二次創作小説（新・総合）
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 少年教師有！
- 日時： 2024/10/16 18:51
- 名前： いくちゃん （ID: E8lgSYnB）
いくちゃんです！
ナンバーズ更なるスピンオフ作品！
このお話の主役は鶴の弟・有！
あの有が帰ってきて教師になった所から始まります！
時系列は八期が絶対命令を持った生徒会長として認められた直後からです。
先にメインとなる登場人物だけを紹介します！
例えるなら魔法先生ネギま!と暗殺教室を混ぜたお話に成ります！
ぜひ、読んでください！
担任・岡田有
副担任・岡田栞
出席番号
１番・幽霊生徒・相坂冷子
２番・影主人公・石井悠馬
３番・サブ主人公・石田陽斗
４番・人気ヒロイン・岩村江子
５番・助太刀ヒロイン・岩村小
６番・影ヒロイン・氏家流
７番・メインヒロイン・大西楓
８番・正ヒロイン・岡朝子
９番・対抗キャラ・岡崎友人
10番・禁断ヒロイン・岡田泉
11番・主人公・窪一輝
12番・見守りヒロイン・久永春
13番・百合っ子・木谷心乃枝
14番・定ヒロイン・小宮春奈
15番・謎ヒロイン・桜咲愛
16番・分析ヒロイン・佐々木歩
17番・空気ヒロイン・田中莉桜
18番・一時期ヒロイン・谷川燕
19番・噂主人公・千葉雄樹
20番・準一時期ヒロイン・長野渚
21番・準空気ヒロイン・難波千里
22番・隠れヒロイン・牧野恵花
23番・モブヒロイン・牧野恵子
24番・噂ヒロイン・博士瞳
25番・疑惑ヒロイン・長谷川千桜
26番・悪キャラ・真鍋絵理
27番・昇格ヒロイン・宮里刹那
28番・準ヒロイン・麦田午希
29番・対抗ヒロイン・麦田部子
30番・肝っ玉お母さん・四葉寿美鈴
31番・謎キャラ・モア・ワコール
32番・裏ヒロイン・岡村冥
33番・悪主人公・寺坂糸成
34番・悪ヒロイン・新井蘭
35番・未来ヒロイン・牧瀬凛
36番・ミイラヒロイン・真中ルン
37番・サポーターキャラ・前田恋
38番・サブヒロイン・前川ロン
39番・お嬢様ヒロイン・高橋舞桜
40番・準対抗ヒロイン・佐藤愛美
41番・サポートキャラ・茂本紬
※今後増える可能性あり(随時載せる予定！)
- Re: 少年教師有！ ( No.85 )
- 日時： 2023/08/30 22:54
- 名前： いくちゃん （ID: BdV4ihXT）
犬太「おーい有！」
有「あっ！犬太君！何してるの？」
犬太「俺も、危険な木の事頼まれたから、そっちの方は大丈夫か？」
有「うん、大丈夫！むしろ心強い味方が増えたよ！」
犬太「そうか！」
燕「先生方は、文化祭楽しんで構いませんよ！」
一輝「ここは僕らで何とかしますよ！」
有「ありがとうございます！」
冥「私も別の場所行ってこよう！」
有「行ってらっしゃい！」
ふとカードを見る有
犬太「どうした？有！」
有「いや、犬太君って好きな人いる？」
犬太「はあ？そんなん知るか！女とかどうでもエエわ！それよりも修行や！修行に女はいらん！」
有「でも、犬太君は千里さんが怪しいって春奈さんが！」
犬太「なんで千里姉ちゃんやねん！関係無いやろ！」
有「えー、でも・・・」
犬太「俺は一匹狼や！」
有「いや、変化姿犬じゃん！」
犬太「黙れ！有勝負や！」
有「なんでそうなるの？」
出席番号80番・江子の戸惑い
心乃枝「皆、見失うで！」
春奈「おっと！危ない危ない！」
江子「全く、皆趣味悪い！私はジュース巡りでも・・・、(先生とデート刹那頑張るのですよ！)」
ドン！
江子「すみません、えっ？！」
有「こちらこそ、あっ！」
江子「有先生？と犬太君！」
有「江子さん！」
犬太「よ！チビ！」
江子「有先生、あなたは今しがた刹那と一緒に・・・」
有「あっ！いえ・・・(ダメだ、確かこの時間帯は・・・)」
江子「来るです！刹那どこですか？刹那！」
有「あの、江子さん！」
別の有の場所
江子「えっ！有先生が２人？一体どう言うことですか？」
有「いえ、あの・・・」
江子「あっ！これはいつぞやの林間学校の時の！あの時は５人でしたが・・・、まさか先生偽物を刹那に？」
有「違います！違います！どっちも本物です！」
江子「どちらも本物？納得のいく説明を！」
場所を移し・・・
江子「た、タイムマシーン？この小さいのが？」
有「はい！博士さんに貸してもらってます！」
江子「にわかには信じがたいですが、江子とのデートは上手く行きましたか？」
犬太「デート！お前デートし取ったんか？しかも刹那ってあの読心術者の！」
有「で、デートじゃないよ！」
江子「デートです！」
有「それがあのまた大変な事になりまして・・・」
江子「それはいつもの事です！それよりも楽しく回れましたか？」
有「は、はい・・・、楽しく回れたと思います(時間軸ではこれからですが)」
江子「それを聞けただけで嬉しいです」
犬太「なんや有！そんなことで悩んでたんかいな！
女とデートなんて弱いな！」
有「だから・・・」
江子「犬太さん！無関係なあなたは引っ込んでください！」
犬太「なんでや！俺は有をライバルと言う位置付けで勝負挑んどんねん！その有が女の事でウジウジして、弱なったら倒しても、勝った気成れんわ！」
江子「あの時あなたの考えに疑問を持っていましたが、あなたは勝負の勝ち負けにこだわりすぎです！」
犬太「何？」
江子「強さ、弱さと口に出してこだわっているうちはあなたが真に強い日はいつまで経っても来ません！」
犬太「なんやて！」
江子「更に言えば『愛を知らぬ者が本当の強さを手にすることは永遠に無いだろう！』恋愛をバカにしてはいけません！」
犬太「なっ！(意味分からん！愛ってなんや？)」
有「おおっ！格好いい！(意味分かんないけど)」
犬太「でも、それでも強無かったら愛する人かて守れへんやろ！男は強くなることが当たり前や！」
江子「強さだけで世の中生きていけると思えば大間違いです！あなたは何がしたいのですか？『プロボクサー』ですか？それとも『プロレス』とか『レスリング』でもするのですか？」
犬太「格闘技ならなんでもエエわ！どんな手を使っても勝てば強いってことやろ！」
江子「ダメです！格闘技には格闘技なりの各々のルールが存在します！それをも無視して強さだけを求める人など、それこそ弱い人間です！卑怯な人です！」
犬太「(こいつ、『男の勝負』ってものを分かってへん！だけど、何言うてるのか分からんし、女やし、男やったら拳で分からせるのに・・・)そんなん知らんわ！アホチビ助！」
有「口喧嘩は苦手なんだ・・・」
犬太「有！格闘大会の予選の時間忘れるなよ！」
有「分かってるよ！」
江子「あっ！私としたことが年下相手にあんな無気になって・・・」
有「いいえ、あんなにズバズバ言える江子さんは凄いですよ！体は小さいですが心は大きい人ですよ！」
江子「アハハ、(小さいは言われたくないのですが、まあ良いでしょう)私はこれで！」
有「あっ、江子さん時間あれば一緒にどうですか？」
江子「えっ？」
とある場所
有「風が気持ちいいですね！」
江子「はい(私を呼び止めたと言うことは何か相談でも？ってか先生と二人っきりに成るのも初めてなような？しかし、何を話せば良いでしょうか？)」
有「江子さん変わりましたね？」
江子「えっ？」
有「文化祭前のテスト僕の英語100点だったじゃないですか！他の教科も80点以上でしたし！」
江子「はい！先生からのアドバイスを貰ったら肩の荷が下りて、勉強が好きに成りました！今では放課後３時間は当たり前です！」
有「３時間？凄い熱心ですね！別に息抜きに遊んで良いんですよ！」
江子「そう言うわけには行きません！学生の本文は勉強ですから！」
有「あの、江子さんって誰か好きな人は居ますか？」
江子「はい？！な、なんの話ですか？私は別に」
有「刹那さんの話です！」
江子「えっ？デートで何か嫌なことでも？」
有「いえ、そうでなくて、デートの最後に『大好き』ともう一度告白されて・・・、あとキスもされて・・・」
江子「えっ？ええっ！！！！
そ、そうですか・・・(刹那もやりますね！)」
有「でも、この後刹那さんにどういう顔して会えば良いのか分からなくなって、今度こそ返事をしないと行けないし・・・」
江子「えっ？先生は刹那なこと嫌いなんですか？」
有「いいえ、そんなこと無いです！刹那さんとお話するの楽しいですし、ですが、僕こう言うの初めてで、女の人を好きに成るってどういうことなのかなって？」
江子(ああ、考えてみれば、先生はまだ9歳の少年ですよね！話を聞く限り先生に好きな人は居なさそうですね！)
有「それに、今は先生の事や修行の事、お母さんの事もあるし、考えられません！」
江子「でしたら、先生と生徒と言う立場もありますし、例えば刹那が卒業した時に返事を返すのはどうでしょう？」
有「良いんですか？」
江子「はい！それに先生と生徒は禁断恋愛と言いまして、本来お互いを好きに成ってはいけない関係なのです！」
有「えっ？なぜですか？」
江子「簡単な話、先生も人間ですから、好きな生徒の成績を贔屓したり、劇の配役で良い役を与えたりしないよう、教師と言うのは基本、生徒全員平等に見ないといけないのです！」
有「確かに、そうですよね！」
江子「仮に、今返事してもギクシャクしてお互いの信頼関係が拗れるだけだと思いますし、そんな関係刹那も望んで無いでしょう！」
有「そうですよね」
江子「それに刹那は自分の気持ちを伝えたかっただけだと思いますし、卒業すれば担任から外れますからそこからは恋愛は自由です！実際卒業してから付き合う教師と元生徒のカップルも居るんですよ！まあ、せいぜい10歳未満の差ですが！」
有「僕はどうなんでしょう？」
江子「先生だと、９年後に成りますが、卒業すれば付き合うことくらいは出来ますよ！お互いが好き同士であればの話ですが・・・」
有「分かりました！卒業まで考えておけば良いんですね！ありがとうございました！江子さん！」
江子「はい！お役に立てて良かったです！」
有が去った後
江子(これで良いんですよね？先生と生徒は禁断恋愛であることは事実！今の２人が付き合ったとしても上手く行かない！だったら卒業式まで・・・)
ポロポロポロポロ・・・
江子(なぜ、私はホッとしてしまったんでしょう？有先生に好きな人が居ないと知って！)
回想
江子「あれ？私も先生と目が合ってましけど、何も起きませんでしたよね？えっ？えっ？」
江子(私はやはり、あの時から・・・、あの時から・・・)
莉桜「先生が好きだったんだね？」
江子「キャアアア！田中さん！いつからそこに？」
莉桜「えっ？有先生が『風が気持ちいいですね！』って言ってた辺りから！」
江子「最初の最初じゃないですか！絶対立ち聞きしてましたね！」
莉桜「立ち聞きなんてしてないわよ！座って聞いてたの！」
江子「どっちも変わりません！ああ、私はなんて酷いことを・・・」
莉桜「いやいや、きみっちは正しい判断をしたよ！」
江子「どこがですか？刹那の気持ちをさも知ってるかのように勝手に都合の良い解釈で納得させて・・・」
莉桜「だから、それが好判断！きみっちでなくても、私だってそう言う答え出してたよ！」
江子「そんなの嘘です！今すぐにでも・・・」
莉桜「ダメダメ！先生と生徒は禁断恋愛と言うのは事実！それにそんな子供に重い現実を突きつける方が可哀想よ！きみっちは良くやった！」←江子の襟を引っ張る
江子「離すです！離すです！」
莉桜「しかし、まさかきみっちまで、有先生の事好きだとは！うちのクラスはどれだけショタコン多いの？」
江子「私は別に先生の事は・・・」
莉桜「博士から聞いたけど、惚れ薬効かなかったそうだよね？あれたしか興味示して無い人が引っ掛かる・・・」
江子「ああ！ああ！聞こえない！」
有「何話してるんですか？」
江子「ギャアアア！」
莉桜「おっ！有先生じゃん！このこの！モテ男！」
有「止めてくださいよ田中さん！それより江子さん大丈夫ですか涙だらけですけど？」
江子「いいえ、今先程、甲板で転けて鉄格子にぶつかったんです！」
有「大丈夫ですか？」
江子「大丈夫です！(ああ！私は一体どうすれば良いのでしょうか？)」
- Re: 少年教師有！ ( No.86 )
- 日時： 2023/09/02 19:41
- 名前： いくちゃん （ID: BdV4ihXT）
夕方
江子「すみません、わざわざ夕食まで奢ってもらって！」
有「いえいえ、予選まで少し時間ありますから！それに相談のお礼です！」
江子『ううっ！二人っきりで食事！嬉しいけど、心が・・・、痛い・・・』
犬太「おい、有！」
有「あっ！犬太君？予選までにはまだ時間が・・・」
犬太「ちゃうねん、ちゃうねん！さっき木が突然光出して、誰かが危険な木の前で、願ったんや！大騒ぎやぞ！」
有「『あっ！この時間帯は僕がやらかした・・・』さっき燕さんが危険な木の方向へ走って行ったからすぐ収まると思うよ！」
犬太「そうか、じゃあ安心か！じゃあ予選会の方行こうか！」
江子「あの、先程先生達が話してる予選会とは？」
有「なんか、格闘大会があるそうで、聞いてみれば永春さんも過去に優勝してると・・・」
江子「あれ？たしか格闘大会は廃止された筈ですよ！」
犬太「なんやて？」
有「どうしてですか？まさか大怪我をする可能性があるからですか？」
江子「いえ、『判定に贔屓されるものは勝負じゃない！』と生徒会長が言って廃止されました！格闘大会の主宰側は抗議しましたが、遂に廃止撤回をひっくり返すことは出来なかったそうです！」
犬太「じゃあ何でこのポスターがあんねん？やるから宣伝しとるんやろ？」
江子「抗議が文化祭一週間前でしたので、その残りでは？突然言われたことですので・・・」
犬太「なんやねん、その理由は！」
江子「テレビで、ボクシングの判定が、明らかにぼこぼこにされてる選手に投票されてると言うニュースを見て、『こんな勝負あるか！』と見て判断するの程、廃止されたコンテストや大会は多いのです！」
一輝「あれ？先生達何やってるの？」
有「格闘大会廃止に成ったんですね？」
燕「格闘大会？ああ！廃止されたけど、あの後ルールを大幅に変えて、認められたわよ！」
３人「ええっ！！！！」
江子「初めて聞いたんですけど・・・」
燕「仕方無いわよ、ポスターが古すぎてね、廃止言い渡されたのポスター出した直後だったの！」
一輝「それで内容が伝わらないまま、開催！あと同意書にサインしないといけないんだよね！」
江子「どんな格闘大会なんですか！？」
燕「予選のやり方が複雑と言うか、挑戦者達が納得しないと出来ないらしいのよ！」
一輝「兎に角行ってみよう！」
出席番号81番・大幅リニューアル！スリーシスターズ学園・格闘大会！
格闘大会の会場
有「ウワー！人が一杯だ！」
江子「そりゃ、優勝すれば100万円貰えますから！」
２人「100万円？」
有「そんな大金を？」
犬太「ヨッシャー！俄然燃えてきた！」
一輝「あれ？」
有「どうしました？」
一輝「僕の目が狂ってなかったら、０が１つ多いような？」
有「０いくつですか？」
一輝「1の隣に７つ！」
有「７つは一・十・百・千・万・・・、1000万！？」
犬太「えらい太っ腹な大会やな！」
江子「兎に角大会が出来て良かったですね！」
犬太「おおっ！お前に男の戦いってものを見せてやるわ！」
午希「もう、年上にそんな言葉遣いはダメだよ！」
犬太「午希姉ちゃん！何で？言ってへんのに！？」
午希「もう、ちゃんと調べて部活の仕事早めに終わらせて応援に来たのに！後で千里姉も来るから！」
犬太「げっ！マジか！」
莉桜「ようこそ！スリーシスターズ学園の生徒諸君及び関係者及び他校の関係者の皆さん！我が格闘大会へ！まずは、主催者の挨拶です！」
楓「どうも！大西楓です！」
一輝「楓？」
燕「楓さんがなぜあんなところに？」
楓「まずは、今年の格闘大会廃止を阻止してくれた女神をご紹介するよ！」
寿美鈴「どうも(恥ずかしいな)」
有「寿美鈴さん？！」
楓「今日、この格闘大会を開催できたのはこの四葉寿美鈴さんのお陰だよ！」
朝子「ああ！有じゃん！」
有「朝子さん！愛さん、心乃枝さんも！」
愛「本当に四葉さんは凄い！」
心乃枝「本当、どうやって説得したんだろ？」
朝子「私、近くで聞いてたの！偶然！」
回想
ガラガラ
楓「会長！」
八期「ノックしない奴の話は聞きません！やり直せ！」
楓「分かったわよ！」
零「３回ノックするんだよ！」
トントントン！
八期「はい！」
楓「失礼します！」
八期「なんだ？」
楓「会長！コンテストだけでなく格闘大会まで廃止ってどう言うことですか？！まさか大怪我とか命の危険性とか言うんじゃないでしょうね？」
八期「判定勝負に成った時、判定員が贔屓する可能性があるから！」
楓「なんですか！その理由！」
零「ニュースでなかった？ジムによって審査員から優遇されてる選手とか！」
秀喜「そんな話あったな！もう10年以上前の出来事だけど！」
八期「判定員が贔屓するような勝負なんていらない！誰が見ても、勝負がハッキリしていてかつ公平なジャッジを受けられる大会でないと、絶対認めない！それが思い浮かばないなら帰れ！」
楓「ぶー！」←何も言えず帰った
燕「どうだった？」
楓「何も言えなかった！」
莉桜「だったら、良い人物知ってるよ！」
楓「良い人物？」
次の日
トントントン！
八期「はい！」
寿美鈴「失礼します！」
八期「何の用ですか？」
寿美鈴「格闘大会の話ですが？」
八期「やらないよ！2度と！」
寿美鈴「会長はハッキリした判定が欲しいんですよね？」
八期「うん、誰が見ても！」
寿美鈴「では、体に防犯ボールを付けて、相手の防犯ボールを先に全部割るか、制限時間以内に相手の防犯ボールを多く割った方の勝ちにするのはどうでしょう？」
八期「成る程！でも、予選はどうする？この格闘大会は人気があって、毎回100人以上の応募があると聞いてるぞ！」
寿美鈴「それも防犯ボールを頭に乗せて、割れた人はその時点でリタイアとか？」
八期「頭に付けてるのに、割れてるなんて分かるか？ましてや人数多いなか、どうやって割れてる奴特定するんだよ？」
寿美鈴「では、防犯ボールではなく、旗を使うのは？」
八期「だとしても同じだよ！」
寿美鈴「ヘルメットを工夫して、ゼッケンなどを登録し、旗が取れればコンピューターのデータに反応を入れるというのは？」
八期「沢山居るのに？」
寿美鈴「100人程ですよ！５グループに分けても20人！その程度なら全体を見回せます！」
八期「生き残りで良いのか？旗取れたら多く持ってても意味無さそうだけど？」
寿美鈴「生き残りで良いと思います！弱者達が協力して強者を倒したり、敢えて騙して裏切って相手の旗を取ったり、どんな戦法取るかはその人次第！」
八期「それで納得する奴居るか？」
寿美鈴「そこは同意書を書いて貰えば良いんですよ！」
八期「分かった！それで行ってみよう！」
ガラガラ
楓「どうだった？」
寿美鈴「簡単でした！✌️！」
回想終わり
楓「予選と本戦はルールに違うので、分けて説明します！まず予選ですが、皆さんは頭に旗を付けたヘルメットを被ってもらいます！その旗が落ちた人は容赦なくリタイアです！」
全員「は～い！」
楓「なお、フィールドから落とされた人、フィールド上でノックアウトした人もリタイアとします！体が床に寝そべっている人または壁に体を凭れている人のうち、自分の足で歩けない人がリタイアの対象です！」
全員「は～い！」
楓「その他、ドクターストップを掛けられた人もリタイアとなります！さらに男女合同で行いますので、女性陣は対戦前に、スカートで出る際はスパッツまたは体操ズボンを下に掃いておき、胸当てを当てて下さい！」
女性陣「は～い！」
楓「何も着けず(付けず)に、セクハラを訴える人は矯正学校行きもありますので、予めご了承ください！」
女性陣「ええっ！！！！」
楓「ただし、お尻を直に触られたという主張は取らせてもらい、それ以外のセクハラ及び痴漢行為は一切受け付けません！」
女性陣「は～い！」
楓「武器は、こちらで用意した物から自由に選んでくれて構いません！サポーターなど体を守るものはいくらでも付けてくれて構いません！予選のルールはあくまで生き残りですので、何本旗を取ろうと、自分の旗が取れたら負けということを理解した上でこちらの同意書と参加費10000円を出した人が挑戦できます！分かりましたか？」
全員「は～い！」
有「武器やサポーター迄用意されてる」
一輝「安全第一だもんね！」
犬太「予選は要するに、旗を守れば良いってことか！」
朝子「単純そうで難しいわね！」
燕「そもそも、私達みたいな強い相手は格好の的ですからね！」
渚「うん？それは弱音と取って良いか燕？」
燕「別に弱音とは言ってませんよ！」
永春「おおっ！面白そうあるね、まあ旗を守りたければ、相手をフィールドから落とすべし！」
有「永春師匠に渚さんまで！」
燕「久しぶりにあなたと手合わせしたいですね！」
渚「フフフ、燕が拙者に勝ったこと合ったでござるか？」
燕「頭脳では勝ってます！」
有「３人とも出るんですか？」
永春「賞金もあれやけど、私は兎に角強い奴と手合わせしてみたいアル！」
有「強い人って、永春師匠結構強い筈では？」
永春「言ってなかったアルね！私、燕と渚には敵わないアル！」
有「永春師匠より強い２人ってどんだけ強いんですか？」
犬太「フン！相手にとって不足なしや！」
有「無理だよ！犬太君だって渚さんにぼこぼこにされたのに！」
犬太「アホ！俺かってあれから修行怠ってないわ！あと誰がぼこぼこにされたや！？それに燕姉ちゃんは銃使いやろ？だったら・・・」
燕「あまり、私を甘く見てると痛い目を見ますよ！」
犬太『こ、怖！』
有「無理だよ！僕ら頑張っても4位か5位だよ！」
絵里「ほうほう、私を差し置いて4位か5位とは、相当自信があるようだな？」
有『真鍋さん忘れてた！』
絵里「まさか、約束忘れてないよな？私に負けたらお前の父親の姿で私と１日中デートってこと？」
有「は、はい！」
栞「香ちゃん！面白いことやってるよ！私達も出ようよ！」
香「良いわね！」
有「栞先生と香先生まで？」
朝子「栞先生出るなら私出ます！」
心乃枝「朝子、ちゃんと考えてから物言わんと・・・」
愛「じゃあ、私も出ます！」
絵里「おおっ？愛しのお嬢様に格好良いところを見せたいのか？」
楓「あっ！１つ良い忘れてた事合ったけど、この格闘大会の第一回優勝者の名は『堀口克美』！」
全員「誰だ？」
楓「この名に聞き覚えのある者は頑張るのね！」
有「お父さんが？」
犬太「お父さん？」
栞「ああ！あの人だったね！」
香「噂には聞いてたけど、まさか本当だったとは！」
朝子「先生方知ってるんですか？」
栞「知ってるも何も元夫なんだから！」
心乃枝「そっか、栞先生が有君のお母さんなら、旦那さんは克美さんに成るな！」
栞「でも、この学校自体古くなくない？」
香「この学校は元々芸能育成学校だったのを、生徒が増えなかったから、そのまま普通の学校としても運営してるの！たしかあの人は芸能育成学校出身って聞いたわ！その時はまだ学生だった筈！」
有「と言うことは父さんは僕と同じ位の年に？」
香「そうなるわね！」
有「犬太君、僕やるよ！父さんの良い噂は聞いたこと無いけど、ここで父さんを越えて見せる！」
犬太「おおっ！当たり前や！絶対負けるなよ！」
莉桜「さあ、皆さんエントリーお願いします！なお、予選は明日の明朝８時からです！」
- Re: 少年教師有！ ( No.87 )
- 日時： 2023/10/25 22:00
- 名前： いくちゃん （ID: 5TsGjhCG）
莉桜「さあ、スリーシスターズ学園格闘大会！いよいよ予選会のスタートです！予選はA～Mブロックに分かれ、頭にある旗を落とした選手から脱落していきます！何本取るかではなく、生き残ればたとえ旗を取らなくても勝ち！つまり、攻めるか？逃げるか？はプレーヤー達の自由！弱者達で同盟を組み強者を倒すも良し！裏切って相手の旗を取るも良し！格闘のライアーゲームです！本戦に進めるのは各ブロック２人まで！さあ、本戦に進み賞金1000万円を獲得するのはどの選手でしょうか？」
出席番号82番・開幕格闘大会(予選)
莉桜「さあ、武器はここにあるものを持てるだけ使ってくれて構いませんが、早い者勝ちです！」
有「犬太君、ボクシンググローブとか付けたら？」
犬太「はあ？何言うとんねん！男は黙って素手や！」
千里「フフフ、相当自信あるのね！」
犬太「千里姉ちゃん！」
千里「勝つのも良いけど、怪我をしないようにね！」
犬太「有、お前はどこのブロックや？」
有「Bだよ！」
犬太「俺はE、渚姉ちゃんと同じやな！」
有「僕は誰と一緒だろ？」
犬太「ほな、薬飲んで大人成ってやるか！」
有「いや、僕はこのまま行くよ！」
犬太「はあ？」
有「だって、お父さんが僕と同じ位の年で優勝したから、お父さんに近付きたいかなって！」
犬太「そーか、まあ大人成ったら有利成るけど、やっぱりこのままやる方が男やな！」
引率員「麦田犬太さん！」
有「あれ？その名字？」
犬太「ああ、元々偽名やし、午希姉ちゃんの弟って設定やしこれで行くわ！その代わり有！絶対予選で負けるなよ！」
有「分かってるよ！」
莉桜「それでは、皆さん、自分のブロックの闘技場に足を入れて下さい！」
Bブロック
有「宜しくお願いします！」
男A「なんだ？坊主じゃないか！」
男B「ペチャンコになっても知らないぞ！お兄さん達は手加減はしないからな！」
有「はい！僕も本気です！」
全員「ハハハ！」
愛「油断してると痛い目を見ますよ！」
男C「おいおい綺麗なお嬢ちゃんまで居るじゃないか！」
男D「しかも胸当ては良いのか？」
愛「これくらい余裕です！」
男E「セクハラ訴えても意味ないぞ！」
愛「勿論、そんなことすら起こさせません！」
有「大丈夫なんですか？」
愛「これくらいの相手は余裕です！先生、倒すことではなく、旗を落とさすことが目的ですので、そこまで攻めなくても良いでしょう！」
有「そうなんですか？」
愛「体力の無駄です！それに上手く逃げることも勝負の分かれ目です！」
有「分かりました！」
愛「やはり、剣も使うのですね？」
有「はい！勿論！」
Dブロック
朝子「くじ引きの結果、ここだけど他誰が居るかな？」
栞「朝子！」
朝子「栞先生！」
Hブロック
絵里「まさか、あなたと一緒とは！」
香「あなたに取ったら雑魚も同然じゃない？」
莉桜「それでは各ブロック一斉にレディ！GO！」
カン！
観客「おおっ！！！！！」
Bブロック
男B「まずは、坊主が怪我をしないうちにフィールドから摘まみ出しておこう！」
有(フー！)←剣を置く
有「八極拳八代召式絶召通天炮！」
男B「おおっ！うわあ！」
男A「何？」
愛「隙アリ！」
シュタン！
男A「うおお！」
愛「たあ！やー！とう！」
しゃきしゃきシャキン！
莉桜「Bブロック、女剣士桜咲愛が10人斬りを披露！もう参加者が半分以下になるBブロック！おっと！Eブロックにも動きが！」
渚「それ！それ！それ！」
莉桜「散歩愛好会の渚さん！これは分身の術か？Eブロックも早くも半分の脱落者が出ている！」
犬太「俺も負けへんで！おりゃ！」
莉桜「オー！こちらも小学生の麦田犬太選手！自分より大きな男子生徒達の旗を足でへし折る！しかも、こちらも分身の術で、誰も彼の旗を落とせない！」
渚「やるでござるな！」
犬太「姉ちゃんこそ！7人分身や！」
渚「では、こっちは12人！」
犬太「クソー、ここまでが限界や！」
莉桜「ちょっと！あんたら試合は！？」
Aブロック
永春「おりゃ！アチョー！」
観客「古師匠強すぎる」
永春「燕はやらないアルか？あっ！燕は銃使いだったアルな！」
燕「私を舐めて貰っては困りますね？銃無しで負けたあなたが！」
他「えっ？」
燕「それ！」
男３「うおっ！」
燕「それ！一丁上がり！」←旗を取る
心乃枝「燕ちゃん本当に強いんやな・・・」
Dブロック
朝子「これでも喰らいなさい！」
男子1「うおっ！」
男子２「させるか！」
栞「それ！」
男子２「うわ！」
朝子「栞先生ありがとうございます！」
栞「一応、私達は敵だけど、どうする？」
朝子「私は先生を信じます！」
栞「分かったわ！同盟よ！」
莉桜「おっと、ここでHブロックで動きが！」
Hブロック
香「こんなところで負けてられないのよ！」
ポキッ！ポキッ！ポキポキポキポキ！
香「ごっそり取ってやったわ！」
絵里「相変わらず強いな！」
香「あなたもやったらどうなの？」
絵里「無駄な体力は使いたくない主義でね！別に上手く逃げればこの勝負は勝てるんだから！それにそれがあんたの本気か？」
香「私の本気は生徒のためだからね！何人かはうちのクラスや有達にちょっかい出してた悪ガキばかりだからね！」
男4「うわ！」
男5「畜生、これだと星田には敵わん！ごめん、お嬢ちゃん？なんでこんなところに迷ったかは知らないが、君を場外に出して勝たせて貰うよ！」
絵里「雑魚が気安く喋んじゃねー！」
ドン！
男５「うわ！」
ポキッ！
Bブロック
有「フー！大分少なく成ってきましたね！」
愛「先生！」
有「愛さん、後ろ！」
愛「よっと！」
有・パッ！←白刃取り
愛「ここは協力で！」
有「はい！勿論！」
莉桜「なんだ？Bブロックは？岡田有選手と桜咲愛選手まるで夫婦のように息ピッタリだ！」
有・愛「せーの！そ～れ！」
ドシーン！
ピピー！
莉桜「さあ、これを持ちまして各ブロック生き残り２名が決まりました！一旦休憩後、トーナメント抽選に入ります！」
試合後
心乃枝「いや、皆凄いな！」
刹那「先生、格好良かったです！」
午希「犬太君もあんな大きな人を倒すなんて！」
春奈「というか、先生と桜咲さん息ピッタリ過ぎるでしょ！朝子と栞先生も息ピッタリだったけど、別の意味で凄かった！」
朝子「まあ、先生を信じてたから！」
有「僕も愛さんを信じてましたから！」
莉桜「はい！皆さん！抽選の結果が出ました！これより本戦のトーナメント表の発表です！」
Aブロック
1回戦・佐倉愛美vs麦田犬太
２回戦・1回戦勝者vs金城光美
Bブロック
1回戦・窪一輝vs岡崎友人
２回戦・1回戦勝者vs星田香
Cブロック
1回戦・牧野恵子vs長野渚
２回戦・1回戦勝者vs青緑元
Dブロック
1回戦・谷川燕vs古永春
２回戦・1回戦勝者vs黒川助奈
Eブロック
1回戦・菫美絆vs高橋舞桜
2回戦・1回戦勝者vs水上相
Fブロック
1回戦・岡田有vs石田陽斗
2回戦・1回戦勝者vs岡田栞
Gブロック
1回戦・桜咲愛vs岡朝子
2回戦・1回戦勝者vs紫雨経子
Hブロック
1回戦・大西ヘンゼルvs牧野恵花
2回戦・1回戦勝者vs真鍋絵里
準々決勝
第一試合・Aブロック勝者vsBブロック勝者
第二試合・Cブロック勝者vsDブロック勝者
第三試合・Eブロック勝者vsFブロック勝者
第四試合・Gブロック勝者vsHブロック勝者
準決勝
第一試合・第一試合勝者vs第二試合勝者
第二試合・第三試合勝者vs第四試合勝者
決勝
準決勝第一試合勝者vs準決勝第二試合勝者
有「これは？」
香「面白そうね！」
朝子「カラーズもいる！」
犬太「このシードどうなっとるねん！」
果たしてどうなるのか？つづく！
- Re: 少年教師有！ ( No.88 )
- 日時： 2023/10/16 21:48
- 名前： いくちゃん （ID: 5TsGjhCG）
心乃枝「イヤー、凄い組み合わせになったな！」
犬太「ってかこのシードの意味どうなってんねん！なんかズルいわ！」
渚「その分多く戦えるでござるよ！」
有「体力持つかな？」
午希「うちの関係者多すぎ！」
千里「これだけ居れば誰かが1000万を・・・」
有「ううっ、1回戦から栞先生・・・」
心乃枝「栞先生って強いの？」
栞「趣味でキックボクシングはやってるわよ！」
犬太「マジか！」
栞「まあ、戦いと言うよりは潰し合いだから、体力よりも集中力が必要に成りそうだから、分からないわね」
絵里「それはそうだな！」
朝子「ってか、カラーズの面々も居る！」
江子「皆さん、これから１日目の打ち上げですよ！」
出席番号83番・タイムマシーン再び！もう一度文化祭１日目！
部子「有先生！」
歩「１日目お疲れ様！」
悠馬「先生、ドラキュラの格好似合ってたぜ！」
有「あっ、どうも」
莉桜「雪女(女装)も可愛かったよ！」
有「えっ？何ですか！それ！」
部子「有先生、今日は最高の時間をありがとうございます！」
有「えっ？」
歩「新体操部もありがとうね！」
栞「へー、１日でそんなに行ったの？凄いわね！」
犬太「パトロールに格闘大会もあったのに凄いな！」
栞「まさに教師の鏡ね！」
有『いえ、まだどれも行ってないんだけど・・・』
少し離れて・・・
犬太「なんやそのタイムマシーンで戻ってたんか！」←事情聞いた
有「うん！だから、その他の事はこれからだね！言われた通りの事やらないと時空が変わっちゃう！」
犬太「俺も付いていって良いか？行ってない場所沢山あるし！」
有「いいよ！」
香「そういうことだったのね！」
有「星田先生！」
香「有、それで私も過去に戻して！」
有「えっ？」
香「八期の見張りしおかないと、またちょっかい出されて文化祭が廃止危機に成りかねないから！」
有「分かりました！２人とも良いですか？」
犬太「いつでもエエぞ！」
香「バッチリよ！」
カチッ！グルン！
文化祭１日目(４回目)
香「見るからに、時間は11:00頃ね！」
有『格闘大会のせいで、自分の事で頭が一杯になるところだったけど・・・』
パン！
有「えっ？」
香「先生とはいえ、あんたはまだ子供！遊び盛りでしょ！仕事とか考えず思いっきり遊んできなさい！」
犬太「よっしゃー！行くぞ！有！」
有「あっ、犬太君！」←引っ張られる
2-D教室
莉桜「何、先生手伝ってくれるの？」
悠馬「今、人手が足りなくて困ってたところなんだよ！」
有「はい、担任ですから！」
流「あなたは犬太君よね？あなたも手伝って！」
犬太「俺もやるんか？」
悠馬「先生はこれ頼む！」
流「犬太君はこれが似合うかな？」
着替え終わり
悠馬「おっ！先生ドラキュラカッコいい！」
有「そうですか？」
犬太「俺のこれ何？」
流「狼男よ！」
犬太「なんでやねん！」
流「だって狼は犬科の動物だから！」
エル「ねえ？あの子達可愛くない？」
和「そうですね！」
紫「じゃあこのお化け屋敷に行こ！行こ！」
エル「ねえ、僕？写真撮って良い？」
有「はい！良いですよ！」
莉桜「ウワー！大盛況ね！」
流「やっぱり、子供の可愛さは老若男女を取り込むから！」
悠馬「先生効果凄いな！」
ピコーン！
莉桜「ねえ、先生！今度はこれ着てみて！」
有「えっ？」
犬太『ん？これはもしや・・・』
着替え後
有「何ですか！これは！」
莉桜「どうよ！雪女！」
流「なんだろう、小さくて可愛い！」
悠馬「俺、別の何かに目覚めそう！」
犬太「ブハハハ！有なんだそれ！キモいな！」
有「犬太君酷いよ！そんなに笑わないで！」
部子「コラ！田中さん！先生に何を？」
莉桜「いや、先生がやりたいって！」
有「言ってません！言ってません！」
部子「先生すみません、すぐ他の衣装を・・・」
有「委員長さん！」
部子・ブー！←鼻血を出す
有「ああ、委員長さん！」
莉桜「あああ、委員長が失神しちゃった！」
流「誰のせいだと思ってるのよ！」
悠馬「あれ？先生は！」
流「あっ！誘拐されてる！」
悠馬「待て！誰だ！」
鶴「これは誘拐じゃないわ！有は私の弟！弟は私の物よ！」
理「鶴！あなたは何をやってるの？」
有「鶴お姉ちゃん離して！後この服脱ぎたい！恥ずかしい！」
鶴「あっ！ごめん！誰よ弟にこんな恥ずかしい服着させたの？」
莉桜「その弟を拐ったあんたが言うな！」←犯人
なんだかんだあり・・・
部子「イヤー、先程はお見苦しい姿を・・・」
有「いえ、それより鼻血大丈夫ですか？」
犬太「有の女装見て鼻血ってどんだけ変態やねん！」
部子「まあ！なんですって！生意気な小猿さんが！
年上の人には敬語を使いなさいと言ったら何度言えば！」
犬太「命令すんなや！部子姉ちゃん！」
有「そう言えば２人は同じ部屋だったね！仲良いんだね！」
２人「良くない！」
有「委員長さんは学祭どうですか？」
部子「緊張しかありませんよ！ただでさへ絶対命令なうえに、対処を間違えれば矯正学校行き！
怖くて怖くて・・・」
犬太「委員長って大変やな！俺絶対的やりたくないわ！」
部子「まあ、脳筋なあなたには向いてないかと」
犬太「なんやと！」
とある広場
永春「おっ！来たな！有坊主！早速よろしくアル！」
部子「まあ、有先生がカンフーを！」
犬太「知らんかったん？しかもそれだけや無いで、愛って奴から剣も教わってる」
部子「勉強熱心なんですね！」
永春「最初は逃げてたアルよ！渚に基礎を叩き込まれた後からは熱心アルよ！」
部子「そうですか」
永春「まあ、なんとかは１日にして成らず！どんな天才も最初から出来たわけではない、一つ一つ苦しい壁を乗り越えて強くなる！有坊主はそれを学んだアルよ！」
犬太「むしろ、あいつ絶対勉強しかしてこなかったやろ？」
永春「そうアルね！でも、その弟子を愛に取られたアル！どうしたらいいアル？」
犬太「俺が知るか！」
部子「私に言われましても・・・」
永春「よし、前みたいに鍛練から逃げないように！」
有「も、勿論です！」
部子「有先生！実は私も武道を嗜んでいまして！」
有「へー、そうなんですか！どんなのですか？」
馬術場
パカラ、パカラ、パカラ、パカラ、ピョン！、パカラ、パカラ、パカラ、パカラ、・・・
有「おおっ！」
部子「どうですか？」
有「カッコいい！」
部子「あちらでは乗馬体験も出来ますわよ！」
馬に乗って
有「お馬さんって意外と怖いですね・・・」
部子「落ち着いてください、乗ってる人の気持ちが馬にも移りますので！」
有「はい！『それより委員長さんは最高の時間って言ってたけど？この後僕が何かするのかな？』」
その後も色々な場所を楽しむ３人
有「ああ、沢山回りましたね！」
部子「ええ、もう最高です(このお猿さんが居なければ！)」
犬太「？」
部子「『これが居なければ完璧な』デートみたいですわね！」
有「『言えない！この後刹那さんとデートだと言うこと、その前に５時間も愛さんと二人っきりで学祭回ってた事・・・』さて、次は・・・」フラ
部子「どうされました？」
犬太「ああ、有の奴動きっぱなしでちゃんと寝てないから眠気が来たんやろ！俺も眠いわ！ここで一眠りするか！」
有「委員長さんすみません」
部子「えっ？」
有「委員長さん忙しいと言ってたので何か手伝えることでもと思ってたのですが、逆に迷惑を掛けてしまって・・・」
部子「いえお気持ちだけで、さあそこのベンチで！」
有「ごめんなさい・・・」
パタン
部子・ドキン！
部子『まあ、なんてことでしょう！あの有先生の寝顔だけでなく、膝枕をすることに成るなんて！我が人生に悔い無し！』
数十分後
有「あれ？僕寝てた！」
部子「あっ！起きられましたね『少し名残惜しいですわね』」
有「すみません、迷惑ばかり掛けて・・・」
部子「いいえ、迷惑だなんて・・・『むしろ眼福ですわ！』」
有「あれなんだか機嫌が良いですね！」
部子「いえいえ」
有「実はまだ行きたい場所があって・・・」
部子「そうなのですか？私は有先生となら天国でも地獄でも付いていきますわ！さあ、犬太さんも起きなさい！」
犬太「ああん？」
果たして３人はどこへ行くのか？
つづく！
- Re: 少年教師有！ ( No.89 )
- 日時： 2023/10/17 22:14
- 名前： いくちゃん （ID: 5TsGjhCG）
『成りきりコスプレファッションショー！』
千桜「う～ん・・・」
部子「こんなところで何があるんですか？」
有「たしか、この辺の筈なんだけど・・・」
千桜「ん？」
有「あっ！ちは・・・、いえチーハさん！」
千桜「て、てめーら！なんでここに？(委員長まで)」
部子「？」
千桜「てめえ、こっち来い！」←有を引っ張る
部子「今のは長谷川さん？でも、なんで？」
犬太「なあなあ、部子姉ちゃん！コスプレファッションショーってなんや？」
部子「さあ？ファッションショーはともかく、コスプレは・・・、ですが皆さん楽しそうですわね」
犬太「せやな！」
一方
千桜「なんで先生がこの場所知ってるんですか？」
有「それは零姉に教えてもらって！アニメコスプレ見れたり、成りきり体験出来るかもしれないって！」
千桜「そもそも、この企画自体１度は廃止されて、一週間前に認可、ギリギリでステージができた、宣伝無しで出来た企画なのに？」
有「ああ、さっき愛さんと一緒に行動してた時に衣装貸部屋で服飾同好会の人達がお薦めしていて、場所がいまいち分からなかったので零姉に電話で目印に成るものを聞いて辿り着きました！それでなんで一度廃止に？」
優香「元々はコスプレコンテストにしたかったんだけど、あの生徒会長が『見た目だけで決めるコンテストは決める意味がない！』って却下かつ廃止！」
有「ああ、言ってましたね」
エル「その後、会長を説得した四葉さんにどうすれば聞いて・・・」
蓮「『ファッションショーのみにすれば納得する』って言われたから、モデル部と協力してランウェイを作ってショーだけの開催に成ったの！」
有「へー、お二人も出るんですか？」
蓮「いや、たしか紫が出るのかな？」
紫「お待たせ！」
青香「お姉ちゃんカッコいい！」
エル「バスケットボールのユニフォーム！」
紫「バスケ部に貸してもらった！フフフ、どこにシュート入れよう？」
蓮「ドリブルで十分よ！」
有「コスプレって？」
エル「二次元のお話に出てくるキャラクターと同じ格好や同じ髪型にして本物そっくりに、画面から飛び出してきたみたいな格好をするの！」
優香「色々揉めましたが、そのキャラが好きならば女子が男キャラ、男子が女キャラをやることも認められてます！」
エル「通ったんだ！頑なに反対されてたのに！」
優香「他の役員の方達がLBGTの人をあげたら、納得しました」
蓮「それは納得するわ！今は多様性の時代だもの！」
有「それで千桜さんは何で出るんですか？」
千桜「はあ？」
有「いや、ここに来たのなら出るんですよね？何ですか？変身ヒロインですか？それともスクールアイドルですか？兎に角行きましょう！」
千桜「いや、勝手に決めるな！」←引っ張られる
歩「有君！」
有「あれ？歩さん！どうしたんですか？」
歩「さっき見かけて追いかけてきたの！」
部子『また、邪魔者が・・・』
歩「コスプレファッションショーか、どんなコスプレがあるの？」
エル「二次元のアニメのキャラクターを始め、スポーツのユニフォームや作業着、働く人の制服もあるよ！」
部子「長谷川さんもやるのですか？」
千桜「いや、私は・・・」
歩「たしか千桜ちゃん変身ヒロインのヒーローコスチューム持ってたよね？」
有「委員長さん達もコスプレして歩いてみたらどうですか？」
歩「あ、面白そう！何着ようかな？」
部子「有先生がそうおっしゃるのなら」
歩「すみません、衣装ってどこにありますか？」
部子「私の姿を見て先生をメロメロにしてあげますわ！」
出席番号84番・千桜とコスプレファッションショー
有「わあ！変身ヒロインだけでなく、戦隊ヒーローやライダーもいる！」
エル「コスプレとなるジャンルであれば何でも成れるようにしてます！」
優香「自分なりのコスプレをしたい方は、服飾同好会が服を作ってあげますよ！」
有「わあ！凄い！」
千桜「あの、先生！」
有「はい？」
千桜「私は別に歩きたくないんですよ！ランウェイ！」
有「でも成りきりくらいは・・・」
千桜「だからそれもやりたくは・・・」
有「好きなことなのに勿体無い！」
千桜「そもそもコンテストに成ってないからこそ面白くないんだよ！」
蓮「まあ、そんな苦情の子もちらほら居るけどね」
紫「でも、紫ちゃんは楽しめれば何でもいいかな？それよりランウェイを歩くなんてなかなか無い体験だもん！それより青香ちゃんも綺麗だね！可愛い！」
青香「いやいや恥ずかしいよ！」
有「そうですよ！それにその着てる服も勿体無いですよ！」
千桜「これは普段着だ！」
部子「参加登録してきましたわ！」←ナース
歩「千桜もついでにしといたよ！」←体操服
千桜「こいつら勝手に！」
有「２人とも似合ってます！」
部子「どうですか？先生、私が注射をしてあなたの病気を治しますよ！」
歩「私とランニングしよう！」
千桜「『このアホ共が！佐々木に至っては普段着も変わらねーじゃないか！』ちょっと待て！てめーら！誰を墜とす気だ！そんなのエロ親父くらいしか喜ばん！ましてや佐々木のはコスプレにすら成ってない！」
部子「えっ？」
歩「ええっ！！！！」
千桜「私が選んでやるからそれ着て行け！」
着替え終わり
歩「ええっと？」
部子「何ですかこれは！」
千桜「カラーズの衣装だ！佐々木がネイビーホープ、委員長がチェリーセーブだ！」
部子「なんだかヒラヒラしてますが・・・」
救子「おおっ！こんなところに私のコスプレをしてくれてる方が居ます！」
有「あっ！カラーズの皆さん！お揃いで！皆さんは何のコスプレですか？」
笑「某日曜朝のアニメ変身ヒロイン！私はハート！」
支「私はプリズム！」
相「私マリン！」
植「私はミント！」
情子「私ルージュ」
援「私はパルフェ」
幸「私はパッション！」
知「私はビューティー！」
経子「私はムーンライト！」
友子「私はビート！」
信「私はミューズ」
愛美「私はエース！」
助奈「私はブラック！」
憧子「私はスカーレット」
望「私はコーラル！」
忠加「私はダーク」
救子「私はバタフライ」
光美「僕はサンシャイン！」
切奈「私はマシェリ！」
大好「私はショコラ！」
輝「私はハニー！」
元「私はマーチ」
楽子「私はスパイシーよ」
羽加「私はプリンセス」
心美「きよはミルキー」
祈留「私はレモネードです」
夢「私はドリームよ！夢だけに！」
任「私はアクアですわ！」
繋「私はカスタードです」
行子「私はイーグレット」
美子「私はフィナーレ」
思葉「私はソレイユ」
理花「私はパパイヤ」
勇「私はエコー！」
応美「私はエールです！」
真依「私はブロッサムです」
絆「私はアムールをやってます！」
有「おおっ！皆さん凄い！」
笑「じゃあ先行ってるね！」
経子「私だって本当は恥ずかしくて嫌だけど、皆が『一緒がいい』とか『仲間外れ禁止』とか言って・・・」
千桜「いきなり何ですか？」
経子「あなたがそんな顔してたから」
千桜「分かりやすいですか？」
経子「とても行きたそうに見えるけど、恥ずかしくて一歩踏み出せないって顔よ！」
千桜「恥ずかしい！」←図星
会場
キャー！！！おおっ！！！
有「委員長さん達受け入れられてますね」
犬太「部子姉ちゃんよーやるな！恥ずかしくないんか？」
部子『アホ！舞台のうえで恥ずかしがられると見てる方だって恥ずかしくなるんだ！』
歩「良かった！受け入れて貰えて！」
部子「コスプレも案外楽しいもんですね！」
有「さあ、次は千桜さんですよ！」
千桜「はあ？」
有「大丈夫です！千桜さんなら！」
千桜『コイツ何を根拠に？後コンテストでないと嫌なんだよ！』
歩「私達が着させてあげる」
部子「先生方は後ろ向いて目を隠して下さい」
千桜「コラやめろ！」
着替え終わり
千桜『なんだコレ？』
ドン！
千桜「わあ！」
歩「行ってらっしゃい！」
ランウェイ
千桜『いきなり出すんじゃねー！』
幸「ねえ、あの、衣装って確か？」
友子「アノワークよね？」
相「美姉目覚めさせるの大変だったね！」
美子「止めて！私の黒歴史！」
助奈「言ってるあんた達だって！」
憧子「あんたも人の事言えないでしょ！」
知「憧子もね！」
歩き終わり
有「イヤー、良かったですね！」
千桜「ええ、そうですね！先生が強制的に連れ込んで、佐々木が強制的にランウェイに出さなかったら・・・」
部子「これは怒ってますね・・・」
千桜「でも、少しは良い思い出になりましたよ！」
有「えっ？」
千桜「いつもは文化祭なんてつまらないものだと思ってましたが、先生に強制的に入れられたから初めて文化祭が楽しいって思えました」
有「あ、はい！そう言われると僕も嬉しいです！」
犬太「あれ？なんやこの糸？」
有「あっ！こっちにもある！」
千桜「おい、お前らそれは衣装の・・・」
ビリビリ、バン！ハラリ・・・
有・犬太「あっ！」
エル「これは大変！」
蓮「早く誰かバスタオル！」
紫「２人は見ちゃダメ！」
青香「もう！イタズラはダメだよ！メッ！」
この騒動の後、２人は打ち上げに行った。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57