二次創作小説(新・総合)
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- 少年教師有!
- 日時: 2024/10/16 18:51
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
いくちゃんです!
ナンバーズ更なるスピンオフ作品!
このお話の主役は鶴の弟・有!
あの有が帰ってきて教師になった所から始まります!
時系列は八期が絶対命令を持った生徒会長として認められた直後からです。
先にメインとなる登場人物だけを紹介します!
例えるなら魔法先生ネギま!と暗殺教室を混ぜたお話に成ります!
ぜひ、読んでください!
担任・岡田有
副担任・岡田栞
出席番号
1番・幽霊生徒・相坂冷子
2番・影主人公・石井悠馬
3番・サブ主人公・石田陽斗
4番・人気ヒロイン・岩村江子
5番・助太刀ヒロイン・岩村小
6番・影ヒロイン・氏家流
7番・メインヒロイン・大西楓
8番・正ヒロイン・岡朝子
9番・対抗キャラ・岡崎友人
10番・禁断ヒロイン・岡田泉
11番・主人公・窪一輝
12番・見守りヒロイン・久永春
13番・百合っ子・木谷心乃枝
14番・定ヒロイン・小宮春奈
15番・謎ヒロイン・桜咲愛
16番・分析ヒロイン・佐々木歩
17番・空気ヒロイン・田中莉桜
18番・一時期ヒロイン・谷川燕
19番・噂主人公・千葉雄樹
20番・準一時期ヒロイン・長野渚
21番・準空気ヒロイン・難波千里
22番・隠れヒロイン・牧野恵花
23番・モブヒロイン・牧野恵子
24番・噂ヒロイン・博士瞳
25番・疑惑ヒロイン・長谷川千桜
26番・悪キャラ・真鍋絵理
27番・昇格ヒロイン・宮里刹那
28番・準ヒロイン・麦田午希
29番・対抗ヒロイン・麦田部子
30番・肝っ玉お母さん・四葉寿美鈴
31番・謎キャラ・モア・ワコール
32番・裏ヒロイン・岡村冥
33番・悪主人公・寺坂糸成
34番・悪ヒロイン・新井蘭
35番・未来ヒロイン・牧瀬凛
36番・ミイラヒロイン・真中ルン
37番・サポーターキャラ・前田恋
38番・サブヒロイン・前川ロン
39番・お嬢様ヒロイン・高橋舞桜
40番・準対抗ヒロイン・佐藤愛美
41番・サポートキャラ・茂本紬
※今後増える可能性あり(随時載せる予定!)
- Re: 少年教師有! ( No.206 )
- 日時: 2025/04/19 22:22
- 名前: いくちゃん (ID: 57sibd8B)
出席番号200番・修学旅行の班決め(過去の思い出編)
有「皆さん!今日は2週間後に控えてる2泊3日の修学旅行の班決めをしますよ!」
全員「エエッ!!!!」
有「何で皆さんそんなに嫌そうな声を上げるんですか?」
紬「修学旅行って楽しい行事じゃないですか!」
蘭「私行ったこと無いから楽しみよ!」
恋「私も!」
ロン「私も!」
凛「私もです!」
朝子「楽しい?」
泉「誘拐されたのに?」
愛「しかもその当事者があそこに座ってますし!」
糸成「悪かったって!」
有「合ったね、でも毎回起こるわけじゃありませんから!」
流「その事件が毎回起きてるのよ!」
有「えっ?誘拐や他校の生徒との揉め事が?」
悠真「それならまだ可愛い方だよ!」
陽斗「それだと当事者の問題だからやらなきゃ何もないよ!」
小「でも、別のクラスの喧嘩が私達のところまで飛び火して・・・」
歩「晩御飯や朝御飯が食べられなくなったこともあったよね!」
全員「うんうん!」
舞桜「晩御飯や?」
愛美「朝御飯が?」
紬「食べられない?」
流「そうよ!5年生の林間学校の時、八期の班員達が八期の取った皿から食材を横取りしたせいで・・・」
悠真「男子のテーブルは横一列だったから、全体的に引っくり返った!」
陽斗「それでソイツらが追い出されたんだけど・・・」
一輝「八期は自分は被害者だって主張して・・・」
朝子「ドアは壊すわ・・・、テーブルは引っくり返すわ!先生や男子達とやり合うわでほとんど無くなったわよ!」
心乃枝「お陰で全然食べられへんかったし・・・」
愛「鍋は全て台無し!代わりに雑炊を1杯頂きましたが・・・」
永春「腹持ちは悪かったアル!」
転校生達『そんな林間学校嫌だ!行かなくて良かった・・・』
友人「あと6年の修学旅行なんか消灯時間過ぎてるのに誰かさんが女子の部屋に移動しようとした結果、夜中に大きな音が鳴り響いて寝れなかったこと合ったよな!」
蘭「何それ?」
一輝「友人、語弊があるよ!先生が連帯責任とか言うから、ちゃんと寝てた生徒まで追い出すことになり、その腹いせいに夜中先生を成敗すべく全ての部屋を訪ねて、『うるさい』と言われたことに腹立てたんだよ!」
友人「あの、ドア叩きはそんな理由が?」
寿美鈴「お陰で皆、丸1日寝ていましたものね!」
転校生達「丸1日寝てた?」
モア「理事長が来るまで、全員1日経ってるなど思いませんでしたもん!」
燕「そもそも、深夜にあんな騒がれたら丸1日寝ますよ!」
一輝「そうだね、星田先生曰く、八期の怒りが収まったのは朝の4時だったらしいよ!」
朝子「それは丸1日寝るわね!」
蘭「また同じ人物!」
凛「なぜ強制転校になら無いんですか?」
一輝「あくまで被害者なんだよ!仮に加害者だったとしても発達障害だから、よっぽどの事がない限りはレベル4の別教室!」
楓「よっぽどって?」
一輝「殺人とか無い限り・・・」
友人「あれ?大西は知らないのか?」
楓「私この学校に来たのは中学からなの!」
一輝「そうだね、楓に初めて会ったのは中学入学の時だった!」
ルン「そんなことどうでも良いから!」
小「スキー林間では男子達がお風呂で覗きを敢行してたし!」
悠真「陽斗!」
陽斗「俺は土台の方だよ!」
友人「やってるじゃねーか!そのせいで俺らも部屋に居たのに連帯責任問われたんだぞ!」
一輝「今、思えば僕らも八期のように先生ぶん殴った方が良かったかな?」
友人「だよな、そうすればまだスキー授業だったもんな!」
悠真「おい、テスト後に2泊4日、無料でカナダ連れていってくれたこと忘れるなよ?」
一輝「だって、北の国じゃないと雪すら積もって無いじゃん!」
友人「たしか、俺らは2日目と3日目の旅行代金返ってきたんだよな?」
一輝「八期に感謝だよ!八期が主張しなかったら今頃皆連帯責任で倍払ってたかもしれないから!」
悠真「確かに俺は死活問題だったしな!」
流「あの時そんな裏話が!」
恋「あんたらも大変ね・・・」
小「あんたらが覗いてくれたせいで、うちの学校の温泉はいつも混浴なんだよ!どうにかしてよ!」
陽斗「俺に言うなよ!ってか水着着用じゃねえか!」
悠真「中1の民泊は、食事と寝床、風呂では何もなかったが・・・」
一輝「先生の企画したゲームでめちゃくちゃに・・・」
心乃枝「あの時以降綱取やってへんそうやで!」
冷子「可哀想に・・・」
春奈「それだけならまだ良いわよ!私達が行ったホテルや旅館は今廃業になってる上、周辺もなかなか入れてくれないそうよ!」
冷子「もっと可哀想!」
朝子「そして、去年の夏休みに行った旅行!」
糸成「お前ら旅行行き過ぎじゃね?」
蘭「修学旅行って3年に1回だよね?ね?」
舞桜「何があったの?」
朝子「私達の話は置いておいて・・・」
流「アイツが誘拐を疑われて・・・」
江子「民間人100人以上をボコボコにした挙げ句・・・」
刹那「全員逮捕させてました、誘拐の現行犯だったそうです!」
ルン「どういう状況?」
一輝「岡田さんの妹さんが迷子に成って八期達が探してたんだけど、それを見た周りの人達が誘拐と勘違いして、妹さんを八期から奪おうとしたんだよね!
それを八期は誘拐だと言って、まあ、その妹さん本人が八期は誘拐犯ではなく、八期から自分を奪おうとしたり、追い掛けてた人を誘拐犯だって主張したから・・・」
愛美「解決したんじゃないんですか?」
舞桜「解決してないわ!多分、『自分達は誘拐などしていない』って言ったんでしよ?」
一輝「その通り!それで八期を初めとする関係者が呼び出されて、事情聴取に3時間以上掛かったせいで、晩御飯が無くなって、食堂が・・・」
流「あとは5年の林間や6年の修学旅行の時と同じよ!」
部子「本当に何度食堂と食べ物が台無しに成ったことか!」
ロン「なんか行きたくなくなってきた!」
恋「私も・・・」
陽斗「でも、その分1日多く旅行出来たよな?」
渚「その時の場合にもよるが・・・」
ルン「日にちずれてもその後の予定とか大丈夫なの?」
一輝「イヤー、正直脅しもあるんだよね!」
楓「どういう事?」
一輝「6年の修学旅行で2日目に釣り合ったじゃん?」
全員「うんうん」
悠真「なんか用意してくれたんだよな?1日ずれてたのに・・・」
一輝「あの時ね、先生が半分脅してたんだよ!」
全員「脅してた?!」
一輝「『修学旅行生に体験も食事も渡さない、酷い島でした』ってネットに書くって・・・」
流「いや、私達が行けなかった筈なのに?」
一輝「行く前の話なの!そもそも『1日ずれることはよくあります』って事前に伝えてたから、1日置いたものはラップして冷蔵庫に保存すればなんとかなるけど2日経ったのはね?」
全員「ああ・・・」
一輝「それが朝の話だから理事長が来る前!最初の電話で断られて・・・、漁師さん達急ピッチで用意したらしいよ!予定を変えてまで!」
心乃枝「うちらめちゃくちゃ申し訳ない事したな・・・」
朝子「ただ、私達あの時聞いても、文句言ってたと思う」
全員「うんうん」
有「それよりも、早く皆さん5人~6人班を決めてください!」
朝子「この状況で何を決めろ!って言うのよ!」
冥「旅行への興味無くなったわよ!怖くて行きたくないわ!」
泉「うんうん!嫌だ!」
有「この修学旅行は戦争と平和を学びに行く旅なのに!」
流「戦争と平和の前に、私達に平和は来るの?行事事で平和だった事ある?」
全員「ナーイ!」
転校生達「嘘!?」
有「それでも行きますよ!戦争体験者のお話だってあるんですから!」
絵里「どうせ、1日ずれて聞けなくなるんだろ?」
有「先生達も対策してますよ!」
部子「先生と一緒の部屋と言うなら、私は行きますが!」
全員「えっ?」
朝子「はあ!?あんたなんかと一緒成ったら、次の日有はフニャフニャかペチャンコよ!」
部子「だ、誰が!」
愛「待ってください!先生と一緒の部屋は私が!」
心乃枝「愛ちゃん?」
愛「そうでないと私の命が・・・」
心乃枝「それは本当にヤバイわ!」
歩「ズルいよ!私も有君と一緒に寝たい!」
小「うちかって!」
凛「私もですわ!」
春奈「ほらほら、あんた達も!」
刹那「ええっと・・・」
江子「刹那、行くです!」
刹那「いや、江子だって・・・」
千桜「お前ら、常識で考えろ!男女一緒の部屋なんてあり得るか!」
悠真「そうだよな!」
友人「当たり前だ!無理に決まってる!」
陽斗「ええっ?そうなのかよ!」
雄樹「なぜ行けると思った?」
恵花「でも、生徒会長は一緒だった筈!」
恵子「そうです!そうです!」
心乃枝「もう生徒会長ちゃうって!」
一輝「あれは揉め事が有りすぎて仕方なく・・・」
友人「まあ、俺らは男子だけで組めば良い話だよな?なあ一輝!」
一輝「そうだね」
トントン
有「あっ、栞先生?」
栞「窪君良いかしら?」
一輝「はい?」
栞「あなた、八期と班組んでくれない?」
一輝「別に良いですけど、何でですか?」
栞「あなたと一緒なら彼も男子だけの班を作れそうで・・・」
一輝「それは?」
栞「あなた1人で来て!これで人数が揃うの!」
一輝「友人、ごめん!」
友人「仕方ねえな!」
栞「あっ、部屋気を付けてね!」
一輝「はい」
栞「女子棟で私達の部屋の隣だから!」
全員「えっ?」
男子達『羨ましい!』
女子達『嘘!何で?』
こうして一輝は八期達と班を組むことに成った。
- Re: 少年教師有! ( No.207 )
- 日時: 2024/10/09 21:59
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
出席番号201番・修学旅行の班決め(部屋分け)
有「では、改めましてまず、在籍人数が41人ですが、窪君が抜けますので、40人ですね!1部屋6人までですので・・・、6班出来て余りが4人ですか?」
栞「有、そういう時は逆よ!40人で6人又は5人で分ける時は数字を多く設定するの!この場合6の段の40以上で40に1番違い数字から割れば良いのよ!」
有「と言うことは42だから、7班出来て、内2班が5人班ですね」
悠真「先生!町の散策する班も部屋割りの班と同じですか?」
栞「そのつもりよ!町の散策時は班同士の交流はいくらでもOKよ!」
全員「ハーイ!」
友人「と言っても俺らはもう男子だけで5人居るんだし、決まったようなもんだろ?」
雄樹「そうだな!丁度5人だ!」
悠真「窪が居なくなって足りなくなるかもとか思ったけど糸成が居たのはでかいな!」
陽斗「それって糸成が居なかったら・・・」
栞「4人班よ!5人も4人も変わらないわよ!」
陽斗「あっ、そうスッか・・・」
ロン「バーカ!」
栞「それでは本題の女子達の班分けね!皆どうする?」
部子「はい!私は有先生と一緒の部屋を希望します!」
歩「あっ!ずるい!だったら私も!」
小「うちも!」
春奈「2人も挙げなよ!」
刹那「ええっ?」
江子『恥ずかしいです!』
愛「先生を私の元へ!」
凛「それが良いなら私も希望!」
舞桜「私も!」
冥「私だって!」
朝子「だったら・・・」
千桜「お前らな!?」
栞「はあ~、常識的に考えてあり得ないでしょ?」
部子「実は、私先生が隣で寝てくれないと湿疹が出てしまうんです!」
朝子「はあ!?そんなの初耳よ!」
江子「ズルいです!」
刹那「委員長の心見たけど、『嘘ですけどね』って言ってるよ!」
部子「何、人の心を見てるのですか?!」
歩「だったら、私も有君と一緒に寝ないと風邪引くんです!」
流「どんな体質よ?普通逆でしょ?!」
歩「どういう事?」
小「有君の服に付いたものでアレルギー反応があってくしゃみ出るとか・・・」
冥「幼馴染みなら良いわよね?小さい時から一緒に寝てるし!」
有「ええっ・・・、冥ちゃん寝相悪いから僕の事蹴るじゃん!」
冥「なんか言った?」
春奈「威圧!」
部子「幼馴染みだから良いなんてズルいですわ!」
朝子「変な病気偽るあんたが言うな!」
泉「妹なら大丈夫ですよね?家族ですし、血も繋がってますよ!」
歩「家族もズルい!」
愛「あの先生!私は本当に有先生が居ないと命に関わります!どうかお願いします!」
莉桜「おおっ、遂に桜咲さんも偽りの仮病でアピールタイムか?」
燕「いや、愛さんに関しては生死に関わる問題です!」
全員「ええっ?」
燕「お陰で私も最近寝不足で・・・」
栞「どういう事?」
燕「有先生を意識してから、彼女の夢は有先生が誰かに取られる、そんな夢です!」
愛「ちょっと待て!燕!証拠はあるのか?」
燕「いつも寝言で『有先生行かないで!』って言ってるわよ!」
カチッ!
愛『ああ、先生!私の何がダメなんですか?このちゃんの事は諦めましたから!先生!お願いします!行かないで下さい!』
愛「嗚呼!」
刹那「心を読んでみましたが、どうやら本当のようです!」
燕「毎日汗でシーツ全体はおろかマットレスまで、絞れるくらいにビチャビチャで、寮母さんに何度おねしょと間違えられたか!」
愛「止めて!」
燕「しかも、先週末脱水症状で救急車で運ばれたのはどこの誰よ?」
朝子「そんなこと合ったのね・・・」
心乃枝「重症やん!」
千桜「本当に生死に関わる問題だな!」
栞「これは仕方無いわね・・・」
部子「えっ?」
栞「分かったわ!桜咲さん、あなたは有と同じ部屋を認めるわ!」
全員「ええっ!!!!」
栞「修学旅行中に死人が出るなんて前代未聞よ!私達が責任を取られるわ!」
流「食堂壊したり、バスの運転手や従業員をボコボコにしたことの責任は?」
栞「香ちゃんもとい星田先生曰く、怒らせた奴の責任だそうよ」
悠真「それで俺達の後輩にも多大な迷惑掛けてるんですけどね!」
部子「男女一緒の部屋なんて良いんですか?」
朝子「あんたが言うな!」
全員「そうだ!そうだ!言い出しっぺ!」
栞「嫌よ、死因が好きな異性への独占欲による恋煩いで、それによって引き起こした発熱だなんて!誰が信じるのよ?」
全員「確かに!」
栞「そんな変な病気で命落とさせるくらいなら一線越えた方がマシよ!」
部子「一線を越えさせては行けません!」
朝子「だからあんたが言うなって!」
部子「桜咲さん、私と班を組みましょう!」
愛「えっ?」
歩「だったら私も、全然話したこと無いし・・・」
栞「ダメよ!」
歩「えっ?」
部子「なぜですか?」
栞「あなた達だと、逆セクハラが起きそうだからよ!」
朝子「そうよ、そうよ!委員長の事だからどうせ拉致監禁とかするに決まってる!」
部子「なっ、そんなことしませんわ!」
朝子「委員長が有を拉致監禁すると思う人?」
部子以外「ハーイ!」
部子「何でですか?」
朝子「日頃の行いよ!」
春奈「じゃあ、私達図書館探検部が愛さんと行くわよ!ほら、心乃枝も居るし、その方が愛さんだって嬉しいでしょ?」
心乃枝「うちは反対やな!」
春奈「何でよ?」
心乃枝「だって、寝言がうちが邪魔者みたいで・・・」
愛「所詮夢ですよこのちゃん!」
心乃枝「じゃあ、何で発作起こるん?うちおらん方がエエやろ?」
愛「えっ、えーっと・・・」
心乃枝「愛ちゃん危なそうやから、朝子うちの代わりに行ったって!」
朝子「私?」
心乃枝「江子に刹那も!」
江子「私達もですか?」
刹那「良いのかな?」
栞「埒が明かないから、他で組む班?」
千里「だったら、私と午希ちゃんと渚さんと愛美ちゃん!」
午希「どういう班なのさ?」
千里「フフフ、夜に成ったら犬太君について恋ばなしましょう!」
午希「止めて!」
渚「そうなると、2人足りないから、恵花、恵子!拙者達と一緒に行動するか?」
恵花「分かったです!」
恵子「渚姉達と行動を共にするです!」
栞「じゃあ、出来た班から班長とか決めて提出して!」
千里「ハーイ!」
悠真「俺らも書くか?」
友人「班長は俺がやるよ!石井は兼業無理だろ?」
悠真「ありがとうな!」
1班
班長・岡崎友人
石井悠真
石田陽斗
千葉雄樹
寺坂糸成
2班
班長・麦田午希
難波千里
長野渚
佐藤愛美
牧村恵花
牧村恵子
瞳「私氏家さんや前川さんと組んでみたいですね?」
流「えっ?」
ロン「どうしてですか?」
瞳「お二人の彼氏に付いて・・・」
流「いや、進展無いし!」
ロン「彼氏とかでは・・・」
瞳「大西さんや谷川さんを誘ってみませんか?」
2人「誘おう!」
楓「えっ?」
燕「別に良いですけど・・・」
莉桜「私もそこに入れて!」
瞳「じゃあ、決まりましたね!」
3班
班長・大西楓
谷川燕
田中莉桜
博士瞳
氏家流
前川ロン
朝子「これ早く決めないとヤバイんじゃない?」
小「うちも入れて!」
凛「私達も!」
舞桜「私もですわ!」
栞「いや、ここは安全性を考えて、心乃枝さんが言った3人と長谷川さんと岩村小さん!入ってもらって良い?」
小「はい!」
千桜「わ、私?何で?」
栞「ベストな6人の方がいざという時動きやすいでしょ?」
千桜「まあ、そうですね?」
朝子「じゃあ、決まりね!」
4班
班長・岡朝子
宮里刹那
桜咲愛
岩村江子
長谷川千桜
岩村小
栞「あと3班ね!」
寿美鈴「絵里さんは私が居ないとダメですからね!」
絵里「な、何を?」
寿美鈴「私が居ないと、すぐ暴れますから!」
モア「私も一緒に見張ります!」
絵里「何だと?それにこのままだといつものメンバーじゃないか!」
心乃枝「だったら、うちらそこ入るわ!どうせなら紬ちゃんも一緒に!」
紬「良いんですか?」
春奈「勿論!」
5班
班長・四葉寿美鈴
真鍋絵里
モア・ワコール
木谷心乃枝
小宮春奈
茂本紬
栞「あと2班!うち1班は5人ね!」
冥「泉ちゃんは私と組もうか?」
泉「うん!冥お姉ちゃんと一緒!」
冷子「恋さん、ルンさん、私と組みませんか?」
恋「良いわよ!」
ルン「こういう新しい関係を大事にしていかないと!」
歩「泉ちゃん!私と組まない?」
凛「あの・・・」
舞桜「私もそちらへ?」
冥「良いですよ!」
永春「入れてアル!」
6班
班長・岡村冥
岡田泉
佐々木歩
高橋舞桜
牧瀬凛
古永春
部子「と言うことは?」
蘭「私達が余り物?」
7班
班長・相坂冷子
麦田部子
新井蘭
真中ルン
前田恋
ルン「よろしく!」
恋「よろしくお願いします」
部子「よろしくお願いします!」
栞「はい!当日はちゃんとこの班で行動するように!分かった?」
全員「ハーイ!」
- Re: 少年教師有! ( No.208 )
- 日時: 2024/10/17 21:04
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
出席番号202番・ドキドキの修学旅行(裏側編・前編)
学生寮
ルン「7時?ヤバッ!寝過ごした!今からでも、間に合うかしら?兎に角新大阪駅まで!」
数十分後
ルン「ええっと、確か集合場所には8時までに来るんだったっけ?ギリギリかな?なんだ、誰も居ないじゃん!まさか、出発しちゃったとか?ああ、置いてかれたんだ!」
有「皆、遅いなあ、そろそろ出発の時間なのに・・・」
ルン「あっ!先生!」
有「あっ!真中さん!おはようございます!」
ルン「おはようございます!先生はいつ頃?」
有「30分前ですね!ですが、誰1人来てないんですよ!おかしいですね?全員遅刻なんでしょうか?」
ルン「それはないと思います!私が最後に出て行ったので・・・」
プルルル、プルルル・・・
有「はい!」
香「有、あなたどこに居るの?」
有「どこって、先生こそどこに居るんですか?もうすぐ出発ですよ!」
香「携帯の連絡見てない?」
有「携帯の連絡?」
香「実は、突然集合場所が新幹線の駅から、空港に変わったのよ!」
有「えっ?そんなこと・・・」
香「1度メール確認しなさい!」
有「真中さん携帯は?」
ルン「ちょっと待ってて下さい!」
ゴゾゴソゴゾゴソ・・・←鞄を漁る
ルン「ヤバッ!寝坊して慌ててたから机の上に充電しっぱなしで忘れたかも!」
有「えっ?」
ルン「確かスマホなら電話しながらでも確認できた筈!」
スッ、スッ、スッ・・・
ルン「これじゃないですか?」
有「えっ?嘘!」
香「確認できた?」
有「何でもっと早く言ってくれなかったんですか!」
香「ごめん、6時に突然理事長に言われて、私達も携帯持ってる子達に共有させるのがやっとだったのよ!」
有「僕らは置いてきぼり何ですか?そうなったら僕泣きますよ!」
香「お金は後で返すから、自分達で切符買って博多に向かって!」
有「分かりました!」
プチっ
有「あっ!切れた!」
ルン「なんて言ってました?」
有「兎に角切符を買って博多まで行きましょう!」
ルン「私、所持金7000円しか無いけど行けるかな?」
有「足りない分は僕が払いますよ!あっ!充電するの忘れてた!」
ルン「連絡途絶えた!」
取り敢えず2人は新幹線で博多へ向かうことにした。
ちなみに八期が近くに居たのだが、人混みに隠れてお互いに気付かなかった。
ルン「自由席で良いですよね?」
有「なるべく節約しましょう!」
新幹線の中
ルン「なんとか座れましたね?」
有「僕新幹線乗るの初めてなんです!」
ルン「男の子だね!でも、大丈夫かな?」
有「きっと博多で合流出来ますよ!」
ルン「いや、今日中国地方の天気が不安定だって昨日の天気予報で言われていて・・・」
広島駅
放送「お客様にお知らせします!強風のため、只今運転を一時見合わせております」
ルン「やっぱり!」
有「どうします?待ちますか?それとも別ルートで?」
ルン「いつ動くのも分かりませんし、進めるだけ進みましょう!」
在来線
有「こういうレトロな電車旅も良いですね!」
ルン「まあ、出来るだけ進めば良いんですけどね・・・(少年教師と2人っきりの旅か・・・)」
キキー!
有「うわあ!」←頭がルンの膝に
ルン「キャー!」
有「す、すみません!」
ルン「い、いえ急ブレーキですから・・・」
運転士「皆様にお伝えいたします!先程、線路内に動物が侵入した為、一時停止しております!お客様にはご迷惑をお掛けしますが安全が確認されるまでお待ち下さい!」
有「線路内に動物が侵入?」
ルン「犬や猫、山の中だと鹿とか熊がよく線路内に入ったりします!」
有「そうなんですか・・・」
ルン「場合によっては結構時間掛かりますよ!」
なんとか次の駅まで辿り着くも・・・
バスの中
有「まさか、運転再開が3時間後とは・・・」
ルン「色々事情があるんですよ!」
有「臨時バスが運行していて良かったですね!」
ルン『何なのよ!この修学旅行は!初めての修学旅行がこんな行き当たりばったりだなんて聞いてないわ!
でも、この少年教師と2人っきりの旅行か・・・、この時間がずっと続いて欲しいと思う自分が居る・・・、
いや、何考えてるのルン!相手は10歳の少年! ましてや去年までは敵だった相手!私の事なんか・・・』
ブルルル・・・
ルン「えっ?」
運転士「すみません!エンストしてしまいました!」
ルン『何でよ!』
途中で下ろされ・・・
有「あっ!タクシー!」
タクシーの中
有「何だか、色んな乗り物に乗ってますね」
ルン「段々遅くなってるように思えるのは気のせいかしら?」
有「八期兄さん曰く、タクシーは神の乗り物らしいですよ!」
ルン「何で?」
有「大きさにもよりますが、バスや電車は人数分払いますが、タクシーは車に入れるだけ乗っても、料金は表示された金額ですし、バスや電車は遠回りしたりしますが、タクシーだと抜け道を走ったり出来るので、場合によってはバスや電車より早く着くこともあるんですよ!」
ルン「へー、それは神ね!」
ドスン!
2人「えっ?」
運転士「イヤー、済まないね、タイヤが溝にはまっちゃった・・・」
ルン『免許の返納をお薦めしたい!』
有「抜けなさそうですね!」
運転士「あっ、でも、下関のトンネルならあと1キロあるかどうかの筈だよ!」
ルン「それはありがとうございます!」
約1キロ歩き
ルン「やっと下関トンネルに着いたわ!」
有「荷物もあって大変でしたね・・・」
ルン「ただ、まだ終わりじゃないのよね!」
有「はい、目的地は博多ですから!」
下関トンネルを抜けると
カー!カー!カー!
ルン「もう夕方ね!」
有「こうなるともう旅館を目指すしかありませんね!」
ルン「旅館の場所知ってるんですか?」
有「観光案内所の人に聞けば良いんですよ!」
博多駅(PM6時)
担当「はい、そちらですとこの電車に乗って、バスに乗り換えれば、最寄りの駅は・・・」
ルン「メモしたわ」
有「ありがとうございます」
ルン「さあ、なんとか枕投げまでには行くわよ!」
有「晩御飯じゃないんですね・・・」
ルン「そう言えば朝から何も食べてなかったんだわ!」
有「僕も朝は軽く、晩御飯で豪快に食べようと思って・・・」
ルン「先生って意外と大食い派?」
有「沢山食べられるように空けてる言うか・・・、
兎に角急ぎましょう!」
ルン「OK!『何だろう、もうすぐこんな変な旅も終わりなのかって思うとちょっと寂しいわね・・・』」
電車内
有「うわあ!辺りはもう真っ暗だ!」
ルン「逆に言うと夜景が綺麗だわ!」
有「そうですね」
ルン「フフフ」
有「なんで笑ってるんですか?」
ルン「実は私、修学旅行初めてなんですよ!」
有「そうだったんですか?」
ルン「皆で車内でワイワイとか憧れてたな・・・」
有「すみません、こんな変な旅で・・・」
ルン「何言ってるんですか?」
有「えっ?」
ルン「むしろこんな変な旅を経験してるのは自分しか居ないとなると、逆に自慢ですよ!」
有「そう言ってくれてありがたいです」
ルン「しかも、有先生と2人っきりってのもね!」
有「それって?」
ルン「端から見たら、弟と旅行に来てる姉ですから!」
有「そ、そうですね!ハハハ・・・」
そして目的地周辺
有「ええっと、あそこの建物を右に・・・」
ルン「あれじゃないですか?」
有「本当だ!やっと着いた!」
PM9時旅館到着
ルン「さあ、あとはお風呂でゆっくりしたり・・・」
有「美味しいご飯を食べた後・・・」
2人「部屋でゆっくり寝よう!」
ところが!
有「予約してたスリーシスターズ学園の関係者です!」
従業員A「はい、かしこまりました」
数分後
従業員A「お客様、スリーシスターズ学園の方ですか?」
有「そうですけど?」
従業員A「ご予約ですが、キャンセルに成ってますよ!」
2人「はあ?!」
ルン「そんな筈無いわよ!何かの間違いでしょ!」
従業員A「でも、キャンセルと・・・」
有「僕らは今日ここに修学旅行で泊まる為に予約してた筈です!修学旅行が中止などあり得ません!先に来てるグループが居る筈です!」
ルン「ほら、ここで合ってるでしょ!」
従業員A「確かに地図は合ってますが・・・、たしかお帰りに・・・」
有「何のためにですか?」
従業員A「だからチェックインの前にキャンセルに成って・・・」
ルン「何よ!こんなの骨折り損のくたびれ儲けじゃない!私達は何しに来たと思ってるのよ!」
従業員A「ですが・・・」
ルン「部屋くらい用意してた筈よ!料理だって事前に予約してた筈だし・・・」
有「僕も、ここの旅館の料理楽しみにしてたので、朝からほとんど食べずにここへ来たんです!何ですか?僕らを追い出すと言うんですか?」
従業員A「予約してない方をお通しするのは・・・」
ルン「だからしたって言ってるでしょう!」
有「入れて下さいよ!」
従業員A「それにあなた方は未成年よね?」
ルン「修学旅行って言ってるでしょ!」
有「どうして分からないんですかね・・・」
従業員B「どうした?」
従業員A「実はこの方々が・・・」
従業員B「お客様どうされましたか?」
ルン「私達は修学旅行で来たのに、この人が入れてくれないのよ!」
有「ちゃんと学校が予約してますから入って当然ですよね?」
従業員B「お客様はどこの団体さんでしょうか?」
ルン「スリーシスターズ学園よ!」
従業員B「スリーシスターズ学園ですと、予約がキャンセルに成ってますね」
ルン「何でよ!どうやったら修学旅行で泊まる部屋がキャンセルに成るのよ!」
有「おかしいですよ!泊めて下さい!」
従業員B「そんなこと言われましても、もう満室で、あなた方は未成年ですよね?」
ルン「だから何よ!」
従業員B「未成年だけの宿泊はご遠慮してるんです!」
有「だから修学旅行で来たんですよ!」
従業員A『ああ、いたちごっこだ!どうしよう?』
有「予約してた部屋を他に渡すなんて酷いですよ!」
従業員B「ですから、キャンセルがあって・・・」
有「本当に学校の関係者なんですか?」
従業員B「そ、それは・・・」
有「だったら違う可能性もありますよね?」
従業員B「う~ん・・・」
支配人「どうした?」
従業員A「この方々がなかなか手に負えなくて・・・」
支配人「お客様、当旅館はもう満室で、更に付け加えますと未成年だけの宿泊はご遠慮させてもらってます!お引き取り下さい!」
ルン「何よ!」
有「なんでですか?」
外に出される2人
ルン「修学旅行で予約されてるのに・・・」
有「泊まるお金ありませんよ!」
ルン「だとしても『未成年だけはダメ』って追い返されるのがオチよ!」
有「あっ、真中さん、1つだけ良い方法があります!」
- Re: 少年教師有! ( No.209 )
- 日時: 2024/10/17 22:42
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
出席番号203番・ドキドキの修学旅行(裏側編・後編)
もう一度旅館に入る2人
従業員A「えっと、お客様?」
従業員B「お引き取り願って貰えませんか?」
有「僕らを帰すとどうなるか分かって言ってるのですか?」
従業員B「はい?」
有「僕らを追い出すと、この旅館は1ヶ月後には廃館に成ってるだろうね?」
支配人「それはどう言うことですか?まさか、ここを爆破するつもりだと?」←慌てて駆け付ける
有「違います!ここの従業員の接客態度が悪いとか、客を差別してるって噂が流れて、それが広まって廃館に成るんです!今やネットの時代!いつ誰が見てるのか分かりませんし、僕らを入れておくのが身のためでは?」
支配人「お言葉ですが、それはこちらの台詞です!満室でありながら部屋を用意しろ、食事を提供しろはお客様のわがままではございませんか?」
有「言いましたよね?僕らはここに修学旅行で来てるんですよ!本来ここに来る筈のお客さんなんですよ!あなた方はそのお客さんを追い出そうとしてるです!」
ルン「そうよ!私達は本来泊まる客なのよ!泊まれないなんておかしいわよ!」
支配人「ですから、お断りの電話が・・・」
有「本当にうちの学校だったんですか?そう言いきれるんですか?」
従業員A「支配人!」
支配人「なんだ?」
従業員A「実は、私が前に働いていた旅館なんですが・・・」
支配人「まさか?」
従業員A「はい、こちらの学校の関係者に無礼な態度を取ったことが切っ掛けで、その学校の生徒達が帰って、2週間後に旅館は倒産しました!」
支配人「まさか、この子達の言うことは?」
従業員A「十中八九事実でしょう!私関西出身で、去年の夏に京都のホテルで働いていて、こちらの学校が林間学校で来てたのですが、トラブルが起こり廃館、更には周辺の旅館やホテルが10件以上潰れて、代わりにその跡地で無人のラブホが建って儲かってると友人から聞きました!」
支配人「なんだその無法地帯は?」
従業員B「でも、部屋は無いんですよ!うちのロッカールームにでも泊まらせる気ですか?」
支配人「こうなったら、団体客に頼んで1部屋だけでも空けるように出来ないか頼んでくれないか?その分1部屋分の料金を返すのと食事とかお風呂を割引するなどの対応をして・・・」
従業員B「ですが、未成年ですよ!それを泊まらせるつもりですか?それに家出の可能性だって・・・」
従業員A「いえ、名札がありますので修学旅行生でしょう!それに何かあったんだと思います!それで勘違いをしてるのではないでしょうか?」
支配人「この時間帯に家に帰すのも危険だし、スリーシスターズ学園って?」
従業員A「大阪の学校です!」
支配人「迎えすら来れない筈、つまり私達が預かるしかないと言うことだ!」
従業員B「分かりました」
数十分後
従業員A「君達!」
有「はい!」
ルン「何ですか?」
従業員A「今日は沢山の人が来てて、本当に部屋が無いの!」
2人「えっ?」
従業員A「だから、2人とも相部屋で良いかな?」
有「相部屋?」
従業員A「2人で一緒の部屋に成るけど良いかな?」
有「あれ?部屋は決められてた筈じゃ・・・」
ルン「私は別に構わないわよ!小学生なんて恋愛対象にも成らないわ!」
従業員A「食事も部屋で良いかな?」
ルン「別にそれで良いわ!きっと遅いと思うし、皆食べ終わってる筈よ!」
有「良いんですか?」
ルン「一人ぼっちよりはマシよ!」
案内された部屋
有「お邪魔します!」
ルン「まあまあね!兎に角さっさとお風呂入っちゃいましょ!」
有「そうですね」
従業員A「それではその間にお食事用意しておきますね!」
有「よろしくお願いします!」
温泉
ガラガラ
有「フー、ああ癒される!気持ちいい!本当に散々な旅だった!」
ガラガラ
有「誰だろう?」
ルン「えっ?キャー!」
有「ま、真中さん?何で?」
ルン「こっち見るな!小学生だからって何女湯に入って・・・」
有「待って下さい!僕は男の脱衣場に入りましたよね?」
ルン「そ、そう言えば・・・」
ドン!
ルン「何?」
『混浴』
ルン「ここ混浴だったの?!」
有「はい、星田先生が6年のスキー林間でお風呂での騒動が合ったから、問題に成らないよう混浴にしたんです!」
ルン「何よそれ!何で裸を男子に見られないといけないのよ?」
有「えっ?混浴は水着着用が絶対です!」
ルン「えっ?そうなの?」
有「だからほら!」
ルン「水着持ってきてたの?」
有「はい!流石に何も着ずに入るのは女子生徒から批判が相継ぐからと・・・」
ルン「先に言いなさいよ!」←走って脱衣場に戻ろうとする
有「あっ、濡れた床を走るのは・・・」
ツルッ!
有「危ない!」
ガシッ!
ルン「あっ・・・」
有「間に合った・・・」
ルン「あっ、ありがとうございます・・・、って何目を逸らして・・・」
有「真中さん早く起き上がって下さい!タオルがズレてます!」
ルン「キャー!ってそう言えば水着持ってきて無かったわ!」
有「しおりの持ち物リストにも書いてましたよ!」
ルン「どうすれば良い?まだ体洗ってないんだけど?」
有「レンタルできるなら借りた方が良いのでは?」
数分後
ガラガラ
ルン「フッ!どう私の水着姿は?」
有「う~ん・・・」
ルン「私の裸見といて何で薄いのよ!」
有「いや、何も言えないと言うか・・・」
ルン「そう言えば、先生って頭とか体洗った?」
有「そろそろ出ようかな?」
ルン「いや、マジで臭うから!私が隅々まで洗うわよ!」
有「真中さん!止めて下さい!」
ルン「誰だって、汚い男より、綺麗な男の方が良いに決まってるでしょ!」
有「ああ!どこに手を突っ込んで?」
ルン「あんたみたいな小学生の見てもどうってこと無いわよ!」
数十分後
有「お風呂で癒される処か疲れちゃいました・・・」
ルン「あんたが不潔過ぎなだけよ!プワー!やっぱ風呂上がりのコーヒー牛乳は最高ね!それを飲みながら食べるこの料理も最高じゃない!」
有「はい!こんな豪華な定食?ですかね、美味しいですし、ご飯も進みます!」
ルン「伊勢海老にサーロインもあるわ!」
有「そんなに凄いんですか?」
ルン「高級食材!庶民はまず食卓に並ばないわね!しかもお代わりもあるし、至れり尽くせりね!しかし、それだけじゃないわ!」
有「えっ?」
ルン「先生と2人っきりって言うのも悪くないわね!」
有「そんな照れちゃいますよ」
ルン「いや、自分より小さいから気まずくならない!私の方が姉と言う感覚で見れるから!」
有「どう言うことですか?」
ルン「いや、普通30代~50代の先生と食事なんて気まずくて味しないわよ!遠慮して箸が進まなくなるわ!そんな人と一緒に来るなら自分の親と来たいわ!」
有「真中さんのご両親は?」
ルン「さあ?知らない!そこら辺の記憶無い!」
有「そうなんですか・・・」
ルン「多分、他の皆も同じ筈!もしくは孤児しか居ない筈よ!」
有「そうなんですか、僕もなんですけどね!」
ルン「先生も孤児なの?」
有「お母さん曰く、体が弱いから手術前に僕を1番上のお姉ちゃんにプレゼントしたそうです!」
ルン「それは捨てられてるのよ!」
有「良く言われます!」
ルン「まあ、自覚無いのも無理無いか!小さい頃の記憶なんてよっぽど印象強くない限り覚えてないから!お父さんは?」
有「もう雲の上だと、お母さんの手紙にありました!」
ルン「フーン・・・」
有「妹2人と一緒に・・・」
ルン「フーン・・・、ん?妹2人?」
有「居るじゃないですか!4歳の泉!あれ僕の実の妹なんです!」
ルン「ちょっと待って!お母さんは?」
有「まだ生きてますよ!どこかでひっそりと!」
ルン「マジで?」
有「少なくともこの学校で教師をやってることまでは分かってます!」
ルン「じゃあ片っ端から声を掛ければ・・・」
有「はブラかされるのがオチです!」
ルン「そっか、子供捨ててるもんな!」
有「捨てたんじゃありません!プレゼントとして渡してくれたのです!」
ルン「嫌よ!そんな重いプレゼント!」
有「妹か弟貰うのは嫌ですか?」
ルン「いや、そりゃ弟妹は欲しいけど、一緒に遊びたいとかだから!貰うってことは育てることに成ってるじゃん!」
有「でも、女の子って・・・」
ルン「お母さんに憧れるわよ!お母さんみたいに料理とか家事とか憧れるよ!あと赤ちゃんの世話とか!でも、子供と大人じゃ、見ると聞くとでは全然違うから!それより、先生はいつかお母さんに・・・」
有「会いたいですよ!顔は全く知りませんけど・・・」
ルン「意味なくない?」
有「お姉ちゃん達は覚えてるそうですよ!」
ルン「フーン、それってお姉ちゃん2人以上居ない?」
有「はい!5個年上と11個年上のお姉ちゃんです!」
ルン「あっ、そう!」
就寝
有・Zzz
ルン『嘘でしょ!』
有・Zzz
ルン『全然眠れないんだけど!えっ?私の意識しすぎ?いや、隣男だけどさ、相手小学生だよ!これじゃ、私凛やあの連中と同じショタなんとかじゃない!』
有「あっ、お姉ちゃん!」チュッ!←寝惚けてる
ピカーン!
ルン「えっ?これって?」
次の日
有「ふわあ、よく寝た!」
ルン「お、おはようございます・・・」
有「って、真中さん大丈夫ですか?」
ルン「一睡も出来なかった・・・」バタン
有「真中さん!朝御飯食べたら戦争の歴史館へ行くんですよ!しっかりして下さい!」
AM9時(フロント)
従業員A「ええっと、料金が・・・」
有「また戻って来るので、ってか学校に請求しといて下さい!」
従業員A「はあ・・・、分かりました!」
ルン「ああ、頭痛!」
次回・この事で2人が説教を受ける?
- Re: 少年教師有! ( No.210 )
- 日時: 2024/10/20 09:43
- 名前: いくちゃん (ID: E8lgSYnB)
出席番号204番·ドキドキの修学旅行(裏側編·その後)
朝子「もう、なんで戦争体験者の話を2度も聞かなきゃいけないのよ?!」
江子「約2名が参加出来ませんでしたから!」
千雨「本当、誰かさんのせいでな!」
小「だからって、なんで新幹線で行ったり来たりしなあかんの?ここで停滞で良かったやん!」
刹那「先生によると、新幹線の中で騒ぎたかったそうです!」
江子「友達とワイワイお喋りやゲームなどで遊びたかったと言うことですね!」
朝子「そんななか、有と真中さんだっけ?」
江子「はい、入れ違いでホテルに到着してたらしいですね!」
小「可哀想に、やっとの思いで着いたホテルがまさかキャンセルされてた挙げ句誰も居ないなんて悲しい話やで!」
江子「そう言えば、先生はそれについて星田先生に呼ばれてたです!」
小「えっ?でも、あれは美麗が勝手に集合場所変えたから・・・」
千雨「2人はここに泊まってたらしいぞ!」
愛「えっ?まさかそれで?」
千雨「そっち方面の注意じゃないから!」
香&栞の部屋
香「有、真中さん!あなた達がなぜ呼ばれたか分かる?」
有「えっ?分かりません」
ルン「私も別に悪い事は···」
栞「話は従業員さんから全部聞いたわ!」
香「あなた達、従業員さんを脅して無銭で昨日この旅館に泊まっていたでしょ!」
有「そ、それは···」
ルン「先生がここの旅館だって言ってたじゃん!泊まったらいけなかったんですか?」
栞「確かに、修学旅行のしおりには書いてあったわ!でも、満室にも関わらず部屋を横取り、更に無銭飲食に無銭入浴に無銭宿泊!明らかな犯罪じゃない!」
有「修学旅行ですよね?ね?」
香「修学旅行じゃなかったらやらなかったの?」
有「当たり前ですよ!修学旅行でなかったらこんな事、しませんよ!」
パチン!
有「痛!何するんですか!?」
香「この大馬鹿者!私はあんたをそんな風に育てた覚えはない!」
有「親でもないくせに!」
栞「香ちゃん!落ち着いて!」
ルン「そもそも、大体行きから私達は散々だったんですよ!
集合場所がいきなり変わるわ!
途中で鉄道が止まるわ!
バスやタクシーを乗り継ぐわ!
挙げ句の果てに、やっと着いたと思ったホテルから門前払い受けるわ!
骨折り損のくたびれ儲けじゃない!
しかも、皆帰ってたなんて今日聞いた話なのに、分かるわけ無いでしょ!」
有「そうだ!そうだ!携帯の電池は切れて連絡手段も無いのに、どうしろって言うんですか!」
香「そこは、確かにあなた達からしたら、同仕様も無い話ね!」
有「だったら···」
香「私が怒ってるのは、八期を脅しの切り札に使った事よ!」
有「えっ?!」
香「有、従業員さんに、
『自分達を泊めないと、この旅館は潰れる』
って言って脅したわね?」
有「だって、修学旅行先の旅館を門前払いされたんですよ!僕らは泊まる筈だったホテルから追い出されたんですよ!理不尽じゃないですか!」
香「それは本当に理不尽なのかしら?」
有「どういう事ですか?」
香「入って来て!」
ガチャン
八期「失礼します」
有「八期兄さん···」
香「八期、あんたが有と同じく、修学旅行で別行動、そのまま指定されたホテルまたは旅館に行ったけど、
『キャンセルがありました』って帰されたらどうする?」
八期「それは、そのホテルか旅館の電話を借りて先生に確認取ります!」
有「でも、先生の電話知らないし···」
八期「学校の電話ならどうだ?」
有「えっ?」
八期「学校のホームページを見れば、学校の電話番号くらい載ってるよ!そこから電話して理事長に確認して、その後の行動を聞く!」
零「これが普通の人の判断よ!」
有「零姉!」
零「自分がホテルの従業員の立場になって考えてみなさい!従業員さん達は私達の事情なんか分からないのよ!その事情さへも何でも聞いてくれると思わないで!」
香「確かに、今回は王美麗のせいであなた達の修学旅行がおかしくなったのは事実!でも、私が納得出来ないのは、従業員を脅してまで、自分達の要望を押し通した事!」
有「でも···」
香「あなたには一度言ったはずよ!
『無料より高い物はない』ってね!」
有「えっ?」
香「あんたは学校の修学旅行だから、学校側から払ってくれるから、無料で楽しめると言う前提で修学旅行に来たからあんな行動をしたのよ!」
ルン「えっ?実際、無料じゃないの?」
香「バカ!修学旅行はね、生徒達の親御さん達が自分の子供の為にお金を注ぎ込んでいるのよ!決して無料で行ける旅行なんかじゃないわ!」
ルン「えっ?じゃあ私達みたいな孤児は?」
香「理事長が払ってくれてます!それはあなた達が外で色んな事を学んでくれると信じて!あなた達はその気持ちを踏みにじったのよ!」
栞「まとめると、行きの散々な結果は王美麗及び情報を上手く共有出来なかった私達教師の責任よ!
それは本当にごめんなさい!
でも、だからといって、他の人の部屋を奪ってまで無理矢理、しかも人の嫌な噂まで使って脅すのは、学校だけでなく、脅しに使った人の名誉まで傷付ける事になるのよ!」
零「あと言っとくけど、八君はホテルに文句を言っても、ホテル側を脅したことは1度もないわよ!」
2人「えっ!」
有「そうなの?」
零「大体『納得出来ないから他をあたる』って出ていくし、
『こんなホテルなんか潰れてしまえ!』とは言っても、
『自分を追い出したらホテル潰れるぞ!』ってセリフは1度たりとも言ってない!」
ルン「じゃあ、あの時どういった対応すれば良いのよ?」
香「八期も言ったように、まず学校に電話を入れて確認!
先生の電話番号が分からないなら、学校に電話帳又は個人の番号の表位あるからその場で確認!
やむを得ない場合は先生達がフォロー入れて泊まらせるように説得するから!最悪、現場に向うか、迎えに行くから!
それに、切っ掛けは王美麗による突然の集合場所変更っていうのは皆分かってるから、お金くらい返すわよ!むしろ美麗に請求したいくらいだわ!」
2人「···」
香「今、思い返してみて、自分達の行動に対してどう思う?」
有「最低な行為だったと思います···」
ルン「思い出したら恥ずかしいです···」
香「だったら、八期にダシにしたことと従業員さん達にわがままいた事を謝るのね!」
有「八期兄さん、八期兄さんを使って脅してごめんなさい!」
八期「有!」
有「なんですか?」
八期「先入観や思い込みで決めつけるからこうなるんだ!まずは落ち着いて確認をする!わかったな?」
有「はい!」
外に出て
有「わがまま言って···」
ルン「失礼な態度を取って···」
2人「すみませんでした!」
香「私からも謝罪させてもらいます!家の子たちが本当にご迷惑をおかけしました!」
支配人「いいえ、我々も確認を取らなかったの事が悪かったですし···」
栞「あなたも謝りなさい!」
美麗「何よ!やっとの事で昼間に大阪に到着したと思ったら、連れ戻されて···」
香「元々はあなたが元凶でしょ!」
美麗「だからって、なんて謝るのよ?」
香「勝手に予定を変えたことを謝りなさい!」
美麗「勝手に予定を変えてごめんなさい」
香「はい!」←1万円を出す
美麗「何よこれは?」
香「交通費よ!あなたはこれで家に帰るのよ!」
美麗「折角来たのに、観光1つ出来ないなんてどう言うことよ!」
香「元々はあんたが勝手に予定変えたのが悪いんでしょ!そんな生徒に学ばせる修学旅行なんてあるか!帰りなさい!」
美麗「何よ!フン!」
結局、美麗は新幹線で再び大阪に逆戻りと成った。
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