害が増えてしまう。現にフォックスの足は動かず、あのように俊足には動けない・・・!


オーロラ「そんな事を言うな!全員で生きて帰ると約束したじゃないか!」
フォックス「甘い事を言うんじゃねぇよ!!オーロラさんは何のために参加したんだよ!!俺らの逃走中に参加したんだろ!?だったら、いい結果を残して頑張らないといけないだろ!!」
オーロラ「・・・!!」
フォックス「早く行け・・・!!ここは爆発する・・・!!それと、これを持って行け!!」


ダーツを切らしたオーロラに相棒のブラスターを投げて渡す。「少しの間だけ貸してやるよ」と目で合図を送る。仲間の叱咤激励と共に作者は涙をこらえて進む。その直後に爆発が起き、フォックスの棄権が確定された・・・



フォックス・マクラウド 棄権 残り34人

22:ミッション3の最後(その9) ( No.760 )
日時: 2013/09/29 02:52
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)

オーロラ「フォックス、ゴメン・・・!」
ロボ(ウルフ)「・・・あの馬鹿」


ボロボロと泣く彼は手で涙を拭い、スコピオロックを倒そうとする。足を殴って攻撃したり、爆発を利用してのダメージを考えたがうまくダメージを与えられない。


オーロラ「オーロラ流格闘術!極光の拳!!」
ロボ(ウルフ)「はあっ!とおっ!やあっ!」
リンク「スマッシュ斬り!二段スマッシュ斬り!」
ブランカ(アッシュ)「ダブルシュート!シルバーショット!」


ガシャンガシャン!


日向「まただ!ちいっ!」
ワン「ダメだ!爆発の範囲が広くなってる・・・!」
オーロラ「高低差を何とかすれば分かるんだが・・・」


必死に攻撃しても防御が高いせいで中々倒れない。スコピオロックが移動しているので被害が大きくなり、激しい剣戟と怪我が絶えない。戦っているせいで気づいていなかったが、相手の進行方向には・・・!


ロボ(ウルフ)「まずい!この先には妖精の森の管理システムがある・・・!」


重要地点の方に近づいており、サニーパークワールドの施設を管理するシステムを壊されると大惨事は免れない。見えない位置に弱点があるのでせめて低い位置にあれば・・・!


オーロラ「バランスを崩せば・・・はっ!奴を転ばせれば・・・!!」


相手の動きを止める方法を探ろうとオーロラはスコピオロックの足を調べる。頑丈そうに見える部分に一部だけ脆くなっている部分があった。戦闘時ではなかなか気づかなかったが、冷静になれば見つけられた。


オーロラ「お願いがあるんだが、奴の動きを止めてくれ!」
リンク「本当か!?」
オーロラ「ああ!力を要するけど、奴を転ばせるだけでいい!!頼む!!」
ロボ(ウルフ)「分かった!!リンク、ワン、ブランカ、力を貸してくれ!!」


オーロラが木を登っている間、リンクは持っていたフックショットとクローショットの鎖を伸ばし、結び付けて一本の鎖にする。両端を獣状態のリンクとブランカが持ち、二人は脆くなった場所に引っ掛けようと移動をする。


ブランカ(アッシュ)「リンク君、行くよ!」
リンク「ああ!!」


スピードが速い二人は高速で移動をすると、リンクはロボ、ブランカはワンの元へ行く。パワー自慢の四人が鎖を掴み・・・!


ロボ(ウルフ)「お前ら、狼の力を発揮させろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ—————!!!」
ワン「俺の力を舐めんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ—————!!!」
リンク「はぁあああああああああああ—————!!!」
ブランカ(アッシュ)「全身全霊のパワァァァァァァァァァァ!!!」





ズズズズズ・・・ガシャァァァァァン!!





ゆうやん「片足が崩れたぞ・・・!」
ルイージ「見て!弱点が見えるようになった・・・!」


鎖で足を引っかけられたため、脆い部分が力に逆らえずに崩れてしまい、スコピオロックはバランスを崩す。森一帯に大きな地響きが響いたが、サソリがバランスを崩したためオーロラの目線と弱点の悪夢の胚の核が同じになる・・・!


オーロラ「今だ!フォックス、あんたのこれでとどめを刺させてもらうぜ・・・!」


ようやく倒せると確信し、オーロラはつたで背中へ飛び移る。だが、相手は最後の抵抗として尾から岩が放たれる。


オーロラ「やっば!!」
日向「油断すんなダァホ!!」


岩が迫り来る時、日向が前に出て渾身の一撃で岩を叩き割る。その一撃で危機は脱出できたが、同時に武器が壊れた。


オーロラ「日向!」
日向「次の一撃が来る前に早くとどめを!急げ!」


重力に従って落ちる仲間の言葉の通りにオーロラは背中に飛び乗り、背中にある悪夢の胚へ向かって走る。そして、ブラスターのトリガーを引き・・・!




レスキューミッションクリア!
ミッションコンプリート!

22:ミッション3の最後(その10) ( No.761 )
日時: 2013/09/29 03:02
名前: りゅーと (ID: OPVNjM8g)





ボッスン「ついにクリアをしたぞー!!!」
千樹「いやったー!!!」
かがみ「これですべてが終わったのね・・・」
マリオ(S)「あとは評価のみか・・・」


アッシュ「オーロラさん達、合格っス」
ウルフ「俺らの出る幕はこれくらいでいいよな?」


オーロラのチームがミッションをコンプリートした瞬間、ボスであるスターウルフのリーダーと緑の人狼はステージにいる全員の歓声と拍手に紛れて称賛を相手に送る。満身創痍の状態である六人はワープホールでステージへ移動し、全員に拍手と歓声がさらに送られる・・・。
ステージには棄権したフォックスがおり、彼も頑張った功労者として同じように拍手を貰うが、無茶をしたせいでウルフに殴られる。


ウルフ「てめぇは何やってんだよ!!オイコラ!!ミッションだからいいけど、実戦だと危ないだろ!!」
フォックス「いででででー!!!」
ウルフ「まあ、その判断は間違っていないな。オーロラさんに武器を渡すというのと命を救うのは正解だ・・・」
フォックス「それはお互い様だもんな?」





オーロラ「りゅーとさん、一思いに言ってくれ。覚悟は決めた。」
りゅーと「分かったわ・・・。発表するね!クリアタイムは35:14!味方との連携はA!ファインプレーはA!ダメージはC!行動力はS!結果・・・」





オーロラの結果:Aランク ハンター1体放出確定





りゅーと「オーロラさん、言っておくけど、今回の戦いはぎりぎりだったのよ。もし、あそこでミスをしてたらBに転落してたからね。」
オーロラ「マジでギリギリかよ・・・;みんなのおかげでここまで来れたから悔いはないぞ。」
リンク「俺も十分だ。スマブラシリーズでは後輩の癖に初代組の俺に対して毒を吐くあの狼に一矢報いたからな!」
ウルフ「ダーク、この馬鹿をもう一度ゼルダの料理の刑にしろ」
リンク「!?」
ウルフ「・・・と言うのは嘘だ。お前らもよくやった!」
オーロラ「旦那、アッシュ、今日は楽しかったぜ!ありがとう!」
ウルフ「ああ。新技の披露のついでに俺も作者と一緒に戦えて本当によかった。」
アッシュ「打ち上げでご飯を用意してあげるから楽しみにしててほしいっス!」
ワン「俺も先輩のアッシュと戦うとなった時はマジでびっくりしたぞ・・・;だけど、こういうのも悪くないな・・・」


七人は最後に固い握手を交わす。最後にふさわしい名勝負にステージは拍手に包まれる。ハンターの放出は免れなかったが、ミッション3の完結を飾る素晴らしい勝負であるため、誰もがそれを気にしなかった。


しかし・・・


MAHOKO「日向君、わるいけどあなたはドクターストップね。」
小金井「はあっ!?日向がリタイアだと!?」
りゅーと「そいつ、六の剣術を多用したせいで腕に負担が来ている。それ以上、続行すると腕がぶっ壊れてバスケ生命に係わるわ。あと、武器が壊れているし・・・」
日向「俺、体中が痛いんだけど・・・」



日向順平 棄権 残り33人


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